JP6224507B2 - 連結構造 - Google Patents

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本発明は、木造建築を始めとする各種木構造において、部材同士を自在な交角でつなぐことのできる連結構造に関する。
木造建築で広く普及している軸組構法では、強度を向上するため、筋交いなどの斜材を配置することが多い。また近年は木造建築の多様化により、多数の部材を様々な交角で配置することがあるほか、木材でトラス構造を組み上げることもある。このように、部材同士を直角ではなく斜方向に連結する場合、施工作業が複雑化するほか、強度の確保も難しくなる。そのため以前から様々な技術開発が進められており、例として後記特許文献が挙げられる。
特許文献1では、構成が簡素で施工費の低減を図ることのできる木材の接合構造が開示されており、木材に埋め込む全螺子ボルトと、円環部材を用いている。円環部材は、文字通りの円筒形で、二部材の境界に配置され、また全螺子ボルトは、連結される個々の部材の小口に埋め込むが、その一端は部材から突出させる。そして、部材から突出する全螺子ボルトを円環部材の挿通孔に差し込み、その先端にナットを螺合させて締め付けると、二部材が連結される。この技術は、円環部材の挿通孔の位置を調整することで、二部材を自在な角度で連結することができる。
また特許文献2では、二部材を斜方向に接合するために用い、単純な構造で強度にも優れた建築用接合金具が開示されている。この接合金具は、母屋などの部材の端面に埋め込む連結棒と、二部材の間に配置する円筒形の受け金具などで構成され、母屋の端面から突出した連結棒を受け金具の係入溝に差し込み、さらに連結棒の先端にナットを螺合させて締め付ける。併せて、ボルトとナットを用い、受け金具を隅木などの部材に取り付ける。
そのほか特許文献3では、建築物などに用いる筋違緊定具が開示されている。この文献では、縦架材と横架材で枠組が構成され、その対角線上に筋違ボルト(テンションロッド)を配置することが示され、筋違ボルトの端部は、筋違緊定具で固定される。筋違緊定具は、縦架材や横架材と面接触する二箇所の取付部と、取付部同士を結ぶ円弧状の曲面部などを備え、曲面部で筋違ボルトの端部を固定する。そして筋違ボルトの傾斜角度に対する柔軟性を確保するため、曲面部に長孔を形成してある。また取付部は、ボルトを介して縦架材と横架材の双方に固定され、あらゆる方向の荷重に対抗できる。
特開平8−105124号公報 実用新案登録第3112549号公報 実公昭31−018218号公報
このように、二部材を斜方向に連結する技術は、様々な提案がなされている。ただし特許文献1で開示された構造は、大断面の部材の連結を想定しており、軸組構法などで使用する比較的細い部材への導入は難しい。対して特許文献2では、比較的細い部材での使用を想定している。しかし、円筒形の受け金具に設けた係入溝の位置により、連結される二部材の交角が限定され、一種類の受け金具だけでは汎用性に乏しい。そのほか特許文献3では、長孔を設けることで、筋違ボルトをあらゆる方向に配置できる汎用性を有するが、この技術を部材同士の連結にそのまま導入することはできない。
各種木構造で部材同士を連結するため、部材の端面や側面にラグスクリューやシャフトを埋め込むことがある。ラグスクリューは、部材と強固に一体化するため、強度優れ経年劣化も少ないなど、様々な利点を有するが、軸組構法で使用する比較的細い部材では、その大きさから複数本を並べて配置することが難しく、その結果、軸線を中心として部材が回動する恐れもある。シャフトについても、強度上ある程度の太さが必要で、やはり複数本を並べて配置することが難しく、同様に回動の恐れがある。しかし部材は施工後、周辺に悪影響を与えないよう、不動状態とすべきで、回動(ねじれ)を許容することは好ましくない。
本発明はこうした実情を基に開発されたもので、部材同士をあらゆる交角でつなぐことができ、しかも部材のねじれを防止可能な連結構造の提供を目的としている。
前記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、部材同士をつなぐ連結構造であって、該部材に埋め込む埋設軸と、該部材同士の境界に配置し且つ側周面に円弧状の曲面を有する連結管と、前記曲面の内周側に接触する内方ワッシャと、を用い、前記埋設軸の端部には、メネジまたは軸線方向に突出するオネジを設け、前記曲面には、前記メネジに螺合するボルト、または前記オネジを差し込むため周方向に伸びる長孔を設け、前記ワッシャには、前記メネジに螺合するボルト、または前記オネジを差し込むため、中孔を設け、前記部材と前記連結管のねじれを防止するため、回動防止手段を設け、該回動防止手段は、前記内方ワッシャから前記部材に向けて差し込む釘類で、該内方ワッシャには、該釘類を差し込むため、前記中孔から離れた位置に側孔を設けてあることを特徴とする連結構造である。
本発明による連結構造は、埋設軸と連結管と内方ワッシャの三要素を中心に構成され、筋交いなどの連結を想定しており、部材同士の交角が異なる場合でも、都度、専用部品を製造する必要がなく、汎用性に優れる点を特徴とする。なお本発明は、二本の筋交いをV字状に配置する箇所など、三部材の連結にも使用することができる。また連結される部材のうち、少なくとも一本は木材(各種集成材を含む)であることを前提とする。
埋設軸は、部材の端面や側面に埋め込む金属製の棒状で、通常、ラグスクリューやシャフトを用いる。ラグスクリューの側周面からは、螺旋状に伸びる凸条が突出しており、これが部材に食い込むことで、部材と埋設軸が強固に一体化する。また埋設軸としてシャフトを用いる場合、接着剤やピンで部材に固定する。なお連結される複数の部材のうち、少なくとも一本は、埋設軸を一本だけ埋め込むものとする。
埋設軸の一端部には、メネジまたはオネジを設ける。メネジやオネジは、埋設軸と連結管の連結を担うもので、メネジは、埋設軸を部材に埋め込んだ際、後端側となる端面に形成し、連結管の内部から差し込んだボルトの螺合に用いる。対するオネジは、後端側となる端面から突出させ、その先端を連結管の内部に差し込む。そしてオネジの先端にナットを螺合させて締め付けると、埋設軸が連結管に引き寄せられる。
連結管は、金属製の筒状で、連結される複数の部材の境界に配置され、個々の部材と連結管を一体化することで、連結管を介して部材同士の連結が実現する。連結管の形状は、円筒形が基本だが、用途によっては、一部領域だけを円弧状とすることもできる。ただし本発明で用いる連結管は、円弧状となっている領域が必要不可欠で、この領域を便宜上、曲面と称するものとする。仮に連結管が円筒形であれば、全域が曲面となる。
長孔は、連結管の曲面に設ける切り抜きで、埋設軸のメネジに螺合するボルトの差し込み、または埋設軸のオネジの差し込みに用い、曲面の周方向に伸びている。そのためボルトやオネジは、長孔の範囲内で自在に変位可能で、様々な交角の部材同士を連結できる。当然ながら長孔は、強度などに影響がない範囲で長尺化することが好ましい。なお長孔は、個々の部材に対応して、一個の連結管に三箇所以上設けることもある。
内方ワッシャは、連結管の曲面の内周側に配置され、長孔に差し込まれるボルトの頭部、または長孔に差し込まれるオネジに螺合するナットを安定して据え置くために用いる。長孔は曲面に設けてあり、ボルトの頭部やナットは、連結管と面接触できず安定性に乏しい。そこで双方の間に内方ワッシャを挟み込み、接触範囲を増やすことで安定性を確保する。内方ワッシャの一面は、曲面に対して据わりの良い形状としてあるが、その反対面には平面を設けてあり、ボルトの頭部やナットを安定して据え置くことができる。当然ながら内方ワッシャには、ボルトの軸部やオネジを差し込むため、中孔を設ける。
回動防止手段は、連結管と部材のねじれを防止する役割を担う。本発明において、少なくとも一本の部材は、一本の埋設軸だけを介して連結管と連結される。そのため条件によっては、埋設軸を中心として、連結管と部材がねじれる恐れがある。施工後、実際にねじれが生じると、ボルトの緩みや内装材の変位など、様々な問題が発生する。そこで何らかの回動防止手段によって、双方のねじれを防止する。
このように、曲面を有する連結管を用いて部材同士を連結することで、曲面を利用して、連結管のあらゆる位置に部材を接触させることができる。また曲面に長孔を設けることで、連結管と部材を引き寄せるボルトやオネジも、自在に配置できる。そのため複数の部材をあらゆる交角で連結可能で、しかも回動防止手段を設けたことで、埋設軸を中心とした部材のねじれを防止でき、比較的細い部材でも無理なく連結することができる。
請求項1記載の発明において、回動防止手段は、内方ワッシャから部材に向けて差し込む釘類で、該内方ワッシャには、該釘類を差し込むため、中孔から離れた位置に側孔を設けてあることを特徴とする。この発明では、内方ワッシャから部材に向けて釘類を差し込むことで、連結管と部材のねじれを防止する。そのため内方ワッシャには、ボルトを差し込むための中孔とは別に、釘類を差し込むため、側孔を設ける。なお施工時は、側孔を連結管の長孔に重ね、釘類の差し込みを妨げないようにする。また釘類は、平頭釘やネジ釘など自在に選択可能だが、埋設軸よりも小さい物を使用する。したがって、比較的細い部材であっても、無理なく現地で差し込みができる。
請求項2記載の発明は、回転防止手段が請求項1記載の発明とは異なるもので、ここでの回動防止手段は、連結管の端面および部材を一括して挟み込む二枚のプレートであることを特徴とする。プレートは単純な板で、連結管の両端面に接触するように配置し、さらに部材の両面を挟み込む。これによって、双方の変位が規制され、連結管と部材のねじれを防止する。なお二枚のプレートは、ボルトとナットのほか接着など、様々な方法で連結管に固定する。またプレートは、連結管と部材の挟み込みができるならば形状に制約はなく、部材同士の交角に応じた専用品は不要である。プレートを用いることで、連結管の両端面を塞ぎ、美感を向上することもできる。
請求項1および請求項2記載の発明のように、部材同士の連結構造として、埋設軸と連結管と内方ワッシャの三要素のほか、何らかの回動防止手段を用い、さらに連結管の側周面に曲面を設けることで、連結管のあらゆる位置に部材を接触させることができ、また曲面に長孔を設けることで、連結管と部材を引き寄せるボルトやオネジも、自在に配置できる。そのため、部材同士をあらゆる交角で連結可能で、しかも回動防止手段により、連結管と部材のねじれを防止でき、埋設軸が一本だけ埋め込まれた比較的細い部材でも、無理なく連結することができる。
さらに、回動防止手段を具体的に特定することで、本発明を実際の各種木構造に導入可能になる。請求項1記載の発明は、部材に向けて釘類を差し込むもので、部材の加工を最小限に留めることができる。また請求項2記載の発明は、部材の加工を最小限に留めることができるほか、連結管の両端面を塞ぎ、美感を向上することもできる。
本発明の連結構造の具体例を示す斜視図である。 図1の二部材を直角に連結した状態を示す斜視図と横断面図である。 図1の二部材を斜方向に連結した状態を示す斜視図と横断面図である。 内方ワッシャの形状例を示す斜視図である。 内方ワッシャに突出部を設け、突出部を部材の段差部に嵌め込み、連結管と部材のねじれを防止する構成を示す斜視図である。 図5の二部材を直角に連結した状態を示す斜視図と横断面図である。 連結管を半円形状として、その一部を部材の収容溝に嵌め込む構成を示す斜視図である。 図7の二部材を直角に連結した状態を示す斜視図と横断面図である。 部材のねじれ対策として、それぞれの部材に円弧状の収容溝を加工した構成を示す斜視図である。 埋設軸の形状例を示す斜視図で、一端側にオネジを設けてある。 連結管と部材のねじれを規制するため、円盤状のプレートを用いた構成を示す斜視図である。 図11の二部材を連結する過程を示す斜視図である。 連結管と部材のねじれを規制するため、帯状のプレートを用いた構成を示す斜視図である。 図13の二部材を連結する過程を示す斜視図である。 美感などを考慮して、連結管の両端面をフタで塞ぐ構成を示す斜視図である。 図15の二部材を連結する過程を示す斜視図である。 図15の一方の部材を鋼材に置き換え、また他方の部材には、異形棒鋼を用いた埋設軸を埋め込んだ構成を示す斜視図である。 図17の二部材を連結する過程を示す斜視図である。 より簡素な方法で二部材を連結する構成を示す斜視図で、「回動防止手段」として機能する釘類は、連結管からそのまま部材に向けて差し込んでいる。 三本の部材を連結する構成を示す斜視図である。
図1は、本発明の連結構造の具体例を示している。この図では、二本の部材51、61を連結するため、円筒形の連結管11を用いており、さらに一方の部材51の側面と他方の部材61の端面に同形状の埋設軸41を埋め込む。また連結管11の内部には、内方ワッシャ21を配置して、ここから両埋設軸41に向けてボルト38を差し込み、併せて部材51、61に向けて釘類28を差し込む。なおこの図の部材51、61は、いずれも木材(各種集成材を含む)を想定している。
埋設軸41は金属製の円柱状で、その側周面には螺旋状に伸びて半径方向に突出する凸条47を形成してある。また埋設軸41の一端面には、埋め込みの際に工具を掛けるため、六角形の頭部46を形成してあり、その中心にはメネジ48を形成してある。なお埋設軸41を埋め込むため、部材51、61には、あらかじめ下穴55、65を加工しておく。施工時は、頭部46を後方に向けて埋め込みを行い、最終的には頭部46端面を部材51、61表面と段差なく並べる。凸条47は、下穴55、65の内周面に突き刺さるため、埋設軸41と部材51、61は、強固に一体化する。
連結管11は金属製で、その側周面には長孔31を形成してある。長孔31は、対向する二箇所に配置してあり、いずれも周方向に伸びている。また内方ワッシャ21は、連結管11の内部から差し込むボルト38や釘類28を安定して据え置くためのもので、その中央には、ボルト38を差し込むため、中孔35を形成してあり、端寄りには、釘類28を差し込むため、側孔37を形成してある。さらに内方ワッシャ21の一面は、連結管11の内周面に応じて湾曲しており、隙間なく密着する。ただしその裏面は、ボルト38や釘類28の頭部と面接触できるよう、平面状に仕上げてある。
連結管11は円筒形で、その側周面全体を曲面34と称するものとする。そのため、部材51、61の側面や端面は、この曲面34のあらゆる位置に接触可能で、さらにボルト38を長孔31に差し込むことで、ボルト38の配置を調整可能で、二部材51、61を様々な交角で連結できる。
この図では、二部材51、61とも断面積が小さく、埋設軸41は、一本の部材51、61について、一本だけとしてあり、ボルト38を軸として、連結管11と部材51、61がねじれる恐れがある。そのため内方ワッシャ21には、ボルト38のほか釘類28を差し込む。釘類28は、側孔37から長孔31を経て部材51、61に差し込まれる。なお釘類28は、埋設軸41に比べて小さく、現地で無理なく差し込み可能である。
図2は、図1の二部材51、61を直角に連結した状態を示している。連結管11に長孔31を設けることで、ボルト38は連結管11の曲面34に沿って変位可能だが、このように二部材51、61を直角に連結することもできる。なお釘類28は、内方ワッシャ21の端寄りから、側孔37と長孔31を経て部材51、61に差し込まれ、連結管11と部材51、61のねじれを防止する。
連結管11の長孔31周辺は、埋設軸41の端面と接触している。そのため部材51、61の間に作用する圧縮荷重は、この接触面を介して伝達され、連結管11が部材51、61に押し入ることはない。また経年の乾燥などによって、部材51、61が収縮した場合でも、それによって連結管11に緩みが生じることもない。なおこの図では、一本の部材51、61について、埋設軸41を一本だけに限定することで、コストダウンを実現している。そのほか埋設軸41は、部材51、61の中央に埋め込まれ、強度面でも有利である。
図3は、図1の二部材51、61を斜方向に連結した状態を示している。このように、連結管11の長孔31を利用することで、一定の範囲ではあるが、二部材51、61の交角を自在に調整できる。なお横断面図において、左側の部材61に差し込まれる釘類28は、ボルト38の右隣に位置している。しかし内方ワッシャ21を反転させて、ボルト38の左隣に釘類28を配置するならば、二部材51、61の交角を一段と小さくすることもできる。
図4は、内方ワッシャ22の形状例を示している。この図の連結管11は、先の図1と同じである。そしてこの内方ワッシャ22は、連結管11の内周面と接触する領域が単純な湾曲面ではなく、長孔31に嵌まり込む規制片27が突出している。規制片27を長孔31に嵌め込むことで、施工作業時、内方ワッシャ22を安定して配置することができ、ボルト38の差し込みや締め付けを円滑に実施できる。また、規制片27の先端面が部材51、61や埋設軸41と接触することで、連結部の剛性が一段と向上する。なお中孔35と側孔37は、先の図1の内方ワッシャ21と同様に配置してある。
図5は、内方ワッシャ23に突出部29を設け、突出部29を部材51、61の段差部59、69に嵌め込み、連結管13と部材51、61のねじれを防止する構成を示している。この内方ワッシャ23の一面には、長孔32を経て外部に飛び出す突出部29を設け、その中心に中孔35を設けてある。ただし突出部29よりも上または下の部分は、連結管13の内周面と面接触できるよう湾曲面としてある。そして部材51、61には、突出部29を嵌め込むため、表面を削り込んだ段差部59、69を加工してあり、双方が実際に嵌まり込むことで、連結管13と部材51、61のねじれを防止する。当然ながら突出部29と段差部59、69は、緩みなく嵌り込むよう形状を揃える。
このように段差部59、69を設ける場合、その奥に埋設軸41を埋め込むため、下穴55、65を加工する。そのため、連結管13と埋設軸41は非接触となるが、内方ワッシャ23と埋設軸41が接触するため、連結管13が部材51、61に押し入ることはない。なお、連結管13の長孔32の上下寸法は、突出部29が隙間なく嵌まり込むよう調整してあり、突出部29が長孔32と段差部59、69の双方に嵌まり込むことで、上下方向の荷重を伝達することができる。
図6は、図5の二部材51、61を直角に連結した状態を示している。突出部29は、長孔32を経て段差部59、69に嵌り込み、その奥で埋設軸41と接触している。またボルト38は、中孔35を経てメネジ48に螺合しており、各部材51、61は、連結管13に引き寄せられている。当然ながら内方ワッシャ23は、長孔32の範囲で自在に配置できるため、二部材51、61を斜方向に連結することもできる。そのほか、この図の構成では、連結管13と部材51、61を非接触とすることもできるが、剛性などを考慮すると接触させることが好ましい。
図7は、連結管12を半円形状として、その一部を部材51の収容溝56に嵌め込む構成を示している。この図の連結管12の左側部分は、これまでの図と同様、曲面34となっているが、右側部分は、板状の平面36となっている。そして部材51の側面には、連結管12の平面36を嵌め込むため、収容溝56を加工してある。収容溝56の幅は、連結管12に対応しており、双方が嵌まり込むことで、連結管12と部材51のねじれを防止する。なお収容溝56の中央には、埋設軸41を埋め込むため、下穴55を加工してある。連結管12は、収容溝56で拘束されるため、平面36に長孔31を設ける必要はなく、代替として丸孔45を設けてある。
連結管12の曲面34側には、長孔31を設けてあり、曲面34に接触する図の左側の部材61は、長孔31を利用して角度を調整できる。また、長孔31の内部に配置する内方ワッシャ21は、図1などと同じ物で、中孔35と側孔37を設けてあり、施工時は、連結管12と部材61をボルト38で一体化して、さらに釘類28を差し込む。なおこの図の構成は、連結管12が収容溝56に嵌り込むため、圧縮荷重やせん断荷重に対する強度が向上する。
図8は、図7の二部材51、61を直角に連結した状態を示している。連結管12は、右側の部材51の収容溝56に嵌り込み、さらに埋設軸41に螺合したボルト38を締め付けることで、連結管12と部材51が一体化する。対して左側の部材61は、長孔31に差し込まれたボルト38を締め付けるまでの間、その方向を一定の範囲で調整できる。なお図の横断面では、釘類28が長孔31の端に位置しており、左側の部材61は反時計回りにのみ変位できる。仮に時計回りに変位させたい場合、内方ワッシャ21を反転して組み込む。
図9は、部材51、61のねじれ対策として、それぞれの部材51、61に円弧状の収容溝54、64を加工した構成を示している。この図の連結管11は、図1と同じで、両部材51、61に埋設軸41を埋め込むことも、これまでと同じである。ただし二部材51、61のいずれも、連結管11の曲面34と密着できるよう、円弧状の収容溝54、64を加工したことが異なる。施工時、連結管11と各部材51、61をボルト38で引き寄せると、曲面34が収容溝54、64に密着して、連結管11と部材51、61のねじれを防止する。なおボルト38を締め付ける前については、長孔31によって二部材51、61の交角を自在に調整できる。
この図のように、収容溝54、64を加工するならば、図1などのような釘類28は不要である。そのため内方ワッシャ24は、ボルト38の差し込みだけを考慮した単純な形状で、施工作業も簡素化される。なお収容溝54、64は円弧状であるため、大径のドリルで短時間に加工可能である。そのほか、連結管11が収容溝54、64に嵌まり込むことで、連結部の剛性が向上するほか、圧縮荷重は、収容溝54、64の全域で受け止められ、陥没などを防止できる。
図10は、埋設軸42の形状例を示している。埋設軸42は、部材51、61と一体化して引張荷重に対する耐力があれば、構成や形状は自在である。この図の埋設軸42は、側周面に凸条47を形成したほか、一端側にオネジ49を形成してあり、さらにオネジ49と凸条47の間には、工具を掛けるための頭部46と、部材51の表面に接触するツバ44を設けてある。ツバ44と頭部46とオネジ49は、埋め込み後も外部に露出し、オネジ49にナット39を螺合することで、連結管11を部材51に引き寄せる。
このような埋設軸42を用いた場合でも、連結管11の形状は変わらない。ただし長孔31は、オネジ49や頭部46を差し込み可能な大きさに調整する。また内方ワッシャ21についても、オネジ49を差し込み可能で、且つナット39を安定して据え置けるものとする。そのほか、内方ワッシャ21から部材51に向けて釘類28を差し込む点は、これまでと同じである。なおこの図では、対向する二箇所の長孔31のいずれも、オネジ49を有する埋設軸42を差し込むことを想定している。
図11は、連結管14と部材51、61のねじれを規制するため、円盤状のプレート18を用いた構成を示している。この図においても、各部材51、61に埋設軸41を埋め込み、さらに連結管14の内部からボルト38を差し込むことに変わりはない。ただし二枚のプレート18を用い、連結管14と二部材51、61を一括して挟み込み、ねじれを防止することが異なる。プレート18は、金属または木板を円盤状に切り抜いたもので、連結管14の上下に同心で並べ、その中心を貫く長ボルト71と、これに螺合するナット73を用い、連結管14に密着させる。なお長ボルト71を差し込むため、プレート18の中心には、小孔74を設けてある。
この図では、プレート18が部材51、61の上下面から突出しないよう、連結管14の高さを抑制してあり、さらに各部材51、61の角部には、プレート18を収容する切り欠き58、68を加工してある。また内方ワッシャ24には、ボルト38だけを差し込むため、中孔35だけを設けてある。そのほか連結管14には、作業性を改善するため、長孔31につながる連通路72を形成してある。そのため施工時、まず始めに、ボルト38をメネジ48にわずかだけ螺合させ、その後、連結管14を部材51、61に取り付けることができ、連結管14の中にボルト38を差し込む手間が解消される。
図12は、図11の二部材51、61を連結する過程を示している。図上方のように、プレート18を組み付ける前の時点で、連結管14は二部材51、61を引き寄せているが、連結管14と部材51、61のねじれを規制できない。なお連結管14の上下面は、切り欠き58、68と段差なく並んでいる。その後、図下方のように、二枚のプレート18で連結管14を挟み込み、さらにプレート18の外縁部分を切り欠き58、68に載せることで、連結管14と部材51、61のねじれが規制される。プレート18は、あくまでも連結管14と部材51、61のねじれを防止するもので、プレート18外縁と切り欠き58、68に隙間があっても構わない。
図13は、連結管11と部材51、61のねじれを規制するため、帯状のプレート19を用いた構成を示している。この図では、連結管11の高さを部材51、61と同じとして、プレート19を各部材51、61の上下面に接触させて、ねじれを規制する。部材51、61の上下面にプレート19を載せても構わない場合、このような単純な構成とすることもできる。
ここで使用している内方ワッシャ25は、製造の手間を削減するため、丸棒を流用しており、その側周面中央には、ボルト38を差し込むための中孔35を設け、さらにボルト38の頭部を載せるため、座面75も設けてある。この内方ワッシャ25は、連結管11の内周面と線状に接触するため、安定性に問題はない。
図14は、図13の二部材51、61を連結する過程を示している。図上方のように、プレート19を組み付ける前の時点で、連結管11は二部材51、61を引き寄せているが、連結管11と部材51、61のねじれを規制できない。ただし内方ワッシャ25は、連結管11の内周面を押し込むように接触しており、安定性に問題はない。そして図下方のように、プレート19を組み付けると、これが連結管11と部材51、61を挟み込み、双方のねじれが規制される。なおプレート19は、単に連結管11や部材51、61と接触できればよいので、その形状は自在で、汎用性に問題はない。
図15は、連結管15の両端面をフタ76で塞ぐ構成を示している。美感などを考慮して、この図のように、連結管15をフタ76で塞ぐこともある。このフタ76は、連結管15の内部に嵌まり込む形状で、横から差し込む短ボルト78で連結管15に固定する。そのため連結管15の側周面には、横孔33を設けてあり、さらにフタ76の側周面には、ネジ孔77を設けてある。
図の右側の部材51は、高さを増しており、埋設軸41を上下二列に配置してある。これに対応して連結管15の側周面には、上下に並ぶ二列の長孔31を設けてある。そのため連結管15と部材51は、ねじれを生じることがなく、この箇所については、中孔35だけを有する簡素な内方ワッシャ24を使用している。ただし左側の部材61については、埋設軸41が一本だけであり、内方ワッシャ21から部材61に向けて、釘類28を差し込む。
図16は、図15の二部材51、61を連結する過程を示している。図上方のように、フタ76を組み付ける前の時点で、連結管15は二部材51、61を引き寄せ、しかも連結管15と部材51、61のねじれも規制されている。そして連結管15の両端面にフタ76を嵌め込み、さらに短ボルト78を締め付けると、図下方のように、連結管15の端面が塞がれる。なおフタ76の形状を工夫することで、図11および図12のプレート18と同じ機能を持たせることもできる。
図17は、図15の部材51を鋼材に置き換え、また部材61には、異形棒鋼を用いた埋設軸43を埋め込んだ構成を示している。本発明では、連結される複数の部材51、61のうち、いずれかは、鋼材やコンクリートなどでも構わない。そこでこの図では、右側の部材51に溝形鋼を用いている。この部材51と連結管15は、固定ボルト79とナット39で一体化され、部材51の側面には、固定ボルト79を差し込むため、上下二箇所に固定孔53を設けてある。
左側の部材61の端面に埋め込む埋設軸43は、異形棒鋼を切り出したもので、その表面にはリブ80が連続的に形成してあり、さらに一端面には、ボルト38を螺合するため、メネジ48を形成してある。この埋設軸43を下穴65に埋め込む際は、あらかじめ側周面に接着剤を塗布する。接着剤は、隣接するリブ80の間に入り込み、大きな摩擦を生じるため、施工後の引張荷重に耐えることができる。
図18は、図17の二部材51、61を連結する過程を示している。図上方のように、溝形鋼を用いた部材51の側面に連結管15が密着しており、その反対側には、部材61が密着している。そして連結管15の両端面にフタ76を嵌め込み、さらに短ボルト78を締め付けると、図下方のように、連結管15の端面が塞がれる。なおこの図では、フタ76の端面と、部材51の上下面が段差なく並ぶよう調整してある。
図19は、より簡素な方法で二部材51、61を連結する構成を示している。連結管16と部材51、61のねじれを防止する「回動防止手段」として機能する釘類28は、埋設軸41と比較して作用する荷重が小さい。そこで釘類28は、この図のように内方ワッシャ24と接することなく、連結管16からそのまま部材51、61に向けて差し込むこともできる。その場合、釘類28の頭部は、連結管16の内周面と点接触するが、経年による緩みを防止できるならば、問題なく使用できる。なお連結管16の側周面上部には、釘類28を差し込むため、対向する二箇所に横孔33を設けてある。
図20は、三本の部材51、61a、61bを連結する構成を示している。本発明は、連結管17の長孔31を多数配置することで、三本以上の部材51、61a、61bを連結することもできる。ただし、内方ワッシャ21やボルト38などが連結管17の内部で接触しないよう、長孔31の配置には配慮を要する。この図では、二本の部材61a、61bのうち、部材61aについては、端面下方に埋設軸41を埋め込み、部材61bについては、端面上方に埋設軸41を埋め込み、長孔31もこれに対応した配置としてある。そのほか施工時の利便性を向上するため、連結管17の上面には、等角度で目盛81を刻印してあり、これに対応して部材61bの上面中央には、墨出し線66を描いてある。
本発明は、これまでの各図で示した構成に限定される訳ではなく、各図に示された個別の要素を自在に組み合わせ、様々な場面で使用することができる。
11 連結管(長孔だけを設けたもの)
12 連結管(半円形で平面を設けたもの)
13 連結管(長孔が突出部に対応したもの)
14 連結管(長孔に連通路が接続するもの)
15 連結管(フタの取り付けを考慮したもの)
16 連結管(釘類を差し込む横孔を設けたもの)
17 連結管(長孔を三箇所に設けたもの)
18 プレート(円盤状)
19 プレート(帯状)
21 内方ワッシャ(中孔と側孔があるもの)
22 内方ワッシャ(中孔と側孔と規制片があるもの)
23 内方ワッシャ(中孔と突出部があるもの)
24 内方ワッシャ(中孔だけがあるもの)
25 内方ワッシャ(丸棒を用いたもの)
27 規制片
28 釘類
29 突出部
31 長孔(幅の狭いもの)
32 長孔(突出部に対応したもの)
33 横孔
34 曲面
35 中孔
36 平面
37 側孔
38 ボルト
39 ナット
41 埋設軸(ラグスクリュー)
42 埋設軸(ラグスクリュー・オネジのあるもの)
43 埋設軸(異形棒鋼)
44 ツバ
45 丸孔
46 頭部
47 凸条
48 メネジ
49 オネジ
51 部材
53 固定孔
54 収容溝(連結管の曲面が嵌まり込むもの)
55 下穴
56 収容溝(連結管の平面が嵌まり込むもの)
58 切り欠き
59 段差部
61 部材
64 収容溝(連結管の曲面が嵌まり込むもの)
65 下穴
66 墨出し線
68 切り欠き
69 段差部
71 長ボルト
72 連通路
73 ナット
74 小孔
75 座面
76 フタ
77 ネジ孔
78 短ボルト
79 固定ボルト
80 リブ
81 目盛

Claims (2)

  1. 部材(51、61)同士をつなぐ連結構造であって、
    該部材(51、61)に埋め込む埋設軸(41又は42又は43)と、
    該部材(51、61)同士の境界に配置し且つ側周面に円弧状の曲面(34)を有する連結管(11)と、
    前記曲面(34)の内周側に接触する内方ワッシャ(21又は22)と、
    を用い、
    前記埋設軸(41又は42又は43)の端部には、メネジ(48)または軸線方向に突出するオネジ(49)を設け、
    前記曲面(34)には、前記メネジ(48)に螺合するボルト(38)、または前記オネジ(49)を差し込むため周方向に伸びる長孔(31又は32)を設け、
    前記ワッシャ(21又は22)には、前記メネジ(48)に螺合するボルト(38)、または前記オネジ(49)を差し込むため、中孔(35)を設け、
    前記部材(51、61)と前記連結管(11)のねじれを防止するため、回動防止手段を設け、
    該回動防止手段は、前記内方ワッシャ(21又は22)から前記部材(51、61)に向けて差し込む釘類(28)で、該内方ワッシャ(21又は22)には、該釘類(28)を差し込むため、前記中孔(35)から離れた位置に側孔(37)を設けてあることを特徴とする連結構造。
  2. 部材(51、61)同士をつなぐ連結構造であって、
    該部材(51、61)に埋め込む埋設軸(41又は42又は43)と、
    該部材(51、61)同士の境界に配置し且つ側周面に円弧状の曲面(34)を有する連結管(14又は11)と、
    前記曲面(34)の内周側に接触する内方ワッシャ(21乃至25)と、
    を用い、
    前記埋設軸(41又は42又は43)の端部には、メネジ(48)または軸線方向に突出するオネジ(49)を設け、
    前記曲面(34)には、前記メネジ(48)に螺合するボルト(38)、または前記オネジ(49)を差し込むため周方向に伸びる長孔(31又は32)を設け、
    前記部材(51、61)と前記連結管(14又は11)のねじれを防止するため、回動防止手段を設け、
    該回動防止手段は、前記連結管(14又は11)の端面および前記部材(51、61)を一括して挟み込む二枚のプレート(18又は19)であることを特徴とする連結構造。
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