JP6223664B2 - 給電線からの熱電式発電 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に熱電式発電に関する。
配電システム内の給電線は、オーム加熱によりかなりの熱を発生することがある。発生される熱は望ましくないことがある。例えば、給電線の抵抗率は温度とともに増加し、給電線の温度が増加するにつれて給電線の動作効率を低下させることがある。発生される熱は、他の機器または構造にも悪影響を及ぼすことがある。電源システムが、閉じられた空間内に設置されている場合、冷却システムを設け、給電線によって発生される熱を除去することができる。冷却システムを動作することは電力を消費し、これは、給電線を使用するシステムの全体的なエネルギー効率を低下させることがある。
熱電式発電(TEG)デバイスを使用し、電力ケーブルから発生される熱から電気を発生させる装置、方法およびシステムが開示される。TEGデバイスは、電力ケーブルの外側表面に近接して配置することができる。電力ケーブルと周囲の環境との間の温度差は、(例えばゼーベック効果により)TEGデバイスに電気を発生させる。TEGデバイスは熱を電気に変換し、これは結果として電力ケーブルのいくらかの冷却を生じる。
電力ケーブルは、異なった周囲環境および異なった周囲温度を有する複数の区域を通過することがある。給電ケーブルと異なった周囲温度との間の温度差は、異なった区域内では異なることがある。TEGデバイスの出力電圧レベルは、TEGデバイスの両端の温度差に関係することがある。したがって、異なった区域内のTEGデバイスは、異なった電圧レベルの電気を出力することがある。異なった電圧レベルの電気を共通バスに発生する連結TEGデバイスは、結果としていくらかの電力を喪失することがある。本開示の実施形態は、異なったTEGデバイスまたはTEGデバイスのグループによって発生される電気の電圧および電流を監視し、TEGデバイスに結合された電力変換器を制御し、各々のTEGデバイスまたはTEGデバイスのグループをそれらの最大電力点で動作させることができ、また、TEGデバイスから受けた電気を共通電圧に変換することができる。
特定の実施形態では、装置は複数の熱電式発電(TEG)デバイスを含んでいる。TEGデバイスの各々は、電力ケーブルの外側表面と熱連通する配置となるように構成された第1表面と、電力ケーブルの周囲環境に近接して(例えば、電力ケーブルより周囲環境に近くに)配置されるように構成された第2表面とを有する。装置は、TEGデバイスに電気的に結合された端子の組も含んでいる。第1表面と第2表面との間で温度差が存在する場合、TEGデバイスは、熱を端子の組に現れる電気に変換する。装置は、電力ケーブルの外側表面に実質的に一致するように変形可能な熱伝導性ジャケットを含むことができる。装置は、電力ケーブルから離れて延びる1つまたは複数のヒートシンク突起をさらに含むこともできる。
他の特定の実施形態では、方法は、電力ケーブルの第1部分と熱連通し、かつ、電力ケーブルの第1部分が通過する第1周囲環境と熱連通する、第1熱電式発電(TEG)デバイスから第1電力を受ける工程を含んでいる。電力ケーブルの第1部分を通過する電流は、結果として、電力ケーブルの第1部分と第1周囲環境との間に第1温度差を生じることがある。第1電力は、第1最大電力点追跡デバイスによって制御することができる第1電圧で発生される。方法は、電力ケーブルの第2部分と熱連通し、かつ、電力ケーブルの第2部分が通過する第2周囲環境と熱連通する第2TEGデバイスから第2電力を受ける工程も含んでいる。電力ケーブルの第2部分を通過する電流は、結果として、電力ケーブルの第2部分と第2周囲環境との間に第2温度差を生じることがある。第2電力は、第2最大電力点追跡デバイスによって制御することができる第2電圧で発生される。方法は、第1電圧および第2電圧を第3電圧に調節する工程も含んでいる。
さらに他の特定の実施形態では、システムは、発電システムによって発生される電力を複数の区域を経て伝達するように構成された給電ケーブルを含んでいる。給電ケーブルは、複数の区域の各々の異なった周囲環境に曝露させることができる。システムは、複数の区域の第1区域内の給電ケーブルの表面に沿って配置された第1熱電式発電(TEG)デバイスを含むこともできる。第1TEGデバイスは、第1区域内の給電ケーブルと第1周囲環境との間の第1温度差に基づいて電力を発生するように構成されている。システムは、第1TEGデバイスの第1動作電圧を、第1温度差で第1TEGデバイスの最大電力点電圧に近く、またはその値となるように制御する第1最大電力点追跡デバイスを含むこともできる。システムは、複数の区域の第2区域内の給電ケーブルの表面に沿って配置された第2TEGデバイスを含むこともできる。第2TEGデバイスは、第2区域内の給電ケーブルと第2周囲環境との間の第2温度差に基づいて電力を発生するように構成されている。システムは、第2TEGデバイスの第2動作電圧を、第2温度差で第2TEGデバイスの最大電力点電圧に近く、またはその値となるように制御する第2最大電力点追跡デバイスを含むこともできる。システムは、第1動作電圧を第3電圧に変換する第1電力変換デバイスと、第2動作電圧を第3電圧に変換する第2電力変換デバイスとを含むこともできる。
説明される特徴、機能および利点は、種々の実施形態で独立して達成することができ、または、さらに他の実施形態で結合することができ、それらのさらなる詳細は、以下の説明および図面を参照して開示される。
電力ケーブルの周囲に配置された熱電式発電(TEG)デバイスの特定の実施形態の図である。 ケーブルの外側表面と周囲環境との間に配置された複数のTEGデバイスを有する電力ケーブルの横断面図である。 構造の複数の異なる周囲環境を経て延在する電力ケーブルを有する構造の斜視図である。 異なった温度差で動作する2つの異なったTEGデバイスの電力生産特性のグラフである。 TEGデバイスからの電力生産を管理する方法の特定の実施形態の流れ図である。
図1は、電力ケーブル110に近接して配置された熱電式発電(TEG)デバイス113〜118を含むシステム100の図である。TEGデバイス113〜118の各々は、複数の正型ドープ−負型ドープ(P−N)熱電ペレット対を含むことができる。複数のP−N熱電ペレット対は、ジャケット(図1には示さず)内に収容し、TEGデバイス113〜118の1つを形成することができる。
電力ケーブル110は、第1周囲環境119および第2周囲環境129のような異なった周囲環境を通過することができる。例えば、電力ケーブル110は、電力を電力源(例えば発電システム)から構造内の異なった負荷に伝達することができる。この例では、異なった周囲環境は、異なった環境状態に暴露される構造の複数の区域に対応することができる。周囲環境の各々は、異なった周囲温度を有することができる。電力ケーブル110の温度は、周囲環境119、129の各々を通じてほとんど一定であってもよく、周囲環境の各々で異なってもよい。
TEGデバイス113〜115を含むTEGデバイスの第1組112は、第1周囲環境119に関係してもよく(例えば、第1周囲環境119内に置かれてもよく)、TEGデバイス116〜118を含むTEGデバイスの第2組122は、第2周囲環境129に関係してもよい(例えば、第2周囲環境129内に置かれてもよい)。TEGデバイスの組112、122の各々は、電力ケーブル110と、TEGデバイスの組が関係する周囲環境119、129との間の温度差に基づいて電気を発生することができる。TEGデバイスの組112、122の各々によって経験される温度差は異なることがあるため、TEGデバイスの組112、122の各々によって発生される電気の特性は異なることがある。例えば、TEGデバイス113〜118は、異なった温度差に応じて異なった電圧レベルで電気を発生することがある。
TEGデバイスの第1組112のTEGデバイス113〜115は、互いに、および、第1端子131に(並列に、直列に、または、アレイ構成で)電気的に相互接続することができる。TEGデバイスの第1組112は、第1端子131を経て第1電力変換デバイス130に結合することができる。第1電力変換デバイス130は、第1端子131を経てTEGデバイスの第1組112のTEGデバイス113〜115から電気を受けることができ、この電気を、第3端子138を経てバス150に供給する前に処理(変圧、または別の変換)することができる。
第1最大電力点(MPP)追跡デバイス132は、第1制御入力160を経て第1電力変換デバイス130を制御することができる。MPP追跡デバイス132は、第1電力変換デバイス130に、TEGデバイスの第1組112を、第1温度差でのTEGデバイスの第1組112のMPP電圧である、またはこれに近い第1動作電圧で動作させることができる。MPP追跡デバイス132は、第1温度差での(図4を参照して説明するような)TEGデバイスの第1組112の最大電力点を決定することができる。例えば、第1MPP追跡デバイス132は、山登り法プロセスのようなMPP追跡プロセスを実施することができる。他の例では、MPP追跡デバイス132は、TEGデバイスの第1組112のMPPを、TEGデバイスの第1組112の出力電流または電圧と、TEGデバイスの第1組112による電力出力との間の既知の関係に基づいて決定することができる。MPP追跡デバイス132は、検知線164を経て端子131の電圧出力を検知することができ、検知線162を経て端子131の電流出力を検知することができる。特定の実施形態では、第1MPP追跡デバイス132は、第1電力変換デバイス130に、端子131に適用される有効抵抗を調節させ、TEGデバイスの第1組112に、TEGデバイスの第1組112のMPP電圧の、またはこれに近い電圧の電気を発生させる。
TEGデバイスの第2組122のTEGデバイス116〜118は、互いに、および、第2端子141に(並列に、直列に、または、アレイ構成で)電気的に相互接続することができる。TEGデバイスの第2組122は、第2端子141を経て第2電力変換デバイス140に結合することができる。第2電力変換デバイス140は、第2端子141を経てTEGデバイスの第2組122のTEGデバイス116〜118から電気を受けることができ、この電気を、第4端子148を経てバス150に供給する前に処理することができる。
第2MPP追跡デバイス142は、第2制御入力170を経て第2電力変換デバイス140を制御することができる。第2MPP追跡デバイス142は、第2電力変換デバイス140に、TEGデバイスの第2組122を、第2温度差でのTEGデバイスの第2組122のMPP電圧である、またはこれに近い第2動作電圧で動作させることができる。第2MPP追跡デバイス142は、第2温度差での(図4を参照して説明するような)TEGデバイスの第2組122の最大電力点電圧を決定することができる。TEGデバイスの第2組122の最大電力点電圧は、TEGデバイス116〜118に対するTEGデバイス113〜115の設計または構成の違いか、第1温度差と第2温度差との違いか、またはその両方により、TEGデバイスの第1組112の最大電力点電圧と異なることがある。
第2MPP追跡デバイス142は、山登り法プロセスのようなMPP追跡プロセスを実施することができ、または、TEGデバイスの第2組122のMPPを、TEGデバイスの第2組122の出力電流または電圧と、TEGデバイスの第2組122による電力出力との間の既知の関係に基づいて決定することができる。第2MPP追跡デバイス142は、検知線174を経て端子141の電圧出力を検知することができ、検知線172を経て端子141の電流出力を検知することができる。MPP追跡デバイス132、142は、TEGデバイスの異なった組112、122の動作電圧を独立して制御することができる。このように、電力変換デバイス130および140に供給される電力は、異なった電圧レベルであってもよい。
特定の実施形態では、TEGデバイスの組112、122の各々をそのMPP電圧で、またはそれに近い電圧で独立に動作させることができるとしても、電力変換デバイス130、140は、電力変換動作を実施し、バス150に供給される電圧を調和させることができる。例えば、第1電力変換デバイス130は、TEGデバイスの第1組112から受けた電気を、TEGデバイスの第2組122の第2動作電圧と実質的に等しい電圧レベルとなるように変換することができる。他の例では、第1電力変換デバイス130は、TEGデバイスの第1組112から受けた電気を、共通バス電圧レベルに変換することができ、第2電力変換デバイス140も、TEGデバイスの第2組122から受けた電気を、共通バス電圧レベルに変換することができる。一具体例では、バス150は、固定電圧で動作することができ、電力変換デバイス130、140は、TEGデバイス113〜118によって発生された電気と、バス150の固定電圧の出力電気とを受けることができる。
図2は、電力ケーブル210と、電力ケーブル210と周囲環境230との間の複数の熱電式発電(TEG)デバイス220とを含むシステム200の特定の実施形態の横断面図である。システム200は、図1のシステム100の一部の横断面であってもよい。TEGデバイス220の各々は、熱を電気に変換するように構成された1つまたは複数の正型ドープ−負型ドープ(P−N)熱電ペレット対を含むことができる。TEGデバイス220の各々は、電力ケーブル210の外側表面212と熱連通する配置となるように構成された第1表面と、周囲環境230に近接して(例えば、電力ケーブル210より周囲環境230に近くに)配置されるように構成された第2表面とを有することができる。電力ケーブル210と周囲環境230との間に温度差が存在することがある。例えば、電力ケーブル210は、電力ケーブル210内の電流の結果としての電力ケーブル210のオーム(すなわち抵抗)加熱により、周囲環境より温度が高いことがある。TEGデバイス220は、異なった温度差によって駆動され、熱を電気に変換することができる。
TEGデバイス220は、ジャケット240のような、スリーブまたは他の包含デバイス内に配置することができる。ジャケット240は、内側表面242および外側表面244を有することができる。ジャケット240は、TEGデバイス220を電力ケーブル210の外側表面212に実質的に一致させることができるように変形可能であってもよい。例えば、ジャケット240は、TEGデバイス220を電力ケーブル210に近接して固定するように電力ケーブル210の周囲に巻きつけることができる電力ケーブルラップのように構成することができる。加えて、TEGデバイス210の各々の内側表面は、電力ケーブル210の外側表面212に実質的に一致するように形作ることができる。例えば、図2に示すように、電力ケーブル210が円形横断面を有する場合、TEGデバイス220の各々の内側表面は、電力ケーブル210の外側表面212に一致するように湾曲させることができる。同様に、(例えばバスバーのように)電力ケーブル210が平坦な場合、TEGデバイス220の各々の内側表面は、電力ケーブル210の外側表面212に一致するように平坦であってもよい。
ジャケット240は、ジャケット240を電力ケーブル210の周囲に巻きつけることを容易にする開口部246を含むことができる。電力ケーブル210の一部の周囲にいったん設置されると、ジャケット240は、1つまたは複数の締結具248を使用して電力ケーブル210に固定することができる。このように、TEGデバイス220は、異なった周囲環境に渡って延在する電力ケーブル210の部分のような、電力ケーブル210の種々の部分に設置することができる。
特定の実施形態では、ジャケット240の内側表面242か、ジャケット240の外側表面244、またはその両方は、熱伝達を容易にするように熱伝導性材料で形成することができる。この実施形態では、熱伝導性内側表面242および熱伝導性外側表面244は、電力ケーブル210の外側表面244と周囲環境230との間の温度差をTEGデバイス220に伝達し、電力の発生を容易にする。ジャケット240の内側表面242か、電力ケーブル210の外側表面212、またはその両方は、電気絶縁性材料を含むことができる。特定の実施形態では、ジャケット240の外側表面244がヒートシンク突起218または他の突起を含み、またはジャケット240の外側表面244をヒートシンク突起218または他の突起に結合し、ジャケット240の外側表面244の有効表面積を増加させることができる。ヒートシンク突起218は、ジャケット240の外側表面244と周囲環境230との間の熱伝達を改善することができる。例えば、増加した有効表面積は、ジャケット240の外側表面244がより低い温度を達成することを可能にし、TEGデバイス220の両端間の温度差を増加させることができる。
電力ケーブル210の各々の区間に沿ったTEGデバイス220は、電気的に接続することができる。例えば、TEGデバイス220は、互いに直列、並列、またはアレイにて電気的に接続することができる(例えば、TEGデバイス220のいくつかがチェーンを形成するように共に直列に接続され、別個のチェーンが互いに並列に接続される)。TEGデバイス220からの電気は、電気端子224および226を経てバス(図2に示さず)に伝導することができる。
TEGデバイス220による熱の電気への変換は、電力ケーブル210の熱的負担を減少させることができる(すなわち、電力ケーブルを冷却することができる)。電力ケーブル210の抵抗は、電力ケーブル210の温度が上昇するにつれて増加することがあるため、電力ケーブル210の温度を低下させることは、電気の流れに対する電力ケーブルの抵抗を減少させるのを助け、電力ケーブル210の効率を改善することができる。加えて、熱のいくらかを電気に変換することは、電力ケーブル210の近くに配置された他の部品へ悪影響を及ぼすことがある熱を除去する。
図1を参照して説明したように、電気端子224および226は、最大電力点(MPP)追跡デバイスによって制御される電力変換器に結合することができる。例えば、MPP追跡デバイスは、TEGデバイス220に電気的に結合し、端子224、226での出力電流および電圧を検知することができる。MPP追跡デバイスは、電力変換器を制御し、TEGデバイス220に、温度差でのTEGデバイス220の最大電力点に近い端子224、226に現れる電圧および電流を発生させることができる。電力変換器は、端子224、226に現れる電圧および電流を受け、この電圧および電流を変換器出力に現れる出力電圧および出力電流に変換するように構成することができる。例えば、変換器出力は、共通バス電圧であってもよい。図1を参照して説明したように、電力ケーブル210が異なった周囲環境を通過するにつれて、電力ケーブル210の周囲に配置されたTEGデバイスの別個の組が存在してもよい。MPP追跡デバイスは、TEGデバイスの別個の組に結合された電力変換器を独立して制御し、TEGデバイスの組の各々がMPP電圧またはそれに近い電圧で動作できるようにすることができる。
図3は、構造の複数の異なった周囲環境を経て延在する電力ケーブル310を有する構造の斜視図である。説明の目的のため、かつ、特定の非限定的な例として、構造は、飛行機300として図3に例示されているが、構造は、電力が複数の周囲環境間で電力ケーブルを経て伝達される他の形式の可動または非可動構造を含むことができる。例えば、構造は、船舶(例えば、船、または潜水艦)、宇宙飛行体(例えば、人工衛星、打ち上げ用ロケット、または宇宙ステーション)、陸上車両(例えば、自動車、列車)、または他の形式の飛行機(例えば、ヘリコプター)を含むことができる。他の例では、構造は、ビルディング、橋、タワー等のような非移動構造であってもよい。
図3では、電力ケーブル310(例えば、給電ケーブル)は、飛行機300のエンジン320から翼322を経て胴体324中に延在する。エンジン320は、飛行機300のための推力を提供するのに加えて、発電機に結合し、電力ケーブル310によって運ばれる電力を発生することができる。他の発電構成を使用することもできる。例えば、発電機は、エンジン320以外の原動機、例えば補助ディーゼルエンジンによって駆動することができる。図3に例示されている実施形態は、給電ケーブル310が多数の別個の周囲環境を経てたどることができる経路の単なる1つの特定の例である。
胴体324内の発電機と負荷または格納デバイスとの間で、電力ケーブル310が、異なった周囲環境330、340および350を通過する。電力ケーブル310は、周囲環境330、340および350の各々内で、1つまたは複数の熱電式発電(TEG)システム332、342、352に近接して設置することができる。TEGシステム332、342、352の各々は、図1のTEGデバイス113〜118または図2のTEGデバイス220のような1つまたは複数のTEGデバイスと、図1のMPPデバイス132、142のような1つまたは複数の最大電力点(MPP)追跡デバイスと、図1の電力変換デバイス130、140のような1つまたは複数の電力変換デバイスとを含むことができる。
電力ケーブル310は、オーム加熱により、周囲環境330、340、350の各々内で比較的一定の温度を保つことができる。しかしながら、周囲環境330、340、350は、異なった周囲温度を有することがある。例えば、第1周囲環境330は、エンジン320のハウジングに近接してもよく、またはこのハウジング内であってもよい。したがって、第1周囲環境330は、比較的高い周囲温度を有することがある。結果として、電力ケーブル310と第1周囲環境330との間の温度差は比較的小さいことがある。第2周囲環境340は、翼322の一部を含むことができる。高い高度での飛行機300の動作中、翼322の外側の空気はかなり冷たいことがある。このように、第2周囲環境340の温度は比較的低いことがある。結果として、電力ケーブル310と第2周囲環境340との間の温度差は比較的大きいことがある。第3周囲環境350は、客室または荷物室のような、飛行機300の胴体324の一部内であってもよい。客室および荷物室は、気候制御できるため、第3周囲環境350は、第1周囲環境330の温度と第2周囲環境340の温度との間の温度を有することがある。このように、電力ケーブル310と第3周囲環境350との間の温度差は、第1周囲環境330の温度差と第2周囲環境340の温度差との間の温度差であることがある。
TEGシステム332、342、352のTEGデバイスは、TEGデバイスの両端間の温度差に基づいて異なった特性を有する電気を発生することがある。例えば、少なくとも部分的に、第1および第2周囲環境330、340の温度差の違いにより、第1周囲環境330内の第1TEGシステム332のTEGデバイスは、第2周囲環境340内の第2TEGシステム342のTEGデバイスによって発生される電気と異なった特性を有する電気を発生することがある。さらに、TEGデバイスの各々は、少なくとも部分的に、温度差の違いにより、異なった最大電力点(MPP)電圧を有することがある。
TEGシステム332、342、352の各々は、MPP追跡デバイスを含み、TEGシステムのMPP電圧を決定することができる。飛行機300の動作中、電力ケーブル310の温度か、周囲環境330、340、350の温度、またはこれらの組合せは、変化することがある。各々のTEGシステム332、342、352のMPP追跡デバイスは、TEGシステムの電力変換デバイスを制御し、TEGシステムのTEGデバイスの動作電圧を連続的にまたは時々調節し、動作電圧をTEGデバイスの各々のMPP電圧に、またはMPP電圧近くに維持することができる。このように、TEGシステム332、342、352の各々を他のTEGシステム332、342、352から独立して制御し、MPPで動作させることができる。TEGシステム332、342、352の各々の電力変換デバイスは、TEGシステムのTEGデバイスによる電力出力を、バス電圧のような共通電圧に変換することができる。
図4は、熱電式発電(TEG)デバイスの電力生産特性のグラフ400である。グラフ400は、異なった動作状況での、2つのTEGデバイスまたは単一のTEGデバイスに関する独立した最大電力点追跡を例示している。グラフ400は、横軸に電圧410をプロットし、縦軸に電流420をプロットしている。
第1TEGデバイスTEG1は、第1温度差ΔTで動作し、第2TEGデバイスTEG2は、第2温度差ΔTで動作している。電力−電圧(P−V)曲線430は、TEG1の電力出力を表し、P−V曲線450は、TEG2の電力出力を表している。P−V曲線430、450は、一般に、TEG1によって発生される電力がTEG2によって発生される電力より大きいことを示しており、これは、TEGデバイスの特性の作用か、温度差ΔTおよびΔTの違いの作用か、またはこれらの組合せであることがある。
グラフ400は、TEG1に関する電流−電圧関係を表す電流−電圧(I−V)曲線432と、TEG2に関する電流−電圧関係を表すI−V曲線452も含んでいる。TEG1の開路電圧436および短絡電流434は、I−V曲線432およびP−V曲線430の終点を規定し、TEG2の開路電圧456および短絡電流454は、I−V曲線452およびP−V曲線450の終点を規定する。
P−V曲線430および450は、TEGデバイスの各々に関する最大電力発生が異なった電圧で達成されることを示している。例えば、TEG1のP−V曲線430は、TEG1のMPP電圧440に関係付けられた最大電力点(MPP)438を有し、TEG2のP−V曲線450は、TEG2のMPP電圧460に関係付けられたMPP458を有する。TEG1のMPP438およびTEG2のMPP458は、異なったMPP電圧440、460で生じる。したがって、TEG2のMPP電圧460でのTEG1の動作は、TEG1のMPP電圧440でのTEG1の動作より効率的ではないことがあり、逆もまた同様である。
図1のシステム100、図2のシステム200、または図3の飛行機300のような、異なったP−V曲線を有する複数のTEGデバイスを含むシステムの効率を改善するために、TEGデバイスの各々は、その対応するMPP電圧で動作することができる。例えば、第1MPP追跡デバイスは、第1電力変換デバイスを制御してTEG1をTEG1のMPP電圧440で動作させることができ、第2MPP追跡デバイスは、第2電力変換デバイスを制御してTEG2をTEG2のMPP電圧460で動作させることができる。TEGデバイスによって発生される電気を、図1の電力変換デバイス130、140のような電力変換デバイスに供給し、図1のバス150のような電力バスに供給される電圧を、バス電圧470に調節することができる。バス電圧470が、図4においてTEG装置のMPP電圧440、460と異なるように例示されているとしても、いくつかの実施形態、またはいくつかの状況では、バス電圧470は、MPP電圧440、460の一方と等しくてもよい。例えば、バス電圧470は、例えばバスによってサポートされるシステムの特定の設計に基づいて、MPP電圧とは独立して特定することができる。このように、バス電圧470は、MPP電圧440、460のいずれかまたは両方より高くてもよく、あるいは、いくつかの特別な状況では、MPP電圧440、460の一方または両方と等しくてもよい。したがって、TEGデバイスの各々は、ピーク効率(例えばMPP)で動作することができ、不適合な電圧で電力をバスに供給することによる損失は、最小化することができる。
グラフ400は、一般に、I−V曲線432および452を線形として表している。TEGデバイスのI−V曲線が線形である場合、MPP電圧は、開路電圧の50%で生じることがある。この状況では、MPP電圧は、現在の動作状況(例えば温度差)の下で、TEGデバイスの開路電圧の2分の1に選択することができる。例えば、TEG1のMPP電圧438は、第1温度差ΔTでのTEG1動作の開路電圧436の0.5倍に決定することができる。例えば、周囲環境がより熱くまたはより冷たくなることにより、あるいは、電力ケーブルのオーム加熱の変化により、第1温度差ΔTが変化すると、TEG1の開路電圧436は、新たな温度差ΔTnewにて決定することができ、TEG1のMPP電圧は、新たな温度差での開路電圧の2分の1に決定することができる。
いくつかのTEGデバイスのI−V曲線は非線形であることがある。さらに、特定のTEGデバイスのI−V曲線は、異なった温度差で異なった形をとることがある。これらの状況では、MPPは、TEGデバイスの開路電圧との簡単な関係を持たないことがある。このようなTEGデバイスのためのMPP電圧を選択するために、MPP追跡デバイスは、他のMPP追跡アルゴリズムを使用し、動作状況(例えば温度差)の特定の組の下でMPPを識別することができる。例えば、山登り法プロセスを使用し、MPPを追跡することができる。山登り法プロセスは、特定の温度差でのピーク電力が観測されるまで、特定の温度差でのTEGデバイスの動作電流または電圧を反復的に修正し、TEGデバイスによる電力出力を測定(または計算)することができる。ピーク電力は、第1の小さい変更が電力出力の増加を結果として生じ、第2の小さい変更が電力出力の減少を結果として生じる場合に観測されると考えられる。MPP追跡デバイスは、MPP追跡プロセスを連続的に、時々(例えば、決められた間隔で)、または、制御入力(例えば、温度または温度差の測定された変化)に応じて実行することができる。
図5は、熱電式発電(TEG)デバイスからの電力生産を管理する方法500の特定の実施形態の流れ図である。方法500は、図1のシステム100、図2のシステム200、または図3の飛行機300のような、電力ケーブルに近接して配置されたTEGデバイスを使用して電気を発生するシステムによって実行することができる。最大電力点追跡デバイスは、1つまたは複数の電力変換デバイスを制御し、1つまたは複数のTEGデバイスを動作させ、TEGデバイスの最大電力点電圧で、またはこれに近い電圧で電気を発生させることができ、TEGデバイスの各々から受けた電力は、共通電圧、例えば共通バス電圧に変換することができる。
方法500は、502で、電力ケーブルの第1部分および電力ケーブルの第1部分が通過する第1周囲環境と熱連通する第1TEGデバイスから第1電力を受ける工程を含むことができる。電力ケーブルの第1部分を通過する電流は、結果として電力ケーブルの第1部分と第1周囲環境との間に第1温度差を生じさせることがある。第1電力は、第1最大電力点追跡デバイスによって制御することができる第1電圧で発生される。例えば、第1TEGデバイスは、図1のTEGデバイスの第1組112を含むことができ、TEGデバイスの第1組112による電力出力は、図1の第1電力変換デバイス130によって受けることができ、第1電力変換デバイス130は、図1の第1最大電力点追跡デバイス132によって制御される。
方法500は、504で、電力ケーブルの第2部分および電力ケーブルの第2部分が通過する第2周囲環境と熱連通する第2TEGデバイスから第2電力を受ける工程を含むことができる。電力ケーブルの第2部分を通過する電流は、結果として電力ケーブルの第2部分と第2周囲環境との間に第2温度差を生じさせることがある。第2電力は、第2最大電力点追跡デバイスによって制御することができる第2電圧で発生される。例えば、第2TEGデバイスは、図1のTEGデバイスの第2組122を含むことができ、TEGデバイスの第2組122による電力出力は、図1の第2電力変換デバイス140によって受けることができ、第2電力変換デバイス140は、図1の第2最大電力点追跡デバイス142によって制御される。
第1電圧は、第2電圧と異なることがある。例えば、第1最大電力点追跡デバイスは、第2電圧を制御する第2最大電力点追跡デバイスから独立して第1電圧を制御することができる。このように、第1最大電力点追跡デバイスは、第1電圧を、第2最大電力点追跡デバイスが第2電圧に設定する電圧レベルとは異なる電圧レベルに設定することができる。他の例では、第1温度差は、第2温度差と異なることがある。例示するために、電力ケーブルの第1部分の第1温度は、電力ケーブルの第2部分の第2温度と異なることがある。加えてまたは代わりに、第1周囲環境の第1周囲温度は、第2周囲環境の第2周囲温度と異なることがある(また、電力ケーブルの第1部分の第1温度は、電力ケーブルの第2部分の第2温度と異なることがあり、または、ほぼ等しいこともある)。さらに他の例では、TEGデバイスは、TEGデバイスの異なった動作環境に基づくか、TEGデバイスの設計に基づくか、またはその両方に基づく、異なった電力出力特性を有することがある。例えば、第1TEGデバイスは、実質的に線形の電圧−電流関係を有することがあり、第2TEGデバイスは、実質的に非線形の電圧−電流関係を有することがある。他の例では、最大電力点追跡デバイスは、TEGデバイスの設計および動作に応じて、電圧を異なって制御することができる。例示するために、第1TEGデバイスが、実質的に線形の電圧−電流関係を有する場合、第1最大電力点追跡デバイスは、第1電圧を、第1TEGデバイスの開路電圧の2分の1に等しくなるように制御することができる。第1TEGデバイスが実質的に非線形の電圧−電流関係を有する場合、第1最大電力点追跡デバイスは、山登り法プロセスまたは他のMPP追跡プロセスを使用して第1電圧を制御することができる。
方法500は、506で、第1電圧および第2電圧を第3電圧に調節する工程を含むこともできる。例えば、第1電圧および第2電圧の一方または両方は、図1の第1電力変換デバイス130または第2電力変換デバイス140のような電力変換デバイスを使用して共通バス電圧に調節することができる。
したがって、異なった区域内のTEGデバイスは、異なった電圧レベルの電気を出力することがあり、これらの異なった電圧レベルは、個々のTEGデバイスのMPP電圧、またはそれに近い電圧であることがある。TEGデバイスに結合された電力変換器は、電気が共通バスに供給される前に、電気を共通電圧に変換する。
ここに記載された実施形態の例示は、種々の実施形態の構造の一般的な理解を与えることを意図している。これらの例示は、ここに記載されている構造または方法を利用する装置およびシステムの要素および特徴のすべての完全な説明の代わりとなることを意図していない。多くの他の実施形態は、本開示を検討すれば当業者には明らかであろう。構造的および論理的な置換および変更は、本開示の範囲から逸脱することなしに行うことができるように、他の実施形態は、本開示から利用することができ、本開示から得ることができる。例えば、方法工程は、図に示したのとは異なる順序で実行することができ、あるいは、1つまたは複数の方法工程を省くことができる。したがって、本開示および図面は、限定より例示としてみなされるべきである。
さらに、特定の実施形態がここに例示され、記載されているとしても、同じまたは同様の結果を達成するように設計されたどのような後続の配置も、示された特定の実施形態の代わりに用いることができることを認識すべきである。本開示は、種々の実施形態の任意のおよびすべての後続の適応または変更形態をカバーすることを意図している。上記実施形態の組合せと、ここに特に記載されていない他の実施形態とは、本記載を検討すれば当業者には明らかであろう。
本開示の要約は、請求項の範囲または意味を解釈または制限するために使用されないという理解の下に提出されている。加えて、上記の詳細な説明では、本開示を簡素化するために、種々の特徴は、共にグループ化され、または単一の実施形態で記載されている。本開示は、請求されている実施形態が各請求項に明確に列挙されているよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものとして解釈されるべきではない。むしろ、以下の請求項が表すように、請求されている主題は、開示されている実施形態のいずれかの特徴のすべてではないものを意図することができる。
100 システム
110 電力ケーブル
112 TEGデバイスの第1組
113 TEGデバイス
114 TEGデバイス
115 TEGデバイス
116 TEGデバイス
117 TEGデバイス
118 TEGデバイス
119 第1周囲環境
122 TEGデバイスの第2組
129 第2周囲環境
130 第1電力変換デバイス
131 第1端子
132 第1MPP追跡デバイス
138 第3端子
140 第2電力変換デバイス
142 第2MPP追跡デバイス
148 第4端子
150 バス
160 第1制御入力
170 第2制御入力
172 検知線
174 検知線
200 システム
210 電力ケーブル
212 外側表面
218 ヒートシンク突起
220 TEGデバイス
224 電気端子
226 電気端子
230 周囲環境
240 ジャケット
242 内側表面
244 外側表面
246 開口部
248 締結具
300 飛行機
310 電力ケーブル
320 エンジン
322 翼
324 胴体
330 周囲環境
332 TEGシステム
340 周囲環境
342 TEGシステム
350 周囲環境
352 TEGシステム

Claims (8)

  1. 電力ケーブルの第1部分および電力ケーブルの第1部分が通過する第1周囲環境と熱連通する第1熱電式発電(TEG)デバイスから第1電力を受ける工程であって、電力ケーブルの第1部分を通過する電流が、結果として電力ケーブルの第1部分と第1周囲環境との間に第1温度差を生じさせ、第1電力が、第1最大電力点追跡デバイスによって制御される第1電圧で発生される、工程と、
    電力ケーブルの第2部分および電力ケーブルの第2部分が通過する第2周囲環境と熱連通する第2TEGデバイスから第2電力を受ける工程であって、電力ケーブルの第2部分を通過する電流が、結果として電力ケーブルの第2部分と第2周囲環境との間に第2温度差を生じさせ、第2電力が、第2最大電力点追跡デバイスによって制御される第2電圧で発生される、工程と、
    第1電圧および第2電圧を第3電圧に調節する工程と
    を含む方法であって、
    第1最大電力点追跡デバイスは、第1電力変換器を制御し、第1TEGデバイスに、第1温度差に基づく第1TEGデバイスの最大電力点、またはそれに近い電力で第1電力を出力させ、第2最大電力点追跡デバイスは、第2電力変換器を制御し、第2TEGデバイスに、第2温度差に基づく第2TEGデバイスの最大電力点、またはそれに近い電力で第2電力を出力させ、第3電圧は、第1電力変換器および第2電力変換器に結合されたバスのバス電圧である、方法。
  2. 第1温度差は第2温度差と異なっている、請求項1に記載の方法。
  3. 電力ケーブルの第1部分の第1温度は、電力ケーブルの第2部分の第2温度と異なっている、請求項2に記載の方法。
  4. 第1周囲環境の第1周囲温度は、第2周囲環境の第2周囲温度と異なっている、請求項2に記載の方法。
  5. 第1最大電力点追跡デバイスは、第1電圧を、第2電圧を制御する第2最大電力点追跡デバイスから独立して制御する、請求項1に記載の方法。
  6. 第1TEGデバイスは、実質的に線形の電圧−電流関係を有し、第1最大電力点追跡デバイスは、第1電圧を、第1TEGデバイスの開路電圧の2分の1に等しくなるように制御する、請求項1に記載の方法。
  7. 第1TEGデバイスは、実質的に非線形の電圧−電流関係を有し、第1最大電力点追跡デバイスは、山登り法プロセスを使用して第1電圧を制御する、請求項1に記載の方法。
  8. 電力発生システムによって発生される電力を、複数の区域を経て伝達する給電ケーブルであって、複数の区域の各々で異なった周囲環境に曝露されている、給電ケーブルと、
    複数の区域の第1区域内で給電ケーブルの表面に沿って配置された第1熱電式発電(TEG)デバイスであって、給電ケーブルと第1区域内の第1周囲温度との間の第1温度差に基づいて電力を発生する、第1TEGデバイスと、
    第1TEGデバイスの第1動作電圧を、第1温度差での第1TEGデバイスの最大電力点電圧近く、またはこの最大電力点電圧となるように制御する第1最大電力点追跡デバイスと、
    複数の区域の第2区域内で給電ケーブルの表面に沿って配置された第2TEGデバイスであって、給電ケーブルと第2区域内の第2周囲温度との間の第2温度差に基づいて電力を発生する、第2TEGデバイスと、
    第2TEGデバイスの第2動作電圧を、第2温度差での第2TEGデバイスの最大電力点電圧近く、またはこの最大電力点電圧となるように制御する第2最大電力点追跡デバイスと、
    第1動作電圧を第3電圧に変換する第1電力変換と、
    第2動作電圧を第3電圧に変換する第2電力変換
    を備えるシステムであって、
    第1最大電力点追跡デバイスは、第1電力変換器を制御し、第1TEGデバイスに、第1温度差に基づく第1TEGデバイスの最大電力点、またはそれに近い電力で第1電力を出力させ、第2最大電力点追跡デバイスは、第2電力変換器を制御し、第2TEGデバイスに、第2温度差に基づく第2TEGデバイスの最大電力点、またはそれに近い電力で第2電力を出力させ、第3電圧は、第1電力変換器および第2電力変換器に結合されたバスのバス電圧である、システム。
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