JP6224470B2 - 加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物にレーザー加工等の加工を施すための加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に形成された複数の分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。このように形成された半導体ウエーハは、レーザー加工装置や切削装置等の加工装置により分割予定ラインに沿って分割され、携帯電話やパソコン等の電気機器に利用されている。
半導体ウエーハ等の被加工物に加工を施す加工装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を撮像して加工すべき領域を検出するための撮像手段と、該撮像手段によって検出された加工領域に加工を施すレーザー光線照射手段や切削手段等の加工手段を具備している。
上述した撮像手段は、被加工物に光を照射する照射手段と、被加工物からの反射光を捉える対物レンズと、該対物レンズが捉えた反射光の明度を電気信号に変換する複数の画素からなるCCD等の固体撮像素子とを具備しており、加工すべき領域である分割予定ラインを検出してレーザー光線照射手段の集光器や切削手段の切削ブレードを分割予定ラインに位置付ける(例えば特許文献1参照)。
また、撮像手段は、撮像手段の直下にチャックテーブルに保持された被加工物を位置付け被加工物に光を照射して撮像し、撮像手段を段階的に下降させながら複数の画像を取り込み、取り込んだ複数の画像を微分処理してコントラストの微分値が最大となる位置を撮像手段を構成する対物レンズの位置を合焦点位置として定めるオートフォーカス機能を備えている(例えば特許文献2、特許文献3参照)。
そして、レーザー加工装置においては、合焦点位置を基準としてレーザー光線照射手段を構成する集光器の集光点位置を定めている。
特公平6−19670号公報 特開昭61−198204号公報 特開2012−256795号公報
而して、撮像手段による合焦点位置を求める際に、被加工物に照射する光の強さが変化したり被加工物からの反射率の変化によってコントラストの微分値の最大値と合焦点位置とが変化する。このため、合焦点位置を基準としてレーザー光線照射手段を構成する集光器の集光点の位置を定めると、被加工物に対して適正な位置にレーザー光線の集光点を位置付けることができず、被加工物に適正なレーザー加工を施すことができないという問題がある。
このような問題は、撮像手段によって撮像された明度のコントラストを微分処理し微分値の最大値を求め、この最大値が求められた撮像手段を構成する対物レンズの位置を合焦点位置としている加工装置においても存在する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、撮像手段の合焦点位置を確実に検出することができる加工装置を提供することである。
上記主たる技術的課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物を撮像する撮像手段とを具備し、
該撮像手段は、光の強さを調整して被加工物に光を照射する照射手段と、被加工物からの反射光を捉える対物レンズと、該対物レンズが捉えた反射光の明度を電気信号に変換する複数の画素からなる固体撮像素子とを具備している加工装置であって、
該撮像手段の該対物レンズを該チャックテーブルに保持された被加工物に接近および離反する方向(Z軸方向)に移動せしめる焦点調整手段と、該焦点調整手段によって移動せしめられた該対物レンズの位置を検出するZ方向位置検出手段と、該固体撮像素子および該焦点調整手段からの信号に基づいて該撮像手段の合焦点位置を求める制御手段と、を具備し、
該制御手段は、
該照射手段によって照射される光の強さを所定の値に設定するとともに該焦点調整手段を作動して対物レンズをZ軸方向に移動させつつ該対物レンズの複数のZ軸方向位置での画像を取り込み、該複数の画像における明度の微分値が最大となった際の該対物レンズのZ軸方向位置を基準合焦点位置として記憶する基準合焦点位置記憶領域および該基準合焦点位置における複数の画素の明度を合算した基準合算明度を記憶する基準合算明度記憶領域と、
該照射手段によって照射される光の強さを所定の値に設定するとともに該焦点調整手段を作動して対物レンズをZ軸方向に移動させつつ該対物レンズの複数のZ軸方向位置での画像を取り込み、該複数の画像における明度の微分値が最大となった際の該対物レンズのZ軸方向位置を現在合焦点位置として記憶する現在合焦点位置記憶領域および該現在合焦点位置における複数の画素の明度を合算した現在合算明度を記憶する現在合算明度記憶領域と、を有するメモリーを備えており、
該基準合算明度記憶領域に記憶された基準合算明度と該現在合算明度記憶領域に記憶された現在合算明度とを比較して、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲である場合には、該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とし、
基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲を超えている場合は、該照射手段によって照射される光の強さを調整しつつ現在合焦点位置および現在合算明度を求め、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲になったときの該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とする、
ことを特徴とする加工装置が提供される。
上記加工手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光してチャックテーブルに保持された被加工物に照射する集光器と、該集光器をZ軸方向に移動せしめる集光点位置調整手段とを備えたレーザー光線照射手段であり、
上記メモリーは、基準合焦点位置記憶領域に格納された基準合焦点位置と集光器の集光点位置との位置関係を記憶する適正位置関係記憶領域を備えている。
本発明による加工装置は上記のように構成され、基準合算明度記憶領域に記憶された基準合算明度と現在合算明度記憶領域に記憶された現在合算明度とを比較して、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲である場合には、該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とし、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲を超えている場合は、照射手段によって照射される光の強さを調整しつつ現在合焦点位置および現在合算明度を求め、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲になったときの該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とするので、基準合算明度記憶領域に格納された基準合算明度を再現して撮像手段によってチャックテーブルに保持された被加工物を撮像し対物レンズの合焦点位置を安定して検出することができる。
本発明に従って構成された加工装置としてのレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される撮像手段と集光器との関係を示す図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される制御手段のブロック構成図。 被加工物としての半導体ウエーハの斜視図および半導体ウエーハを環状のフレームに装着された保護テープに貼着された状態を示す斜視図。 図3に示す制御手段によって作成されるマップ(1)を示す図。 図3に示す制御手段によって作成されるマップ(2)を示す図。
以下、本発明に従って構成された加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された加工装置としてのレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置1は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記X軸方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4に矢印Zで示す集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射手段としてのレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上にX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361の上面である保持面上に被加工物である例えば円形形状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、半導体ウエーハ等の被加工物を保護テープを介して支持する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、Y軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上にY軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面にZ軸方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ネジロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射手段としてのレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられた円筒形状のユニットハウジング52を具備しており、ユニットホルダ51が上記可動支持基台42の装着部422に一対の案内レール423、423に沿って移動可能に配設されている。ユニットホルダ51に取り付けられたユニットハウジング52には、図示しないYAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器や繰り返し周波数設定手段を備えたパルスレーザー光線発振手段が配設されている。そして、上記ユニットハウジング52の先端部には、パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を集光するための集光器521が装着されている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は、ユニットホルダ51を可動支持基台42の装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す集光点位置調整方向(Z軸方向)即ちチャックテーブル36の保持面に対して垂直な方向に移動させるための集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53を具備している。集光点位置付け手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、上記レーザー照射ユニット5を案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ532を正転駆動することにより位置検出兼レーザー照射ユニット5を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー照射ユニット5を下方に移動するようになっている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は、レーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52の集光点位置調整方向(Z軸方向)位置を検出するためのZ軸方向位置検出手段54を具備している。Z軸方向位置検出手段54は、上記案内レール423、423と平行に配設されたリニアスケール54aと、上記ユニットホルダ51に取り付けられユニットホルダ51とともにリニアスケール54aに沿って移動する読み取りヘッド54bとからなっている。このZ軸方向位置検出手段54の読み取りヘッド54bは、図示の実施形態においては0.1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52のZ軸方向位置を求める。なお、上記集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53の駆動源としてパルスモータ532を用いた場合には、パルスモータ532に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52のZ軸方向の移動を検出することもできる。また、上記集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52の移動量を検出することもできる。
上記レーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52の前端部には、撮像手段6が配設されている。この撮像手段6について、図2を参照して説明する。
図2に示す撮像手段6は、チャックテーブル36に保持された被加工物Wからの反射光を捉える対物レンズ61と、該対物レンズ61が捉えた反射光の明度を電気信号に変換する複数の画素からなるCCD等の固体撮像素子62と、被加工物Wに光を照射する照明手段63を具備している。固体撮像素子62は例えば1000万画素を備えており、各画素は256階層の明度に対応した電気信号を後述する制御手段に送る。なお、照明手段63は、電流調整手段64によって照射する光の強さが調整されるようになっている。このように構成された撮像手段6はレーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52の前端部に配設されているので、集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53によってユニットハウジング52を集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動することにより対物レンズ61も集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動せしめられる。従って、集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53は、対物レンズ61をチャックテーブル36に保持された被加工物に接近および離反する方向であるZ軸方向に移動せしめる焦点調整手段としても機能する。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は、図3に示す制御手段7を具備している。制御手段7はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)71と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)72と、読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)73と、カウンター74と、入力インターフェース75および出力インターフェース76とを備えている。このように構成された制御手段7の入力インターフェース75には、上記Z軸方向位置検出手段54、撮像手段6の固体撮像素子62等からの検出信号が入力される。そして、制御手段7の出力インターフェース76からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ432、パルスモータ532、集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53、レーザー光線照射手段8、電流調整手段64等に制御信号を出力する。なお、ランダムアクセスメモリ(RAM)73は、後述する基準合焦点位置記憶領域73a、基準合算明度記憶領域73b、現在合焦点位置記憶領域73c、現在合算明度記憶領域73d、適正位置関係記憶領域73e等の記憶領域を備えている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は以上のように構成されており、以下撮像手段6における対物レンズ61の合焦点位置を求める手順について説明する。
図4の(a)には、被加工物としての半導体ウエーハの斜視図が示されている。図4に示す半導体ウエーハ10は、表面10aには格子状に形成された複数の分割予定ライン101によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。このように形成された半導体ウエーハ10は、図4の(b)に示すように環状のフレームFに装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる例えば厚みが100μmの保護テープTに表面10a側を貼着する(保護テープ貼着工程)。従って、半導体ウエーハ10は、裏面10bが上側となる。
上述したレーザー加工装置1における撮像手段6の合焦点を求めるには、先ずチャックテーブル36上に半導体ウエーハ10の保護テープT 側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、保護テープTを介して半導体ウエーハ10をチャックテーブル36上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル36上に保護テープTを介して保持された半導体ウエーハ10は、裏面10bが上側となる。このようにして、ウエーハ保持工程を実施したならば、加工送り手段37を作動して半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36を撮像手段6の直下に位置付ける。
チャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられたならば、制御手段7は電流調整手段64を制御して照明手段63によって照射される光の強さを所定の値に設定する。そして、制御手段7は集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53を作動して撮像手段6が装着されているレーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52をZ軸方向に移動しつつ対物レンズ61の複数のZ方向位置で固体撮像素子62によって撮像した画像を取り込む。次に、制御手段7は、固体撮像素子62によって撮像した複数の画像における複数の画素の明度の微分値を求め、図5に示すようにZ軸方向位置検出手段54からの検出信号に基づく各Z方向位置における明度の微分値との関係マップ(1)を作成する。なお、画素の明度の微分値の求め方については例えば上記特開昭61−198204号公報に開示された方法を用いることができる。そして、制御手段7は、画素の明度の微分値が最大となるZ方向位置(図5に示す実施形態においてはZ4)を基準合焦点位置とするとともに、該基準合焦点位置における複数の画素の明度を合算した合算値を演算する(図5に示す実施形態においては1000)。このようにして、基準合焦点位置および該基準合焦点位置における複数の画素の明度の合算値を求めたならば、制御手段7は基準合焦点位置(図5に示す実施形態においてはZ4)をランダムアクセスメモリ(RAM)73の基準合焦点位置記憶領域73aに格納するとともに、基準合焦点位置(Z4)における複数の画素の明度の合算値(図5に示す実施形態においては1000)を基準合算明度としてランダムアクセスメモリ(RAM)73の基準合算明度記憶領域93bに格納する。
また、図示の実施形態における加工装置としてのレーザー加工装置1においては、レーザー光線照射手段としてのレーザー光線照射ユニット5の集光器521の集光点を半導体ウエーハ10の上面に位置付けた状態における集光器521のZ方向位置を求める。このZ軸方向位置の求め方としては、集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53を作動して集光器521をZ軸方向に段階的に移動しつつレーザー光線を照射し、最も面積が小さい状態におけるZ軸方向位置検出手段54からの検出信号に基づくZ方向位置を集光器521の集光点位置(Zp)とする。そして、制御手段7は、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)73の基準合焦点位置記憶領域73aに格納された基準合焦点位置(Z4)と集光器521の集光点位置(Zp)とのZ軸方向位置の差(Δz=Z4−Zp)を求め、このZ軸方向位置の差(Δz=Z4−Zp)を適正位置関係としてランダムアクセスメモリ(RAM)73の適正位置関係記憶領域73eに格納する。従って、撮像手段6の対物レンズ61の合焦点位置を基準として、レーザー光線照射手段としてのレーザー光線照射ユニット5の集光器521の集光点位置を定めていることで被加工物に対して適正な位置にレーザー光線の集光点を位置付けることができる。
次に、被加工物として次の半導体ウエーハ10がチャックテーブル36に保持された場合の撮像手段6における対物レンズ61の合焦点位置の検出手順について説明する。
上述したように半導体ウエーハ10をチャックテーブル36上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。そして、加工送り手段37を作動して半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36を撮像手段6の直下に位置付ける。チャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられたならば、制御手段7は電流調整手段64を制御して照明手段63によって照射される光の強さを所定の値に設定する。そして、制御手段7は集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段53を作動して撮像手段6が装着されているレーザー光線照射ユニット5を構成するユニットハウジング52をZ軸方向に移動しつつ対物レンズ61の複数のZ軸方向位置で固体撮像素子62によって撮像した画像を取り込む。次に、制御手段7は、固体撮像素子62によって撮像した複数の画像における複数の画素の明度の微分値を求め、図6に示すようにZ軸方向位置検出手段54からの検出信号に基づく各Z方向位置における明度の微分値との関係マップ(2)を作成する。そして、制御手段7は、画素の明度の微分値が最大となるZ方向位置(図6に示す実施形態においてはZ3)を現在合焦点位置とするとともに、該現在合焦点位置における複数の画素の明度を合算した合算値を演算する(図6に示す実施形態においては998)。このようにして、現在合焦点位置および該現在合焦点位置における複数の画素の明度の合算値を求めたならば、制御手段7は現在合焦点位置(図6に示す実施形態においてはZ3)をランダムアクセスメモリ(RAM)73の現在合焦点記憶領域73cに格納するとともに、現在合焦点位置(Z3)における複数の画素の明度の合算値(図6に示す実施形態においては998)を現在合算明度としてランダムアクセスメモリ(RAM)73の現在合算明度記憶領域93dに格納する。次に、制御手段7は、基準合算明度記憶領域73bに格納された基準合算明度(図5に示す実施形態においては1000)と現在合算明度記憶領域93cに格納された現在合算明度(図6に示す実施形態においては998)とを比較して、基準合算明度と現在合算明度との差の絶対値が許容値範囲(例えば10)である場合には、現在合焦点記憶領域73cに格納された現在合焦点位置(Z3)を対物レンズ61の合焦点位置とする。
なお、基準合算明度と現在合算明度との差の絶対値が許容値範囲(例えば10)を超えている場合、例えば現在合算明度が基準合算明度より小さい場合には、制御手段7は電流調整手段64を制御して照明手段63によって照射される光の強さを段階的に高くして上述したように画素の明度の微分値が最大となるZ方向位置および複数の画素の明度を合算した合算値(現在合算明度)を求め、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲になったときのZ軸方向位置を対物レンズ61の合焦点位置(Zx)とし、現在合焦点記憶領域73cに格納された合焦点位置を(Zx)に書き換える。そして、集光器521の集光点位置(Zp)を (Zx−Δz)として定める。また、現在合算明度が基準合算明度より大きい場合には制御手段7は電流調整手段64を制御して照明手段63によって照射される光の強さを段階的に低くして上述したように画素の明度の微分値が最大となるZ方向位置および複数の画素の明度を合算した合算値(現在合算明度)を求め、基準合算明度と現在合算明度との差の絶対値が許容値範囲になったときのZ軸方向位置を対物レンズ61の合焦点位置(Zx)とし、現在合焦点記憶領域73cに格納された合焦点位置を(Zx)に書き換える。そして、集光器521の集光点位置(Zp)を (Zx−Δz)として定める。
以上のように図示の実施形態における加工装置としてのレーザー加工装置1においては、基準合算明度記憶領域73bに記憶された基準合算明度と現在合算明度記憶領域73dに記憶された現在合算明度とを比較して、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲である場合には、現在合焦点記憶領域73cに記憶された現在合焦点位置を対物レンズの合焦点位置とし、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲を超えている場合は、照射手段によって照射される光の強さを調整しつつ現在合焦点位置および現在合算明度を求め、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲になったときの現在合焦点記憶領域73cに記憶された現在合焦点位置を対物レンズの合焦点位置とするので、基準合算明度記憶領域73bに格納された基準合算明度を再現して撮像手段によってチャックテーブルに保持された被加工物を撮像し対物レンズの合焦点位置を検出するため、撮像手段の合焦点位置と集光器の集光点位置との差(Δz)が安定し、被加工物を撮像手段で撮像した際の合焦点位置から(Δz)を引いた値を集光器の集光点位置とすることが可能となる。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、図示の実施形態においては本発明をレーザー加工装置に適用した例を示したが、本発明は切削装置等の他の加工装置に適用することができる。
1:レーザー加工装置
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り手段
5:レーザー照射ユニット
53:集光点位置調整手段兼焦点位置調整手段
54:Z軸方向位置検出手段
6:撮像手段
61:対物レンズ
62:固体撮像素子
63:照明手段
64:電流調整手段
7:制御手段

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物を撮像する撮像手段とを具備し、
    該撮像手段は、光の強さを調整して被加工物に光を照射する照射手段と、被加工物からの反射光を捉える対物レンズと、該対物レンズが捉えた反射光の明度を電気信号に変換する複数の画素からなる固体撮像素子とを具備している加工装置であって、
    該撮像手段の該対物レンズを該チャックテーブルに保持された被加工物に接近および離反する方向(Z軸方向)に移動せしめる焦点調整手段と、該焦点調整手段によって移動せしめられた該対物レンズの位置を検出するZ方向位置検出手段と、該固体撮像素子および該焦点調整手段からの信号に基づいて該撮像手段の合焦点位置を求める制御手段と、を具備し、
    該制御手段は、
    該照射手段によって照射される光の強さを所定の値に設定するとともに該焦点調整手段を作動して対物レンズをZ軸方向に移動させつつ該対物レンズの複数のZ軸方向位置での画像を取り込み、該複数の画像における明度の微分値が最大となった際の該対物レンズのZ軸方向位置を基準合焦点位置として記憶する基準合焦点位置記憶領域および該基準合焦点位置における複数の画素の明度を合算した基準合算明度を記憶する基準合算明度記憶領域と、
    該照射手段によって照射される光の強さを所定の値に設定するとともに該焦点調整手段を作動して対物レンズをZ軸方向に移動させつつ該対物レンズの複数のZ軸方向位置での画像を取り込み、該複数の画像における明度の微分値が最大となった際の該対物レンズのZ軸方向位置を現在合焦点位置として記憶する現在合焦点位置記憶領域および該現在合焦点位置における複数の画素の明度を合算した現在合算明度を記憶する現在合算明度記憶領域と、を有するメモリーを備えており、
    該基準合算明度記憶領域に記憶された基準合算明度と該現在合算明度記憶領域に記憶された現在合算明度とを比較して、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲である場合には、該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とし、
    基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲を超えている場合は、該照射手段によって照射される光の強さを調整しつつ現在合焦点位置および現在合算明度を求め、基準合算明度と現在合算明度との差が許容値範囲になったときの該現在合焦点位置記憶領域に記憶されている現在合焦点位置を該対物レンズの合焦点位置とする、
    ことを特徴とする加工装置。
  2. 該加工手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光して該チャックテーブルに保持された被加工物に照射する集光器と、該集光器をZ軸方向に移動せしめる集光点位置調整手段とを備えたレーザー光線照射手段であり、
    該メモリーは、基準合焦点位置記憶領域に格納された基準合焦点位置と集光器の集光点位置との位置関係を記憶する適正位置関係記憶領域を備えている、請求項1記載の加工装置。
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