JP6237463B2 - 乗物用シート - Google Patents

乗物用シート Download PDF

Info

Publication number
JP6237463B2
JP6237463B2 JP2014106309A JP2014106309A JP6237463B2 JP 6237463 B2 JP6237463 B2 JP 6237463B2 JP 2014106309 A JP2014106309 A JP 2014106309A JP 2014106309 A JP2014106309 A JP 2014106309A JP 6237463 B2 JP6237463 B2 JP 6237463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
fluid
seat
pipe
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014106309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015221605A (ja
Inventor
大 坂田
大 坂田
啓介 戸田
啓介 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2014106309A priority Critical patent/JP6237463B2/ja
Publication of JP2015221605A publication Critical patent/JP2015221605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6237463B2 publication Critical patent/JP6237463B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、袋材(流体の供給により膨張し流体の排出により収縮する部材)を備えた乗物用シートに関する。
この種の乗物用シートでは、シート性能向上の観点などから、乗物外内の情報を乗員に伝達したり、シート形状を乗員体格に合わせたりすることが望まれる。例えば特許文献1に開示の乗物用シートでは、流体を封入した袋材が、シートバックの着座側に配設されて、乗員腰部や乗員腰部に対面状に配置する。そこでシート内に、袋材に流体を供給(排出)する機構を設ける。そして袋材を、繰り返し膨張又は収縮させることにより、乗物外内の情報を乗員に伝達することができる。また袋材を、シートバックの側部(天板サイド部)に設けて、シートバックの中央(天板メイン部)側に突出可能とする。そしてシートバックの中央に乗員が着座したのち、袋材を適宜膨張させることにより(乗員に向けて突出させることにより)、シートの形状を乗員体格に合わせることができる。
特開2010−263966号公報
ところで公知技術では、袋材に流体を供給する機構として、例えばダイアフラム往復式のポンプ部材(供給部)を用いる。このときシート内のスペースの関係から、比較的小型のポンプ部材を用いるのであるが、この小型のポンプ部材では、駆動初期の風量が定常運転時に比して低いことが知られている。このため小型のポンプ部材では、袋材の膨張速度が遅くなりがちであり(やや使い勝手に劣る構成になりがちであり)、すんなり採用できる構成ではなかった。もっとも大型(複雑な機構)のポンプ部材を用いて流体の供給量を増すこともできるが、シート内のスペースとの関係からポンプ部材の大型化にも一定の限界がある。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、比較的シンプルな構成により、袋材を適切に膨張させることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートは、流体の供給により膨張し流体の排出により収縮する袋材と、袋材に流体を供給可能な供給部とを備える。そしてこの種の構成では、比較的シンプルな構成により、袋材を適切に膨張できる(例えば初期の膨張速度を速められる)ことが望ましい。そこで本発明では、乗物用シートに、供給部から供給された流体を貯留可能な貯留部を設ける。そして供給部から供給された流体を貯留部に貯留したのち、袋材に、供給部と貯留部から同時に流体を供給して膨張を開始する構成とした。本発明では、供給部の初期の流体供給量が比較的少量であったとしても(比較的小型でシンプルな供給部を使用しても)、貯留部の流体にてそれを補うことにより、袋材を最初から好適に膨張させることができる。
また第発明の乗物用シートは、供給部と貯留部と袋材を連通する管材が設けられているとともに、管材は、供給部と貯留部を連通している管部と、供給部と貯留部の間の管部から枝分かれして袋材に連通している他の管部と、管材を開閉可能な弁材とを有し、供給部と他の管部との間に設けられている管部の第一の弁材だけを開き状態として流体を貯留部に供給する構成とし、貯留部に流体を貯留した状態で、第一の弁材と、他の管部に設けられている第二の弁材とを閉じ状態としておき、袋材に流体を供給する際には、第一の弁材と第二の弁材を開き状態としておく構成とした。
そして第発明の乗物用シートは、第1発明の乗物用シートにおいて、乗物用シート内に袋状の貯留部が設けられているとともに、貯留部は収縮時に面状となっている。
本発明に係る第1発明によれば、比較的シンプルな構成により、袋材を適切に膨張させることができる。
乗物用シートの斜視図である。 乗物用シートの断面図である。 袋材と供給部と貯留部と管材の概略図である。 貯留部の正面図である。 貯留部の断面図である。 変形例にかかる乗物用シートの斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図6を参照して説明する。各図には、適宜、乗物用シート前方に符号F、乗物用シート後方に符号B、乗物用シート上方に符号UP、乗物用シート下方に符号DWを付す。図1の乗物用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8を有する。これらシート構成部材は、シート骨格をなすシートフレーム(4F,6F,8F)と、シート外形をなすシートパッド(4P,6P,8P)と、シートパッドを被覆するシートカバー(4S,6S,8S)を有する。ここでシートクッション4の後部には、シートバック6が起倒可能に連結しており、ヘッドレスト8が、シートバック6(起立状態)の上部に配設される。
本実施例では、乗物用シート2に、複数の袋材(第一袋材10a〜第四袋材10d)と、関連構成(供給部14,貯留部18,管材20(排出部16a,16b))が配設される(図1〜図3を参照、各部材などの詳細は後述)。そして第一袋材10aが、シートクッション4の一側部(天板サイド部)に配設されて乗員下半身(臀部や脚部等)の側方に配置する(図1を参照)。また第二袋材10bが、シートクッション4の他側部に配設されて乗員下半身の側方に配置する。また第三袋材10cが、起立状態のシートバック6の一側部(天板サイド部)に配設されて乗員上半身(腰部や肩部等)の側方に配置する。また第四袋材10dが、起立状態のシートバック6の他側部に配設されて乗員上半身の側方に配置する。
そして本実施例では、各袋材10a〜10d(詳細後述)が、乗物内外の情報を感知したセンサ(図示省略)からの信号によって(連動して又は独立に)膨張又は収縮可能である。ここでセンサは、乗物室内又は室外に配設されており、例えば乗物外の情報(コーナリングなどの道路状態等)や、乗物内の情報(乗員の体格等)を感知できる。こうして各袋材10a〜10dを適宜膨張又は収縮させて天板メイン部側に突出させることにより、シートクッション4又はシートバック6の形状を乗員の体格に合わせることができる。また乗物がコーナリング走行する際に、乗員にかかる遠心力に効すべく、シート一側の袋材10a,袋材10c(又はシート他側の袋材10c,10d)を大きく膨張させることができる。この種の構成では、比較的シンプルな構成により、各袋材10a〜10dを適切に膨張させる(例えば初期の膨張速度を速められる)ことが望ましい。
そこで本実施例では、比較的シンプルな構成により、各袋材10a〜10dを適切に膨張させることとした。以下、各構成について詳述する。そして本実施例では、第一袋材10aと第二袋材10bが略同一の基本構成を有し、第三袋材10cと第四袋材10dが略同一の基本構成を有する。そこで本実施例では、第一袋材10aと第三袋材10cを一例にその構成を専ら説明することとする。
(袋材)
第一袋材10aは、シート前後方向に長尺であり、シートクッション4の一側部(天板サイド部)に沿って配置される(図1及び図2を参照)。第一袋材10aは、中央部分(膨張部12)が袋状とされて流体の流出入により膨張及び収縮可能であり、膨張部12の周囲が面状(取付け部13)とされてシートフレーム4F等に固定可能である(なお図3では、便宜上、袋材を正方形状とし且つ膨張部を円形状として図示する)。また第三袋材10cは、シートバック6起立時を基準としてシート上下方向に長尺であり、シートバック6の一側部(天板サイド部)に沿って配置される(図1及び図2を参照)。そして第三袋材10cは、第一袋材10aと略同一構成を有し、膨張収縮可能な膨張部12(袋状)と、シートフレーム6F等に固定可能な取付け部13(面状)を有する(図3を参照)。
(供給部)
供給部14は、各袋材10a,10cに流体を供給可能な部材であり、容量式(回転式,往復式)、ターボ式(遠心式,軸流式,斜流式)などの各種ポンプ部材を用いることができる(図3を参照)。そして本実施例では、シート内のスペースを考慮して、小型の供給部14(例えばダイアフラム往復式のポンプ部材)を用いることができる。なお小型の供給部14として、最大風量が10〜30L/minで最大吐出圧力が0.05MPa〜0.2MPaのポンプ部材を使用できる。そして小型の供給部14では、駆動初期の風量が定常運転時に比して低いことが知られている。
(貯留部)
貯留部18は、供給部14から供給された流体を貯留可能な部材であり、シート内に配置される(図3〜図5を参照)。本実施例の貯留部18は、略矩形(正面視)の面状部材であり、複数の貯留部位(第一貯留部位18a,第二貯留部位18b,第三貯留部位18c)を有する。各貯留部位18a〜18cは、正面視で略矩形の部位(袋状)であり、貯留部18に並べて形成できる。そして隣り合う貯留部位同士が、連通部19(各貯留部位よりも幅狭の袋状の部位)を介して連通しており、互いの部位間で流体の流出入が可能である。そして各貯留部位18a〜18cが、収縮時の面状から膨張時の略球状に変異する(図4及び図5を参照)。このとき貯留部位を複数に区分けしたことで、膨張時の各貯留部位18a〜18cが、貯留部18の厚み方向に過度に突出することを好適に阻止できる(シート内に過度の収納スペースを要さない構成である)。
そして本実施例では、貯留部18を、シート内の適宜の箇所に配設できる(図2を参照)。ここで貯留部18の配設箇所として、シートクッション4内(シートパッド4P前部の裏面側X1)と、シートバック6内(シートパッド6P下部の裏面側X2)と、ヘッドレスト8内(シートパッド8P下部の裏面側X3)を例示できる。そして貯留部18を、シートフレーム(4F,6F,8F)やバックボード(6B,8B)に適宜固定できる。なお貯留部18は、面状に広げた状態としてバックボード(6B,8B)に沿って固定することができ、またロール状に丸めた状態でシートフレーム等に固定することもできる。例えば本実施例では、貯留部18の周端(面状)にボルト孔を設けるなどして、バックボード6B(樹脂製の平板材)に沿ってボルト止めできる。
(管材)
管材20は、流体の通過可能なパイプ材(中空)であり、供給部14と貯留部18と各袋材10a,10cを連通する(図3を参照)。本実施例の管材20は、枝分かれ状とされており、本発明の管部に相当する第一管部21と、本発明の他の管部に相当する第二管部22及び第三管部23及び第四管部24と、複数の排出部(第一排出部16a,第二排出部16b)を有する。第一管部21は、供給部14と貯留部18を連通する管部分であり、その途中に、本発明の第一の弁材に相当する第一弁材31(電磁弁)が設けられる。また第二管部22は、第一管部21の途中(第一弁材31と貯留部18の間)で枝分かれする管部分であり端部側が封鎖される。また第三管部23は、第二管部22と第一袋材10aを連通する管部分であり、その途中に、本発明の第二の弁材に相当する第二弁材32(電磁弁)が設けられる。そして第四管部24は、第二管部22(第三管部23よりも端部側)と第三袋材10cを連通する管部分であり、その途中に、本発明の第二の弁材に相当する第三弁材33(電磁弁)が設けられる。
(排出部)
そして第一排出部16aは、第三管部23の途中(第二弁材32と第一袋材10aの間)に連通する管部分であり、その端部に、第四弁材34(電磁弁)が設けられて外部に連通する(図3を参照)。また第二排出部16bは、第四管部24の途中(第三弁材33と第三袋材10cの間)に連通する管部分であり、その端部に、第五弁材35(電磁弁)が設けられて外部に連通する。
(袋材の配設作業)
図1〜図3を参照して、第一袋材10aを、シートクッション4の一側部(天板サイド部)でシートパッド4Pの裏面側に配設する。また第三袋材10cを、シートバック6の一側部(天板サイド部)でシートパッド6Pの裏面側に配設する。そして供給部14と貯留部18をそれぞれシート内の適所に配置しつつ、管材20を介して各袋材10a,10cに連通する(図3を参照)。こうして本実施例では、管材20を介して供給部14と各袋材10a,10cを連通することにより、供給部14から流体を各袋材10a,10cに供給することができる。さらに本実施例では、第二袋材10bを、シートクッション4の他側部に配設するとともに、第四袋材10dを、シートバック6の他側部に配設する。そしてこれら袋材10b,10dを、上述と同様に、別の管材(管材20と同一構成)を介して別の供給部(供給部14と同一構成)と別の貯留部(貯留部18と同一構成)に連通することができる。
(振動部材の作動)
そして本実施例では、シート内のスペースを考慮して、小型の供給部14を使用するのであるが、この種の小型の供給部14は、駆動初期の風量が定常運転時に比して低いことが知られている(図3を参照)。そこで本変形例では、供給部14から供給された流体を貯留部18に貯留したのち、各袋材10a,10c等に、供給部14と貯留部18の双方から流体を供給して膨張を開始する構成とした。
例えば本実施例では、乗物がコーナリング走行する際に、乗員にかかる遠心力に効すべく、シート一側の第一袋材10aと第三袋材10cを連動して膨張させる。このとき本実施例では、予め供給部14から供給された流体を貯留部18に貯留する。具体的にはセンサの情報により図示しない制御部が作動し、第一弁材31を開き状態とするとともにその他の弁材を閉じ状態として、供給部14から供給された流体を貯留部18に貯留する。そしてセンサ(制御部)からの信号により、第一弁材31と第二弁材32と第三弁材33を開き状態として、各袋材10a,10cに、供給部14と貯留部18の双方から(同時に)流体を供給して膨張を開始することができる。特に本実施例では、管材20(21,22など)にも流体が貯留されるため、各袋材10a,10cをより素早く膨張させることができる。
そして各袋材10a,10cを収縮させる場合には、供給部14を停止させて(又は第一弁材31を閉じ状態として)、第二弁材32と第三弁材33を開き状態とする。そして第一袋材10aが乗員からの押圧を受けるなどして、内部の流体を、第一排出部16aを介して外部に排出しながら収縮することができる。また同様に第三袋材10cが、内部の気体を、第二排出部16bを介して外部に排出しながら収縮することができる。
以上説明したとおり本実施例によれば、供給部14の初期の流体供給量が少量であったとしても、貯留部18の流体にてそれを補うことができる。これにより小型の供給部14(比較的シンプルな構成)であっても、各袋材10a,10cを最初から好適に膨張させる(素早く膨張させる)ことができる。特に本実施例では、乗物がコーナリング走行する際に、乗員にかかる遠心力に効すべく、例えばシート一側の第一袋材10aと第三袋材10cを素早く膨張させることができる(使い勝手の良いシート構成となる)。このため本実施例によれば、比較的シンプルな構成により、袋材を適切に膨張させることができる。
[変形例]
ここで袋材の構成は、上述のほか、各種の構成を取り得る。例えば変形例1では、袋材10A〜10Fが、振動状態を乗員に伝達可能な部材であり、乗物内外の情報を感知したセンサ(図示省略)からの信号によって(連動して又は独立に)振動可能である(図6を参照)。ここでセンサは、乗物室内又は室外に配設されており、例えば乗物外の情報(他の乗物や人体の近接等)や、乗物内の情報(居眠りや疲れに伴う乗員の姿勢の変化等)を感知できる。
そこで本変形例では、袋材10A〜10Fを、流体(ガスやエアなどの気体)の流出入により膨張及び収縮可能とする。そして供給部14から供給された流体を貯留部18に貯留したのち、各袋材10A〜10Fに、供給部14と貯留部18の双方から流体を供給して振動を開始する構成とする(図3及び図6を参照)。こうして本変形例においても、供給部14の初期の流体供給量が比較的少量であったとしても、貯留部18の流体にてそれを補うことにより、各袋材10A〜10Fを最初から好適に振動させることができる。なお弁材を断続的に開閉して(袋材に断続的に流体を出し入れして)袋材を振動させることもできる。
本実施形態の乗物用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。例えば本実施形態では、袋材10a〜10d等の構成(形状,寸法,配設数,配設位置など)を例示したが、同部材の構成を限定する趣旨ではない。例えば袋材は、シートクッションとシートバックとヘッドレストの少なくとも一つに複数又は単数配設できる。また袋材の配設位置も適宜変更可能であり、乗員を支持可能である(または情報を伝達可能である)限り、シートパッドの内部や着座側や裏面の適宜の位置に設けることができる。また流体として、エアやガスなどの気体や液体を例示できる。
また本実施形態では、袋材の機能として、乗員のサポート機能と情報伝達機能を例示した。袋材の機能として、マッサージ機能などの各種機能を例示できる。そして袋材の機能に応じて、各袋材の配置位置(天板メイン部,天板サイド部、かまち部等の少なくとも一箇所)を設定できる。また乗員のサポート機能として、乗員体格差に合わせてシート形状を変更する機能と、コーナリング走行時に乗員をサポートする機能を例示できる。このとき複数の袋材を重ねて配置するなどして、一方の袋材を膨張させて乗員体格差に合わせてシート形状を変更することができる。そしてこの状態で他方の袋材を膨張させることにより、コーナリング走行時に乗員を好適にサポートすることができる。そして配管にて、機能の異なる袋材(例えばサポート機能を有する袋材と、情報伝達機能を有する袋材など)を連通することができる。
また本実施形態では、供給部14と排出部16a,16bと貯留部18と管材20の構成を例示したが、これら各部の構成(形状,寸法,配設位置,配設数など)を限定する趣旨ではない。例えば貯留部は、上述の構成のほか、流体を貯留可能である限り、中空の筐体など各種の構成を取り得る。また袋材全てを、同一管材で単数の供給部等に連通することができ、袋材毎に供給部等を設ける構成とすることもできる。
また本実施形態の構成は、車両や航空機や電車などの乗物用シート全般に適用できる。なお乗物用シートの構成も適宜変更可能である。
2 乗物用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
4F,6F,8F シートフレーム
4P,6P,8P シートパッド
4S,6S,8S シートカバー
6B,8B バックボード
10a〜10d 袋材
12 膨張部
14 供給部
16a,16b 排出部
18 貯留部
18a〜18c 貯留部位
19 連通部
20 管材
21 第一管部
22 第二管部
23 第三管部
24 第四管部
31 第一弁材
32 第二弁材
33 第三弁材
34 第四弁材
35 第五弁材

Claims (2)

  1. 流体の供給により膨張し前記流体の排出により収縮する袋材と、前記袋材に流体を供給可能な供給部とを備える乗物用シートにおいて、
    前記乗物用シートに、前記供給部から供給された前記流体を貯留可能な貯留部を設けて、前記供給部から供給された前記流体を前記貯留部に貯留したのち、前記袋材に、前記供給部と前記貯留部から同時に前記流体を供給して膨張を開始する構成とし、
    前記乗物用シートに、前記供給部と前記貯留部と前記袋材を連通する管材が設けられているとともに、前記管材は、前記供給部と前記貯留部を連通している管部と、前記供給部と前記貯留部の間の管部から枝分かれして前記袋材に連通している他の管部と、前記管材を開閉可能な弁材とを有し、
    前記供給部と前記他の管部との間に設けられている前記管部の第一の弁材だけを開き状態として前記流体を前記貯留部に供給する構成とし、
    前記貯留部に前記流体を貯留した状態で、前記第一の弁材と、前記他の管部に設けられている第二の弁材とを閉じ状態としておき、
    前記袋材に前記流体を供給する際には、前記第一の弁材と前記第二の弁材を開き状態としておく構成とした乗物用シート。
  2. 前記乗物用シート内に袋状の前記貯留部が設けられているとともに、前記貯留部は収縮時に面状となっている請求項1に記載の乗物用シート。
JP2014106309A 2014-05-22 2014-05-22 乗物用シート Expired - Fee Related JP6237463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106309A JP6237463B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 乗物用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106309A JP6237463B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 乗物用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015221605A JP2015221605A (ja) 2015-12-10
JP6237463B2 true JP6237463B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=54784902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014106309A Expired - Fee Related JP6237463B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 乗物用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6237463B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6402691B2 (ja) * 2015-08-03 2018-10-10 トヨタ自動車株式会社 乗員保護装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080934A (ja) * 1983-10-11 1985-05-08 Nippon Denso Co Ltd エアロサポ−ト装置
JPS60154925A (ja) * 1984-01-23 1985-08-14 Nhk Spring Co Ltd フイ−リング・体圧制御シ−ト
JPS61291233A (ja) * 1985-06-20 1986-12-22 Nhk Spring Co Ltd 空気圧制御式シ−ト
US5707109A (en) * 1996-02-02 1998-01-13 Lear Corporation Acceleration compensating vehicular seat assembly
JP2004073237A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Sanyo Electric Co Ltd エアーマッサージ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015221605A (ja) 2015-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102438866B (zh) 车辆用侧面安全气囊装置
CN107206956B (zh) 气囊模块
EP2952392B1 (en) Air-bag device
US9365182B2 (en) Wrap-around airbag device
CN103619219B (zh) 旅行头枕
EP2581276B1 (en) Tubular Airbag
JP6843923B2 (ja) タイヤ用装置及びホイール内圧力調整方法
CN104340098B (zh) 车辆座椅总成
CN107107792A (zh) 气囊模块
JP2020501833A (ja) 空気圧4方向ランバー
JP4468882B2 (ja) 自動二輪車用エアバッグ装置
JP2007099170A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2014516857A (ja) 自動車用チャイルドシート
JP2009196631A (ja) エアバッグ
JP6347220B2 (ja) 乗物用シートのサポート装置
JP6237463B2 (ja) 乗物用シート
JP6597681B2 (ja) エアバッグ装置
EP2326535B1 (en) Airbag and method of forming an airbag
JP2007276537A (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP2022164591A (ja) サイドエアバッグアセンブリ及び組み立て方法
CN110949224B (zh) 汽车座椅及其控制方法
JP2015221604A (ja) 乗物用シート
JP2012236516A (ja) 側突対応シート構造
JP5747790B2 (ja) 車両用シート
JP6759211B2 (ja) エアバッグモジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171016

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6237463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees