JP6222842B2 - 便器本体 - Google Patents

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Description

本発明は、便器本体に関するものである。
下記特許文献1には、貯水タンクを備えた大便器が開示されている。大便器の便器本体の内部には貯水タンク内の水を便鉢へ導くための通水路が形成されている。この通水路は便器本体の後部において貯水タンクの内部と入口部を介して連通する共通導水路が形成されている。共通導水路には、さらにゼット導水路とリム導水路が分岐して接続されている。ゼット導水路の出口は便鉢内の底部近くに開口するゼット吐水口として開口している。また、リム導水路はリム部内においてリム部の片側半周領域に亘って延出し、便鉢の前部にリム吐水口として開口している。
特開2013−194410号公報(図2)
ところで、便器本体は良く知られるように、成形型内に泥漿を流し込んで所定形状に成形される。しかし、通水路が上記特許文献1のような構造であると、脱型後において内部に泥漿が残留しやすい。特に、上記特許文献1中の図2に示されるように、通水路の底面が水平である場合には泥漿が滞留しやすい。このため、従来では脱型後において専用設備によって便器本体の全体を傾けて内部に残留していた泥漿を強制的に排出するようにしていた。
こうしたことから、便器本体の製造効率が低められ、また上記のような専用設備を必要とする分、製造コストも増大していた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、泥漿の排出を簡単に行うようにすることで、製造容易でかつ製造コストの低減を図ることが可能な便器本体の提供を目的とする。
本発明の便器本体は、便鉢と、便鉢の後方に設けられた洗浄水給水部と、便鉢と洗浄水給水部との間において上下に壁を有したトンネル状に形成され洗浄水給水部から前記便鉢へ洗浄水を通水可能な通水部とを備え、通水部を構成する下壁であって通水部を構成する上壁の下方に、成形時の泥漿を外部に排出可能に開口するが、泥漿の排出後には閉止される泥漿排出口が形成されるとともに、下壁の前部には便鉢へ向けて下り勾配となった前部排出案内面が形成される一方、下壁の後部には前部排出案内面とは逆の勾配を有し泥漿排出口へ向けて下り勾配となった後部排出案内面が形成され、泥漿排出口よりも後方に泥漿排出口の閉止作業用の窓孔が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、通水部の下壁は前後で勾配の向きが逆に設定されているため、泥漿を前後に分流させて排出させることができる。すなわち、下壁上に泥漿があっても、前側では前部排出案内面の勾配にしたがって便鉢へと自動的に排出され、後側では後部排出案内面の勾配にしたがって泥漿排出口へ自動的に導かれて排出される。したがって、従来のように便器本体全体を大きく傾斜させずに済むため、製造が簡単である。また、便器本体全体を傾かせるための大がかりな設備も不要であるから、製造コストの低減も図ることができる。
水洗式の便器本体の平面図 図1のA−A線断面図 図1のB−B線断面図 図1のC−C線断面図
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
(1)前記前部排出案内面と前記後部排出案内面との境界縁は、前記下壁の前部寄りに位置すると良い。
前後の排出案内面は、共に泥漿の排出に必要な勾配をもって形成されねばならない。仮に、前後の排出案内面の境界縁を下壁の後部寄りに設定すると、排出案内面の前縁の高さ位置は便鉢内の貯留水の水位に近くなってしまう。その点、境界縁を下壁の前部寄りの位置に設定しておけば、排出案内面の前縁の高さを、貯留水の水位から適切に離れた位置に確保することができる。
(2)前記便鉢には同便鉢の底部に連通する排水路が後方へ向けて延出して形成される一方、前記泥漿排出口は前記排水路に連通して形成されるようにしてもよい。
このような構成によれば、後部排出案内面の勾配に沿って泥漿排出口へと導かれた泥漿を排水路へと排出することができる。
<実施例>
本実施例の水洗式便器は便器本体1を有している。この便器本体1は、粘土に水を混ぜて泥漿とし、これを成形型に流し込んで所定形状に成形した後に一旦乾燥させ、施釉した後に焼成することによって製造されたものである。
便器本体1の前部には便鉢2が形成されている。図2に示すように、便鉢2は上方に開口して形成され、開口縁の全縁には便座(図示しない)を支持するための便座支持面3が内方へ水平に張り出して形成されている。便座支持面3の下方における便鉢2の内面は棚状にリム通水路4が形成され、洗浄水が旋回流となって流れるようにしている。
便鉢2の底部は排水路5に連通している。排水路5は便鉢2の底部に接続された導入路6と、この導入路6から後方へ連続する上昇流路7と、さらにその下方へと連続する下降流路8とからなっている。
導入路6は便鉢2の底部から後方へ向けて斜め下向きに延出している。導入路6の延出端部に連続する上昇流路7は後方へ向けて斜め上方へと延出している。上昇流路7の延出端部に連続する下降流路8は略真下に向けて延出し、その端部には別途に排水用配管(図示しない)が接続される。
上昇流路7と下降流路8との接続部分における下縁部は下降流路8側へ下り勾配となった傾斜面10が形成されている。図2に示す便器本体1の側断面視において、上記傾斜面10の上縁の位置は、後述する泥漿排出口11より前方に位置するように形成されている。したがって、泥漿排出口11から落下した泥漿が直接、上昇流路7上に落下することはない。泥漿は傾斜面10上に落下することになり、傾斜面10の勾配に沿って下降流路8へと導かれる。
便鉢2の後方には洗浄水を便鉢2へ供給するための洗浄水給水部12が設けられている。洗浄水給水部12は上方へ開放する筒状に形成され、その上面には洗浄水が貯留される図示しないタンク本体が載置される。洗浄水給水部12内には洗浄水を二方向に分配するための分配器13が収納されている。分配器13は、図示しないタンク本体の流出口に連通する流入管14と、二方向に分岐する第1・第2の吐水管15,16とを有している。
便器本体1の上部であって、洗浄水給水部12と便鉢2との間には通水部17が配されている。通水部17は便器本体1において、便鉢2の後方の部位にトンネル状、つまり上下に壁17A,17Bを有した状態で形成されている。図2に示すように、通水部17の背面壁18は洗浄水給水部12との仕切り壁を兼ねている。また、この背面壁18は図2に示すように、下縁側に行くにつれて後退するような勾配が設定されている。換言すれば、洗浄水給水部12は上方へ拡開するようにして形成されている。また、背面壁18には左右に一対の通し孔19が開口し、第1・第2の吐水管15,16が挿通されている。
通水部17内の前部であって便器本体1方向の左右方向中央部には、第1・第2の吐水管15,16の先端部に挟まれるようにして前面壁体20が配されており、通水部17内の上壁17Aと下壁17Bに接続されている。図1、図2に示すように、前面壁体20の前面20Aと後面20Bとは前後方向に間隔をおいて対向し、これによって前面壁体20は中空状に形成されている。前面壁体20の後面20Bは背面壁18との間に前後方向へ所定間隔をおいて対向している。図2に示すように、前面壁体20の前面20Aは便鉢2内の側面を兼ねている。なお、この前面壁体20の前面20Aにも前記した便座支持面3が連続して形成されている。
図1に示すように、通水部17内における前面壁体20の左側には第1吐水路21が形成され、便鉢2の後面の左側上部に第1吐水口22として開口し、リム通水路4に通じている。したがって、第1吐水管15から吐出された洗浄水は第1吐水路21、第1吐水口22を経てリム通水路4に吐水される。このときの吐水方向はリム通水路4に沿う方向、つまり便鉢2内の周方向に沿う方向であるため、洗浄水は図1において反時計回りの旋回流となって、便鉢2をほぼ一周する。
一方、図1に示すように、通水部17内における前面壁体20の右側部には、通水部17内の左側壁に向けて迫り出した迫り出し部23が形成されている。このことにより、前面壁体20の右側に形成された第2吐水路24は迫り出し部23において洗浄水の流路幅が狭められ、第1吐水路21に比べて狭くなっている。
また、通水部17内における第2吐水路24の前部であって、迫り出し部23より前方の位置には規制壁25が設けられている。この規制壁25は第2吐水路24の右側壁から内方へ略直角に張り出すようにして形成されている。前面壁体20の左側部は前後方向に沿った側壁が形成されているのに対し、迫り出し部23の迫り出し端部は尖り気味(曲率の大きい円弧状)に形成されている。さらに、規制壁25の左側端と前面壁体20の前面(迫り出し部23の付け根部分)との間に第2吐水口26が開口している。かくして、第2吐水路24を通過する過程で、洗浄水は規制壁25にぶつかって進行方向を急激に内側へ強制的に変更させられ、第2吐水口26より便鉢2内へ吐水される。
ところで、前述したように、通水部17は便器本体1内においてトンネル状に形成されているため、便器本体1の成形後において通水部17から泥漿が抜けにくく内部に残留しやすい。そこで、本実施例の便器本体1には、泥漿を排出しやすい構造的工夫が施されている。
図2に示すように、通水部17の背面壁18(洗浄水給水部12の前壁でもある)の下縁と通水部17の下壁17Bの後縁との接続部分であって、便器本体1の左右方向中央部には泥漿排出口11が上下方向に貫通して形成されている。泥漿排出口11は排水路5内に連通し、排水路5における上昇流路7と下降流路8との境界部分の上縁側に位置している。また、泥漿排出口11の真下には傾斜面10が位置するようになっている。より具体的には、傾斜面10と上昇流路7との境界となる傾斜面10の頂点と、泥漿排出口11との前後方向の位置関係に関し、傾斜面10の頂点の方が前方に位置するような設定となっている。つまり、泥漿排出口11から鉛直方向下方に垂線を下すと、傾斜面10の途中を通過するようにしてある。したがって、泥漿排出口11から自然落下した泥漿は傾斜面10の途中位置に落下して、上昇流路7側へは流下しないようになっている。傾斜面10上に落下した泥漿は、そのまま傾斜面10の勾配にしたがって流下し、下降流路8を通して外部に排出される。
さらに、泥漿排出口11は便器本体1の成形時点で開口しているが、泥漿の排出が完了したら、成形泥にて埋められて閉止される。そのために、通水部17の背面壁18(洗浄水給水部12の前壁でもある)の左右方向中央部には作業用の窓孔27が円形にかつ前方を向いて開口しており(図1、図3参照)、作業者はこの窓孔27を通して泥漿排出口11の閉止作業を行うことができる。
図3に示すように、通水部17の下壁17Bのうち後述する後部排出案内面31には泥漿を左右方向中央部に集約させるための集約面28,29が形成されている。両集約面28,29は後部排出案内面31の左右方向中央部、つまりは泥漿排出口11が開口する中央部位に向けて下り勾配となった右側及び左側集約面28,29が形成されている。これら両集約面28,29は左右で略対称に形成されており、泥漿排出口11が開口する左右方向中央部に泥漿を集めることができる。換言すれば、泥漿排出口11は右側集約面28と左側集約面29の境界縁の後端位置に開口している。
図4に示すように、通水部17の下壁17Bには前後で傾斜方向が逆となった排出案内面30,31が形成されていて、泥漿を前後に振り分けて排出できるようにしている。前部排出案内面30と後部排出案内面31は共にほぼ同一勾配でもって形成されている。後部排出案内面31は前部排出案内面30との境界縁9を頂縁として泥漿排出口11側である後方へ向けて下り勾配となっており、その後端縁は通水部17の背面壁18の下縁に連続している。
一方、前部排出案内面30は境界縁9を頂縁として第1・第2吐水口22,26側である前方へ向けて下り勾配となっている。
また、前部排出案内面30と後部排出案内面31との境界縁9は、図1に二点鎖線で示すように、便器本体1の左右方向に沿って設定され、前面壁体20の迫り出し部23における迫り出し端部を通過する線上に沿って設定されている。図1に示すように、この境界縁9は通水部17を前後方向に分けたときの中央のラインより前方寄り、つまり便鉢2寄りの部位に設定されている。前後の排出案内面30,31は、少なくとも泥漿を滑り落すのに必要な勾配でもって形成され、滑り落す機能を前後でほぼ等しく設定している。仮に、本実施例とは逆に後方に設定してしまうと、前部排出案内面30の前縁の高さ位置、すなわち便鉢2の後部上縁の高さ位置が低くなり過ぎてしまうことになるからである。
上記のように構成された本実施例の作用効果を説明すると、図示しない成形型から取り出された便器本体1は乾燥工程に移される前に、内部に残留している泥漿の排出作業がなされる。特に、通水部17は便器本体1においてトンネル状に形成されていることから、他の部位に比べて内部に泥漿が残りやすい。
しかし、通水部17の下壁17Bには前後に排出案内面30,31が形成されて、泥漿を前後に振り分けて排出できるようになっている。このうち、前方への排出については、泥漿は前面壁体20を挟んで第1吐水路21及び第2吐水路24を経た2方向に分流した後、図示しない経路にて外部に排出される。
一方、後方への排出について、泥漿は後部排出案内面31の勾配に沿って後方へ斜め下向向けて流れると同時に、左右の集約面の勾配に沿っても流れる。その結果、泥漿は泥漿排出口11へと集められて、ここから下方へ落下する。泥漿排出口11か落下した泥漿は排水路5の下降流路8から外部へ排出される。前述したように、泥漿排出口11の真下には傾斜面10の途中部位が位置しているから、泥漿排出口11から真下に落下した泥漿は、傾斜面10上に落下した後、傾斜面10の勾配に沿って流れ落ち、下降流路8を経て外部に排出される。
上記のようにして通水部17内の泥漿が排出されれば、泥漿排出口11の閉止作業がなされる。その場合には、作業者は洗浄水給水部12の上方から窓孔27を通して指を差し入れ、成形泥を埋める等して泥漿排出口11を閉じる。この作業が完了すれば、以後は通常の製造工程を経る。
本実施例の便器本体によれば、泥漿が通水部17内に残留していたとしても、泥漿は前部排出案内面30あるいは後部排出案内面31の勾配に沿って自動的に前方へあるいは後方へ振り分けられて、前方への排出は第1吐水路21及び第2吐水路24を経て図示しない経路にて排出され、後方への排出については泥漿排出口11を経て下降流路8を経て外部に排出される。このように、通水部17内の泥漿が便器本体1を傾斜姿勢にすることなく、通常の姿勢のままにして自動的に排出することができる。したがって、便器本体1を強制的に傾斜させるための大かがりな装置を必要としないから、製造コストの低減に寄与することができる。
また、前部排出案内面30と後部排出案内面31との境界縁9の位置を便鉢2寄りに設定したため、前部排出案内面30の前縁の高さ位置を便鉢2内の貯留水の水位から上方に離して設定することができる。
さらに、本実施例では泥漿排出口11から落下した泥漿を既存の排水路5を経て排出することができる。したがって、泥漿を抜き取るための専用の排出路を形成せずにすむため、便器本体1の構造を簡素化することができる。
さらにまた、後部排出案内面31は左右に集約面28,29を形成することで、泥漿排出口11に泥漿を集約させることができる。したがって、泥漿排出口11は局所的に配された小さな開口で済むため、泥漿を排出した後の閉止作業を簡単に行うことができる、という効果もある。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では泥漿排出口11を排水路5に連通させるようにしたが、これに代えて便器本体1の外部に通じる専用の排出路を設けて、この排出路を介して外部に排出するようにしてもよい。
(2)上記実施例では、通水部17内の流路を二つの流路に分岐した形態を示したが、分岐することなく単一の通水路としてもよい。
(3)上記実施例では、後部排出案内面31において左右に集約面28,29を形成して泥漿を一カ所に集約させるようしたが、集約面を省略して泥漿排出口11を背面壁18の下縁に沿ってスリット状に開口する形態のものとしてもよい。また、泥漿排出口11は背面壁18の下縁に沿って断続的に複数個設けてもよい。さらに、泥漿排出口11が設けられる位置は本実施例のものに限定されるべきものではなく、通水部17の途中の位置であってもよい。
(4)上記実施例では、前部排出案内面30と後部排出案内面31の勾配を略等しく設定したが、前後で異なる勾配を設定してもよい。
1…便器本体
2…便鉢
5…排水路
9…境界縁
11…泥漿排出口
12…洗浄水給水部
17…通水部
17A…上壁
17B…下壁
30…前部排出案内面
31…後部排出案内面

Claims (3)

  1. 便鉢と、
    前記便鉢の後方に設けられた洗浄水給水部と、
    前記便鉢と前記洗浄水給水部との間において上下に壁を有したトンネル状に形成され前記洗浄水給水部から前記便鉢へ洗浄水を通水可能な通水部とを備え、
    前記通水部を構成する下壁であって前記通水部を構成する上壁の下方に、成形時の泥漿を外部に排出可能に開口するが、前記泥漿の排出後には閉止される泥漿排出口が形成されるとともに、
    前記下壁の前部には前記便鉢へ向けて下り勾配となった前部排出案内面が形成される一方、前記下壁の後部には前記前部排出案内面とは逆の勾配を有し前記泥漿排出口へ向けて下り勾配となった後部排出案内面が形成され、
    前記泥漿排出口よりも後方に前記泥漿排出口の閉止作業用の窓孔が形成されていることを特徴とする便器本体。
  2. 前記前部排出案内面と前記後部排出案内面との境界縁は、前記下壁の前部寄りに位置していることを特徴とする請求項1に記載の便器本体。
  3. 前記便鉢には同便鉢の底部に連通する排水路が後方へ向けて延出して形成される一方、前記泥漿排出口は前記排水路に連通して形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の便器本体。
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