JP2010278656A - 画像編集システムおよび画像編集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数人が共同で画像編集を行うことができる画像編集技術を提供する。
【解決手段】一の端末Tにおいて操作が行われると、操作情報送信部21はディスプレイTd上におけるポインティングデバイスTmの指示位置を表す指示位置情報を含み、その操作の内容を表す操作情報が生成し、サーバSに送信する。サーバSでは、操作管理部11が操作情報に基づき操作再現情報を生成し、他の端末Tに送信する。操作再現情報を取得した端末Tでは、操作再現情報に基づき操作画面を生成する。この操作画面には、他の端末TにおけるポインティングデバイスTmの指示位置を表すカーソルが重畳表示されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像サーバに保管された画像データを編集する画像編集技術に関し、特に複数人により共同で画像編集を行う画像編集技術に関する。
従来、インターネット等のネットワーク上に設置されたサーバに画像データを登録しておき、特定人または不特定人に画像を閲覧可能にする画像共有サービスが行われている。このようなサービスでは、利用者はネットワークを介してサーバに接続することにより、画像を閲覧することができる。また、付加的なサービスとして、閲覧した画像を画像プリントして郵送するサービスをも行っている業者がある。このとき、各人は画像プリントを行う画像データに対して画像編集を行うこともできる。
また、各人が有する画像に対して複数人が画像プリントの注文を行う技術として、限られたユーザの間で互いにネットワーク上で画像を共有し合うクローズド・ユーザ・グループ(CUG)の登録処理を行い、登録されたCUGへのログインに必要な認証コードを発行する一方、認証コードを有するユーザ端末装置のCUGへのログイン/ログアウトを管理し、ネットワーク上におけるユーザ端末装置どうしのピア・ツー・ピア接続を管理する接続管理サーバと、認証コードを有するユーザ端末装置とネットワーク経由でピア・ツー・ピア接続されることにより、このユーザ端末装置からプリント注文に係る画像データを取得するとともに、ラボに設置されているデジタル写真プリント装置に対して画像データを送り、この画像データに基づいてデジタル写真プリント装置にプリントを実行させるラボサーバと、を備えたことを特徴とする画像プリントシステムがある(特許文献1参照)。
一方、ネットワーク上で共有された画像に対する操作を共有する技術として、同一グループに属する他の情報処理装置との間で画像を共有する情報処理装置であって、画像情報を記憶する画像記憶部と、画像記憶部に記憶されている一部又は全部の画像情報をサーバに送信する送信部と、自身が所属するグループに関する情報、及び自身が所属するグループと同一グループに属する他の情報処理装置の中の少なくとも1つの情報処理装置との間で設定されるサブグループに関する情報を保持する情報保持部と、画像情報に基づいてサーバで特定された同一グループに属する全ての情報処理装置で共有する画像情報に関する共有画像情報をサーバから受信する受信部と、受信部が受信した共有画像情報に従って画像を表示する表示部と、表示部に表示された画像に対するユーザ操作をサーバに指示する操作指示部と、受信部が受信する同一グループに属する任意の情報処理装置のユーザ操作に応じてサーバで随時特定される共有画像情報を用いて同一グループに属しかつサブグループが設定されている他の情報処理装置との対話的な画像視聴を実行する制御部と、を備える情報処理装置がある(特許文献2参照)。
特開2004−259249号公報 国際公開WO2005/093593号公報
しかしながら、従来の画像共有サービスでは、画像プリントの注文は、各人が所望する画像の画像プリントを注文するためのものであるため、画像処理は画像プリントを注文する各人が個別に行い、その画像処理は各人に対してのみ適用される。このようなシステムでは、複数人が共同して画像編集を行うことには適していない。例えば、このようなシステムを用いて複数人が共同して画像編集を行うためには、代表者が仮の画像編集を登録しておき、他の者はネットワークを介してその仮の画像編集を閲覧し、自身の意見を代表者に伝え、代表者がその意見に基づき仮の画像編集を修正することで、実現することができる。しかし、この方法では、代表者以外の者は直接画像編集に自身の意見を反映させることができないために、画像編集を確定するまでに多くの時間を要してしまう。ここで、代表者以外の者も仮の画像編集を修正可能にすると、代表者以外の者の意見も画像編集に直接反映できるが、この場合には、各人が自由に仮の画像編集を変更できるため、各人の意見が対立した等の場合には、意見が収束せず、やはり画像編集の確定までに時間を要してしまう。
また、特許文献1の技術では、ユーザ端末装置どうしのピア・ツー・ピア接続により各ユーザ端末に記憶されている画像データを効率的に共有でき、各ユーザが自身の嗜好等に基づいて他のユーザが有する画像データに対しても画像プリントの注文を行うことができる。しかし、この技術を用いても複数のユーザが共同して画像編集を行った後に、一の画像プリントの注文を作成する場合には、従来技術と同様の問題がある。
一方、特許文献2の技術では、他のユーザが行った操作が自身の端末上で再現されるため、共同作業には適している。しかし、複数のユーザが共同作業を行うとユーザの操作が競合する場合がある。特許文献2では、この問題点に対する検討は行われていない。
本発明の目的は、このような課題に鑑み、複数人が共同で画像編集を行うことができる画像編集技術を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明の画像編集システムは、画像データを記録管理する画像データ管理部を備えたサーバと複数の端末とがネットワークを介して接続され、当該複数の端末から当該サーバに保持された同一の前記画像データに対して画像編集を行う画像編集システムであって、前記端末は、前記画像編集に係る操作を指示するポインティングデバイスと、前記画像データ管理部から取得した画像編集の対象となる前記画像データである編集対象画像データを表示するディスプレイと、前記画像編集に係る前記ポインティングデバイスの指示位置を表す指示位置情報を含み当該端末におけるユーザによる前記編集対象画像データに対する前記画像編集の操作内容を表す操作情報を、前記サーバに送信する操作情報送信部を備え、前記サーバは、前記操作情報を取得するとともに、当該操作情報に係る操作を再現するための操作再現情報を、当該操作情報を送信した前記端末以外の前記編集対象画像データを編集している前記端末である共同編集端末に送信する操作管理部と、を備え、前記共同編集端末は、前記操作再現情報を取得し、各々の前記端末における前記ポインティングデバイスの指示位置を表すカーソルを含むとともに当該操作再現情報に係る操作を表す操作画面を、前記ディスプレイに表示する操作再現部を備えている。
この構成では、各端末において行われる画像編集に係る操作を表す操作情報が各端末からサーバに送信される。なお、この操作情報には各端末に備えられているポインティングデバイスの指示位置を表す指示位置情報が含まれている。操作情報を取得したサーバは、その操作情報に基づき、その操作情報に係る操作を再現するための操作再現情報を各端末に送信する。各端末は、取得した操作再現情報に基づき、操作再現情報に係る操作を表す操作画面をディスプレイに表示する。この操作画面には、各端末におけるポインティングデバイスの指示位置を表すカーソル図形が含まれている。すなわち、各端末のディプレイに表示される操作画面には、自身が備えているポインティングデバイスのカーソルだけでなく、他の端末が備えているポインティングデバイスのカーソルが含まれている。これにより、他の端末においてどのような操作が行われようとしているのかを予測することができるため、操作の競合が発生しにくくなり、同一の画像データに対する画像編集を共同でリアルタイムに行うことができる。
本発明の画像編集システムの好適な実施形態の一つでは、前記操作管理部は、一の前記端末から前記操作情報を取得した際に、前記共同編集端末における当該操作情報に係る操作の対象物に対する操作を制限する。この構成では、サーバが一の端末から操作情報を取得すると、その操作情報の操作対象物に対する操作権限をその一の端末に与え、他の端末に対してはその操作対象物に対する操作を制限する。これにより、的確に操作の競合を回避することができる。
また、本発明の画像編集システムの好適な実施形態の一つでは、前記操作再現部は、前記操作再現情報を取得した際に、当該操作再現情報に係る操作の対象に対する操作を制限する。この構成では、操作再現部が操作再現情報を取得すると、その操作再現情報に係る操作が完了するまで、その操作再現情報に係る操作の操作対象に対する操作を制限する。これにより、サーバに負荷をかけることなく、的確に操作の競合を回避することができる。
操作の競合を回避するためには、操作対象となっている表示物を明示することも好ましい。そのため、本発明の画像編集システムの好適な実施形態の一つでは、前記操作再現部は、前記操作管理部から前記操作再現情報を取得した際に、当該操作再現情報に係る操作の対象となる表示物を他の表示物と識別可能に表示する。この構成では、一の端末において操作が行われると、他の端末ではその操作の操作対象物と他の表示物とを識別可能に表示する。これより、ユーザは他のユーザが操作している操作対象物を認知することができるため、操作の競合を低減することができる。
本発明の画像編集システムの好適な実施形態の一つでは、前記操作管理部は、取得した前記操作情報に基づき画像プリントの注文情報を生成する。これにより、共同して行った画像編集操作に基づき、画像プリントの注文を行うことができる。
本発明の画像編集システムの技術的特徴は、同様の画像編集方法にも適用することができる。例えば、画像データを記録管理する画像データ管理部を備えたサーバと、ディスプレイとポインティングデバイスとを備えた複数の端末とがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、当該複数の端末から当該サーバに保持された同一の前記画像データに対して画像編集を行う画像編集方法であって、前記画像データ管理部から取得した画像編集の対象となる前記画像データである編集対象画像データを前記ディスプレイに表示するステップと、前記端末におけるユーザによる前記編集対象画像データに対する前記画像編集に係る操作がなされた際に、当該画像編集に係る操作における前記ポインティングデバイスの指示位置を表す指示位置情報を含み当該画像編集に係る操作の内容を表す操作情報を、前記サーバに送信するステップと、前記操作情報を取得するとともに、当該操作情報に係る操作を再現するための操作再現情報を、当該操作情報を送信した前記端末以外の前記編集対象画像データを編集している前記端末である共同編集端末に送信するステップと、前記操作再現情報を取得し、各々の前記端末における前記ポインティングデバイスの指示位置を表すカーソルを含むとともに当該操作再現情報に係る操作を表す操作画面を、前記ディスプレイに表示する操作再現ステップと、を備えた画像編集方法に用いることができる。当然ながら、このような画像編集方法にも、上述した画像編集システムの付加的特徴を適用することができる。
本発明の画像編集システムの実施形態におけるシステム構成図である。 本発明の画像編集システムの実施形態における機能ブロック図である。 本発明の画像編集システムの実施形態における処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の画像編集システムの実施形態におけるユーザ情報の例である。 本発明の画像編集システムの実施形態における操作画面の例である。 本発明の画像編集システムの実施形態における端末のディスプレイに表示された操作画面の例である。 本発明の画像編集システムの実施形態における他の端末のマウスカーソルが重畳表示された操作画面の例である。 本発明の画像編集システムの実施例2における操作の競合を排除する処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の画像編集システムの実施例3における操作制限テーブルの更新処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の画像編集システムの実施例3における操作の競合を排除する処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の画像編集システムの別実施形態における操作画面の例である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明における画像編集システムを画像プリントの注文を行う画像プリント注文システムとして構成した場合のシステム構成を表す図である。図から明らかなように、本実施形態の画像プリント注文システムは、汎用コンピュータからなるサーバSと複数の端末Tとがインターネット等の公知のネットワークNにより接続されている。
各端末Tは、汎用コンピュータからなり、ディスプレイTd、マウスTm、キーボードTk等の外部デバイスが接続されている。このマウスTmおよびキーボードTk(特にカーソルキー等)は本発明におけるポインティングデバイスとして機能させることができる。なお、ポインティングデバイスとしては、トラックボール、タブレット、タッチパネル等、種々のデバイスを使用することができる。また、端末Tの構成はこれに限定されるものではなく、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)、通信機能を備えたデジタルカメラ等、表示デバイスとポインティングデバイスを備えた各種情報処理装置を用いることができ、ポインティングデバイスも適宜選択することができる。
図2は、本実施形態の画像プリント注文システムの機能ブロック図である。図から明らかなように、サーバSは、各端末Tから操作情報を取得管理する操作管理部11、画像プリント注文の対象となる画像データを管理する画像データ管理部12、およびユーザの情報を管理するユーザ情報管理部13を備えている。
これらの操作管理部11、画像データ管理部12およびユーザ情報管理部13は、サーバSのCPU(Central Processing Unit)を中核としてソフトウェアまたはハードウェアもしくは双方が協働することにより実現されている。
一方、端末Tは、ユーザが端末Tにおいて行う画像プリント注文に係る操作の内容を表す操作情報を生成するともに、生成した操作情報をサーバSに送信する操作情報送信部21および、サーバSから送信される操作再現情報を取得し、その操作再現情報に係る操作を表す操作画面をディスプレイTdに表示する操作再現部22を備えている。
これらの操作情報送信部21および操作再現部22は、端末TのCPUを中核としてソフトウェアまたはハードウェアもしくは双方が協働することにより実現されている。
また、サーバSおよび端末Tには、それぞれネットワークNを介して各種情報を送受信するためのネットワークI/F10,20を備えている。さらに、端末Tは、マウスTm,キーボードTkからの入力を取得するとともに、ディスプレイTdに各種情報を表示するためのGUI部30を備えている。
以下に図3のフローチャートを用いて本実施形態における画像プリント注文システムの処理の流れを説明する。本実施形態では、端末T1、端末T2および端末T3を操作する3人のユーザ(それぞれ、ユーザA,ユーザB,ユーザCと称する)が共同して、アルバムプリントとしての画像プリントを注文する場合を説明する。また、本実施形態では、共同して画像プリント注文を行うユーザの集合をグループと称する。
なお、画像プリントの注文に先立ち各ユーザ又はユーザの代表者が、画像プリントの注文対象となる画像データ(以下、プリント対象画像データと称する)をサーバSに登録しておくものとする。この画像データは、画像データ管理部12によりサーバSに備えられたハードディスク等の記録媒体(図示せず)に記録管理される。このとき、サーバSは画像データを登録したユーザが属するグループを識別するためのグループIDを発行し、各画像データに対してこのグループIDを関連付ける。また、各画像データのサムネイル画像データを生成するとともに、各画像データを識別するための画像データIDを生成し、各画像データに関連付ける。
また、代表者は画像プリントの注文作業に先立ち、サーバSに画像プリントの注文作業を行うユーザのユーザIDを登録しておく。このとき、セキュリティを向上させたければ、ユーザIDとともにパスワードを登録しておく。これらのデータはユーザ情報管理部13によりユーザ情報として記録管理される。なお、パスワードは平文ではなく暗号化して記録することが望ましい。さらに、単一のサーバSを用いて複数のグループが同時に画像プリント注文を行う場合があるため、ユーザ情報にはグループを特定するためのグループIDを含めておくことが望ましい。このようにして登録されたユーザ情報の例を図4に示す。以下の説明では、図4のユーザ情報がユーザ情報管理部13に記録管理されているものとする。
各ユーザには代表者から画像プリント注文を行う日時およびサーバSへのアクセス方法(ユーザID、パスワード、サーバSのネットワークアドレス等)が通知されており、各ユーザはその日時にサーバSにログインすることにより、画像プリント注文を行う。このとき、より確実に各ユーザに通知するためにサーバSにスケジュール管理部(図示せず)を設けてもよい。代表者がユーザ情報を登録する際に、画像プリント注文を行う日時、各ユーザのメールアドレス等を併せて登録することにより、スケジュール管理部は各ユーザに対して画像プリント注文を行う日時およびサーバSへのアクセス方法等をメールで通知することができる。また、代表者が登録した画像プリント注文を行う日時を用いて予約制を導入することにより、同時に画像プリント注文を行うグループ数や人数を制限することができる。
上述のように、各ユーザには画像プリント注文を行う日時およびサーバSへのアクセス方法が通知されているので、各ユーザはその日時になると各端末Tを操作してサーバSへのログインを行う(#01)。具体的には、以下の処理が行われる。ユーザがサーバSに対して接続要求を行うとサーバSから端末Tに対してユーザIDとパスワードの入力が要求され、ユーザは通知されているユーザIDとパスワードを入力する。入力されたユーザIDとパスワードは端末TからサーバSに送信される。ユーザIDおよびパスワードを受信したサーバSでは、ユーザ情報管理部13が受信したパスワードを暗号化し、その暗号化したパスワードと受信したユーザIDに関連付けられている暗号化されたパスワードとを比較することにより認証を行う。このとき、ユーザ情報管理部13は、ログインしたユーザのユーザID、グループIDおよびユーザが使用している端末Tのネットワークアドレスを操作管理部11に通知し、操作管理部11はグループ毎にユーザIDとネットワークアドレスをテーブル(以下、グループテーブルと称する)として管理する。
サーバSは、予め設定された条件(以下、画像プリント注文開始条件と称する)を充足すると画像プリントの注文作業を開始する(#02のYes分岐)。例えば、いずれかのユーザがログインした、いずれかの端末Tから画像編集操作が行われた、いずれかの端末で編集開始ボタンが押下された等の明示的な編集開始が指示された等を画像プリント注文開始条件とすることができる。
画像プリント注文開始条件が充足された旨は、ユーザ情報管理部13から操作管理部11に通知される。このとき、各ユーザが使用している端末Tのネットワークアドレスが併せて通知される。
画像プリント注文開始条件を充足した旨および各端末Tのネットワークアドレスを取得した操作管理部11は、画像プリント注文を行うための初期画面を表示するための操作再現情報を生成し(#03)、取得したネットワークアドレスを用いて、各端末Tに対して操作再現情報をマルチキャストする(#04)。
本実施形態における操作再現情報とは、各端末Tにおいて操作画面を生成するための命令の集合である。この場合には、各端末TはGUI(Graphical User Interface)を構成するコンポーネントを保持しており、操作再現情報にはコンポーネントを識別するコンポーネントID,位置および大きさが含まれる。なお、コンポーネントの位置および大きさを正規化しておくと、各端末Tに接続されているディスプレイやアプリケーションウィンドウの大きさ等の影響を受けない操作画面を生成できるため好適である。また、生成すべき操作画面内に各端末Tで保持していない画像データやテンプレートデータ等が含まれる場合には、画像データ(本発明における編集対象画像データ)やテンプレートデータが操作再現情報に含まれて送信される。
図5に操作画面の例を示す。この操作画面には、画像データを貼り込む位置を規定する画像フレーム41を有するテンプレート40、サムネイル画像43を表示するサムネイル表示領域42が含まれている。このサムネイル表示領域42に表示されるサムネイル画像43は、プリント対象画像データのサムネイル画像データに基づくものである。したがって、操作管理部11は、初期のテンプレートデータとその位置、サムネイル表示領域42の大きさ等、サムネイル画像データを操作再現情報に含める。このとき、サーバSの画像データ管理部12に管理されている画像データにはグループIDが付与されているため、ログインしたユーザのグループIDをキーとして検索することにより、操作再現情報に含めるべきサムネイル画像データを特定することができる。上述の例では、グループIDがGR0001のユーザがログインしているため、画像データ管理部12に対してグループID=GR0001をキーとして検索を行うことにより、サムネイル画像データを取得することができる。
また、操作画面にはGUIのコンポーネントとしての各種操作ボタン44が含まれている。図5の操作画面では、テンプレートを変更するためのテンプレート変更ボタン44a、画像データを編集するための画像編集ボタン44b、アルバムプリントにおける前のページを表示する前ページボタン44c、次のページを表示するための次ページボタン44dおよび画像プリントの注文を確定する注文確定ボタン44eが含まれている。そのため、操作管理部11は、操作再現情報にこれらの操作ボタンのコンポーネントID、位置および大きさを含める。
なお、コンポーネントは操作ボタン44に限定されるものではなく、テキスト入力ボックス、スクロールバー等、他のGUIコンポーネントを用いることができる。これらのテンプレート、サムネイル画像データ、コンポーネント等は、本発明の表示物に相当する。
このような操作再現情報を取得した各端末T(本発明における共同編集端末)では、操作再現部22が操作再現情報に基づき操作画面を生成する(#05)。上述したように、各端末TはコンポーネントIDと関連付けられたコンポーネントを保持しているため、操作再現情報に含まれるコンポーネントID、位置および大きさに基づきコンポーネントを再現することができる。また、端末Tが保持していないテンプレートデータやサムネイル画像データは操作再現情報に含まれているため、これらも再現することができる。再現された操作画面は、GUI部30を介してディスプレイTdに表示される。
GUI部30は、このような操作画面をディスプレイTdに表示するとともに、マウスTmの指示位置を表すカーソルCを表示する。例えば、初期状態の端末T1のディスプレイTdの表示(初期画面)は図6のようになる。初期画面が表示されると、各端末Tの初期画面におけるマウスTmの指示位置が確定するため、操作情報送信部21は、このマウスTmの指示位置を操作情報としてサーバSに送信する(#06)。この操作情報には、少なくともマウスTmの指示位置を表す情報(以下、指示位置情報と称する)、端末TのネットワークアドレスまたはユーザIDが含まれている。なお、指示位置情報は操作画面の大きさに基づいて正規化しておくと、各端末Tにおける表示サイズの違いを吸収することができるため好適である。
操作管理部11は、各端末TからマウスTmの指示位置情報を表す操作情報を取得する。このとき、操作管理部11は、操作情報に基づき操作再現情報を生成し、その操作情報を取得した端末T以外の端末にその操作再現情報を送信する(#07)。例えば、端末T1から操作情報を取得した際には、その操作情報には端末TのネットワークアドレスまたはユーザAのユーザIDが含まれているため、グループテーブルに基づいて操作再現情報の送信先として端末T2およびT3を特定し、生成した操作再現情報を端末T2およびT3に送信する。なお、このときの操作再現情報には、少なくともマウスTmの指示位置情報が含まれていればよいため、端末Tから取得した操作情報を加工して操作再現情報を生成しても構わないし、取得した操作情報そのものを操作再現情報としても構わない。
一方、サーバSから操作再現情報を取得した端末Tの操作再現部22は、取得した操作再現情報に基づき、他の端末TのマウスTmの指示位置を表すカーソルCを先に生成した操作画面上に重畳表示する(#08)。図7は、端末T1およびT3からの操作情報に基づく操作再現情報を取得した際に、端末T2のディスプレイTdに表示された操作画面の例である。この操作画面上には、自身のマウスTmの指示位置を表すカーソルC2と、端末T1およびT3のディスプレイTd上のマウスTmの指示位置を表すカーソルC1およびC3が表示されている。なお、自身のカーソルC2と他人のカーソルC1およびC3とは識別を容易にするために、表示態様を異ならせている。カーソルCの表示態様はこれに限定されるものではなく、例えば、カーソルCの大きさを変更する、カーソルCの近傍に端末Tやユーザを識別可能な情報を表示する等しても構わない。
各ユーザはマウスTm等を用いて、このような操作画面に対して画像プリント注文に係る操作を行う(#09)。例えば、テンプレート40の画像フレーム41に画像データを貼り込みたい場合には、ユーザはマウスTmを用いて、表示されているサムネイル画像43を所望の画像フレーム41に向けてドラッグアンドドロップ操作を行う。また、テンプレートを変更したい場合には、テンプレート変更ボタン44aを押下する。これら一連の操作は、操作再現部22により実行されつつ、操作情報送信部21により所定のタイミングで操作情報として生成され(#11)、サーバSに送信される(#12)。このときの操作情報には、少なくともマウスTmの指示位置情報、マウスTmのボタンの状態(クリック、ダブルクリック、押下状態等)が含まれる。また、サムネイル画像43をドラッグしているときの操作情報には、ドラッグされているサムネイル画像43に対応する画像データの画像IDが含まれ、サムネイル画像43が画像フレーム41にドロップされたとき操作情報には、画像データIDおよび画像フレームIDが含まれる。一方、テンプレートが変更されたときの操作情報には、変更されたテンプレートとその位置が含まれる。このように、操作情報には操作内容に応じた情報が適宜含まれている。
各端末Tで行われた操作に係る操作情報は、サーバSを介して操作再現情報として各端末Tに送信され、操作再現情報を取得した端末Tでは、操作画面を再現することができる(#07〜#08)。これにより、各端末Tで行われた操作を他の端末T上で再現することができるため、共同して画像プリント注文を行うことができる。
上述したように、各端末TのディスプレイTdに表示される操作画面には自身のマウスTmの指示位置を表すカーソルCだけでなく、他の端末TにおけるマウスTmの指示位置を表すカーソルCが含まれており、各ユーザは他のユーザがどのような操作を行おうとしているのかを推測することができるため、各ユーザは他のユーザの操作との競合を回避しつつ画像プリント注文を行うことができる。例えば、図7の操作画面は、ユーザBがサムネイル画像43を画像フレーム41にドラッグアンドドロップしようとしている状態である。この場合には、ユーザBの操作対象とユーザCの操作対象はいずれもテンプレート40であるため、これらの操作は競合することとなる。このような競合する操作を行った場合には、少なくとも一方の操作は意図に反することとなり、再度操作をしなければならず、非効率的である。しかし、ユーザBは、カーソルC3がテンプレート変更ボタン44aの上にあるため、ユーザCがテンプレートを変更する可能性を推測することができる。このような場合には、ユーザBは自身の操作を中断し、ユーザCの操作が完了した後に自身の操作を行うことにより、無駄な操作を回避することができる。
このとき、さらに他のユーザとのコミュニケーションを図るため、チャット、インスタントメッセンジャ、ボイスチャット等のコミュニケーションツールを併用しても構わない。他のユーザの操作と他のユーザの操作とが競合すると推測される場合には、このコミュニケーションツールを用いれば、自身の操作を優先させてもらったり、話し合いをしながら操作を行ったりできるため、作業効率を向上させることができる。
これらの一連の操作により画像プリントの注文内容が決定し、注文確定ボタン44eが押下されると(#10のYes分岐)、操作管理部11は取得した一連の操作情報に基づき画像プリントの注文情報を生成する(#13)。生成された注文情報は、画像プリント装置(図示せず)に送られ、画像プリントが作成される(#14)。なお、この画像プリント装置はDPショップ等に備えられているものを用いても構わず、このときには各ユーザが画像プリント作成を希望するDPショップを指定可能に構成すると好適である。
なお、上述の実施形態では、テンプレートの変更、テンプレートへの画像の貼り込みを画像編集として説明したが、当然ながらこれらは例示であり、他に様々な画像編集を行うことができる。例えば、画像データの色補正、画像データのトリミング、タイトルやコメント等の文字入力、装飾(デコレーション)の追加入力等を画像編集とすることができる。また、上述の実施形態では、本発明の画像編集システムの適用例として画像プリント注文システムを説明したが、当然ながら他の用途にも適用することができる。
上述した実施例1では、自身の端末TにおけるマウスTmの指示位置を表すカーソルCと他の端末TにおけるマウスTmの指示位置を表すカーソルCとが同時に操作画面上に表示されることにより、他のユーザとの操作の競合を回避するものであった。さらに効率的に操作の競合を回避するために、本実施例では操作管理部11が操作の競合を排除する構成となっている。
本実施例の各機能部は実施例1と同じであるため、実施例1と同一の符号を付した機能部を用い、各機能部の詳細な説明は省略する。図8は、本実施例における操作の競合を排除する処理の流れを表すフローチャートである。なお、上述したように、本実施例では操作管理部11が操作の競合を排除する処理を行うため、この処理の主体は操作管理部11である。
まず、ユーザ情報管理部13から画像プリント注文開始条件を充足した旨を取得した操作管理部11は、操作制限テーブルを初期化する(#21)。本実施例における操作制限テーブルとは、操作対象すなわちユーザが操作を行う、または行おうとしている操作画面中の表示物を登録するテーブルであり、操作対象とともに操作の主体となるユーザのユーザIDまたは使用している端末Tのネットワークアドレスが関連付けて登録されている。本実施例では、全ての表示物には、表示物を識別するための表示物IDが付与されており、操作制限情報には操作対象である表示物の表示物IDと操作主体のユーザが使用する端末Tのネットワークアドレスを登録する。
実施例1と同様に、各端末Tからは操作の都度、操作情報がサーバSに送信され、その操作情報は操作管理部11により取得される(#22)。操作管理部11は、取得した操作情報から操作対象を特定する(#23)。しかし、マウスTmの移動のみの操作であれば操作情報には操作対象は含まれていない。そのような場合には、操作の競合を考慮する必要がない。したがって、操作情報に操作対象が含まれていなければ(#24のNo分岐)、取得した操作情報から操作再現情報を生成し、端末Tに送信する(#28)。その後、処理は#22に移行し、次の操作情報の取得処理を行う。なお、操作されようとしている表示物に対する操作の競合を排除する場合には、操作画面内の表示物の位置および大きさとマウスTmの指示位置情報とを比較することにより、マウスTmが位置する場所に配置されている表示物を特定することができるため、この表示物を操作対象として特定すればよい。
一方、取得した操作情報に操作対象が含まれている場合には(#24のYes分岐)、その操作対象が操作制限テーブルに登録されているか否かを判定する(#25)。操作対象が操作制限テーブルに登録されていない場合には(#25のNo分岐)、その操作対象と操作情報を送信した端末Tのネットワークアドレスとを操作制限テーブルに登録する(#29)。これにより、この端末Tに対してこの操作対象への操作権限が与えられたこととなる。このように処理された操作情報からも操作再現情報が生成され、端末Tに送信される(#28)。その後、処理は#22に移行する。
一方、特定した操作対象が操作制限テーブルに登録されている場合には(#25のYes分岐)、この操作対象に対する操作を許可すると操作が競合する可能性がある。操作の競合を排除するために、操作管理部11は、操作情報を送信した端末Tのネットワークアドレスと操作対象に関連付けられているネットワークアドレスとを比較し、その端末Tに操作権限があるか否かを判定する(#26)。すなわち、これらのネットワークアドレスが同一の場合には、その端末Tはその操作対象に対する操作権限を有しているため、操作を許可しても操作の競合は生じない。したがって、この場合には操作権限ありとして(#26のYes分岐)、操作を許可する。このとき、操作情報の内容を解析し、操作対象に対する操作が完了したか否かを判定し(#30)、完了した場合には(#30のYes分岐)、その操作対象に対する操作権限を解除するために操作制限テーブルから対応する情報を削除する(#31)。操作が許可された場合には、操作情報に基づき操作再現情報が生成され、端末Tに送信される(#28)。その後、処理は#22に移行する。
一方、その端末Tに操作権限がない、すなわち操作情報を送信した端末Tのネットワークアドレスと操作対象に関連付けられているネットワークアドレスとが異なる場合には(#26のNo分岐)、他の端末Tにおいてその操作対象に対する操作が行われているため、操作を許可すると操作の競合が生じるため、その操作を禁止する必要がある。そのため、操作管理部11は、取得した操作情報を破棄する(#27)。したがって、この操作情報に対応する操作再現情報は生成されない。このとき、この操作情報を送信した端末Tに対して、操作情報を破棄した旨を通知し、その通知を受理した端末Tは操作の破棄された操作情報に係る操作の実行を停止する。
このように、本実施例では、操作管理部11により、一の表示物に対する操作の排他制御を行うことにより、より的確に操作の競合を回避することができる。
本実施例は、実施例2と同様に一の操作対象に対する操作の排他制御を行うものであるが、排他制御を各端末Tにおいて実行するものである。なお、各機能部は実施例1と同様であるため、同一の符号を付した機能部を用い、詳細な説明は省略する。
本実施例では、端末Tの操作再現部22が操作制限テーブルを有しており、図9は、本実施例における操作制限テーブルの更新処理の流れを表すフローチャートである。なお、本実施例では操作再現部22が操作の競合を排除する処理を行うため、この処理の主体は操作再現部22である。
まず、端末TからサーバSへのログインが完了すると、操作再現部22は操作制限テーブルの初期化を行う(#41)。本実施例の操作制限テーブルの内容は実施例2におけるものと同様であるため、説明は省略する。
操作再現部22は、実施例1と同様にサーバSから他の端末Tにおける操作を表す操作情報に基づき操作再現情報を取得する(#42)。操作再現部22は、取得した操作再現情報から操作対象を特定する(#43)。操作情報に操作対象が含まれていなければ(#44のNo分岐)、取得した操作再現情報から操作画面を生成し、ディスプレイTdに表示する(#48)。その後、処理は#42に移行する。
一方、取得した操作再現情報に操作対象が含まれている場合には(#44のYes分岐)、その操作対象が操作制限テーブルに登録されているか否かを判定する(#45)。操作対象が操作制限テーブルに登録されていない場合には(#45のNo分岐)、その操作対象と取得した操作再現情報の操作主体の端末Tのネットワークアドレスとを操作制限テーブルに登録する(#49)。このように処理された操作再現情報からも操作画面が生成され、ディスプレイTdに表示される(#48)。その後、処理は#42に移行する。
一方、特定した操作対象が操作制限テーブルに登録されている場合には(#45のYes分岐)、操作再現情報に基づき操作が完了したか否かが判定され(#46)、操作が完了した場合には(#46のYes分岐)、操作制限テーブルからその操作対象に関する情報が削除される。
図10は、このようにして作成された操作制限テーブルに基づき、操作の競合を排除する処理の流れを表すフローチャートである。なお、この処理の主体も操作再現部22である。
まず、端末Tにおいてユーザの操作が行われる(#51)。このとき、操作再現部22は、操作画面上のカーソルCは移動させるが、実際の処理は実行しない。すなわち、例えば操作ボタン44がクリックされたとしても、操作画面上で操作ボタン44がクリックされたように表示を行うだけであり、その操作ボタン44に対応する処理は実行せずに保留状態としておく。したがって、操作再現部22は、少なくともマウスTmの指示位置とマウスボタンの状態を取得すればよい。
次に、操作再現部22は操作対象を特定する(#52)。操作再現部22は、各表示物の位置、大きさを把握しており、#51の処理においてマウスTmの指示位置を取得しているため、マウスTmの指示位置がどの表示物上にあるか、または、いずれの表示物上にもないかを判定することができる。このように判定して、操作対象がない場合には(#53のNo分岐)、単にマウスTmの指示位置を移動させただけの操作であるため、他のユーザとの操作の競合は生じないため、その操作に係る操作情報を生成し、サーバSに送信する(#56)。
一方、操作対象がある場合には(#53のYes分岐)、他のユーザの操作と競合が生じないか否かを操作制限テーブルに基づき判定する。すなわち、特定した操作対象が操作制限テーブルに登録されている場合には(#54のYes分岐)、他のユーザの操作と競合する可能性があるため、その操作は禁止され、保留されていた操作の実行は破棄される。
また、特定した操作対象が操作制限テーブルに登録されていない場合には、他のユーザがその操作対象を操作していないため、保留されていた操作が実行されるとともに(#55)、操作情報が生成され、サーバSに送信される(#56)。
このように、本実施例では、操作再現部22により、一の表示物に対する操作の排他制御を行うことにより、的確に操作の競合を回避することができる。
〔別実施形態〕
(1)上述の実施形態では、操作再現情報として操作画面を生成するための命令の集合を用いたが、操作画面そのものを操作再現情報として用いても構わない。この場合には、操作管理部11により操作画面が生成されて各端末Tに送信されるため、処理能力の低い端末Tでもストレスなく実行することができる。また、端末Tの処理能力に応じて、送信する操作再現情報を選択する構成としても構わない。
(2)上述の実施形態の構成に加えて、サーバSに画像プリント注文を行う日時を管理する画像プリント注文日時管理部を備えても構わない。このとき、共同して画像プリント注文を行うユーザの代表者は予めサーバSの画像プリント注文日時管理部に対して、画像プリント注文を行う日時、参加ユーザ等を登録すると、画像プリント注文日時管理部は、登録された参加ユーザに対して画像プリント注文を行う旨やその日時等をメール等の手段で通知する構成とすると好適である。また、登録された日時を画像プリント注文開始条件として用いることもできる。
(3)上述の実施形態では、画像プリント注文に先立ち、画像データ管理部12に画像データが記録管理されていたが、画像プリント注文時に適宜画像データをアップロードする構成としても構わない。
(4)上述の実施形態では、他の端末TのマウスTmの指示位置を表すカーソルCは常に表示されていたが、必要に応じて表示する構成としても構わない。例えば、一のグループに属するユーザが多いと操作画面上には、ユーザ数と同一数のカーソルCが表示され、操作に支障をきたすおそれがある。そのような場合には、操作を行っていない、すなわち、マウスTmの指示位置や状態が変化していない状態にある端末TのカーソルCは非表示にしておきマウスTmの指示位置や状態が変化すると対応するカーソルCを表示する構成とすると、操作を行っているまたは行おうとしている端末TのカーソルCのみが操作画面上に表示されることとなるため、好適である。
(5)上述の実施形態では、プリント対象画像データはサーバSの画像データ管理部11に記録管理されていたが、プリント対象画像データは各端末Tに備えられた画像データ記憶部に記録されており、サーバSの画像データ管理部11にはプリント対象画像データのサムネイル画像(本発明の編集対象画像データ)のみを記録管理しておく構成とすることもできる。この場合には、画像データ管理部11はプリント対象画像データの所在(記録されている端末Tのネットワークアドレス等)を管理しておき、画像プリントを行う際等、高解像度の画像データが必要な際にプリント対象画像データを取得する。これにより、サーバSにおける画像プリント対象画像データの記録容量の削減、ネットワーク負荷の低減等に寄与することができる。
上述の実施形態に加えて、他の端末Tにおいて操作しているまたは操作しようとしている表示物の表示態様を変更する構成を用いることもできる。図11は、端末T2のディスプレイに表示されている操作画面の例である。この例では、端末T2の操作再現部22は、取得した操作再現情報に基づき、端末T3においてテンプレート変更ボタン44aを操作しようとしていることを推測し、その操作対象であるテンプレート変更ボタン44aを強調表示している。表示態様の変更はこれに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
本発明は、画像データを複数のユーザで共有し、共同で画像編集を行うことに利用することができる。
N:ネットワーク
S:サーバ
T,T1,T2,T3:端末
Tk:キーボード
Tm:マウス
Td:ディスプレイ
10:ネットワークI/F
11:操作管理部
12:画像データ管理部
13:ユーザ情報管理部
20:ネットワークI/F
21:操作情報送信部
22:操作再現部
30:GUI部

Claims (6)

  1. 画像データを記録管理する画像データ管理部を備えたサーバと複数の端末とがネットワークを介して接続され、当該複数の端末から当該サーバに保持された同一の前記画像データに対して画像編集を行う画像編集システムであって、
    前記端末は、
    前記画像編集に係る操作を指示するポインティングデバイスと、
    前記画像データ管理部から取得した画像編集の対象となる前記画像データである編集対象画像データを表示するディスプレイと、
    前記画像編集に係る前記ポインティングデバイスの指示位置を表す指示位置情報を含み当該端末におけるユーザによる前記編集対象画像データに対する前記画像編集の操作内容を表す操作情報を、前記サーバに送信する操作情報送信部を備え、
    前記サーバは、
    前記操作情報を取得するとともに、当該操作情報に係る操作を再現するための操作再現情報を、当該操作情報を送信した前記端末以外の前記編集対象画像データを編集している前記端末である共同編集端末に送信する操作管理部と、を備え、
    前記共同編集端末は、前記操作再現情報を取得し、各々の前記端末における前記ポインティングデバイスの指示位置を表すカーソルを含むとともに当該操作再現情報に係る操作を表す操作画面を、前記ディスプレイに表示する操作再現部を備えることを特徴とする画像編集システム。
  2. 前記操作管理部は、一の前記端末から前記操作情報を取得した際に、前記共同編集端末における当該操作情報に係る操作の対象物に対する操作を制限することを特徴とする請求項1記載の画像編集システム。
  3. 前記操作再現部は、前記操作再現情報を取得した際に、当該操作再現情報に係る操作の対象に対する操作を制限することを特徴とする請求項1記載の画像編集システム。
  4. 前記操作再現部は、前記操作管理部から前記操作再現情報を取得した際に、当該操作再現情報に係る操作の対象となる表示物を他の表示物と識別可能に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像編集システム。
  5. 前記操作管理部は、取得した前記操作情報に基づき画像プリントの注文情報を生成することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像編集システム。
  6. 画像データを記録管理する画像データ管理部を備えたサーバと、ディスプレイとポインティングデバイスとを備えた複数の端末とがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、当該複数の端末から当該サーバに保持された同一の前記画像データに対して画像編集を行う画像編集方法であって、
    前記画像データ管理部から取得した画像編集の対象となる前記画像データである編集対象画像データを前記ディスプレイに表示するステップと、
    前記端末におけるユーザによる前記編集対象画像データに対する前記画像編集に係る操作がなされた際に、当該画像編集に係る操作における前記ポインティングデバイスの指示位置を表す指示位置情報を含み当該画像編集に係る操作の内容を表す操作情報を、前記サーバに送信するステップと、
    前記操作情報を取得するとともに、当該操作情報に係る操作を再現するための操作再現情報を、当該操作情報を送信した前記端末以外の前記編集対象画像データを編集している前記端末である共同編集端末に送信するステップと、
    前記操作再現情報を取得し、各々の前記端末における前記ポインティングデバイスの指示位置を表すカーソルを含むとともに当該操作再現情報に係る操作を表す操作画面を、前記ディスプレイに表示する操作再現ステップと、を備えたことを特徴とする画像編集方法。
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