JP6240031B2 - モータ放熱構造 - Google Patents
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Description
前記従来技術においては、モータは車体フレームに搭載支持されているだけで、車体フレームとの間でモータの過熱を防止する手段、放熱効率を向上する手段は設けられていない。
本発明は、モータとそれを装着する機器との間に接続エレメントを設けることにより、モータの放熱効率を向上できるようにしたモータ放熱構造を提供することを目的とする。
第1に、機器のモータ架台2にマウント具3を介してモータ4を装着しており、このモータ4のモータハウジング5とモータ架台2との間に熱伝導可能でかつモータ支持方向に弾性変形可能な接続エレメント6を設け、前記モータハウジング5とモータ架台2との間にモータ架台2からのモータハウジング5の離間距離を規制する規制具7を設け、前記接続エレメント6は、断面が楕円形又は円形でかつ軸心が前記モータ支持方向と直交する方向を向く筒部6aと、この筒部6aの前記モータ支持方向の一方側と他方側に固定されていて前記規制具7に嵌合するとともにモータハウジング5とモータ架台2とに面接触する面接部6bとを有していることを特徴とする。
即ち、本発明は、モータハウジング5とモータ架台2との間に熱伝導可能な接続エレメント6を設けているので、モータ架台2がヒートシンクとなり、モータハウジング5の熱がモータ架台2に伝播され、放熱面積の増大により、モータ4の放熱効率を向上でき、モータ4の制振も可能になる。
また、接続エレメント6は筒部6aと面接部6bとを有し、筒部6aが断面楕円形又は円形であるので簡単かつ容易に製造でき、面接部6bにより接続面積を大きくして、熱伝導を良好にできる。
図1〜4に示す第1実施形態において、符号2は自動車、ユーティリティビークル等の車体フレームや、農機、建機等の機体フレームであって、モータ4を装着するモータ架台であり、このモータ架台2に、モータ4を有する駆動ユニット9がマウント具3を介して取り付けられている。
モータ架台2には前記3カ所の取付部5cに対応して立ち上がったステー部15が設けられており、この各取付部5cとステー部15との間にマウント具3と規制具7とが設けられている。
図2のマウント具3のボルト3aの軸心はステー部15の上面に垂直であって上下向きになっていて、駆動ユニット9の上下方向の支持のみをしているが、2本又は3本のボルト3aの上部が近づくように傾斜させて、取付部5c及びステー部15もそのボルト3aと直交する姿勢に傾斜させ、駆動ユニット9を上下方向の支持だけでなく、前後、左右の方向も支持するように構成してもよい。
この規制具7のスタッドボルト7aの軸心は、マウント具3のボルト3aの軸心と平行であり、マウント具3で駆動ユニット9を弾性的に支持しながら、取付部5cがステー部15から離れるのを制限している。
この接続エレメント6は、熱伝導性及び強靱性の高い金属で形成されており、モータハウジング5からモータ架台2へ熱伝導ができ、マウント具3によるモータ支持方向に伸縮弾性変形ができるものである。
前記接続エレメント6はモータハウジング5の熱を取付部5c及びステー部15を介してモータ架台2に伝導し、モータ架台2をヒートシンクにしてモータ4で発生する熱を放熱する。
なお、接続エレメント6は取付部5c及びステー部15からはみ出す大きさにでき、それ自体が自然冷却のための放熱フィンの役目もする。
この変形例の接続エレメント6は、モータハウジング5からモータ架台2へ熱伝導ができ、しかも、マウント具3によるモータ支持方向に対して蛇腹形状による伸縮弾性変形ができるようになっている。
が配置されている。
第2実施形態の接続エレメント6の上下面接部6bは、下面接部6bの下面はモータ架台2に面接触する平坦面であるが、上面接部6bの上面はモータハウジング5の円形外周面に面接触する凹状円弧面に形成されおり、モータハウジング5の熱が効率良く伝導される形状になっている。
例えば、接続エレメント6は円形管を輪切りにし、軸心を横向きにして、その上下部をプレス加工で平坦に形成するとともに貫通孔を穿孔して面接部6bを形成し、筒部6と上下の面接部6bとを一体成形してもよい。
3 マウント具
4 モータ
5 モータハウジング
5a 底部
5b 側部
6 接続エレメント
6a 筒部
6b 面接部
7 規制具
7a スタッドボルト
7b ナット
Claims (3)
- 機器のモータ架台(2)にマウント具(3)を介してモータ(4)を装着しており、このモータ(4)のモータハウジング(5)とモータ架台(2)との間に熱伝導可能でかつモータ支持方向に弾性変形可能な接続エレメント(6)を設け、
前記モータハウジング(5)とモータ架台(2)との間にモータ架台(2)からのモータハウジング(5)の離間距離を規制する規制具(7)を設け、
前記接続エレメント(6)は、断面が楕円形又は円形でかつ軸心が前記モータ支持方向と直交する方向を向く筒部(6a)と、この筒部(6a)の前記モータ支持方向の一方側と他方側に固定されていて前記規制具(7)に嵌合するとともにモータハウジング(5)とモータ架台(2)とに面接触する面接部(6b)とを有していることを特徴とするモータ放熱構造。 - 機器のモータ架台(2)にマウント具(3)を介してモータ(4)を装着しており、このモータ(4)のモータハウジング(5)とモータ架台(2)との間に熱伝導可能でかつモータ支持方向に弾性変形可能な接続エレメント(6)を設け、
前記モータハウジング(5)とモータ架台(2)との間にモータ架台(2)からのモータハウジング(5)の離間距離を規制する規制具(7)を設け、
前記接続エレメント(6)は、蛇腹形状でかつ軸心が前記モータ支持方向を向く筒部(6a)と、この筒部(6a)の前記モータ支持方向の一方側と他方側に固定されていて前記規制具(7)に嵌合するとともにモータハウジング(5)とモータ架台(2)とに面接触する面接部(6b)とを有していることを特徴とするモータ放熱構造。 - 機器のモータ架台(2)にマウント具(3)を介してモータ(4)を装着しており、このモータ(4)のモータハウジング(5)とモータ架台(2)との間に熱伝導可能でかつモータ支持方向に弾性変形可能な接続エレメント(6)を設け、
前記モータハウジング(5)とモータ架台(2)との間にモータ架台(2)からのモータハウジング(5)の離間距離を規制する規制具(7)を設け、
前記接続エレメント(6)は、筒部(6a)と、この筒部(6a)の前記モータ支持方向の一方側と他方側に設けられていて前記規制具(7)に嵌合するとともにモータハウジング(5)とモータ架台(2)とに面接触する面接部(6b)とを有し、
前記規制具(7)は、前記筒部(6a)の前記一方側の面接部(6b)と前記他方側の面接部(6b)とを貫通していることを特徴とするモータ放熱構造。
Priority Applications (1)
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JP2014123418A JP6240031B2 (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | モータ放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014123418A JP6240031B2 (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | モータ放熱構造 |
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JP2016005331A JP2016005331A (ja) | 2016-01-12 |
JP6240031B2 true JP6240031B2 (ja) | 2017-11-29 |
Family
ID=55224258
Family Applications (1)
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JP2014123418A Active JP6240031B2 (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | モータ放熱構造 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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Family Cites Families (2)
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JPS5143365Y2 (ja) * | 1971-09-21 | 1976-10-21 | ||
JPS6069556U (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-17 | 日産自動車株式会社 | 電動機の支持装置 |
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2014
- 2014-06-16 JP JP2014123418A patent/JP6240031B2/ja active Active
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JP2016005331A (ja) | 2016-01-12 |
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