JP6240594B2 - 画面共有システム、画面共有サーバ、画面共有システムの制御方法、およびプログラム - Google Patents

画面共有システム、画面共有サーバ、画面共有システムの制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ウェブ会議システム、ウェブ会議サーバ、ウェブ会議システムの制御方法、およびプログラムに関する。
インターネット回線などを利用したウェブ会議システムにおいて、会議に参加しているユーザのうち1名がホストとなり、自身のPCのデスクトップ全体または特定のアプリケーションを、他の参加ユーザをゲストとして共有することが行われている。
また、Virtual Network Computing(VNC)などのリモートデスクトップにおいては、手元のコンピュータからネットワークで接続された他のコンピュータの画面を共有したり操作したりすることが行われている。
特許文献1には、ネットワークを経由した電子会議を支援するための画面共有システムが提案されている。
特開2011−192036号公報
前述した画面を共有する仕組みにおいても特許文献1の技術においても、共有する画面については、ユーザから指示された画面が共有されるような仕組みになっている。
例えば、リモートからの要求によりウェブ会議に参加しているユーザのコンピュータの画面が共有されようとしている場合、該ユーザがウェブ会議に参加する前から開いているファイルなど、共有されることが望ましくないアプリケーション(例えばウェブ会議に関係のない又は関係の薄いと思われるアプリケーション)も共有の対象となってしまう問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ウェブ会議システムにおいて画面共有される場合に、画面共有されることが望ましくないと思われるアプリケーションについて共有が制限されるウェブ会議システムを構築可能な仕組みを提供することである。
本発明は、複数の情報処理装置がネットワークを介して接続される画面共有システムであって、第1の情報処理装置より、他の情報処理装置に画面を共有される第2の情報処理装置を特定可能な情報の指定を受付ける受付手段と、前記受付手段で受付けた情報から特定される第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションの情報であり、当該アプリケーションが起動されたタイミングを示す情報を含む情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたアプリケーションの情報に基づいて、前記第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションのうち、前記第2の情報処理装置の当該画面共有システムによる所定の操作が実行されたタイミングよりも後のタイミングで起動されたアプリケーションを、前記他の情報処理装置に画面を共有されるアプリケーションとして選択可能に表示する表示制御手段と、前記表示されたアプリケーションから選択されたアプリケーションの表示状態を前記画面共有システムに接続される他の情報処理装置の表示部に表示させる制御を行う共有手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ウェブ会議システムにおいて画面共有される場合に、画面共有されることが望ましくないと思われるアプリケーションについて共有が制限されるウェブ会議システムを構築することができる。
本実施例の情報処理装置を適用可能なウェブ会議システムの構成図 本実施例の情報処理装置のハードウェア構成図 本実施例のウェブ会議システムの機能構成図 従来のウェブ会議システムの画面共有の画面を例示する図 本実施例のウェブ会議システムの全体処理を例示するフローチャート 図5のS501の共有アプリケーション選択画面表示処理の詳細を例示するフローチャート 図5のS502の共有ホスト開始処理の詳細を例示するフローチャート 図7のS701のアプリケーション選択処理の詳細を例示するフローチャート 本実施例のウェブ会議システムの画面共有の画面を例示する図 本実施例のウェブ会議システムのプレビュー画面を例示する図 実施例2のウェブ会議システムのアプリケーション起動時刻テーブル及びアプリケーション選択画面を例示する図 本実施例のウェブ会議システムで画面共有された画面を例示する図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す情報処理装置を適用可能なウェブ会議システムのシステム構成を例示する図である。
図1に示すように、本実施例のウェブ会議システムは、例えば、情報処理装置などのパーソナルコンピュータを適用可能なウェブ会議サーバ100、画面共有ホストコンピュータ(ホストPC)101、画面共有ゲストコンピュータ(ゲストPC)102、ウェブ会議傍聴用サーバ(傍聴サーバ)103、およびウェブ会議傍聴用クライアント(傍聴クライアント)104を有する。これら100〜104に示す装置は、ネットワーク通信機能を利用し、LAN500(ローカルエリアネットワーク)を介してデータ通信が可能であり、ウェブ会議システムに接続することでウェブ会議へ参加可能となる。なお、各装置は複数設置することが可能であるが、図に複数示してある画面共有ゲストコンピュータ102については、便宜上、102(A),102(B)のように、(A),(B)などの符号を付与して説明する。
ウェブ会議サーバ100は、ウェブブラウザを利用したウェブ会議を実現するためのサーバであり、例えば、情報処理装置などのパーソナルコンピュータを適用可能である。なお、ウェブ会議サーバ100は、公衆回線106を介してデータ通信が可能である。
ホストPC101およびゲストPC102は、ウェブ会議サーバ100へアクセスすることにより、ウェブ会議画面(インタフェース)を取得してウェブ会議を行うことができる。これらクライアントPC(ホストPC101およびゲストPC102、以下同じ)には、ウェブ会議サーバ100へアクセスするためのウェブブラウザ、及び専用のモジュールがインストールされている。なお、この専用のモジュールは、例えば、ウェブブラウザを介して、ウェブ会議サーバ100からダウンロードするActiveXコンポーネントである。
なお、クライアントPCには、ウェブ会議において自身の動画像を送信する場合はウェブカメラ(不図示)を、音声を送信する場合はマイク(不図示)を接続し、また、相手の音声を視聴するためにはスピーカ(不図示)を接続する。
また、ウェブ会議システムでは、ホストPC101の画面をゲストPC102に表示する、画面共有を行うことができる。共有される画面は、ホストPC101で指定することが可能である。また、共有される画面は、アプリケーションの画面であったり、デスクトップ全体であったりする。
また、本実施例のウェブ会議システムにおいて、ウェブ会議サーバ100へ接続可能な装置は、クライアントPCだけではない。傍聴サーバ103もネットワークを介してウェブ会議サーバ100へ接続可能である。
ウェブ会議サーバ100は、傍聴サーバ103を1台の疑似的なクライアントとみなし、ウェブ会議傍聴用サーバ103に対してデータを送信する。データを受信した傍聴サーバ103は、傍聴サーバ103に接続している傍聴クライアント104に対して送信する。これにより、通常のウェブ会議サーバ100とクライアントPCのみの構成に加え、より多くのクライアントに対してデータを送信することが可能となる。
画面共有を行う場合、ホストPC101の画面は、ウェブ会議サーバ100に送信され、そこからゲストPC102や傍聴サーバ103に送信される。また、傍聴サーバ103に接続した傍聴クライアント104へは、傍聴サーバ103からホストPC101の画面が送信される。
また、本実施例においては、ホストPC101は、本ウェブ会議システムに1台だけ存在できる。そのため、それまでホストPC101であった情報処理装置がゲストPC102となり、ゲストPC102であった情報処理装置がホストPC101としての役割を果たすことにより、それまでゲストPC102であった情報処理装置の画面を本ウェブ会議システムで共有することができる。
なお、本ウェブ会議システムは、ルームと呼ばれる仮想会議室を複数設定することが可能である。このルームを複数設定することにより複数の会議を行うことが可能であるが、本実施例では、ウェブ会議システムでは1つのルームによる会議が行われているものとして説明する。複数のルームが存在する場合には、該当する1つのルームがウェブ会議システムを意味するものとする。
図2は、ウェブ会議サーバ100、ホストPC101、ゲストPC102、傍聴サーバ103、傍聴クライアント104に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。
図2に示すように、本情報処理装置では、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208が接続される。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
ROM203あるいは外部メモリ211は、CPU201が実行する制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、本発明を実現するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムおよび必要な各種データ(データテーブルを含む)を保持している。外部メモリ211は、情報を永続的に記憶するための媒体であって、その形態をハードディスク等の記憶装置に限定するものではなく、例えばSSD(Solid State Drive)などの他の媒体であってもよい。
入力コントローラ205は、キーボード209からの入力を制御する。ビデオコントローラ206は、表示部の一例であるCRT210への表示出力を制御する。メモリコントローラ207は、外部メモリ211に記憶されている情報の読み出しと、外部メモリ211への情報の書き込みを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、通信回線と接続してデータの送受信の制御を行う。クライアント端末の場合、通信I/Fコントローラ208は、LAN500を介するデータの送受信を制御する。また、ウェブ会議サーバ100の場合、通信I/Fコントローラ208は、同様にLAN500を介するデータの送受信の制御と、公衆回線106を介するデータの送受信の制御も行うものとする。
なお、ホストPC101の外部メモリ211には、後述するフローチャートを実行するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムも、この外部メモリ211に記憶されているものとする。また、ホストPC101の外部メモリ211には、ウェブ会議システムを利用するユーザデータベース(不図示)をウェブ会議サーバ100から取得して記憶することも可能であり、またホストPC101とは別のハードウェア筐体である、ユーザデータベースを記憶した認証サーバをシステムに加えることも可能である。
図3は、本実施例のウェブ会議システムの機能構成を例示する図である。図3に例示する機能構成は、基本的には、ウェブ会議サーバ100が備える構成として説明するが、その一部又は全てを画面共有の開始操作を行うクライアントPCが備えていてもよいものとする。図3に例示する各部は、例えば、ウェブ会議サーバ100のCPU201が外部メモリ211等に格納されたプログラムを必要に応じてRAM202に読み出して実行することにより実現されるものである。
図3に示すように、本実施例のウェブ会議システムは、画面共有受付部301、アプリケーション選択画面表示制御部302、アプリケーション状態取得部303、アプリケーション起動時刻管理部305、およびアプリケーションプレビュー表示制御部304を有する。
画面共有受付部301は、クライアントPCの画面に表示される画面共有画面から画面の共有要求を受け付ける。また、画面共有受付部301は、上記画面の共有要求を受付けると、共有したいホストとなるユーザの選択肢を表示し、選択を受付ける。
アプリケーション選択画面表示制御部302は、画面共有受付部301でホストとして選択されたユーザが使用しているコンピュータで起動しているアプリケーションを選択させる画面を表示する。
アプリケーション状態取得部303は、画面共有受付部301で受け付けた選択されたユーザが使用しているコンピュータで起動しているアプリケーションの状態やデスクトップの状態を取得する。アプリケーションの状態とは、選択されたコンピュータの画面のどの位置にどのファイルが開いているのかなどの状態である。
アプリケーションプレビュー表示制御部304は、アプリケーション状態取得部303で取得したアプリケーションの状態やデスクトップの状態を、共有要求を行っているクライアントPCの画面にプレビュー表示する。
アプリケーション起動時刻管理部305は、共有されるコンピュータで起動しているアプリケーションの起動時刻を取得し、保持し管理する。ここで取得した時刻を用いて、アプリケーション選択画面表示制御部302が、当該クライアントがウェブ会議に参加した時刻よりも後から開かれたアプリケーションのみを共有可能に、アプリケーションを選択させる画面を表示するなどの制御を行う。なお、アプリケーション起動時刻管理部305の詳細は、実施例2で説明する。
本実施例のウェブ会議システムの画面共有を説明する前に、図4を用いて、従来のウェブ会議システムの画面共有における課題について説明する。
図4は、従来のウェブ会議システムの画面共有の画面の一例を示す図である。
ウェブ会議システムでは、ウェブ会議に参加しているユーザのうちいずれか1名(1台)がホストとなり、自身のコンピュータ(PC)のデスクトップ全体、または特定のアプリケーションを、他の参加ユーザ(複数台数可)をゲストとして共有表示することができる。
画面共有を開始する場合、ユーザは入室後のウェブ会議システムの画面401から画面共有メニュー402を押下する。画面共有メニュー402が押下されると、アプリケーション選択画面403が表示される。このアプリケーション選択画面403は、画面共有メニュー402内に表示されてもよいし、別画面(ウィンドウ)に表示されるようにしてもよい。
アプリケーション選択画面403において、ディスプレイ選択欄404は、共有するディスプレイを選択するためのものである。例えば、ディスプレイ選択欄404では、ホストコンピュータで主画面とサブ画面の2画面を利用しているような場合、どちらの画面を共有するかの設定を行うことができる。
アプリケーション指定欄405は、共有するアプリケーションを指定するためのものである。アプリケーション指定欄405において、デスクトップ全体を指定することもできるし、開いているウィンドウをプロセス単位で指定することもできる。アプリケーション指定欄405では、指定可能なアプリケーションとして、ホストとなる自身のコンピュータで開かれているウィンドウが表示される。
「デスクトップを共有する」ボタン406が押下されると、ホストコンピュータのデスクトップ画面が、ゲストとして参加するクライアントの画面に共有表示される。
「選択したアプリケーションを共有する」ボタン407が押下されると、アプリケーション指定欄405で指定されたアプリケーション(図4の例では、ハイライト表示されている「テキストメモ」)が、ゲストとして参加するクライアントに共有表示される。
このようにホストコンピュータ上で自身のコンピュータの画面共有を設定する場合には問題は発生しない。しかし、ユーザが操作中のコンピュータから他のコンピュータを画面共有のホストとして設定する場合には、従来では、設定するユーザは他のコンピュータの画面を見ることができないため、他のコンピュータの画面やアプリケーションを共有してしまうと、共有しない方が望ましい状態のアプリケーション画面まで共有されてしまう可能性があった。
次に、本実施例のウェブ会議システムの画面共有について説明する。なお、説明の際、図4に示した従来のウェブ会議システムの画面共有との差異を中心に説明し、同一の構成については説明を省略する。また、図5及び後述する図6〜図8に示すフローチャートの処理は、例えば、ウェブ会議サーバ100のCPU201が外部メモリ211等に格納されたプログラムを必要に応じてRAM202に読み出して実行することにより実現される。また、各図中の'S'を付した符号はステップを示す。
図5は、本実施例のウェブ会議システムの全体処理を例示するフローチャートである。
本実施例のウェブ会議システムにおいて、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、S501において、クライアントPCに画面共有機能で共有するアプリケーションの選択画面の表示処理を実行する(共有アプリケーション選択画面表示処理)。この処理では、画面の共有要求の受け付け、画面共有のホストとなるユーザの選択を受け付け、アプリケーション状態の取得、及び、アプリケーション選択画面の表示等が行われる(詳細は図6に示す)。
次に、S502において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、共有ホスト開始処理を実行する。この処理では、画面共有するアプリケーションの選択、プレビュー画面表示、及び、選択されたユーザが使用しているコンピュータで選択されたアプリケーションの共有ホスト機能の開始等が行われる(詳細は図7に示す)。そして、共有ホスト開始処理を完了すると、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、本フローチャートに示すアプリケーション共有の全体処理を終了する。
以下、図6〜図11を用いて、図5のS501、S502の詳細について説明する。
図6は、図5のS501の共有アプリケーション選択画面表示処理の詳細を例示するフローチャートである。
S601において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、クライアントPCに表示された、図9に示すようなウェブ会議画面901を介して、画面共有メニュー902の選択による画面の共有要求を受け付けると、S602に処理を進める。このS601の処理は、図3の画面共有受付部301の機能に対応する。
図9は、本実施例のウェブ会議システムの画面共有の画面を例示する図である。
図9において、901はウェブ会議画面であり、例えば、クライアントPCのウェブブラウザからのウェブ会議参加要求に応じて、ウェブ会議サーバ100のCPU201がクライアントPCに提供し、クライアントPCのウェブブラウザ上に表示されるものである。
ウェブ会議画面901に表示される画面共有メニュー902が押下されることで、ユーザ選択画面903が表示される。ユーザ選択画面903では、ウェブ会議システムで同じ会議に参加しているユーザ名が表示される。ユーザ名の代わりに、ウェブ会議システムで同じ会議に参加しているコンピュータ名が表示されるようにしてもよい。即ち、ユーザ選択画面903は、ホストとして他のクライアントPCに画面を共有されるクライアントPCを特定可能な情報の指定を受付け可能な構成であればよい。なお、ユーザ選択画面903が図4に示した従来の画面401に対して新規な構成となる。
さらに、ユーザ選択画面903においてユーザが選択されると、該選択されたユーザが本ウェブ会議システムの参加に使用しているコンピュータのアプリケーション状態を表示するアプリケーション選択画面904が表示される。図9に例示するアプリケーション選択画面904は、ユーザ表示欄905に「ユーザB」と表示されているので、ユーザ選択画面903で「ユーザB」が選択された例に対応する。また、図9の例は、ユーザBの使用するコンピュータで、「Internet Browser X」、「描画アプリケーション」、「Web会議システム」、「テキストメモ」および「文書作成アプリケーション」等が起動されている例に対応する。
図9に示すように、アプリケーション選択欄906で「テキストメモ」が選択された状態で、プレビューボタン907が押下されると、ユーザBのコンピュータで起動されているテキストメモの画面が、画面共有要求を行ったクライアントPCにプレビュー表示される(例えば後述する図10の1013)。ここで複数のアプリケーション、例えば「テキストメモ」と「文書作成アプリケーション」が選択された状態で、プレビューボタン907が押下されると、この選択された2つのアプリケーションの画面がプレビュー表示される(不図示)。
一方、アプリケーション選択欄906で「デスクトップ」が選択された状態でプレビューボタン907が押下されると、ユーザBのコンピュータのデスクトップ画面が表示される(例えば後述する図10の1003)。このプレビュー機能が図4に示した従来のアプリケーション選択画面403に対して新規な構成となる。
ここで図10を用いて、本実施例におけるプレビュー画面について説明する。
図10は、本実施例のウェブ会議システムのプレビュー画面を例示する図である。
図10において、ウェブ会議画面1001は、アプリケーション選択画面で「デスクトップ」が選択された場合の画面例である。ウェブ会議画面1001には、アプリケーションの選択を行ったアプリケーション選択画面1002と、ユーザBのデスクトップ画面のプレビューが表示されたプレビュー画面1003が表示されている。プレビュー画面1003に示すように、ユーザBのデスクトップには、ブラウザX1004、テキストメモ1005、および描画アプリケーション1006がこのような位置に表示されていることが分かる。
また、ウェブ会議画面1011は、アプリケーション選択画面で「テキストメモ」が選択された場合の画面例である。ウェブ会議画面1011には、アプリケーションの選択を行ったアプリケーション選択画面1012と、プレビュー画面1013、およびプレビュー画面1013には、ユーザBのコンピュータで開かれているテキストメモ1014が表示される。
図9、図10のように、本実施例のウェブ会議では、ウェブ会議画面から、ホストとなるユーザを選択して、該ユーザの使用しているコンピュータの画面のプレビュー表示を行うことができる。この構成により、画面共有要求の操作をしているユーザからでは見ることのできない、ホストにしたい他ユーザの画面を確認することができる。これにより、ホストにしたいユーザのコンピュータに、他のゲストユーザに画面共有で公開してもよい画面が表示されているのか、公開してはいけない内容が表示されていないか等を、画面共有要求の操作をしているユーザが、共有前に事前に確認することができる。
以下、図6のフローチャートの説明に戻る。
S602において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、ユーザ選択画面(ウィンドウ)903を、上記S601で画面共有要求したクライアントPCのウェブ会議画面に表示するように制御する。S602は、図3の画面共有受付部301の機能に対応する。
次に、S603において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記S602で表示されたクライアントPCのユーザ選択画面903を介して、ホストとしたいユーザの選択を受付けると、S604に処理を進める。
S604では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記S603で選択されたユーザが自身(上記S601で画面共有要求したユーザ)であるか他ユーザであるかを判定する。S603、S604は、図3の画面共有受付部301の機能に対応する。
そして、上記S604において、選択されたユーザが他のユーザであると判定した場合(S604でNoの場合)、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、S605に処理を進める。S605において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記S603で選択されたユーザが本ウェブ会議の参加に使用しているコンピュータで起動されているアプリケーションの一覧を取得し、S607に処理を進める。なお、アプリケーションの一覧は、例えば、当該コンピュータの起動中のタスク一覧などから取得することが可能である。
一方、上記S604において、上記S603で選択されたコンピュータが自身のコンピュータであると判定した場合(S604でYesの場合)、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、S606に処理を進める。S606では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、自身(上記S601で画面共有要求したユーザ)が本ウェブ会議の参加に使用しているコンピュータで起動しているアプリケーションの一覧を取得し、S607に処理を進める。S605,S606は、図3のアプリケーション状態取得部303の機能に対応する。
S607において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記S605又はS606で取得したアプリケーション一覧を、上記S601で共有要求したクライアントPCのブラウザ画面に表示するように制御し、本フローチャートの処理を終了する。S607は、図3のアプリケーション選択画面表示制御部302の機能に対応する。
図7は、図5のS502の共有ホスト開始処理の詳細を例示するフローチャートである。
S701において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記図6のS601で画面共有要求したクライアントPCのアプリケーション一覧(例えば図9の904)を介して、共有するアプリケーションの選択を受付ける(アプリケーション選択処理)。S701のアプリケーション選択処理の詳細は、図8を利用して後述する。
次に、S702において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記画面共有要求したクライアントPCのアプリケーション一覧を介して、共有開始ボタン(908又は909)の押下に応じて、共有の開始を受付けると、S703に処理を進める。
S703では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記画面共有要求したクライアントPCが参加しているウェブ会議室でホスト機能が開始されている(ホスト開始済み)か否かを判定する。
そして、上記S703において、他のクライアントPCでホスト機能が開始されていると判定した場合(S703でYesの場合)、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、S704に処理を進める。S704では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、起動中のホストを終了し、S705に処理を進める。
一方、上記S703において、他のクライアントPCでホストが開始されていないと判定した場合(S703でNoの場合)、即ちウェブ会議室にホストが1台も存在していない場合には、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、そのままS705に処理を進める。
S705では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、ホストとして選択されているユーザが自身(上記画面共有要求したユーザ)であるか否かを判定する。
そして、ホストとして選択されているユーザが自身であると判定した場合(S705でYesの場合)、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、S706に処理を進める。S706では、自身のコンピュータ(上記画面共有要求したユーザが本ウェブ会議の参加に使用しているコンピュータ)で共有ホストを開始し、本フローチャートの処理を終了する。これにより、画面共有要求したユーザ自身が使用しているコンピュータの上記選択されたアプリケーション画面が、他のゲストユーザに公開される。
一方、上記S705において、上記ホストとして選択されたユーザが自身でないと判定した場合(S705でNoの場合)、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、S707に処理を進める。S707では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記ホストとして選択されたユーザが本ウェブ会議の参加に使用しているコンピュータ上で共有ホストを開始し、本フローチャートの処理を終了する。これにより、画面共有要求したユーザによりホストとして選択されたユーザが使用しているコンピュータの上記選択されたアプリケーション画面が、他のゲストユーザに公開される。
図12は、本実施例のウェブ会議システムにおいて画面共有された画面を例示する図である。
図12に示す例は、アプリケーション選択画面で「テキストメモ」が選択された場合の画面例である。
図8は、図7のS701のアプリケーション選択処理の詳細を例示するフローチャートである。本処理は、図9のアプリケーション選択画面904でアプリケーションが選択され、プレビューボタン907が押下された場合の処理に対応する。
S801において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記S601で画面共有を行ったクライアントPCのアプリケーション一覧画面を介して、共有するアプリケーションの選択を受付けると、S802に処理を進める。共有するアプリケーションとは、選択されたアプリケーション(例えば「テキストメモ」)やデスクトップ全体を指す。
S802では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、プレビューボタン907を介してプレビュー指示を受け付けたか否かを判定する。そして、プレビュー指示を受け付けたと判定した場合(S802でYesの場合)、S803に処理を進める。
S803では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記ホストとして選択されたユーザが本ウェブ会議の参加に使用しているコンピュータから、共有画面(上記S801で選択されたアプリケーションやデスクトップの画面を表示するためのデータ)を取得し、S804に処理を進める。S803の処理は、図3のアプリケーション状態取得部303の機能に対応する。
S804では、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記S803で取得した共有画面を、図10のプレビュー画面1003や1013のように、上記画面共有要求したクライアントPCのブラウザ画面にプレビュー表示するように制御する。
次に、S805において、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、不図示のキャンセルボタンを介してキャンセル指示を受け付けたか否かを判定する。
そして、キャンセル指示を受け付けたと判定した場合(S805でYesの場合)、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、上記S801で選択されたアプリケーションの選択を解除し、S801に処理を戻し、再度、共有するアプリケーションの選択を受付ける。
一方、上記S805で、キャンセル指示を受け付けなかったと判定した場合(S805でNoの場合)、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、本アプリケーションの選択処理を終了する。
また、上記S802で、プレビューボタン907を介してプレビュー指示を受け付けなかったと判定した場合(S802でNoの場合、例えば共有要求を受けた場合等)、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、そのまま本アプリケーションの選択処理を終了する。
なお、本実施例では、プレビューボタン907が押下された場合に、プレビュー指示を受け付けてプレビュー表示する構成について説明した。しかし、これに限ったものはなく、アプリケーションが選択された場合にプレビュー指示を受け付けてプレビュー表示するようにしてもよい。
以上説明したように、実施例1によれば、ウェブ会議システムにおいて画面共有を要求したユーザが、画面共有する他のユーザが開いているアプリケーション画面の表示状態を、画面共有(公開)前に事前に確認することが可能となる。これにより、画面共有しない方が望ましい状態のアプリケーション画面が共有されてしまうことを、共有前に事前に認識し、該画面を共有する画面として選択しないようにすることができる。この結果、画面共有しない方が望ましい状態のアプリケーション画面が他のユーザによる共有要求により勝手に共有されてしまうことを防止することが可能となる。
例えば、リモートから離れた場所にあるコンピュータの画面を共有しようとした場合、コンピュータは離れた場所にあっても、共有の指示を行っているユーザが、共有しようとする画面を見ることができる環境が提供されることにより、共有しない方が望ましい状態のアプリケーションまで共有されてしまうといったことを防ぐことができる。
上記実施例1では、図9に示すアプリケーション選択画面904のアプリケーション選択欄906に、ホストとして選択されたユーザが使用しているコンピュータで起動されているアプリケーションの一覧を表示し、該一覧から選択されたアプリケーションの画面を公開する構成について説明した。なお、他のコンピュータ(他のユーザ)からホストとして選択されて画面共有される場合には、該ホストとして選択されたユーザが使用しているコンピュータには、共有されたくないアプリケーションが存在する場合がある。本実施例2では、コンピュータで起動されたアプリケーションの開始時刻を該コンピュータにおいて記憶しておき、ウェブ会議に参加してから開かれたアプリケーションを共有可能なアプリケーションとしてアプリケーション選択画面に表示するように構成する。
以下に説明する処理は、図6のS605〜S607の処理に対応する。
図11は、実施例2のウェブ会議システムのアプリケーション起動時刻テーブル及びアプリケーション選択画面を例示する図である。
アプリケーション起動時刻テーブル1100は、そのコンピュータで開かれているアプリケーション1101、およびその起動時刻を記憶しているテーブルであり、例えば、そのコンピュータの外部メモリ211に記憶されている。なお、アプリケーション起動時刻テーブル1100では、そのコンピュータを使用しているユーザの操作により起動されたアプリケーションのみを管理し、システムにより自動で起動されたアプリケーションについては管理しないようにしてもよいし、起動されている全てのアプリケーションを管理するようにしてもよい。
図11に示すアプリケーション起動時刻テーブル1100の例では、Web会議システムを起動したのが「10:00」で、「Internet Browser X(9:00)」および「描画アプリケーション(9:30)」はWeb会議システムよりも先に起動されている。一方、「テキストメモ(10:10)」および「文書作成アプリケーション(10:20)」はWeb会議システムよりも後に起動されている。本実施例のウェブ会議システムでは、Web会議システムよりも先に起動されたアプリケーション(例えば「Internet Browser X(9:00)」および「描画アプリケーション(9:30)」)についてはユーザによる共有了解を得ていないと判断してアプリケーション選択画面1103に表示しない。一方、Web会議システムよりも後に起動されたアプリケーション(例えば「テキストメモ(10:10)」および「文書作成アプリケーション(10:20)」)についてはユーザによる共有了解を得ていると判断してアプリケーション選択画面1103に表示するように構成する。
アプリケーション選択画面1103は、図6のS605又はS606で取得されたアプリケーション一覧に基づいて、S607で表示されたものに対応する。
ウェブ会議サーバ100のCPU201は、アプリケーション選択欄1104において、ウェブ会議システムを起動した後に起動されたアプリケーションである「テキストメモ」および「文書作成アプリケーション」が選択可能となるように表示制御する。
また、アプリケーション選択欄1104で「デスクトップ」が選択された場合(即ち、画面を共有されるアプリケーションとしてデスクトップ画面が選択された場合)、該デスクトップ画面に表示されているアプリケーションであっても、ウェブ会議システムが起動する前から起動されていたアプリケーションである「Internet Browser X」および「描画アプリケーション」を共有されないように(他のクライアントPCの表示部に表示されないように)、ウェブ会議サーバ100のCPU201が、共有ホストが開始するように制御する構成であってもよい。
以上示したように、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、図6のS607において、上記S605又はS606で取得したアプリケーション一覧のうち、Web会議システムよりも先に起動されたアプリケーションについては共有要求したクライアントPCのアプリケーション選択画面に表示せず、一方、Web会議システムよりも後に起動されたアプリケーションについてはクライアントPCのアプリケーション選択画面に表示するように制御する。なお、Web会議システムよりも先に起動されたアプリケーションについては、選択不可能な形態(例えばグレーアウトした状態)でアプリーション選択画面に表示するようにしてもよい。
また、S605又はS606において、ウェブ会議サーバ100のCPU201が、Web会議システムよりも先に起動されたアプリケーションのみの一覧を、上記S603で選択されたユーザが本ウェブ会議の参加に使用しているコンピュータから取得するように構成してもよい。
なお、本機能(ウェブ会議システムが起動する前から起動されていたアプリケーションをアプリケーション選択画面に表示しない、選択不可能にする、又は、デスクトップが選択されても共有しない等の機能)を利用するかどうか(共有を制限する設定)については、予め管理者や各ユーザが、ウェブ会議サーバ100に設定しておくようにしてもよい。またこの機能の使用の有無の設定を、ウェブ会議システムの起動後にも管理者やユーザが切り替えて利用できるようにしてもよい。
即ち、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、ユーザ選択画面903で選択されたユーザ(又は該ユーザが使用してウェブ会議に参加しているコンピュータ)に対して前記共有を制限する設定がなされている場合には、該ユーザの当該ウェブ会議システムへの参加に関連するタイミングよりも後のタイミングで起動されたアプリケーションから、画面を共有されるアプリケーションの選択を受け付け、前記共有を制限する設定がなされていない場合には、該コンピュータで起動されているアプリケーションから、画面を共有されるアプリケーションの選択を受け付けるように制御する。なお、デスクトップ画面が選択された場合にも同様である。即ち、アプリケーション選択欄1104で「デスクトップ」が選択された場合、前記共有を制限する設定がなされている場合には、デスクトップ画面に表示されているアプリケーションであっても、ウェブ会議システムが起動する前から起動されていたアプリケーションを共有されないように制御し、前記共有を制限する設定がなされていない場合には、起動のタイミングを考慮することなく、デスクトップ画面を共有するように制御する。
また、本実施例2では、ウェブ会議システムの起動時刻を利用しているが、ウェブ会議システムにログインした時刻を別途記憶しておき、その時刻を基準とし、ログイン時刻(ウェブ会議システムへの参加時刻)より前に起動されたアプリケーションについては共有されないように制御する構成であってもよい。即ち、本実施例では、ウェブ会議システムへの参加に関連するタイミングよりも前のタイミングで起動されたアプリケーションからは画面共有するアプリケーションの選択を受け付けないようにし、ウェブ会議システムへの参加に関連するタイミングよりも後のタイミングで起動されたアプリケーションから、画面を共有するアプリケーションの選択を受け付けるように構成するものとする。
以上説明したように、実施例2によれば、実施例1の効果に加え、ウェブ会議システムへの参加に関連するタイミング(例えば、ウェブ会議システムの起動時刻、又は、ウェブ会議システムへのログイン時刻)よりも前のタイミングで起動されたアプリケーションは共有を許可されていないと判断し、これらのアプリケーションについては画面共有するアプリケーションの選択を受け付けないようにすることが可能となる。これにより、画面共有しない方が望ましい状態である可能性の高いアプリケーション画面が共有されてしまうことを防止することが可能となる。例えば、リモートからの要求によりウェブ会議に参加しているユーザのコンピュータの画面が共有されようとしている場合、該ユーザがウェブ会議に参加する前から開いているファイルなど、共有されることが望ましくないアプリケーション(例えばウェブ会議に関係のない又は関係の薄いと思われるアプリケーション)について共有が制限され、誤って共有されてしまうことを防止可能なウェブ会議システムを構築できる。
即ち、画面共有するアプリケーションが選択される際に、ホストとなるユーザが共有されたくないアプリケーションの表示制限が行われるウェブ会議システムを提供することができる。
なお、ウェブ会議システムへの参加に関連するタイミングよりも前のタイミングで起動されたアプリケーションであっても、該アプリケーションが起動されているコンピュータを使用しているユーザが明示的に画面共有を許可している場合には、アプリケーション選択画面に共有選択可能に表示するように構成してもよい。なお、明示的に画面共有を許可する方法としては、アプリケーション起動時に指定する方法や、明示的に画面共有を許可するアプリケーションをユーザが事前にウェブ会議サーバ100等に登録しておく等の方法があるが、これらに限定されるものではない。
ウェブ会議システムへ参加するユーザが、意図的に共有されたくないアプリケーション(共有不可のアプリケーション)をウェブ会議サーバ100等に登録しておき、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、共有不可として登録されたアプリケーションについては共有しないように制御する構成であってもよい。
また逆に、ウェブ会議システムへ参加するユーザが、意図的に共有を許可するアプリケーションをウェブ会議サーバ100等に登録しておき、ウェブ会議サーバ100のCPU201は、共有可として登録されたアプリケーションについてのみ共有可能に制御する構成であってもよい。
ウェブ会議サーバ100のCPU201は、画面共有要求を行ったユーザが、選択したアプリケーションのプレビュー表示又はデスクトップのプレビュー表示から、共有しないアプリケーション画面の選択を受け付け、該共有しない選択がなされたアプリケーション画面を共有しないように制御する機能を提供するようにしてもよい。
以上示したように、本発明の各実施例によれば、ウェブ会議システムにおいて画面共有を要求したユーザが、画面共有する他のユーザが開いているアプリケーション画面の表示状態を、画面共有(公開)前に事前に確認することが可能となる。これにより、画面共有しない方が望ましい状態のアプリケーション画面が共有されてしまうことを、共有前に事前に認識し、該画面を共有する画面として選択しないようにすることができる。この結果、画面共有しない方が望ましい状態のアプリケーション画面が他のユーザによる共有要求により勝手に共有されてしまうことを防止することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明におけるプログラムは、本発明に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体はコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 ウェブ会議サーバ
101 画面共有ホストコンピュータ(ホストPC)
102 画面共有ゲストコンピュータ(ゲストPC)
103 ウェブ会議傍聴用サーバ(傍聴サーバ)
104 ウェブ会議傍聴用クライアント(傍聴クライアント)

Claims (9)

  1. 複数の情報処理装置がネットワークを介して接続される画面共有システムであって、
    第1の情報処理装置より、他の情報処理装置に画面を共有される第2の情報処理装置を特定可能な情報の指定を受付ける受付手段と、
    前記受付手段で受付けた情報から特定される第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションの情報であり、当該アプリケーションが起動されたタイミングを示す情報を含む情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたアプリケーションの情報に基づいて、前記第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションのうち、前記第2の情報処理装置の当該画面共有システムによる所定の操作が実行されたタイミングよりも後のタイミングで起動されたアプリケーションを、前記他の情報処理装置に画面を共有されるアプリケーションとして選択可能に表示する表示制御手段と、
    前記表示されたアプリケーションから選択されたアプリケーションの表示状態を前記画面共有システムに接続される他の情報処理装置の表示部に表示させる制御を行う共有手段と、
    を有することを特徴とする画面共有システム。
  2. 前記画面共有システムによる所定の操作が実行されたタイミングとは、ユーザによって当該画面共有システムに接続するための操作がされたタイミングであることを特徴する請求項1記載の画面共有システム。
  3. 前記共有手段は、前記画面を共有されるアプリケーションとして前記第2の情報処理装置のデスクトップ画面が選択された場合、該デスクトップ画面に表示されているアプリケーションであっても、前記第2の情報処理装置の当該画面共有システムへの参加に関連するタイミングよりも前のタイミングで起動されたアプリケーションについては、該アプリケーションの表示状態を他の情報処理装置の表示部に表示させない制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画面共有システム。
  4. 前記表示制御手段により表示制御されたアプリケーションを選択する選択手段を更に有し、
    前記選択手段は、前記第2の情報処理装置に対して共有を制限する設定がなされている場合には、前記第2の情報処理装置の当該画面共有システムへの参加に関連するタイミングよりも後のタイミングで起動されたアプリケーションから、画面を共有されるアプリケーションの選択を受け付け、前記第2の情報処理装置に対して前記共有を制限する設定がなされていない場合には、前記第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションから、画面を共有されるアプリケーションの選択を受け付けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画面共有システム。
  5. 前記共有手段は、既に画面が共有されている情報処理装置が存在する場合には、該情報処理装置の画面の共有を終了し、前記第2の情報処理装置の画面を共有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画面共有システム。
  6. 前記受付手段は、画面共有の要求の受け付けた場合に、他の情報処理装置に画面を共有される第2の情報処理装置を特定可能な情報の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画面共有システム。
  7. 複数の情報処理装置がネットワークを介して接続される画面共有システムを制御する画像共有サーバであって、
    第1の情報処理装置より、他の情報処理装置に画面を共有される第2の情報処理装置を特定可能な情報の指定を受付ける受付手段と、
    前記受付手段で受付けた情報から特定される第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションの情報であり、当該アプリケーションが起動されたタイミングを示す情報を含む情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたアプリケーションの情報に基づいて、前記第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションのうち、前記第2の情報処理装置の当該画面共有システムによる所定の操作が実行されたタイミングよりも後のタイミングで起動されたアプリケーションを、前記他の情報処理装置に画面を共有されるアプリケーションとして選択可能に表示する表示制御手段と、
    前記表示されたアプリケーションから選択されたアプリケーションの表示状態を前記画面共有システムに接続される他の情報処理装置の表示部に表示させる制御を行う共有手段と、
    を有することを特徴とする画面共有サーバ。
  8. 複数の情報処理装置がネットワークを介して接続される画面共有システムの制御方法であって、
    第1の情報処理装置より、他の情報処理装置に画面を共有される第2の情報処理装置を特定可能な情報の指定を受付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受付けた情報から特定される第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションの情報であり、当該アプリケーションが起動されたタイミングを示す情報を含む情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得されたアプリケーションの情報に基づいて、前記第2の情報処理装置で起動されているアプリケーションのうち、前記第2の情報処理装置の当該画面共有システムによる所定の操作が実行されたタイミングよりも後のタイミングで起動されたアプリケーションを、前記他の情報処理装置に画面を共有されるアプリケーションとして選択可能に表示する表示制御ステップと、
    前記表示されたアプリケーションから選択されたアプリケーションの表示状態を前記画面共有システムに接続される他の情報処理装置の表示部に表示させる制御を行う共有ステップと、
    を有することを特徴とする画面共有システムの制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
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