JP6224470B2 - 加工装置 - Google Patents
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Description
このような問題は、撮像手段によって撮像された明度のコントラストを微分処理し微分値の最大値を求め、この最大値が求められた撮像手段を構成する対物レンズの位置を合焦点位置としている加工装置においても存在する。
該撮像手段は、光の強さを調整して被加工物に光を照射する照射手段と、被加工物からの反射光を捉える対物レンズと、該対物レンズが捉えた反射光の明度を電気信号に変換する複数の画素からなる固体撮像素子とを具備している加工装置であって、
該撮像手段の該対物レンズを該チャックテーブルに保持された被加工物に接近および離反する方向(Z軸方向)に移動せしめる焦点調整手段と、該焦点調整手段によって移動せしめられた該対物レンズの位置を検出するZ方向位置検出手段と、該固体撮像素子および該焦点調整手段からの信号に基づいて該撮像手段の合焦点位置を求める制御手段と、を具備し、
該制御手段は、
該照射手段によって照射される光の強さを所定の値に設定するとともに該焦点調整手段を作動して対物レンズをZ軸方向に移動させつつ該対物レンズの複数のZ軸方向位置での画像を取り込み、該複数の画像における明度の微分値が最大となった際の該対物レンズのZ軸方向位置を基準合焦点位置として記憶する基準合焦点位置記憶領域および該基準合焦点位置における複数の画素の明度を合算した基準合算明度を記憶する基準合算明度記憶領域と、
該照射手段によって照射される光の強さを所定の値に設定するとともに該焦点調整手段を作動して対物レンズをZ軸方向に移動させつつ該対物レンズの複数のZ軸方向位置での画像を取り込み、該複数の画像における明度の微分値が最大となった際の該対物レンズのZ軸方向位置を現在合焦点位置として記憶する現在合焦点位置記憶領域および該現在合焦点位置における複数の画素の明度を合算した現在合算明度を記憶する現在合算明度記憶領域と、を有するメモリーを備えており、
該基準合算明度記憶領域に記憶された基準合算明度と該現在合算明度記憶領域に記憶された現在合算明度とを比較して、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲である場合には、該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とし、
基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲を超えている場合は、該照射手段によって照射される光の強さを調整しつつ現在合焦点位置および現在合算明度を求め、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲になったときの該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とする、
ことを特徴とする加工装置が提供される。
上記メモリーは、基準合焦点位置記憶領域に格納された基準合焦点位置と集光器の集光点位置との位置関係を記憶する適正位置関係記憶領域を備えている。
図2に示す撮像手段6は、チャックテーブル36に保持された被加工物Wからの反射光を捉える対物レンズ61と、該対物レンズ61が捉えた反射光の明度を電気信号に変換する複数の画素からなるCCD等の固体撮像素子62と、被加工物Wに光を照射する照明手段63を具備している。固体撮像素子62は例えば1000万画素を備えており、各画素は256階層の明度に対応した電気信号を後述する制御手段に送る。なお、照明手段63は、電流調整手段64によって照射する光の強さが調整されるようになっている。このように構成された撮像手段6はレーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52の前端部に配設されているので、集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53によってユニットハウジング52を集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動することにより対物レンズ61も集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動せしめられる。従って、集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53は、対物レンズ61をチャックテーブル36に保持された被加工物に接近および離反する方向であるZ軸方向に移動せしめる焦点調整手段としても機能する。
図4の(a)には、被加工物としての半導体ウエーハの斜視図が示されている。図4に示す半導体ウエーハ10は、表面10aには格子状に形成された複数の分割予定ライン101によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。このように形成された半導体ウエーハ10は、図4の(b)に示すように環状のフレームFに装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる例えば厚みが100μmの保護テープTに表面10a側を貼着する(保護テープ貼着工程)。従って、半導体ウエーハ10は、裏面10bが上側となる。
上述したように半導体ウエーハ10をチャックテーブル36上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。そして、加工送り手段37を作動して半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36を撮像手段6の直下に位置付ける。チャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられたならば、制御手段7は電流調整手段64を制御して照明手段63によって照射される光の強さを所定の値に設定する。そして、制御手段7は集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53を作動して撮像手段6が装着されているレーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52をZ軸方向に移動しつつ対物レンズ61の複数のZ軸方向位置で固体撮像素子62によって撮像した画像を取り込む。次に、制御手段7は、固体撮像素子62によって撮像した複数の画像における複数の画素の明度の微分値を求め、図6に示すようにZ軸方向位置検出手段54からの検出信号に基づく各Z方向位置における明度の微分値との関係マップ(2)を作成する。そして、制御手段7は、画素の明度の微分値が最大となるZ方向位置(図6に示す実施形態においてはZ3)を現在合焦点位置とするとともに、該現在合焦点位置における複数の画素の明度を合算した合算値を演算する(図6に示す実施形態においては998)。このようにして、現在合焦点位置および該現在合焦点位置における複数の画素の明度の合算値を求めたならば、制御手段7は現在合焦点位置(図6に示す実施形態においてはZ3)をランダムアクセスメモリ(RAM)73の現在合焦点記憶領域73cに格納するとともに、現在合焦点位置(Z3)における複数の画素の明度の合算値(図6に示す実施形態においては998)を現在合算明度としてランダムアクセスメモリ(RAM)73の現在合算明度記憶領域93dに格納する。次に、制御手段7は、基準合算明度記憶領域73bに格納された基準合算明度(図5に示す実施形態においては1000)と現在合算明度記憶領域93cに格納された現在合算明度(図6に示す実施形態においては998)とを比較して、基準合算明度と現在合算明度との差の絶対値が許容値範囲(例えば10)である場合には、現在合焦点記憶領域73cに格納された現在合焦点位置(Z3)を対物レンズ61の合焦点位置とする。
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り手段
5:レーザー照射ユニット
53:集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段
54:Z軸方向位置検出手段
6:撮像手段
61:対物レンズ
62:固体撮像素子
63:照明手段
64:電流調整手段
7:制御手段
Claims (2)
- 被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物を撮像する撮像手段とを具備し、
該撮像手段は、光の強さを調整して被加工物に光を照射する照射手段と、被加工物からの反射光を捉える対物レンズと、該対物レンズが捉えた反射光の明度を電気信号に変換する複数の画素からなる固体撮像素子とを具備している加工装置であって、
該撮像手段の該対物レンズを該チャックテーブルに保持された被加工物に接近および離反する方向(Z軸方向)に移動せしめる焦点調整手段と、該焦点調整手段によって移動せしめられた該対物レンズの位置を検出するZ方向位置検出手段と、該固体撮像素子および該焦点調整手段からの信号に基づいて該撮像手段の合焦点位置を求める制御手段と、を具備し、
該制御手段は、
該照射手段によって照射される光の強さを所定の値に設定するとともに該焦点調整手段を作動して対物レンズをZ軸方向に移動させつつ該対物レンズの複数のZ軸方向位置での画像を取り込み、該複数の画像における明度の微分値が最大となった際の該対物レンズのZ軸方向位置を基準合焦点位置として記憶する基準合焦点位置記憶領域および該基準合焦点位置における複数の画素の明度を合算した基準合算明度を記憶する基準合算明度記憶領域と、
該照射手段によって照射される光の強さを所定の値に設定するとともに該焦点調整手段を作動して対物レンズをZ軸方向に移動させつつ該対物レンズの複数のZ軸方向位置での画像を取り込み、該複数の画像における明度の微分値が最大となった際の該対物レンズのZ軸方向位置を現在合焦点位置として記憶する現在合焦点位置記憶領域および該現在合焦点位置における複数の画素の明度を合算した現在合算明度を記憶する現在合算明度記憶領域と、を有するメモリーを備えており、
該基準合算明度記憶領域に記憶された基準合算明度と該現在合算明度記憶領域に記憶された現在合算明度とを比較して、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲である場合には、該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とし、
基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲を超えている場合は、該照射手段によって照射される光の強さを調整しつつ現在合焦点位置および現在合算明度を求め、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲になったときの該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とする、
ことを特徴とする加工装置。 - 該加工手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光して該チャックテーブルに保持された被加工物に照射する集光器と、該集光器をZ軸方向に移動せしめる集光点位置調整手段とを備えたレーザー光線照射手段であり、
該メモリーは、基準合焦点位置記憶領域に格納された基準合焦点位置と集光器の集光点位置との位置関係を記憶する適正位置関係記憶領域を備えている、請求項1記載の加工装置。
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