JP6227564B2 - ワイヤレス無線インタフェースを備える顕微鏡および顕微鏡システム - Google Patents
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Description
・無線でフレキシブルに接続可能な端末機器を介して、
・技術が標準化されているので世界中で機能する端末機器を介して、
・互いに例えばEメール、通話、SMS、MMSにより、
・インターネット(情報、動画、画像等)と、
・自分のPCと(例えばデータ同期化のために)通信し、または
・ユーザはアプリケーション(いわゆるアップルストア(登録商標)の「アプリ」)を使用する。
既存の技術では、特定のプロバイダに接続された携帯端末機器が使用され、これらの端末機器では多くの場合、ヒューマンコミュニケーションとインタラクションが主に使用される。
・例えばiPhoneのような電話;
・例えばiPad、タブレットPCのようなビューワおよびワーキングシステム;
・無線プリンタ。
・例えばワイヤレスキーボード;
・例えばワイヤレスマウス;
・例えばiPad、iPhoneまたは他の携帯端末機器。
・例えばデータをサーバから呼び出すために;
・例えばデータをサーバに記憶するために;
・例えばデータの相互交換のために;
・例えばデータの相互同期のために。
・いわゆるアプリを記述するために;
・ソフトウエアアプリケーションまたはドライバを記述するために;
・新しい機能を組み込むために。
・品質特徴の中央での観察および検出が不可能である。
・品質保証の目的で、とりわけ「どの顕微鏡コンポーネントが実験の際にいかに使用されたか?」といったログファイルを記録することによる、完了した実験の証明を行うことができない。
本発明では、以下の形態が可能である。
(形態1)ワイヤレス無線インタフェースを備える無線システムを有する顕微鏡制御ユニットを備えた顕微鏡であって、前記顕微鏡制御ユニットは、少なくとも1つの第1の無線特性を提供するための少なくとも1つの第1の無線システムと、少なくとも1つの第2の無線特性を提供するための少なくとも1つの第2の無線システムとを有し、および/または少なくとも1つの無線システムを有し、該無線システムは、所定の時間サイクルで少なくとも1つの第1の無線特性と第2の無線特性を提供する、顕微鏡が提供される。
(形態2)前記第1の無線特性は第1の到達距離を、前記第2の無線特性は別の第2の到達距離を特徴とすることが好ましい。
(形態3)前記第1の到達距離は、前記第2の到達距離より小さいことが好ましい。
(形態4)前記第1および/または第2の到達距離は調整可能であることが好ましい。
(形態5)前記少なくとも1つの無線システムはアクセスポイントを形成し、該アクセスポイントは、端末機器の前記顕微鏡への直接的接続を可能にすることが好ましい。
(形態6)第1の到達距離を備える前記第1の無線システムは、伝送規格としてNFCを有することが好ましい。
(形態7)前記第1の無線特性は、第1のIPアドレスおよび第1のポートアドレスを、前記第2の無線特性は、別の第2のIPアドレスおよび別の第2のポートアドレスを特徴とすることが好ましい。
(形態8)前記第1の無線特性は無線フィールドの第1の形態を、前記第2の無線特性は無線フィールドの別の第2の形態を特徴とすることが好ましい。
(形態9)前記少なくとも1つの第1の無線特性は、少なくとも1つの入力機器および/または出力機器、とりわけ携帯端末機器と通信するように構成されていることが好ましい。
(形態10)前記少なくとも1つの第2の無線特性は、少なくとも1つの中央データマネージャと通信するように構成されていることが好ましい。
(形態11)前記顕微鏡制御ユニットは、顕微鏡外部のネットワークと通信するための無線システムまたはネットワーク接続手段を有することが好ましい。
(形態12)前記顕微鏡外部のネットワークと通信するための前記無線システムは、第2の無線特性を提供するための少なくとも1つの第2の無線システムであることが好ましい。
(形態13)顕微鏡コンポーネントを駆動制御するためのアクチュエータを備え、前記アクチュエータの少なくとも1つは、入力機器、とりわけ携帯端末機器による制御のために並列制御ポートが拡張されていることが好ましい。
(形態14)アクチュエータの並列制御ポートは、非常に高速のデータ伝送プロトコルを有することが好ましい。
(形態15)タッチスクリーンによりジェスチャー入力を可能にする携帯端末機器との通信のために、前記顕微鏡は、ジェスチャーマネージャを含む入/出力マネージャを有することが好ましい。
(形態16)前記ジェスチャーマネージャは、前記携帯端末機器におけるジェスチャーによるユーザ入力を顕微鏡のための制御命令に変換するよう構成されていることが好ましい。
(形態17)前記ジェスチャーマネージャは、新たなジェスチャーを学習し、識別し、とりわけ特定のジェスチャーを実行することができない障害者に対して代替のジェスチャーの使用を可能にするよう構成されていることが好ましい。
(形態18)前記ジェスチャーマネージャは、以下のジェスチャーの少なくとも1つを、顕微鏡への以下の対応の制御命令として読解するように構成されている:すなわち、・端末機器のタッチスクリーン上でのX、Y方向の、指またはピンのような入力手段の運動を、顕微鏡ステージのX、Y方向の直接的運動に対する制御命令として;・他の入力モードにおける同じ運動を、顕微鏡の焦点駆動部のZ位置の変更に対する制御命令として;・さらなる別の入力モードにおける同じ運動または入力手段によるタッピングを、顕微鏡照明ユニットの照明強度の変更に対する制御命令として;・タッチスクリーン上で少なくとも2つの入力手段を互いに広げるまたは互いに接近させる相対運動を、顕微鏡の倍率変更器またはズームシステムによる倍率変更に対する制御命令として;・タッチスクリーン上で少なくとも2つの入力手段を、それらの相対間隔を維持したまま回転することを、画像面の回転に対する制御命令として;そして・特定の入力モードにおける入力手段による1回または複数回のタッピングを、前記入力モードに割り当てられた顕微鏡アクチュエータ、例えばシャッタ、フィルタまたは顕微鏡照明のスイッチオンないしオフ、に対する制御命令として;読解するように構成されていることが好ましい。
(形態19)前記顕微鏡制御ユニットは、前記顕微鏡と端末機器とのワイヤレス無線インタフェースを介する接続によって、前記端末機器または入力識別に応じて、所定の顕微鏡観察のための自動顕微鏡セッティングが、当該顕微鏡制御ユニットにより行われるように構成されていることが好ましい。
(形態20)前記顕微鏡制御ユニットは、顕微鏡と端末機器とのワイヤレス無線インタフェースを介する接続によって、前記端末機器または入力識別に応じて、全ての顕微鏡セッティングが、該当する端末機器により最後に使用されたセッティングに再びリセットされるように構成されていることが好ましい。
(形態21)前記顕微鏡制御ユニットは、前記顕微鏡により獲得された画像データが、当該顕微鏡とワイヤレス無線インタフェースを介して接続された端末機器に伝送されるように構成されており、とりわけ画像データの出力フォーマットは、前記端末機器により使用される表示フォーマットに適合することができることが好ましい。
(形態22)前記顕微鏡制御ユニットは、画像データの他に顕微鏡記録のメタデータも前記端末機器に伝送されるように構成されていることが好ましい。
(形態23)前記顕微鏡制御ユニットは、前記顕微鏡の無線システムを介して入出力するデータがサービスマネージャによって処理されるように、とりわけ内部および外部のリソースの使用可能性が求められるように、および/または顕微鏡とワイヤレス無線インタフェースを介して接続された端末機器上で特定のアプリケーションを、前記顕微鏡により実行しようと望む必要条件に同期するためのバージョン検査のために、および/または品質保証のために、とりわけ関連の顕微鏡構成群の作動時間と作動頻度が求められ、それらが中央ステーションに通知されるように、構成されていることが好ましい。
(形態24)顕微鏡側のセキュリティマネージャが設けられており、該セキュリティマネージャは、前記顕微鏡および/または顕微鏡の個々の構成部材へのアクセス権限が設定されるように構成されており、顕微鏡のレンタルのために(レンタル顕微鏡)、顕微鏡および/または顕微鏡の個々の構成部材の使用時間が、当該顕微鏡レンタルに対して相応の料金を決定するために測定されることが好ましい。
(形態25)少なくとも1つの顕微鏡と、iPad、iPhone、スマートフォン、ブラックベリー、タブレットPCまたはラップトップのような少なくとも1つの携帯端末機器と備える顕微鏡システムであって、少なくとも1つの顕微鏡の顕微鏡制御が、少なくとも部分的に少なくとも1つの携帯端末機器を介して行われ、該携帯端末機器は、制御すべき顕微鏡とワイヤレス無線インタフェースを介して接続されている、顕微鏡システムが提供される。
(形態26)複数の顕微鏡が、それぞれの顕微鏡と接続された少なくとも1つの携帯端末機器を介して同時に制御されるように構成されていることが好ましい。
(形態27)顕微鏡と携帯端末機器との間の無線接続は、以下の1つまたは複数の特徴のために構成されている:・顕微鏡データの交換;・所期のようにアクセス許可(Freigabe)するための顕微鏡のブロック能力(ユーザ権限(アクセスないし制御許可)管理);・特定の顕微鏡への携帯端末機器の持続的接続;・機器を所期のように操作し、ブロックし、問い合わせし、アップデートするための、ファシリティマネージャまたはファクトリーマネージャのような上位のマネージャとの携帯端末機器の相互作用;・とりわけ電波強度および場合により端末機器へのログイン要請の送信に基づく端末機器の識別、および端末機器と顕微鏡との間の自動接続形成;ことが好ましい。
(形態28)顕微鏡システムの顕微鏡に対するユーザの認証が、当該ユーザの携帯端末機器により、当該携帯端末機器が顕微鏡の無線システムの第1の無線特性を介して当該顕微鏡と接続されることによって行われ、引き続き前記認証は、自動的にまたはユーザのログインによって行われる顕微鏡システムの使用が提供される。
(形態29)前記第1の無線特性は、到達距離の短い無線システムにより、とりわけNFC伝送規格またはBluetooth伝送規格、または顕微鏡に組み込まれた到達距離の短いWLANルータにより形成されることが好ましい。
(形態30)ユーザの認証後、顕微鏡は、当該顕微鏡の無線システムの第2の無線特性を介して少なくとも1つの顕微鏡外部の機器、とりわけ顕微鏡ファシリティインフラストラクチャと、接続されることが好ましい。
(形態31)前記少なくとも1つの外部の機器は、前記顕微鏡システムのインフラストラクチャを提供するための計算能力および/またはデータ、とりわけ画像データ、を記憶するための記憶能力を有することが好ましい。
(形態32)顕微鏡使用中に生成されたデータを、WLANを介してクラウド上のユーザディレクトリに直接ストリーミングし、ユーザ機器と世界中でデータ同期化を行うことができるようにすることが好ましい。
(形態33)2つの携帯端末機器が、2つのタッチデバイスの形態で同時に使用され、一方のデバイスが右に、他方のデバイスが左に、制御すべき顕微鏡の操作のためにユーザが両手を使えるように配置され、右のタッチデバイス上では、左のタッチデバイス上とは異なる機能を制御することができることが好ましい。
なお、特許請求の範囲に付記した図面参照番号はもっぱら理解を助けるためであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
・顕微鏡を自動的に調整することができる(自動プロセス切り替え);
・ログインメッセージがファシリティマネージャに送信され、これにより、
○例えば顕微鏡の操作継続時間を後で清算することができ、
○特定の許可ないし解除(Freigabe)を顕微鏡で切り替えることができ、または
○取り決めに応じて、データメモリを使用することができる。
○顕微鏡の操作エレメントは無線で、タッチパッドを介して遠隔制御される。したがって車椅子に座らなければならないユーザは、iPadまたは他の端末機器を膝の上に載せておくことによって、例えば顕微鏡を制御することができる。
○システム状態と記録された画像を外部の制御ユニット(例えばiPad)に視覚的にフィードバックすることにより、ユーザインタフェースが有利に個別的に構成され、これによって視覚的制限を除去することができる(例えば操作エレメントの拡大表示により)。
○外部の制御ユニットをユーザの必要性に音響視覚的に適合することにより、制限を部分的に除去することができる。
・国際規格に対応する統一的ワイヤレス無線インタフェースによる顕微鏡の拡張、
・無線を介して接続された複数の端末機器と顕微鏡に取り付けられた制御エレメントによる、顕微鏡の組合せ的制御の有効化、
・同時セットアップおよび実験の実施の目的で、無線で接続された1つの制御機器による複数の顕微鏡(顕微鏡群)の制御の有効化、
・携帯端末機器および同様に無線で接続されるデータバンクとの顕微鏡メタデータ(使用可能な全ての)の交換、
・所期のように(アクセスないし特定の機器の制御を)許可(Freigabe)する目的で、特定の顕微鏡機能をブロックする能力(ユーザ権限管理)、
・顕微鏡への入力機器または出力機器の無線による持続的な接続の有効化、すなわち例えば特定の端末機器は別の顕微鏡には接続することができない(これにより、2つの端末機器が同時に、場合により矛盾して同じ構成部材を制御することが回避される)、
・機器を所期のように操作し、ブロックし、アップデートする能力による、無線端末機器とマネージャ(ファシリティマネージャ、工場マネージャ、オートマトン)との相互作用、
・電波強度に応じた端末機器および入力機器の識別、並びに場合によりユーザ制御機器のディスプレイにおける自動ログイン要求、
・顕微鏡に組み込まれたアクティブアクセスポイントにより、端末機器(例えばiPad)は所期のように一義的に特定の顕微鏡に直接接続することができる、
・顕微鏡に存在するBluetoothインタフェースにより、端末機器(例えばiPad)は所期のように一義的に特定の顕微鏡に直接接続することができる。
a.基本的考え
本発明によれば、顕微鏡の顕微鏡制御ユニットは、1つまたは複数の組み込まれた無線システムを有する。2つの異なる無線特性が提供されることが望ましい。このことは、異なる無線特性を備える2つの組み込まれた無線システムによって、または所定の時間サイクルで2つの異なる無線特性のそれぞれ1つを提供するただ1つの組み込まれた無線システムによって達成される。2つの無線システムが所定の時間サイクルで、2つの異なる無線特性のそれぞれ1つを提供することも考えられる。この考えから出発して本発明は、2超の無線特性が、例えば2超の無線システムにより、または2超の無線特性間の時間サイクルにより、または最終的には混合形態により、すなわち少なくとも1つの無線システムが時間サイクルで作動される複数の無線システムにより提供されるように一般化される。
○顕微鏡へのログイン
○「レンタル顕微鏡」管理
○権限管理
○クオリティ管理
○データストリーム、例えば記録された画像の外部メモリ(これはウェブまたはローカルネットワークにあるクラウドメモリであっても良い)での記憶
○ウェブアクセス。
ここに紹介する発明はとりわけ、何れのユーザもが何れの顕微鏡でも自分の端末機器により無線で接続し、制御することができるように、後に顕微鏡ファシリティ(顕微鏡システム)において使用できるようにすることを可能にするものである。
ステップ1:到達距離の大きな「通常の」ワイヤレスLANによる顕微鏡の拡張
○あるいはこの接続は、ケーブルベースのものであっても良い(ネットワークケーブル接続)。
○あるいはUMTSまたはLTEネットワークも使用することができる。
・あるいはNFCおよび/またはBluetooth無線システムおよび/またはアクセスポイント
・外部入/出力機器の無線接続のために。
ステップ4:権限管理による全ての顕微鏡アクチュエータの拡張
ステップ5:クオリティ管理による全ての顕微鏡アクチュエータの拡張。
顕微鏡アクチュエータにより、顕微鏡内の全ての構成群またはコンポーネントが制御され、これらは顕微鏡の作動、とりわけ実験の経過を保証する。これには例えば次のものが含まれる。
・顕微鏡ステージ(X、Y位置)(メタ情報(作成者、精度、運転時間等)を伴う)
・Z駆動部ないし焦点駆動部(Z位置)(適切なメタ情報を伴う)
・カメラ(メタ情報(作成者、ビット深度、カメラデータ等)を伴う)
・フィルタホイール(メタ情報(作成者、カットオン、カットオフ、フィルタ特性曲線等)を伴う)
・AOBS、AOTF(メタ情報を伴う)
・ポート(メタ情報を伴う)
・レーザ(強度、スイッチオン状態)(メタ情報を伴う)
・照明ユニット(ランプ出力、シャッタ等)。
・状態情報(例えば目下の状態(例えば目下のステージ位置等))
・メタ情報(作成者、ステージ精度、スピンドルピッチ等))。
「顕微鏡側に」組み込まれたWLANとは、このWLANが、他のWLANネットワークには依存せずに独立して動作可能なWLANであることを意味する。このWLANは顕微鏡自体により、すなわち顕微鏡の無線システムにより使用される。したがって顕微鏡は、付加的なWLANが存在しない環境で自動的に動作することもできる。この機能性は、いわゆるアクセスポイント(AP)によって提供される。ここでアクセスポイント名(APN)は、ファシリティにおいてヒトが読むことのできる名前により顕微鏡を識別できることを保証する。周辺で使用可能な全てのアクセスポイント(すなわちこのようなサービスを提供する顕微鏡)の名前が、接続すべき移動端末機器(例えばiPad)のディスプレイに表示され、ユーザにより選択することができる。選択の後、移動端末機器は顕微鏡への接続を形成する。
・顕微鏡側WLANサービスは、顕微鏡に組み込まれている(短い到達距離)
・一般的WLANサービスはファシリティにより提供される(大きな到達距離)。
ネガティブな識別:関連の顕微鏡領域に対して許可されない、とりわけメモリユニットまたは操作ユニットに対して許可されない(下の実施例も参照のこと)。
この特徴は以下の領域を含む:
・無線インタフェース306,これは以下のものに対する
○複数の機器341
例えばX,Y,Z調整部、顕微鏡制御部341A
例えばランプ制御部341B
○入力制御機器、例えばiPad用のアプリを記述するためのソフトウエア開発パッケージ342
○データ検出部343
検出されたデータは制御ユニット、例えばiPadに直接書き込まれる、343A
データは設けられた外部機器、例えばNASまたは他のメモリに直接書き込まれる、343B
○統一的データフォーマット
例えばデータ交換のためのXMLファイル、344A
例えば画像データ用のOME.TIF、344B
データバンク用のエクスポートインタフェース、344C
○同時のマルチユーザ、345
接続されたユーザの一人はマスターである、346
マスターは全ての顕微鏡制御を行う、346A
マスターは他のユーザを参加させることができる、346B
他のユーザのアクセスは制限されている、346C
複数のユーザ、347
制限されたアクセス権限、347A
マスターによる制御、347B
例えば画像を受信することができる、347C
プレゼンテーション、トレーニング等に有用である、348。
・自動プロセスセッティング307
○各ユーザは、自分の固有の顕微鏡データプロフィールを使用することができる;このプロフィールは、制御機器、例えばiPadまたは外部データバンクに記憶される、349
顕微鏡を自動的に、ユーザによって最後に設定されたように、またはそれぞれの実験が必要とするように設定することができる、350
例えば光源350A
例えばフィルタ、AOTF、AOBS等、350B
例えばステージ位置、350C
例えばZ位置、350D
その他、350E
顕微鏡を別のデータプロフィールに切り替える、351
各ユーザは、種々の顕微鏡ユーザプロフィールを作成し、処理し、記憶することができる;顕微鏡はユーザのセッティングをマウスクリックにより変更することができる、351A
自動プロセス切り替え、352
新規のユーザが自分の無線機器により接続すると直ちに、顕微鏡はセッティングを受け取り、自動的に調整することができる、352A
ユーザが顕微鏡を去ると、接続が解除される;最後の顕微鏡セッティングが記憶される;任意で顕微鏡は基本状態に戻ることができ、このことは後のユーザに、前任者のセッティングを推測することを許さない、352B。
・セキュリティ308
○顕微鏡を制御するためのデータプロフィールは、パスワードで保護することができる、353
○無線接続された機器間のデータ流を暗号化することができる、354
○無線制御の下で検出された画像データを暗号化することができる、355
○ユーザ権限(顕微鏡の制御および使用に関する権限)はファシリティマネージャにより設定することができる、356
ユーザ権限に応じて、選択されたユーザに対しては顕微鏡の使用を許可しないこともできる、356A。
・記録309
○顕微鏡または外部機器と接続されたユーザのセッションは記録することができる、357
時間(継続時間)357A
名前357B
セッションの開始と終了357C
使用された機器(例えばどのレーザが使用されたか等)、357D
その他、357E
○顕微鏡レンタル(レンタル顕微鏡)、358
顕微鏡プロバイダは、プロトコルデータ(ログファイル)の分析にしたがいコストを決定することができる、358A
○ログファイルは記憶することができる、359
プロバイダPCに、359A
接続された制御機器に、359B
○データベースに記憶することができる、360。
・音声制御と記録、305
○顕微鏡は音声制御によって、接続された無線機器を使用して制御される、339
○話された語は記録される、340
・ハードウエアと組み合わせた接触感知性機器(タッチデバイス)、304
○ボタン/キーを押圧し、入力機器上のエリアにタッチする、336
○複数のボタン/キーを押圧し、入力機器の接触感知性のエリアをタッピングする、337
○機器/機器エレメント(例えば顕微鏡のZ−調整部)を回し、入力機器のエリアにタッチする、338
○1本の指に基づく、326
○2本の指に基づく、327
○3本の指に基づく、328
○4本の指に基づく、329
○5本の指に基づく、330
○片手の指に基づく、331
○両手の指に基づく、332
無線で接続された2つの入力機器が必要、332A
○ディスプレイ上でのタッピング/マルチタッピング、333
例えばマウスクリックのシミュレーション、333A
○ディスプレイ上でのスイープ、334
例えば画像フィールド内で顕微鏡ステージを移動させるために、334A
○ディスプレイ上で指を動かす、335
例えば顕微鏡ステージを移動させるために、335A
○ジェスチャーと、何らかの機械ユニット、例えばZ−駆動ボタンにおけるタッチとの組合せ、
○ユーザに対して、特に身障者の場合には身障者により実行可能な代わりのジェスチャーを可能にするために、ユーザおよびその電動的手段に個別に適合されたジェスチャー。
○WLAN、IEEE規格、例えば802.11.i等、318
○Bluetooth、319
○アダプタへのUSBインタフェース、320
○WECA互換機器、321
○GSM(登録商標)規格をサポートする機器、322
○GPRS規格をサポートする機器、323
○アクセスポイント、324
○ライカ内部の制御インタフェース、325
○付加的な無線制御インタフェースまたはアダプタ等。
○iPad、310
○iPhone、311
○アンドロイド、312
○タブレットPC、313
○ライカ社機器、例えばSmartMove(登録商標)等、314
○タッチパネル、315
○Bluetoothキーボード、316
○付加的な無線機器、317。
・外部機器4、例えばiPad、iPhone、タブレットPC、ラップトップ、スマートフォン、専用タッチパネル等。
・対象物のX,Y,Z−位置を変更するためのLeica−Smartmove(登録商標)6、およびディスプレイ付きのそのようなLeica−Smartmove7
・薬品をプレパラートに注入するためのロボット、
・試料を交換するためのロボット。
・LEDまたはその代わりの表示エレメント、例えば液晶ディスプレイによる顕微鏡の接続状態の一義的表示。
・少なくとも2つのWLANネットワークが顕微鏡に組み込まれており、当該WLANネットワークの少なくとも1つはWLANサービスとして機能し、かつ自立的WLANネットワークとして動作し、当該WLANネットワークには少なくとも1つの入/出力機器、好ましくはiPad、iPhone、タブレットPC、ラップトップが直接ログインすることができ、その際に他方のネットワークに頼ることはなく、顕微鏡は少なくとも1つのさらなるWLAN接続を含み、該さらなるWLAN接続により、「通常の」外部のWLANネットワークと、これが顕微鏡環境において提供されている場合には通信することができる、ことを特徴とする。
1’ 第1の到達距離
2 第2の無線特性の無線システム
2’ 第2の到達距離
3 携帯端末機器、iPad
4 外部機器
5 外部WLANネットワーク
6 外部機器
7 外部機器
9 顕微鏡
10 第1の到達距離の無線網、顕微鏡内部のWLAN用の構成群
11 携帯端末機器
12 携帯端末機器
13 携帯端末機器
14 ユーザキー
15 アンテナ
16 グローバルWeb
17 ケーブルLAN
18 第2の到達距離の無線網、顕微鏡外部のWLAN用の構成群
20 データメモリ
30 アプリケーションサーバ
40 ファシリティマネージャ
45 ファシリティインフラストラクチャ
50 ユーザキー
60 データ分析ステーション
70 顕微鏡ファシリティインフラストラクチャ
80 ファイアウォール
90 顕微鏡システム、ファシリティネットワーク
100 中央データマネージャ
107 WLAN−1−マネージャ
108 WLAN−2−マネージャ
109 サービスマネージャ
110 セキュリティマネージャ
111 ポリシードキュメント
112 アプリマネージャ
113 入/出力マネージャ
114 ジェスチャーマネージャ
115 アプリ、アプリケーションモジュール
116 デバイスマネージャ
117 画像マネージャ
118 マニピュレータ
119 エクスポータ
120 出力フォーマット/CAM
121 レジスタ
122 VUS(プロセス切り替え)制御ファイル
130 ランプ
131 モータ
132 フィルタホイール
300〜360 可能な制御および適用ステップ
Claims (32)
- ワイヤレス無線インタフェースを備える無線システムを有する顕微鏡制御ユニットを備えた顕微鏡であって、
前記顕微鏡制御ユニットは、データの送受信のための少なくとも1つの第1の無線特性を提供する少なくとも1つの第1の無線システム(1)と、データの送受信のための少なくとも1つの第2の無線特性を提供する少なくとも1つの第2の無線システム(2)とを有し、
または
前記顕微鏡制御ユニットは、少なくとも1つの無線システムを有し、該無線システムは、所定の時間サイクルでデータの送受信のための少なくとも1つの第1の無線特性とデータの送受信のための少なくとも1つの第2の無線特性を提供するように構成されており、
または
前記顕微鏡制御ユニットは、データの送受信のための少なくとも1つの第1の無線特性を提供する少なくとも1つの第1の無線システム(1)と、データの送受信のための少なくとも1つの第2の無線特性を提供する少なくとも1つの第2の無線システム(2)とを有し、かつ前記顕微鏡制御ユニットは、少なくとも1つの無線システムを有し、該無線システムは、所定の時間サイクルでデータの送受信のための少なくとも1つの第1の無線特性とデータの送受信のための少なくとも1つの第2の無線特性を提供するように構成されている、ことを特徴とする顕微鏡。 - 前記第1の無線特性は、第1の到達距離(1’)を、前記第2の無線特性は、別の第2の到達距離(2’)を特徴とする、ことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡。
- 前記第1の到達距離(1’)は、前記第2の到達距離(2’)より小さい、ことを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡。
- 前記第1および第2の到達距離(1’,2’)の少なくとも1つは調整可能である、ことを特徴とする請求項2または3に記載の顕微鏡。
- 前記少なくとも1つの第1の無線システムはアクセスポイントを形成し、該アクセスポイントは、端末機器(3)の前記顕微鏡(9)への直接的接続を可能にする、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 第1の到達距離(1’)を備える前記第1の無線システム(1)は、伝送規格としてNFCを有する、ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記第1の無線特性は、第1のIPアドレスおよび第1のポートアドレスを、前記第2の無線特性は、別の第2のIPアドレスおよび別の第2のポートアドレスを特徴とする、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記第1の無線特性は、無線フィールドの第1の形態を、前記第2の無線特性は、無線フィールドの別の第2の形態を特徴とする、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記少なくとも1つの第1の無線特性は、少なくとも1つの入力機器または出力機器と通信するように構成されている、ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記少なくとも1つの第2の無線特性は、少なくとも1つの中央データマネージャ(100)と通信するように構成されている、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記顕微鏡制御ユニットは、顕微鏡外部のネットワーク(5)と通信するための無線システム(18)またはネットワーク接続を有する、ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記顕微鏡外部のネットワーク(5)と通信するための前記無線システム(18)は、第2の無線特性を提供するための前記少なくとも1つの第2の無線システム(2)である、ことを特徴とする請求項10に記載の顕微鏡。
- 顕微鏡コンポーネント(130,131,132)を制御するためのアクチュエータを備え、
前記アクチュエータの少なくとも1つは、入力機器による制御のために並列制御ポートが拡張されている、ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の顕微鏡。 - アクチュエータの並列制御ポートは、高速のデータ伝送プロトコルを有する、ことを特徴とする請求項13に記載の顕微鏡。
- タッチスクリーンによりジェスチャー入力を可能にする携帯端末機器(3)との通信のために、前記顕微鏡(9)は、ジェスチャーマネージャ(114)を含む入/出力マネージャ(113)を有する、ことを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記ジェスチャーマネージャ(114)は、前記携帯端末機器(3)におけるジェスチャーによるユーザ入力を前記顕微鏡(9)のための制御命令に変換するように構成されている、ことを特徴とする請求項15に記載の顕微鏡。
- 前記ジェスチャーマネージャ(114)は、新たなジェスチャーを学習し、識別し、または特定のジェスチャーを実行することができない障害者に対して代替のジェスチャーの使用を可能にするよう構成されている、ことを特徴とする請求項15または16に記載の顕微鏡。
- 前記ジェスチャーマネージャ(114)は、以下のジェスチャーの少なくとも1つを、前記顕微鏡(9)への以下の対応の制御命令として実現するように構成されている:すなわち、
・端末機器のタッチスクリーン上でのX、Y方向の、指またはピンのような入力手段の運動を、顕微鏡ステージのX、Y方向の直接的運動に対する制御命令として;
・他の入力モードにおける同じ運動を、顕微鏡の焦点駆動部のZ位置の変更に対する制御命令として;
・さらなる別の入力モードにおける同じ運動または入力手段によるタッピングを、顕微鏡照明ユニットの照明強度の変更に対する制御命令として;
・タッチスクリーン上で少なくとも2つの入力手段を互いに広げるまたは互いに接近させる相対運動を、顕微鏡の倍率変更器またはズームシステムによる倍率変更に対する制御命令として;
・タッチスクリーン上で少なくとも2つの入力手段を、それらの相対間隔を維持したまま回転することを、画像面の回転に対する制御命令として;そして
・特定の入力モードにおける入力手段による1回または複数回のタッピングを、前記入力モードに割り当てられた顕微鏡アクチュエータのスイッチオンないしオフに対する制御命令として;
読解するように構成されている、ことを特徴とする請求項16に記載の顕微鏡。 - 前記顕微鏡制御ユニットは、前記顕微鏡(9)と端末機器(3)との前記ワイヤレス無線インタフェースを介する接続によって、前記端末機器または入力識別に応じて、所定の顕微鏡観察のための自動顕微鏡セッティングが、当該顕微鏡制御ユニットにより行われるように構成されている、ことを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記顕微鏡制御ユニットは、前記顕微鏡(9)と端末機器(3)との前記ワイヤレス無線インタフェースを介する接続によって、前記端末機器または入力識別に応じて、全ての顕微鏡セッティングが、該当する端末機器により最後に使用されたセッティングに再びリセットされるように構成されている、ことを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記顕微鏡制御ユニットは、前記顕微鏡(9)により獲得された画像データが、当該顕微鏡と前記ワイヤレス無線インタフェースを介して接続された端末機器(3)に伝送されるように構成されている、ことを特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載の顕微鏡。
- 前記顕微鏡制御ユニットは、前記画像データの他に顕微鏡記録のメタデータも前記端末機器(3)に伝送されるように構成されている、ことを特徴とする請求項21に記載の顕微鏡。
- 前記顕微鏡制御ユニットは、前記顕微鏡(9)の無線システム(10)を介して入出力するデータがサービスマネージャ(109)によって処理されるように構成されており、
当該処理は、
内部および外部のリソースの使用可能性を求めるためのものであり、または
前記顕微鏡と前記ワイヤレス無線インタフェースを介して接続された端末機器(3)上の特定のアプリケーションを前記顕微鏡(9)において実行しようとする要求に同期するためにバージョン検査をするためのものであり、または
品質保証のため、または関連の顕微鏡構成群の作動時間と作動頻度を求め、それらを中央ステーションに通知するためのものである、ことを特徴とする請求項1から22のいずれか一項に記載の顕微鏡。 - 顕微鏡側のセキュリティマネージャ(110)が設けられており、該セキュリティマネージャは、前記顕微鏡(9)または前記顕微鏡の個々の構成部材へのアクセス権限が設定されるように構成されており、
顕微鏡のレンタルのために(レンタル顕微鏡)、顕微鏡または顕微鏡の個々の構成部材の使用時間が、当該顕微鏡レンタルに対して相応の料金を決定するために測定される、ことを特徴とする請求項1から23のいずれか一項に記載の顕微鏡。 - 請求項1から24のいずれか一項に記載の少なくとも1つの顕微鏡(9)と、少なくとも1つの携帯端末機器(3)とを備える顕微鏡システムであって、少なくとも1つの顕微鏡(9)の顕微鏡制御が、少なくとも部分的に少なくとも1つの携帯端末機器(3)を介して行われ、該携帯端末機器は、制御すべき顕微鏡(9)とワイヤレス無線インタフェースを介して接続されている、ことを特徴とする顕微鏡システム。
- 複数の顕微鏡(9)が、それぞれの顕微鏡(9)と接続された少なくとも1つの携帯端末機器(3)を介して同時に制御されるように構成されている、ことを特徴とする請求項25に記載の顕微鏡システム。
- 顕微鏡(9)と携帯端末機器(3)との間の無線接続は、以下の1つまたは複数の特徴のために構成されている:すなわち、
・顕微鏡メタデータの交換;
・所期のようにアクセス許可するための顕微鏡のブロック能力(ユーザ権限(アクセスないし制御許可)管理);
・特定の顕微鏡への携帯端末機器の持続的接続;
・機器を所期のように操作し、ブロックし、問い合わせし、アップデートするための、ファシリティマネージャまたはファクトリーマネージャのような上位のマネージャとの携帯端末機器(3)の相互作用;
・端末機器(3)の識別、および端末機器(3)と顕微鏡(9)との間の自動接続形成;
のために構成されている、ことを特徴とする請求項25または26に記載の顕微鏡システム。 - 顕微鏡システムの顕微鏡(9)に対するユーザの認証が、当該ユーザの携帯端末機器(3)により、当該携帯端末機器(3)が顕微鏡(9)の無線システムの第1の無線特性を介して当該顕微鏡と接続されることによって行われ、引き続き前記認証は、自動的にまたはユーザのログインによって行われる、ことを特徴とする請求項25から27のいずれか一項に記載の顕微鏡システムの使用法。
- 前記第1の無線特性は、到達距離(1’)の短い無線システムにより、または顕微鏡に組み込まれた到達距離の短いWLANルータにより形成される、ことを特徴とする請求項28に記載の使用法。
- ユーザの認証後、前記顕微鏡(9)は、当該顕微鏡(9)の無線システムの第2の無線特性を介して少なくとも1つの顕微鏡外部の機器と接続される、ことを特徴とする請求項28または29に記載の使用法。
- 前記少なくとも1つの外部の機器は、前記顕微鏡システムのインフラストラクチャを提供するための計算能力またはデータを記憶するための記憶能力を有する、ことを特徴とする請求項30に記載の使用法。
- 顕微鏡使用中に生成されたデータを、WLANを介してクラウド上のユーザディレクトリに直接ストリーミングし、ユーザ機器と世界中でデータ同期化を行うことができるようにする、ことを特徴とする請求項28から31のいずれか一項に記載の使用法。
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