JP6225839B2 - デマンド一括監視システム、デマンド一括監視装置、およびデマンド監視装置 - Google Patents

デマンド一括監視システム、デマンド一括監視装置、およびデマンド監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6225839B2
JP6225839B2 JP2014118288A JP2014118288A JP6225839B2 JP 6225839 B2 JP6225839 B2 JP 6225839B2 JP 2014118288 A JP2014118288 A JP 2014118288A JP 2014118288 A JP2014118288 A JP 2014118288A JP 6225839 B2 JP6225839 B2 JP 6225839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
demand
time
monitoring
monitoring device
collective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014118288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015027251A (ja
Inventor
鈴木 健司
健司 鈴木
智彦 秋山
智彦 秋山
勇樹 野邊
勇樹 野邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014118288A priority Critical patent/JP6225839B2/ja
Publication of JP2015027251A publication Critical patent/JP2015027251A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6225839B2 publication Critical patent/JP6225839B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/222Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

本発明は、複数の監視拠点のデマンド(デマンド時限内の平均電力)を一括して監視するデマンド一括監視システム、デマンド一括監視システムに使用されるデマンド一括監視装置、およびデマンド一括監視システムに使用されるデマンド監視装置に関するものである。
従来のデマンド監視は、デマンド監視装置を用いて、発振装置付電力量計からのパルス数により電力量を取得し、デマンド時限中にデマンドが契約需用電力を超えないように現在電力を監視し、超えそうなときには超えないように負荷制御を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の監視拠点のデマンド監視を行うデマンド一括監視システムではそれぞれの監視拠点にデマンド監視装置を設け、それぞれのデマンドを監視するとともに、各監視拠点のデマンド監視装置からそれぞれデマンドをデマンド一括監視装置に集め、全体デマンドを監視していた(特許文献2参照)。そして、この全体デマンドの算出には、各監視拠点のデマンドを単純に合算することで全体デマンドとしていた。
特公昭59−44858号公報 特開2001‐320832号公報
従来のデマンド一括監視装置では、ネットワークに接続された任意のグループに属する各監視拠点の現在デマンド(デマンド時限の途中における計量値)を単純に合算することで全体の現在デマンドを監視していた。しかし、単純に各現在デマンドを合算した場合、図11のように各監視拠点に設置された各デマンド監視装置の各々のデマンド時限20,21,22の時間的ずれにより、各監視拠点の現在デマンドがバラバラにゼロにもどるため、単純に各現在デマンドを合算して得られた合算値であるデマンド一括監視装置における全体の現在デマンド23は、単調増加にならず、デマンド時限の切り替り付近で増減が生じる。また、この増減により各監視拠点のデマンド時限の終了時のデマンドの合算値と、デマンド一括監視装置で合算した全体デマンド(デマンド監視の各監視拠点の現在デマンドの合算値における最終値)とが一致せず、正確なデマンド監視および適切な負荷制御ができないという問題があった。
また、現在の負荷状態が続いた場合にデマンド時限の終了時のデマンドがいくらになるかを予測した予測デマンドにおいても、各デマンド監視拠点の予測デマンドをデマンド一括監視装置で単純に合算して全体予測デマンドを算出すると、各監視拠点のデマンド時限の時間的ずれにより、全体予測デマンドが単調増加にならず、時限の切り替り付近で予測デマンドが減少してしまい、デマンド一括監視装置におけるデマンド時限の終了時に全体予測デマンドと全体デマンドとが一致しないこととなり、正確なデマンド監視および適切な負荷制御ができないという問題があった。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、各監視拠点のデマンド時限が時間的にずれている場合においても、各監視拠点のデマンドの合算値とデマンド一括監視装置の全体デマンドとを等しくなるようにするとともに、デマンド一括監視装置におけるデマンド時限の終了時に全体予測デマンドと全体デマンドとが等しくなるようにすることを目的とするものである。
この発明に係わるデマンド一括監視システムは、複数の監視拠点のデマンド監視装置の各々のデマンド値を前記デマンド監視装置の各々からネットワークを介して取得しデマンド監視装置の各々のデマンド値を合算して全体デマンド値を生成するデマンド一括監視装置において、デマンド監視装置の各々のデマンド時限を取得して各々のデマンド時限のうちのデマンド時限が最も遅いデマンド監視装置のデマンド時限が全体デマンド時限に設定されるとともに、全体デマンド時限が開始してからデマンド監視装置のデマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の現在デマンド値を合算し、デマンド監視装置のデマンド時限が終了してから全体デマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の前回デマンド値を合算するものである。
この発明によれば、デマンド一括監視装置において、デマンド監視装置の各々のデマンド時限を取得して各々のデマンド時限のうちのデマンド時限が最も遅いデマンド監視装置のデマンド時限が全体デマンド時限に設定されるとともに、全体デマンド時限が開始してからデマンド監視装置のデマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の現在デマンド値を合算し、デマンド監視装置のデマンド時限が終了してから全体デマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の前回デマンド値を合算するので、各監視拠点のデマンド時限が時間的にずれている場合においても全体デマンドを単調増加させ、各監視拠点の現在デマンドの時限の最終値の合算値と全体デマンドの時限の最終値とを等しくなるという効果がある。
本発明の実施の形態1におけるデマンド一括監視システムの全体の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1によるデマンド一括監視装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1によるデマンド監視装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1によるデマンド一括監視装置の現在デマンド合算機能を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1によるデマンド一括監視装置の現在デマンド合算機能を示すフローチャートのサブルーチンである。 本発明の実施の形態1によるデマンド一括監視装置の予測デマンド合算機能を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1によるデマンド一括監視装置の予測デマンド合算機能を示すフローチャートのサブルーチンである。 本発明の実施の形態2によるデマンド監視装置の停復電時の時刻補正機能を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3によるデマンド監視装置の停復電時の時刻補正機能を示すブロック図である。 本発明のデマンド一括監視装置を用いた全体デマンドの説明図である。 従来のデマンド一括監視装置を用いた全体デマンドの説明図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1のデマンド一括監視装置を図1〜図3を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態1におけるデマンド一括監視装置の全体の構成を示すブロック図であり、各監視拠点の管理用計器や、参考用計器、その他電力量を計量可能な計測器である5a,5b(本実施の形態では電力量計(取引計器)を例示してある)から、各監視拠点のデマンド監視装置3a,3bに計量値をパルスやデジタルデータ等の計量値伝達手段4a,4bで伝送し、監視拠点ごとのデマンド監視及び負荷制御を行う。各監視拠点のデマンド監視装置はイーサネット(登録商標)や無線通信などのネットワーク2によってデマンドの情報や負荷の制御情報などを伝送し、各監視拠点のデマンドをデマンド一括監視装置1にて合算した全体のデマンドをデマンド一括監視装置1のディスプレイ(表示部)6やネットワーク2上のパソコン7で表示する構成である。
図2は、図1のデマンド一括監視装置1の構成を示すブロック図であり、デマンド一括監視装置1は、図2に例示のように、通信部101、全体時限の判定機能102、現在デマンド選択機能103、予測デマンド選択機能104、全体現在デマンド合算機能105、全体予測デマンド合算機能106、および表示部107を有している。
通信部101は各監視拠点のデマンド監視装置3a、3bからネットワーク2を介して、デマンド時限の残り時間、現在デマンド値、前回デマンド値、予測デマンド値を取得する。全体時限の判定機能102は各監視拠点のデマンド監視装置3a、3bのデマンド時限の残り時間を使って、最も時限の切り替りが遅い監視拠点のデマンド監視装置の時限を全体デマンド時限として決定する。現在デマンド選択機能103は全体デマンド時限よりも早く時限が切り替った監視拠点からは前回デマンドを取得し、時限が切り替っていない監視拠点からは現在デマンドを取得する。
現在デマンド選択機能103にて取得した現在デマンドもしくは前回デマンドを全体現在デマンド合算機能105にて合算し、表示部107にてグラフ、表等のイメージを作成し、ディスプレイ(表示部)6に表示することでユーザーに全体現在デマンドを示し、予測デマンド選択機能104は取得した予測デマンドもしくは前回デマンドを全体予測デマンド合算機能106にて合算し、表示部107にてグラフ、表等のイメージを作成し、ディスプレイ(表示部)6に表示することでユーザーに全体予測デマンドを示す構成である。
図3は、図1のデマンド監視装置3a、3bの構成を示すブロック図であり、図3ではデマンド監視装置3a、3bの各々を代表してデマンド監視装置3と表記してある。
デマンド監視装置3は、時計機能301、現在デマンド計測機能302、前回値記憶部303、予測デマンド計算機能304、および通信部305を有している。
時計機能301にてデマンド時限の残り時間をカウントし、現在デマンド計測機能302にて各デマンド時限の現在デマンドを計測し、デマンド時限が切り替った場合には前回値記憶部303に前回値を記憶する。この前回値が前回デマンド値である。
予測デマンド計算機能304ではデマンド時限の残り時間と現在デマンド値から予測デマンドを計算する。
通信部305は時計機能301にてカウントしたデマンド時限の残り時間、現在デマンド計測機能302で計測した現在デマンド値、前回値記憶部303にて記憶してある前回デマンド値、予測デマンド計算機能304にて計算した予測デマンド値をネットワーク2に伝送する。
図4、図5は図2のデマンド一括監視装置1での全体現在デマンド合算機能105の処理についてフローチャートで例示したものである。デマンド一括監視装置1は、全体デマンド時限を決めるために、ネットワーク2を介して接続された各デマンド監視装置3a,3bからデマンド時限を取得し、ステップS101にて各デマンド監視装置3a,3bのデマンド時限を比較し、どのデマンド監視装置のデマンド時限の切り替りが一番遅いかを判定する。この判定によりデマンド一括監視装置1は、一番遅いデマンド時限を全体デマンド時限とする。
デマンド時限が一番遅いデマンド監視装置のデマンド時限が前記全体デマンド時限と等しいため、デマンド一括監視装置1での現在デマンドの合算には、合算の都度、デマンド時限が一番遅いデマンド監視装置の現在デマンド値を常に用いる。
デマンド時限が一番遅いデマンド監視装置以外のデマンド監視装置については、デマンド一括監視装置1での現在デマンドの合算には、ステップS102のサブルーチン内にて、全体のデマンドとして合算するデマンド値を選択する。
ステップS102のサブルーチン内では、図5示すに示す処理をすべてのデンマンド監視装置について行うが、ここでは、簡略化のため1台分の処理として記載している。まず、取得してきた個別のデマンド監視装置のデマンド時限の残り時間と前記全体デマンド時限の残り時間とをステップS104にて比較し、全体デマンド時限の残り時間が或る一の個別のデマンド監視装置(例えばデマンド監視装置3a)のデマンド時限の残り時間よりも多ければ、当該或る一の個別のデマンド監視装置のデマンド時限が終了していないと判定し、ステップS105にて前記或る一の個別のデマンド監視装置の現在デマンド値を用いる。
前記全体デマンド時限の残り時間が他の一の個別のデマンド監視装置(例えばデマンド監視装置3b)のデマンド時限の残り時間よりも少なければ、当該他の一の個別のデマンド監視装置のデマンド時限が終了していると判断し、ステップS106にて当該他の一の個別のデマンド監視装置の前回デマンド値を用いる。
前記全体デマンド時限の残り時間と前記各デマンド監視装置の各々のデマンド時限の残り時間との比較により決定されたデマンド値を、デマンド一括監視装置1における現在デマンド合算処理の度にデマンド一括監視装置1で合算し、デマンド一括監視装置1において全体現在デマンドとする(ステップS103)。
なお、ステップS102のサブルーチン内では、図5示すに示す処理をすべてのデンマンド監視装置について行うが、ここでは、簡略化のため1台分の処理として記載している。
図10は図4、図5のフローチャートに基づく全体デマンドの計算例を示す説明図である。デマンド監視装置A,B,Cのそれぞれのデマンドのグラフ10,11,12は時間をあわせて並べられている。図5に示す処理によってデマンドのグラフ10,11,12は補正されて、補正後のデマンドはグラフ13,14,15となる。図4のステップS203の処理によって補正後のデマンドのグラフ13,14,15が合算されると、全体デマンドはグラフ16のように単調増加となり、デマンド時限の切り替り付近で増減は発生しない。
図6、図7は図2のデマンド一括監視装置1での全体予測デマンド合算機能106の処理についてフローチャートで例示したものであり、この全体予測デマンド合算機能106の内容は、段落0015および0016で前述した全体現在デマンド合算機能105の処理と同じ処理手法により、段落0015および0016で前述した現在デマンドを予測デマンドに置き換えて処理するものである。
つまり、デマンド一括監視装置1は、全体のデマンド時限を決めるために、ネットワーク2を介して接続された各デマンド監視装置3a,3bからデマンド時限を取得し、ステップS201にて各デマンド監視装置3a,3bのデマンド時限を比較し、どのデマンド監視装置のデマンド時限の切り替りが一番遅いかを判定する。この判定によりデマンド一括監視装置1は、一番遅いデマンド時限を全体デマンド時限とする。
デマンド時限が一番遅いデマンド監視装置のデマンド時限が前記全体デマンド時限と等しいため、デマンド一括監視装置1での予測デマンドの合算には、合算の都度、デマンド時限が一番遅いデマンド監視装置の予測デマンド値を常に用いる。
デマンド時限が一番遅いデマンド監視装置以外のデマンド監視装置については、デマンド一括監視装置1での予測デマンドの合算には、ステップS202のサブルーチン内にて、全体予測デマンドの合算に用いる予測デマンド値を選択する。
ステップS202のサブルーチン内では、図7示すに示す処理をすべてのデンマンド監視装置について行うが、ここでは、簡略化のため1台分の処理として記載している。
このサブルーチン内では、まず、取得してきた個別のデマンド監視装置のデマンド時限の残り時間と前記全体デマンド時限の残り時間とをステップS204にて比較し、全体デマンド時限の残り時間が或る一の個別のデマンド監視装置(例えばデマンド監視装置3a)のデマンド時限の残り時間よりも多ければ、当該或る一の個別のデマンド監視装置のデマンド時限が終了していないと判定し、ステップS205にて前記或る一の個別のデマンド監視装置の予測デマンド値を用いる。
前記全体デマンド時限の残り時間が他の一の個別のデマンド監視装置(例えばデマンド監視装置3b)のデマンド時限の残り時間よりも少なければ、当該他の一の個別のデマンド監視装置のデマンド時限が終了していると判断し、ステップS206にて当該他の一の個別のデマンド監視装置の前回デマンド値を用いる。
前記全体デマンド時限の残り時間と前記各デマンド監視装置の各々のデマンド時限の残り時間との比較により決定された予測デマンド値を、デマンド一括監視装置1における予測デマンド合算処理の度にデマンド一括監視装置1で合算し、デマンド一括監視装置1において全体予測デマンドとする(ステップS203)。
実施の形態2.
実施の形態2は停復電時の時刻補正機能を持つデマンド監視装置を用いたデマンド一括監視の事例であり、図8に例示のように、デマンド監視装置3は、取引用計器(図3における電力量計5など)からパルス信号を取得し、デマンド演算機能501(前述の図3における現在デマンド計測機能302、前回値記憶部303、予測デマンド計算機能304、などによるデマンド演算機能)にてデマンド演算を行い、実施の形態1と同様にデマンド値をデマンド一括監視装置1に通信部508(図3における通信部305に相当)から送信する。
デマンド監視装置3の時刻は商用周波計時機能502によって計時され、現在時刻503である。現在時刻503は取引用計器の時刻に合わせるが、デマンド一括監視装置によって監視される取引用計器の時刻はデマンド一括監視装置と時間的にずれていることから前述の実施の形態1のようにデマンド一括監視装置における特別な合算処理を行う。従って、デマンド監視装置に停電が生じた場合には、デマンド監視装置では、復電時に時刻が時間的にずれないように、それぞれのデマンド監視装置で個別に時刻を再設定する必要がある。
停電が生じた場合、デマンド監視装置3の商用周波計時機能502は計時を行わない。そのため、復電時に正しく時刻を設定するため、図8のようにデマンド監視装置にバッテリー505と水晶振動子504とを組み込み、停電時にも計時を行うことにより、デマンド監視装置3に停電が生じた場合には、デマンド監視装置3では、復電時に時刻が時間的にずれないようにすることができ、前述の実施の形態1のデマンド一括監視装置における特別な合算処理の処理結果の信頼性を上げることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、図9のように、デマンド監視装置3が時刻補正機能506と記憶装置507とを持つ事例である。デマンド監視装置3の復電時にデマンド監視装置3で正しく時刻を設定するためにデマンド一括監視装置1とデマンド監視装置3の商用周波計時機能502にて計時した現在時刻504との時間的ずれを時刻補正機能506にて演算し、時刻補正値として記憶装置507に保持しておき、復電時にデマンド一括監視装置1の時刻を通信部508(図3における通信部305に相当)にて取得し、デマンド一括監視装置1の時刻とデマンド監視装置3の時刻補正値とから演算を行い、デマンド監視装置3で正しい現在時刻を設定することができ、前述の実施の形態1のデマンド一括監視装置における特別な合算処理の処理結果の信頼性を上げることができる。
この発明の実施の形態1〜3は前述のような事例であり、総括すれば、以下のような特徴を有しているといえる。
特徴1:複数の監視拠点のデマンド監視装置の各々のデマンド値を前記デマンド監視装置の各々からネットワークを介して取得し前記デマンド監視装置の各々のデマンド値を合算して全体デマンド値を生成するデマンド一括監視装置において、
前記デマンド監視装置の各々のデマンド時限を取得して前記各々のデマンド時限のうちのデマンド時限が最も遅いデマンド監視装置のデマンド時限が全体デマンド時限に設定されるとともに、
前記全体デマンド時限が開始してから前記デマンド監視装置のデマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の現在デマンド値を合算し、前記デマンド監視装置のデマンド時限が終了してから前記全体デマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の前回デマンド値を合算する
ことを特徴とするデマンド一括監視装置である。
特徴2: 特徴1に記載のデマンド一括監視装置において、前記デマンド時限が最も遅いデマンド監視装置は、前記デマンド監視装置の各々のデマンド時限の残りの時間に基づいて決定されるデマンド一括監視装置である。
特徴3:特徴2に記載のデマンド一括監視装置において、前記デマンド一括監視装置が、前記デマンド監視装置の各々のデマンド時限の残りの時間を前記デマンド監視装置から取得するデマンド一括監視装置である。
特徴4: 特徴1〜3の何れか一に記載のデマンド一括監視装置において、前記全体デマンド時限が開始してから前記デマンド監視装置のデマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の予測デマンド値を、前記デマンド監視装置のデマンド時限が終了してから前記全体デマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の前回のデマンド時限における予測デマンド値を合算するデマンド一括監視装置である。
特徴5: 特徴4にデマンド一括監視装置において、前記前回のデマンド時限における予測デマンドは、前記デマンド監視装置から取得した前回デマンド値に基づいて設定されるデマンド一括監視装置である。
特徴6: 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のデマンド一括監視装置を有することを特徴とするデマンド一括監視システムである。
特徴7: 特徴6にデマンド一括監視システムにおいて、各監視拠点のデマンド監視装置の各々が、前記デマンド時限の基準となる現在時刻を、復電時に停電前の現在時刻に合わせる手段を有しているデマンド一括監視システムである。
特徴8: 特徴6にデマンド一括監視システムにおいて、各監視拠点のデマンド監視装置の各々が、前記デマンド時限の基準となる現在時刻を、復電時に前記デマンド一括監視装置の前記全体デマンド時限の現在時刻に合わせる手段を有しているデマンド一括監視システムである。
特徴9: 各監視拠点のデマンド監視装置の各々のデマンド値を前記デマンド監視装置の各々からネットワークを介してデマンド一括監視装置が取得し前記デマンド監視装置の各々のデマンド値を合算して全体デマンド値を生成するデマンド一括監システムに使用されるデマンド監視装置であって、前記デマンド時限の基準となる現在時刻を、復電時に停電前の現在時刻に合わせる手段を有しているデマンド監視装置である。
特徴10: 各監視拠点のデマンド監視装置の各々のデマンド値を前記デマンド監視装置の各々からネットワークを介してデマンド一括監視装置が取得し前記デマンド監視装置の各々のデマンド値を合算して全体デマンド値を生成するデマンド一括監システムに使用されるデマンド監視装置であって、前記デマンド時限の基準となる現在時刻を、復電時に前記デマンド一括監視装置の前記全体デマンド時限の現在時刻に合わせる手段を有しているデマンド監視装置である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を適宜、変形、省略することができる。
なお、各図中、同一符合は同一または相当部分を示す。
5,5a,5b 電力量計(取引計器)、6 ディスプレイ(表示部)、
7 パソコン、 101,305,508 通信部、
102 全体デマンド時限の判定機能、103 現在デマンド選択機能、
104 予測デマンド選択機能、 105 全体現在デマンド合算機能、
106 全体予測デマンド合算機能、 107 表示部、
301 時計機能、 302 現在デマンド計測機能、
303 前回値記憶部、 304 予測デマンド計算機能、
501 デマンド演算機能、 502 商用周波計時機能、
503 現在時刻、 504 水晶振動子、
505 バッテリー、 506 現在時刻補正機能、
S101 デマンド時限の比較、 S102 サブルーチン1、
S103 全体現在デマンド合算機能、S104 時限の残り時間判定、
S105 現在デマンドを選択、 S106 前回デマンドを選択、
S201 デマンド時限の比較、 S202 サブルーチン2、
S203 全体予測デマンド合算機能、S204 時限の残り時間判定、
S205 予測デマンドを選択、 S206 前回デマンドを選択、
10,20 デマンド監視装置Aデマンドグラフ、
11,21 デマンド監視装置Bデマンドグラフ、
12,22 デマンド監視装置Cデマンドグラフ、
13 補正後のデマンド監視装置Aデマンドグラフ、
14 補正後のデマンド監視装置Bデマンドグラフ、
15 補正後のデマンド監視装置Cデマンドグラフ、
16 本発明のデマンド一括監視装置の全体デマンドグラフ、
23 従来のデマンド一括監視装置の全体デマンドグラフ。

Claims (9)

  1. 複数の監視拠点のデマンド監視装置の各々のデマンド値を前記デマンド監視装置の各々からネットワークを介して取得し前記デマンド監視装置の各々のデマンド値を合算して全体デマンド値を生成するデマンド一括監視装置において、
    前記デマンド監視装置の各々のデマンド時限を取得して前記各々のデマンド時限のうちのデマンド時限が最も遅いデマンド監視装置のデマンド時限が全体デマンド時限に設定されるとともに、
    前記全体デマンド時限が開始してから前記デマンド監視装置のデマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の現在デマンド値を合算し、前記デマンド監視装置のデマンド時限が終了してから前記全体デマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の前回デマンド値を合算する
    ことを特徴とするデマンド一括監視装置。
  2. 前記デマンド時限が最も遅いデマンド監視装置は、前記デマンド監視装置の各々のデマンド時限の残りの時間に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のデマンド一括監視装置。
  3. 前記デマンド一括監視装置が、前記デマンド監視装置の各々のデマンド時限の残りの時間を前記デマンド監視装置から取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデマンド一括監視装置。
  4. 前記全体デマンド時限が開始してから前記デマンド監視装置のデマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の予測デマンド値を、前記デマンド監視装置のデマンド時限が終了してから前記全体デマンド時限が終了するまでは当該デマンド監視装置の前回のデマンド時限における予測デマンド値を合算する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のデマンド一括監視装置。
  5. 前記前回のデマンド時限における予測デマンドは、前記デマンド監視装置から取得した前回デマンド値に基づいて設定される
    ことを特徴とする請求項4に記載のデマンド一括監視装置。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のデマンド一括監視装置を有することを特徴とするデマンド一括監視システム。
  7. 各監視拠点のデマンド監視装置の各々が、前記デマンド一括監視装置と当該デマンド監視装置で計時した現在時刻のずれを時刻補正値として記憶する記憶装置と、
    復電時に前記デマンド一括監視装置から取得した現在時刻と前記時刻補正値から当該デマンド監視装置の時刻を補正する時刻補正機能部と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のデマンド一括監視システム。
  8. 各監視拠点のデマンド監視装置の各々が、前記デマンド時限の基準となる現在時刻を、
    復電時に前記デマンド一括監視装置の前記全体デマンド時限の現在時刻に合わせる手段を
    有している請求項6に記載のデマンド一括監視システム。
  9. 各監視拠点のデマンド監視装置の各々のデマンド値を前記デマンド監視装置の各々からネットワークを介してデマンド一括監視装置が取得し前記デマンド監視装置の各々のデマンド値を合算して全体デマンド値を生成するデマンド一括監システムに使用されるデマンド監視装置であって、
    前記デマンド一括監視装置と当該デマンド監視装置で計時した、デマンド時限の基準となる現在時刻のずれを時刻補正値として記憶する記憶装置と、
    復電時に前記デマンド一括監視装置から取得した現在時刻と前記時刻補正値から当該デマンド監視装置の時刻を補正する時刻補正機能部と、
    を有することを特徴とするデマンド監視装置。
JP2014118288A 2013-06-17 2014-06-09 デマンド一括監視システム、デマンド一括監視装置、およびデマンド監視装置 Active JP6225839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014118288A JP6225839B2 (ja) 2013-06-17 2014-06-09 デマンド一括監視システム、デマンド一括監視装置、およびデマンド監視装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013126385 2013-06-17
JP2013126385 2013-06-17
JP2014118288A JP6225839B2 (ja) 2013-06-17 2014-06-09 デマンド一括監視システム、デマンド一括監視装置、およびデマンド監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015027251A JP2015027251A (ja) 2015-02-05
JP6225839B2 true JP6225839B2 (ja) 2017-11-08

Family

ID=52491485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014118288A Active JP6225839B2 (ja) 2013-06-17 2014-06-09 デマンド一括監視システム、デマンド一括監視装置、およびデマンド監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6225839B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60229629A (ja) * 1984-04-26 1985-11-15 三菱電機株式会社 デマンドコントロ−ル装置
JP2005164561A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Ipb:Kk 電力計測方式
JP3953479B2 (ja) * 2004-06-28 2007-08-08 コスモライフ株式会社 使用電力監視システムおよび負荷率演算表示方法
JP2006060911A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Osaka Gas Co Ltd デマンド管理システム
JP2006349241A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 With Mate:Kk 駆動制御装置
JP2007129837A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Sanyo Special Steel Co Ltd デマンド制御装置
US9271057B2 (en) * 2010-02-22 2016-02-23 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for time synchronization and measurement of power distribution systems

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015027251A (ja) 2015-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6361643B2 (ja) 蓄電サービスシステム
JP2008076295A (ja) 電池寿命予測システム、電池寿命予測方法、通信端末装置、電池寿命予測装置、データ送信プログラム、電池寿命予測プログラム、および、プログラムを格納したコンピュータ読取可能記録媒体
JP2007020314A (ja) 電力需給予測システム
JP5960017B2 (ja) 電池劣化判定装置、抵抗値算出装置、電池劣化判定方法およびプログラム
JP2014025739A (ja) 電池状態推定装置
US20140365026A1 (en) Signature generating apparatus, signature generating method, computer program product, and electrical power consumption calculation system
JP2018196257A (ja) 電力由来管理システム及び電力由来管理方法
JP6812246B2 (ja) 活動レベル判定サービス方法及びシステム
JP6225839B2 (ja) デマンド一括監視システム、デマンド一括監視装置、およびデマンド監視装置
JP5888499B2 (ja) 温度伝送器
KR20140022986A (ko) 리얼 타임 클럭 장치
JP5945820B2 (ja) エネルギー管理装置、エネルギー管理システム、プログラム
WO2017183232A1 (ja) 制御装置、制御システム、制御方法及びプログラム
JP6128624B2 (ja) 電力消費量推定装置、電力消費量推定方法およびプログラム
JP2014020923A (ja) 計測量監視装置、プログラム
JP5766580B2 (ja) 遠隔監視装置
JP7091156B2 (ja) パルス発生装置
JP6147205B2 (ja) メータデータ確認装置及びメータデータ確認方法
JP2021099898A (ja) 二次電池管理装置及び二次電池管理方法
JP2014153337A (ja) 電力量算出装置および電力量算出システム
JP6261970B2 (ja) 電池劣化判定装置、電池劣化判定方法および電池劣化判定プログラム
JP7214384B2 (ja) デマンド監視装置
JP2006184218A (ja) 電力量計
KR101806243B1 (ko) 프로파일에 기초한 전력 계량방법 및 시스템
JP5752187B2 (ja) データ処理装置、エネルギー管理システム、データ処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170925

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6225839

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250