JP6238509B2 - 表示制御装置および表示制御方法 - Google Patents

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この発明は、複数のプレーンの画像を重ね合わせて表示出力を行う表示制御装置および表示制御方法に関する。
特許文献1は、ボタン画像のアニメーション表示中に、このボタンの状態を遷移させるユーザ入力があるとアニメーション表示を継続するか否かを指示するアニメーション表示制御フラグを有し、上記ユーザ入力が受け付けられたときに、表示制御部が、アニメーション表示制御フラグの指示に従ってアニメーション表示を継続または中断するように制御する再生装置を開示する。
この装置では、ブルーレイディスクといった大容量の記録媒体に記録されたプログラムに対する、ユーザによるインタラクティブな操作を実現するボタン画像に使用されるアニメーション表示において、上述のように制御することで、アニメーション表示中にボタンの状態を遷移させるユーザオペレーションがあった際のボタン画像のアニメーション表示の挙動を、コンテンツの制作側で制御することができる。
特開2007−172716号公報
ブルーレイ規格には、Java(登録商標;以下記載を省略する)モジュールによって描画が制御されるポップアップ表示機能がある。
例えば、Blu−ray Disc(以下、BDと記載する)のコンテンツを再生している際に、ユーザからポップアップメニューの表示要求があると、Javaモジュール部がBDから読み出されたJavaプログラムを実行し、このJavaプログラムに従ってIG(Interactive Graphic)プレーン上にポップアップメニューの画像が描画される。
一方、BDプレイヤのシステム制御部は、ボタン画像等のユーザ操作用のグラフィックキャラクタを、IGプレーンの上層(画面の前面側)に重ね合わされるユーザプレーンに描画する処理を制御する。
このように、IGプレーンは、Javaモジュール部による管理の下に描画が行われ、ユーザプレーンは、システム制御部による管理の下に描画が行われる。これらのプレーンの描画処理は互いに独立しているので、例えば、システム制御部からは、IGプレーンのどの位置に画像が描画されているかを認識することができない。
このため、IGプレーンとユーザプレーンとを重ね合わせて画像を合成したとき、IGプレーンに描画された画像(ポップアップメニュー画像)の表示位置によっては、ユーザプレーンに描画された画像(操作ボタン画像等)と重なって視認性が悪化するという課題があった。
従来では、上述のようにIGプレーンの画像とユーザプレーンの画像に重なりが生じた場合、ユーザからの要求によりシステム制御部に指示して、ユーザプレーン上の画像の表示位置を変更していた。しかしながら、システム制御部は、IGプレーン上のどの位置に画像が描画されているかを認識できないため、ユーザからの要求に応じてユーザプレーン上の画像の表示位置を変更しても、IGプレーン上の画像の表示領域によっては、重なりを解消することができない可能性がある。
なお、特許文献1に代表される従来の技術は、コンテンツの制作側で制御可能なプレーン上の描画処理に関するものであるため、上述したような互いに独立した描画が行われる複数のプレーンにおける不具合を解決することができない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の描画プレーンの画像を重畳する合成画像の視認性を向上させることができる表示制御装置および表示制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係る表示制御装置は、第1のプレーン上に画像を描画する第1の描画部と、第1のプレーン上の画像位置とは無関係に第2のプレーン上に画像を描画する第2の描画部とを備え、少なくとも第1のプレーンと第2のプレーンを重ね合わせた合成画像データを出力する表示制御装置において、第2のプレーンへの画像表示要求に応じて第2の描画部が描画した第2のプレーン上の画像表示領域を判別する判別部と、第2のプレーン上の画像表示領域に重ならないように、第1の描画部を制御して第1のプレーンの画像表示位置を変更する制御部とを備え、判別部は、第2のプレーンを分割するエリアを、第1のプレーンに描画される画像の表示領域のサイズに合わせて動的に変更し、当該エリアごとに分割した第2のプレーンを分割エリア単位で走査して画像表示領域を判別し、画像表示領域に該当しない分割エリアが発見された時点で、制御部に通知し、制御部は、第1のプレーン上の位置であって、判別部から通知された当該分割エリアに対応する位置が、第1のプレーンの画像表示位置となるように第1の描画部を制御し、第2のプレーンは、IG(Interactive Graphic)プレーンであり、第1のプレーンは、IGプレーン上に重ね合わせて合成されるユーザプレーンであり、第1の描画部は、ユーザプレーンに画像を描画し、第2の描画部は、ポップアップメニューの表示要求に応じて、ユーザプレーン上の画像位置とは無関係にIGプレーンにポップアップメニュー画像を描画するものである。
この発明によれば、複数の描画プレーンの画像を重畳する合成画像の視認性を向上させることができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 複数のプレーンの映像合成の態様を示す図である。 IGプレーンの描画領域を判別する処理の一例を示す図である。 所定サイズの分割エリアごとに行う判別処理の態様を示す図である。 動的に変更したサイズの分割エリアごとに行う判別処理の態様を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。図1において、実施の形態1に係る表示制御装置は、ブルーレイデータ再生装置2によりBDから再生されたデータを基に、画像メモリ空間にそれぞれ規定された記憶領域である複数のプレーン上に画像を描画し、これらプレーンの画像を重畳して合成した映像を出力する装置である。その機能構成として、システム制御部3、Javaモジュール部4、圧縮映像デコード部5、ユーザ用GUI作成部6、IG領域描画判別部9、IG用GUI作成部7、映像画面作成部8および映像合成部10を備える。
ブルーレイデータ再生装置2は、BDに記録されているデータを再生し、再生データを映像、音声およびプログラム等に分離して、各分離データを対応する後段の機能構成部に出力する機能を有する。
システム制御部3は、BD再生機能を有したBDプレイヤ全体の動作を制御する制御部であって、ユーザの要求に応じた処理を各機能構成部に実行させる制御を行う。例えば、システム制御部3は、ユーザからポップアップメニューの要求に応じてJavaモジュール部4に対してポップアップメニュー要求イベントを発行することにより、ポップアップメニューを描画させる。
Javaモジュール部4は、ブルーレイデータ再生装置2によりBDから読み出されたJavaプログラムを実行して、Javaプログラムに従った動作を実行する。例えば、Javaモジュール部4は、IG用GUI(Graphical UserInterface)作成部7によるIGプレーンへのポップアップメニューの描画を制御する。
圧縮映像デコード部5は、ブルーレイデータ再生装置2によってBDから読み出された圧縮映像データをデコードして再生する機能を有する。
ユーザ用GUI作成部6は、システム制御部3による制御の下、GUIを構成するボタンやアイコンなどのユーザ操作用のグラフィックキャラクタを、メモリ空間上に規定された第1のプレーンであるユーザプレーン上の画像として描画する第1の描画部である。
IG用GUI作成部7は、Javaモジュール部4による制御の下、GUIを構成するポップアップメニューなどの、ディスクコンテンツが有するグラフィックキャラクタを、メモリ空間上に規定された第2のプレーンであるIGプレーン上の画像として描画する第2の描画部である。
映像画面作成部8は、圧縮映像デコード部5がデコードした映像データからメモリ空間上に規定された動画プレーン上の映像画面データを作成する機能を有する。
IG領域描画判別部9は、IG用GUI作成部7に描画されたグラフィックキャラクタがIGプレーン上のどの位置にあるかを判別する判別部である。
映像合成部10は、ユーザ用GUI作成部6によって作成されたユーザプレーンの画像データと、IG用GUI作成部7によって作成されたIGプレーンの画像データと、映像画面作成部8により作成された動画プレーンの画像データとを重ね合わせて一枚の画像に合成する機能を有する。すなわち、映像合成部10の出力映像は、動画に対してディスクコンテンツが有する表示用UI(User Interface)(IGプレーン)と、システム制御部3の制御で描画されたGUI(ユーザプレーン)を一枚の画像に合成した映像が出力される(出力映像)。
次に動作について説明する。
図2は、この発明における複数のプレーンの映像合成の態様を示す図である。図2に示すように、この発明では、メモリ空間上に規定された動画プレーン13、IGプレーン12およびユーザプレーン11を、この順に画面の背面側から前面側に重畳合成して、全てのGUIと画像を合成した映像出力プレーンをメモリ空間上に作成する。
システム制御部3は、不図示の入力手段を用いて、ユーザからポップアップメニューの表示が要求されると、ポップアップ要求イベントをJavaモジュール部4に出力する。
このとき、システム制御部3は、メモリ空間上のIGプレーン12の画素データを任意の値に書き換える(初期化)。例えば、黒画面に書き換える場合にはIGプレーン12上の画素データが全て“0”になる。初期化以前にIGプレーン12に何らかのキャラクタや図形が描画されていたとしても、初期化によって既存の描画内容は消去される。
なお、通常、ポップアップメニューを表示する際には、既存の描画内容は消去されて、ポップアップメニューのみが描画される。
このように、システム制御部3が、ユーザ要求に応じたポップアップが実行される直前にIGプレーン12のデータを初期化することで、その後に、ユーザ要求に応じたポップアップメニュー画像12aが描画された場合に、初期化データとは異なる部分が、描画されたポップアップメニュー画像12aに相当することになる。
Javaモジュール部4は、システム制御部3からのポップアップ要求イベントを入力すると、IG用GUI作成部7を制御して、IGプレーン12上にポップアップメニュー画像12aを描画した画像データを作成させる。このIGプレーン12の画像データは、映像合成部10に画像転送する前にIG領域描画判別部9に中継される。
IG領域描画判別部9は、IGプレーン12上のどの位置にポップアップメニュー画像12aが描画されているかを判別する。例えば、IGプレーンが、1フィールド1920*1080のデータ領域である場合、1920*1080画素の1フィールドデータ転送期間で、どの位置にポップアップメニュー画像12aが描画されているかを判別することができる。
図3は、IGプレーンの描画領域を判別する処理の一例を示す図である。図3に示す例では、IG領域描画判別部9が、IGプレーン12の1フィールド分の領域を走査して、全ての画素に関する判別データを保存する。例えば、1920*1080画素分の判別結果が保存される。IG領域描画判別部9による判別結果は、システム制御部3に出力される。
システム制御部3は、IG領域描画判別部9から、IGプレーン12の1フィールド分の全ての領域を判別した結果を入力すると、この判別結果に基づいてユーザ用GUI作成部6の描画処理を制御して、下層のIGプレーン12におけるポップアップメニュー画像12aとは重ならないユーザプレーン11上の位置に操作ボタン画像11aの表示位置を変更させる。例えば、図2に示すように、IGプレーン12の対向する2辺側の各領域にポップアップメニュー画像12aが描画されたことが判別されていれば、ユーザプレーン11の中央部に操作ボタン画像11aを描画する。これにより、ポップアップメニューの視認性を阻害することなく、操作ボタンを適切な位置に描画することが可能となる。
映像合成部10は、ユーザプレーン11、IGプレーン12および動画プレーン13が例えば1フィールド1920*1080のデータ領域である場合、水平方向に1ラインが1920画素、垂直方向に1ラインが1080画素のデータ転送を、各プレーン11,12,13から行い、これらを1枚の画像として合成する。映像合成部10の出力映像は、図1において不図示の表示装置へ送られて表示される。
IGプレーン12の画像と重ならないユーザプレーン11上の適切な位置に画像を描画する方法としては、まず、IGプレーン12に描画されたポップアップメニュー表示領域に対応しないユーザプレーン11上の領域に画像(操作ボタンなど)を直接描画し、映像合成部10によって、ユーザプレーン11、IGプレーン12および動画プレーン13を全て同じアドレス基準で合成することが考えられる。
また、ユーザプレーン11上の任意の位置に既に描画された画像がある場合は、ユーザプレーン11を除いたプレーン12,13を同じアドレス基準で合成するが、ユーザプレーン11については、IGプレーン12上に描画されたポップアップメニュー画像12aと重ならない位置まで描画位置をずらすオフセットアドレスを設定してもよい。
このようにすることでも、合成結果としては、ポップアップメニューと操作ボタン等の画像が重ならない最適な位置関係の出力映像を得ることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、IGプレーン12への画像表示要求に応じてIG用GUI作成部7が描画したIGプレーン12上の画像表示領域を判別するIG領域描画判別部9と、IG領域描画判別部9によって判別されたIGプレーン12上の画像表示領域に重ならないように、ユーザ用GUI作成部6を制御してユーザプレーン11の画像表示位置を変更するシステム制御部3とを備える。このように構成することにより、IGプレーン12に描画されたポップアップメニュー画像12aに重ならないように、ユーザプレーン11上の操作ボタンなどの画像11aの表示位置が自動的に変更されることから、ユーザプレーン11とIGプレーン12とを重畳して合成した出力映像の視認性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態1では、IG領域描画判別部9がIGプレーン12の1フィールド分の全ての領域でポップアップメニュー画像12aの位置を判別したデータを保存しておく必要がある。例えば、1フィールドが1920*1080画素であれば、1920*1080画素分の判別データを保存する必要があり、判別データを保存するための新たな領域をメモリ空間に確保する必要がある。また、システム制御部3は、1フィールド分の判別データに基づいて、操作ボタン画像11aの表示位置を変更させており、煩雑な処理となっていた。
そこで、IGプレーン12を所定サイズのエリアごとに分割し、分割エリア単位でIG領域描画判別部9が判別処理を実施するようにしてもよい。
図4は所定サイズの分割エリアごとに行う判別処理の態様を示す図である。図4(b)に示すように、所定サイズの分割エリアにIGプレーン12を分割(図示の例は25分割)し、この分割エリア単位でポップアップメニュー画像12aが描画されているか否かを判別する。このようにすることで、25エリア分だけの判別データを保存すればよく、メモリ空間上に確保すべき保存領域の容量を低減できる。
また、システム制御部3は、図4(a)に示すように、ユーザプレーン11に描画した操作ボタンなどの画像11aが、分割エリアの何個分に相当するかを認識している。
そこで、システム制御部3がIG領域描画判別部9に対して画像11aのサイズを通知することで、IG領域描画判別部9は、図4(b)に示すように、ポップアップメニュー画像12aが表示されていない分割エリアが、画像11aの表示に必要な領域分だけあることが判った時点で、この領域12Aを判別データとしてシステム制御部3に応答することができる。このようにすることで、1フィールド分を判別する場合よりも格段に速く、画像11aの表示位置を決定して描画することが可能となる。
上述した例では、IGプレーン12の分割エリアのサイズが、ユーザプレーン11の画像11aを表示するために必要な領域のサイズとは無関係であるので、図4(b)のように、画像11aの領域サイズが複数の分割エリアを合わせた領域に相当する場合があり、画像11aを表示する位置を判断する処理が煩雑になる可能性がある。
そこで、IG領域描画判別部9によって判別処理が実施される分割エリアのサイズを、ユーザプレーン11で画像11aの表示に必要な領域のサイズに合わせて動的に変更してもよい。
図5は動的に変更したサイズの分割エリアごとに行う判別処理の態様を示す図である。図5(a)に示すように、システム制御部3は、ユーザプレーン11上に描画された操作ボタンなどの画像11aの表示に必要な領域のサイズを認識しているので、IG領域描画判別部9に対して画像11aのサイズを通知する。
IG領域描画判別部9は、図5(b)に示すように、IGプレーン12の分割エリアのサイズを、画像11aの表示に必要な領域のサイズに動的に変更し、この分割エリア単位でポップアップメニュー画像12aが表示されている位置を判別する。このとき、ポップアップメニュー画像12aが表示されていない分割エリアが発見された時点で、この領域12Bを判別データとしてシステム制御部3に応答する。
このようにすることで、固定サイズの分割エリア単位で判別する場合よりもさらに速く画像11aの表示位置を決定して描画することが可能となる。
なお、表示すべき操作ボタン類が多数ある場合(例えば、図5(a)の場合は三角形のボタンが2つと十字型のボタンが1つ)は、それらの全ての表示に必要な領域のサイズが分割エリアのサイズとなるので、操作ボタン類が多数であるほど、分割エリアのサイズは大きくなり、IGプレーン12の分割数が少なくなる。
一方、表示すべき操作ボタン類が少数の場合には、それらの全てを表示するために必要な領域のサイズは小さくなるので、分割エリアのサイズは小さくなり、IGプレーン12の分割数が多くなる。
ただし、双方の場合であっても、操作ボタン画像の表示に必要な領域のサイズは一つの分割エリアのサイズと等しいため、少なくともポップアップメニューが表示されない分割エリアが1つでも発見された時点で、その領域に対応するユーザプレーン11上の領域に表示位置を変更するだけでよく、表示位置の決定処理を格段に簡素化することができる。
また、IGプレーンにおけるポップアップメニュー表示領域が大きく、ユーザプレーンでポップアップメニューに重ならない位置に操作ボタンなどの画像を表示する領域が十分に確保できない場合には、システム制御部3が、IG領域描画判別部9からの判別データに基づいて、ユーザ用GUI作成部6を制御することにより、IGプレーンの空き領域に対応するユーザプレーン上の領域に描画できるサイズに操作ボタンなどの画像をリサイズ変換してもよい。このようにすることで、ポップアップメニューと操作ボタン類の視認性を両立させることができる。
さらに、IGプレーンにおけるポップアップメニュー表示領域が大きく、ユーザプレーンでポップアップメニューに重ならない位置に操作ボタンなどの画像を表示する領域が十分に確保できず、双方の画像の表示が重なってしまう場合、システム制御部3が、ユーザ用GUI作成部6を制御することにより、操作ボタンなどの画像を半透明のグラフィックキャラクタに変換加工してもよい。これにより、操作ボタンなどの画像と重なったポップアップメニューも視認可能となる。
上記実施の形態1では、互いに独立して画像が描画されるユーザプレーン11とIGプレーン12を対象とした場合を示したが、本発明は、あるプレーンに描画された画像の表示位置とは無関係に、もう一方のプレーン上に画像が描画され、これらのプレーンを重ね合わせた合成画像を出力する表示制御装置であれば適用可能である。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 表示制御装置、2 ブルーレイデータ再生装置、3 システム制御部、4 Javaモジュール部、5 圧縮映像デコード部、6 ユーザ用GUI作成部、7 IG用GUI作成部、8 映像画面作成部、9 IG領域描画判別部、10 映像合成部、11 ユーザプレーン、11a 操作ボタン画像、12 IGプレーン、12a ポップアップメニュー画像、12A,12B 操作ボタン対応領域、13 動画プレーン、13a 動画映像。

Claims (6)

  1. 第1のプレーン上に画像を描画する第1の描画部と、前記第1のプレーン上の画像位置とは無関係に第2のプレーン上に画像を描画する第2の描画部とを備え、少なくとも前記第1のプレーンと前記第2のプレーンを重ね合わせた合成画像データを出力する表示制御装置において、
    前記第2のプレーンへの画像表示要求に応じて前記第2の描画部が描画した前記第2のプレーン上の画像表示領域を判別する判別部と、
    前記第2のプレーン上の前記画像表示領域に重ならないように、前記第1の描画部を制御して前記第1のプレーンの画像表示位置を変更する制御部とを備え、
    前記判別部は、前記第2のプレーンを分割するエリアを、前記第1のプレーンに描画される画像の表示領域のサイズに合わせて動的に変更し、当該エリアごとに分割した前記第2のプレーンを分割エリア単位で走査して前記画像表示領域を判別し、前記画像表示領域に該当しない分割エリアが発見された時点で、前記制御部に通知し、
    前記制御部は、前記第1のプレーン上の位置であって、前記判別部から通知された当該分割エリアに対応する位置が、前記第1のプレーンの画像表示位置となるように前記第1の描画部を制御し、
    前記第2のプレーンは、IG(Interactive Graphic)プレーンであり、
    前記第1のプレーンは、前記IGプレーン上に重ね合わせて合成されるユーザプレーンであり、
    前記第1の描画部は、前記ユーザプレーンに画像を描画し、
    前記第2の描画部は、ポップアップメニューの表示要求に応じて、前記ユーザプレーン上の画像位置とは無関係に前記IGプレーンにポップアップメニュー画像を描画することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記制御部は、前記第2のプレーンへの画像表示要求があると、前記第2の描画部が描画する前に、前記第2のプレーンを所定の画像内容に初期化し、
    前記第2の描画部は、前記第2のプレーンへの画像表示要求に応じて、初期化後の前記第2のプレーン上に画像を描画することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記第1の描画部は、前記第2のプレーン上の画像表示領域に重ならないように、前記第1のプレーン上の画像表示位置にオフセットを設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示制御装置。
  4. 前記第1の描画部は、前記第2のプレーンの画像表示領域と重ならない表示位置がない場合、画像をリサイズして前記第1のプレーンに描画することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  5. 前記第1の描画部は、前記第1のプレーンが前記第2のプレーンの上層に重ね合わされる場合に、前記第2のプレーンの画像表示領域と重ならない表示位置がなければ、画像を半透明に加工して前記第1のプレーンに描画することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  6. 第1の描画部が第1のプレーン上に画像を描画し、第2の描画部が前記第1のプレーン上の画像位置とは無関係に第2のプレーン上に画像を描画して、少なくとも前記第1のプレーンと前記第2のプレーンを重ね合わせた合成画像データを出力する表示制御方法において、
    前記第2のプレーンへの画像表示要求に応じた前記第2のプレーンへの描画前に、前記第2のプレーンを所定の画像内容に初期化するステップと、
    前記第2のプレーンへの画像表示要求に応じて初期化後の前記第2のプレーン上に画像を描画するステップと、
    前記第2のプレーンを分割するエリアを、前記第1のプレーンに描画される画像の表示領域のサイズに合わせて動的に変更し、当該エリアごとに分割した前記第2のプレーンを分割エリア単位で走査して画像表示領域を判別し、前記画像表示領域に該当しない分割エリアが発見された時点で通知するステップと、
    記第2のプレーン上の前記画像表示領域に重ならないように、前記第1のプレーンの画像表示位置を、前記第1のプレーン上の位置であって、前記通知された当該分割エリアに対応する位置に変更するステップとを備え、
    前記第2のプレーンは、IG(Interactive Graphic)プレーンであり、
    前記第1のプレーンは、前記IGプレーン上に重ね合わせて合成されるユーザプレーンであり、
    前記第1の描画部は、前記ユーザプレーンに画像を描画し、
    前記第2の描画部は、ポップアップメニューの表示要求に応じて、前記ユーザプレーン上の画像位置とは無関係に前記IGプレーンにポップアップメニュー画像を描画することを特徴とする表示制御方法。
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