JP6241065B2 - 印刷装置、印刷方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷に関する。
シリアルタイプのプリンターによる印刷においては、後端に余白が設けられることが多い。後端とは、印刷媒体の送り方向(副走査方向)における端の一方のことであり、最後に印刷する領域付近の端のことである。印刷する領域を拡大するために、後端の余白をできるだけ狭くする場合、後端付近においてパス毎の副走査送り量を調整する手法が知られている(例えば特許文献1)。
特開平11−268344号公報
上記先行技術が有する課題は、後端付近におけるドットデータを好適にすることについて、考慮されていない点である。通常は用紙後端から一定の距離に達した時点で、後端用の副走査送り量を用いた後端処理を開始する。このため、副走査方向の何画素目から後端処理を開始するかは用紙サイズによって異なる。例えばブルーノイズマスクのような副走査方向のサイズが非常に大きいディザマスクを用いてドットのオン、オフを決定する場合には、ディザマスクのどの位置から後端用の処理を開始するかが、用紙サイズによって大きく異なる結果になる。このように、ディザマスク内のどの位置から後端処理を開始するかが不確定では、ディザマスク内の画素がどのような走査順で形成されるか、などの条件が不確定となる。このため、例えば特開2010−162770のような走査順までを考慮したディザマスクの高度な最適化が困難となる。この問題を避けるため、決まった位置で後端処理を開始するようにすると、用紙サイズによっては必要以上の余白が発生することになる。
また、後端処理部では後端処理部の走査順に最適化した後端処理部用ディザマスクに切り替えることで、さらに画質を向上させることも可能である。しかし、ディザマスク内のどの位置で後端処理部用ディザマスクに切り替わるかが不確定だと、どの位置で切り替えても滑らかにつながるようディザマスクを最適化することは困難なため、切り替わり部(切り替わりの境界部分)においてドットパターンが不連続になるので、切り替わり部が輪郭として視認されてしまう。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためのものであり、以下の形態によって実現できる。
(1)本発明によれば、印刷領域の後端付近と、それ以外の領域とでは、異なる手法によって印刷する印刷装置が提供される。この印刷装置は、第1のディザマスクに加えて、副走査方向についてハーフトーンの対象領域の画素数が第1の画素数の場合は、前記1のディザマスクに対して副走査方向のサイズが異なる第2のディザマスクを第1のマスク数、用いてハーフトーンを実行し、前記画素数が第2の画素数の場合は、第2のマスク数の前記第2のディザマスクを用いてハーフトーンを実行するハーフトーン処理部と;複数のノズルを備えるヘッドユニットを、印刷媒体に対して主走査方向及び副走査方向に相対移動させながら、前記ハーフトーン処理の結果に基づきドットを形成する印刷部とを備え、前記第1または第2のディザマスク内の副走査方向の特定位置において、前記後端付近用の印刷手法に切り替える。この形態によれば、後端部に最適化した状態でディザマスクが使用できるように、ディザマスク内の特定の位置で後端処理を開始するという制限を課した場合でも、用紙サイズに応じて第2のディザマスクの使用数を適切に設定することで、後端の余白が一定のばらつき範囲内に収まるように調整することが可能となる。この結果、画質と後端の余白量制御とが両立できる。また後端処理部用ディザマスクを用いる場合にも、切り替え部での輪郭発生の抑制と後端の余白量制御との両立が可能になる。
(2)上記形態において、前記印刷部は、印刷媒体を複数のバンドに分け、前記複数のバンドそれぞれを複数回の主走査によって印刷し;各バンドに含まれる画素に対して何回目の主走査によってドットが形成されるかを示す走査順は、主走査方向および副走査方向に規則性を有し;主走査方向および副走査方向それぞれについて、前記第1のディザマスクのサイズは、前記走査順の規則性の最小単位の整数倍であり、走査順とディザマスク内画素位置とが一定の対応関係となる。この形態によれば、画質が向上する。第1のディザマスクの適用領域において、走査順が一意に定まりやすくなるからである。
(3)上記形態において、前記印刷部は、前記ノズルと画素との対応関係に規則性が出現するように動作し;主走査方向および副走査方向それぞれについて、前記第1のディザマスクのサイズは、前記対応関係の規則性の最小単位の整数倍である。この形態によれば、画質が向上する。この形態の場合、第1のディザマスクの各閾値に対応する画素に対して何れのノズルによって、どんな走査順でインクを噴射するかが一意に定まりやすくなる。よって、ディザマスクサイズの単位で、どの順序でどのノズルを用いてドットが形成されるのかが容易に制御でき、ひいては、画質の向上につながる。
(4)上記形態において、前記ハーフトーン処理部は、前記印刷領域の後端付近を対象に、第3のディザマスクによってハーフトーンを実行する。この形態によれば、後端付近の領域の画質の低下を抑制しやすくなる。後端付近の領域を対象に、第1又は第2のディザマスクによってハーフトーン処理を実行してもよい。但し、印刷領域の後端付近に適用される印刷手法に適したディザマスクを用いる方が好ましい。この形態によれば、そのようなディザマスクを第3のディザマスクとして容易に用意できる。
本発明は、上記以外の種々の形態でも実現できる。例えば、印刷方法、この制御方法を実現するためのプログラム、このプログラムを記憶した一時的でない記憶媒体、印刷データ生成装置等の形態で実現できる。
プリンターの概略構成図。 ヘッドユニットの底面の概略図。 ハーフトーン処理を示すフローチャート。 後端付近における第1〜第3のディザマスクの副走査方向についての配置。 第1のディザマスクの適用範囲におけるドット形成。 第1及び第2のディザマスクの適用範囲におけるドット形成。 第1及び第2のディザマスクの適用範囲におけるドット形成。 第1及び第3のディザマスクの適用範囲におけるドット形成。 ヘッドユニット190の概略図。
図1は、プリンター20の概略構成図である。プリンター20は、シリアル式インクジェットプリンターである。図1に示されるように、プリンター20は、紙送りモーター74によって印刷媒体Pを搬送する機構と、キャリッジモーター70によってキャリッジ80をプラテン75の軸方向に往復移動させる機構と、キャリッジ80に搭載されたヘッドユニット90を駆動してインクの吐出及びドット形成を行う機構と、これらの紙送りモーター74,キャリッジモーター70,ヘッドユニット90との信号のやり取りを司る制御ユニット30とを備える。
キャリッジ80をプラテン75の軸方向に往復移動させる機構は、プラテン75の軸と平行に設けられ、キャリッジ80を摺動可能に保持する摺動軸73、キャリッジ80を保持する駆動ベルト71、キャリッジモーター70との間に無端の駆動ベルト71にテンションを掛けるプーリー72等を備える。
キャリッジ80には、カラーインクとして、シアンインクC、マゼンタインクM、イエローインクY、ブラックインクKをそれぞれ収容したカラーインク用のインクカートリッジ82〜85が搭載される。キャリッジ80の下部のヘッドユニット90には、先述した各色のカラーインクに対応するノズル列が形成されている。キャリッジ80にこれらのインクカートリッジ82〜85を上方から装着すると、各カートリッジからヘッドユニット90へのインクの供給が可能となる。
制御ユニット30は、CPU40や、ROM51、RAM52、EEPROM60がバスで相互に接続されて構成される。制御ユニット30は、ROM51やEEPROM60に記憶されたプログラムをRAM52に展開して実行することによって、プリンター20の動作全般を制御する。
EEPROM60は、第1〜第3のディザマスク61〜63を記憶する。第1〜第3のディザマスク61〜63は、組織的ディザ法によるハーフトーン処理に用いるものであり、ブルーノイズ特性を備えている。第1〜第3のディザマスク61〜63それぞれの特徴については、後述する。
制御ユニット30は、メモリーカードスロット98と接続されており、メモリーカードスロット98に挿入したメモリーカードMCから画像データORGを取得できる。本実施形態においては、メモリーカードMCから入力する画像データORGは、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3色の色成分からなるデータである。
以上のようなハードウェア構成を有するプリンター20は、キャリッジモーター70を駆動することによってヘッドユニット90を印刷媒体Pに対して主走査方向に往復移動させつつ、紙送りモーター74を駆動することによって印刷媒体Pを副走査方向に移動させる。制御ユニット30は、キャリッジ80が往復する動き(主走査)や、印刷媒体の紙送りの動き(副走査)に合わせて、印刷データに基づいて適切なタイミングでノズルを駆動することによって、印刷媒体P上の適切な位置に適切な色のインクドットを形成する。このようにして、プリンター20は、印刷媒体P上にメモリーカードMCから入力したカラー画像を印刷する。
図2は、ヘッドユニット90の底面(印刷媒体Pと対向する面)を概略的に示す。ヘッドユニット90は、ヘッド100Y,100M,100C,100K,200Y,200M,200C及び200Kを備える。ヘッド100Y,200Yは、それぞれ8つのノズルを備え、これらのノズルからイエローインクが噴射される。ヘッド100Yは、ヘッド200Yに対して副走査方向の上流側に配置されている。ヘッド100Y内において隣接するノズル同士の距離は2画素分である。ヘッド200Y内において隣接するノズル同士の距離も2画素分である。ヘッド100Yの最も下流のノズル(♯0)と、ヘッド200Yの最も上流のノズル(♯7)との副走査方向についての距離も2画素分である。このような配置によって、副走査方向について等間隔で16のノズルが並ぶ。MCKについても同じである。以下、ヘッド100Y,100M,100C,100Kを総称して「ヘッド100」と呼び、ヘッド200Y,200M,200C,200Kを総称して「ヘッド200」と呼ぶ。
図3は、ハーフトーン処理を示すフローチャートである。ハーフトーン処理は、周知のように印刷データを生成するための処理であり、CPU40によって実行される。印刷データは、各画素についてドット形成の有無を示すデータを含む。初めに、後端処理を実行するかを判定する(ステップS310)。後端処理とは、後端における余白を狭くして印刷領域を拡大するために、後端付近の領域(以下「後端領域」という)において、副走査方向への特殊な搬送などを実行する処理のことである。後端処理の実行の有無は、後端の余白の幅に基づき判定し、後端処理無しでも所望の余白幅が実現できる場合には、後端処理を用いなくもよい。後端の余白の幅は、ユーザーからの指定等に基づき決定する。
後端処理を実行する場合(ステップS310、YES)、後端の端数幅Wを算出する(ステップS320)。後端の端数幅Wは、W=L1−(L0−L3)%L1によって算出される。但し、右辺がL1になる場合はW=0とする。「%」は、(L0−L3)をL1で割った余りを示す演算子である。L0は、後端処理を実行する場合における印刷可能領域の副走査方向の画素数を示す。印刷可能領域とは、余白以外の領域のことである。以下、副走査方向の画素数を「副方向サイズ」という。L1は、第1のディザマスク61の副方向サイズを示す。L3は、第3のディザマスク63の副方向サイズを示す。第3のディザマスク63は、後端処理用のディザマスクであり、後端領域に適用される。本実施形態における後端領域とは、印刷可能領域において、最も後端からL3までの領域のことである。第1のディザマスク61は、後端領域でない領域(以下「通常領域」という)に適用される。端数幅Wは、L0がさらにWだけ大きければ、整数個のL1を並べたところで、ちょうどL3に切り替わるようにできることを示す値となる。
続いて、第2のディザマスク62のマスク行数N[2]を算出する(ステップS330)。マスク行数N[2]は、印刷媒体Pの印刷可能領域において、第2のディザマスク62を副走査方向にいくつ並べるかを示す。マスク行数N[2]は、N[2]=W/(L1−L2)によって算出される。なお、この式はL1>L2を前提とする。L2は、第2のディザマスク62の副方向サイズを示す。端数幅Wが(L1−L2)でちょうど割り切れる場合には、マスク行数N[2]の第1のディザマスク61を第2のディザマスク62に置換することで、副走査方向にちょうど整数個の第1及び第2のディザマスク61,62を並べたところで、後端処理用ディザマスク(第3のディザマスク63)に切り替えることができる。算出結果が整数でない場合、小数点以下は切り上げる。なお、小数点以下を四捨五入しても、切り捨ててもよい。例えば切り上げの場合は、多少下端の余白が大きくなる。ただし、ばらつきの許容範囲内であれば大きな問題にはならない。(L1−L2)を小さくすればするほど(ただし1以上)、切り上げ等による誤差は小さくできる。ただし、マスク行数N[2]が大きくなるので、マスク行数N[2]が切り替え前の第1のディザマスク61の行数を超えないように、(L1−L2)を設定するのが好ましい。
次に、第1〜第3のディザマスク61〜63の副走査方向についての配置を決定する(ステップS340)。最後に、配置したディザマスクに用いてハーフトーンを実行する(ステップS350)。一方、後端処理を実行しない場合(ステップS310、NO)、第1のディザマスク61のみを用いてハーフトーンを実行する(ステップS360)。
図4は、後端付近における第1〜第3のディザマスク61〜63の副走査方向についての配置を例示する。主走査方向には同じディザマスクが配列するので、副走査方向について1列のみ示されている。第3のディザマスク63は、後端処理用のディザマスクであり、図4に示されるように、最も後端よりの1行のみに配置される。
図4に示された例においては、L1=16,L2=14,L3=16である。よって、L1−L2=2である。図4(A)は端数幅W=0,マスク行数N[2]=0の場合を、図4(B)は端数幅W=2,マスク行数N[2]=1の場合を、図4(C)は端数幅W=4,マスク行数N[2]=2の場合を、図4(D)は端数幅W=6,マスク行数N[2]=3の場合を示す。
図4(A)の場合、N[2]/N[1]=0である。マスク行数N[1]は、印刷媒体Pの印刷可能領域において、第1のディザマスク61を副走査方向にいくつ並べるかを示す。マスク行数N[1]は、N[1]=(L0−L2×N[2]−L3)/L1によって算出される。なお、後端処理と同様な先端処理を実行する場合は、先端処理を行う領域は別領域として、L0から除外して考える。
図4(B)の場合に、例えばL0=6398のとき、N[2]/N[1]=1/398である。図4(C)の場合に、例えばL0=6396のとき、N[2]/N[1]=2/397である。図4(D)の場合に、例えばL0=6394のとき、N[2]/N[1]=3/396=1/132である。このようにL0に応じて、マスク行数N[2]や、第1のディザマスク61と第2のディザマスク62との比率、第2のディザマスク62のマスク数などが変化する。第2のディザマスク62のマスク数は、マスク行数[2]×主走査方向への配列数で求めることができる。
第1〜第3のディザマスク61〜63は、どのような組み合わせで副走査方向に隣接しても、境界において画質があまり低下しないように閾値が定められている。よって、第2のディザマスク62の配置には、後端を除き、特段の制約はない。例えば、図4(C)(D)に示されるように第3のディザマスク63に隣接させてもよいし、図4(B)に示されるように第3のディザマスク63に隣接させなくてもよい。例えば、図4(C)に示されるように全ての第2のディザマスク62同士を隣接させてもよいし、図4(D)に示されるように一部の第2のディザマスク62同士を隣接させなくてもよい。
上記を満たすような第1,第2のディザマスク61,62の閾値の決定方法については、種々の方法、例えば特開2010−162772に示された方法が知られているので、その説明は省略する。例えば、各閾値の配置を、所定の粒状性評価値に基づき、最も小さい閾値から順に決定することができる。閾値の配置は、異なるディザマスク同士の境界についても粒状性評価値が好適になるように決定されるのが好ましい。
図5は、第1のディザマスク61の適用範囲におけるドット形成を示す。図5において「ノズル」と示された2列の数字は、対応ノズルを示す。対応ノズルとは、印刷媒体Pの各画素に対して、ドットを形成するノズルのことである。ハッチングが施された領域はヘッド100に属するノズルが対応することを示し、ハッチングが施されていない領域はヘッド200に属するノズルが対応することを示す。
図5に「走査順」と示された2列の数字は、走査順を示す。走査順は、各バンドにおいてドットが形成される順番を0〜4の数字によって示す。バンドとは、全走査順によってドットの形成が完成する範囲のことであり、主走査方向については印刷可能領域の端から端までである。本実施形態においては、走査順は0〜4であり、各バンドの副走査方向の長さは図5に示されるように16画素分、主走査方向の長さは印刷可能領域の全長に等しい。ただし、先端処理と後端処理との何れかが適用されるバンドにおいては、走査順および各バンドの副走査方向の長さは、この限りではない。
プリンター20は、往復それぞれでインクを噴射し、ヘッドユニット90が往路または復路の移動を終える度に、印刷媒体Pを副走査方向へ搬送する。プリンター20は、往路の後に9画素分、復路の後に7画素分、副走査方向へ搬送する。よって、印刷媒体Pは、ヘッドユニット90が1往復する度に16画素分、搬送される。
一方で、先述したように各色のノズルは、各ヘッド内に8個、等間隔で配列している。このノズルの配列と、上記の主走査および副走査の手法との関係によって、副走査方向については16画素を単位として対応ノズルと走査順とが同一のものが規則的に出現する。主走査方向については、各色のヘッド100とヘッド200とが隣接する画素にドットを形成するので、2画素を単位として対応ノズルと走査順とが同一のものが規則的に出現する。つまり2×16の範囲(主走査方向について2画素分、副走査方向について16画素分の範囲)毎に、対応ノズルと走査順とが一定のパターンを規則的に繰り返す。以下、対応ノズルと走査順とのパターンを「ノズルパターン」と呼ぶ。
図5において最も下流の2×16の範囲(バンドA)で説明すると、以下のようになる。送り回数0の時に走査順0として、ヘッド100の♯5〜7のノズルによってドットが形成される。往路の後に9画素分、搬送される。続いて、送り回数1の時に走査順1として、ヘッド100の♯0〜7のノズルによってドットが形成される。復路の後に7画素分、搬送される。続いて、送り回数2の時に走査順2として、ヘッド100の♯0〜7と、ヘッド200の♯5〜7とのノズルによってドットが形成される。往路の後に9画素分、搬送される。続いて、送り回数3の時に走査順3として、ヘッド200の♯0〜7のノズルによってドットが形成される。復路の後に7画素分、搬送される。続いて、送り回数4の時に走査順4として、ヘッド200の♯0〜4のノズルによってドットが形成される。このようにして、バンドAにおけるドット形成が完成する。
一方で、バンドAに対する送り回数2の時に、バンドAの上流側に隣接するバンドBにおいて、ヘッド100の♯5〜7のノズルによってドットが形成される。この形成は、バンドBにおける走査順0として実行されると共に、2×16の範囲内における配置がバンドAの場合と同一である。送り回数3以降についても、バンドAと同一の条件によるドット形成が繰り返される。この結果、先述したように2×16を単位としたノズルパターンが出現する。
ところで、先述したように第1のディザマスク61の副方向サイズは、16画素分なので、ノズルパターンの副方向サイズの正の整数倍(具体的には1倍)である。第1のディザマスク61の主走査方向の画素数(以下「主方向サイズ」という)は、ノズルパターンの主方向サイズである2の整数倍の適当な数、例えば16画素に設定する。このような第1のディザマスク61のサイズによって、ディザマスクの各閾値に対して、対応ノズルと走査順とが一意に定まる。この関係を利用して、画質の向上を図ることができる。
次に、第1のディザマスク61と第2のディザマスク62との両方を使用する場合について説明する。図6は、第1及び第2のディザマスク61,62の適用範囲におけるドット形成を示す。図6は、最も下流にバンドCとして第1のディザマスク61、バンドCの上流にバンドDとして第2のディザマスク62、以下順に、バンドEとして第1のディザマスク61、バンドFとして第1のディザマスク61という配列の場合を例示する。
第2のディザマスク62によってハーフトーン処理を実行した領域においては、往復それぞれで7画素分、往復で14画素分、印刷媒体Pが搬送される。先述したように第2のディザマスク62の副方向サイズは14なので、搬送量も14に設定することによって、第2のディザマスク62のみを用いる場合には、ディザマスクの各閾値に対して、対応ノズルと走査順とが一意に定まる。この関係を利用して、画質の向上を図ることができる。第2のディザマスク62の主方向サイズは、第1のディザマスク61と同様に16画素分である。
送り回数3までの送り量については、図5の場合と同じである。送り回数4において、先述したように7画素分、搬送される。この結果、送り回数4の後、走査順3として、下流に2画素分ずれた状態でドット形成が実行される。走査順3の時、ヘッド200のノズル♯0は、バンドCに対してドット形成が可能な部位を走査する。但し、その部位に対するドット形成は、ノズル♯7によって実行済みなので、ヘッド200のノズル♯0は、送り回数4の後の主走査においてはドット形成をしない。同様な理由で、送り回数2,3の後におけるヘッド100のノズル♯7、及び送り回数5の後におけるヘッド200のノズル♯0もドットを形成しない。
バンドEは、バンドCと比べると、走査順0における対応ノズルが1つずつずれている。バンドEのように、第2のディザマスク62から第1のディザマスク61に切り替わった直後に出現するバンドに含まれる一部の画素は、第1のディザマスク61用の送り量ではなく第2のディザマスク62用の送り量で走査されるため、このようなずれが生じる。この結果、厳密には先述した閾値とノズルパターンとの対応関係が崩れる。しかし、ドットの滲み方などに大きく影響する走査順は同一なので、同じヘッド100の中でノズル番号が多少ずれる程度であればその影響は小さい。よって、バンドCに最適化したディザマスクはバンドEに対しても良好な結果が得られる。
バンドFのノズルパターンは、バンドCのノズルパターンと同じである。本実施形態において設定された数値の場合、或るバンドの影響は隣接しないバンドにまでは及ばないからである。
図7は、最も下流にバンドGとして第1のディザマスク61、バンドGの上流にバンドHとして第2のディザマスク62、以下順に、バンドIとして第2のディザマスク62、バンドJとして第2のディザマスク62という配列の場合を例示する。
送り回数5までの送り量については、図6の場合と同じである。送り回数6〜9それぞれにおいて7画素分、搬送され、先述した規則に従ってノズルパターンが決定される。図7に示されるように、第1のディザマスク61から第2のディザマスク62へ切り替わった直後に出現するバンドHと、第2のディザマスク62が連続しているバンドIとでは、走査順0の対応ノズルが異なる。バンドIが本来の送り量で走査されているのに対し、バンドHでは一部が第1のディザマスク61用の送り量で走査されているためである。しかしこの場合も走査順は同一であり、同じヘッド100の中でノズル番号が多少ずれる程度なので、その影響は小さい。
本実施形態では、先述した通り、第1のディザマスク61の副方向サイズは、ノズルパターンの副方向サイズの1倍の16画素、第2のディザマスク62の副方向サイズは、ノズルパターンの副方向サイズの1倍の14画素であるとした。ただし、規則的なドット配置をもたないマスク(例えばブルーノイズマスクなど)を使用する場合には、もっと大きなサイズ、例えばどちらもノズルパターンの副方向サイズの8倍の128画素および112画素としてもよい。この場合は主方向サイズも256画素などに大きくする。
また、ノズルパターンの副方向サイズ自体をもっと大きなものにしてもよい。例えば、第1のディザマスク61の送り量の基本パターンを9,7,7,7,7、7の6回の送りの繰り返しとすればノズルパターンの副方向サイズは56画素となる。
図8は、第1及び第3のディザマスク61,63の適用範囲におけるドット形成を示す。つまり、後端処理が実施されている場合におけるドット形成を示す。送り回数4の直前の副走査方向送りから、定常送りとは異なる送り量の後端処理が開始される。バンドKまでは、図6に示されたバンドCと比較すると、一部のノズル番号は変わっているものの、走査順は同一である。よって、バンドKに対しては、バンドCと同様に第1のディザマスク61を適用しても良好な結果が得られる。これに対して後端処理が開始された後のバンドLでは、ノズル番号と走査順との両方が変化している上に、ヘッド100とヘッド200との使用割合も変化する。特にバンドLの途中からは、ヘッド200に搭載されたノズルのみによってドットが形成される。
このため、第3のディザマスク63を使用しないのであれば、第1のディザマスク61は、バンドK及びバンドCの条件、並びにバンドLの条件のどちらであっても良好な特性が得られるように設計されることが好ましい。一方でバンドMの副方向サイズは後端付近のほんの数画素だけなので、多少のむらは許容される。このため、第1のディザマスク61がバンドMの条件に対して最適化されていなくてもあまり問題にはならない。
但し、本実施形態においては、後端領域において第3のディザマスク63を用いる。第3のディザマスク63は、バンドLとバンドMとを合わせてバンドN(副方向サイズ22画素)として、バンドNの走査順やノズル番号に最適化されている。第3のディザマスク63を用いれば、後端領域において第1のディザマスク61を用いる場合に比べて、後端領域の最適化レベルをさらに上げることが可能になる。例えば、ヘッド200の方がヘッド100よりも吐出量が多い場合には、ヘッド200に対応するディザマスクの閾値を通常よりも少し大きくすることで、ヘッド200に対応する画素位置のドット発生量が減る。これによって、ヘッド間のばらつきに起因する濃度むらを補正することができる。
以上に説明した実施形態によれば、少なくとも以下の効果を得ることができる。(a)先端処理部と後端処理部とを除く領域は、第1のディザマスク61または第2のディザマスク62によってハーフトーン処理が実行され、各ディザマスク内の走査順が一意に定まる。第1のディザマスク61と第2のディザマスク62との切り替わり部以外ではノズルパターンも一意に定まる。この結果、切り替わり部でも一部画素のノズル番号が多少シフトする程度であり、影響が小さいずれにとどまる。したがって、第1のディザマスク61および第2のディザマスク62を走査順やノズルマップに応じて最適化することが可能となり、滲みやむらを抑制することが可能となる。
(b)本実施形態のように各色のノズルが複数のヘッドに設けられている場合に、後端処理を実行しても、先述したように第3のディザマスク63の使用によって画質の低下を抑制できる。
(c)後端処理を実行する場合において、第2のディザマスク62を導入することによって、大きくても1画素分の誤差で第3のディザマスク63印刷可能領域の後端に揃えつつ、第3のディザマスク63のもう一方の端を、第1のディザマスク61又は第2のディザマスク62の端に揃えることができる。これを利用し、ディザマスク同士の境界において画質が低下しないように閾値の設計することによって、画質の低下を抑制できる。
(d)通常領域において、第1のディザマスク61と第2のディザマスク62とを混在させることによって、特定の送り量の周期によって発生する画質のむらを抑制できる。
本発明は、本明細書の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、先述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、先述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことができる。その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。例えば、以下のものが例示される。
図9は、ヘッドユニット190を示す。実施形態において採用されたヘッドユニット90に代えて、ヘッドユニット190を採用してもよい。ヘッドユニット190は、ヘッド191とヘッド192とを備える。ヘッド191及びヘッド192は、ヘッド100及びヘッド200との関係と同様に、ノズル特性にばらつきを有する場合がある。このばらつきに起因する画質の低下は、実施形態として説明したハーフトーン処理を適用することによって、実施形態と同様に抑制される。なお、一般的にはヘッドユニット190が「ヘッド」と呼ばれることがある。但し、本明細書においては、所定のノズル群を有するモジュールを「ヘッド」と呼ぶ。所定のノズル群とは、製造上、ノズル特性のばらつきに関して同様な傾向が出やすいノズルの集合のことである。
第2のディザマスクの副方向サイズは、第3のディザマスクの後端位置を調整できるものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、第2のディザマスクの副方向サイズが、第1のディザマスクの副方向サイズの整数倍でなければよい。或いは、第2のディザマスクの副方向サイズは、第1のディザマスク61の副方向サイズより大きくてもよい。
印刷可能領域全体において、できるだけノズルパターンが変化しないように、第2のディザマスクの配置を決定してもよい。例えば、第2のディザマスクを副走査方向に連続させないようにしてもよい。こうすれば、実施形態において説明したように、第2のディザマスクの適用範囲におけるノズルパターンが一定になりやすい。或いは、第1のディザマスクと第3のディザマスクとの間に、全マスク行数の第2のディザマスクを配置してもよい。こうすれば、第1のディザマスクの適用範囲においては、ノズルパターンが一定になる。
第3のディザマスクを使用しなくてもよい。こうすれば、ディザマスクのための生成工程や記憶容量が削減される。第3のディザマスク63を使用しない場合、後端処理用として兼用できるように閾値が定められた第1又は第2のディザマスクを、後端領域のハーフトーン処理に用いてもよい。
ディザマスクの種類を増やしてもよい。実施形態においては、L0が奇数の場合、1画素分のずれは解消できない。そこで、副方向サイズが奇数のディザマスクを追加で用意して、適宜、配置することによって、1画素分のずれが発生しないようにしてもよい。
マスク行数N[2]を、
N[2]=W/(L1−L2)+a×gcd(L1,L2)/L2
によって算出してもよい。aは任意の自然数である。gcd(L1,L2)は、L1とL2との最小公倍数を示す。{a×gcd(L1,L2)/L2}行分の第2のディザマスクの副方向サイズは、{a×gcd(L1,L2)/L1}行分の第1のディザマスクの副方向サイズに等しい。よって、{a×gcd(L1,L2)/L1}行分の第1のディザマスクを、{a×gcd(L1,L2)/L2}行分の第2のディザマスクに置換しても、第3のディザマスクの配置には影響しない。出力速度の観点においては、a=0すなわち実施形態の場合が最適であり、aが大きくなればなるほど出力速度が低下する。一方で、後端の余白量の誤差をより小さくすることを重視する場合、aを1以上にする方が好ましい場合も考えられる。
プリンター以外の装置、例えば以下の装置に本発明を適用してもよい。(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置、(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射装置、(3)有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(Field Emission Display;FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置、(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体噴射装置、(5)精密ピペットとしての試料噴射装置、(6)潤滑油の噴射装置、(7)樹脂液の噴射装置、(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体噴射装置、(11)他の任意の微小量の液滴を噴射する液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置。
0…プリンター30…制御ユニット40…CPU51…ROM52…RAM60…EEPROM61…第1のディザマスク62…第2のディザマスク63…第3のディザマスク70…キャリッジモーター71…駆動ベルト72…プーリー73…摺動軸74…モーター75…プラテン80…キャリッジ82〜85…インクカートリッジ90…ヘッドユニット98…メモリーカードスロット100…ヘッド190…ヘッドユニット191…ヘッド192…ヘッド200…ヘッドP…印刷媒体MC…メモリーカード

Claims (4)

  1. 印刷領域の後端付近では後端付近用の印刷手法を用い、それ以外の領域前記後端付近用の印刷手法とは異なる手法によって印刷する印刷装置であって、
    走査方向についてハーフトーンの対象領域の画素数が第1の画素数の場合は、第1のディザマスクに加えて、前記1のディザマスクに対して副走査方向のサイズが異なる第2のディザマスクを第1のマスク数、用いてハーフトーンを実行し、前記画素数が第2の画素数の場合は、記第2のディザマスクを第2のマスク数、用いてハーフトーン処理を実行するハーフトーン処理部と、
    複数のノズルを備えるヘッドユニットを、印刷媒体に対して主走査方向及び副走査方向に相対移動させながら、前記ハーフトーン処理の結果に基づきドットを形成する印刷部と
    を備え、
    前記ハーフトーン処理部は、前記印刷領域の後端から、第3のディザマスクの副走査方向のサイズ分、前端側までの領域を対象に前記第3のディザマスクを用いたハーフトーン処理を実行し、
    前記印刷部は、前記第3のディザマスクを用いたハーフトーン処理の対象となった領域にドットを形成する場合、前記後端付近用の印刷手法に切り替えることによって、前記相対移動のさせ方を前記別手法における前記相対移動のさせ方から変化させる
    印刷装置。
  2. 前記印刷部は、印刷媒体を複数のバンドに分け、前記複数のバンドそれぞれを複数回の主走査によって印刷し、
    各バンドに含まれる画素に対して何回目の主走査によってドットが形成されるかを示す走査順は、主走査方向および副走査方向に規則性を有し、
    主走査方向および副走査方向それぞれについて、前記第1のディザマスクのサイズは、前記走査順の規則性の最小単位の整数倍であり、走査順とディザマスク内画素位置とが一定の対応関係となる
    請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷部は、前記ノズルと画素との対応関係に規則性が出現するように動作し、
    主走査方向および副走査方向それぞれについて、前記第1のディザマスクのサイズは、前記対応関係の規則性の最小単位の整数倍である
    請求項2に記載の印刷装置。
  4. 印刷領域の後端付近では後端付近用の印刷手法を用い、それ以外の領域前記後端付近用の印刷手法とは異なる手法によって印刷する印刷方法であって、
    走査方向についてハーフトーンの対象領域の画素数が第1の画素数の場合は、第1のディザマスクに加えて、前記1のディザマスクに対して副走査方向のサイズが異なる第2のディザマスクを第1のマスク数、用いてハーフトーンを実行し、前記画素数が第2の画素数の場合は、記第2のディザマスクを第2のマスク数、用いてハーフトーン処理を実行し、
    複数のノズルを備えるヘッドユニットを、印刷媒体に対して主走査方向及び副走査方向に相対移動させながら、前記ハーフトーン処理の結果に基づきドットを形成し、
    前記ハーフトーン処理において、前記印刷領域の後端から、第3のディザマスクの副走査方向のサイズ分、前端側までの領域を対象に前記第3のディザマスクを用いたハーフトーン処理を実行し、
    前記ドットを形成する場合に、前記第3のディザマスクを用いたハーフトーン処理の対象となった領域にドットを形成するとき、前記後端付近用の印刷手法に切り替えることによって、前記相対移動のさせ方を前記別手法における前記相対移動のさせ方から変化させる
    印刷方法。
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