JP6241049B2 - サーバ装置、システム及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サーバ装置、システム及びプログラムに関する。
従来、会議の進行に応じて会議資料を参加者の端末装置の画面上に表示する会議システムが知られている。また、会議中に入力された手書き文字情報とアジェンダとの関係を利用者が容易に把握できるようにするために、会議中に入力された手書き文字情報を会議のアジェンダを表すアジェンダ情報に関連付けて記憶装置に格納する手書きメモ管理装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−95794号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、会議中に参加者が「他の参加者が会議資料の中で注目している場所」や「他の参加者が注目しているキーワード」、「資料に対して入力された情報」等を知ることができないという問題があった。
本発明の課題は、資料に対して入力された入力情報に基づいた情報を送信することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
資料を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された資料の注目部分に対する入力情報を入力するための入力手段と、を備える複数の端末装置に接続されるサーバ装置であって、
前記複数の端末装置のそれぞれから入力された前記表示手段に表示された資料の注目部分に対する入力情報を複数受信する受信手段と、
予め定められた条件に基づいて、前記受信した複数の入力情報に基づいた情報の送信先となる端末装置を決定する送信先決定手段と、
前記受信手段により受信された入力情報が複数の端末装置において入力された入力情報と略一致する場合、前記送信先決定手段により決定された端末装置に前記入力情報に基づいた情報を送信する送信手段と、
を備える。
本発明によれば、資料に対して入力された入力情報に基づいた情報を送信することが可能となる。
本実施形態における会議システムの全体構成例を示す図である。 サーバ装置の機能的構成を示すブロック図である。 端末一覧領域のデータ格納例を示す図である。 描画情報保存領域のデータ格納例を示す図である。 会議端末の機能的構成を示すブロック図である。 図5のCPUにより実行される描画情報送信処理を示すフローチャートである。 図2のCPUにより実行される描画情報表示制御処理を示すフローチャートである。 図5のCPUにより実行される描画情報受信処理を示すフローチャートである。 本実施形態による会議システムの動作を説明するための図である。 会議端末で手書き文字を表示する場合の画面構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る会議システム100の全体構成を示す図である。
図1に示すように、会議システム100は、サーバ装置1と、会議端末2(2A〜2C)とが、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信ネットワークNを介してデータ送受信可能に接続されて構成されている。
なお、会議システム100を構成する各装置の通信ネットワークNへの接続は有線接続であっても無線接続であってもよい。また、図1においては、会議端末2を3台として図示しているが、会議端末2の台数は図示例に限定されない。
(サーバ装置1の構成)
サーバ装置1は、会議で使用される会議端末2への会議資料の表示制御を行ったり、会議端末2において会議資料に書き込まれた(入力された)描画情報に基づいた情報を他の会議端末2に送信したりするためのコンピュータ装置である。ここで、描画情報に基づいた情報とは、描画情報それ自体、又は描画情報に基づいて直接的または間接的に得られる情報をいう。本実施形態においては、描画情報に基づいた情報を描画情報それ自体とした場合について説明する。
図2は、サーバ装置1の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、操作部13、表示部14、記憶部15、通信部16を備えて構成され、各部はバス17を介して接続されている。
CPU11は、記憶部15のプログラム記憶部151に記憶されているプログラムを読み出してRAM12のワークエリアに展開し、展開したプログラムに従って後述する描画情報表示制御処理を始めとする各種処理を実行する。CPU11は、描画情報表示制御処理を実行することにより、判断手段、送信先決定手段として機能するとともに、通信部16と協働して送信手段として機能する。
RAM12は、揮発性のメモリであり、CPU11により実行される各種処理プログラムやこれら各種処理プログラムに係るデータ等を記憶する。RAM12には、端末一覧領域121、描画情報保存領域122、表示情報領域123が設けられている。
端末一覧領域121は、現在進行中の会議で使用されている会議端末2の端末番号等を格納し、管理するための領域である。図3に、端末一覧領域121のデータ格納例を示す。端末一覧領域121は、図3に示すように、「フラグ」領域、「端末番号」領域、「ワーク」領域等を有している。「フラグ」領域は、「端末番号」領域で特定される会議端末2の使用者の区分(参加者、発言者、管理者等)を示すフラグを格納するための領域である。「ワーク」領域は、後述する描画情報表示制御処理において、「端末番号」領域で特定される会議端末2に描画情報が書き込まれているか否かを識別するための情報を格納するための領域である。
描画情報保存領域122は、会議中に会議端末2から送信された描画情報を送信元の会議端末2の端末番号と対応付けて格納するとともに、会議端末2への描画情報の送信履歴を保存するための領域である。図4に、描画情報保存領域122のデータ格納例を示す。描画情報保存領域122は、図4に示すように、「フラグ」領域、「端末番号」領域、「描画情報」領域を有している。「フラグ」領域は、後述する描画情報表示制御処理において、「端末番号」領域で特定される会議端末2における、「描画情報」領域に格納されている描画情報に関するフラグを格納するための領域である。
表示情報領域123は、現在会議端末2に表示されている会議資料のファイル名、ページ番号等を格納するための領域である。
操作部13は、カーソルキー、文字、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたキーボードを含む構成とし、操作者による各キーの押下入力を受け付けてその操作情報をCPU11に出力する。また、操作部13は、マウス等のポインティングデバイスや、表示部14の表面を覆うタッチパネル等を含み、位置入力を受け付けて操作情報としてCPU11に出力する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU11からの表示制御信号に従って、各種表示を行う。
記憶部15は、磁気記録媒体を有するHDD(Hard Disk Drive)、不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部15には、図2に示すように、プログラム記憶部151が設けられている。
プログラム記憶部151には、CPU11で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でプログラム記憶部151に格納されている。CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、記憶部15には、会議情報記憶部152、会議資料記憶部153が設けられている。
会議情報記憶部152は、予め登録された会議情報を記憶する。会議情報は、例えば、会議識別番号(会議ID)、会議名、日時、参加者名、参加者ID、参加者パスワード、各参加者が会議に使用する端末番号、使用者区分(参加者、発言者又は管理者)等の情報である。なお、使用者区分では、参加者を一般的な参加者、発言者、管理者に区分している。即ち、会議の参加者には、発言者や管理者も含まれる。
会議資料記憶部153は、会議資料のデータファイルを会議IDに対応付けて記憶する。会議資料のデータファイルは、PDF(Portable Document Format)(登録商標)、Power Point(登録商標)、画像データ、テキストデータ等さまざまな形式のものが適用可能であり、特に限定されない。
通信部16は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成される。通信部16は、通信ネットワークNを介して会議端末2を始めとする外部装置と通信接続し、データ送受信を行う。通信部16は、受信手段として機能する。
(会議端末2の構成)
会議端末2(2A〜2C)は、会議資料を表示したり、ユーザが会議資料への書き込み(入力)を行ったりするための端末装置である。会議端末2としては、例えば、タブレット端末、PC(Personal Computer)等が適用可能である。本実施形態において、会議端末2のうち会議端末2Aは、発言者用の会議端末(マスタ)であり、会議開始操作、会議終了操作、ページの送り操作、戻り操作等が可能となっている。会議端末2B、2C(スレーブ)は、会議端末2Aのページ操作に同期して会議資料を表示する。
図5は、会議端末2の機能的構成を示すブロック図である。
図5に示すように、会議端末2は、CPU21、RAM22、操作部23、表示部24、記憶部25、通信部26を備えて構成され、各部はバス27により接続されている。
CPU21は、記憶部25のプログラム記憶部251に記憶されているプログラムを読み出してRAM22のワークエリアに展開し、展開したプログラムに従って、後述する描画情報送信処理、描画情報受信処理を始めとする各種処理を実行する。CPU21は、描画情報送信処理を実行することにより、通信部26と協働して描画情報送信手段として機能する。
RAM22は、揮発性のメモリであり、CPU21により実行される各種処理プログラムやこれら各種処理プログラムに係るデータ等を記憶する。
操作部23は、専用ペンPと表示部24の表示画面上に重畳されて形成されたタッチパネルとにより構成される。操作部23は、専用ペンPによる表示部24の表示画面上の操作をタッチパネルにより検出し、操作された位置の座標情報をCPU21に入力する。操作部23は、描画情報を入力する入力手段として機能する。
表示部24は、LCD等により構成され、CPU21からの表示制御信号に従って、各種表示を行う。
記憶部25は、HDD、半導体の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部25には、図1に示すように、プログラム記憶部251、会議資料記憶部252、描画情報記憶部253が設けられている。
プログラム記憶部251には、CPU21で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でプログラム記憶部251に格納されている。CPU21は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。例えば、会議端末2A〜2Cのプログラム記憶部251には、後述する描画情報送信処理、描画情報受信処理を実行するためのプログラムが記憶されている。また、会議端末2Aのプログラム記憶部251には、マスタの会議端末2として動作するためのプログラムが記憶されている。会議端末2B、2Cのプログラム記憶部251には、スレーブの会議端末2として動作するためのプログラムが記憶されている。
会議資料記憶部252は、会議資料のデータファイルを会議IDと対応付けて記憶する。
描画情報記憶部253は、会議資料の各ページに対応付けて描画情報を記憶する。描画情報記憶部253は、操作部23により入力された描画情報と通信部26により受信された描画情報とを区別して記憶する。
通信部26は、通信部16は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成される。通信部26は、通信ネットワークNを介してサーバ装置1を始めとする外部装置と通信接続し、データ送受信を行う。
<会議システム100の動作>
次に、本実施形態における会議システム100の動作について説明する。
まず、会議に先立って、会議の参加者は、各自の会議端末2A〜2Cの操作部23により会議ID、参加者ID及びパスワードを入力し、サーバ装置1への接続を指示する操作を行う。会議端末2A〜2CのCPU21は、操作部23により入力された会議ID、参加者ID、参加者パスワード及び端末番号を通信部26によりサーバ装置1に送信し、サーバ装置1にアクセス要求を行う。
サーバ装置1のCPU11は、通信部16により会議端末2A〜2Cからアクセス要求を受信すると、受信した会議ID、参加者ID、参加者パスワード及び端末番号と、会議情報記憶部152に記憶されている会議情報とに基づいて認証を行う。正当な参加者及び会議端末であることが認証された場合、CPU11は、会議資料記憶部153から会議IDに対応する会議資料のデータファイルを読み出してアクセス要求元の会議端末2に送信する。
会議端末2A〜2CのCPU21は、通信部26により会議資料のデータファイルを受信すると、受信したデータファイルを会議IDに対応付けて会議資料記憶部252に記憶する。
会議資料ファイルのダウンロードの終了後、マスタとしての会議端末2AのCPU21は、表示部24に会議資料の最初のページ、会議開始ボタン、会議終了ボタン、ページ送りボタン、ページ戻しボタン等が表示された画面を表示する。操作部23により会議開始ボタンの押下等により会議開始が指示されると、会議端末2AのCPU21は、通信部26によりサーバ装置1に会議IDを含む会議開始通知を送信する。また、会議端末2AのCPU21は、操作部23によるページ送り操作やページ送り操作(例えば、表示部24の所定の位置に表示されたページ送りボタンやページ戻しボタンの操作)に応じて表示部24に会議資料ファイルの指定されたページを表示させるとともに、表示している会議資料のファイル名及びページ情報を通信部26によりサーバ装置1に送信する。
サーバ装置1のCPU11は、通信部16により会議端末2Aからの会議開始通知を受信すると、表示情報領域123を初期化し、表示制御処理を開始する。表示制御処理では、サーバ装置1のCPU11は、会議端末2Aからのファイル名及びページ情報の受信を待機し、ファイル名及びページ情報が通信部16により受信されると、RAM12の表示情報領域123に受信した情報を書き込むとともに、通信部16により会議端末2B〜2Cに対し、受信したファイル名及びページ情報を送信し、当該ページの表示を指示するコマンド情報を送信する。スレーブとしての会議端末2B〜2CのCPU21は、通信部26によりサーバ装置1から受信したコマンド情報に基づいて表示部24に会議資料を表示する。即ち、会議システム100においては、発言者の会議端末2Aからのページ送り操作やページ戻し操作に同期して、全ての会議端末2A〜2Cに同じ会議資料の同じページが表示される。
また、サーバ装置1のCPU11は、通信部16により会議端末2Aからの会議開始通知を受信すると、端末一覧領域121及び描画情報保存領域122を初期化した後、開始された会議の会議IDに対応する会議情報に基づいて、端末一覧領域121の「フラグ」領域、「端末番号」領域の書き込みを行い、描画情報表示制御処理(図7参照)を開始する。
会議端末2A〜2Cにおいて、操作部23により表示部24に表示された会議資料上への描画が行われると、CPU21は、描画情報送信処理(図6参照)を実行する。また、通信部26によりサーバ装置1から描画情報を受信すると、会議端末2A〜2CのCPU21は、描画情報受信処理(図8参照)を実行する。
会議端末2Aにおいて操作部23により会議終了ボタンの押下等により会議終了が指示されると、CPU21は、通信部26によりサーバ装置1に会議IDを含む会議終了通知を送信する。サーバ装置1のCPU11は、通信部16により会議端末2Aからの会議終了通知を受信すると、表示制御処理、描画情報表示制御処理を終了する。
会議システム100においては、サーバ装置1において描画情報表示制御処理を実行し、会議端末2A〜2Cにおいて、描画情報送信処理及び描画情報受信処理を実行することで、会議の参加者が会議資料に書き込んだアンダーラインやマーク等の描画された情報の共有化ができるようになっている。以下、各処理の動作について詳細に説明する。
(描画情報送信処理)
まず、会議端末2(2A〜2C)において実行される描画情報送信処理について説明する。
図6は、会議端末2(2A〜2C)のCPU21において実行される描画情報送信処理を示すフローチャートである。描画情報送信処理は、各会議端末2において操作部23により描画情報が入力された際に、CPU21と、プログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、CPU21は、操作部23から入力された描画情報(専用ペンPがなぞった軌跡の座標情報)を取得する(ステップS1)。
次いで、CPU21は、描画情報に基づいて、予め定められたマークが描画されたか否かを判断する(ステップS2)。例えば、線、○、△等の予め定められたマーク(図形)の特徴を記憶しておき、描画情報がそのマークの特徴を有しているか否かに基づいて予め定められたマークが描画されたか否かを判断する。
予め定められたマークが描画されたと判断した場合(ステップS2;YES)、CPU21は、自端末の端末情報(端末番号)及び描画情報を通信部26によりサーバ装置1に送信する(ステップS3)。そして、CPU21は、入力された描画情報を会議資料のファイル名及びページと対応付けて描画情報記憶部253に記憶し(ステップS4)、描画情報送信処理を終了する。本実施形態において、サーバ装置1に送信する描画情報は、会議資料上の描画位置及び描画内容を含む情報であり、ステップS1で取得したものをそのまま送ってもよいが、例えば、線の場合はLine(100,50)-(150,50)のように、描画されたマークの種類や大きさ(描画内容)や代表位置の座標(描画位置)を簡略化した情報として送信することが好ましい。本実施形態においては、描画情報を簡略化して送信することとして説明する。
一方、予め定められたマークが描画されていないと判断された場合(ステップS2;NO)、CPU21は、描画情報送信処理を終了する。
なお、本実施形態においては、サーバ装置1において、会議端末2から受信した描画情報に対応する会議資料のファイル及びページを表示情報領域123の情報によって特定可能としているが、描画情報に会議資料のファイル名及びページ情報を含めることとしてもよい。
(描画情報表示制御処理)
次に、サーバ装置1において実行される描画情報表示制御処理について説明する。
図7は、サーバ装置1のCPU11において実行される描画情報表示制御処理を示すフローチャートである。描画情報表示制御処理は、通信部16により会議開始通知が受信された場合に、CPU11と、プログラム記憶部151に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、CPU11は、RAM12にカウンタnを設定し、nに1をセットする(ステップS11)。
次いで、CPU11は、会議端末2からの描画情報の受信を待機する(ステップS12)。通信部16において、会議端末2からの描画情報(描画情報+端末番号)が受信されると(ステップS12;YES)、CPU11は、受信した情報から端末番号を取得し(ステップS13)、受信した情報から描画情報を取得し(ステップS14)、取得した端末番号と描画情報を描画情報保存領域122のデータの最後尾へ追加する(ステップS15)。
次いで、CPU11は、端末一覧領域121の「ワーク」領域及びRAM12の所定領域の一致フラグを初期化し(ステップS16)、ポインタを描画情報保存領域122の先頭へセットする(ステップS17)。
次いで、CPU11は、描画情報保存領域122のポインタが示す位置にデータが格納されているか否かを判断する(ステップS18)。描画情報保存領域122のポインタが示す位置にデータが格納されていると判断した場合(ステップS18;YES)、CPU11は、描画情報保存領域122のポインタが示す位置からフラグ、端末番号、及び描画情報を取得する(ステップS19)。
次いで、CPU11は、取得したフラグが空白か否かを判断する(ステップS20)。取得したフラグが空白であると判断した場合(ステップS20;YES)、CPU11は、取得した端末番号が受信した端末番号と同じであるか否かを判断する(ステップS21)。取得した端末番号が受信した端末番号と同じではないと判断した場合(ステップS21;NO)、CPU11は、取得した描画情報が受信した描画情報と一致しているか否かを判断する(ステップS22)。ここで、一致とは、完全一致だけでなく、完全一致から予め定められた範囲内のものも含む。取得した描画情報が受信した描画情報と一致していると判断した場合(ステップS22;YES)、CPU11は、描画情報保存領域122のポインタが示す位置の「フラグ」領域にDATnフラグ(nはカウンタnの値)を書き込み(ステップS23)、端末一覧領域121の、ステップS19で取得した端末番号の「ワーク」領域に“有り”をセットし(ステップS24)、RAM12の所定領域に、受信した描画情報と一致した描画情報があったことを示す一致フラグ=trueをセットし(ステップS25)、ステップS26の処理に移行する。
描画情報保存領域122の「フラグ」領域に格納されるDATnフラグは、「端末番号」領域の端末番号で特定される会議端末2において、受信された描画情報(描画情報nとする。nはカウンタnの値)と一致する描画情報に基づく描画が行われていることを示すフラグである。端末一覧領域121の「ワーク」領域の“有り”は、対応する端末番号の会議端末2に受信した描画情報と一致する描画情報が有ることを示す。
ステップS20においてフラグが空白ではないと判断した場合(ステップS20;NO)、又は、ステップS21において、取得した端末番号が受信した端末番号と同じであると判断した場合(ステップS21;YES)、又は、ステップS22において、取得した描画情報が受信した描画情報と略一致していないと判断した場合(ステップS22;NO)、CPU11は、ステップS26の処理に移行する。
ステップS26においては、CPU11は、描画情報保存領域122のポインタを1つ進め(ステップS26)、ステップS18の処理に戻る。
ステップS18において、描画情報保存領域122のポインタ位置にデータが格納されていないと判断した場合(ステップS18;NO)、CPU11は、ステップS27の処理に移行し、RAM12の所定領域に一致フラグ=trueがセットされているか否かを判断する(ステップS27)。
一致フラグ=trueがセットされていないと判断した場合(ステップS27;NO)、CPU11は、ステップS41の処理に移行する。
一方、一致フラグ=trueがセットされていると判断した場合(ステップS27;YES)、CPU11は、ポインタを一つ戻し、受信した描画情報及び端末番号が書き込まれている描画情報保存領域122にポインタ位置をセットし(ステップS28)、描画情報保存領域122のポインタ位置の「フラグ」領域にDATnフラグ(nはカウンタnの値)を書き込み(ステップS29)、端末一覧領域121の、受信した端末番号の「ワーク」領域に“有り”をセットする(ステップS30)。
次いで、CPU11は、端末一覧領域121の先頭にポインタ位置をセットし(ステップS31)、端末一覧領域121のポインタ位置の「ワーク」領域が“有り”であるか否かを判断する(ステップS32)。
端末一覧領域121のポインタ位置の「ワーク」領域が“有り”ではないと判断した場合(ステップS32;NO)、CPU11は、描画情報保存領域122に1行追加し、「フラグ」領域にVIEWnを格納し、「端末番号」領域に端末一覧領域121のポインタ位置の端末番号を格納し、「描画情報」に受信した描画情報を格納し(ステップS33)、ステップS34の処理に移行する。VIEWnは、描画情報nを送信する対象であることを示すフラグである。
端末一覧領域121のポインタ位置の「ワーク」領域が“有り”であると判断した場合(ステップS32;YES)、CPU11は、ステップS34の処理に移行する。
ステップS34において、CPU11は、端末一覧領域121のポインタ位置を1つ進め(ステップS34)、次いで、端末一覧領域121が終了した(ポインタが最後まで到達した)か否かを判断する(ステップS35)。端末一覧領域121が終了していないと判断した場合(ステップS35;NO)、CPU11は、ステップS32の処理に戻り、次のポインタ位置についてステップS32〜S34の処理を実行する。
端末一覧領域121が終了したと判断した場合(ステップS35;YES)、CPU11は、描画情報保存領域122の先頭にポインタをセットする(ステップS36)。次いで、CPU11は、描画情報保存領域122が終了した(ポインタが最後まで到達した)か否かを判断する(ステップS37)。描画情報保存領域122が終了していないと判断した場合(ステップS37;NO)、CPU11は、描画情報保存領域122のポインタ位置の「フラグ」領域が「VIEWn」であるか否かを判断する(ステップS38)。描画情報保存領域122のポインタ位置の「フラグ」領域が「VIEWn」であると判断した場合(ステップS38;YES)、CPU11は、ポインタ位置の「端末番号」領域の会議端末2に対し、受信した描画情報(描画情報n)を通信部16により送信し(ステップS39)、描画情報保存領域122のポインタ位置を1つ進め(ステップS40)、ステップS37の処理に戻る。即ち、描画情報nが書き込まれていない会議端末2が送信先として決定され、描画情報nが送信される。
描画情報保存領域122のポインタ位置の「フラグ」領域が「VIEWn」ではないと判断した場合(ステップS38;NO)、CPU11は、描画情報保存領域122のポインタ位置を1つ進め(ステップS40)、ステップS37の処理に戻る。
ステップS37において、描画情報保存領域122が終了したと判断した場合(ステップS37;YES)、CPU11は、ステップS41の処理に移行する。
ステップS41において、CPU11は、会議が終了したか否かを判断する(ステップS41)。CPU11は、通信部16により会議端末2Aから会議終了通知が受信されたか否かに基づいて、会議が終了したか否かを判断する。会議が終了してないと判断した場合(ステップS41;NO)、CPU11は、一致フラグ=trueであるか否かを判断する(ステップS42)。一致フラグ=trueではないと判断した場合(ステップS42;NO)、CPU11は、ステップS12に戻る。一致フラグ=trueであると判断した場合(ステップS42;YES)、CPU11は、カウンタnを1インクリメントし(ステップS43)、ステップS12の処理に戻る。会議が終了したと判断した場合(ステップS41;YES)、描画情報表示制御処理を終了する。
(描画情報受信処理)
次に、会議端末2A〜2Cにおいて実行される描画情報受信処理について説明する。
図8は、会議端末2A〜2CのCPU21において実行される描画情報受信処理を示すフローチャートである。描画情報受信処理は、各会議端末2において通信部26によりサーバ装置1からの描画情報が受信された際に、CPU21と、プログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、CPU21は、通信部26により受信した描画情報を取得する(ステップS51)。次いで、CPU21は、取得した描画情報に基づいて、表示部24の画面上に表示されている会議資料に描画の表示を行う(ステップS52)。そして、CPU21は、受信した描画情報を現在表示されているファイル名及びページと対応付けて描画情報記憶部253に記憶し(ステップS53)、描画情報受信処理を終了する。
以下、会議端末2において描画が行われた場合の動作を具体例を挙げて説明する。
図9に示すように会議端末2Bにおいて表示部24に表示されている会議資料の「集約」の下(座標(100,50)−(100,150))にアンダーラインが描画され、操作部23によりその描画情報が入力されると、描画情報送信処理によりサーバ装置1に描画情報及び端末情報が送信される。
サーバ装置1においては、描画情報等が受信されると、描画情報表示制御処理のステップS15において、図4(a)に示すように描画情報保存領域122に端末番号及び描画情報が書き込まれる。しかし、この時点では、描画情報保存領域122に他のレコードが格納されていないため、ステップS27の判断がNOとなり、他の会議端末には描画情報の送信は行われない。
次に、会議端末2Cにおいて、図9に示すように会議端末2Bと同様に会議資料の「集約」の下(座標(100,50)−(100,150))にアンダーラインが描画され、操作部23によりその描画情報が入力されると、描画情報送信処理によりサーバ装置1にその描画情報及び端末情報が送信される。
サーバ装置1においては、会議端末2Cから描画情報等が受信されると、描画情報表示制御処理のステップS15において、図4(b)に示すように描画情報保存領域122に会議端末2Cの端末番号及び描画情報が追加で書き込まれる。描画情報保存領域122には、会議端末2Cから受信した描画情報Line(100,50)−(100,150)と一致する描画情報であって、端末番号が2Cではない端末番号2Bの描画情報が格納されているため、図4(c)に示すように、ステップS23において端末番号2Bの「フラグ」領域にDAT1が追加される。また、ステップS27の判断がYESとなり、ステップS29において端末番号2Cの「フラグ」領域にDAT1が追加される。更に、ステップS33において、描画情報保存領域122にVIEW1として描画情報Line(100,50)−(100,150)、端末番号2Aが記憶され、その後、描画されていない会議端末2Aに、この描画情報が送信される。
会議端末2Aにおいては、サーバ装置1から描画情報が受信されると、描画情報受信処理が実行され、図9に示すように、受信した描画情報に基づいて表示部24に表示されている会議資料の「集約」の下にアンダーラインが描画される。
以上説明したように、本実施形態における会議システム100によれば、会議端末2は、操作部23により入力された描画情報を通信部26によりサーバ装置1に送信する。サーバ装置1のCPU11は、会議端末2のそれぞれから入力された描画情報を通信部16により受信すると、予め定められた条件に基づいて、受信した描画情報の送信先となる会議端末2を決定する。そして、通信部16により、決定した会議端末2に描画情報を送信する。描画情報は、会議資料上の描画位置及び描画内容を示す情報を含む。
従って、描画情報の送信先となった会議端末2においては、会議資料に対して他の会議端末2で入力された描画情報に基づいて、表示部14に表示されている会議資料に描画を行うことができるので、送信先の会議端末2を使用している参加者は、他の参加者が注目している箇所を認識することが可能となる。
また、例えば、会議端末2から受信した描画情報と一致する描画情報が入力されていない会議端末2を送信先の会議端末2として決定するようにすることで、送信先の会議端末2を使用している参加者は、会議中に自分では気づかなかった注目すべき点に気づくことが可能となり、参加者の理解を深め、会議効率及び会議品質の向上を図ることが可能となる。
また、受信した描画情報が複数の会議端末2において入力された描画情報である場合に描画情報の送信を行うことで、複数の参加者が注目している重要なポイントを送信先の参加者が認識することが可能となる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る会議システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、複数の会議端末2から入力された描画情報を他の会議端末2に無条件に送信することとして説明したが、複数の会議端末2から入力された描画情報を他の会議端末2に送信するか否かの設定手段をサーバ装置1が備える構成としてもよい。そして、サーバ装置1のCPU11は、設定手段による設定に基づいて、描画情報を配布(送信)したり、送信を禁止したりすることとしてもよい。また、会議ごとに上記設定が可能な構成としてもよい。このようにすれば、会議によって、必要な場合に情報共有を図ることが可能となる。設定手段は、例えば、操作部13から入力された設定情報をCPU11により記憶部15に設定する構成としてもよいし、通信部16から入力された設定情報をCPU11によりCPU11により記憶部15に設定する構成としてもよい。
また、例えば、プログラム記憶部151に記憶されている描画情報表示制御処理のプログラムの一部を変更して、描画情報表示制御処理の一部を以下に示す変形例1〜5とした処理をCPU11に実行させることとしてもよい。
(変形例1)
上記実施形態においては、サーバ装置1のCPU11は、送信先決定手段として、受信した描画情報と一致する描画情報が入力されていない会議端末2を描画情報の送信先として決定することとしたが、描画情報の送信先の条件としてはこれに限定されるものではく、例えば、端末一覧領域121の会議端末2の使用者の区分を示すフラグが「発言者」や「管理者」等の予め設定された区分の会議端末2を描画情報の送信先として決定することとしてもよい。このようにすれば、会議をしながら発言者や管理者が参加者の注目した点を把握することが可能となるので、会議の意図が参加者に伝わっているか否かを確認しつつ会議を進めることができ、会議効率の向上、会議品質の向上を図ることができる。
(変形例2)
また、上記実施形態においては、2つ以上の会議端末2において入力された描画情報を他の会議端末2に送信するフローとしたが、これに限定されず、例えば、サーバ装置1において会議端末2の個数を設定可能な構成とし、設定された個数以上の会議端末2により入力された描画情報を他の会議端末2に送信することとしてもよい。
(変形例3)
また、多数の会議端末2において同じ描画情報が入力された場合は、送信先の会議端末2においてその描画情報が強調表示されるようにしてもよい。例えば、サーバ装置1のCPU11は、受信した描画情報と一致する描画情報が予め定められた個数を超える会議端末2において入力されたか否かを判断し(第2の判断手段)、予め定められた個数を超える会議端末2において入力されたと判断した場合には、送信先の会議端末2に対し、描画情報とともに当該描画情報を強調表示させるコマンド情報を送信することとしてもよい。強調表示の例としては、他の描画とは異なる色で表示する、太い線で表示する等が挙げられる。このようにすれば、多数の参加者が注目している箇所であることを送信先の会議端末2のユーザが把握することが可能となる。また、描画情報及びコマンド情報の送信先は、描画情報が入力されていない会議端末2に限らず全ての会議端末2としてもよい。これにより、すでにその描画情報を入力している会議端末2のユーザも、その箇所が多くの参加者が注目している重要な箇所であることを把握することができる。
(変形例4)
また、上記実施形態においては、情報送信先の会議端末2に予め定められたマークの描画情報を送信し、会議端末2においては描画情報に基づき会議資料上にマークの表示を行ったが、描画情報に含まれる位置情報を会議資料の位置関係と連動させ、マークが描画された位置の文字情報(キーワード)や図形情報を会議資料から取得して、描画情報に基づいた情報として送信先の会議端末2に送信することとしてもよい。具体的に、サーバ装置1のCPU11は、情報取得手段として、受信した描画情報に対応する会議資料のデータファイルを会議資料記憶部153から読み出し、受信した描画情報に基づいて、読み出した会議資料からマークが描画された位置の文字情報を、例えば公知の文字認識処理により取得する。或いは、会議資料の該当ページにおけるマークされた位置及びその近傍の領域を切り出して文字情報や図形情報を取得することとしてもよい。そして、取得された文字情報や図形情報を描画情報に基づいた情報として送信先の会議端末2に送信する。送信先の会議端末2においては、サーバ装置1からのキーワードや図形情報を会議資料とは別領域に表示する。或いは、サーバ装置1において、描画情報に含まれる描画位置の情報を併せて会議端末2に送信し、会議端末2で会議資料上の描画位置とキーワードとの対応をとるための記号やアイコン等を表示することとしてもよい。このようにすれば、送信先の参加者は、他の参加者が注目しているキーワード等を効率よく認識することが可能となる。なお、文字情報や図形情報の抽出は、描画情報を入力した会議端末2においてCPU21が行うこととしてもよい。
(変形例5)
また、上記実施形態においては、予め定められたマークの描画情報を共有化する場合を例にとり説明したが、操作部23により入力された手書き文字を共有化することとしてもよい。例えば、会議端末2においては、操作部23から入力された手書き文字の描画情報(専用ペンPの軌跡情報)を通信部26によりサーバ装置1に送信する。サーバ装置1は、受信した描画情報の文字認識を行い、認識された文字情報を描画情報に基づいた情報として送信先の会議端末2に送信する。送信先の会議端末2は、通信部26により文字情報を受信すると、表示部24の表示画面上の所定の領域に受信した文字情報を表示する。例えば、表示部24の表示画面は、図10に示すように、会議資料を表示する表示領域241と、手書き文字を入力するための領域242と、他の会議端末2からの手書き文字を表示するための領域243とを有し、会議端末2のCPU21は、サーバ装置1から受信した文字情報を領域243に表示する。このように、会議システム100によれば、会議資料に描画されたマークだけでなく会議中の手書き文字を送信先に送信することができるので、送信先の参加者は、他の参加者が会議資料に記入した手書きメモについても容易に認識することが可能となる。なお、文字認識は会議端末2においてCPU21が行うこととしてもよい。
なお、上記変形例1〜5は、適宜組み合わせることとしてもよい。また、設定手段による設定に基づいた制御を変形例1〜5と組み合わせることとしてもよい。
また、上記実施形態、変形例では専用ペン等を用いた描画情報としたがこれに限らず、キーボード等を用いたものでもよく、資料に対して入力された入力情報であればよい。
また、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
その他、会議システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
(付記)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
資料を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された資料に対する入力情報を入力するための入力手段と、を備える複数の端末装置に接続されるサーバ装置であって、
前記端末装置のそれぞれから入力された入力情報を受信する受信手段と、
予め定められた条件に基づいて、前記受信した入力情報に基づいた情報の送信先となる端末装置を決定する送信先決定手段と、
前記送信先決定手段により決定された端末装置に前記入力情報に基づいた情報を送信する送信手段と、
を備えるサーバ装置。
<請求項2>
前記入力情報は、前記資料上の描画位置及び描画内容を示す情報を含む請求項1に記載のサーバ装置。
<請求項3>
前記資料のデータを記憶する資料記憶手段と、
前記資料記憶手段に記憶されている資料のデータから描画が行われた位置の文字情報又は図形情報を取得する情報取得手段と、を備え、
前記送信手段は、前記情報取得手段により取得された文字情報又は図形情報を前記入力情報に基づいた情報として前記送信先の端末装置に送信する請求項2に記載のサーバ装置。
<請求項4>
前記端末装置のそれぞれから入力される入力情報は、前記入力手段により入力された手書き文字の入力情報であり、
前記手書き文字の入力情報の文字認識を行う文字認識手段を備え、
前記送信手段は、前記文字認識手段により認識された文字情報を前記入力情報に基づいた情報として前記送信先の端末装置に送信する請求項1〜3の何れか一項に記載のサーバ装置。
<請求項5>
前記送信先決定手段は、前記受信した入力情報と一致する入力情報が入力されていない端末装置を前記送信先の端末装置として決定する請求項1〜4の何れか一項に記載のサーバ装置。
<請求項6>
前記複数の端末装置のそれぞれの使用者の区分を記憶する記憶手段を備え、
前記送信先決定手段は、予め定められた区分の使用者の前記端末装置を前記送信先の端末装置として決定する請求項1〜4の何れか一項に記載のサーバ装置。
<請求項7>
前記受信した入力情報が複数の端末装置において入力された入力情報であるか否かを判断する判断手段を備え、
前記判断手段により前記受信した入力情報が複数の端末装置において入力された入力情報であると判断された場合に、前記送信先決定手段による前記送信先の決定及び前記送信手段による前記入力情報に基づいた情報の送信を行う請求項1〜6の何れか一項に記載のサーバ装置。
<請求項8>
前記受信した入力情報が予め定められた個数を超える端末装置において入力された入力情報であるか否かを判断する第2の判断手段を備え、
前記送信手段は、前記第2の判断手段により前記受信した入力情報が予め定められた個数を超える端末装置において入力された入力情報であると判断された場合に、前記送信先の端末装置に対し、前記入力情報に基づいた情報とともに当該入力情報を強調表示させるコマンド情報を送信する請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバ装置。
<請求項9>
前記入力情報に基づいた情報を他の前記端末装置に送信するか否かを設定するための設定手段を備える請求項1〜8の何れか一項に記載のサーバ装置。
<請求項10>
資料を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された資料に対する入力情報を入力するための入力手段と、を備える複数の端末装置と、複数の前記端末装置に接続されるサーバ装置と、を備えるシステムであって、
前記端末装置のそれぞれは、前記入力手段により入力された入力情報を前記サーバ装置に送信する入力情報送信手段を備え、
前記サーバ装置は、
前記端末装置のそれぞれから前記入力情報を受信する受信手段と、
予め定められた条件に基づいて、前記受信した入力情報に基づいた情報の送信先となる端末装置を決定する送信先決定手段と、
前記送信先決定手段により決定された端末装置に前記入力情報に基づいた情報を送信する送信手段と、
を備えるシステム。
<請求項11>
資料を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された資料に対する入力情報を入力するための入力手段と、を備える複数の端末装置に接続されるサーバ装置に用いられるコンピュータを、
前記端末装置のそれぞれから入力された入力情報を受信する受信手段、
予め定められた条件に基づいて、前記受信した入力情報に基づいた情報の送信先となる端末装置を決定する送信先決定手段、
前記送信先決定手段により決定された端末装置に前記入力情報に基づいた情報を送信する送信手段、
として機能させるためのプログラム。
100 会議システム
1 サーバ装置
11 CPU
12 RAM
121 端末一覧領域
122 描画情報保存領域
123 表示情報領域
13 操作部
14 表示部
15 記憶部
151 プログラム記憶部
152 会議情報記憶部
153 会議資料記憶部
16 通信部
17 バス
2(2A、2B、2C) 会議端末
21 CPU
22 RAM
23 操作部
24 表示部
25 記憶部
251 プログラム記憶部
252 会議資料記憶部
253 描画情報記憶部
26 通信部
27 バス

Claims (11)

  1. 資料を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された資料の注目部分に対する入力情報を入力するための入力手段と、を備える複数の端末装置に接続されるサーバ装置であって、
    前記複数の端末装置のそれぞれから入力された前記表示手段に表示された資料の注目部分に対する入力情報を複数受信する受信手段と、
    予め定められた条件に基づいて、前記受信した複数の入力情報に基づいた情報の送信先となる端末装置を決定する送信先決定手段と、
    前記受信手段により受信された入力情報が複数の端末装置において入力された入力情報と略一致する場合、前記送信先決定手段により決定された端末装置に前記入力情報に基づいた情報を送信する送信手段と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記入力情報は、前記資料上の描画位置及び描画内容を示す情報を含む請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記資料のデータを記憶する資料記憶手段と、
    前記資料記憶手段に記憶されている資料のデータから描画が行われた位置の文字情報又は図形情報を取得する情報取得手段と、を備え、
    前記送信手段は、前記情報取得手段により取得された文字情報又は図形情報を前記入力情報に基づいた情報として前記送信先の端末装置に送信する請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記端末装置のそれぞれから入力される入力情報は、前記入力手段により入力された手書き文字の入力情報であり、
    前記手書き文字の入力情報の文字認識を行う文字認識手段を備え、
    前記送信手段は、前記文字認識手段により認識された文字情報を前記入力情報に基づいた情報として前記送信先の端末装置に送信する請求項1〜3の何れか一項に記載のサーバ装置。
  5. 前記送信先決定手段は、前記受信した入力情報と一致する入力情報が入力されていない端末装置を前記送信先の端末装置として決定する請求項1〜4の何れか一項に記載のサーバ装置。
  6. 前記複数の端末装置のそれぞれの使用者の区分を記憶する記憶手段を備え、
    前記送信先決定手段は、予め定められた区分の使用者の前記端末装置を前記送信先の端末装置として決定する請求項1〜4の何れか一項に記載のサーバ装置。
  7. 前記受信した入力情報が複数の端末装置において入力された入力情報であるか否かを判断する判断手段を備え、
    前記判断手段により前記受信した入力情報が複数の端末装置において入力された入力情報であると判断された場合に、前記送信先決定手段による前記送信先の決定及び前記送信手段による前記入力情報に基づいた情報の送信を行う請求項1〜6の何れか一項に記載のサーバ装置。
  8. 前記受信した入力情報が予め定められた個数を超える端末装置において入力された入力情報であるか否かを判断する第2の判断手段を備え、
    前記送信手段は、前記第2の判断手段により前記受信した入力情報が予め定められた個数を超える端末装置において入力された入力情報であると判断された場合に、前記送信先の端末装置に対し、前記入力情報に基づいた情報とともに当該入力情報を強調表示させるコマンド情報を送信する請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバ装置。
  9. 前記入力情報に基づいた情報を他の前記端末装置に送信するか否かを設定するための設定手段を備える請求項1〜8の何れか一項に記載のサーバ装置。
  10. 資料を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された資料の注目部分に対する入力情報を入力するための入力手段と、を備える複数の端末装置と、複数の前記端末装置に接続されるサーバ装置と、を備えるシステムであって、
    前記複数の端末装置のそれぞれは、前記入力手段により入力された入力情報を前記サーバ装置に送信する入力情報送信手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記複数の端末装置のそれぞれから前記表示手段に表示された資料の注目部分に対する入力情報を複数受信するする受信手段と、
    予め定められた条件に基づいて、前記受信した複数の入力情報に基づいた情報の送信先となる端末装置を決定する送信先決定手段と、
    前記受信手段により受信された入力情報が複数の端末装置において入力された入力情報と略一致する場合、前記送信先決定手段により決定された端末装置に前記入力情報に基づいた情報を送信する送信手段と、
    を備えるシステム。
  11. 資料を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された資料の注目部分に対する入力情報を入力するための入力手段と、を備える複数の端末装置に接続されるサーバ装置に用いられるコンピュータを、
    前記複数の端末装置のそれぞれから入力された前記表示手段に表示された資料の注目部分に対する入力情報を複数受信する受信手段、
    予め定められた条件に基づいて、前記受信した複数の入力情報に基づいた情報の送信先となる端末装置を決定する送信先決定手段、
    前記受信手段により受信された入力情報が複数の端末装置において入力された入力情報と略一致する場合、前記送信先決定手段により決定された端末装置に前記入力情報に基づいた情報を送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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