JP5055220B2 - 画像表示装置、画像表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像情報と音声情報とを再生するための技術に関するものである。
近年、コンテンツの受信側或いは表示側としてのコンシューマ向け映像表示機器が、複数の画像や映像を合成して1つの画面を構成することが、ごく普通に行われるようになった。それに伴い、単にピクチャーインピクチャーやスーパーインポーズを行うのではなく、視聴者の利便性に合わせて、複数コンテンツの表示を組み合わせるための技術が求められている。
複数コンテンツの表示状態や合成方法を判断する方法として、従来では、親画面の映像の特徴検出を利用する方法と、画面内の特定のオブジェクトから得る座標情報を利用する方法と、がある。
親画面の映像の特徴検出を利用する方法には、オンスクリーン表示情報が表示されている表示情報や映像信号の動きを検出し、動きのある場合には表示画面の状態を変更する方法(特許文献1)がある。
また、画面内の特定のオブジェクトから得る座標情報を利用する方法には、次のような方法がある(特許文献2)。即ち、ゲーム空間の画像を構成する際、特定オブジェクトにおいて発せられた言葉や音等を視聴者に伝える為の文字画像の表示状態をゲームの状況に応じて変化させる方法である。
特開2005-242204号公報 特開2005-192878号公報
しかしながら、上述した従来技術を用いても、視聴者の望む表示状態を予測しながら、複数画面を自動的に構成することは難しい。
特許文献1のように動き検出を利用する場合、次のような問題が生じうる。即ち、画面全体が動くカメラワークによる映像やシーンチェンジ等のように連続性が乏しい場合、視聴者にとって意味のない周囲の動きに合わせて表示を構成してしまう等、視聴者の注目個所の自動判定に困難が伴う場合がある。これにより、結果として、視聴者の望む表示状態を合成することができず、視聴者にストレスを与えることになる。
また、特許文献2のように、特定のオブジェクトの座標情報を用いる場合、次のような問題が生じうる。即ち、視聴者やゲームのプレイヤが何らかの形で座標取得すべきオブジェクトを指示したり、予め表示コンテンツの予測を行う必要がある。連続性の乏しいコンテンツを視聴する場合、視聴者が注目するオブジェクトの座標を取得、更新しながら、自動的に表示状態を変更することが難しい。
本発明は上記問題に鑑みて成されたものであり、音声を発するオブジェクトとその他のオブジェクトとを同画面内で表示する場合、オブジェクトと音声との対応関係を分かり易くすべく、オブジェクトの配置位置を制御する為の技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像表示装置は以下の構成を備える。
即ち、オブジェクトを含む画像を複数の画素ブロックに分割して得られる該複数の画素ブロックを保持する該画像のデータストリームであって、該オブジェクトの領域を含む画素ブロックについては前記オブジェクトに関連する音声情報と関連づけて保持する前記データストリームを入力し、入力されたデータストリームに基づいて再生する前記画像を親画像とし、前記データストリーム以外のデータに基づいて再生する画像を子画像とし、前記子画像を前記親画像に重ねて表示する画像表示装置であって、
前記データストリームが保持するそれぞれの画素ブロックを再生することで、表示画面上に前記親画像を表示させる手段と、
前記複数の画素ブロックのうち前記オブジェクトの領域に含まれていない画素ブロックを、非オブジェクト画素ブロックとして特定する特定手段と、
前記表示画面上に前記子画像を表示させる制御手段と、
前記音声情報に基づく音声信号を出力する手段とを備え、
前記制御手段は、前記非オブジェクト画素ブロックの集合で構成される領域内で前記子画像が収まる位置に前記子画像を配置して表示することを特徴とする。
本発明の構成によれば、音声を発するオブジェクトとその他のオブジェクトとを同画面内で表示する場合、オブジェクトと音声との対応関係を分かり易くすべく、オブジェクトの配置位置を制御することができる。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
[第1の実施形態]
本実施形態では、1つの画面内に親画像としての画像を表示させると共に、係る親画像上の何れかの箇所に子画像を重畳表示させる。なお、親画像内には複数のオブジェクトが表示されていると共に、それぞれのオブジェクトは音声を発する。従って、子画像を親画像上に重畳表示させる場合には、子画像は親画像上に表示されている何れのオブジェクトとも重ならないように表示する。
以下、本実施形態に係る技術について、より詳細に説明する。
図1は、親画像の表示例を示す図である。図1に示す如く、親画像101内にはオブジェクト103とオブジェクト102とが配置されており、それぞれのオブジェクト102,103は音声を発しうる。従って、係る親画像101を再生する装置は、係る親画像101を表示するための表示画面を有すると共に、それぞれのオブジェクト102,103に対応する音声情報を出力するためのスピーカを有する。
ここで、係る親画像101上に子画像を重畳表示する場合を考える。
図2は、親画像101上に子画像201を重畳表示させた場合の表示例を示す図である。図2では、親画像101上に子画像201を重畳表示させることによって、オブジェクト102が子画像201に隠蔽されている(図2では隠蔽されているオブジェクト102は点線で示している)。このように、子画像201を親画像101上の固定位置に表示させてしまうと、オブジェクト102,103のそれぞれの位置によっては隠蔽されてしまうことになる(図2の場合はオブジェクト102が隠蔽されている)。
係る点、本実施形態では、親画像101上に表示されているオブジェクトの位置を鑑み、子画像201の表示位置を適宜変更する。
図5は、本実施形態に係る画像表示装置500の機能構成例を示すブロック図である。係る画像表示装置500は、コンシューマ向けの画像表示装置である。
図5に示す如く、本実施形態に係る画像表示装置500は入力部501、表示可能領域特定部502、子画像配置部503、音声合成部504、により構成されており、更に、係る画像表示装置500には、表示部505と音声出力部506とが接続されている。なお、図5では、表示部505と音声出力部506とは画像表示装置500とは別個の装置としているが、表示部505と音声出力部506とを画像表示装置500と一体化させても良い。
入力部501には、親画像に対応するデータストリーム550と、子画像に対応するデータストリーム560と、が入力される。なお、それぞれのデータストリームは、1枚の静止画像に対するものであっても良いし、動画像を構成するフレーム毎のものであっても良い。
ここで、入力部501に入力されるデータストリーム550,560について説明する。
データストリーム550には、タイル群データ552と音声情報551a、551bが含まれている。
タイル群データ552は、親画像を複数の画素ブロック(タイル)に分割し、分割したそれぞれのタイルを一列に並べることで形成されたものである。図5では、タイル群データ552は、タイル0〜タイル63のタイル群で構成されている。即ち、図5では、親画像は64個のタイルに分割され、分割された64個のタイルを一列に並べることでタイル群データ552を形成している。
また、親画像には、1以上のオブジェクトが含まれており、オブジェクトの領域を含むタイルについては、このオブジェクトに関連する音声情報が関連付けられる。図5では、タイル0〜タイル7には、同じオブジェクト(オブジェクトX)が含まれているので、タイル0〜タイル7にはオブジェクトXが発するものとして予め作成された音声情報551aが関連付けられている。同様に、タイル31〜タイル50には、同じオブジェクト(オブジェクトY)が含まれているので、タイル31〜タイル50にはオブジェクトYが発するものとして予め作成された音声情報551bが関連付けられている。もちろん、オブジェクトを含まないタイルについては、音声情報は関連付けない。
このように、データストリーム550には、親画像がタイル毎に管理されていると共に、オブジェクトを含むタイルにはこのオブジェクトに関連する音声情報が関連付けられている。
なお、データストリーム560についても基本構造はデータストリーム550と同じである。もちろん、タイル数や音声情報の関連付け先がデータストリーム550とデータストリーム560とで異なっていても良い。
また、データストリーム550、データストリーム560は、周知の技術でもって作成しうるものであり、これらのデータストリーム550、560についてのこれ以上の説明は省略する。
本実施形態の構成は、2以上のデータストリームを入力することができる構成を有しているが、以下では説明を簡単にするために、データストリーム550、560の2つのみが入力される場合について説明する。しかし、3以上のデータストリームが入力された場合であったとしても、そのうちの1つを親データストリーム、残りを子データストリームとして扱えば、以下の説明は同様に適用することができる。
また、入力部501によるデータストリーム550、560の取得形態については特に限定するものではない。例えば、無線若しくは有線のネットワークを介して外部の装置から受信しても良いし、画像表示装置500が有するハードディスクドライブ装置などの外部メモリからロードすることで取得しても良い。
入力部501は、データストリーム550、560を受けると、受けたデータストリーム550、560を表示可能領域特定部502、音声合成部504に送出する。
表示可能領域特定部502は、データストリーム550、560のうち、親データストリームとして予め定められているデータストリーム550を解析する。より詳しくは、音声情報551a、551bが関連付けられていないタイルを特定する。図5の場合、タイル8〜タイル30、タイル51〜タイル63を特定する。音声情報551a、551bが関連付けられていないタイルとは、換言すれば、オブジェクトを含まないタイルのことである。従って、換言すれば、表示可能領域特定部502は、オブジェクトを含まないタイル(非オブジェクト画素ブロック)を特定する。
図3は、図1に示した画像を親画像とした場合に、係る親画像において特定した非オブジェクト領域を示す図である。図3において、301は、オブジェクト103を含むタイルの集合で構成されている領域であり、303は、オブジェクト102を含むタイルの集合で構成されている領域である。従って、図3に示した親画像101については、表示可能領域特定部502は、領域301、303以外の領域を構成するタイルで構成されている領域を、非オブジェクト領域として特定する。
そして、表示可能領域特定部502は、非オブジェクト画素ブロックを特定する為の情報、例えば、非オブジェクト画素ブロックのブロック番号を、データストリーム550、560と共に、後段の子画像配置部503に送出する。
子画像配置部503は先ず、データストリーム550に含まれているタイル群データ552を構成する各タイルのデータを順次配置(再生)して、親画像を構成する。また、子画像配置部503はデータストリーム560に含まれているタイル群データを構成する各タイルのデータを順次配置(再生)して、子画像を構成する。次に、子画像配置部503は、親画像において、非オブジェクト画素ブロックで構成されている領域(非オブジェクト領域)を特定する。そして特定した非オブジェクト領域内に収まるように、子画像を非オブジェクト領域内に配置する。子画像の縦横のサイズは、子画像を構成した時点で分かるので、後は、非オブジェクト領域内で、このサイズの子画像が収まるような子画像配置領域を求め、求めた領域内に子画像を配置すればよい。図3では、領域302が、子画像を配置可能な領域として特定される。
図4は、領域302内に子画像201を配置した場合の親画像101と子画像201とを示す図である。
これにより、親画像上に子画像を重畳配置した画面を構成することができる。加えて、子画像を親画像上に重畳配置しても、親画像上のオブジェクトは1つも隠蔽されていない。
そして子画像配置部503は、生成した画面のデータを、後段の表示部505に送出する。
表示部505は、CRTや液晶画面などの表示装置であり、子画像配置部503から受けたデータに基づいた画面を、自身の表示画面上に表示する。もちろん、係る画面は、親画像の上に子画像が重畳表示されている画面であると共に、子画像を親画像上に重畳配置しても、親画像上のオブジェクトは1つも隠蔽されていない。
一方、音声合成部504は、入力部501からデータストリーム550を受けると、データストリーム550中の音声情報551a、551bを取得する。更に、音声合成部504は、入力部501からデータストリーム560を受けると、データストリーム560中の音声情報を取得する。そして音声合成部504は、取得したそれぞれの音声情報を合成して合成音声情報を生成し、生成した合成音声情報を音声信号として、後段の音声出力部506に対して送出する。
音声出力部506は、D/A変換器とスピーカとで構成されており、合成音声情報をD/A変換器によりアナログ信号に変換してから、係るアナログ信号をスピーカに出力する。
図9は、画像表示装置500が行う処理のフローチャートである。
ステップS901では、入力部501は、親画像に対応するデータストリーム550と、子画像に対応するデータストリーム560と、を取得すると、これらを後段の表示可能領域特定部502、音声合成部504に送出する。
次に、ステップS902では、表示可能領域特定部502は、データストリーム550、560のうち、親データストリームとして予め定められているデータストリーム550を解析する。より詳しくは、音声情報551a、551bが関連付けられていないタイルを特定することで、オブジェクトを含まないタイル(非オブジェクト画素ブロック)を特定する。そして、表示可能領域特定部502は、非オブジェクト画素ブロックを特定する為の情報、例えば、非オブジェクト画素ブロックのブロック番号を、データストリーム550、560と共に、後段の子画像配置部503に送出する。
次に、ステップS903では、子画像配置部503は先ず、データストリーム550に含まれているタイル群データ552を構成する各タイルのデータを順次配置(再生)して、親画像を構成する。また、子画像配置部503はデータストリーム560に含まれているタイル群データを構成する各タイルのデータを順次配置(再生)して、子画像を構成する。
次に、ステップS904では、子画像配置部503は、親画像において、非オブジェクト画素ブロックで構成されている領域(非オブジェクト領域)を特定する。
次に、ステップS905では、子画像配置部503は、特定した非オブジェクト領域内に収まるように、子画像を非オブジェクト領域内に配置する。
次に、ステップS906では、生成した画面のデータを、後段の表示部505に送出する。
一方、ステップS907において、音声合成部504は、入力部501からデータストリーム550を受けると、データストリーム550中の音声情報551a、551bを取得する。更に、音声合成部504は、入力部501からデータストリーム560を受けると、データストリーム560中の音声情報を取得する。そして音声合成部504は、取得したそれぞれの音声情報を合成して合成音声情報を生成する。
次に、ステップS908では、音声出力部506は、生成した合成音声情報を、後段の音声出力部506に対して送出する。
次に、図6に例示した画像に対応するデータストリームが入力部501に親データストリームとして入力されたとする。図6は、図3に示した親画像において、オブジェクト102が上方に移動した場合の親画像の一例を示す図である。
図6に示した親画像690では、図3に示した親画像101と比べて、オブジェクト102が上方に移動しており、図6に示す如く、領域302の一部に領域303がめり込んでいる状態(領域601)となる。即ち、親画像690上の領域302に相当する部分に、子画像201をそのまま表示すると、オブジェクト102の一部を隠蔽してしまうことになる。
本実施形態ではこのような場合には、オブジェクト102の領域を優先して子画像201を重畳表示する。
この場合、表示可能領域特定部502は、親画像690において、領域301、303以外の領域を構成するタイルで構成されている領域を、非オブジェクト領域として特定する。そして、ここでは、領域601が、子画像201を描画するための領域として特定される。
次に、子画像配置部503は、図7に示す如く、オブジェクト102を優先して(手前に描画して)領域601内に子画像201を重畳表示する。図7は、図6に例示した親画像690上に子画像201を重畳表示した場合の表示例を示す図である。もちろん、子画像201の縦のサイズを適宜縮小して領域601内に重畳表示しても良い。なお、重畳表示では、アルファブレンドや色抜きなどの透過処理を行っても良い。
<変形例>
第1の実施形態では、親画像上のどこに子画像が表示されるのかについては、画像表示装置500側で決めることであり、ユーザは事前には知り得なかった。一方で、ユーザは「できれば画面上のこの部分に子画像を表示したい」というニーズを有しうる。そこで、このようなニーズを情報として画像表示装置500に入力し、画像表示装置500は係るニーズにできるだけ応じることができるように、子画像の表示位置を決めるようにしても良い。
例えば、できるだけ子画像を親画像の左上隅の位置に表示したいというニーズを、指示情報として画像表示装置500に入力したとする。この場合、子画像配置部503は、左上隅から右方、下方に、子画像表示可能領域を拡大し、拡大した子画像表示可能領域のサイズが子画像と略同じになる、若しくはオブジェクトを含むタイルに重なってしまうまで拡大を続ける。そして、拡大が終了した時点での子画像表示可能領域に、子画像を重畳表示する。もちろん、拡大した領域サイズがあまりに小さい一方で、他の非オブジェクト領域に子画像をそのまま表示しうるサイズの領域があれば、そこに表示しても良い。
もちろん、上記ニーズについてはこれに限定するものではない。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、データストリームに含まれている全てのオブジェクトを表示対象としているが、あまりに小さい音しか発生しないオブジェクトについては表示の優先度を落としても良い。
本実施形態では、オブジェクトXを含むタイルを表示するか否かを、係るタイルに関連付けられた音声情報に含まれている音量情報に基づいて決定する。即ち、音量情報が示す音量が予め定められた閾値以下であれば、オブジェクトXを含むタイルは非表示とする。係る処理は、子画像配置部503が親画像、子画像について行うことになる。
もちろん、完全に非表示としなくても良く、例えば、親画像において、音量が予め定められた閾値以下であるような音量情報を含む音声情報に関連付けられているタイルについては、表示対象とはするものの、非オブジェクト領域に含めても良いとする。係る処理についても、子画像配置部503が行うものとする。
[第3の実施形態]
上記各実施形態では、親画像上に重畳表示するものは、子画像としてのある一枚の画像(動画像を含む)であった。しかし、係る画像以外にも(データストリーム以外にも)、所謂オブジェクトとして扱いうるもの、即ち、文字や吹き出しなどを、子画像の代わりに用いても良い。即ち、画像表示装置500を、クローズドキャプションやスーパーインポーズに応用しても良い。
[第4の実施形態]
図1に示した、画像表示装置500を構成する各部は、全てをハードウェアでもって構成しても良いが、その一部若しくは全部をソフトウェアでもって構成しても良い。この場合、係るソフトウェアは周知の如く、メモリに格納され、CPUが係るソフトウェアを実行することになる。
図8は、画像表示装置500に適用可能な装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
CPU801は、RAM802やROM803に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて装置全体の制御を行うと共に、画像表示装置500が行うものとして上述した各処理を実行する。
RAM802は、後述する各I/F(インターフェース)805,806,807を介して外部から受信したデータや、ROM803からロードしたコンピュータプログラムやデータなどを一時的に記憶するためのエリアを有する。更に、RAM802は、CPU801が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアも有する。即ち、RAM802は、各種のエリアを適宜提供することができる。
ROM803には、本装置の各種の設定データやブートプログラム、そして、画像表示装置500が行うものとして上述した各処理をCPU801に実行させるためのコンピュータプログラムやデータなどが格納されている。係るコンピュータプログラムには、表示可能領域特定部502、音声合成部504、子画像配置部503のそれぞれの機能をCPU801に実現させるためのコンピュータプログラムが含まれている。
操作部804は、ボタン群により構成されており、ユーザは係る操作部804を操作することで、各種の指示をCPU801に対して入力することができる。
I/F805は、図5に示した表示部505を本装置に接続する為のもので、本装置が生成した画面のデータに基づいた映像信号は、このI/F805を介して表示部505に送出される。
I/F806は、図5に示した音声出力部506を本装置に接続する為のもので、本装置が生成した合成音声情報は、このI/F806を介して音声出力部506に送出される。
I/F807は、データストリーム550、560を本装置に入力するためのものであり、I/F807を介して取得したデータストリーム550、560は、RAM802に送出される。もちろん、第3の実施形態で説明したように、データストリーム560の代わりに、その他のオブジェクトをこのI/F807を介して本装置に入力しても良い。
808は上述の各部を繋ぐバスである。
[その他の実施形態]
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
親画像の表示例を示す図である。 親画像101上に子画像201を重畳表示させた場合の表示例を示す図である。 図1に示した画像を親画像とした場合に、係る親画像において特定した非オブジェクト領域を示す図である。 領域302内に子画像201を配置した場合の親画像101と子画像201とを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像表示装置500の機能構成例を示すブロック図である。 図3に示した親画像において、オブジェクト102が上方に移動した場合の親画像の一例を示す図である。 図6に例示した親画像690上に子画像201を重畳表示した場合の表示例を示す図である。 画像表示装置500に適用可能な装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 画像表示装置500が行う処理のフローチャートである。

Claims (5)

  1. オブジェクトを含む画像を複数の画素ブロックに分割して得られる該複数の画素ブロックを保持する該画像のデータストリームであって、該オブジェクトの領域を含む画素ブロックについては前記オブジェクトに関連する音声情報と関連づけて保持する前記データストリームを入力し、入力されたデータストリームに基づいて再生する前記画像を親画像とし、前記データストリーム以外のデータに基づいて再生する画像を子画像とし、前記子画像を前記親画像に重ねて表示する画像表示装置であって、
    前記データストリームが保持するそれぞれの画素ブロックを再生することで、表示画面上に前記親画像を表示させる手段と、
    前記複数の画素ブロックのうち前記オブジェクトの領域に含まれていない画素ブロックを、非オブジェクト画素ブロックとして特定する特定手段と、
    前記表示画面上に前記子画像を表示させる制御手段と、
    前記音声情報に基づく音声信号を出力する手段とを備え、
    前記制御手段は、前記非オブジェクト画素ブロックの集合で構成される領域内で前記子画像が収まる位置に前記子画像を配置して表示することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記特定手段は更に、前記音声情報に含まれている音量情報が示す音量が予め定められた閾値以下であれば、前記オブジェクトの領域に含まれている画素ブロックについても非オブジェクト画素ブロックとして特定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記データストリームは、動画像を構成するフレーム毎に入力されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記子画像は、文字、吹き出し、前記データストリームに基づく画像の何れかであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像表示装置。
  5. オブジェクトを含む画像を複数の画素ブロックに分割して得られる該複数の画素ブロックを保持する該画像のデータストリームであって、該オブジェクトの領域を含む画素ブロックについては前記オブジェクトに関連する音声情報と関連づけて保持する前記データストリームを入力し、入力されたデータストリームに基づいて再生する前記画像を親画像とし、前記データストリーム以外のデータに基づいて再生する画像を子画像とし、前記子画像を前記親画像に重ねて表示する画像表示装置が行う画像表示方法であって、
    前記画像表示装置の表示手段が、前記データストリームが保持するそれぞれの画素ブロックを再生することで、表示画面上に前記親画像を表示させる工程と、
    前記画像表示装置の特定手段が、前記複数の画素ブロックのうち前記オブジェクトの領域に含まれていない画素ブロックを、非オブジェクト画素ブロックとして特定する特定工程と、
    前記画像表示装置の制御手段が、前記表示画面上に前記子画像を表示させる制御工程と、
    前記画像表示装置の出力手段が、前記音声情報に基づく音声信号を出力する工程とを備え、
    前記制御工程では、前記非オブジェクト画素ブロックの集合で構成される領域内で前記子画像が収まる位置に前記子画像を配置して表示することを特徴とする画像表示方法。
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