JP6224178B2

JP6224178B2 - スライドレールキット

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Publication number: JP6224178B2
Application number: JP2016129818A
Authority: JP
Inventors: 陳　庚金; 庚金陳; 順和楊; 建立 ▲黄▼; 世▲彦▼ 高; 王　俊強; 俊強王
Original assignee: 川湖科技股▲分▼有限公司; 川益科技股▲ふん▼有限公司
Priority date: 2015-07-15
Filing date: 2016-06-30
Publication date: 2017-11-01
Anticipated expiration: 2036-06-30
Also published as: TW201703611A; US20170020024A1; US9848702B2; EP3119171B1; JP2017027591A; TWI578882B; EP3119171A1

Description

本発明は、スライドレールキットに関し、特に支持能力を強化可能なスライドレールキットに関する。

一般的に、ラックサーバーシステムにおいて、スライドレールキットは電子設備のシャーシ（ｃｈａｓｓｉｓ）を電子工業会（ＥｌｅｃｔｒｏｎｉｃＩｎｄｕｓｔｒｉｅｓＡｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ）規格に基づいてラック（ｒａｃｋ）に取り付けて、空間を有効利用することで、シャーシ設備を集中的に管理し、保守しやすくしている。

ラックサーバーシステムに関しての関連する先行特許として、例えば特許文献１、特許文献２、特許文献３、特許文献４、特許文献５、特許文献６、特許文献７、特許文献８などがあるが、ここでは参考用として本文に組み入れておく。

米国特許第６，１８１，５４９Ｂ１号明細書米国特許第６，２３０，９０３Ｂ１号明細書米国特許第６，３０５，５５６Ｂ１号明細書米国特許第６，４２４，５３４Ｂ１号明細書米国特許第６，６０１，７１３Ｂ２号明細書米国特許第６，６５５，５３４Ｂ２号明細書米国特許第７，３５０，８８４Ｂ２号明細書米国特許第８，２８７，０５９Ｂ２号明細書

しかしながら、情報使用量の大幅な増大に伴って、シャーシ内に実装される電子設備もますます増加し、スライドレールキットはより重いシャーシを搭載可能として、シャーシをラック内からラック外に安全に引き出して保守しやすくすることが求められる。よって、支持能力を強化可能なスライドレールキットを設計することは、スライドレール関連産業にて無視できない重要な課題となっている。

本発明は支持能力を強化可能なスライドレールキットに関する。

本発明の観点によれば、スライドレールキットは第一レールと、支持部材と、第二レールとを備える。このうち、第一レールは第一通路を画成する。支持部材は一対の支持部と、一対の支持部の間に連接される支持側壁とを含み、一対の支持部と支持側壁とが共同で支持通路を画成する。第二レールは第一レールに可動に連接されるとともに、第一レールの第一通路及び支持部材の支持通路に対応する。支持部材は第一レールに対して第一位置から第二位置まで移動可能であることで、第二レールの第一レールに対する移動において、支持部材の支持部により第二レールを支持可能とする。

第一レールに隣接する前端部に取り付けられている第一ブラケットを更に備えており、第一ブラケットは側面板と、側面板に略垂直に連接される端面板と、端面板に取り付けられる複数の取付部材とを含み、側面板は第一板部と、第二板部と、第一板部と第二板部との間に延出して連接される第三板部とを含み、側面板の第一板部は第一レールに取り付けられ、側面板の第二板部は端面板に隣接して位置し、側面板の第二板部は一対の載置部を含み、一対の載置部は共同で補助通路を画成しており、補助通路は第三板部により第一レールの第一通路に対応する。

最も好ましくは、側面板の第三板部は延出孔を有し、少なくとも一つの連接部材の一部分が側面板の延出孔を貫通して支持部材に連接されることで、支持部材を第一ブラケットに対して可動に移動させる。

最も好ましくは、支持部材の支持側壁は接触特徴を有し、第二レールは第一特徴と第二特徴とを有し、第二レールの第一特徴の位置は支持部材の接触特徴の後方に対応し、第二レールの第二特徴の位置は支持部材の接触特徴の前方に対応して、第二レールを第一レールに対して引き出す又は押し込むことで一定距離まで移動させた時、支持部材は第二レールにより連動されて移動可能である。

最も好ましくは、支持部材の支持側壁は係止特徴を有し、前記第一ブラケットは案内特徴を有することで、前記係止特徴が前記第一ブラケットの案内特徴内に移動進入して一時的に位置決め可能とする。

本発明の第一実施例におけるスライドレールキットの分解概略図である。本発明の第一実施例におけるスライドレールキットの第二レールの他の角度の概略図である。本発明の第一実施例におけるスライドレールキットをラックに取り付けた立体外観概略図である。本発明の第一実施例におけるスライドレールキットの構成部材間の関係概略図である。本発明の第一実施例におけるスライドレールキットをラックに取り付けた概略図である。第二特徴の位置が接触特徴の前方に対応することを示すための、図５の５Ａの一部分拡大概略図である。本発明の第一実施例におけるスライドレールキットの第二レールがラック内からラック外まで移動する概略図であり、支持部材が移動することで第二レールを支持することを示す。本発明の第一実施例におけるスライドレールキットの第二レールがラック内からラック外まで更に移動する概略図である。本発明の第一実施例におけるスライドレールキットの第二レールが第一レールに対して収納された概略図である。支持部材の接触特徴が第二レールの第二特徴により当接されることを示すための、図８の８Ａの一部分拡大概略図である。本発明の第一実施例におけるスライドレールキットがシャーシを載置してラック内からラック外まで引き出されて全開状態となった概略図である。本発明の第二実施例におけるスライドレールキットの分解概略図である。本発明の第二実施例におけるスライドレールキットの組合外観概略図である。本発明の第二実施例における支持部材と第一ブラケットとの組合分解概略図である。本発明の第二実施例における支持部材と第一ブラケットとの組合せを示す外観概略図である。本発明の第二実施例におけるスライドレールキットをラックに取り付けた概略図である。第二特徴の位置が接触特徴の前方に対応することを示すための、図１３の１３Ａの一部分拡大概略図である。本発明の第二実施例におけるスライドレールキットの第二レールがラック内からラック外まで移動する概略図であり、支持部材が移動することで第二レールを支持することを示す。本発明の第二実施例におけるスライドレールキットの第二レールが更にラック内からラック外まで移動する概略図である。第一特徴が接触特徴に対応して当接可能であることを示すための、図１５の１５Ａの一部分拡大概略図である。本発明の第二実施例におけるスライドレールキットの第二レールが第一レールに対して収納した概略図である。支持部材の接触特徴が第二レールの第二特徴により当接されることを示すための、図１６の１６Ａの一部分拡大概略図である。

図１には、本発明の第一実施例におけるスライドレールキット１００は、第一レール１０２と、第一ブラケット１０４と、第二ブラケット１０６と、支持部材１０８と、第二レール１１０と、第三レール１１２とを備えることを示す。

第一レール１０２は、一対の第一縁壁１１４と、一対の第一縁壁１１４の間に延出して連接される第一側壁１１６とを含み、一対の第一縁壁１１４と第一側壁１１６とが共同で第一通路１１８を画成する。このうち、第一側壁１１６は前端部１２０ａと、位置が前端部１２０ａに相対する後端部１２０ｂとを有する。

第一ブラケット１０４は第一レール１０２の第一側壁１１６に隣接する前端部１２０ａに取り付けられる。第一ブラケット１０４は側面板１２２と、端面板１２４と、複数の取付部材１２６とを含み、このうち、側面板１２２は、第一板部１２８と、第二板部１３０と、第一板部１２８と第二板部１３０との間に延出して連接される第三板部１３２とを含む。具体的には、側面板１２２の第一板部１２８は第一レール１０２の第一側壁１１６に取り付けられる。側面板１２２の第二板部１３０は端面板１２４に隣接して位置しており、側面板１２２の第二板部１３０は一対の載置部１３４を含み、一対の載置部１３４は共同で補助通路１３６を画成しており、補助通路１３６は第三板部１３２により第一レール１０２の第一通路１１８に対応する。側面板１２２の第三板部１３２は延出孔１３８を有する。端面板１２４は側面板１２２に略垂直に連接される。これら複数の取付部材１２６は端面板１２４に取り付けられる。

第二ブラケット１０６は、第一レール１０２の第一側壁１１６に隣接する後端部１２０ｂに取り付けられる。

支持部材１０８は一対の支持部１４０と、一対の支持部１４０の間に連接される支持側壁１４２とを含み、一対の支持部１４０と支持側壁１４２とが共同で支持通路１４４を画成する。支持部材１０８は第一ブラケット１０４に可動に取り付けられて、少なくとも一つの連接部材１４６、例えば一対の連接部材１４６の一部分が側面板１２２の延出孔１３８を貫通して支持部材１０８の支持側壁１４２に連接されることで、支持部材１０８を第一ブラケット１０４に対して可動に移動させる。本実施例において、支持部材１０８の支持側壁１４２は、例えば支持側壁１４２から延出する突出部といった接触特徴１４８を更に有する。

第二レール１１０は第一レール１０２に可動に連接されるとともに、第一レール１０２の第一通路１１８及び支持部材１０８の支持通路１４４に対応する。図２に示すように、第二レール１１０は、第二縁壁１５０と、一対の第二縁壁１５０の間に延出して連接される第二側壁１５２とを含む。一対の第二縁壁１５０と第二側壁１５２とが共同で第二通路１５４を画成する。このうち、第二レール１１０の第二側壁１５２は第一特徴１５６と、第二特徴１５８とを更に有し、第一特徴１５６と第二特徴１５８とは一定距離を隔てており、且つ第一特徴１５６及び第二特徴１５８の実施形態は、例えば第二レール１１０の第二側壁１５２から延出する突出部である。

再度図１を参照する。第三レール１１２は第二レール１１０に可動に連接されるとともに、第二レール１１０の第二通路１５４に対応する。第三レール１１２は、例えばシャーシ（ｃｈａｓｓｉｓ、図示せず）といった載置部材を第三レール１１２に掛け止め取り付けするために、窪み孔形態の取付特徴１６０を複数有する。

図３には、スライドレールキット１００が第一ブラケット１０４によりラック１６２の第一ラック支柱１６４に取り付けられ、及び第二ブラケット１０６によりラック１６２の第二ラック支柱１６６に取り付けられることで、スライドレールキット１００をラック１６２に取り付けるものを示す。スライドレールキット１００の収納状態において、第二レール１１０は支持部材１０８の支持通路１４４及び第一レール１０２の第一通路１１８内に位置し、且つ支持部材１０８の一部分が第一ブラケット１０４の補助通路１３６内に位置する。最も好ましくは、第二レール１１０と支持部材１０８の一対の支持部１４０との間は摩擦接触関係である。

図４にはスライドレールキット１００の支持関係を示しており、第一ブラケット１０４は補助通路１３６の載置部１３４に対応して支持部材１０８を支持可能とし、且つ支持部材１０８は支持通路１４４の支持部１４０に対応して第二レール１１０も支持可能としている。このうち、第二レール１１０の第二特徴１５８の位置は支持部材１０８の接触特徴１４８の前方に対応する。

図５ないし図６には、第二レール１１０がラック１６２内からラック１６２外に引き出された時、もし第二レール１１０と支持部材１０８の一対の支持部１４０との間での摩擦接触関係が十分に大きい場合、支持部材１０８は第二レール１１０の摩擦力により連動されて、支持部材１０８を第一レール１０２又は第一ブラケット１０４に対して第一位置Ｐ１から第二位置Ｐ２まで移動可能であることを示す。もしこの摩擦力が、支持部材１０８を第二位置Ｐ２まで移動させるように連動するに足らない場合には、手動にて支持部材１０８を第一レール１０２又は第一ブラケット１０４に対して第一位置Ｐ１から第二位置Ｐ２に移動させてもよい。また、或いは、図７に示すように、第二レール１１０の第一特徴１５６の位置が支持部材１０８の接触特徴１４８の後方に対応することで、支持部材１０８の接触特徴１４８も第二レール１１０の第一特徴１５６により当接されることができ、支持部材１０８を第一ブラケット１０４に対して第一位置Ｐ１から第二位置Ｐ２まで移動させることができる。上記した配置によれば、第二レール１１０が第一レール１０２に対して最大展開位置まで引き出し移動された時、第一ブラケット１０４は補助通路１３６の載置部１３４に対応して支持部材１０８を支持可能として、且つ支持部材１０８も支持通路１４４の支持部１４０に対応して第二レール１１０を支持可能として、及び第一レール１０２も第一通路１１８の第一縁壁１１４に対応して第二レール１１０を支持可能とすることで、第二レール１１０が第一レール１０２に対して展開する支持効果を確実に強化することができる。注意すべきは、上記第一位置Ｐ１はラック１６２内に位置するとともに第一ラック支柱１６４に隣接し、上記第二位置Ｐ２はラック１６２外に位置するとともに第一ラック支柱１６４に隣接することで、支持部材１０８が第二レール１１０の支持点をラック１６２外に位置することを可能として、展開する支持効果を強化する。

図８及び図８Ａには、第二レール１１０の第二特徴１５８の位置が支持部材１０８の接触特徴１４８の前方に対応することで、第二レール１１０が第一レール１０２に対して押し込まれて所定距離まで収納した時、支持部材１０８の接触特徴１４８が第二レール１１０の第二特徴１５８により当接され得ることを示しており、図５に示すように、支持部材１０８を第一ブラケット１０４に対して第二位置Ｐ２から第一位置Ｐ１まで縮退移動可能となっている。

図９にはスライドレールキット１００がラック１６２上に取り付けられて全開に引き出された状態を示しており、第三レール１１２がシャーシ１６８を載置し、且つ第二レール１１０によりシャーシ１６８をラック１６２内からラック１６２外まで完全に引き出した時、上記の支持部材１０８が第一ブラケット１０４に対して移動可能に支持する特性によって、第二レール１１０に対する支持を補い、支持能力を強化している。

図１０には、本発明の第二実施例におけるスライドレールキット２００は、第一レール２０２と、第一ブラケット２０４と、第二ブラケット２０６と、支持部材２０８と、第二レール２１０と、第三レール２１２とを備えることを示す。第一レール２０２の配置は上記第一実施例と同じく、第一縁壁２１４と、第一側壁２１６と、第一通路２１８と、前端部２２０ａと、後端部２２０ｂといった特徴を含む。第一ブラケット２０４は、第一レール２０２の第一側壁２１６に隣接する前端部２２０ａに取り付けられる。第一ブラケット２０４は側面板２２２と、端面板２２４と、複数の取付部材２２６とを含み、このうち、側面板２２２の一部分は第一レール２０２の第一側壁２１６に取り付けられるものである。端面板２２４に隣接する側面板２２２は例えば開口といった案内特徴２２８を有し、開口の方向は支持部材２０８に対応する。第二ブラケット２０６は、第一レール２０２の第一側壁２１６に隣接する後端部２２０ｂに取り付けられる。支持部材２０８の配置は上記第一実施例と略同じく、支持部２４０と、支持側壁２４２と、支持通路２４４と、接触特徴２４６とを含む。本実施例において、支持部材２０８の支持側壁２４２は、例えば支持側壁２４２から延出する突出部といった係止特徴２４８を更に有する。第二レール２１０の配置は上記第一実施例と略同じく、第二縁壁２５０と、第二側壁２５２と、第二通路２５４とを含む。第三レール２１２の配置は上記第一実施例と略同じく、例えばシャーシ（ｃｈａｓｓｉｓ、図示せず）といった載置部材を第三レール２１２に掛け止め取り付けするために、窪み孔形態の取付特徴２６０を複数有する。

図１１には、支持部材２０８が第二レール２１０に取り付けられ、且つ支持部材２０８の支持通路２４４は第二レール２１０をその内部に挿置させることを示す。

図１２Ａ及び図１２Ｂには、支持部材２０８の係止特徴２４８は、第一ブラケット２０４の案内特徴２２８内に移動進入して一時的に位置決め可能であることを示す。

図１３には、スライドレールキット２００が第一ブラケット２０４によりラック２６２の第一ラック支柱２６４に取り付けられ、及び第二ブラケット２０６によりラック２６２の第二ラック支柱２６６に取り付けられることで、スライドレールキット２００をラック２６２に取り付けるものを示す。スライドレールキット２００の収納状態において、第二レール２１０は支持部材２０８の支持通路２４４及び第一レール２０２の第一通路２１８内に位置する。第二レール２１０もまた上記第一実施例の第一特徴２５６と第二特徴２５８とを有し、図１３Ａに示すように、第二特徴２５８の位置は接触特徴２４６の前方に対応する。

図１３ないし図１５にもまた、第二レール２１０がラック２６２内からラック２６２外に引き出された時、支持部材２０８は第二レール２１０により連動されて、支持部材２０８を第一レール２０２又は第一ブラケット２０４に対して第一位置Ｐ１から第二位置Ｐ２まで移動させ、且つ支持部材２０８の係止特徴２４８が第一ブラケット２０４の案内特徴２２８内に進入して一時的に位置決め可能であることを示す。上記した配置によれば、第二レール２１０が第一レール２０２に対して最大展開位置まで引き出し移動させられた時、第一ブラケット２０４の案内特徴２２８は支持部材２０８を支持可能として、且つ支持部材２０８も支持通路２４４の支持部２４０に対応して第二レール２１０を支持可能として、及び第一レール２０２も第一通路２１８の第一縁壁２１４に対応して第二レール２１０を支持可能とすることで、第二レール２１０が第一レール２０２に対しても展開する支持効果を確実に強化することができる。

図１６には、第二レール２１０の第二特徴２５８の位置が支持部材２０８の接触特徴２４６の前方に対応することで、第二レール２１０が第一レール２０２に対して押し込まれて所定距離まで収納したとき、支持部材２０８の接触特徴２４６が第二レール２１０の第二特徴２５８により当接され得ることを示しており、図１６Ａに示すように、支持部材２０８を第一ブラケット２０４に対して第二位置Ｐ２から第一位置Ｐ１まで縮退移動可能となっている。

本発明は前述の実施例で開示した通りであるが、それらによって本発明は制約を受けることなく、本発明の保護される範囲は別紙の特許請求の範囲を基準とする。

〈第一実施例〉
１００スライドレールキット、
１０２第一レール、
１０４第一ブラケット、
１０６第二ブラケット、
１０８支持部材、
１１０第二レール、
１１２第三レール、
１１４第一縁壁、
１１６第一側壁、
１１８第一通路、
１２０ａ前端部、
１２０ｂ後端部、
１２２側面板、
１２４端面板、
１２６取付部材、
１２８第一板部、
１３０第二板部、
１３２第三板部、
１３４載置部、
１３６補助通路、
１３８延出孔、
１４０支持部、
１４２支持側壁、
１４４支持通路、
１４６連接部材、
１４８接触特徴、
１５０第二縁壁、
１５２第二側壁、
１５４第二通路、
１５６第一特徴、
１５８第二特徴、
１６０取付特徴、
１６２ラック、
１６４第一ラック支柱、
１６６第二ラック支柱、
１６８シャーシ、
Ｐ１第一位置、
Ｐ２第二位置、
〈第二実施例〉
２００スライドレールキット、
２０２第一レール、
２０４第一ブラケット、
２０６第二ブラケット、
２０８支持部材、
２１０第二レール、
２１２第三レール、
２１４第一縁壁、
２１６第一側壁、
２１８第一通路、
２２０ａ前端部、
２２０ｂ後端部、
２２２側面板、
２２４端面板、
２２６取付部材、
２２８案内特徴、
２４０支持部、
２４２支持側壁、
２４４支持通路、
２４６接触特徴、
２４８係止特徴、
２５０第二縁壁、
２５２第二側壁、
２５４第二通路、
２５６第一特徴、
２５８第二特徴、
２６０取付特徴、
２６２ラック、
２６４第一ラック支柱、
２６６第二ラック支柱、
Ｐ１第一位置、
Ｐ２第二位置。

Claims

第一通路を画成する第一レールと、
一対の支持部と、前記一対の支持部の間に連接される支持側壁とを含み、前記一対の支持部と前記支持側壁とが共同で支持通路を画成する支持部材と、
前記第一レールに可動に連接されるとともに、前記第一レールの第一通路及び前記支持部材の支持通路に対応する第二レールと、を備えたスライドレールキットであって、
前記支持部材は前記第一レールに対して第一位置から第二位置まで移動可能であることで、前記第二レールの前記第一レールに対する移動において、前記支持部材の支持部により前記第二レールを支持可能とし、
前記支持部材の支持側壁は接触特徴を有し、前記第二レールは第一特徴と第二特徴とを有し、前記第二レールの第一特徴の位置は前記支持部材の接触特徴の後方に対応し、前記第二レールの第二特徴の位置は前記支持部材の接触特徴の前方に対応して、前記第二レールを前記第一レールに対して引き出す又は押し込むことで一定距離まで移動させた時、前記支持部材は前記第二レールにより連動されて移動可能であることを特徴とするスライドレールキット。
前記第一レールに隣接する前端部に取り付けられている第一ブラケットを更に備えており、前記第一ブラケットは側面板と、前記側面板に略垂直に連接される端面板と、前記端面板に取り付けられる複数の取付部材とを含み、前記側面板は第一板部と、第二板部と、前記第一板部と前記第二板部との間に延出して連接される第三板部とを含み、前記側面板の第一板部は前記第一レールに取り付けられ、前記側面板の第二板部は前記端面板に隣接して位置し、前記側面板の第二板部は一対の載置部を含み、前記一対の載置部は共同で補助通路を画成しており、前記補助通路は前記第三板部により前記第一レールの第一通路に対応しており、
前記側面板の第三板部は延出孔を有し、少なくとも一つの連接部材の一部分が前記側面板の延出孔を貫通して前記支持部材に連接されることで、前記支持部材を前記第一ブラケットに対して可動に移動させることを特徴とする請求項１に記載のスライドレールキット。
前記支持部材の支持側壁は係止特徴を有し、前記第一ブラケットは案内特徴を有することで、前記係止特徴が前記第一ブラケットの案内特徴内に移動進入して一時的に位置決め可能とすることを特徴とする請求項２に記載のスライドレールキット。
一対の第一縁壁と、前記一対の第一縁壁の間に延出して連接される第一側壁とを含み、前記一対の第一縁壁と前記第一側壁とが共同で第一通路を画成しており、このうち前記第一側壁は前端部と、位置が前記前端部に相対する後端部とを有する、第一レールと、
前記第一レールの第一側壁に隣接する前端部に取り付けられ、側面板と、端面板と、複数の取付部材とを含み、前記端面板は前記側面板に略垂直に連接されており、これら複数の取付部材は前記端面板に取り付けられる第一ブラケットと、
前記第一レールの第一側壁に隣接する後端部に取り付けられる第二ブラケットと、
一対の支持部と、前記一対の支持部の間に連接される支持側壁とを含み、前記一対の支持部と前記支持側壁とが共同で支持通路を画成する支持部材と、
前記第一レールに可動に連接されるとともに、前記第一レールの第一通路及び前記支持部材の支持通路に対応する第二レールと、を備えたスライドレールキットであって、
前記支持部材は前記第一ブラケットに対して第一位置から第二位置まで移動可能であることで、前記第二レールの前記第一レールに対する移動において、前記支持部材の支持部により前記第二レールを支持可能とし、
前記支持部材の支持側壁は接触特徴を有し、前記第二レールは第一特徴と第二特徴とを有し、前記第二レールの第一特徴の位置は前記支持部材の接触特徴の後方に対応し、前記第二レールの第二特徴の位置は前記支持部材の接触特徴の前方に対応して、前記第二レールを前記第一レールに対して引き出す又は押し込むことで一定距離まで移動させた時、前記支持部材は前記第二レールにより連動されて移動可能であり、
前記支持部材の支持側壁は係止特徴を有し、前記第一ブラケットは案内特徴を有することで、前記係止特徴が前記第一ブラケットの案内特徴内に移動進入して一時的に位置決め可能とすることを特徴とするスライドレールキット。
前記側面板は第一板部と、第二板部と、前記第一板部と前記第二板部との間に延出して連接される第三板部とを含み、前記側面板の第一板部は前記第一レールに取り付けられ、前記側面板の第二板部は前記端面板に隣接して位置し、前記側面板の第二板部は一対の載置部を含み、前記一対の載置部は共同で補助通路を画成しており、前記補助通路は前記第三板部により前記第一レールの第一通路に対応しており、
前記側面板の第三板部は延出孔を有し、少なくとも一つの連接部材の一部分が前記側面板の延出孔を貫通して前記支持部材に連接されることで、前記支持部材を前記第一ブラケットに対して可動に移動させることを特徴とする請求項４に記載のスライドレールキット。
第一ラック支柱と第二ラック支柱とを備えるラックにシャーシを取り付けるに適したスライドレールキットであって、前記スライドレールキットは、
第一通路を画成する第一レールと、
一対の支持部と、前記一対の支持部の間に連接される支持側壁とを含み、前記一対の支持部と前記支持側壁とが共同で支持通路を画成する支持部材と、
前記第一レールに可動に連接されるとともに、前記第一レールの第一通路及び前記支持部材の支持通路に対応する第二レールと、
前記第二レールに可動に連接され、前記シャーシを載置する第三レールと、を備えており、
前記シャーシが前記ラック内から前記ラック外に引き出された時、前記第二レールは前記第三レールにより連動されて移動し、前記支持部材は前記第一レールに対して第一位置から第二位置まで移動し、且つ前記支持部材の支持通路の支持部が前記第二レールを支持し、
前記第一レールに隣接する前端部に取り付けられている第一ブラケットを更に備えており、前記第一ブラケットは側面板と、前記側面板に略垂直に連接される端面板と、前記端面板に取り付けられる複数の取付部材とを含み、前記側面板は第一板部と、第二板部と、前記第一板部と前記第二板部との間に延出して連接される第三板部とを含み、前記側面板の第一板部は前記第一レールに取り付けられ、前記側面板の第二板部は前記端面板に隣接して位置し、前記側面板の第二板部は一対の載置部を含み、前記一対の載置部は共同で補助通路を画成しており、前記補助通路は前記第三板部により前記第一レールの第一通路に対応しており、
前記側面板の第三板部は延出孔を有し、少なくとも一つの連接部材の一部分が前記側面板の延出孔を貫通して前記支持部材に連接されることで、前記支持部材を前記第一ブラケットに対して可動に移動させ、
前記支持部材の支持側壁は接触特徴を有し、前記第二レールは第一特徴と第二特徴とを有し、前記第二レールの第一特徴の位置は前記支持部材の接触特徴の後方に対応し、前記第二レールの第二特徴の位置は前記支持部材の接触特徴の前方に対応して、前記第二レールを前記第一レールに対して引き出す又は押し込むことで一定距離まで移動させた時、前記支持部材は前記第二レールにより連動されて移動可能であり、
前記支持部材の支持側壁は係止特徴を有し、前記第一ブラケットは案内特徴を有することで、前記係止特徴が前記第一ブラケットの案内特徴内に移動進入して一時的に位置決め可能とすることを特徴とするスライドレールキット。