JP6238007B2 - クリアランスレジスト用鉛フリーはんだ向けフラックスおよびクリアランスレジスト用鉛フリーはんだペースト - Google Patents
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Description
(A)成分:通常25〜50重量%程度、好ましくは35〜45重量%
(B)成分:通常20〜70重量%程度、好ましくは25〜55重量%
(C)成分:通常3〜15重量%程度、好ましくは5〜7重量%
(D)成分:通常0〜20重量%程度、好ましくは2.5〜10重量%
(E)成分:通常0〜10重量%程度、好ましくは2〜8重量%
実施例1
市販の水添アクリル酸変性ロジン(商品名「KE−604」、荒川化学工業(株)製)を44.5部、市販のメチルプロピレントリグリコール(日本乳化剤(株)社製)を44部、コハク酸(SA)を5部、ポリアミド系チキソトロピック剤(商品名「MA−WAX−O」、川研ファインケミカル(株)社製)を6部、及び酸化防止剤(商品名「Irganox1010」、チバ・ジャパン(株)製)を0.5部、加熱下に良く混合し、フラックスを調製した。
実施例1の原料を表1、表2に示す部数で加熱下に良く混合し、フラックスを調製した。
市販の鉛フリーはんだ粉末(96.5Sn/3Ag/0.5Cu、三井金属(株)製、粒径20〜38μm、通常品)を89g、実施例1のフラックスを順に89重量%および11重量%となるようソフナーにて混練し、はんだペーストを調製した。次いでこのはんだペーストを厚み100μmのステンシルマスクを用いて、クリアランスレジスト構造を有するパターンに印刷した後、0603コンデンサーをマウンターにて搭載し、大気雰囲気下において、図1に示す温度プロファイルにてリフローを行った。リフロー後、部品上のはんだの濡れ性を以下の基準で目視判断した。また、実施例2〜12及び比較例1〜7のフラックスについても同様にはんだの濡れ性を目視判断した。
◎:部品に接合しているはんだにおいて、未溶融はんだが全くない。
○:一部未溶融はんだが確認できる。
×:全てのはんだに未溶融が発生している。
*2・・・メチルプロピレントリグリコール(商品名「MFTG」、日本乳化剤(株)社製、沸点242℃)
*3・・・ブチルプロピレンジグリコール(商品名「BFDG」、日本乳化剤(株)社製、沸点231℃)
*4・・・フェニルプロピレングリコール(商品名「PhFG」、日本乳化剤(株)社製、沸点243℃)
*5・・・ブチルプロピレントリグリコール(商品名「BFTG」、日本乳化剤(株)社製、沸点274℃)
*6・・・コハク酸(東京化成工業(株)社製)
*7・・・グルタル酸(東京化成工業(株)社製)
*8・・・アジピン酸(東京化成工業(株)社製)
*9・・・フマル酸(東京化成工業(株)社製)
*11・・・2−エチルヘキシルジグリコール(商品名「EHDG」、日本乳化剤(株)社製、沸点272℃)
*12・・・2−ヘキシルデカノール(商品名「エヌジェコール160BR」、新日本理化(株)社製、沸点195−215℃)
*13・・・シュウ酸(東京化成工業(株)社製)
*14・・・スベリン酸(東京化成工業(株)社製)
*15・・・ドデカン二酸(東京化成工業(株)社製)
*16・・・比較例2のフラックスはCRW−300の析出が顕著であり、均質なはんだペーストの調製が困難であったため、濡れ性は評価しなかった。
Claims (9)
- α,β不飽和カルボン酸変性ロジン(a1)、ならびに水添ロジンおよび/または不均化ロジン類を含むロジン系ベース樹脂(A)
沸点275℃以下のプロピレングリコール系エーテル(b1)である溶剤(B)ならびに
一般式(1):HOOC−R−COOH(式中、Rは炭素数2〜4の炭化水素基を示す。)で表される二塩基酸(c1)である活性剤(C)を含む、クリアランスレジスト用鉛フリーはんだペースト向けフラックスであって、
フラックス中に(a1)成分を14.9〜50重量%、(b1)成分を20〜70重量%、(c1)成分を3〜15重量%含む、クリアランスレジスト用鉛フリーはんだペースト向けフラックス。 - (a1)成分が水添アクリル酸変性ロジンである、請求項1のフラックス。
- (b1)成分が、メチルプロピレントリグリコール、ブチルプロピレンジグリコール、フェニルプロピレングリコールおよびブチルプロピレントリグリコールからなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜2のいずれかのフラックス。
- (c1)成分が、コハク酸、グルタル酸およびアジピン酸ならびにフマル酸およびマレイン酸からなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれかのフラックス。
- さらにチキソトロピック剤(D)を含む、請求項1〜4のいずれかのフラックス。
- (D)成分が、ポリアミド系チキソトロピック剤及び/又は動植物系チキソトロピック剤である、請求項5のフラックス。
- さらに酸化防止剤(E)を含む、請求項1〜6のいずれかのフラックス。
- (E)成分がヒンダードフェノール系酸化防止剤である、請求項7のいずれかのフラックス。
- 請求項1〜8のいずれかのフラックスと鉛フリーはんだ粉末を含有するクリアランスレジスト用鉛フリーはんだペースト。
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