JP6241370B2 - 乗物用テーブルの収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用テーブルの収納構造に関する。詳しくは、物載せとなるテーブル本体を乗物用シートの横隣に設けられた支持台に収納するための乗物用テーブルの収納構造に関する。
従来、乗物用シートにおいて、シートの横隣に設置されたアームレストの支持台に対して、テーブルが展開・収納可能に設けられた技術が知られている(特許文献1)。上記テーブルは、支持台の内部にシート幅方向に面を向けて収納された状態から、面内方向の回転により上方側に起こし上げられた後、着座乗員の前部に倒し込まれて展開される構成とされている。
特開平3−50037号公報
上記従来技術のようにテーブルが支持台の内部に収納されるものでは、テーブルの収納スペースを確保するために支持台が大型化してしまうという問題がある。本発明は、上述した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、テーブルを支持台に対して嵩張らせない状態に収納できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用テーブルの収納構造は次の手段をとる。
第1の発明は、物載せとなるテーブル本体を乗物用シートの横隣に設けられた支持台に収納するための乗物用テーブルの収納構造である。この乗物用テーブルの収納構造は、支持台のシート幅方向の側壁部に形成されてテーブル本体をシート幅方向にテーブル面を向けさせた状態にして収納可能な凹部を有する。テーブル本体は、上記支持台の凹部内に凹部の開口するシート幅方向に形状を露出させた状態として収納されるようになっている。
この第1の発明によれば、テーブル本体を支持台の両壁部の間に収める構成とならなくなるため、テーブルを支持台に対して嵩張らせない状態に収納することができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において次の構成とされているものである。すなわち、乗物用テーブルと支持台との間に、テーブル本体を凹部に対して高さ方向にスライドさせて出し入れさせられるように係合させるスライドガイド構造と、テーブル本体を凹部の上方側にスライドさせた位置からシート内側に倒し込むことでその倒し込み方向の移動を水平姿勢の使用位置にて係止させられるように係合させる係止構造と、が設けられている。
この第2の発明によれば、乗物用テーブルと支持台との係合構造を利用してスライドガイド構造と係止構造とを構成することにより、これらの構成を大型化することなく、テーブル本体を支持台の凹部内の収納位置と収納位置から引き上げて水平姿勢に展開した使用位置との間で適切に展開収納させられるようにすることができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において次の構成とされているものである。すなわち、凹部が支持台のシート内側の側壁部に形成されている。上記凹部内においてテーブル本体のシート内側を向く側面部には、テーブル本体を使用位置で前後方向に位置調整させられるようにするための位置調整機構が設けられていると共に、テーブル本体の側面部を覆う樹脂製のカバー部材が位置調整機構をも覆った状態として設けられている。
この第3の発明によれば、樹脂製のカバー部材によって、テーブル本体を使用位置で前後方向に位置調整させられるようにする機構を見栄え良く覆った状態とすることができる。また、樹脂製のカバー部材によって、凹部内に収納されたテーブル本体のシート内側に露出する面を、支持台のシート内側の側壁面と面一状に仕上げるなど簡便に見栄え良く仕上げることができる。
実施例1のテーブルの収納構造の概略構成を示す斜視図である。 テーブル本体が収納された状態を示す斜視図である。 テーブル本体が収納位置から引き出された状態を示す斜視図である。 テーブル本体が使用位置に倒し込まれた状態を示す斜視図である。 テーブル本体が広げられた状態を示す斜視図である。 テーブル本体が前方側に位置調整された状態を示す斜視図である。 テーブル本体が収納された状態を示す正面図である。 同側面図である。 テーブル本体の収納状態を示す要部拡大図である。 図9のX-X線断面図である。 図9のXI-XI線断面図である。 図9のXII-XII線断面図である。 図9のXIII-XIII線断面図である。 図9のXIV-XIV線断面図である。 テーブル本体が使用位置に展開された状態の要部拡大図である。 同平面図である。 図16のXVII-XVII線断面図である。 図16のXVIII-XVIII線断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のテーブル10の収納構造について、図1〜図18を用いて説明する。本実施例のテーブル10の収納構造は、図1〜図2に示すように、テーブル10を自動車のシート1の横隣に設けられた支持台4に収納するための構造となっている。ここで、上記シート1は、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を有する構成となっている。上記シート1は、シートクッション3がその左右両側部に立設された立壁状の支持台4によってフロアに対して左右両側から支えられた構成となっている。上記各支持台4は、その上面部が平面状のアームレスト5となっており、着座乗員が肘掛けとして快適に利用することができるようになっている。
上述したテーブル10は、物載せとなるテーブル本体11と、テーブル本体11を支えるベース板12と、ベース板12を着座乗員から見て左側(図示向かって右側)の支持台4に対して高さ方向にスライドさせられる状態に連結する上下スライダ13と、を有する構成となっている。上記ベース板12は、図3〜図4に示すように、上述した上下スライダ13に対して、シート前後方向に軸方向を向ける回転軸14により回転可能に連結された状態とされている。これにより、テーブル本体11は、上述したベース板12を介して、上下スライダ13に対して上方側に起立した回転位置(起立位置)と、シート内側に水平姿勢まで倒し込まれた回転位置(使用位置)と、の間で起倒回転することができる状態に支持された状態とされている。
上述したテーブル本体11は、互いに2つ折り可能にヒンジ連結された第1テーブル板11Aと第2テーブル板11Bとによって構成されている。上記テーブル本体11は、上述した支持台4に対して展開・収納される各操作時には、それぞれ、第2テーブル板11Bを第1テーブル板11Aに重ねたコンパクトな形に切り換えられて展開・収納されるようになっている。また、上記テーブル本体11は、図5に示すように、着座乗員の前部に水平姿勢の状態に展開されることにより、第2テーブル板11Bを第1テーブル板11Aの横に開いてテーブル面を広げて使用することができるようになっている。
また、上述したテーブル本体11は、上述した第1テーブル板11Aがベース板12に対して前後スライド可能な状態に連結された構成となっている(位置調整機構10A)。これにより、テーブル本体11は、図6に示すように、上述した水平姿勢の使用位置に展開された後に、着座乗員がテーブル本体11を前後方向に押し引きする操作を行うことにより、前後方向に位置を変えて使用することができるようになっている。
上述したテーブル本体11は、上述した使用位置に展開された状態から、次のように支持台4に形成された凹部4A内の収納位置に収納されるようになっている。先ず、図5〜図6にて前述したように、テーブル本体11が横に広げられていたり前方側に使用位置を変えられたりしている場合には、テーブル本体11を2つ折り状態に戻すと共に最後部側のスライド位置に戻す。そしてそこから、テーブル本体11を図4に示すように回転軸14を支点にシート外側に跳ね上げて上方側に起立させた回転姿勢状態にする。
更にそこから、テーブル本体11を図3に示すように上下スライダ13の動きに従って支持台4の凹部4A内に落とし込んで収納した状態にする。これにより、図2及び図7〜図8に示すように、テーブル本体11が、支持台4の凹部4A内にシート幅方向にテーブル面を向けた状態として収納された状態となる。
上記テーブル10は、上記のようにテーブル本体11が支持台4の凹部4A内にシート幅方向にテーブル面を向けた状態として収納されるようになっていることにより、支持台4をシート幅方向に嵩張らせることなくテーブル本体11を収まり良く収納することができるようになっている。具体的には、上記テーブル本体11は、上述した支持台4の凹部4A内に収納されることにより、そのシート内側を向く側面が、支持台4のシート内側の側壁面と略面一状の側壁面を成して外部に露出した状態として、支持台4の立壁形状から出っ張らない形に収められるようになっている。このような構成となっていることにより、テーブル10は、支持台4に形成された凹部4Aの凹み形状を、テーブル本体11の収納によって外部に露出させないように充填することができるようになっており、凹部4A内に収納したテーブル本体11のシート内側の側面によって支持台4のシート内側の側壁面を兼ねさせて見栄えの良い連続感のある形にすることができるようになっている。
上述したテーブル10と支持台4との間には、図3に示すように、テーブル本体11を凹部4Aに対して高さ方向にスライドさせて出し入れさせられるようにするスライドガイド構造M1(上述した上下スライダ13を支持台4に対して上下移動させられるようにするガイド構造)と、図4に示すように、テーブル本体11を凹部4Aの上方側にスライドさせた位置からシート内側に倒し込むことでその倒し込み方向の移動を水平姿勢の使用位置に係止させられるようにする係止構造M2と、が設けられている。これらスライドガイド構造M1や係止構造M2は、テーブル10と支持台4との係合構造によって構成されている。
以下、上述した支持台4及びテーブル10の各構成について具体的に詳しく説明する。先ず、支持台4の構成について説明する。支持台4は、図2〜図3に示すように、そのシート内側の側壁部に、上述したテーブル本体11を上方側から落とし込んで収納することの可能な凹部4Aが形成されている。上記凹部4Aは、支持台4のシート内側とシート上側とにそれぞれ開口した形に形成されている。上記凹部4Aは、支持台4のシートクッション3の着座面より低い領域まで下方側に延びた形に形成されており、テーブル本体11をシートクッション3の着座面よりも低い領域まで深く落とし込んで収納することができるようになっている。
上述した凹部4Aの前後箇所には、それぞれ、凹部4Aの内周壁面の形状に沿って高さ方向に延びる上下レール4Bが設けられている。これら上下レール4Bは、上述したテーブル10の上下スライダ13を高さ方向にのみスライドさせられるようにガイドする構成となっている。各上下レール4Bには、図9〜図10に示すように、上下スライダ13の前後側の各端部に形成された各嵌合部13Aをそれぞれ高さ方向にのみスライドさせられる状態となるように嵌合させる横断面L字形状に刳り貫かれた形のレール溝4B1が形成されている。
また、各上下レール4Bには、図9〜図11に示すように、上述した支持台4のシート内側の側壁面と面一状に凹部4A内に向かって張り出す張出し面部4B2が形成されている。これら張出し面部4B2は、上述した各上下レール4Bの間の凹部4A内の領域に収納されたテーブル本体11(図9〜図10参照)やベース板12(図9及び図11参照)のシート内側の側面にあてがわれるように張り出して、これらのシート内側への移動を規制するように機能するものとなっている。上記各張出し面部4B2は、各上下レール4Bの上端部領域には形成されておらず、これら上端部領域には、テーブル本体11のシート内側への移動(倒し込み)を許容する開口部4Cが形成されている(図9及び図12参照)。
また、図9及び図14に示すように、前側に配置された上下レール4Bの張出し面部4B2の上面は、係止面4B3となっている。この係止面4B3は、図15〜図16及び図18に示すように、テーブル本体11が凹部4Aから引き上げられて水平姿勢の使用位置まで倒し込まれた際に、ベース板12の張出し片12Bを上方側からあてがえさせて、テーブル本体11の倒し込み方向の移動を規制する規制面として機能するものとなっている(係止構造M2)。
また、図9に示すように、各上下レール4Bの上端部には、上述した各レール溝4B1の上端に蓋をする形に延びる天板面4B4が形成されている。これら天板面4B4は、上述した各上下レール4Bのレール溝4B1内をスライドする上下スライダ13の上方側への移動を規制する規制面として機能するものとなっている。上記各天板面4B4は、テーブル本体11の凹部4A内からの引き上げ方向の移動や凹部4A内への落とし込み方向の移動を阻害しない程度に凹部4A内に向かって張り出した形状となっている。
次に、テーブル10の構成について説明する。テーブル10は、図5に示すように、その物載せとして機能するテーブル本体11が、互いに2つ折り可能にヒンジ連結された第1テーブル板11Aと第2テーブル板11Bとによって構成されている。上述した第1テーブル板11Aは、図16〜図17に示すように、その物載せとして使用される水平姿勢の使用位置に展開された時の下面側の左右2箇所に、前後方向に長尺状に延びる前後スライダ11A1が形成された構成となっている。
これら前後スライダ11A1は、第1テーブル板11Aの前後方向の略全域に亘って長尺状に形成されている。これら前後スライダ11A1は、ベース板12の上面部に形成された左右一対の前後レール12Aとそれぞれ前後スライド可能に嵌合された状態として、テーブル本体11全体をベース板12に対して前後スライドさせられるようにするスライド部材として機能するものとなっている。また、上記テーブル本体11は、上述した第1テーブル板11Aの裏面部を被覆する樹脂製のカバー部材11Cを更に有する。
上記カバー部材11Cは、第1テーブル板11Aの裏面部全体を覆う中空の蓋形状に形成されており、第1テーブル板11Aの裏面との間に隙間を空けた状態として、第1テーブル板11Aのベース板12が延出する1辺を残す3辺の縁部にそれぞれ立壁状の縁部を突き当てて一体的に結合された状態とされている。これにより、上記カバー部材11Cによって、第1テーブル板11Aの裏面部と同裏面部に結合されたベース板12とが、それぞれ外部に露出しないように裏側から被覆された状態とされている(図13参照)。
上述したカバー部材11Cは、図2及び図9に示すように、上述したテーブル本体11が支持台4の凹部4A内に収納された状態では、上述した各上下レール4Bのシート内側の側面と面一状の面を成して、これら上下レール4Bと共に支持台4のシート内側の側壁面を形成するようになっている(図7、図11、図12及び図14参照)。上述したカバー部材11Cは、詳しくは、図9、図11及び図12に示すように、その前後側の各縁部が各上下レール4Bの張出し面部4B2にシート外側からあてがわれる形となるように部分的に凹んだ断面形状に形成されている。これにより、カバー部材11Cは、上述した各上下レール4Bと互いのシート内側の側面が面一状となる形に形成されていても、各上下レール4Bの張出し面部4B2によってシート内側からあてがわれた状態とされるようになっている。
図2及び図9に示すように、上述したカバー部材11Cには、部分的に形状を凹ませた取っ手11C1が形成されている。上記取っ手11C1は、テーブル本体11が支持台4の凹部4A内に収納された状態において上端側に近い端寄りの領域部に形成されている。
ベース板12は、図9に示すように、平板状の部材によって構成されており、上述したテーブル本体11の第1テーブル板11Aの裏面部(収納状態におけるシート内側の面部)に互いの板形状を重ねるように向けられて連結された状態とされている。詳しくは、上記ベース板12は、テーブル本体11が支持台4の凹部4A内に収納された状態において、第1テーブル板11Aとの連結部から下方側に延び出す高さ方向に長尺な平板形状に形成されている。上記ベース板12は、上述したテーブル本体11から下方側に延び出した先の縁部が、前述した回転軸14により上下スライダ13に対して回転可能な状態に連結されている。
上記構成により、ベース板12は、上下スライダ13に対して、上方側に起立した回転位置(図3参照)と、シート幅方向の内側に水平姿勢まで倒し込まれた回転位置(使用位置:図4参照)と、の間で起倒回転することができる状態とされている。この起倒回転により、ベース板12は、テーブル本体11を上下スライダ13に対して上記起立位置と水平姿勢の使用位置との間で起倒回転させられるようになっている。詳しくは、上記ベース板12は、上述した上下スライダ13を前述した各上下レール4Bに対して上方側にスライドさせて回転軸14が各上下レール4Bの張出し面部4B2の上方側領域に到達することにより、テーブル本体11が各上下レール4Bの張出し面部4B2と干渉することなく各開口部4Cからシート内側に倒し込める状態となって、回転軸14を中心にシート内側に倒し込める状態となる構成となっている。
上記ベース板12は、上述した上下スライダ13との連結軸である回転軸14を中心にテーブル本体11を水平姿勢の使用位置まで倒し込むことにより、その回転軸14の延長線上の位置に前方側と下方側とに延出して形成された矩形板状の張出し片12Bが、上下スライダ13に形成されたストッパ片13Bに当たって、その上下スライダ13に対する倒れ込み方向の回転移動が係止されるようになっている(図16及び図18参照)。また、上記ベース板12は、上記テーブル本体11を水平姿勢の使用位置に倒し込む回転移動に伴って、前側の上下レール4Bの張出し面部4B2の上面である係止面4B3に上方側からあてがえられて、前側の上下レール4Bに対する下方側への落下移動も係止された状態に保持されるようになっている。
以上の動作により、テーブル本体11が支持台4の凹部4A内の収納位置からシート上方側に引き上げられて、着座乗員の前部に水平姿勢の使用位置の状態に倒し込まれて展開されるようになっている(図1、図15〜図16参照)。ここで、図16〜図17に示すように、上述したベース板12は、上述したテーブル本体11の第1テーブル板11Aに対して、前後スライド可能に連結された状態とされている(位置調整機構10A)。
具体的には、上記ベース板12には、その第1テーブル板11Aの裏面部と面を重ねる一方側の面上に、第1テーブル板11Aの裏面部に形成された左右一対の前後スライダ11A1と前後スライド可能な状態に嵌合される前後レール12Aが、前後方向に長尺状に延びる形となって突出して形成されている。上述した各前後レール12Aは、それぞれ、ベース板12の面上から横断面T字形状に突出した形となって形成されており、それぞれ、第1テーブル板11Aの裏面部に形成された横断面C字形状に凹んだ各前後スライダ11A1の空間内部に前後側から差し込まれてそれらのT字の頭部が嵌め込まれた状態とされている。これにより、テーブル本体11が、ベース板12に対して、前後スライド可能かつ剥離防止された状態に組み付けられた状態とされている。
以上をまとめると、本実施例のテーブル10の収納構造は次のような構成となっている。すなわち、本実施例のテーブル10の収納構造は、支持台4のシート幅方向の側壁部に形成されてテーブル本体11をシート幅方向にテーブル面を向けさせた状態にして収納可能な凹部4Aを有する。テーブル本体11は、上記支持台4の凹部4A内に凹部4Aの開口するシート幅方向に形状を露出させた状態として収納されるようになっている。このような構成となっていることにより、テーブル本体11を支持台4の両壁部の間に収める構成とならなくなるため、テーブル10を支持台4に対して嵩張らせない状態に収納することができる。
また、テーブル10と支持台4との間に、テーブル本体11を凹部4Aに対して高さ方向にスライドさせて出し入れさせられるように係合させるスライドガイド構造M1と、テーブル本体11を凹部4Aの上方側にスライドさせた位置からシート内側に倒し込むことでその倒し込み方向の移動を水平姿勢の使用位置にて係止させられるように係合させる係止構造M2と、が設けられている。このように、テーブル10と支持台4との係合構造を利用してスライドガイド構造M1と係止構造M2とを構成することにより、これらの構成を大型化することなく、テーブル本体11を支持台4の凹部4A内の収納位置と収納位置から引き上げて水平姿勢に展開した使用位置との間で適切に展開収納させられるようにすることができる。
また、凹部4Aが支持台4のシート内側の側壁部に形成されている。上記凹部4A内においてテーブル本体11のシート内側を向く側面部には、テーブル本体11を使用位置で前後方向に位置調整させられるようにするための位置調整機構10A(第1テーブル板11Aの前後スライダ11A1がベース板12の前後レール12Aに前後スライド可能に嵌合する構造)が設けられていると共に、テーブル本体11の側面部を覆う樹脂製のカバー部材11Cが位置調整機構10Aをも覆った状態として設けられている。このような構成となっていることにより、樹脂製のカバー部材11Cによって、テーブル本体11を使用位置で前後方向に位置調整させられるようにする機構を見栄え良く覆った状態とすることができる。また、樹脂製のカバー部材11Cによって、凹部4A内に収納されたテーブル本体11のシート内側に露出する面を、支持台4のシート内側の側壁面と面一状に仕上げるなど簡便に見栄え良く仕上げることができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の乗物用テーブルの収納構造は、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の他の乗物用に供されるものであってもよい。
また、支持台に形成される凹部は、支持台のシート幅方向の側壁部に形成されてテーブル本体をシート幅方向にテーブル面を向けさせた状態にして収納可能な構成となっていればよく、支持台のシート外側の側壁部に形成されていてもよい。また、テーブル本体の展開・収納は、上記実施例1で示した形態に限定されず、種々の形態で行うことができるものである。例えば、テーブル本体をベースに対して前後方向にスライドさせたり回転させたりして展開・収納するものであってもよい。
1 シート
2 シートバック
3 シートクッション
4 支持台
4A 凹部
4B 上下レール(スライドガイド構造)
4B1 レール溝
4B2 張出し面部
4B3 係止面
4B4 天板面
4C 開口部
5 アームレスト
10 テーブル
10A 位置調整機構
11 テーブル本体
11A 第1テーブル板
11A1 前後スライダ
11B 第2テーブル板
11C カバー部材
11C1 取っ手
12 ベース板
12A 前後レール
12B 張出し片
13 上下スライダ(スライドガイド構造)
13A 嵌合部
13B ストッパ片
14 回転軸
M1 スライドガイド構造
M2 係止構造

Claims (2)

  1. 物載せとなるテーブル本体を乗物用シートの横隣に設けられた支持台に収納するための乗物用テーブルの収納構造であって、
    前記支持台のシート幅方向の側壁部に形成されて前記テーブル本体をシート幅方向にテーブル面を向けさせた状態にして収納可能な凹部を有し、
    前記テーブル本体は、前記支持台の前記凹部内に該凹部の開口するシート幅方向に形状を露出させた状態として収納されるようになっており、
    前記テーブル本体と前記支持台との間に、前記テーブル本体を前記凹部に対して高さ方向にスライドさせて出し入れさせられるように係合させるスライドガイド構造と、前記テーブル本体を前記凹部の上方側にスライドさせた位置からシート内側に倒し込むことでその倒し込み方向の移動を水平姿勢の使用位置にて係止させられるように係合させる係止構造と、が設けられており、
    前記係止構造が、前記テーブル本体と一体的に倒れ込む部材に設けられた張出し片が前記テーブル本体と共に前記支持台に対して高さ方向にスライドする上下スライダに設けられたストッパ片に当たることにより前記テーブル本体の倒れ込み回転を係止させると共に、前記張出し片が前記支持台の上面に形成された係止面に当たることにより前記テーブル本体の落下移動を規制する構造からなることを特徴とする乗物用テーブルの収納構造。
  2. 請求項1に記載の乗物用テーブルの収納構造であって、
    前記凹部が前記支持台のシート内側の側壁部に形成されており、前記凹部内において前記テーブル本体のシート内側を向く側面部には、前記テーブル本体を前記使用位置で前後方向に位置調整させられるようにするための位置調整機構が設けられていると共に、前記テーブル本体の前記側面部を覆う樹脂製のカバー部材が前記位置調整機構をも覆った状態として設けられていることを特徴とする乗物用テーブルの収納構造。
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