JP6235788B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、動画記録中に静止画撮影を行う装置において、動画記録を止めることなく静止画撮影を行う技術に関する。
近年、動画撮影中に静止画撮影を行うことを目的としたデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラが提案されている。例えば、特許文献1には、動画記録中に静止画撮影の要求があった場合、静止画データを一時的にメモリに記憶しておき、動画記録終了後に記録媒体へ書き込みを行うことが可能なデジタルビデオカメラが記載されている。
しかし、特許文献1に記載の技術では、静止画の記録サイズは固体撮像素子から出力される画像サイズとは関係なく、動画記録の1フレームの画像を記録するため、高精細な静止画を記録することができないという問題がある。
一方、特許文献2には動画記録中の静止画撮影を高精細に記録するための方法として、動画記録を一旦止めてから静止画撮影を行い、動画記録を再開するデジタルカメラが提案されている。このとき欠落したフレームには黒画像が挿入されることで、欠落フレームをスキップせずに動画を記録することが記載されている。
特開平9−233410号公報 特開2006−310907号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術では欠落フレームが存在するため、ユーザーは欠落フレームの間に起こったでき事を動画再生時に見ることができないという問題がある。
動画記録中に動画撮影を止めることなく高精細な静止画を撮影することができない理由の1つに、動画処理のために現像処理回路を占有してしまい、静止画の現像処理に使用することができないことがあげられる。しかしながら、そのために動画用と静止画用それぞれの現像処理回路を持つことは、メモリや信号処理ICの低コスト化、小型化、低消費電力化の妨げとなり、好ましい解決策とはならない。
さらに最近になって、撮像素子や専用信号処理ICの動作の高速化により動画を静止画と同等の画素数で高精細に読み出せるようになってきた。その結果、動画記録中に動画撮影を止めることなく高精細な静止画RAWデータを一時的にメモリに記憶しておき、動画記録終了後に記録媒体へ書き込みを行うことも可能である。
しかしながら、高精細な静止画RAWデータはメモリ占有容量が非常に大きい。これに対して、一時的に記憶できるメモリ容量は有限であるため、動画中に記録可能な静止画の撮影枚数はメモリ容量により著しく制限される結果となる。
図12は、その動作を模式的に説明したタイミングチャートである。図12で、動画撮影中に静止画撮影が開始されると、その都度、静止画RAWデータは撮影装置内の半導体メモリのメモリ1領域、メモリ2領域というように順次一定領域に格納されていくが、すぐに半導体メモリの容量は一杯になってしまう。半導体メモリに格納された静止画RAWデータの現像及び記録は動画撮影の終了後に行われるが、図12の例ではN枚目の撮影で半導体メモリの容量が一杯になり、これ以降、動画撮影が終了するまで静止画撮影を行うことができない。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、動画記録中に静止画撮影を行う撮像装置において、動画記録を止めることなく、高精細な静止画撮影を撮影枚数の制約なく行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、動画記録と静止画撮影とを行うことが可能な本発明の撮像装置は、入射光量に応じて画像信号を出力する撮像手段と、動画及び静止画の画像信号を現像処理する現像手段と、前記撮像手段から出力された画像信号を記憶する記憶手段と、前記撮像手段から出力された1フレーム分の前記画像信号に対して第1の現像処理を行って動画のデータを生成し、前記記憶手段に記憶された1フレーム分の前記画像信号の一部の画像信号に対して第2の現像処理を行って静止画のデータを生成するように制御する制御手段と、表示手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の現像処理と前記第2の現像処理を動画の1フレーム期間内に行うとともに、前記第2の現像処理を、2フレーム期間に前記撮像手段から出力された2フレーム分の画像信号に対して前記第1の現像処理を行う間に行い、前記第2の現像処理を行う際に、前記記憶手段に記憶された1フレーム分の前記画像信号を複数の分割領域に分け、前記複数の分割領域をそれぞれ複数のブロックに分割した各ブロックから予め決められた数の一部の画像信号を読み出すとともに、前記各ブロックの全ての画像信号に対して前記第2の現像処理が行われるように、前記複数の分割領域を巡回して読み出した異なる画像信号に対して行うように制御し、前記表示手段は、前記複数の分割領域の画像信号の現像処理が一巡した後、該現像された画像信号を表示する
本発明によれば、動画記録中に静止画撮影を行う撮像装置において、動画記録を止めること無く、高精細な静止画撮影を撮影枚数の制約無く行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図。 実施形態に係る撮像素子の一部の詳細構成を示す図。 実施形態に係るFPN検出・補正回路の内部構成を示すブロック図。 実施形態に係るFPN検出補正回路の補正内容を示す模式図。 実施形態に係る現像部の内部構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る動画記録中に静止画撮影を行う場合のタイミングチャート。 第1の実施形態に係る動画撮影シーケンスを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る動画処理ルーチンを示すフローチャート。 第1の実施形態に係るRAWデータの構成及び静止画用RAWデータのメモリ配分を示す説明図。 第2の実施形態に係る表示制御を行う場合の動画記録時の静止画撮影におけるタイミングチャート。 第2の実施形態に係る表示制御を行う場合の動画記録時の静止画撮影における現像手順を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るRAWデータの構成を示す説明図。 従来の動画記録中に静止画撮影を行う場合のタイミングチャート。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、撮影レンズ101は、フォーカスレンズやズームレンズ等、複数のレンズ群、絞り機構などから構成される。レンズ制御部102は、システム制御部110による制御に基づいて、撮影レンズ101のフォーカスやズーム、絞りを制御する。
撮像素子103は、光電変換により入射光量に応じた電荷を生成して出力するCMOSセンサであり、全画素の電荷を読み出す以外に、特定の画素の加算および特定の行または列おきに間引いたり領域を切り出して電荷を読み出すこともできる。撮像素子駆動回路104は、システム制御部110による制御に基づいて撮像素子103を駆動する。撮像素子駆動回路104の制御に基づいて、撮像素子103に対して動画や静止画の動作モードに合わせて上述のごとく間引いたり領域を切り出したりすることが可能となる。また、撮像素子駆動回路104は、撮像素子103が内包する回路を駆動することで撮影時の露光時間や信号増幅量などを変更することができる。
FPN検出・補正回路105は、撮像素子103の出力信号(画像信号)に含まれる縦線キズや列シェーディングなどの固定パターンノイズ(FPN)を補正する。
メモリ制御部106は、システム制御部110からの制御に基づいて、FPN検出・補正回路105からの出力を内部メモリ107に書き込んだり、現像部109に伝達することができる。また、内部メモリ107のデータを読み出して、現像部109に伝達したり、現像パラメータ検出回路108に伝達することができる。更に、逆に、現像部109からの現像信号の出力を内部メモリ107に書き込むこともできる。
現像部109はメモリ制御部106を介して得られたRAWデータに対して各種現像処理を行う画像処理回路である。現像処理とは撮像素子の配列そのままに出力されたRAWデータを可視像化するための画像処理のことである。現像部109で画像処理が施された画像データは、表示部113や記録部114のそれぞれのデバイス形式に適した信号フォーマットに変換されて出力される。表示部113はLCDディスプレイなどの表示デバイスによって構成されており、記録部114は、メモリカードなどの記録媒体に動画や静止画を記録するための記録デバイスである。
また、システム制御部110には、各種の動作指示を入力するための操作手段として、動画記録スイッチ111と、静止画記録スイッチ112とが接続されている。動画記録スイッチ111は跳ね返りタイプの押下釦であり、押下状態を検出する度に、動画撮影・記録動作の開始と停止の指示を操作することができる。同様に、静止画記録スイッチ112も、跳ね返りタイプの押下釦であり、押下状態を検出することで静止画撮影・記録の指示を操作することができる。
次に図1の撮像素子103の構成について説明する。図2は撮像素子103の構成の一部を示す図である。図2において、201は撮影レンズ101からの光を受光する受光画素部であり、表面に入射した光を光電変換して電気信号として出力する。
受光画素部201はフォトダイオード202、転送トランジスタ203、信号増幅アンプ204、リセット用トランジスタ205を1単位として構成されている。転送トランジスタ203及び、リセット用トランジスタ205は、撮像素子103に配置された垂直走査回路200からの信号によって動作する。ここで、垂直走査回路200には、シフトレジスタや、転送トランジスタ203等の各画素を駆動させる信号生成回路等が含まれる。そして、生成されたタイミング信号によって、転送トランジスタ203及びリセット用トランジスタ205を制御することによって、フォトダイオード202の電荷をリセットしたり、読み出したりして露光時間を制御することができる。
206は遮光画素(以下、OB画素)部であり、受光画素部201部と異なり表面が遮光膜によって遮光されている。OB画素部206から出力される信号は、後段の画像処理で画像の黒の基準を決める際等に使用される。
207はダミー画素(以下、NULL画素)部であり、受光画素部及びOB画素部と異なり、光電変換する部分がない。NULL画素部から出力される信号は、画素部を動作させる周辺回路部のオフセットばらつき成分を検出する際等に使用される。なお、NULL画素部207は受光画素部201から、フォトダイオード202を削除した構成となっている。
受光画素部201、OB画素部206、NULL画素部207は、それぞれ所定の水平行数、垂直列数で2次元配列状に構成される。
208は列AD変換部であり、受光画素部201、OB画素部206、NULL画素部207の各画素部からの出力を受けてAD変換するために列ごとに設けられており、コンパレータ211と多ビットのメモリ回路212により構成される。
さらに、全垂直列に共通のランプ信号発生器209とカウンタ回路210が設けられている。そして、各画素部からの出力とランプ信号発生器209の出力とをコンパレータ211で比較して大小が反転するまでの到達時間をカウンタ回路210で計数することによりAD変換が行われる。そして計数値はメモリ回路212に列ごとにラッチされる。
213は水平走査回路であり、列AD変換部208は、水平走査回路からの信号によって、列ごとのデジタル信号の選択と読出しが行われて、撮像素子103の撮像出力214が得られる。
次に図1のFPN検出・補正回路105の内部構成を図3に示す。図3において、動画用検出ウィンドウ発生回路301は、動画撮影時に、撮像素子103の出力信号に含まれる縦線キズや列シェーディングなどのFPN(固定パターンノイズ)をNULL画素から検出するために、NULL画素の検出領域(WV, WH)を指定する。動画中静止画用検出ウィンドウ発生回路302は動画中の静止画撮影用のもので、動画用検出ウィンドウ発生回路301と同様に、NULL画素の検出領域(WV, WH)を指定する。
検出ウィンドウ切り替え回路303は、動画用検出ウィンドウ発生回路301と動画中静止画用検出ウィンドウ発生回路302のそれぞれの出力からいずれか一方を選択し、選択した出力をFPN検出回路304に供給する。
入力されたRAWデータに対して、FPN検出回路304では、検出ウィンドウ切り替え回路303からの検出領域の指定により示されたアクティブ期間内のNULL画素からFPN成分を検出する。検出されたFPN成分は、入力されたRAWデータから減算器305にて引き算されることにより、受光画素領域の出力信号に含まれるFPN成分がキャンセルされる構成になっている。
NULL画素部207の信号を用いた補正の一例としては、列AD変換部20にてトランジスタのばらつき等に起因して重畳されるオフセットばらつき成分(列オフセットばらつき)を受光画素部201の信号値から減算する列オフセット補正動作等が挙げられる。
図4(a)は、列オフセットばらつきによって縦筋が発生していることを表す模式図である。また、図4(b)は補正前、図4(c)は補正後の出力信号の波形を示した図で、図4(a)に対応する一部(A−A’間及びB−B’)の出力を示した図である。
受光画素部201からの出力(A−A’間)は暗電流及び、撮影レンズ101から入射する光による信号に加えて、列オフセットばらつきが重畳した出力を持っている。それに対して、NULL画素部207からの出力(B−B’間)は光電変換する部分がないため、暗電流による影響を受けづらく、列オフセットばらつきをよく検出することができる。つまり、受光画素部201の出力信号値から、列毎にNULL画素部207の出力信号値を減算することで、列オフセットばらつきが除去された出力信号を得ることができる。
ここで、列オフセットばらつきの補正値は、ランダムノイズの影響を低減し補正精度を向上させるため、複数の画素の信号値を平均化あるいは巡回フィルター等の演算をして算出される。
次に図1の現像部109の内部構成の一例を図5に示す。図5において、リサイズ回路501は動画撮影時と静止画撮影時とで異なる画像サイズに対応するための回路である。動画時にはアスペクト比(16:9)に切り出されて標準的な動画の画像サイズに縮小変倍され、静止画時にはほぼ等倍で処理される(リサイズ処理)。
色分離回路502は、ベイヤー色配列で撮像素子103から読み出されたRAWデータからR、G、B信号を分離する。AWB(オートホワイトバランス)回路503は検出されたホワイトバランス係数をR、G、B信号のそれぞれに乗算することで画像のホワイトバランスを調整する(ホワイトバランス処理)。
ガンマ変換回路504は、画像信号の所定のダイナミックレンジと階調性を維持するための回路である(ガンマ変換処理)。ノイズ処理回路505は画像信号中に含まれるランダムノイズを除去、抑制する(ノイズ抑制処理)。各種信号変換回路506は、表示部113や記録部114のそれぞれのデバイス形式に適した信号フォーマットに変換する。例えば、表示部113に対してはYUV等のテレビジョン信号形式に変換して表示を行い、記録部114に対しては、JPEG圧縮変換や、さらにAVIファイルなどの動画ファイル形式へ変換してメモリカード等の記録媒体に記録を行うことができる。
また、動画用現像パラメータ更新・保持回路507(現像パラメータ保持手段)は、動画撮影時に使用される動画用の現像パラメータを更新及び保持する。一方、静止画用現像パラメータ更新・保持回路508(現像パラメータ保持手段)は、静止画撮影時に使用される静止画用の現像パラメータを更新・保持回路する。
現像パラメータ切り替え回路509は、動画用現像パラメータの更新・保持回路507と静止画用現像パラメータ更新・保持回路508のそれぞれの出力のどちらか一方を選択する。そして、選択した現像パラメータ出力を、上述した対応する回路501〜506に対して供給する。現像パラメータの一例としては、例えば、リサイズ回路501ではリサイズ率や切り出し量、色分離回路502では色変換のマトリクス係数、AWB回路503ではWB係数などがあげられる。
次に図1の撮像装置を用いて動画撮影中に静止画撮影を行う場合の動作について詳細に説明する。図6は、このときの各部の処理のタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。また、図7は、図6に示すタイミングで各部の動作を実現するためのシステム制御部110におけるフローチャートである。
図6において、システム制御部110の内部で同期形成される動画の処理期間および動画中の静止画の処理期間を、便宜上、ハイレベル期間として示す。動画撮影時のFPN及び現像パラメータの検出のトリガータイミング(立ち上がりエッジ)は、動画1フレーム期間毎の開始タイミングに連動させる。
動画中の静止画のFPN及び現像パラメータの検出のトリガータイミング(立ち上がりエッジ)は、動画中の静止画の処理期間がアクティブ(ハイレベル)になった後に最初の動画1フレーム期間の開始タイミングにのみ連動させる。
動画用と静止画用のそれぞれの現像パラメータの切り替えトリガータイミング(立ち上がりエッジ)は、動画中の静止画処理のアクティブ(ハイレベル)期間内において動画撮影の1フレーム毎に2回発生させる。1回目は動画1フレーム期間毎の開始タイミングであり、2回目は動画の現像の終了タイミングに連動させる。これは、動画の1フレーム期間内に、動画用と静止画用とで現像部109の処理回路をタイムシェアリングするためである。
より具体的に説明すると、動画を記録している間に静止画の撮影が指示されると、動画の次のフレーム期間の開始タイミング(t1)から得られたRAWデータ(静止画)を内部メモリ107に書き込む。このとき得られたRAWデータに対しては、通常の動画に対する現像、記録処理も行われる。通常の動画の現像、記録処理が終了すると、フレーム期間の残りの時間を利用して、メモリ107に記憶されたRAWデータの一部に対する現像処理を行う(t2)。このように、1フレーム期間の間に、動画の現像、記録処理と、静止画の現像処理を同じ現像部109を用いて行うために、本実施形態では、現像パラメータの切り替えトリガータイミングを1フレーム毎に2回発生させる。
以降のフレーム期間においても、通常の動画の撮影、現像、記録を行ってから、メモリ107に記憶されたRAWデータの一部に対して順次現像処理を行っていくことにより、最終的に1枚の静止画の現像処理を終了し、記録することができる(t3)。そして、静止画の記録に伴って、メモリ107のメモリ領域を開放する。
なお、動画の現像処時間と静止画の現像時間は説明の便宜上、等間隔に示されているが実際には等間隔になるわけではない。動画のフレームレートが高くなるほど動画の1フレーム期間が短くなるため、静止画でシェアリングできる現像時間は極端に短くなる。デジタルカメラなどで一般的な設計条件においては、例えば、動画のフレームレートが30fpsであれば、静止画のためにシェアリングできる現像時間は動画の1/16程度に減ることが分かっている。従って、その分だけ静止画のトータルの現像所要時間が延びる(動画の15倍)。静止画の画像サイズが動画の4倍であれば、さらに現像所要時間は延びて動画の60倍、即ち2秒かかる試算である。このときの分割現像の分割回数Nは64となる。
図6のタイミングで行われる動作の手順について、図7のフローチャートに沿って以下詳細に説明する。まず最初に、動画記録スイッチ111が押下されて動画撮影の開始の指示が為されると、システム制御部110により指示が検知されて動画撮影の動作が開始される。
システム制御部110は、S701で静止画記録スイッチ112が押下されたか否かを検知して、検知されない場合にはS702の動画処理ルーチンに移行する。S702で行われる動画処理ルーチンを図7(b)を参照して説明する。
S702の動画処理ルーチンでは、S720でシステム制御部110より撮像素子駆動回路104に対して動画撮影モードに対応した駆動モードの設定が為され、S721で動画用に1フレームの撮影が開始される。そして、S722で、撮像素子103から動画用に切り出して読み出された画像信号が生成される。
S723で、FPN検出・補正回路105において、システム制御部110の制御により動画用検出ウィンドウ発生回路301に切り替え制御が為された後に、動画用に生成された画像信号に対してFPN検出・補正処理が行われる。
S724で現像パラメータ検出回路108において動画用の各種現像パラメータの検出が行われ、システム制御部110を介して取り込まれる。取り込まれた現像パラメータは、現像部109の内部の動画用現像パラメータ更新・保持回路507に転送されて、次の動画フレームの現像処理のために更新、保持される。
次にS725で、システム制御部110より動画用現像パラメータ更新・保持回路507が保持する動画用の現像パラメータが現像パラメータ切り替え回路509により選択されて、動画用の1フレーム現像処理が為される(第1の現像工程)。
S726で、動画用の1フレーム現像信号が動画ファイル形式に変換されて記録部114のメモリカードの動画ファイルにアドオン記録されるように、現像部109から変換された記録信号が出力される。そして、システム制御部110より記録部114に対する記録制御が為される。システム制御部110は記録制御が開始されると記録の終了を待たずに、ルーチン処理を終了してメインルーチンに復帰する。
動画処理ルーチンS702から復帰すると、S703で動画記録スイッチ111が押下されたかどうか検知して、検知された場合には、ここで動画処理を終了する。また、S703で動画記録スイッチ111の押下が検知されなかった場合には、再びS701に戻って、静止画記録スイッチ112が押下されたかどうか検知する。そして、動画記録スイッチ111及び静止画記録スイッチ112の両方ともに押下が検出されない間は、S701からS703の間で処理を繰り返し、この間、静止画動作を挟むことなく通常の動画撮影・記録動作が継続される。
その一方で、システム制御部110は、S701で静止画記録スイッチ112が押下されたと検知された場合にはS704に処理を進めて、動画記録中の静止画撮影処理に移行する。S704では、システム制御部110により、動画用の1フレーム毎のタイミングでカウントアップを行うカウンタ用変数nの初期化(n=1)が行われる。
そして、S705でシステム制御部110より、撮像素子駆動回路104に対して静止画撮影モードに対応した駆動モードの設定を行い、S706で静止画用に1フレームの撮影を開始する。そして、S707で、撮像素子103から静止画用と動画用とで共用可能なサイズで読み出された画像信号が生成される。
図8(a)は、静止画と動画と撮像素子103の画素配列上での関係の一例を示す概念図である。この例ではアスペクト比(4:3)の静止画801に、ちょうど横幅を揃える形でアスペクト比(16:9)の動画802が包括される構成となっている。すなわち静止画用と動画用とで共用可能なサイズで生成された画像信号は、静止画用の画像信号と等価なサイズの設定である。
S708で静止画用と動画用とで共用可能なサイズで生成されたRAW信号に対して、FPN検出・補正回路105では、システム制御部110の制御により動画中静止画用検出ウィンドウ発生回路302に切り替えた後にFPN検出・補正が行われる。そして、S709では現像パラメータ検出回路108にて静止画用と動画用とでそれぞれに適した各種現像パラメータの検出が行われる。
そして、システム制御部110を介して取り込まれた静止画用現像パラメータと動画用現像パラメータは、現像部109の内部の動画用現像パラメータ更新・保持回路507と静止画用現像パラメータ更新・保持回路508のそれぞれに転送される。転送された静止画用現像パラメータは現在の動画フレームにおける静止画用の分割現像処理のために、また、動画用現像パラメータは次の動画フレームにおける動画用の1フレーム現像処理のために更新、保持される。
S710では、システム制御部110より静止画用RAWデータに対して、メモリ制御部106を介して内部メモリ107への書き込みが行われる。S711では、システム制御部110により動画用現像パラメータ更新・保持回路507が保持する現像パラメータが現像パラメータ切り替え回路509により選択される。そして、静止画用RAWデータからリサイズ回路501にて切り出された動画用RAWデータに対して、動画用の1フレーム現像処理が為される。
そして、S712では、動画用の1フレーム現像画像が動画ファイル形式に変換されて記録部114のメモリカードの動画ファイルにアドオン記録されるように、現像部109から変換された記録信号が出力される。そして、システム制御部110より記録部114に対する記録制御が為される。システム制御部110は記録制御が開始されると次のS713に移行する。
一方、内部メモリ107に書き込まれた静止画用RAWデータは、内部メモリ内でN個の領域に分割されて、分割領域ごとに1からNまでの読み出し序列が設けられる。なお、各分割領域に含まれるRAWデータのデータ量が、動画現像処理終了後、1フレーム期間の残りの時間で現像処理が終了するように、分割領域のサイズが設定される。静止画用RAWデータの分割領域1〜Nの撮像素子103の画素配列上での関係を図8(b)に、また、内部メモリ107上での静止画用RAWデータの分割領域1〜Nのメモリ配分のイメージ図を図8(c)に示す。
S713では、内部メモリ107に書き込まれた静止画用RAWデータから、システム制御部110によりメモリ制御部106を介して、N個に領域分割されたうちの序列nのRAWデータが読み出されて、現像部109に供給される。
そして、S714では、システム制御部110より静止画用現像パラメータ更新・保持回路508が保持する現像パラメータが現像パラメータ切り替え回路509により選択されて、静止画用の序列n番目の分割RAWデータに対する現像処理が為される。そして、生成された現像画像は、システム制御部110によりメモリ制御部106を介して内部メモリの静止画現像領域に分割領域ごとに重ならないように書き込まれる(第2の現像工程)。
S715で、システム制御部110よりカウンタ用変数nのカウント値が1つだけインクリメントされる。S716では、カウンタ用変数nのカウント値が所定の領域分割数Nを超えたか否か判定して、超えていなければS719の動画処理ルーチンを経て、再び、S713に処理が移行される。なお、S719で行われる動画処理ルーチンは、図7(b)を参照して説明した、S702で行われる動画処理ルーチンと処理内容は同じである。そして、ひとつ序列を進めたところの分割RAWデータに対して、S713〜S715の一連の静止画現像処理が序列Nに至るまで繰り返される。
S716で、カウンタ用変数nのカウント値が所定の領域分割数Nを超えた場合に、上記ループを抜けてS717に処理が移行される。S717では、システム制御部110によりメモリ制御部106を介して内部メモリ107の静止画現像領域から全ての分割領域の現像画像が、全領域の静止画像の現像画像として繋ぎ合わされて現像部109に読み出される。
そして、静止画ファイル形式に変換されて記録部114のメモリカードの静止画ファイルに記録されるように、現像部109から変換された記録信号が出力されるともに、システム制御部110により記録部114に対する記録制御が為される。
システム制御部110により記録制御が開始されると、記録の終了を待たずに次のS718に移行して、内部メモリ107の静止画用RAWデータの領域は、次の静止画撮影のために開放される。そして、動画中の静止画撮影の処理を終了して、次の静止画撮影を受け付けるために、最初のS701に処理が移行される。
上記の通り本第1の実施形態によれば、動画記録中に、読み込んだ静止画を分割して、分割した領域づつ動画撮影の間に現像処理することで、動画記録を止めること無く、高精細な静止画撮影を撮影枚数の制約無く行うことが可能になる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、現像部109において現像画像を表示部113の表示デバイスに適した形式に信号変換して画像表示ができるとのみ説明した。本第2の実施形態では、動画撮影中に静止画撮影を行う場合の表示部の動作について、具体的な例示とともに説明する。
図9は、本第2の実施形態における動画記録中に静止画撮影を行う場合のタイミングチャートである。なお、本第2の実施形態における動画処理のタイミングは図6に示すタイミングチャートと同様であるため省略し、第1の実施形態とは異なる静止画処理及び新たに追加した表示処理のタイミングのみを表している。本第2の実施形態では、図9に示すように、K回目の現像処理を終了すると、得られた静止画の表示を開始する。
図10は、図9に示すタイミングで表示動作を実現するためのシステム制御部110における処理を示すフローチャートである。本第2の実施形態は、図7(a)のS713の処理に表示処理を加えたものであるため、それ以外の処理については省略し、本第2の実施形態において追加された処理について説明する。
また、第2の実施形態では、動画記録中に静止画撮影を行う場合に、撮影した静止画の表示を速やかに行えるようにするために、第1の実施形態の分割現像の分割方法を工夫することで現像途中でも静止画の表示ができるようにした。また、第2の実施形態では、そのために現像部109にLCD表示データを格納可能なVRAMを設けて(不図示)、分割現像した画像を逐次、VRAM上に展開できる構成を有する。
図11は、静止画用RAWデータの分割領域1〜Nの撮像素子103の画素配列上での関係を示した概念図である。本第2の実施形態の分割領域は、図8(b)に示す分割領域とは異なる分け方がなされている。本第2の実施形態では、まず、内部メモリ107に記憶された静止画用RAWデータを大きく分割数Kで領域分割する。なお、この分割数Kについては後述する。そして、各分割領域を縦4画素、横4画素の16画素単位を分割ブロックの最小単位として、さらに細分割し、各分割領域の各分割ブロックから1画素ずつ代表して読み出す。このようにして読み出して現像することにより、分割領域1〜Kを一巡したときに現像される画素数は、全体の1/16となる。
図11(a)は、細分割された各分割ブロックの16画素中の特定位置として一番左上の1画素を選択した場合の分割読出しの例である。静止画RAWデータの現像は、動画現像処理終了後、1フレーム期間の残りの時間で行うため、現像部109が第1の実施形態と同様の処理能力を有するものとすると、第2の実施形態における分割数Kは、第1の実施形態における分割数Nの1/16でよい。言い換えると、第1の実施形態の分割領域1〜16における、各分割ブロックの一番左上の1画素が、第2の実施形態における分割領域1に対応する。また、第1の実施形態の分割領域17〜32における、各分割ブロックの一番左上の1画素が、第2の実施形態における分割領域2に対応する。同様にして、読み出しパターンを最初の分割領域1〜Kとする。
図11(b)は各分割ブロックの16画素中、図11(a)の場合の1つ右の画素を選択した場合を示しており、読み出しパターンは次の分割領域K+1〜2Kというように割り振る。例えば、第2の実施形態の分割領域1と同じ第1の実施形態の分割領域1〜16に対応した領域であっても、各分割ブロックの左上から1つ右の画素から読み出す場合、第2の実施形態では分割領域K+1とする。同様に、図11(c)は各分割ブロックの16画素中、一番右下の画素を選択した場合を示しており、読み出しパターンは最終の分割領域15K+1〜16Kとして割り振る。例えば、第2の実施形態の分割領域1と同じ第1の実施形態の分割領域1〜16に対応した領域であっても、各分割ブロックの一番右下の画素から読み出す場合、第2の実施形態では分割領域15K+1に対応する。このように、分割数Kに対して、読出しのバリエーションは16通りあるため、領域分割数の総数は16K、すなわちNとなる。
なお、デジタルカメラなどに用いられる通常のLCDの表示能力を考えると、VGA画素数(約30万画素)程度あれば十分に実用的と考えられるため、1000万画素以上のセンサであれば、密度の粗さはさして問題とはならない。
第1の実施形態で示した設計例では、動画のフレームレートが30fps、静止画の分割数Nが64回、全領域の現像時間はトータル2秒であった。これを図11の分割方法に当て嵌めると、分割数Kは4回で全面の均等読出しが可能となり、所要時間はトータル2秒の1/16、すなわち0.125秒で済む。
次に、図9のタイミング動作について、図10のフローチャートの流れに沿って以下詳細に説明する。静止画の分割現像の処理ルーチンS713において、まず、S901で、図11を参照して上述した分割方法に従う序列で、静止画の分割領域1の現像が行われる。
S902では、カウンタ用変数nのカウント値が所定の領域数Kを超えたか否か判定して、超えていない場合にはS903にて、分割領域の現像画像が各種信号変換回路506にて所定サイズにリサイズされてVRAMに書き込まれる(t11、t12…)。そして、表示動作には関与せずに静止画の分割現像の処理ルーチンから復帰する。
一方、S902においてカウンタ用変数nのカウント値が所定の分割数K以上であると判定されると(t1K)、S904に進む。S904ではカウンタ用変数nのカウント値が所定の分割数Kであると判断されると、S905にて、分割領域の現像画像が各種信号変換回路506にて所定サイズにリサイズされてVRAMに書き込まれる(t1K)。そして、S906で、これまでにVRAMに書き込まれた分割領域1〜Kの現像画像の内容が表示部113に出力されて静止画表示が行われる(tK)。そして、静止画の分割現像の処理ルーチンから復帰する。
また、S904で、カウンタ用変数nのカウント値が所定の領域分割数Kを超えていたら、表示動作には関与せずに(t(K+1))静止画の分割現像の処理ルーチンから復帰する。
上記の通り本第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果に加えて、静止画を全て現像処理するよりも早いタイミングで静止画を表示することが可能になる。
なお、図11を参照して上述した例では、各分割ブロックが4×4の16画素からなり、各分割ブロックから1画素を読み出す場合について説明したが、本願発明はこれに限るものではない。各分割ブロックを構成する画素数は16画素より多くても少なくても良く、また、各分割ブロックを構成する画素の一部であれば、複数画素ずつ読み出すように制御しても構わない。例えば、撮像素子103がベイヤー配列のカラーフィルタにより覆われている場合に、各分割ブロックを8×8の64画素とし、4画素ずつ読み出すこと等が考えられる。なお、各分割ブロックから複数画素を読み出す場合、現像処理に適した単位で読み出すとよい。

Claims (8)

  1. 動画記録と静止画撮影とを行うことが可能な撮像装置であって、
    入射光量に応じて画像信号を出力する撮像手段と、
    動画及び静止画の画像信号を現像処理する現像手段と、
    前記撮像手段から出力された画像信号を記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段から出力された1フレーム分の前記画像信号に対して第1の現像処理を行って動画のデータを生成し、前記記憶手段に記憶された1フレーム分の前記画像信号の一部の画像信号に対して第2の現像処理を行って静止画のデータを生成するように制御する制御手段と、
    表示手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記第1の現像処理と前記第2の現像処理を動画の1フレーム期間内に行うとともに、前記第2の現像処理を、2フレーム期間に前記撮像手段から出力された2フレーム分の画像信号に対して前記第1の現像処理を行う間に行い、
    前記第2の現像処理を行う際に、前記記憶手段に記憶された1フレーム分の前記画像信号を複数の分割領域に分け、前記複数の分割領域をそれぞれ複数のブロックに分割した各ブロックから予め決められた数の一部の画像信号を読み出すとともに、前記各ブロックの全ての画像信号に対して前記第2の現像処理が行われるように、前記複数の分割領域を巡回して読み出した異なる画像信号に対して行うように制御し、
    前記表示手段は、前記複数の分割領域の画像信号の現像処理が一巡した後、該現像された画像信号を表示することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記1フレーム分の画像信号に対する前記第2の現像処理が終了した後に、現像した前記1フレーム分の画像信号を前記静止画のデータとして記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記現像手段において前記第1の現像処理に用いられる動画用の現像パラメータと、第2の現像処理に用いられる静止画用の現像パラメータとを保持する現像パラメータ保持手段と、
    動画記録中に静止画撮影が行われた場合に、前記動画用の現像パラメータと前記静止画用の現像パラメータとを切り替えて前記現像手段に供給する現像パラメータ切り替え手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記現像パラメータは、リサイズ処理、ホワイトバランス処理、ガンマ変換処理、ノイズ抑制処理の係数を含むことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像手段から出力された画像信号に含まれる固定パターンノイズを検出して補正する補正手段を更に有し、
    前記補正手段は動画及び静止画の補正を共に行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記補正手段は、動画または静止画に関わらず、前記撮像手段から前記画像信号が出力される毎に固定パターンノイズの検出及び補正を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記静止画撮影が前記動画記録中に行われた場合に、前記第1の現像処理と前記第2の現像処理を動画の1フレーム期間内に行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 入射光量に応じて画像信号を出力する撮像手段により、動画記録と静止画撮影とを行うことが可能な撮像装置の制御方法であって、
    記憶手段に、前記撮像手段から出力された画像信号を記憶する記憶工程と、
    現像手段が、前記撮像手段から出力された1フレーム分の前記画像信号に対して現像処理を行い、動画のデータを生成する第1の現像工程と、
    前記現像手段が、前記記憶手段に記憶された1フレーム分の前記画像信号の一部の画像信号に対して現像処理を行って静止画のデータを生成する第2の現像工程とを有し、
    前記第1の現像工程と前記第2の現像工程は、動画の1フレーム期間内で行われるように制御されるとともに、前記第2の現像工程は、2フレーム期間に前記撮像手段から出力された2フレーム分の画像信号に対して前記第1の現像処理を行う間に行われ
    前記第2の現像工程では、前記記憶手段に記憶された1フレーム分の前記画像信号を複数の分割領域に分け、前記複数の分割領域をそれぞれ複数のブロックに分割した各ブロックから予め決められた数の一部の画像信号を読み出すとともに、前記各ブロックの全ての画像信号が現像処理されるように、前記複数の分割領域を巡回して読み出した異なる画像信号に対して行い、
    前記複数の分割領域の画像信号の現像処理が一巡した後、該現像された画像信号を表示手段に表示する表示工程を更に有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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