JP6223004B2 - ブラシモータユニット及びそれを備える画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、駆動源としてブラシモータを有するブラシモータユニット及びそれを備える画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置の駆動源として、ステッピングモータかDCブラシレスモータが使用されることが多かった。しかしながら、近年、高効率化もしくは低コスト化の点から、駆動源として、ブラシモータが使用されるケースが増えてきている。一方、ブラシモータはステッピングモータやブラシレスモータと比較して、ブラシの切り替わりの際に発生する電磁ノイズが大きく、放射ノイズを低減するために何らかの対策が必要となる。
ブラシモータから発生する電磁ノイズを低減させる手段としては、特許文献1に記載の発明が開示される。特許文献1には、シャフト周りのキャップをアースに落とす構成が開示される。
特開2002−218697号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明を画像形成装置に適用する場合には、モータが装置本体のフレームを構成する板金に取付けられることとなる。この場合に、キャップをアースに落としても、ブラシの切り替わりの際に発生する電磁ノイズは、モータのケースを介して装置本体のフレームに伝搬する。その結果、装置本体のフレームの一部がアンテナとなり、放射ノイズが発生してしまう。
このように、ブラシモータで発生した電磁ノイズは、モータ自身から放射されるのみでなく、モータのケースから装置本体のフレームに伝搬し、そのフレームの一部がアンテナとなることによって、放射ノイズを発生させる。
本発明は、上記実情に鑑み、ブラシモータで発生したノイズが装置本体のフレームに伝搬することを抑え、放射ノイズの発生が抑制されるブラシモータユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のブラシモータユニットは、ブラシとブラシに接触する整流子を備えたブラシモータと、前記ブラシモータを覆う導電性のケースと、前記ケースの外部に配置され、前記ブラシモータの回転を制御する制御基板と、前記ケースと前記制御基板の回路とを導通する導通部材と、を有するブラシモータユニットにおいて、前記ブラシモータの回転軸方向に直交する方向から見て、前記導通部材の幅は前記ブラシよりも小さく、前記導通部材が、前記ブラシ前記整流子との重なり領域と重なっていることを特徴とする。
本発明によれば、ブラシモータで発生したノイズは、装置本体のフレームに伝搬することなく、放射ノイズの発生が抑制される。
レーザスキャナ及びブラシモータの周辺の構成を示す断面図である。 図1の矢印J方向から見た側面図である。 図1の矢印K方向から見た平面図である。 測定装置の構成を示す概略図である。 画像形成装置のプリント動作時にスペクトラムアナライザで観測された波形を示すグラフである。 実施例2に係る画像形成装置におけるレーザスキャナ及びブラシモータの周辺の構成を示す断面図である。 制御基板、板バネ、支持台の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 ブラシモータ16の内部構造を示す概略断面図である。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図8は、本発明の実施例1に係る画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、電子写真画像形成プロセスを利用したレーザビームプリンタである。図8に示されるように、画像形成装置100は画像形成装置本体(以下、単に『装置本体』という)100Aを有し、この装置本体100Aの内部には、画像を形成する画像形成部51が設けられる。画像形成部51は、『像担持体』である感光体ドラム8、『転写装置』である転写ローラ9等を含む。プロセスカートリッジBは、感光体ドラム8と不図示の現像器、帯電ローラ、クリーナ等のプロセス手段を一体化して構成され、装置本体100Aに対して着脱自在にされている。
画像形成装置100は、感光体ドラム8にレーザ光を走査して記録する電子写真方式を採用するものである。給送部1の内部には複数枚の記録材Pが積載されている。この記録材Pは、給送部1の左側(装置奥側)に配設された給送ローラ2aと分離パッド2bによって1枚ずつ分離されて給送され、搬送ローラ対3a、3bによって転写部に搬送される。レジストセンサ4は記録材Pの先端位置と露光光源であるレーザスキャナ5の発光タイミングを同期させて記録材P上の所定位置から画像の書き出しを行なうものである。
そして転写ローラ9で感光体ドラム8上の顕画像を記録材P上に転写し、定着器11によって記録材P上の顕画像を加熱し定着する。給送ローラ2と転写ローラ9と定着器11は、定着器11を最上部としてほぼ鉛直で一直線上に配置されている。定着器11は最上部に配置されているため、定着器11から発生する熱は外装カバーに形成されたルーバーから装置本体100Aの外部に効率よく排出される。
顕画像が定着された記録材Pは、定着器11の記録材通紙部の鉛直方向上方に配置された排出ガイド15に当接して印字面側に曲げられ、排出ローラ12aと排出コロ12bによって外装カバーの一部に形成された排出トレイ14上に印字面を下にして排出される。また、画像形成装置100の駆動源であるブラシモータ16は、装置本体100Aのフレームの一部を構成する板金としてのフレーム17にビス31で留められている(図1参照)。なお、装置本体100Aの内部にはコントローラ50が配置され、コントローラ50が感光体ドラム8その他の内部機器の駆動を制御するようになっている。
図1は、レーザスキャナ5及びブラシモータ16の周辺の構成を示す側面図である。図1に示されるように、ブラシモータ16のノイズ抑制機構70は、ブラシモータ16と、制御基板20と、板バネ26と、コネクタ25、電線22a、22bと、を備えるブラシモータユニットである。また、図1に示すフレーム17は、装置本体100Aのフレームの一部を構成し、且つ、ブラシモータ16からの駆動を伝達する複数のギア列が配置されている。画像形成部を駆動する駆動源であるブラシモータ16は、そのフレーム17にビス締めされている。また、フレーム18は、フレーム17に直交するように配置されている。制御基板20は、そのフレーム18にビス締めされた支持台19によって保持されている。この制御基板20は、ブラシモータ16のモータケース16Aに対して外側で対向し、ブラシモータ16の回転速度を制御する基板である。
モータのプラス端子21a、マイナス端子21bには、それぞれ電線22a、22bが接続されており、各々の電線22a、22bは、コネクタ25を介して制御基板20に接続されている。ブラシモータ16の回転軸であるシャフト28にはモータ回転数を検出する検出部材24が取り付けられており、制御基板20に実装されたセンサ23(検出手段)で検出部材24(検出手段)の回転数を検知することにより、ブラシモータ16の回転数の制御を行う。
ここでは、ブラシモータ16と制御基板20とは、以下のものが電磁ノイズを伝達可能となっている。すなわち、『導通部材』である板バネ26は、制御基板20に実装され、ブラシモータ16及び制御基板20に接触して電気的に導通させる。また、『接続部』であるコネクタ25、電線22a、22bは、制御基板20とブラシモータ16とを接続する。
図2は、図1の矢印J方向から見た側面図である。図2に示されるように、制御基板20に半田付けされた金属製の板バネ26がその押圧力によってブラシモータ16に当接されており、制御基板20の回路とブラシモータ16のモータケース16Aを電気的に接続している。
また、板バネ26は、弾性部材である。このように板バネ26が弾性を有するので、ビス等を使用してブラシモータ16と制御基板20とを接続する構成に比べて、制御基板20の配置の自由度が大きく向上する。また、弾性を有すると、振動に追従し易い。
図3は、図1の矢印K方向から見た平面図である。図3に示されるように、板バネ26は、基板パターン27を介してコンデンサ28a、コンデンサ28bに接続されている。各コンデンサ28a、28bの他端側はそれぞれ、コネクタ25及び電線22a、22bを介してブラシモータ16のプラス端子21a、マイナス端子21bに接続されている(図1参照)。
尚、板バネ26は、ノイズの伝搬ルートを短くするため、図1のように、板バネ26がブラシモータ16に当接する接点は、ブラシモータ16が有する2つのブラシ(プラス側ブラシ27a、マイナス側ブラシ27b)を含む平面と同一の仮想平面上Mに配置される。すなわち、板バネ26は、ブラシ27a、27bと最短距離に設定されるように、ブラシモータ16のモータケース16Aの外側面に接触して配置される。
また、図2及び図3に示されるように、板バネ26がブラシモータ16に正常に当接している状態では、板バネ26の先端は、制御基板20に形成される『穴』である接触確認穴29(図3参照)から突出する構成となっている。このように制御基板20は、板バネ26が制御基板20よりも外側に突出可能に形成される『穴』である接触確認穴29を有する。そのために、板バネ26が制御基板20を貫通して制御基板20から板バネ26が突出すると、板バネ26とブラシモータ16のモータケース16Aとが接触し、板バネ26がブラシモータ16と制御基板20とを接続していることが確認できる。
詳しく言うと、その構成であるために、作業者は、板バネ26は変形して接触確認穴29から突出するのを確認し、板バネ26が設けられているか、板バネ26の形状が変な形状に変形していないか等を確認することができる。そして、作業者は、もしも板バネ26が無い又は板バネ26に不具合がある場合には、事前に板バネ26を正常に設けることによって、ブラシモータ16と制御基板20との接続が損なわれることを回避できる。
装置本体100Aのコントローラ50にプリントコマンドが送られ、ブラシモータ16が回転を始めると、ブラシの切り替わりに起因する電磁ノイズが発生する。従来の構成では、モータのブラシで発生したノイズがモータに戻る伝搬ルートが無い。そのため、そのノイズは、モータケースに伝搬し、さらには装置本体のフレームに伝搬してしまっていた。その結果、本体フレームの一部が大きなアンテナとなり、そこから放射ノイズが発生してしまっていた。
一方、実施例1の構成には、ブラシモータ16のブラシ27a、27bで発生したノイズが、導電性のモータケース16A、板バネ26、コンデンサ28a、28b、基板パターン27、コネクタ25、電線22a、22bを経由して、ブラシモータ16に戻るルートが有る。このことは、図1に示されている。
そのため、コンデンサ28a、28bの容量を発生するノイズの周波数に対して十分に低いインピーダンスとなるように選定すれば、電磁ノイズは上記の伝搬ルートを伝搬する。この際、上記の伝搬ルートは非常に短くなるため、問題となるような周波数の放射ノイズを発生させる大きなアンテナが存在しない。その結果、ブラシで発生したノイズに起因する放射ノイズの発生を抑制することが可能となる。
本実施例の効果を確認するため、駆動源の周辺の構成として、本実施例の電子写真装置及び従来の電子写真装置の放射ノイズの測定を行った。
図4は、測定装置200の構成を示す概略図である。測定装置200は電波半無響室200Aを有する。電波半無響室200Aの内部には、ターンテーブル30の上に木製の測定用テーブル40が設置され、測定用テーブル40の中心に測定対象である画像形成装置100を配置した。放射ノイズ測定用のアンテナ32は、画像形成装置100から10m離れた位置に配置され、アンテナ32を支持するアンテナマスト33とともに接地されている。アンテナ32で検出された電磁ノイズは、電波半無響室200Aの外に配置され、ケーブル34で接続されているスペクトラムアナライザ35によって観測した。
図5は、画像形成装置100のプリント動作時にスペクトラムアナライザで観測された波形を示すグラフである。図5(a)は、実施例1の構成を採用した場合のグラフであり、図5(b)は、従来の構成を採用した場合のグラフである。縦軸はノイズ[dB(μV/m)]であり、横軸は周波数[MHz]である。
例えば、70MHz、900MHzにノイズの極大値がある。70MHzでは、従来の構成で27dB(μV/m)であったのに対して、本実施例の構成で18dB(μV/m)となっており、放射ノイズが9dB(μV/m)低下している。また、900MHzでは、従来の構成で44dB(μV/m)であったのに対して、本実施例の構成で35dB(μV/m)となっており、放射ノイズが9dB(μV/m)低下している。グラフ中の一例では、そのような状況であるが、実施例1の構成では、従来の構成に比較して、最大約15dB程度放射ノイズが低下していることが確認できた。
なお、ノイズを低減するための板バネ26の位置についてより詳細に説明する。図9は、ブラシモータ16の内部構造を示す概略断面図である。ブラシモータ16のモータケース16Aの内側には、シャフト28、マグネット16b、コイル16c、整流子16d、ブラシ27a、27bが設けられている。
マグネット16bはモータケース16Aに固定されている。コイル16cは、シャフト28のマグネット16bと対向する位置に固定され、整流子16dは、シャフト28のブラシ27a、27bに接触する位置に固定されている。整流子16dが回転しながらブラシ27a、27bと接触して制御基板20からコイル16cへの電力が供給される。
本実施例では、制御基板20に固定された板バネ26は、シャフト28の回転軸方向(X方向)に関して、主にブラシ27a、27bと整流子16dとの接触部であるノイズの発生源と同じ又は近い位置に配置している。これにより、主にブラシ27a、27bと整流子16dとの接触部で発生されるノイズが伝搬されるループが、(接触部)→(板バネ26)→(制御基板20)→(整流子16d)となるため、ノイズ伝搬ループを小さくしている。
具体的には、制御基板20に固定された板バネ26は、X方向に直交するY方向で見て、整流子16d、又は、ブラシ27a、27bと少なくとも一部が重なる(オーバーラップする)位置に配置している。つまり、X方向に関して、板バネ26の幅を範囲A、ブラシ27a、27bの幅の範囲B、整流子16dの幅を範囲Cとすると、X方向に関して範囲Aが範囲B及び又は範囲Cと重なるよう、板バネ26を配置する。これは、上述したように、板バネ26がブラシモータ16に当接する接点を、ブラシ27a、ブラシ27bを含む平面と同一の仮想平面上M(図1参照)に配置さることと同義である。
このように板バネ26を配置することにより、板バネ26をX方向に関してノイズの発生源と同じ又は近い位置に配置して、板バネ26をノイズの発生源との距離を短くしてノイズ伝搬ループを小さくすることができる。
なお、最もノイズ伝搬ループを小さくする為には、範囲Aを、X方向に関して、ブラシ27a、27bと整流子16dとの接触部である、範囲Bと範囲Cとが重なった部分と重なるよう、板バネ26を配置するのが良い。しかしながら、少なくとも、X方向に関して範囲Aが範囲B又は範囲Cと重なる(Y方向で見て、板バネ26が、整流子16d又はブラシ27a、27bと少なくとも一部で重なる)ように板バネ26を配置することで、十分に本実施例の効果を得ることができる。
以上のことから、本実施例の構成によれば、制御基板20とモータケース16Aとを電気的に接続する事により、ブラシ27a、27bで発生したノイズの伝搬ループを短くすることが可能となるため、放射ノイズの発生を抑制する事が可能となる。
図6は、実施例2に係る画像形成装置におけるレーザスキャナ5及びブラシモータ16の周辺の構成を示す側面図である。図7は、制御基板36、板バネ37、支持台38の構成を示す斜視図である。図6及び図7に示されるように、制御基板36、板バネ37、支持台38以外は、図1と同様であるため、重複する内容に関しては詳細な説明は省略する。
ブラシモータ16のノイズ抑制機構80は、ブラシモータ16に対して外側で対向して制御基板20を支持する支持台38と、支持台38に実装され、ブラシモータ16及び制御基板20に接触して電気的に導通させる板バネ37と、を備える点が特徴的である。以下、詳述する。
実施例2の構成が実施例1の構成と異なるのは、実施例1では制御基板20に板バネ26が半田付けされていたのに対して、実施例2ではブラシモータ16を支持する支持台38に板バネ37が取り付けられている点である。
支持台38に取り付けられた板バネ37は、一端がモータケース16Aに当接し、他端が制御基板36上のジャンパー線に当接している。シャフト28の回転軸方向に関する板バネ37の位置は実施例1と同様であり、ジャンパー線は制御基板36上でパターンを介してコンデンサに接続されている。そのため、実施例1と同様にブラシ27a、27bの切り替わり時に発生したノイズの伝搬ルートを最小化することができ、放射ノイズの抑制が可能となる。
また、実施例1では、制御基板20上で板バネ37を実装するスペースを確保する必要があるが、実施例2では、板バネ37との接点部分のスペースを確保するのみで良いため、制御基板20の小型化が可能となる。なお、実施例1の方が、板バネ26が制御基板20に対して半田付けされるので、電磁ノイズの伝達性が良いと考えられる。また、実施例2の方が、板バネ37が制御基板36に対して半田付けされないので、制御基板36に半田付けするスペースが不要となるから、その分で制御基板36の小型化が実現できると考えられる。半田付けには面積を必要とするからである。
以上述べてきたように、実施例1又は2の構成によれば、ブラシモータ16で発生した電磁ノイズは、装置本体100Aのフレームに伝搬することなく、放射ノイズの発生が抑制される。すなわち、ブラシモータ16で発生した電磁ノイズは、制御基板20(36)に伝達された後にブラシモータ16に返ってくる。その結果、ブラシモータ16で発生したノイズは、装置本体100Aのフレームに伝搬することなく、放射ノイズの発生が抑制される。
また、ブラシモータ16の内部に制御基板20が配置される構成の場合には故障した際にブラシモータ16と制御基板20を同時に修理する必要があった。しかし、制御基板20がブラシモータ16の外側に配置するように構成したことで、ブラシモータ16と制御基板20とをそれぞれ独立して変更することが可能となるばかりでなく、ブラシモータ16と板バネ26との接触を確認することも容易となる。
なお、実施例1や実施例2では、モータケースと制御基板20(36)を接続するために板バネ37を使用しているが、円錐バネなど異なる形状であっても使用する事が可能である。
また、実施例1や実施例2では、『接続部』としてコネクタ25及び電線22a、22bが例示されるが、この構成に限定されなくても良い。例えば、『接続部』としては、ブラシモータ16の端子が対応しても良く、この端子が直接的に制御基板20(36)に半田付けされる構成であっても良い。
16 ブラシモータ
16d 整流子
20 制御基板
22a、22b 電線(接続部)
25 コネクタ(接続部)
26 板バネ(導通部材)
27a、27b ブラシ
70 ノイズ抑制機構(ブラシモータユニット)

Claims (7)

  1. ブラシとブラシに接触する整流子を備えたブラシモータと、前記ブラシモータを覆う導電性のケースと、前記ケースの外部に配置され、前記ブラシモータの回転を制御する制御基板と、前記ケースと前記制御基板の回路とを導通する導通部材と、を有するブラシモータユニットにおいて、
    前記ブラシモータの回転軸方向に直交する方向から見て、前記導通部材の幅は前記ブラシよりも小さく、前記導通部材が、前記ブラシ前記整流子との重なり領域と重なっていることを特徴とするブラシモータユニット。
  2. 前記ブラシモータの回転軸方向に直交する方向から見て、前記導通部材が、前記ブラシと前記整流子とが重なった範囲と少なくとも一部で重なることを特徴とする請求項1に記載のブラシモータユニット。
  3. 前記導通部材は弾性部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のブラシモータユニット。
  4. 前記導通部材は板バネであることを特徴とする請求項1又は2に記載ブラシモータユニット。
  5. 前記制御基板は穴を備え、前記導通部材が前記ケースと接触した状態で、前記導通部材が前記穴を貫通して前記制御基板よりも外側に突出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか項に記載のブラシモータユニット
  6. 前記ブラシモータ、及び、前記制御基板を支持する支持台を有し、前記導通部材は、前記支持台に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか項に記載のブラシモータユニット。
  7. 請求項1乃至6のいずれか項に記載のブラシモータユニットと、前記ブラシモータに駆動されて記録材に画像を形成する画像形成部と、装置本体を構成する板金のフレームと、を有し、前記ブラシモータは、前記フレームに固定されていることを特徴とする画像形成装置。
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