JP6234322B2 - 画像加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複合機、複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置に定着装置として搭載して適切な画像加熱装置、および画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式等を利用した画像形成装置において、トナーによって記録材上に形成された画像を記録材に定着させるために、画像加熱装置である定着装置が用いられる。定着装置としては、加熱回転体であるローラ、もしくはベルト状の定着部材と、加圧回転体であるローラ、もしくはベルト状の加圧部材を用いた定着装置が一般的に用いられている。
又、近年では、離型剤を含むトナーからなる未定着画像を定着するオイルレス定着方式が広く用いられている。これに応じて、加熱回転体は、シリコーンゴムやフッ素ゴムからなる弾性層と、この弾性層上に設けられた表層である離型層を有するものが広く用いられている。離型層は、一般にフッ素樹脂等の離型性に優れた材料から成るチューブやコーティングで形成される。
オイルレス定着方式は、定着ローラに離型剤としてシリコーンオイル等を塗布するようになっているオイル定着方式と比較して、オイルスジ等による画像の光沢ムラ(グロスムラ)が発生し難い点で有利である。又、近年では、溶融性をより高めたトナーの開発が盛んに行なわれている。
トナーの溶融性を高めることによって、トナーが定着装置によって均一、良好に溶けるようになる。これによって、定着後のトナー層が、より均一、平滑に形成される結果、画像のグロス(光沢度)が向上する。従って、例えば上記オイルレス定着方式によれば、コート紙のような高光沢の記録材に対して、従来よりも更に高グロスで高画質な画像を追求することが可能である。
しかしながらこのような画像形成装置では、定着処理や加熱処理を重ねるごとに定着部材の表面性状が部分的に劣化し、定着部材の劣化した表面性状がそのまま定着画像の表面に写し取られて、画像面の均一な光沢状態が得られなくなるという問題がある。
上記課題を解決するために特許文献1に開示されているように、定着部材の表層に対して摺擦回転体である粗しローラを当接させることで、定着部材表層の表面粗さを一定の状態に維持する技術が提案されている。粗しローラが定着部材の表層を粗すと、粗しローラの表面には定着部材の表層に溶融している微量のトナーや紙紛、定着部材の表層を形成するチューブカスが付着する。これらが付着すると粗しローラの表面性状が劣化し、定着部材表層の表面粗さを一定の状態に維持する所期の効果が発揮されなくなることがある。
その対策として、特許文献1のように、シリコーンゴムやフッ素ゴムなどの耐熱性のある弾性体から成る弾性層を表層に用いた清掃回転体である清掃ローラを粗し部材に当接させ、表面を清掃する技術が実用化されている。
特開2008−040365号公報
一方、本発明者等の検討により、清掃ローラを粗しローラに当接させ表面を清掃する構成において、以下のような知見を得た。
定着部材の表層の表面粗さを一定の状態に維持するためには、粗しローラの表面粗さを所定の値に維持する必要がある。上述する清掃ローラ構成は、粗しローラを揺動させる部材と同一部材に清掃ローラを配置し、粗しローラに対し従動回転することで表面の清掃を行う。しかしながら、清掃ローラが従動回転する構成では、粗しローラと清掃ローラの周速差が無いため、砥粒の間に詰まった微細な異物を除去する効果に限界がある。そのため、使用条件によっては定着部材表層の表面粗さを一定の状態に維持するために必要な粗しローラの表面粗さを維持することができないことがあることが分かった。
本発明は上記の先行技術を更に発展させたものである。その目的とするところは、清掃回転体による摺擦回転体の清掃能力を向上させて、加熱回転体の表層の表面粗さを一定の状態に維持するために必要な摺擦回転体の表面粗さを維持することにある。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像加熱装置の代表的な構成は、記録材上のトナー像を加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体の表面を摺擦する摺擦回転体と、前記加熱回転体に対し前記摺擦回転体を接離させる接離機構と、摺擦処理時に前記摺擦回転体を回転駆動する駆動機構であって、前記摺擦回転体が前記加熱回転体から離間するのに伴い前記摺擦回転体への駆動伝達を遮断する駆動機構と、前記摺擦回転体の接離動作に依らず前記摺擦回転体に接触するように前記接離機構とは独立して設けられ前記摺擦回転体に従動回転しながら前記摺擦回転体を清掃する清掃回転体と、前記摺擦回転体が前記加熱回転体から離間するのに伴い慣性回転する際に、前記摺擦回転体と前記清掃回転体が互いに周速差をもって回転するように前記清掃回転体に回転負荷を付与する負荷付与手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、加熱回転体に対する摺擦回転体の離接動作によって摺擦回転体と清掃回転体に周速差を生じさせることができる。それにより、摺擦回転体について砥粒の間に詰まった微細な異物を除去する能力が向上し、加熱回転体の表層の表面粗さを一定の状態に維持するために必要な摺擦回転体の表面粗さを維持することができる。
実施例の定着装置(ニップ形成状態時)の横断面図 実施例の画像形成装置の断面図 定着装置の斜視図 定着装置(ニップ解除状態時)の横断面図 ベルトテンション機構を説明した図 定着ニップ形成動作を説明するフローチャートとブロック図 粗しローラを離接させる駆動機構を説明した図 粗しローラを回転させる駆動機構を説明した図 粗しローラの離間状態を説明した図 粗し動作を行う加圧状態の説明をした図 粗しローラの粗し動作を説明するフローチャートとブロック図 清掃ローラの構成を詳細に説明した図 粗しローラと清掃ローラの位置関係を説明した図 清掃ローラを説明した図 実施例2の清掃ローラの構成を説明した図 実施例3の清掃ローラの構成を説明した図
[実施例1]
(1)画像形成部
はじめに、画像形成装置の一例の全体構成について、図2を用いて説明する。その後、画像加熱装置である定着装置について詳細に説明する。
本例の画像形成装置1は、電子写真方式を採用したレーザビームプリンタである。本実施形態では、カラー電子写真プリンタを単に「プリンタ」という。10はプリンタ制御部(CPU)であり、パソコン等の外部機器23からインターフェイス22を介して画像情報が入力する。24はプリンタ操作部であり、プリンタ制御部10との間で情報の授受をする。
プリンタ1は、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の各色のトナー像を形成する画像形成部U(UY,UM,UC,UK)を備えている。各画像形成部Uにおいて、感光ドラム2は、帯電ローラ3によってあらかじめ帯電される。その後、感光ドラム2は、レーザスキャナ4によって、潜像を形成されている。潜像は、現像器5によってトナー像になる。
各画像形成部Uにおける感光ドラム2のトナー像は、中間転写ユニット7における像担持体である例えば中間転写ベルト8に一次転写ローラ6によって順次に重畳されて転写される。これにより、中間転写ユニット7上に未定着のカラートナー像が合成形成される。中間転写ベルト8はローラ11〜13間に懸回張設されて循環移動される。
一方、第1または第2の給紙カセット15または16に収容されている、記録媒体であるシート状の記録材(以下、用紙と記す)Sは、給紙機構の動作により1枚毎分離給送され、搬送路17をVの方向に通ってレジストローラ対18に送られる。レジストローラ対18は、用紙Sを一旦受け止めて、用紙が斜行している場合、真っ直ぐに直す。そして、レジストローラ対18は、中間転写ベルト8上のトナー像と同期を取って、用紙Sを中間転写ベルト8と二次転写ローラ14との間に搬送する。
中間転写ベルト8上のトナー像は、二次転写ローラ14によって用紙Sに転写される。トナー像の転写を受けた用紙Sは搬送路19を通って定着装置100へ導入され、定着装置100において加熱、加圧されることによって、未定着トナー像の定着を受ける。そして、定着装置100を出た用紙Sがカラー画像形成物として排出ローラ対20によって排出トレイ21へと搬送排出される。
(2)定着装置
(2−1)基本構成
次に、定着装置100の構成について詳細に説明する。図1、4は定着装置の横断面図、図3は定着装置100の斜視図である。図5は定着装置100におけるベルトテンション機構を説明した図である。
105は用紙上(記録材上)のトナー像を加熱する加熱回転体としての定着ベルトであり、用紙のトナー像担持面に接してトナー像を加熱する。170はこの定着ベルトの加熱源としてのIHヒータ(磁束発生手段)である。
IHヒータ170は、励磁コイルと磁性体コアとそれらを保持するホルダから構成され、定着ベルト105の上部表層近傍に設けられている。励磁コイルは交流電流によって交流磁束を発生し、交流磁束はコア磁性体に導かれて誘導発熱体である定着ベルト105に渦電流を発生させる。その渦電流は誘導発熱体の固有抵抗によってジュール熱を発生させる。コイルに供給される交流電流は定着ベルト105の表層温度を検知するためのサーミスタ220からの温度情報をもとに定着ベルト105の表面温度が150℃程度に制御される。
120は定着ベルト105と用紙Sを挟持搬送する定着ニップ部(ニップ部)Uを形成するニップ形成部材としての加圧ベルトである。加圧ベルト120は、2個の支持ローラすなわち加圧ローラ121とベルトテンションを付与する機能を有するテンションローラ122に循環回転可能に、且つ、所定の張力(例えば200N)で掛け渡されている。
ここで本実施の形態において、加圧ベルト120としては耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。例えば厚さ50μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層に例えば厚さ300μmのシリコーンゴムをコーティングし、表層にPFAチューブを被覆したものが用いられる。
加圧ローラ121は、例えば中実ステンレスによって外径がφ20に形成された加圧ベルト120を懸架するローラで、加圧ベルト120と定着ベルト105で形成するニップ域の出口側に配設されている。加圧ローラ121の搬送方向上流側には、例えばシリコーンゴムで形成された加圧パッド125が加圧ベルト120内側に接触するように配置されている。
テンションローラ122は例えばステンレスによって外径がφ20、内径φ18程度に形成された中空ローラであり、ベルト張架ローラとして働く。テンションローラ122の両端部122aは軸受158によって支持され、テンションバネ127によって200Nのテンションをベルトに掛けている。
定着ベルト105は、2個の支持ローラすなわち駆動ローラ131とベルトテンションを付与する機能を有するテンションローラ132に循環回転可能に掛け渡されている。テンションローラ132は例えばステンレスによって外径がφ20、内径φ18程度に形成された中空ローラであり、ベルト張架ローラとして働く。テンションローラ132の両端部132aは軸受153によって支持され、テンションバネ156によって200Nのテンションをベルトに掛けている。
定着ベルト105としては、IHヒータ170により発熱させられるとともに耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。例えば厚さ75μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層もしくはステンレス層などの磁性金属層に例えば厚さ300μmのシリコーンゴムをコーティングし、表層にPFAチューブを被覆したものが用いられる。
駆動ローラ131は例えば中実ステンレスによって外径がφ18に形成された芯金表層に耐熱シリコーンゴム弾性層を一体成型により形成したローラである。駆動ローラ131は、定着ベルト105と加圧ベルト120とのニップ域の出口側に配設され、加圧ローラ121の圧接により弾性層が所定量弾性的に歪ませられるものである。
駆動ローラ131の搬送方向上流側には、例えばステンレス鋼(SUS材)で形成されたパッドステー137が定着ベルト105内側に接触するように配置されている。
テンションローラ132は例えばステンレスによって外径がφ20、内径φ18程度に形成された中空ローラであり、定着ベルト105の移動方向に直交する幅方向の蛇行を調整するテンションローラとして働くとともに、ベルト張架ローラとしても働く。
400は定着ベルト105の表面を摺擦する摺擦回転体としての粗しローラである。粗しローラ400はφ12mmのステンレス製の芯金の表面に接着層を介して砥粒を密に接着してある。砥粒は、画像の目標光沢度に合わせて、番手(粒度)が#1000〜#4000のものを用いるのが好ましい。
砥粒の平均粒径は、番手(粒度)が#1000の場合は約16μm、#4000番手の場合は約3μmである。砥粒は、アルミナ系(通称「アランダム」または「モランダム」とも称される)である。アルミナ系は、工業的に最も幅広く用いられる砥粒で、定着ベルト105の表面に比べて各段に硬度が高く、粒子が鋭角形状のため研磨性に優れている。本実施例では、番手(粒度)が#2000の砥粒(平均粒径が7μm)を用いており、その表面粗さ(Ra)は2.0〜4.0μm、凸凹の平均間隔(Sm)は約10〜20μmである。
尚、本実施例では、粗しローラ400としてステンレス製の芯金に接着層を介して砥粒を密に接着したものについて述べた。これに限らず、粗しローラ400はステンレス製の芯金表面をブラスト加工等により所望の表面性状に処理されたものであっても良い。
415は粗しローラ400のを清掃する清掃回転体としての清掃ローラである。清掃ローラ415は図12、図14に示すように、φ6mmの金属製(ステンレスや鉄+めっき)の芯金419の表面に繊維束を植毛したパイルブラシ417を巻き付けた、外径約φ10mmのブラシローラである。
本実施例では、パイルブラシ417のパイル糸は線径2d(約φ14μm)のポリイミド繊維を使用し、その繊維束をアラミド繊維の基布418に編み込んでパイルブラシ417の原反を作成している。そして、パイルブラシ417の原反を所定巾にカットしたものを芯金419に巻き付けながらシリコーン接着剤で接着することで、清掃ローラ415としてのブラシローラの形状に加工している。
駆動モータ301(図3)は定着装置100の外部に配置され、駆動ローラ131の軸131a(図5)上に固定された駆動入力ギア310に対して駆動を入力し、定着ベルト105を回転させる。上フレーム305は、駆動ローラ131を回転可能に支持するとともに、パッドステー137の端部を保持し、ベースフレーム303に固定されている。下フレーム306は、加圧ローラ121を回転可能に支持するとともに加圧パッド125の端部を保持し、ベースフレーム303に設けられたヒンジ軸304により回動可能に支持されている。
ベースフレーム303には加圧カム軸307が取り付けられ、その両端には加圧カム308が設けられている。また加圧カム軸307の軸上には加圧ギア309(図3)が固定されており、加圧モータ302の駆動で加圧カム308を所定量回転させることで、下フレーム306を図1で示す加圧位置と図4で示す離間位置に回動する。
下フレーム306には加圧位置で加圧フレーム312を加圧するための加圧バネ311が設けられている。加圧バネ311は、下フレーム306が加圧位置に移動した際、定着ベルト105内の駆動ローラ131とパッドステー137に対し、加圧ベルト120内の加圧ローラ121と加圧パッド125を所定の圧(例えば400N)で押圧する。それによって定着ニップUを形成する。
次に、定着ニップ形成動作について説明する。図6は定着ニップ形成動作を説明するフローチャートとブロック図である。加圧命令がプリンタ制御部(以下、CPUと記す)10より為されると<S6−1>、モータドライバ11により加圧モータ302はCW方向にN回転する<S6−2>。それにより、加圧カム308が所定量回転して下フレーム306を上昇させ、加圧フレーム312に支持された加圧パッド125と加圧ローラ121が加圧位置に移動する<S6−3>。この移動により、定着ベルト105と加圧ベルト120が圧接して定着ニップUを形成する<S6−4>。
同様に、CPU10より離間命令が為されると<S6−5>、同様に加圧モータ302がCCW方向にR回転する<S6−6>。それにより、加圧カム308が所定量回転して下フレーム306を下降させ、加圧フレーム312に支持された加圧パッド125と加圧ローラ121が離間位置に移動する<S6−7>。定着ベルト105と加圧ベルト120が離間して定着ニップUが解除される<S6−8>。
プリンタ1の画像形成動作時には、定着装置100は図1のように定着ベルト105と加圧ベルト120が圧接して定着ニップUを形成している。そして、駆動ローラ131の駆動により定着ベルト105と加圧ベルト120が矢印の方向に回転駆動されている。定着ベルト105はIHヒータ170により所定の定着温度に立ち上げられて温調されている。この状態において画像形成部側から未定着トナー像を担持した用紙Sが定着装置100に入口側から導入されてニップ部Uで挟持搬送される。
用紙Sはニップ部Uで挟持搬送される過程で定着ベルト105の熱で加熱され、またニップ圧で、未定着トナー像の定着を受ける。そして、定着装置100を出た用紙Sが前述のように排出ローラ対20によって排出トレイ21へと搬送排出される。
(2−2)粗し機構
次に、定着ベルト105の表面性回復を行う粗し機構について図7〜図10を参照して説明する。図7は粗しローラ400を離接させる離接機構を説明した図、図8は粗しローラ400を回転させる駆動機構を説明した図である。図9は粗しローラ400の離間状態を説明した図、図10は粗し動作を行う加圧位置の説明をした図である。
RFカム407は、RFカム軸408の両端に固定されている。RFカム軸408には、RF着脱ギア409が固定されており、RF加圧モータ410の回転により、RFモータギア411、421、422を介してRFカム軸408を回転させる。そしてセンサフラグ423とセンサ424によってRFカム407の位相を制御する。
粗しローラ400は、上フレーム305上の固定軸142に回転可能に支持された支持アーム401に対し軸受を介して回転可能に支持されている。支持アーム401が、定着ベルト105に対し粗しローラ400を接離させる接離機構である。また、固定軸142には加圧アーム402が回転可能に支持されており、支持アーム401と加圧アーム402の間には加圧バネ404が設けられている。
加圧アーム402には、他端が上フレーム305に保持された離間ばね405が設けられている。離間バネ405は加圧アーム402をRFカム407側へと付勢することで、加圧アーム402を連動して回転させる。それにより粗しローラ400はRFカム407の回転に従って昇降することが可能となり、粗しローラ400を粗しニップRを形成する加圧位置と離間位置に移動することができる。
粗しローラ400の同軸上には駆動ギア413が設けられており、駆動ローラ131の同軸上には駆動ギア412が設けられている。RFカム407の回転により粗しローラ400が加圧位置に移動すると、駆動ギア412と413がかみ合い、駆動ローラ131の駆動が伝達されて粗しローラ400が回転する。
次に、粗しローラ400の離間位置と離間状態について図9を参照して説明する。後述するシーケンスに従いRFカム407が所定の位相まで回転すると、支持アーム401と加圧アーム402は加圧バネ404の力でお互いに離れる方向に移動する。そして、加圧アーム402は支持アーム401のストッパー部403に突き当たり位置が規制された状態で保持され、離間ばね405の付勢力で上方に移動する。このとき、駆動ギア412と413も離間しており、画像形成装置の作像時に定着ベルト105を駆動しても、粗しローラ400には駆動が伝達されない状態となる。
上記の駆動ギア412と413が定着ベルト105の摺擦処理時に粗しローラ400を回転駆動する駆動機構であって、粗しローラ400が定着ベルト105から離間するのに伴い粗しローラ400への駆動伝達を遮断する駆動機構である。
次に、粗し動作を行う加圧位置について図10を参照して説明する。後述するシーケンスに従いRFカム407が加圧位置まで回転を始めると、まず、粗しローラ400が定着ベルト105に接触する。本実施例においては、粗しローラ400は駆動ローラ131の定着ベルト懸回部の上側において駆動ローラ131をバックアップ部材として定着ベルト105の表面に対してベルト幅全域に渡って接触する。
更にRFカム407が回転していくと、加圧アーム402が支持アーム401側へと押し込まれ、加圧バネ404が所定の付勢力で粗しローラ400を付勢して粗しニップを形成する。本実施例での粗しニップ形成時には定着ベルト105は150Nの力で圧接されるように設定されている。
この圧接する動作で、粗しローラ400が圧接する。同時に、駆動ローラ131の同軸上に配置された駆動ギア412と粗しローラ400の同軸上に配置された駆動ギア413が噛み合い、粗しローラ400は定着ベルト105との接触ニップ部において定着ベルト105の回転方向とが逆方向に回転する。そして、表面に研磨層を備えた粗しローラ400が、定着ベルト105の表面との接触ニップ部において定着ベルト105に対してウィズ方向(表面が同一方向へ移動する方向)に所定の周速差を持って回転する。これにより、定着ベルト105の表面を一様に、所望の粗さに粗す。
この際、周速差が小さいと、所望の粗さに対して、小さい表面粗さとなってしまう。そのため、本実施例においては、粗しローラ駆動ギア412、413を1.3:1の比率とし、駆動モータ回転数が3000rpm時において、周速差が90mm/sとなるようにしている。以上の条件で定着ベルト105を粗しローラ400を粗すことで、定着ベルト105表層をRz0.5〜1.0程度にすることが可能となる。前述した粗さで定着された画像は、定着ベルト105の表層粗さが画像不良として現れず、且つ適正な光沢を有した画像とすることができる。
次に、上述した離間位置、加圧位置の一連の動作について説明する。図11は粗しローラ400の粗し動作を説明するフローチャートとブロック図である。本実施例の構成を用いると、前述した一連の動作は定着ニップUの形成・解除に関わらず動作させることが可能である。但し定着ニップUの形成中に動作させると、ギア噛み合いによる振動や、駆動モータ301への負荷増が懸念されるため、本実施例では定着ニップUを解除した状態で動作する。
まず、定着ニップUが解除されていると判断され、CPU10より加圧命令が為されると、モータドライバ12によりRF加圧モータ410はCW方向に所定量回転する<S10−1>。そうすると、前述した駆動列を介してRFカム407が所定量回転し、支持アーム401に支持された粗しローラ400を加圧位置に移動させて粗しニップRを形成する<S10−2>。次に、駆動モータ301を回転させ<S10−3>、ベルト粗し動作を開始する<S10−4>。
粗し動作開始から所定時間が経過すると<S10−5>、ベルト粗し動作が終了し<S10−6>、駆動モータ301が停止する<S10−7>。次に、RF加圧モータ410がCCW方向に所定量回転し<S10−8>、粗しローラ400が離間位置に移動して<S10−9>一連の動作を終了する。本実施例では一連の動作中に1回の着脱を行うシーケンスを説明したが、一連の動作内における着脱回数は複数回であってもよい。
(2−3)清掃ローラ
次に、粗しローラ400と清掃ローラ415の構成について説明する。図12は清掃ローラ415の構成を詳細に説明した図である。清掃ローラ415は両端を軸受428で回転可能に支持された状態で、清掃ローラ415を支持する支持部材としての支持フレーム426に取り付けられている。また、軸受428は支持フレーム426に設けられた溝426bと嵌合し、矢示方向(清掃ローラ415が粗しローラ400に当接する方向)にスライド可能に設けられている。
427は清掃ローラ415を粗しローラ400に対して当接させる方向に付勢する負荷付与手段としてのバネ(付勢部材)である。バネ427は支持フレーム426両端に配置されている。バネ427は、支持フレーム426の引っ掛け部426aにフックを取り付け、軸受428に巻きつけることで軸受428を加圧し、清掃ローラ415を粗しローラ400に所定の圧で当接させている。本実施例での清掃ローラ415は約3Nの力で圧接されるように設定されている。
従って、清掃ローラ415は粗しローラ400の接離動作に依らず粗しローラ400に接触するように前記接離機構とは独立して設けられ粗しローラ400に従動回転しながら粗しローラ400を清掃する。バネ427は、粗しローラ400が定着ベルト105から離間するのに伴い慣性回転する際に、粗しローラ400と清掃ローラ415が互いに周速差をもって回転するように清掃ローラ415に回転負荷を付与する手段である。
次に、粗しローラ400と清掃ローラ415の位置関係について説明する。図13は粗しローラ400と清掃ローラ415の位置関係を説明した図である。前述したように、粗しローラ400は上フレーム305上の固定軸142に回転可能に支持された支持アーム401に対し軸受を介して回転可能に支持されており、シーケンスに従い、定着ベルト105に対する離間位置400aと加圧位置400bとに移動する。
一方、支持フレーム426は上ステイ140に固定されており、清掃ローラ415を粗しローラ400の揺動方向とは略直交する方向にスライド可能に付勢している。この際、清掃ローラ415は粗しローラ400の可動範囲において常に当接するように配置されている。
粗しローラ400が加圧位置400bに移動して回転を始めると、清掃ローラ415は粗しローラ400に対し従動回転して粗しローラ400の表面を清掃する。そして粗しローラ400が離間位置400aに移動を開始すると、駆動ギア412と413が離間したタイミングで粗しローラ400の駆動が遮断される。
清掃ローラ415が粗しローラ400の表面を清掃するには、清掃ローラ415と粗しローラ400に周速差を設けることが望ましい。本実施例のように清掃ローラ415が従動回転する構成においては、まず粗しローラ400に駆動が入力されたとき、粗しローラ400は回転を始め、それに連れて清掃ローラ415が駆動を始めることで周速差を生じさせる。
また、粗しローラ400の駆動が遮断されたとき、粗しローラ400は自身の慣性で回転を続けようとする。その際、清掃ローラ415は付勢力Fで粗しローラ400に当接し、粗しローラ400の回転を停止させる力を付与することで周速差を生じさせる。
更に清掃ローラ415は、粗しローラ400の接離動作に依らず常時接触するように、接離機構である支持アーム401とは独立した位置に設けられた支持フレーム426に備えられている。粗しローラ400が接離する際は、粗しローラ400は清掃ローラ415を加圧方向とは逆方向に押し込むことで、清掃ローラ415は通常の付勢力よりも大きな付勢力で粗しローラ400に当接しつつ、揺動する粗しローラ400表面と摺擦する。
すなわち、本実施例の構成においては、駆動開始、停止時のみでなく、着脱動作時においても粗しローラ400と清掃ローラ415に周速差を生じさせることができる。それらの効果によってローラ間に周速差が生じる時間を増加させることが可能となり、粗しローラ400表面を清掃する能力を向上している。
また、本実施例の構成においては、着脱回数を増加させると清掃能力がより向上することが可能となる。そのため、例えば紙粉の多い紙を通紙する場合などは、粗しローラ400の一連の粗し動作シーケンス内での着脱回数を増加させることで、粗しローラ400の砥粒間に詰まった微細な紙粉の除去効果を増加させることができる。このように紙の種類に応じて着脱回数頻度を調整することで、常に粗しローラ400の表面粗さを所望の粗さに維持することができる。
[実施例2]
次に、実施例2について説明する。本実施例において、実施例1で説明した部材と同一の機能を有する部材には同一符号を付し、必要の無い限り重複する説明を省略する。
図15は実施例2の清掃ローラ415の構成を説明した図である。本実施例における清掃ローラ415はその芯金419の径を粗しローラ400の芯金径よりも大きくすることでその質量を大きくしている。すなわち、清掃ローラ415の慣性モーメントが粗しローラの慣性モーメントよりも大きくなる関係となっている。つまり、清掃ローラ415の重量を粗しローラ400よりも大きくするための錘として清掃ローラ415の芯金419の径を粗しローラ400の芯金径よりも大きくした構成である。
本例においては、粗しローラ400が定着ベルト105から離間するのに伴い慣性回転する際に、粗しローラ400と清掃ローラ415が互いに周速差をもって回転するように清掃ローラ415に回転負荷を付与する負荷付与手段が上記の錘である。
粗しローラ400に駆動が入力されたとき、粗しローラ400は回転を始め、それに連れて清掃ローラ415が駆動を始めることで周速差を生じさせる。このとき、粗しローラ400より清掃ローラ415の慣性が大きいため、清掃ローラ415が従動回転を始めて速度が安定するまでの時間が長くなりその分清掃効果が向上する。
また、粗しローラ400の駆動が遮断されたときは、清掃ローラ415の慣性の方が大きいため、粗しローラ400の回転が停止し始めても清掃ローラ415は回転し続けようとする。それによって清掃ローラ415の回転が停止するまでの時間、周速差を生じさせる。また、粗しローラ400が接離する際は、清掃ローラ415の慣性が大きいため粗しローラ400の接離ではほぼ回転せず、粗しローラ400の表面を摺擦する。それらの効果によってローラ間の周速差が生じる時間をより増加させることが可能となり、粗しローラ400表面を清掃する能力を向上している。
[実施例3]
次に、実施例3について説明する。本例において、実施例1で説明した部材と同一の機能を有する部材には同一符号を付し、必要の無い限り重複する説明を省略する。
図16は実施例3の清掃ローラ415の構成を説明した図である。本実施例における清掃ローラ415はその軸429の一端に板バネ430から成る負荷部材が当接しており、板バネ430はハウジング431に固定されトルクリミッタを形成している。また、ハウジング431は不図示の一部を上フレーム305に固定され、清掃ローラ415に対し回転不可能に固定されている。
トルクリミッタは清掃ローラ415に所定負荷を付与し、粗しローラ400との摩擦によって従動回転しようとする清掃ローラ415をスリップさせて、所定の周速差が生じるように設定されている。本実施例における板バネ430はハウジング431に3個設けられているが、所望の周速差となるように枚数や厚み、侵入量は適宜調整して良い。
本例においては、粗しローラ400が定着ベルト105から離間するのに伴い慣性回転する際に、粗しローラ400と清掃ローラ415が互いに周速差をもって回転するように清掃ローラ415に回転負荷を付与する負荷付与手段が上記のトルクリミッタである。
本実施例3の構成は、実施例1で説明した粗しローラ400に駆動が入力されたときや、遮断されたときに生じる周速差が大きくなるだけでなく、動作中も周速差を生じることができる。また、粗しローラ400が接離する際は、トルクリミッタの負荷によって清掃ローラ415は粗しローラ400の接離ではほぼ回転せず、粗しローラ400の表面を摺擦する。それらの効果によってローラ間の周速差が生じる時間をより増加させることが可能となり、粗しローラ400の表面を清掃する能力を向上している。
以上に説明したように、本実施例を用いると、粗しローラ400の砥粒間に詰まった微細な異物を効果的に除去し、粗しローラ400の表面粗さを所望の粗さに維持することが可能となる。そのための手段として、粗しローラ400に従動回転しながら粗しローラ400を清掃する清掃ローラ415を、粗しローラ400の接離動作に依らず粗しローラ400に接触するように接離機構とは独立して配置する。かつ、粗しローラ400が離間するのに伴い慣性回転する際に、粗しローラ400と清掃ローラ415が互いに周速差をもって回転するように清掃ローラ415に回転負荷を付与する負荷付与手段を設ける。
これにより、粗しローラ400の定着ベルト105に対する離接動作によって粗しローラ400と清掃ローラ415に周速差を生じさせることで実現した。
[その他の事項]
(1)本発明において、画像形成装置1の画像形成プロセス機構部は電子写真方式に限られない。静電記録方式、磁気記録方式など、他の公知の転写方式あるいは直接方式の画像形成原理・方式を用いてシートSに未定着トナー像を形成する画像形成装置であってもよい。
(2)また、カラー画像形成装置に限られず、像担持体(感光体ドラム等)を一つ備えたモノクロ画像などモノカラー(単色)の画像形成装置であってもよい。
(3)また、本実施例では、画像加熱装置100について、定着ベルト105及び加圧ベルト120がベルト部材である定着装置100で説明したが、両方がローラ部材やどちらかがベルトである定着装置に適用しても、同様の効果を得ることが可能である。
画像加熱装置100について、
(4)加熱回転体105とニップ部Uを形成するニップ形成部材(加圧部材、対向部材)は非回転部材にした装置形態にすることもできる。即ち、ニップ形成部材120は加熱回転体105や用紙Sとの摩擦係数が小さい滑性表面を有するパッド部材や板状部材等の非回転部材にした装置構成にすることもできる。
(5)加熱回転体105やニップ形成部材120の加熱手段は電磁誘導加熱手段に限られない。加熱回転体105やニップ形成部材120を内部から加熱する、或いは外部から加熱する、ハロゲンヒータ、セラミックヒータ、赤外線ランプなどの適宜の加熱手段、加熱方式を採用した装置構成にすることができる。
100・・画像加熱装置、S・・記録材、105・・加熱回転体、400・・粗し部材、401・・揺動部材、415・・清掃部材、426・・支持部材、427・・付勢手段

Claims (7)

  1. 記録材上のトナー像を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の表面を摺擦する摺擦回転体と、
    前記加熱回転体に対し前記摺擦回転体を接離させる接離機構と、
    摺擦処理時に前記摺擦回転体を回転駆動する駆動機構であって、前記摺擦回転体が前記加熱回転体から離間するのに伴い前記摺擦回転体への駆動伝達を遮断する駆動機構と、
    前記摺擦回転体の接離動作に依らず前記摺擦回転体に接触するように前記接離機構とは独立して設けられ前記摺擦回転体に従動回転しながら前記摺擦回転体を清掃する清掃回転体と、
    前記摺擦回転体が前記加熱回転体から離間するのに伴い慣性回転する際に、前記摺擦回転体と前記清掃回転体が互いに周速差をもって回転するように前記清掃回転体に回転負荷を付与する負荷付与手段と、
    を有することを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記負荷付与手段は、前記清掃回転体を前記摺擦回転体に向けて付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記負荷付与手段は、前記清掃回転体の重量を前記摺擦回転体よりも大きくするための錘を有することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  4. 前記負荷付与手段は、前記清掃回転体の同軸上に所定の負荷を付与するトルクリミッタを有することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  5. 前記清掃回転体はブラシローラであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像加熱装置。
  6. 前記加熱回転体との間で記録材を挟持搬送するためのニップ部を形成するニップ形成部材を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像加熱装置。
  7. 記録材にトナー像を形成する画像形成部と、記録材に形成されたトナー像を加熱する請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像加熱装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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