JP6223267B2 - 固体撮像素子及び撮像装置 - Google Patents
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<1.固体撮像素子の構成>
本発明の実施例1に係る固体撮像素子の構成について説明する。図1は、固体撮像素子の構成を示すブロック図である。複数の画素101が行列状に配置されて画素部を形成している。画素101の構成については後述する。複数の画素の列毎にアナログデジタル変換器(AD変換器)が設けられている。AD変換器は、時間に応じて変化するランプ電圧などの参照信号と、画素からの信号を比較する比較器104とカウンタ107を有する。比較器04は、参照信号と画素の信号を比較して、その大小関係に応じて出力信号を反転する。カウンタ107はクロックをカウントし、比較器104の出力により動作を制御される。比較器104が入力信号の比較を開始する時点でカウンタも動作を開始し、比較器104が出力を反転するとカウントを停止する。この間にカウントされたカウント値が、画素の信号(アナログ信号)に対応するデジタル信号となる。以下、図に沿って説明する。
次に、画素の概略について図2により説明する。本実施例の画素は、フォトダイオード(PD)とMOSトランジスタとフローティングディフュージョン(FD)を含んでいる。PDは、光電変換部として動作する光電変換素子であり、入射される光を電荷に変換する。PDで変換された電荷は、転送部の転送MOSトランジスタ201を介してFDに転送され、一時的に蓄積される。
次に、上述の構成の画素を備え、列並列AD変換が可能な固体撮像素子において、画素からリセット信号N及び光信号Sの読み出しを行う際の画素の駆動方法を説明する。以下、リセット信号Nに光信号Sを加算した信号を画素信号N+Sと表す。図3は、信号読出し動作を行う際のタイミングチャートである。
まず、図3のタイミングチャートを用いて、リセット信号Nの読み出しについて説明する。露光期間が終了すると、時刻t301で任意の選択された行の選択パルスPSELがHレベルとなり、選択された行の選択MOSトランジスタ205がオンになる。そして、FDからの信号が増幅MOSトランジスタ204で増幅されて各列の垂直出力線102に接続される。時刻t303からt305までの期間にリセット信号NのAD変換が行われる。
次に、光信号Sの読み出しについて説明する。各列のカウンタ107からリセット信号NをAD変換した値を出力し終えた後、時刻t307から光信号SのAD変換が開始される。光信号SのAD変換に先立ち、カウンタ107がカウント動作を開始するより前(ここでは、時刻t307より前)に、カウンタ107のカウント値は初期値(通常0)にリセットされる。時刻t306からt307の期間に転送パルスPTXがHレベルとなり、PDから光信号Sが、すでにリセット信号Nの電圧が保持されているFDに転送されてリセット信号Nに加算される。FDの電圧は、リセット信号Nと画素からの光信号Sが加算された状態になる。リセット信号Nの電圧と光信号Sの電圧を加算した画素信号N+Sの電圧は、比較電圧Vlineとして垂直出力線102を介して比較器104へ入力される。
次に、図4に基づいて、上記で説明した撮像素子を撮像装置に適用した場合の一実施例について詳述する。その後、画素信号のデジタル値を補正する方法を説明する。撮像装置はレンズなどの光学系や全体を制御する全体制御・演算部、メモリ部などを有する。
実施例1では、各信号を撮影信号処理回路406へ出力し、撮影信号処理回路406で補正を行うことで、画像信号を得ている。本実施例では、補正を行う補正部を撮像素子の内部に設ける例を説明する。具体的には、列毎に信号を保持可能なメモリと差分回路を備え、画像信号の補正処理の一部を撮像素子内部で行う。以下に具体的な構成とタイミングについて説明する。
実施例1及び実施例2では、リセット信号NをAD変換する際に、選択行の中で最も早く比較器104の出力が反転したタイミングで得られたカウンタ105の値Mを、光信号SをAD変換する際の参照電圧Vrampの開始電圧とした。これによって、参照電圧Vrampの開始電圧を値Mの分だけオフセットされたオフセット電圧Voffsetとした。実施例1及び2のように、行毎に参照電圧Vrampの開始電圧を共通なオフセット電圧Voffsetにすることに代えて、画素毎に参照電圧Vrampの開始電圧を決めてもよい。実施例3では、画素毎のリセット信号に応じて、光信号SをAD変換する際の参照電圧Vrampの開始電圧を決める構成を説明する。
本発明の実施例3に係る固体撮像素子の構成について説明する。図7は、本実施例に係る固体撮像素子の構成を示すブロック図である。実施例1の図1と同じ構成には同じ参照番号を付与し、説明は省略する。
次に、上述の構成の固体撮像素子において、リセット信号Nと光信号Sの読み出しを行う際の動作について説明する。図8は、露光終了後、上記の信号読出し動作を行う際のタイミングチャートを示している。
まず、図8のタイミングチャートを用いて、リセット信号Nの読み出しについて説明する。露光期間が終了すると、時刻901で選択パルスPSELがHレベルになって、選択MOSトランジスタ205がオンになり、選択された画素が垂直出力線102へ接続される。このとき、メモリ803の電圧は初期化(通常0)されている。リセット信号NのAD変換に先立ち、カウンタ802に保持されたカウント値も初期値(通常0)にリセットしておく。
次に、光信号Sの読み出しについて説明する。各列のカウンタ802からリセット信号NをAD変換した値を出力し終えた後、時刻t907から光信号SのAD変換を開始する。光信号SのAD変換に先立ち、カウンタ802がカウント動作を開始するより前(ここでは、時刻t907より前)に、カウンタ802に保持されたカウント値を、初期値(通常0)にリセットする。時刻t906からt907の期間に転送パルスPTXがHレベルとなり、転送MOSトランジスタ201がオンになる。PDからの光信号Sが、リセット信号Nの電圧が保持されているFDに転送されてリセット信号Nに加算される。したがって、比較器801に入力される比較電圧Vlineは画素信号N+Sに応じた電圧となる。
次に、他の実施例と同様に画像信号の補正処理について述べる。画素信号S+Nを読み出す際に、参照電圧Vrampがリセット信号Nに相当する電圧だけオフセットされているので、本実施例では、画素信号S+N−リセット信号N=光信号Sに相当する電圧のAD変換が行われる。したがって、カウンタ802からは光信号Sが出力されるので、撮像信号処理回路406では、出力端子OUTに出力された画素信号を、そのまま光信号として用いることができるので補正処理を行う必要がない。
Claims (7)
- 光電変換部と、フローティングディフュージョン部と、前記光電変換部が生成した電荷を前記フローティングディフュージョン部へ転送する転送部と、前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセット部と、画素を選択する選択部とを各々が備える複数の画素と、
前記複数の画素の各々から出力されるアナログ信号を時間の経過とともに電圧が変化する参照信号と比較することによって前記アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器と、を有し、
前記アナログデジタル変換器は、前記複数の画素の列毎に設けられ、
前記アナログデジタル変換器により前記複数の画素の各々において前記光電変換部が生成した電荷が前記フローティングディフュージョン部に転送された状態で出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する際に、前記複数の画素の各々における前記フローティングディフュージョン部がリセットされた状態でデジタル信号に変換された際の電圧から前記参照信号の生成を開始し、
前記複数の画素の各々における前記フローティングディフュージョン部がリセットされた状態で変換されたデジタル信号は、前記列毎に設けられた前記アナログデジタル変換器がアナログデジタル変換をするときに、最も早くデジタル信号を出力するアナログデジタル変換器から得られる信号であることを特徴とする固体撮像素子。 - 前記光電変換部が生成した電荷が前記フローティングディフュージョン部へ転送された状態で、前記アナログデジタル変換器が変換したデジタル信号を補正する補正部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
- 光電変換部と、フローティングディフュージョン部と、前記光電変換部が生成した電荷を前記フローティングディフュージョン部へ転送する転送部と、前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセット部と、画素を選択する選択部とを各々が備える複数の画素と、
前記複数の画素の各々から出力されるアナログ信号を時間の経過とともに電圧が変化する参照信号と比較することによって前記アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器と、
前記光電変換部が生成した電荷が前記フローティングディフュージョン部へ転送された状態で、前記アナログデジタル変換器が変換したデジタル信号を補正する補正部と、を有し、
前記アナログデジタル変換器により前記複数の画素の各々において前記光電変換部が生成した電荷が前記フローティングディフュージョン部に転送された状態で出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する際に、前記複数の画素の各々における前記フローティングディフュージョン部がリセットされた状態でデジタル信号に変換された際の電圧から前記参照信号の生成を開始することを特徴とする固体撮像素子。 - 前記アナログデジタル変換器は、前記複数の画素の列毎に設けられることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像素子。
- 前記補正は、前記複数の画素の各々における前記フローティングディフュージョン部がリセットされた状態で変換されたデジタル信号を用いて行われることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
- 前記複数の画素の各々における前記フローティングディフュージョン部がリセットされた状態で変換されたデジタル信号に応じた電圧が前記参照信号に加算されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の固体撮像素子と、前記固体撮像素子へ結像する光学系と、前記固体撮像素子からの信号を処理する撮像信号処理回路を含む撮像装置。
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