JP6238671B2 - 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法 - Google Patents

表示制御装置及び表示制御装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6238671B2
JP6238671B2 JP2013208583A JP2013208583A JP6238671B2 JP 6238671 B2 JP6238671 B2 JP 6238671B2 JP 2013208583 A JP2013208583 A JP 2013208583A JP 2013208583 A JP2013208583 A JP 2013208583A JP 6238671 B2 JP6238671 B2 JP 6238671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
mode
dark place
operation mode
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013208583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015073229A (ja
JP2015073229A5 (ja
Inventor
光輝 北矢
光輝 北矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013208583A priority Critical patent/JP6238671B2/ja
Publication of JP2015073229A publication Critical patent/JP2015073229A/ja
Publication of JP2015073229A5 publication Critical patent/JP2015073229A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6238671B2 publication Critical patent/JP6238671B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は表示制御装置及び表示制御装置の制御方法に関し、特に、暗所表示を安易に解除しないようにするために用いて好適な技術に関する。
近年、撮像装置の高感度化に伴い撮影シーンが広がり、今までは簡単に撮影ができなかった星空等の特殊なシーンも幅広いユーザ層に簡便に撮影できることが求められている。天体撮影は、暗所で天体を観察しつつ、カメラの設定を行う必要がある。
人間の視覚は、暗闇に長い時間いると微光で知覚できる暗順応という特性がある。暗所で天体観察を続けていると暗順応し、暗い星も見えるようになる。このような撮影シーンにおいて、特許文献1には、暗順応した状態を維持するためにカメラの設定表示から青、緑のゲインを落とす暗所表示方法が提案されている。
特開2012-142823号公報
しかし撮影モードによっては暗所表示に非対応であったり、再生モードに遷移した際に画像によっては、明るい画像が表示される場合があったりする。このように、意図せずに暗所表示に非対応なモードに切り替えてしまった場合、暗所表示機能が切れてしまい、明るい表示画面になる。
この明るい画面を見てしまうと、目が明るさになれてしまう明順応をしてしまう。一度、目が明順応すると再度、暗闇に目が慣れる暗順応するまでに時間がかかるという問題があり、暗所撮影に支障をきたしてしまう。
本発明は前述の問題に鑑み、暗所表示中に意図せず暗所表示機能に非対応なモードに切り替えてしまった場合でも、突然暗所表示が不測に切れるのを防ぐことを目的とする。
本発明の表示制御装置は、複数の動作モードの何れかに切り替える切替手段と、前記複数の動作モードのうち、暗所に適した第1の動作モードに切り替えられると、表示部を暗所用の表示である暗所表示にするように制御する表示制御手段と、前記第1の動作モードから、前記複数の動作モードのうち、暗所表示以外の動作が異なる第2の動作モードに切り替えられたことに応じて、前記暗所表示を継続したまま前記第2の動作モードに切り替え、所定の条件が満たされたことに応じて前記暗所表示を解除するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、暗所表示中に意図せず暗所表示機能に対応していないモードに表示切替をした場合、暗所表示が不測に切れるのを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図である。 実施形態のデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。 実施形態を示し、暗所表示全体の処理手順を説明するフローチャートである。 実施形態を示し、暗所表示解除の処理手順を説明するフローチャートである。 (a)は暗所表示中の情報表示例を示す図、(b)は暗所表示解除のガイダンス表示の例を示す図、(c)は暗所表示解除後の情報表示例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の表示制御装置及び表示制御装置の制御方法の好適な実施形態について説明する。尚、以下に説明する実施形態では、本発明による装置、方法を静止画像と動画との撮影が可能なデジタルカメラである撮像装置に適用した場合を例にして説明する。
(デジタルカメラの構成について)
図1に、本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。
表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。
コネクタ112は、接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。
電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋202は記録媒体スロット201の蓋である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、または、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。
これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。
表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。
モード切替スイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。
同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。
なお、コントローラホイール73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または優先ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。
システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。
デジタルカメラ100は、少なくとも画像を再生するための再生モードと、撮影を行うための撮影モードとで、切り替えて使用することができ、撮影モードとしては、オートモードやマニュアルモード、複数のシーン別撮影モードを備えている。オートモードは、カメラの各種パラメータが、計測された露出値に基づいたデジタルカメラ100に組み込まれたプログラムにより自動的に決定されるモードである。
マニュアルモードは、カメラの各種パラメータをユーザが自由に変更可能なモードである。シーン別撮影モードとは、撮影シーン別にその撮影シーンに適したシャッター速度や絞り値、ストロボ発光状態、感度設定、ホワイトバランス(WB)設定等を組み合わせることによって実現される撮影モードである。デジタルカメラ100は、例えば、以下に記す(1)〜(13)のシーン別撮影モードを備えている。但し、これらのシーン別撮影モードに限定されるものではない。
(1)水上撮影モード(ビーチモード):太陽光の反射の強い海面や砂浜でも、人物などが暗くならずに撮影可能なモード。
(2)夜景撮影モード:人物にストロボ光をあて、背景を遅いシャッター速度で記録する、夜景シーンに特化したモード。
(3)打ち上げ花火撮影モード:打ち上げ花火を最適な露出で鮮やかに撮影するためのモード。
(4)水中撮影モード:水中撮影に最適なホワイトバランスに設定し、青みを押さえた色合いで撮影するモード。
(5)夕焼け撮影モード:シルエットを強調し、赤を強調して撮影するモード。
(6)ポートレート撮影モード:背景をぼかして人物を浮き立たせるようにして人物撮影に特化したモード。
(7)スポーツ撮影モード:動きの早い被写体を撮るのに特化した設定とする撮影モード。
(8)ナイト&スナップ撮影モード:三脚なしで夜景と人物をきれいに撮るのに適したモード。
(9)スポットライト撮影モード:スポットライトが当たった被写体をきれいに撮るモード。
(10)星空スナップモード:星空と人物を一緒に撮影するモード。
(11)星空夜景モード:星空を簡単に撮影可能なモード。
(12)星空軌跡モード:長秒連続撮影した画像を合成することで日周運動に伴った星の軌跡を記録するモード。
(13)星空インターバル動画モード:所定間隔をおいて撮影した静止画を動画像ファイルにすることで早送り動画を作成するモード。
なお、星空スナップモード、星空夜景モード、星空軌跡モード、星空インターバル動画モードを星空モードという1つの撮影モードの中で選択することも可能である。
撮影者は、撮影モード選択メニューからデジタルカメラ100を所望の撮影モードに設定して撮影を行うことができる。
図3に、本実施形態における暗所表示全体の処理の手順を説明するフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを、システムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現する。システム制御部50は、所定の条件が満たされたことに応じて暗所表示を解除するように制御する。
デジタルカメラを起動して、撮影モードを選択すると開始する。
処理が開始されると、S300において、システム制御部は、モード切替が行われたか否かを判断する。モード切替が行われた場合にはS301に進む。また、モード切替が行われなかった場合にはS307にジャンプする。
S301では、選択された撮影モードの切替処理が実施され、S302へと処理が進む。
S302では、現在選択された撮影モードが暗所表示処理に対応しているか否かの判定を行い、暗所表示に対応していると判断した場合は、S303へ処理が進み、暗所表示に対応していないと判断した場合は、S305へ処理が進む。
本実施形態では、以下の撮影モードが暗所表示処理に対応している撮影モードであるものとする。
(2)夜景撮影モード、(3)打ち上げ花火撮影モード、(8)ナイト&スナップ撮影モード、(10)星空スナップモード、(11)星空夜景モード、(12)星空軌跡モード、(13)星空インターバル動画モード。
暗所表示処理に対応する撮影モードであれば、メニュー設定より暗所表示をONとする設定にすることができ、暗所表示モードでの表示をさせることができる。暗所表示処理に対応していない撮影モードでは、暗所表示のメニュー項目が無いか、グレーアウトするなどして選択できないようにして、暗所表示をONにできないようになっている。すなわち、暗所表示処理に対応しない撮影モードでは暗所表示は行うことができない。
S303では、システム制御部50は、設定メニューが開かれて暗所表示設定のオン/オフの切り替え操作が行われたか否かを判断する。暗所表示の切り替え操作が行われた場合にはS304に進み、そうでない場合はS307に進む。
S304では、ユーザ操作に応じた暗所表示のオン/オフの切り替えを行う。暗所表示がOFFからONに設定された場合には、暗所表示を行う。暗所表示では、表示アイテムの色を暗所表示OFFの場合の通常色から、暗所表示用の色に変更する処理を行う。
図5(a)に暗所表示中の表示例を示す。
図5(a)は、暗所表示中におけるデジタルカメラ100の背面に配置されている表示部28の表示内容を説明する図である。表示部28には、スルー画像500に重畳して、OSD(表示アイテム)を、暗所に好適な色変換を行った状態で撮影情報501を表示する。なお、暗所であるため、スルー画像500自体は明るくはならないものと想定されるため、スルー画像500自体には暗所用の色変換は施さず、通常の表示を行う。
天体観察など暗い環境における撮影において、撮影者は暗い環境に眼が順応することが知られている(暗順応)。青色に近い波長の光によって暗順応が解けやすくなるため、暗順応を維持するためには可視光のうち青色付近の波長の光を軽減する表示が有効である。すなわち、色の成分としてRGB成分のうちB成分を抑えた表示(青みを抑えた表示)を行うことで暗順応を解けにくくすることができることが知られている。
本実施形態では、暗所表示設定をオンすることで、表示部28にB成分のみ若しくはB成分とG成分を低減し、くすんだオレンジ、あるいは茶色のような色の暗所表示を行う。前述のような表示を行っていることを、図5(a)、(b)においては、撮影情報501を網掛けして示している。これによって、ユーザの視覚の暗順応を維持しやすい、暗所に好適な色表示を行う。
S305では、システム制御部50は、現在暗所表示をしているか否かを判断し、暗所表示中であれば、S306へ処理が進み、暗所表示中でなければ、S307へ処理が進む。S306の暗所表示の解除制御処理については後述する。
S307では、処理の終了イベント(電源OFFなど)があったか否かを判断して、処理終了でなければ、S300に処理が戻り、処理終了と判断した場合、処理を終了する。
図4に、図3のS306の暗所表示の解除制御処理の手順の詳細を説明するフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。
暗所表示の解除制御処理に入ると、S400では、システム制御部50は、暗所表示に対応していないモードであり、かつ暗所表示中であるため、暗所表示を解除する旨のガイダンスである暗所表示解除警告表示を行う。
図5(b)に、暗所表示解除警告表示の表示例を示す。
図5(b)は、暗所表示解除警告を表示したデジタルカメラ100の背面に配置されている表示部28の表示内容を説明する図である。表示部28には、スルー画像500に重畳して、暗所表示解除警告511を表示する。この時、暗所表示はON状態のまま継続する。
S401では、撮影モードが切り替えられたか否かを判断する。モードが切り替えられていないと判断した場合には、S402へと処理が進み、切り替えられたと判断した場合には、再度暗所表示対応モードかを判断するため、暗所表示の解除制御処理を終了する。これにより、暗所表示対応の撮影モードに切り替えられた場合には、一旦暗所表示に対応されていない撮影モードを経由した場合でも、暗所表示を解除することなく、暗所表示に対応した他の撮影モードに切り替えることができたことになる。
例えば、暗所表示に対応した打ち上げ花火撮影モードから、暗所表示に対応していないスポーツ撮影モードに切り替え、その後すぐに(後述のS402、S403でYesとなることなく)星空スナップモードに切り替えた場合。暗所表示が解除されることなく、暗順応を保ったまま星空スナップモードでの撮影に移行することができる。
これによって、例えば撮影モードの切り替えダイヤルや、トグルでの撮影モードの切り替えの並び順において、暗所表示に対応する第1のモードと第2のモードの間に暗所表示に対応していないモードが挟まっている場合。すなわち、直接暗所表示に対応する第1のモードから第2のモードに切り替えることができない場合でも、切り替え操作を素早く行えば、暗所表示を解除することなく、第1のモードから他のモードを経由して第2のモードに切り替えることができる。あるいは、暗所表示に対応する第1のモードから暗所表示に対応しないモードに切り替えた後、思いなおして素早く元の第1のモードに戻した場合にも、暗所表示を解除することなく継続することができる。
S402では、システム制御部50は、モード切替のための操作部材以外の操作部材が操作されたか否かを判断し、モード切替のための操作部材以外の操作部材が操作されたと判断した場合、S404へ処理を進めて暗所表示をOFFにする。モード切替のための操作部材以外の操作部材が操作された場合は、切り替えられたばかりの現在の撮影モードでの操作が行われたということである。
すなわち、現在の撮影モードは別の撮影モードに切り替える途中の状態ではなく、現在の撮影モードでの撮影を行う意思がユーザにあると想定されるため、モードを確定して暗所表示を解除して差し支えないと想定できる。なお、モード切替のための操作部材以外の操作部材が操作されたか否かを判定する例を説明したが、現在のモードの確定を指示するための特定の操作部材(例えばセット釦)が操作されたか否かの判定としてもよい。
S402でモード切替のための操作部材以外の操作部材が操作されていないと判断した場合、S403へ処理が進む。
S403では、システム制御部50は、暗所表示解除警告表示を表示してからの経過時間を判断し、所定時間(例えば3秒程度)を経過した場合には、S404へ処理が進み、所定時間を経過していないと判断した場合には、S401へ処理が戻る。
S404では、システム制御部50は、暗所表示解除警告表示を非表示にして、暗所表示をOFFに設定する。
図5(c)に暗所表示解除後の表示例を示す。
図5(c)は、暗所表示が解除されたデジタルカメラ100の背面に配置されている表示部28の表示内容を説明する図である。表示部28には、暗所表示は解除され、通常の色成分(すなわちB成分を低減していない)のOSD表示である情報表示521で表示する。
以上説明したように、本実施形態によれば、暗所表示中に意図せず暗所表示に対応していない撮影モードに表示切替をした場合でも、ユーザは暗所表示がOFFになることを事前に確認することができる。これにより、暗所表示がOFFになることで表示部が明るくなり、目が明順応してしまい、再度、暗順応するまでに時間がかかるという問題を防ぐことができる。なお、上述の実施形態では、撮影モード間を切り替えることで、警告表示を出す例を説明したが、再生モードへの遷移や、その他のモードへの遷移時でもよい。
なお、本実施形態では、暗所表示処理に対応した撮影モードにおいて、ユーザ操作によって暗所表示設定のオン/オフを切り替える例を説明したが、周辺環境の検出によって自動的に切り替えるようにしてもよい。例えば、撮影されているスルー画像の輝度が低く、暗所であると判定された場合には暗所表示設定を自動的にオンにし、スルー画像の輝度が明るく、暗所でないと判定した場合に自動的に暗所表示設定をオフにしてもよい。
(第2の実施形態)
また、前述の実施形態とは別に、あるいは前述の実施形態に加えて、撮影モードの切り替えの並び順を、暗所表示に対応した撮影モードの間に暗所表示に対応していない撮影モードが挟まらないような並び順とするようにしてもよい。すなわち、暗所表示に対応している動作モードの1つ前と1つ次がいずれも暗所表示に対応していない動作モードとならないように、暗所表示に対応している動作モード同士が隣合う順番とする。
このようにすることで、暗所表示に対応した第1の撮影モードから、暗所表示に対応した第2の撮影モードに切り替える場合に、暗所表示に対応していない撮影モードを経由する必要が無くなるため、暗所表示を解除せずに切り替えることができる。この場合、前述の図4のような処理を行わずに、暗所表示に対応していない撮影モードに切り替えた場合にすぐに暗所表示を解除するようにしてもよい。
本実施形態の有する撮影モードでは、所定の順番で順次切り換える。例えば撮影モードの切り替え順を以下のようにしておく(モードダイヤル上での並び順を以下の通りとする)。<>内に切り替え順序を記載する。
<1>(1)水上撮影モード(ビーチモード)。
<2>(4)水中撮影モード。
<3>(5)夕焼け撮影モード。
<4>(6)ポートレート撮影モード。
<5>(7)スポーツ撮影モード。
<6>(9)スポットライト撮影モード。
<7>(2)夜景撮影モード(★暗所表示対応)。
<8>(3)打ち上げ花火撮影モード(★暗所表示対応)。
<9>(8)ナイト&スナップ撮影モード(★暗所表示対応)。
<10>(10)星空スナップモード(★暗所表示対応)。
<11>(11)星空夜景モード(★暗所表示対応)。
<12>(12)星空軌跡モード(★暗所表示対応)。
<13>(13)星空インターバル動画モード(★暗所表示対応)。
なお、システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、前述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
(他の実施形態)
また、前述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず暗所表示が可能である表示制御装置であれば適用可能である。暗所表示が有効な動作モードは、撮影に関する動作モードに限らず、星座のマップを表示する動作モード、暗所での地図表示、時計表示などが考えられる。このような撮影に関すること以外に用いられる暗所表示であっても本願は適用可能である。
例えば、スマートフォンやタブレットPCなどにおいて、星座のマップを表示するアプリケーションソフト(星座マップアプリ)を実行して暗所表示していた場合に、星座マップアプリを閉じる。あるいは他のアプリケーションソフトを起動しても、前述の図4の処理のように所定時間は暗所表示を解除せず、所定時間が経過するかモード確定操作があったことに応じて暗所表示を解除することができる。このように、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
22 撮像部
28 表示部
50 システム制御部
60 モード切替スイッチ
61 シャッターボタン
70 操作部
100 デジタルカメラ
101 シャッター
102 バリア
103 撮影レンズ
109 表示部

Claims (17)

  1. 複数の動作モードの何れかに切り替える切替手段と、
    前記複数の動作モードのうち、暗所に適した第1の動作モードに切り替えられると、表示部を暗所用の表示である暗所表示にするように制御する表示制御手段と、前記第1の動作モードから、前記複数の動作モードのうち、暗所表示以外の動作が異なる第2の動作モードに切り替えられたことに応じて、前記暗所表示を継続したまま前記第2の動作モードに切り替え、所定の条件が満たされたことに応じて前記暗所表示を解除するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記暗所表示を継続したまま前記第2の動作モードに切り替えた際、前記暗所表示が解除される旨を示すガイダンスを表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記所定の条件は、前記第2の動作モードへ切り替えてから所定の時間が経過することであることを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記所定の条件は、前記第2の動作モードへ切り替えてから、動作モードを切り替えるための操作部材以外の操作が行われることであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記所定の条件は、前記第2の動作モードに切り替えてから、特定の操作が行われることであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記暗所表示を継続したまま前記第2の動作モードに切り替えた後、前記所定の条件が満たされることなく前記第1の動作モードに切り替えられた場合には、前記暗所表示を解除しないことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記切替手段は、複数の動作モードの何れかに所定の順番で順次切り替え、
    前記所定の順番は、前記第1の動作モードの1つ前と1つ次がいずれも前記第2の動作モードとならないように、前記第1の動作モード同士が隣合う順番となっていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示制御装置。
  8. 撮像手段を更に有し、
    前記動作モードは、複数の撮影モードのうち何れかであることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記第1の動作モードは、夜景を撮影するための撮影モード、打ち上げ花火を撮影するための撮影モード、星空を撮影するための撮影モードの少なくとも1つであることを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  10. 前記第2の動作モードは、水中で撮影するための撮影モード、夕焼けを撮影するための撮影モード、ポートレート撮影モード、スポーツ撮影モード、スポットライト撮影モードの少なくとも1つであることを特徴とする請求項またはに記載の表示制御装置。
  11. 前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとでは、前記暗所表示以外に前記表示部に表示される内容の異なるモードであることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の表示制御装置。
  12. 前記第1の動作モードで暗所表示を行うか否かを設定する設定手段を更に有し、
    前記設定手段は、前記第2の動作モードでは暗所表示を行うか否かを設定できないことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記暗所表示は、暗所表示でない場合よりも青を低減した色での表示であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の表示制御装置。
  14. 前記暗所表示は、RGB成分のうち、暗所表示でない場合よりもBを低減した色での表示であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の表示制御装置。
  15. 複数の動作モードの何れかに切り替える切替ステップと、
    前記複数の動作モードのうち、暗所に適した第1の動作モードに切り替えられると、表示部を暗所用の表示である暗所表示にするように制御する表示制御ステップと、
    前記第1の動作モードから、前記複数の動作モードのうち、暗所表示以外の動作が異なる第2の動作モードに切り替えられたことに応じて、前記暗所表示を継続したまま前記第2の動作モードに切り替え、所定の条件が満たされたことに応じて前記暗所表示を解除するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1乃至14の何れか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  17. コンピュータを、請求項1乃至14の何れか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2013208583A 2013-10-03 2013-10-03 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法 Expired - Fee Related JP6238671B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013208583A JP6238671B2 (ja) 2013-10-03 2013-10-03 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013208583A JP6238671B2 (ja) 2013-10-03 2013-10-03 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015073229A JP2015073229A (ja) 2015-04-16
JP2015073229A5 JP2015073229A5 (ja) 2016-11-17
JP6238671B2 true JP6238671B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=53015305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013208583A Expired - Fee Related JP6238671B2 (ja) 2013-10-03 2013-10-03 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6238671B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6761228B2 (ja) 2015-06-09 2020-09-23 キヤノン株式会社 表示装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
WO2017115507A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003060981A (ja) * 2001-08-22 2003-02-28 Fuji Photo Film Co Ltd ディジタル・カメラおよびその制御方法
JP2006197099A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Canon Inc カメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015073229A (ja) 2015-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10506173B2 (en) Image capturing apparatus and control method thereof
US9143679B2 (en) Electronic apparatus, electronic apparatus control method, and storage medium
US9838609B2 (en) Image capturing apparatus, control apparatus and control method for controlling zooming function
JP5875388B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体
US9538097B2 (en) Image pickup apparatus including a plurality of image pickup units and method of controlling the same
JP6238671B2 (ja) 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
US10511761B2 (en) Image capturing control apparatus, control method, and storage medium
US9232133B2 (en) Image capturing apparatus for prioritizing shooting parameter settings and control method thereof
JP2013157918A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2018113532A (ja) 撮像装置
JP5975656B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP6761228B2 (ja) 表示装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP6598661B2 (ja) 撮像制御装置、制御方法及びプログラム
JP5658580B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記録媒体
JP6257310B2 (ja) 撮影装置、撮影制御方法及びプログラム
JP2021125735A (ja) 撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP6263026B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP2021136653A (ja) 撮像装置及びその画像表示制御方法、プログラム、並びに記録媒体
JP5737967B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2019016984A (ja) 撮像制御装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2018014585A (ja) 画像処理装置とその制御方法及びプログラム
JP2016019252A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171031

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6238671

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees