JP6224629B2 - 封止装置およびこの装置を備えた容器 - Google Patents

封止装置およびこの装置を備えた容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6224629B2
JP6224629B2 JP2014560386A JP2014560386A JP6224629B2 JP 6224629 B2 JP6224629 B2 JP 6224629B2 JP 2014560386 A JP2014560386 A JP 2014560386A JP 2014560386 A JP2014560386 A JP 2014560386A JP 6224629 B2 JP6224629 B2 JP 6224629B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt
plug
sealing device
diameter
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014560386A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015512835A (ja
Inventor
アネア アントワーヌ
アネア アントワーヌ
Original Assignee
ビオコルプ プロドゥクシオン
ビオコルプ プロドゥクシオン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビオコルプ プロドゥクシオン, ビオコルプ プロドゥクシオン filed Critical ビオコルプ プロドゥクシオン
Publication of JP2015512835A publication Critical patent/JP2015512835A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6224629B2 publication Critical patent/JP6224629B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/002Closures to be pierced by an extracting-device for the contents and fixed on the container by separate retaining means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

本発明は、容器の頸部を封止するように設計された円形栓ならびにキャップを含む、容器用封止装置に関する。本発明は同様に、このような封止装置を備えた、例えば薬剤カートリッジなどの容器にも関する。
液体形態の非経口投与により注入可能な一部の薬剤を、「カートリッジ」と呼ばれる直径が7mmで封止用ワッシャーにより封止されたガラス製容器内に保管することは公知である。このように保管された薬剤は、例えば歯科治療などのためにシリンジ内でまたはインジェクタペン内でいつでも使用できる状態にある。
ひとたび薬剤が充填されたならば、カートリッジは通常、アルミニウム製のカプセルにより覆われた封止用ワッシャーにより封止される。前記封止原理は、それが薬剤の有効成分の優れた安定性ならびに保存すべき薬剤の無欠性を保証することから、広く使用されている。現行のシステムの場合、封止用ワッシャーはアルミニウム製カプセルの内部に予め設置され、次にこれはローレットを用いてカートリッジの頸部に圧着される。アルミニウム製カプセルを圧着するこのような方法は、アルミニウム、ガラスまたはアルミニウム製カプセル上に塗布される塗料由来の破片を生成する確率が高く、そのため前記方法は、ISOの規格14644号にしたがったISO5クラスのクリーンルーム内での使用に適合しない。その上、封止用ワッシャーが、外部に対するカートリッジの内部容積の隔離というその機能を果たせず、その結果薬剤の有効成分が劣化する危険性がある程度までに、カートリッジに対して封止用ワッシャーが回転する危険性がなおも残っている。最後に、圧着中に放出されるアルミニウム、ガラスまたは塗料の粒子は、カプセルを介してアクセス可能である封止用ワッシャーの上部表面を汚染する確率が高い。カートリッジの内容物を採取するために封止用ワッシャーを穿孔している間に、封止用ワッシャーの表面上に被着した前記粒子は、カートリッジ内に入っている製品ひいては患者を汚染する危険性がある。このことは、カートリッジ内に包装された一部の薬剤が、例えばインシュリンインジェクタペンのようなインジェクタペンを用いて長期治療のために使用されることから、なおさら重要である。
特許文献1から、封止装置の栓のまわりで不動化されるように意図されているマルチピースプラスチック材料製のキャップを使用することが公知である。前記比較的複雑な構造は、製造コストが高いと同時に嵩も高く、そのためこれは、カートリッジなどの小さな断面サイズの容器の封止には適していない。その上、特許文献1から公知である装置の寸法をカートリッジなどの小さい断面寸法の容器上でのその使用を考慮して縮小した場合、容器の頸部に栓をしっかりと固定するために必要な圧縮力は、前記栓の半径方向膨張を結果としてもたらして、キャップを引裂する確率が高いと考えられる。
特許文献2は、軸部を伴う栓を含む封止装置のキャップのスカート内に側方切込みを具備することを教示している。栓上に高い軸方向圧力がある場合、栓がこれらの切込みを通してキャップから外に出て、頸部と栓の気密性が圧力によって改善されない可能性がある。
国際公開第94/04424号パンフレット(WO-A-94/04424) 米国特許出願公開第2010089862号(US-A-2010089862)
本発明は、より具体的には、カートリッジに極めて好適であり、その物理的無欠性の喪失の危険性なく容器の内容物の効果的な隔離を可能にする新しい封止装置を提案することによって、前記欠点を克服するように意図されている。
この目的で、本発明は、容器用の封止装置において、容器の頸部を封止するように設計された円形栓と、頸部および前記頸部上に取付けられた栓の両方を覆うことのできる合成材料製のキャップとを含み、前記キャップには頸部上へのロック手段が具備されている封止装置に関する。
本発明において、
キャップは、一体構造であり、容器の頸部のカラーを半径方向に取り囲むことのできるスカート、ならびに栓に常時アクセスできるようにする中央開口部が具備された環状部分を有し、スカートは栓を外嵌するための少なくとも2つの外嵌部域を有し、スカートは、その内側半径方向表面上および栓を外嵌するための2つの外嵌部域の間に、栓の最小応力直径よりも厳密に大きい直径を伴う解放部域を有し、栓はエラストマー製のワッシャーである
本発明の結果、合成材料製のキャップの一体構造により、このキャップはコストが魅力的なものでありながら、栓の隔離機能を有効に提供することができる。容器の頸部上へのその設置により、金属または塗料の粒子が放出される確率は低い。栓を外嵌するための外嵌部域は、容器上へのキャップの設置前にキャップの内側に栓を一時的に保持することを可能にしている。解放部域は、バイアル瓶(vial)の底面と反対側の頸部の表面に対して栓をしっかりと固定する軸圧縮力に曝露された場合に栓の半径方向膨張に対処することを可能にしている。こうして、キャップは、栓が半径方向に膨張することで及ぼす遠心力に曝露された場合でも破断または引裂する確率は低い。
有利ではあるが必須ではない本発明の態様によると、このような封止装置は、以下の特徴の1つ以上を、許容可能なあらゆる技術的組合せで有していてよい。
カートの外径は、8.5mm未満、好ましくは8.25mm未満であり、より好ましくは8.1mmに等しい。
各解放部域内において、スカートは、0.35mm未満、好ましくは0.3mm未満に等しい半径方向厚みを有する。
スカートは、中心軸を中心にして均等に分布した栓を外嵌するための3つの外嵌部域および隣接する外嵌部域の各対の間の解放部域を有する。
ロック手段は、スカートの中心軸に対して事実上垂直な表面を各々有する歯を含み、一方各解放部域は中心軸に対して平行な方向でロック用歯と整列させられている。
スカートは、3つの解放部域を有し、各解放部域はスカートの中心軸との関係において、65°〜75°の値を有する頂角を伴う扇形上に延在している。
各々のロック用歯は、スカートの中心軸との関係において、解放部域の扇形の頂角の値よりも小さい値を有する頂角を伴う扇形上に延在している。
本発明は同様に、上述の通りの封止装置(20)が備わった容器、特に薬剤用のカートリッジにも関する。このような容器は、極めて魅力的なコストで、先行技術のものよりもさらに信頼性の高い方法で製造することができる。
有利には、容器は8.55mm〜12mmの外径を有し、封止装置のスカートが、容器の外径よりも厳密に小さい外径、好ましくは8.1mmに等しい外径を有する。
本発明は、単なる一例としてのみ示され添付図面を参照して行なわれる本発明の原理に係る封止装置および容器の一実施形態に関する以下の説明を考慮することで、より良く理解され、かつ本発明の他の利点がより明確になるものである。
本発明に係る封止装置が備わった薬剤保管カートリッジの斜視図である。 図1の平面IIに沿ったより大きな縮尺の部分断面図である。 図2に示されたカートリッジの一部分および封止装置のより小さい縮尺の分解組立斜視図である。 図2および3に示された部分の部分的に切り取られた分解組立斜視図である。 図1〜4に示されたキャップのより大きな縮尺の斜視図である。 図5中の平面VIに沿った斜視断面図である。 図5中の平面VIIに沿った断面図である。 図7中のラインVIII−VIIIに沿った断面図であり、ここで図7の断面図の平面はVII−VIIとして示されている。 図8中のラインIX−IXに沿った断面図である。 封止装置の栓が、カートリッジの頸部上への設置の前に予備組立てされた場合の斜視断面図である。 図10の形態における図7と等価の断面図である。 図11中のラインIX−IXに沿った断面図である。 図12と同じ縮尺の、図2中のラインVIII−VIIIに沿った断面図である。
図中に示されたガラス製の容器1はカートリッジ、すなわち長手方向軸X1を中心とし、外径D1が8.55〜12mmの円形断面の円筒形本体11を有する細長い形のバイアル瓶(vial)である。代替的には、カートリッジ1はプラスチック材料で作ることができる。前記カートリッジには口13を画定する頸部12が具備され、この口を通ってカートリッジ1への充填を行なうことが可能であり、この口はカラー14により取り囲まれ、このカラー上で141という番号は口13の開口部を取り囲む環状表面を表わし、142は表面141とは反対側に配向されかつ本体11および前記本体の底面15に向けられた環状表面を表わす。
底面15は、本体11の内側を軸X1に沿って可動なピストンで構成されていてよい。
封止装置20は頸部12上に組立てられ、円形で軸X21を中心とするエラストマー製のワッシャーによって形成された栓を含む。栓21の外側周囲表面211は、円錐切頭形で、同じく円盤形の別の表面213とは反対側の円盤形表面212に向って収束している。平坦で水平な表面上に底面15を有する状態で存在するカートリッジ1の正常な保管形態を考慮して、表面212は上部表面と呼ばれ、一方表面213は下部表面と呼ばれる。
封止装置20は同様に、例えばポリオキシメチレンなどのプラスチック材料の成形によって製造されるキャップ22を含む。
前記キャップは、一体構造であり、キャップ22の中心軸X22上に中心を置くスカート221を含み、その外側周囲表面222は円筒形で、軸X22を中心とする円形断面を伴う。キャップ22は同様に、スカート221から軸X22の方向に延在する環状部分231を含んでいる。前記環状部分は、軸X22を中心にして互いから120°のところで均等に分布した3つの分岐241によりスカート221に連結されている。環状部分231は、軸X22に中心を置く開口部232を画定し、これが、前記栓がキャップの内部に挿入された時点での栓21の表面212に対する常時アクセスを可能にしている。
スカート221に沿って、2つの隣接する分岐241の間で、キャップ22には3つの円弧形開口部251が具備され、これらの開口部は各々、αという頂角を有する扇形に沿って延在している。実際には、前記角度αは65°〜75°、好ましくは70°前後の値を有する。
さらに、キャップ22には、軸X22を中心として均等に分布し、キャップ22を頸部12上の所定の場所にロックするように設計された3つの歯261が具備されている。各々の歯261は、軸X22に対して事実上直交する表面262ならびに、円錐切頭形で部分231とは反対側すなわち開口部251とは反対のスカート221の縁部223に向って発散している表面263を含む。図を参照すると、前記縁部は、下縁部として言及され、一方部分231はスカート221の上縁部224のレベルに配置されているものとみなされる。
表面262は、軸X22に対し半径方向の平面内で前記表面上に整列された直線が前記軸と70°超、好ましくは75°超の角度を成すという意味において、事実上軸X22と直交している。表面262の前記配向は、表面142に接してカラー14の下で各歯261の有効な定着を提供する。
頸部12上にキャップが組立てられた形態において、各歯261の表面は表面142に対面し反対側にある。
栓21の最大無応力直径はD21maxと表わされ、これはすなわち実際には、キャップ22内に栓21が設置される前の下部表面213の直径である。栓21の最小無応力直径はD21minと表わされ、これはすなわち実際には、キャップ22内に栓21が設置される前の表面212の直径である。
スカート221には、軸X22を中心にして均等に分布した3つの部域225が具備され、その各々の中で、スカート221の内側半径方向表面226は、直径D21maxの半分に等しいかまたはわずかに小さい半径R225を有する。こうして3つの部域225は、図4の矢印F1の方向でキャップの内側に栓21が挿入された場合に、半径方向の外嵌および/または摩擦を介してキャップ22の内側に栓21を保持することを可能にする。
スカート221には、その内側表面226上に、歯261を連結し、離型中に金型内のその所定の位置にキャップ22を保持することを可能にする周囲ビード228が具備されている。
さらに、部分231には、キャップ221の内部容積側でその内側表面234上に配置され、封止装置20がカートリッジ1内に取付けられた時点で栓21の表面212内に表面的に貫入するように意図された円形リブ233が具備されている。
スカート221の内側半径方向表面226は、軸X22を中心として恒常な半径を有しておらず、表面226の半径が半径R225の値よりも大きい値R227を有する3つの部域227を含む。実際には、半径R227は、直径はD21minの半分よりも厳密に大きく、より具体的には、前記半径の半分より0.15mm超だけ大きい。換言すると、半径R227の2倍に等しい表面226の直径D227は、直径D21minよりも0.3mmだけ厳密に大きい。
したがって、栓21が図10〜12に示されている予備組立て形態でキャップ22内に置かれた場合、解放部域227のレベルで栓21の外側半径方向表面211とスカート221の内側半径方向表面226の間に、自由空間Eが配置される。前記自由空間は、キャップ22内での栓21の所定の位置での保持に影響を及ぼさないが、これは、前記所定位置での保持が外嵌部域225と栓21の相互作用によって提供されるからである。
その上、各歯261は、軸X22に対し直交し縁部224に向かって配向された肩部265を表面262の反対側に画定する背面264によって、スカート221の縁部224の方向に延長されている。背面264の内側半径R264は半径R225以下であり、こうして肩部265はスカート221の下縁部223の方向で栓211が移動する可能性に対するストッパを構成することになる。
各歯261は、軸X20との関係において、βで表わされる頂角をもつ扇形に沿って延在する。この頂角は、45°〜55°の値を有し、この値は角度αの値より小さい。
歯261は、軸X22との関係において、開口部251の扇形内に包含される扇形内に置かれる。換言すると、歯261と開口部251は、軸X22と平行な方向Δ22で2つずつ整列する。こうして、単一の作業で、キャップ22の成形中に歯261と背面264の表面262および265を形成するために摺動ブロックを用いて開口部221および解放部域227を製造することが可能になる。角度αおよびβの値は、一回の作業での前記成形を可能にする。
封止装置20が図1、2および13で示されているようにカートリッジ1上に取付けられた時点で、栓21は部分231の表面234とカラー14の表面141の間で圧縮される。リブ233は表面的に栓21内に貫入する。軸圧縮に曝露された場合、栓21は、軸X1およびX22との関係において半径方向に膨張する傾向をもち、これらの軸はこのとき組合わされる。これは、解放部域227のレベルに予め存在する空間Eを充填することにより可能である。換言すると、解放部域227は、スカート221を引裂する危険性無く口13を効果的に封止するために栓が受ける軸方向力に曝露された場合の栓21の半径方向膨張に対処することを可能にする。こうして、図12および13を比較することでわかるように、栓21は、軸圧縮を受けた場合、スカート221を引裂または可塑変形させる危険性なく、空間Eを充填することによって部域227の反対側で半径方向に膨張することができる。
本発明は、栓21に対する応力無しで測定される栓21の直径D21maxが厳密に半径R227の2倍よりも小さい場合について、図の中に示されている。実際には、表面211のテーパーのため、栓21の上部表面212のレベルにおける栓21の最小直径D21minが半径R227の2倍よりも厳密に小さいものにとどまるかぎりにおいて、前記最大直径D21maxが半径R227の2倍に等しいかさらにはそれよりもわずかに大きいことが可能である。実際、この場合、空間Eは、栓21の高さ全体にわたって延在せず、半径R227の厳密に2倍である無応力直径を有する栓の一部分の上で延在する。この場合、圧縮力に曝露された場合の栓21の半径方向膨張は、その上部表面212の近くでのみ発生する。
別の変形形態によると、栓21の表面211は円筒形であり得る。この場合、直径はD21minおよびD21maxは同一であり、栓の公称直径に等しい。このとき半径R225は前記公称直径の半分より小さく、一方直径D227は前記公称直径よりも厳密に大きい。
スカート221が、栓21の半径方向膨張によりほとんど応力を受けないことから、その半径方向厚みは小さくてもよい。詳細には、前記半径方向厚みは、解放部域227のレベルにおいて0.35mm未満、好ましくは0.3mmに等しい値e227を有することができる。部域225のレベルで、スカート221の半径方向厚みe225は、値e227よりも厳密に大きい値、実際には0.4mm超、好ましくは0.45mmに等しい値を有する。
スカート221の半径方向厚みが小さいことから、キャップ22の外径D22、すなわち表面222の直径は、直径D1よりも厳密に小さく、例えば8.1mmに等しいものであり得る。したがって、封止装置20は、カートリッジの本体との関係において半径方向に突出せず、このことはインジェクタペンまたは他の等価の装置におけるカートリッジの使用と矛盾しない。
代替的には、歯261および開口部251の部域225および227の数は、3以外であり得る。部域225の数は、予め組立てられた形態での栓21の有効な外嵌を可能にするため3以上である。
以上で企図されている実施形態および変形形態の特徴は、相互に組み合わせることができる。

Claims (15)

  1. 容器(1)用の封止装置(20)であって、
    容器の頸部(12)を封止するように設計された円形の栓(21)と、頸部および前記頸部上に取付けられた栓の両方を覆うことのできる合成材料製のキャップ(22)とを有し、前記キャップは頸部上へのロック手段(261)を備える封止装置において、
    キャップ(22)が、一体構造であり、容器の頸部のカラー(14)を半径方向に取り囲むことのできるスカート(221)、及び栓(21)に常時アクセスできるようにする中央開口部(232)を有する環状部分(231)を備え、
    スカート(221)が栓を外嵌するための少なくとも2つの外嵌部域(225)を備え、
    スカートが、その内側半径方向表面(226)上および栓を外嵌するための2つの外嵌部域(225)の間に、栓(21)の最小応力直径(D21min)よりも厳密に大きい直径(D227)を伴う解放部域(227)を備え、
    栓(21)がエラストマー製のワッシャーであることを特徴とする封止装置。
  2. 環状部分(231)が分岐(241)によりスカート(221)に連結されていること、円弧形の開口部(251)が2つの分岐の間およびスカートに沿って配置されていること、および前記開口部は、カート(221)の中心軸(X22)と平行な方向(Δ22)で、前記ロック手段に相当する歯(261)と整列させられていることを特徴とする請求項1に記載の封止装置。
  3. 前記歯(261)と前記開口部(251)とが、中心軸(X22)との関係において、整列していることを特徴とする請求項2に記載の封止装置。
  4. スカート(221)の外径(D22)が8.5mm未満、好ましくは8.25mm未満であり、より好ましくは8.1mmに等しいことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の装置。
  5. 各解放部域(227)内において、スカート(221)が0.35mm未満、好ましくは0.3mm未満に等しい半径方向厚み(e227)を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の装置。
  6. スカート(221)が、中心軸(X22)を中心にして均等に分布した栓(21)を外嵌するための3つの外嵌部域(225)と、隣接する外嵌部域の各対の間の解放部域(227)と、を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の装置。
  7. ロック手段が、スカート(221)の中心軸(X22)に対して事実上垂直な表面(262)を各々有する歯(261)を有し、および各解放部域(227)が中心軸に対して平行な方向(Δ22)でロック用歯と整列することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の装置。
  8. 各歯(261)が、中心軸(X22)に対し直交しかつスカート(221)の上縁部(224)に向かって配向された肩部(265)を画定する背面(264)によって、環状部分(231)の位置に配置されているスカート(221)の上縁部(224)の方向に延長されていることを特徴とする請求項7に記載の封止装置。
  9. 栓を外嵌するための外嵌部域(225)内のスカート(221)の内側表面(226)の半径(R225)が、栓(21)の最大無応力直径(D21max)の半分以下であることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の封止装置。
  10. 背面(264)の内側半径(R264)が、前記栓(21)を外嵌するための外嵌部域(225)内のスカート(221)の内側表面(226)の半径(R225)以下であり、こうして前記背面により画定された肩部(265)が、上縁部(224)と反対側のスカートの下縁部の方向における栓(21)の可能な移動に対する栓を構成するようになっていることを特徴とする請求項に記載の封止装置。
  11. スカート(221)が3つの解放部域(227)を有し、および各解放部域(227)がスカートの中心軸(X22)との関係において、65°〜75°の値を有する頂角(α)を伴う扇形上に延在していることを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の装置。
  12. 各々の261)が、スカート(221)の中心軸(X22)との関係において、解放部域(227)の扇形の頂角(α)の値よりも小さい値を有する頂角(β)を伴う扇形上に延在していることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 栓(21)の周囲表面が、円錐切頭形であり、第1の表面(212)の方向に収束し、 第1の表面(212)に対する常時アクセスが中央開口部(232)により提供されており、封止装置が、容器上に取付けられた時点で、環状部分(231)の内側表面(234)上に配置された円形リブ(233)が第1の表面(212)に表面的に貫入し、前記栓(21)が第2の表面(213)の方向に向かって拡がっていること、および栓の最小無応力直径(D21min)が第1の表面(212)の直径に等しいこと、および栓の最大無応力直径(D21max)が第2の表面(213)の直径に等しいことを特徴とする請求項1〜12の一項に記載の封止装置。
  14. 請求項1〜13の何れか一項に記載の封止装置(20)が備わった容器、特に薬剤用のカートリッジ(1)。
  15. 容器(1)が8.55mm〜12mmの外径(D1)を有し、封止装置(20)のスカート(221)が、容器の外径よりも厳密に小さい外径(D22)、好ましくは8.1mmに等しい外径を有することを特徴とする請求項14に記載の容器。
JP2014560386A 2012-03-09 2013-03-08 封止装置およびこの装置を備えた容器 Expired - Fee Related JP6224629B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1252143 2012-03-09
FR1252143A FR2987825B1 (fr) 2012-03-09 2012-03-09 Dispositif de bouchage et recipient equipe d'un tel dispositif
PCT/EP2013/054693 WO2013132050A1 (fr) 2012-03-09 2013-03-08 Dispositif de bouchage et recipient equipe d'un tel dispositif

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015512835A JP2015512835A (ja) 2015-04-30
JP6224629B2 true JP6224629B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=47605585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014560386A Expired - Fee Related JP6224629B2 (ja) 2012-03-09 2013-03-08 封止装置およびこの装置を備えた容器

Country Status (10)

Country Link
US (1) US9731877B2 (ja)
EP (1) EP2822870B1 (ja)
JP (1) JP6224629B2 (ja)
CN (1) CN104364165B (ja)
AU (1) AU2013229441B2 (ja)
BR (1) BR112014022201A2 (ja)
CA (1) CA2866559C (ja)
FR (1) FR2987825B1 (ja)
RU (1) RU2619099C2 (ja)
WO (1) WO2013132050A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10327986B2 (en) * 2013-07-03 2019-06-25 Sio2 Medical Products, Inc. Parenteral vial cap
US10266330B2 (en) * 2017-02-14 2019-04-23 Misumaru Sangyo Co., Ltd. Compression bag and deflation valve for use therewith
GB2561542B (en) * 2017-03-17 2019-03-20 Rabmed As Ampoule closure
EP4003867B1 (en) * 2019-07-23 2024-04-03 West Pharmaceutical Services, Inc. Vial closure assembly
CN111605879A (zh) * 2020-06-03 2020-09-01 佩里科尼(苏州)瓶盖制造有限公司 一种新型热灌装塑料瓶盖

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5314084A (en) * 1992-08-21 1994-05-24 The West Company, Incorporated Two piece all plastic seal
JPH09286453A (ja) * 1996-04-19 1997-11-04 Araki Kogyo Kk バイアル容器
US5718348A (en) * 1996-09-12 1998-02-17 Comar, Inc. Overcap assembly for gear finish vial
EP0909719B1 (en) * 1997-10-15 2002-07-24 Taisei Kako Co., Ltd., Closure for vial container
US20010020607A1 (en) * 1999-06-25 2001-09-13 Renzo Chiarin Assembly of a protected stopper and a test tube, said stopper being used for blood sample collecting or biological liquids handling test tubes
JP2003054615A (ja) * 2001-06-07 2003-02-26 Sumitomo Pharmaceut Co Ltd 巻締め用蓋およびそれを用いた容器
ZA200502121B (en) * 2002-09-03 2008-01-30 Medical Instill Tech Inc Sealed containers and methods of making and filling same
FR2885602B1 (fr) * 2005-05-13 2010-02-26 Tetra Laval Holdings & Finance Dispositif de bouchage d'un col de recipient, recipient equipe d'un tel dispositif, procede de bouchage d'un tel recipient et procede de fabrication d'un tel dispositif
BRPI0619244A2 (pt) * 2005-11-30 2011-09-20 Biocorp Rech Et Dev dispositivo de tampar para um recipiente, processo de montagem de um dispositivo, e, recipiente
ES2261104B1 (es) * 2006-06-19 2007-06-16 Grifols, S.A. "tapon para frascos de productos esteriles y utilizacion de dicho tapon en la dosificacion esteril".
JP5231794B2 (ja) * 2007-12-10 2013-07-10 株式会社大協精工 バイアル用プラスチック製キャップ
DE102008051351A1 (de) * 2008-10-10 2010-04-15 Friedrich Sanner Gmbh & Co. Kg Verschluss zum Aufpressen und Verrasten mit einem Behälter
FR2950035B1 (fr) 2009-09-15 2011-09-02 Raymond A & Cie Coiffe de verrouillage pour recipient a col

Also Published As

Publication number Publication date
BR112014022201A2 (pt) 2018-09-18
CA2866559A1 (fr) 2013-09-12
AU2013229441B2 (en) 2017-03-30
RU2014140810A (ru) 2016-05-10
FR2987825A1 (fr) 2013-09-13
WO2013132050A1 (fr) 2013-09-12
EP2822870A1 (fr) 2015-01-14
US20150014271A1 (en) 2015-01-15
JP2015512835A (ja) 2015-04-30
CA2866559C (fr) 2019-05-14
US9731877B2 (en) 2017-08-15
CN104364165B (zh) 2016-12-21
AU2013229441A1 (en) 2014-10-30
EP2822870B1 (fr) 2015-12-09
FR2987825B1 (fr) 2015-06-05
RU2619099C2 (ru) 2017-05-11
CN104364165A (zh) 2015-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6224629B2 (ja) 封止装置およびこの装置を備えた容器
KR101353823B1 (ko) 컨테이너용 폐쇄 시스템
US3653528A (en) Stopper for medicament flasks
EP3057633B1 (en) Tip cap assembly for closing an injection system
US6491665B1 (en) Medical syringe
CA2856894C (fr) Dispositif de verrouillage de bouchon
CN107596504B (zh) 末端帽组件、药物注射系统和制造该药物注射系统的方法
KR101992597B1 (ko) 저장 또는 주입용 병
PT1397164E (pt) Elemento de fecho
EP2948124B1 (en) Overcap intended for a pharmaceutical container
KR102415691B1 (ko) 마이크로 니들이 형성된 약제 용기의 캡 조립체 및 이를 포함하는 약제 용기 조립체
US20220363450A1 (en) Safety outer cap for a container
JP7016315B2 (ja) キャップ
MX2008006337A (en) Closing system for containers

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160115

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6224629

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees