JP6222564B2 - 撮像レンズ、レンズユニット、撮像装置、デジタルスチルカメラ及び携帯端末 - Google Patents

撮像レンズ、レンズユニット、撮像装置、デジタルスチルカメラ及び携帯端末 Download PDF

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本発明は、撮像装置に用いられる広角の撮像レンズ、該撮像レンズを備えた撮像装置、及び該撮像装置を備えたデジタルスチルカメラや携帯端末に関するものである。
近年、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像装置が搭載されたデジタルスチルカメラや携帯端末が普及している。しかるに、一般的ユーザーのニーズは、これら撮像機器の携帯上の利便性やデザイン性に加え、更なる高画質化にあるから、固体撮像素子はより小型化・高画素化され、また撮像レンズは小型であるにもかかわらず、より高い光学性能が求められる傾向がある。また、近距離被写体の撮像を可能にすべく、35mm判写真換算で28mm以下の焦点距離、すなわち画角が75度以上となる広角な撮像レンズが好まれる傾向もある。このような用途の撮像レンズとしては、4枚構成、5枚構成の撮像レンズに比べ、広角化により顕著になる諸収差を良好に抑え、高性能化が可能である6枚構成の撮像レンズが提案されている。
6枚構成の撮像レンズとして、物体側より順に正の屈折力を有し、物体側に凸面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、正または負の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有する第5レンズ、負の屈折力を有する第6レンズで構成された撮像レンズが知られている(例えば、特許文献1)。また、物体側より順に負の屈折力を有し、物体側に凸面、像側に凹面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズ、正または負の屈折力を有する第3レンズ、負の屈折力を有する第4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズ、正または負の屈折力を有する第6レンズで構成された撮像レンズが知られている(特許文献2)。
米国特許公開第2013/0279021号明細書 中国特許第202854391号公報
一般的に撮像レンズと撮像素子の間には、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び撮像素子を保護するカバーガラスが配置されるが、特許文献1及び特許文献2に開示された撮像レンズでは、0.2mm程度の薄い赤外線カットフィルタのみが設けられており、比較的実現性に乏しい構成といえる。特に、撮像素子に最も近い第6レンズと撮像素子との間隔が比較的狭くなっているため、例えば更にカバーガラスを配置しなければならないとするとスペースに余裕がなくなり、各部材に生じうる製造誤差を勘案すると、部材同士の干渉を招く恐れが生じるという問題がある。かかる干渉の問題は、撮像素子の大きさに対する焦点距離が小さい、いわゆる広角レンズでより顕著になる傾向がある。これに対し、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及びカバーガラスの平行平板を薄型化することで干渉を避けることはできるが、高い光学性能を維持したまま平行平板を薄型化することは大幅なコスト増を招くこととなる。よって、撮像装置を安価に製造するためには、全長を抑えながらも撮像レンズの第6レンズと撮像素子の間隔を極力広げることが好ましいといえる。
また、特許文献1及び特許文献2に開示の撮像レンズは、撮像素子の周辺部に集光する光線の主光線角度(CRA:Chief Ray Angle)が20°以上と大きくなるため、集光効率の低下(周辺光量低下)、混色特性の劣化による色ムラの発生により、画質が低下するという課題がある。ここで、画質の低下を抑制するために、撮像素子の表面に配置されるマイクロレンズを撮像レンズのCRAに合わせて最適化する技術も開発されているが、画質の低下を完全には補正することは出来ず、さらに撮像素子のコスト増を招くため、高画質の画像を得られる撮像装置を安価に製造するためには、CRAを抑えた撮像レンズとすることが好ましいといえる。
本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、撮像素子周辺部に集光する光線の主光線角度を抑え、撮像素子と撮像レンズの間隔を十分確保でき、さらに広角で収差が良好に補正された6枚構成の撮像レンズ及び、撮像レンズを備えた撮像装置、レンズユニット、並びにデジタルスチルカメラ、及び携帯端末を提供することを目的とする。
請求項1に記載の撮像レンズは、撮像素子の撮像面に被写体像を結像させるための撮像レンズであって、物体側より順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、第6レンズの6枚のレンズで構成され、前記第1レンズは負の屈折力を有し、前記第1レンズと前記第2レンズは負の合成屈折力を有し、前記第1レンズの物体側及び前記第6レンズの像側の面の少なくとも一方が非球面であって、前記非球面と光軸との交点以外の光学面上の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であり、
前記第1レンズは像側に凸のメニスカス形状であり、前記第6レンズは物体側に凸のメニスカス形状であることを特徴とする。

本発明によれば、前記第1レンズは負の屈折力を有し、さらに前記第1レンズと前記第2レンズは負の合成屈折力を有することで、撮像素子の大きさに対する焦点距離が小さい広角レンズにおいて、いわゆるレトロフォーカスタイプのレンズ構成とでき、これによりバックフォーカスが大きくなるため、前記撮像レンズと前記撮像面の間隔を広げることができるから、赤外線カットフィルタやカバーガラス等を設置する十分なスペースを確保できる。
また、前記第1レンズの物体側及び前記第6レンズの像側の面の少なくとも一方を非球面とすることで、画面全体で諸収差を良好に補正することができる。さらに、有効径内における非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であることで、撮像素子周辺部での主光線角度(CRA)を抑えることができる。なお、「非球面サグ量が極値を持つ」とは、非球面断面上の任意の点までの光軸からの光軸垂直方向の高さをhとし、当該点までの基準位置(非球面の面頂点、又は非球面の光軸上の点)からの光軸方向の距離(非球面サグ量)をX(h)としたときに、1階微分(dX(h)/dh)=0で表される点をいう。
ここで、本発明の撮像レンズは、撮像面での諸収差が良好に補正されている必要がある。例えば、焦点距離が小さい広角レンズで顕著になる樽型の歪曲収差(ディストーション)は、撮像装置での歪曲画像の補正が良好に行える程度に抑えられているということである。この時、光学ディストーション(D)は像高全域でD≧−25%であり、より好ましくはD≧−20%である。ここで、光学ディストーションは以下の式で定義され、正の場合は糸巻型、負の場合は樽型ディストーションとなる。
D=y−y0/y0*100(%)
ただし、
y:実際像の像高
0:理想像の像高
請求項2に記載の撮像レンズは、請求項1に記載の発明において、前記第1レンズの物体側の面が非球面であり、前記非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であることを特徴とする。
前記第1レンズの物体側の面を非球面とすることで、画面周辺部での諸収差を良好に補正することができる。さらに、非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状とすることで、撮像素子周辺部での主光線角度(CRA)を抑えることができる。
請求項3に記載の撮像レンズは、請求項1又は2に記載の発明において、前記第6レンズの像側の面が非球面であり、前記非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であることを特徴とする。
前記第6レンズの物体側の面を非球面とすることで、画面周辺部での諸収差を良好に補正することができ、また前記第6レンズが撮像面に最も近づく位置を制御することができるため、前記第6レンズと撮像面の距離を広げることができる。さらに、非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状とすることで、撮像素子周辺部での主光線角度(CRA)を抑えることができる。
請求項4に記載の撮像レンズは、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記第1レンズの像側の面が非球面であり、前記非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であることを特徴とする。
前記第1レンズの像側の面を非球面とすることで、画面周辺部での諸収差を良好に補正することができる。さらに、非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状とすることで、撮像素子周辺部での主光線角度(CRA)を抑えることができる。なお、前記第1レンズの物体側の面、前記第1レンズの像側の面、前記第6レンズの物体側の面以外の面において、光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ非球面形状としても良い。
請求項5に記載の撮像レンズは、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
fb/f>0.4 (1)
ただし、
fb:バックフォーカス(空気換算距離)(mm)
f:撮像レンズ全系の合成焦点距離(mm)
(1)式は、バックフォーカスを適切に設定するための条件式である。(1)式を満足することで、前記第6レンズと前記撮像面が近づきすぎることがなくなり、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び前記撮像素子を保護するカバーガラスを配置するスペースを確保することができる。ここで、バックフォーカスとは、前記第6レンズの像側の面と前記撮像面との光軸上の距離であり、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び前記撮像素子を保護するカバーガラス等が配置される場合には、これらを空気換算距離として算出するものとする。また、以下の条件式を満たすことがより好ましい。
fb/f>0.45 (1’)
請求項6に記載の撮像レンズは、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
d6/f>0.3 (2)
ただし、
d6:前記第6レンズと前記撮像素子の撮像面との間の距離(空気換算距離)(mm)
f:撮像レンズ全系の合成焦点距離(mm)
(2)式は、撮像レンズと像面の距離を適切に設定するための条件式である。(2)式を満足することで、前記第6レンズと前記撮像面が近づきすぎることがなくなり、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び前記撮像素子を保護するカバーガラスを配置するスペースを確保することができる。ここで、d6は前記第6レンズの非球面サグ量が最も像側になる位置から前記撮像面までの距離であり、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び撮像素子を保護するカバーガラス等が配置される場合には、これらを空気換算距離として算出するものとする。また、上述のような観点から、以下の条件式がより好ましい。
d6/f>0.35 (2’)
請求項7に記載の撮像レンズは、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記第2レンズは正の屈折力を有し、前記第3レンズは正の屈折力を有し、前記第4レンズは負の屈折力を有し、前記第5レンズは正の屈折力を有し、前記第6レンズは負の屈折力を有することを特徴とする。
6枚構成のうち、3枚を正レンズ、3枚を負レンズとすることで、ペッツバール和、色収差の補正を容易にすることができ、周辺部まで良好な結像性能を有する撮像レンズとすることができる。また、前記第1レンズ〜前記第5レンズの合成で正の屈折力を形成し、前記第6レンズが負の屈折力を有することで、いわゆるテレフォトタイプのレンズ構成とでき、撮像レンズ全長の小型化に有利な構成とすることができる。
請求項8に記載の撮像レンズは、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記第2レンズは負の屈折力を有し、前記第3レンズは正の屈折力を有し、前記第4レンズは負の屈折力を有し、前記第5レンズは正の屈折力を有し、前記第6レンズは負の屈折力を有することを特徴とする。
第2レンズが負の屈折力を有することで、第1レンズと前記第2レンズの負の合成屈折力を大きくすることができ、撮像素子の大きさに対する焦点距離が小さい広角レンズにおいて、いわゆるレトロフォーカスタイプのレンズ構成とでき、これによりバックフォーカスが大きくなるため、前記撮像レンズと前記撮像面の間隔を広げることができるから、赤外線カットフィルタやカバーガラス等を設置する十分なスペースを確保できる。また、前記第1レンズ〜前記第5レンズの合成で正の屈折力を形成し、前記第6レンズが負の屈折力を有することで、いわゆるテレフォトタイプのレンズ構成とでき、撮像レンズ全長の小型化に有利な構成とすることができる。
請求項9に記載の撮像レンズは、請求項1〜8のいずれかに記載の発明において、画角が75度以上であることを特徴とする。
画角が75度以上、すなわち35mm判写真換算で28mm以下の焦点距離となる広角の撮像レンズの場合、前記第6レンズの像側の面と前記撮像面との距離が短くなり、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び撮像素子を保護するカバーガラスを配置するスペースが狭くなりがちである。しかし、本発明によれば前記第1レンズと前記第2レンズとが負の合成屈折力を有しているため、バックフォーカスが十分大きくなり、広角の撮像レンズでも前記第6レンズの像側に十分なスペースを確保できる。
請求項10に記載のレンズユニットは、請求項1〜9のいずれか一項に記載の撮像レンズを、前記撮像レンズを保持する鏡筒に組み付けてなることを特徴とする。
請求項11に記載の撮像装置は、被写体像を光電変換する撮像素子と、請求項10に記載のレンズユニットを備えたことを特徴とする。
請求項12に記載のデジタルスチルカメラは、請求項11に記載の撮像装置を備えたことを特徴とする。
請求項13に記載の携帯端末は、請求項11に記載の撮像装置を備えたことを特徴とする。
前記撮像レンズを構成する6枚のレンズのうち少なくとも4枚がプラスチックレンズであると、安価に製造する観点から好ましい。また、少なくとも5枚がプラスチックレンズであると、より好ましい。
前記撮像レンズを構成する6枚のレンズにガラスレンズが含まれていても良い。ガラスレンズを含むことで、ユニットへの組立の際に発生する製造誤差による結像性能の劣化に強い撮像レンズとなる。また、温度などの環境変化が起こった際の結像性能の劣化を抑える観点からも好ましい。
前記撮像素子は画素のサイズが大きいほど取込み光量が増えるため、一般的に撮像素子サイズが大きいほど高画質な画像が得られる。具体的には、1/3型(撮像面対角線長約6mm)以下のサイズの撮像素子よりも、1/2.3型(撮像面対角線長約8mm)以上のサイズの撮像素子の方が好ましい。より好ましくは、1/1.7型(撮像面対角線長約9mm)以上の撮像素子である。
本発明によれば、撮像素子周辺部に集光する光線の主光線角度を抑え、撮像素子と撮像レンズの間隔を十分確保でき、さらに広角で収差が良好に補正された6枚構成の撮像レンズ及び、撮像レンズを備えた撮像装置並びにデジタルスチルカメや及び携帯端末を提供することができる。
本実施の形態にかかる撮像ユニット50の斜視図である。 撮像ユニット50の撮像光学系の光軸に沿った断面を模式的に示した図である。 撮像ユニットを適用した携帯端末としてのスマートフォンの正面図(a)、及び撮像ユニットを適用したスマートフォンの背面図(b)である。 図3のスマートフォンの制御ブロック図である。 実施例1の撮像レンズの光軸方向断面図である。 実施例1の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c))である。 実施例1における像高に対する光線の主光線角度(CRA)を示すグラフであって、横軸が像高、縦軸がCRAである。 実施例1の第2面(第1レンズの物体側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。 実施例1の第3面(第1レンズの像側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。 実施例1の第14面(第6レンズの像側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。 実施例2の撮像レンズの光軸方向断面図である。 実施例2の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c))である。 実施例2における像高に対する光線の主光線角度(CRA)を示すグラフであって、横軸が像高、縦軸がCRAである。 実施例2の第2面(第1レンズの物体側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。 実施例2の第3面(第1レンズの像側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。 実施例2の第14面(第6レンズの像側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。 実施例3の撮像レンズの光軸方向断面図である。 実施例3の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c))である。 実施例3における像高に対する光線の主光線角度(CRA)を示すグラフであって、横軸が像高、縦軸がCRAである。 実施例3の第2面(第1レンズの物体側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。 実施例3の第3面(第1レンズの像側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。 実施例3の第14面(第6レンズの像側の面)の非球面形状を示す図であって、縦軸に光軸からの高さh、横軸にサグ量Xをとっている。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態にかかる撮像ユニット(撮像装置)50の斜視図であり、図2は、撮像ユニット50の撮像レンズの光軸に沿った断面を模式的に示した図である。
図1、2に示すように、撮像ユニット50は、光電変換部51aを有する固体撮像素子としてのCMOS型撮像素子51と、この撮像素子51の光電変換部(撮像面)51aに被写体像を撮像させる撮像レンズ10と、撮像レンズ10を保持する鏡筒53と、センサカバー54に支持され撮像レンズ10と撮像素子51の間に配置された平行平板状のIRカットフィルタF及びカバーガラスCGと、IRカットフィルタF及びカバーガラスCGを保持するセンサカバー54と、センサカバー54に対して鏡筒53とともに撮像レンズ10を光軸方向に駆動するアクチュエータ55と、センサカバー54を支持するとともに撮像素子51を実装した基板52と、基板52上に配置されて撮像レンズ10を覆う筐体56とを有する。
図2に示すように、撮像素子51は、その受光側の平面の中央部に、画素(光電変換素子)が2次元的に配置された、受光部としての光電変換部51aが形成されており、その周囲には信号処理回路(不図示)が形成されている。かかる信号処理回路は、各画素を順次駆動し信号電荷を得る駆動回路部と、各信号電荷をデジタル信号に変換するA/D変換部と、このデジタル信号を用いて画像信号出力を形成する信号処理部等から構成されている。また、撮像素子51の受光側の平面の外縁近傍には、多数のパッド(図示略)が配置されており、不図示のワイヤを介して基板52に接続されている。撮像素子51は、光電変換部51aからの信号電荷をデジタルYUV信号等の画像信号等に変換し、ワイヤを介して基板52上の所定の回路に出力する。ここで、Yは輝度信号、U(=R−Y)は赤と輝度信号との色差信号、V(=B−Y)は青と輝度信号との色差信号である。なお、撮像素子は上記CMOS型のイメージセンサに限定されるものではなく、CCD等の他のものを使用しても良い。
鏡筒53内に配置された撮像レンズ10は、レンズユニットを構成し、物体側より順に、第1レンズL1、第2レンズL2、開口絞りS,第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5,第6レンズL6からなり、互いにスペーサSPを介してフランジ部同士を突き当てており、これにより軸間距離を維持している。
上述した撮像ユニット50の動作について説明する。図3は、撮像ユニット50を携帯端末としてのスマートフォン100に装備した状態を示す図である。また、図4はスマートフォン100の制御ブロック図である。
撮像ユニット50は、例えば、筐体56の物体側端面がスマートフォン100の背面(図3(b)参照)に設けられ、タッチパネル70の裏側に相当する位置に配設される。
撮像ユニット50は、スマートフォン100の制御部101と接続され、輝度信号や色差信号等の画像信号を制御部101側に出力する。
一方、スマートフォン100は、図4に示すように、各部を統括的に制御すると共に、各処理に応じたプログラムを実行する制御部(CPU)101と、番号等をキーにより指示入力するための入力部60と、所定のデータの他に撮像した映像等を表示する液晶表示部70と、外部サーバとの間の各種情報通信を実現するための無線通信部80と、携帯電話機100のシステムプログラムや各種処理プログラム及び端末ID等の必要な諸データを記憶している記憶部(ROM)91と、制御部101によって実行される各種処理プログラムやデータ、若しくは処理データ、或いは撮像ユニット50により得られた撮像データ等を一時的に格納する作業領域として用いられる及び一時記憶部(RAM)92とを備えている。
スマートフォン100は、入力キー部60の操作によって動作し、タッチパネル(表示部)70に表示されたアイコン71等をタッチすることで、撮像ユニット50を動作させて撮像を行うことができる。ここで、フォーカス機構としてのアクチュエータ55が撮像レンズ10を光軸方向に変位させることで、フォーカシングを行うようになっている。特に、近距離撮像時には、アクチュエータ55が撮像レンズ10全体を物体側へと移動させ、これにより近距離の被写体にピントが合うようになっている。
適切なタイミングで行われたレリーズに応じて撮像ユニット50から入力された画像信号は、制御部101で後述する画像処理を施され、上記スマートフォン100の制御系により、記憶部92に記憶されたり、或いはタッチパネル70で表示され、さらには、無線通信部80を介して映像情報として外部に送信される。
なお、本実施の形態では、近距離撮像時に撮像レンズ10全体を前方に繰り出しているが、例えば撮像レンズ10の第1レンズL1〜第5レンズL5を第1群とし、第6レンズL6を第2群として、第2レンズ群を常に固定し、近距離撮像時に第1レンズ群を物体側に繰り出すようにしても良いし、近距離撮像時に第1レンズ群と第2レンズ群を物体側に繰り出すが、第1レンズ群の繰り出し量(T1)を第2レンズ群の繰り出し量(T2)より大きくしても良い。
[実施例]
以下、本発明の撮像レンズの実施例を示す。各実施例に使用する記号は下記の通りである。特に示さない限り、距離に関する値の単位はmmである。
f:撮像レンズ全系の焦点距離
fb:バックフォーカス(空気換算距離)
F:Fナンバー
2Y:撮像素子の撮像面対角長
FOV:画角
R:曲率半径
d:軸上面間隔
Nd:レンズ材料のd線に対する屈折率
νd:レンズ材料のアッベ数
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
f3:第3レンズの焦点距離
f4:第4レンズの焦点距離
f5:第5レンズの焦点距離
f6:第6レンズの焦点距離
f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
d6:第6レンズの最も像面側の位置と像面の距離(空気換算距離)
各実施例において、各面番号の後に「*」が記載されている面が非球面形状を有する面であり、非球面の形状は、面の頂点を原点とし、光軸方向にX軸をとり(像側をプラス)、光軸と垂直方向の高さをhとして以下の「数1」で表す。
Figure 0006222564
ただし、
Ai:i次の非球面係数
R :曲率半径
K :円錐定数
なお、特許請求の範囲及び実施例に記載の近軸曲率半径の意味合いについて、実際のレンズ測定の場面においては、レンズ中央近傍(具体的には、レンズ外径に対して10%以内の中央領域)での形状測定値を最小自乗法でフィッティングした際の近似曲率半径を近軸曲率半径であるとみなすことができる。また、例えば2次の非球面係数を使用した場合には、非球面定義式の基準曲率半径に2次の非球面係数も勘案した曲率半径を近軸曲率半径とみなすことができる。(例えば参考文献として、松居吉哉著「レンズ設計法」(共立出版株式会社)のP41〜42を参照のこと)
(実施例1)
実施例1の撮像レンズの諸元を以下に示す。
f=4.67mm
fb=2.31mm
F=2.88
2Y=9.33mm
FOV=90°
実施例1の撮像レンズの面データを以下に示す。
面番号 R(mm) d(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1 ∞ ∞
2* -4.374 0.77 1.5305 55.7 2.67
3* -6.394 0.15 2.10
4* 2.440 0.94 1.6346 23.9 1.57
5* 2.121 0.55 1.03
6(絞り) ∞ 0.15 0.77
7* 13.573 1.20 1.5305 55.7 0.92
8* -2.714 0.56 1.28
9* -3.414 0.60 1.6346 23.9 1.54
10* 15.148 0.20 2.11
11* -609.613 1.82 1.7720 50.0 2.38
12* -2.474 0.18 2.71
13* 3.760 1.14 1.5305 55.7 3.67
14* 1.774 1.13 3.80
15 ∞ 0.30 1.5163 64.1 3.88
16 ∞ 0.20 3.91
17 ∞ 0.50 1.5163 64.1 3.93
18 ∞ 0.53 3.97
ここで、第2面と第3面が第1レンズ、第4面と第5面が第2レンズ、第7面と第8面が第3レンズ、第9面と第10面が第4レンズ、第11面と第12面が第5レンズ、第13面と第14面が第6レンズを表している。第2面と第3面は共に光軸付近で像側に凸の形状であり、第1レンズは像側に凸のメニスカス形状である。また、第13面と第14面は共に物体側に凸の形状であり、第6レンズは物体側に凸のメニスカス形状であることを示している。
実施例1の非球面係数を以下に示す。
第2面
K=-5.34580E+00,A4=3.55921E-02,A6=-8.35358E-03,A8=1.48349E-03,A10=-1.80887E-04,A12=1.32819E-05,A14=-4.33192E-07
第3面
K=-1.38774E+01,A4=4.78295E-02,A6=-1.35766E-02,A8=2.36763E-03,A10=-2.15698E-04,A12=8.25505E-06,A14=-1.10536E-08
第4面
K=6.91590E-02,A4=2.97538E-03,A6=-1.16170E-03,A8=-1.62615E-03,A10=6.69805E-04
第5面
K=9.59742E-01,A4=-2.05091E-02,A6=2.11283E-02,A8=-1.11875E-02,A10=-2.16708E-03,A12=7.49300E-03
第7面
A4=-1.03463E-02,A6=-3.53802E-03,A8=3.09003E-03
第8面
A4=-2.80292E-02,A6=9.22517E-03,A8=-1.74559E-02,A10=1.74250E-02,A12=-8.40329E-03,A14=1.44858E-03
第9面
K=-4.37488E+00,A4=-6.07809E-02,A6=2.15084E-02,A8=-4.79510E-03,A10=3.27404E-03,A12=-1.39264E-03,A14=1.73223E-04
第10面
A4=-1.99606E-02,A6=1.51081E-03,A8=1.82620E-03,A10=-5.85764E-04,A12=7.40190E-05,A14=-3.97111E-06
第11面
A4=1.99505E-02,A6=-1.32170E-02,A8=4.18286E-03,A10=-7.42897E-04,A12=7.22136E-05,A14=-2.98225E-06
第12面
K=-4.06339E+00,A4=-8.13305E-03,A6=1.83913E-03,A8=-6.89620E-04,A10=1.47500E-04,A12=-1.36298E-05,A14=4.94380E-07
第13面
K=-5.27880E+00,A4=-1.09290E-02,A6=-7.22040E-04,A8=3.28767E-04,A10=-3.01692E-05,A12=1.22309E-06,A14=-1.93842E-08
第14面
K=-3.82395E+00,A4=-1.68203E-02,A6=2.09781E-03,A8=-2.18788E-04,A10=1.38088E-05,A12=-3.93774E-07,A14=3.19918E-09
各レンズの焦点距離を以下に示す。この時、屈折力は焦点距離の逆数となるため、屈折力の正負は焦点距離の正負と同様となる。
f1=−29.96mm
f2=172.99mm
f3=4.36mm
f4=−4.29mm
f5=3.20mm
f6=−7.87mm
f12=−30.33mm
実施例1の撮像レンズの条件式に対応する値を以下に示す。
fb/f=0.49
d6/f=0.36
実施例1の撮像レンズは画角が90度の広角レンズであるが、条件式(1)、(2)を満たしており、第6レンズと撮像素子の間には、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び撮像素子を保護するカバーガラスが配置する間隔を確保している。
実施例1においては、第5レンズがガラスモールドレンズ、第1レンズから第4レンズと第6レンズがプラスチックレンズである。
実施例1の撮像レンズの面データは撮影距離を無限遠としているが、本発明において撮影距離はこれに限定されるものではない。例えば、第14面と第15面の光軸上の間隔(d14)を変化させることで撮影距離の変化による結像位置のずれを補正するフォーカス機構を撮像レンズに備えることにより、撮影距離範囲を広げることができる。実施例1では、撮影距離80mm(d1=80mm)の時に、第14面と第15面の光軸上の間隔は1.39mm(d14=1.39mm)である。この時、第6レンズの像側の面と撮像素子の間隔が狭くなるが、条件式(1)、条件式(2)を満たすことで十分な間隔を確保しているため、このようなフォーカス機構を備えた近接撮影が可能になる。
図5は実施例1の撮像レンズの断面図である。図中L1は負の屈折力を有する第1レンズ、L2は正の屈折力を有する第2レンズ、L3は正の屈折力を有する第3レンズ、L4は負の屈折力を有する第4レンズ、L5は正の屈折力を有する第5レンズ、L6は負の屈折力を有する第6レンズ、Sは開口絞り、Iは撮像面を示す。また、Fは光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタを想定した平行平板、CGは撮像素子を保護するカバーガラスを想定した平行平板である。なお、第1レンズL1と第2レンズL2の合成屈折力は負である。
図6は実施例1の撮像レンズにかかる収差図((a)球面収差、(b)非点収差、(c)歪曲収差)である。像面での諸収差が良好に補正されている。ここで、広角レンズで顕著になる樽型の歪曲収差(ディストーション)は、像高全域でD≧−15%であり、撮像装置での歪曲画像の補正が良好に行うことができる。尚、以降の収差図において、非点収差図では、実線Sがサジタル像面、点線Mがメリジオナル像面をあらわすものとする。
図7は、実施例1における像高に対する光線の主光線角度(CRA)を示すグラフである。図7に示すようにCRAは20°以下であるため、集光効率の低下(周辺光量低下)、混色特性の劣化による色ムラの発生による画質が低下を抑えることができる。
図8は実施例1の第2面(第1レンズの物体側の面)、図9は実施例1の第3面(第1レンズの像側の面)、図10は実施例1の第14面(第6レンズの像側の面)の非球面形状を示す図である。第2面はサグ量Xがh=1.67mmで極値を持ち、第3面はサグ量Xがh=1.05mmで極値を持ち、第14面はサグ量Xがh=2.74mmで極値を持つ形状となっており、撮像素子周辺部での主光線角度(CRA)を抑えている。
(実施例2)
実施例2の撮像レンズの諸元を以下に示す。
f=4.67mm
fb=2.31mm
F=2.88
2Y=9.33mm
FOV=90°
実施例2の撮像レンズの面データを以下に示す。
面番号 R(mm) d(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1 ∞ ∞
2* -3.383 0.71 1.5305 55.7 2.52
3* -4.478 0.15 2.10
4* 2.711 0.90 1.6346 23.9 1.52
5* 2.467 0.55 1.03
6(絞り) ∞ 0.15 0.77
7* 10.989 1.20 1.5305 55.7 0.92
8* -3.033 0.61 1.28
9* -3.286 0.61 1.6346 23.9 1.53
10* 15.675 0.20 2.07
11* 413.846 1.80 1.7720 50.0 2.35
12* -2.423 0.18 2.68
13* 3.757 1.11 1.5305 55.7 3.66
14* 1.727 1.13 3.79
15 ∞ 0.30 1.5163 64.1 3.87
16 ∞ 0.20 3.89
17 ∞ 0.50 1.5163 64.1 3.92
18 ∞ 0.53 3.96
ここで、第2面と第3面が第1レンズ、第4面と第5面が第2レンズ、第7面と第8面が第3レンズ、第9面と第10面が第4レンズ、第11面と第12面が第5レンズ、第13面と第14面が第6レンズを表している。第2面と第3面は共に光軸付近で像側に凸の形状であり、第1レンズは像側に凸のメニスカス形状である。また、第13面と第14面は共に物体側に凸の形状であり、第6レンズは物体側に凸のメニスカス形状であることを示している。
実施例2の非球面係数を以下に示す。
第2面
K=-4.96125E+00,A4=3.29575E-02,A6=-8.49982E-03,A8=1.48099E-03,A10=-1.79752E-04,A12=1.33926E-05,A14=-4.45466E-07
第3面
K=-1.38774E+01,A4=4.13195E-02,A6=-1.37753E-02,A8=2.36060E-03,A10=-2.15305E-04,A12=9.46031E-06,A14=-1.35059E-07
第4面
K=-3.65867E-02,A4=1.03489E-02,A6=-2.25089E-03,A8=-1.80133E-03,A10=6.92236E-04
第5面
K=1.43226E+00,A4=-1.32097E-02,A6=2.48773E-02,A8=-1.59231E-02,A10=8.47464E-04,A12=5.30424E-03
第7面
A4=-5.91692E-03,A6=-2.01333E-03,A8=3.20417E-03
第8面
A4=-2.86486E-02,A6=1.10337E-02,A8=-1.79294E-02,A10=1.74181E-02,A12=-7.69022E-03,A14=1.19404E-03
第9面
K=-4.37488E+00,A4=-6.54415E-02,A6=2.29663E-02,A8=-4.51955E-03,A10=3.40626E-03,A12=-1.36181E-03,A14=1.37400E-04
第10面
A4=-2.24761E-02,A6=3.42783E-03,A8=9.64959E-04,A10=-3.06005E-04,A12=3.08454E-05,A14=-1.62018E-06
第11面
A4=1.94032E-02,A6=-1.27615E-02,A8=4.04634E-03,A10=-7.28167E-04,A12=7.22690E-05,A14=-3.06427E-06
第12面
K=-4.05993E+00,A4=-7.92255E-03,A6=1.92544E-03,A8=-6.92032E-04,A10=1.47150E-04,A12=-1.36380E-05,A14=4.91632E-07
第13面
K=-5.27880E+00,A4=-1.14781E-02,A6=-6.60025E-04,A8=3.27960E-04,A10=-3.02505E-05,A12=1.22041E-06,A14=-1.91167E-08
第14面
K=-3.82395E+00,A4=-1.69597E-02,A6=2.09390E-03,A8=-2.15848E-04,A10=1.36448E-05,A12=-3.99806E-07,A14=3.64111E-09
各レンズの焦点距離を以下に示す。この時、屈折力は焦点距離の逆数となるため、屈折力の正負は焦点距離の正負と同様となる。
f1=−33.52mm
f2=97.59mm
f3=4.60mm
f4=−4.19mm
f5=3.11mm
f6=−7.40mm
f12=−43.40mm
実施例2の撮像レンズの条件式に対応する値を以下に示す。
fb/f=0.50
d6/f=0.36
実施例2の撮像レンズは画角が90度の広角レンズであるが、条件式(1)、(2)を満たしており、第6レンズと撮像素子の間には、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び撮像素子を保護するカバーガラスが配置する間隔を確保している。
実施例2においては、第5レンズがガラスモールドレンズ、第1レンズから第4レンズと第6レンズがプラスチックレンズである。
図11は実施例2の撮像レンズの断面図である。図中L1は負の屈折力を有する第1レンズ、L2は正の屈折力を有する第2レンズ、L3は正の屈折力を有する第3レンズ、L4は負の屈折力を有する第4レンズ、L5は正の屈折力を有する第5レンズ、L6は負の屈折力を有する第6レンズ、Sは開口絞り、Iは撮像面を示す。また、Fは光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタを想定した平行平板、CGは撮像素子を保護するカバーガラスを想定した平行平板である。なお、第1レンズL1と第2レンズL2の合成屈折力は負である。
図12は実施例2の撮像レンズにかかる収差図((a)球面収差、(b)非点収差、(c)歪曲収差)である。像面での諸収差が良好に補正されている。ここで、広角レンズで顕著になる樽型の歪曲収差(ディストーション)は、像高全域でD≧−15%であり、撮像装置での歪曲画像の補正が良好に行うことができる。
図13は、実施例2における像高に対する光線の主光線角度(CRA)を示すグラフである。図13に示すようにCRAは20°以下であるため、集光効率の低下(周辺光量低下)、混色特性の劣化による色ムラの発生による画質が低下を抑えることができる。
図14は実施例2の第2面(第1レンズの物体側の面)、図15は実施例2の第3面(第1レンズの像側の面)、図16は実施例2の第14面(第6レンズの像側の面)の非球面形状である。第14面はサグ量Xがh=2.74mmで極値を持つ形状となっており、撮像素子周辺部での主光線角度(CRA)を抑えている。
(実施例3)
実施例3の撮像レンズの諸元を以下に示す。
f=4.67mm
fb=2.77mm
F=2.88
2Y=9.33mm
FOV=90°
実施例3の撮像レンズの面データを以下に示す。
面番号 R(mm) d(mm) Nd νd 有効半径(mm)
1 ∞ ∞
2* -3.393 0.67 1.5305 55.7 2.58
3* -4.084 0.15 2.10
4* 2.595 0.91 1.6346 23.9 1.57
5* 2.210 0.66 1.08
6(絞り) ∞ 0.21 0.77
7* 22.229 1.20 1.5305 55.7 0.92
8* -2.869 0.55 1.28
9* -3.346 0.38 1.6346 23.9 1.54
10* 15.556 0.20 1.98
11* -84.227 1.74 1.7720 50.0 2.26
12* -2.409 0.16 2.59
13* 3.002 0.90 1.5305 55.7 3.55
14* 1.693 1.59 3.59
15 ∞ 0.30 1.5163 64.1 3.57
16 ∞ 0.20 3.80
17 ∞ 0.50 1.5163 64.1 3.85
18 ∞ 0.53 3.93
ここで、第2面と第3面が第1レンズ、第4面と第5面が第2レンズ、第7面と第8面が第3レンズ、第9面と第10面が第4レンズ、第11面と第12面が第5レンズ、第13面と第14面が第6レンズを表している。第2面と第3面は共に光軸付近で像側に凸の形状であり、第1レンズは像側に凸のメニスカス形状である。また、第13面と第14面は共に物体側に凸の形状であり、第6レンズは物体側に凸のメニスカス形状であることを示している。
実施例3の非球面係数を以下に示す。
第2面
K=-6.38067E+00,A4=3.30965E-02,A6=-8.14287E-03,A8=1.46254E-03,A10=-1.75592E-04,A12=1.25609E-05,A14=-3.96007E-07
第3面
K=-1.38774E+01,A4=4.14267E-02,A6=-1.23834E-02,A8=2.44006E-03,A10=-2.89569E-04,A12=1.97444E-05,A14=-5.38298E-07
第4面
K=8.70994E-02,A4=6.35303E-03,A6=-3.63272E-03,A8=-3.78519E-04,A10=4.34011E-04
第5面
K=6.76916E-01,A4=-2.25167E-02,A6=2.47471E-02,A8=-1.85660E-02,A10=6.99117E-03,A12=1.30169E-03
第7面
A4=-1.14731E-02,A6=-4.59477E-03,A8=1.65754E-03
第8面
A4=-2.23985E-02,A6=7.04992E-03,A8=-1.49966E-02,A10=1.47015E-02,A12=-6.98138E-03,A14=1.17878E-03
第9面
K=-4.37488E+00,A4=-6.32978E-02,A6=2.54691E-02,A8=-6.10889E-03,A10=2.93815E-03,A12=-1.15191E-03,A14=1.46431E-04
第10面
A4=-3.27666E-02,A6=1.17782E-02,A8=-2.10605E-03,A10=1.92494E-04,A12=-3.14534E-06,A14=-1.08320E-06
第11面
A4=1.53905E-02,A6=-9.87912E-03,A8=3.30229E-03,A10=-6.41871E-04,A12=7.03989E-05,A14=-3.33687E-06
第12面
K=-4.00289E+00,A4=-9.61364E-03,A6=2.40432E-03,A8=-6.98296E-04,A10=1.45625E-04,A12=-1.35799E-05,A14=4.59881E-07
第13面
K=-5.27880E+00,A4=-7.22354E-03,A6=-7.24520E-04,A8=3.05678E-04,A10=-2.95888E-05,A12=1.28553E-06,A14=-2.21633E-08
第14面
K=-3.82395E+00,A4=-1.48691E-02,A6=1.84899E-03,A8=-1.77361E-04,A10=1.25851E-05,A12=-4.41856E-07,A14=4.71741E-09
各レンズの焦点距離を以下に示す。この時、屈折力は焦点距離の逆数となるため、屈折力の正負は焦点距離の正負と同様となる。
f1=−56.98mm
f2=−302.8mm
f3=4.85mm
f4=−4.26mm
f5=3.17mm
f6=−9.58mm
f12=−41.82mm
実施例3の撮像レンズの条件式に対応する値を以下に示す。
fb/f=0.59
d6/f=0.39
実施例3の撮像レンズは画角が90度の広角レンズであるが、条件式(1)、(2)を満たしており、第6レンズと撮像素子の間には、光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ及び撮像素子を保護するカバーガラスが配置する間隔を確保している。
実施例3においては、第5レンズがガラスモールドレンズ、第1レンズから第4レンズと第6レンズがプラスチックレンズである。
図17は実施例3の撮像レンズの断面図である。図中L1は負の屈折力を有する第1レンズ、L2は負の屈折力を有する第2レンズ、L3は正の屈折力を有する第3レンズ、L4は負の屈折力を有する第4レンズ、L5は正の屈折力を有する第5レンズ、L6は負の屈折力を有する第6レンズ、Sは開口絞り、Iは撮像面を示す。また、Fは光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタを想定した平行平板、CGは撮像素子を保護するカバーガラスを想定した平行平板である。なお、第1レンズL1と第2レンズL2の合成屈折力は負である。
図18は実施例3の撮像レンズにかかる収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)である。像面での諸収差が良好に補正されている。ここで、広角レンズで顕著になる樽型の歪曲収差(ディストーション)は、像高全域でD≧−15%であり、撮像装置での歪曲画像の補正が良好に行うことができる。
図19は実施例3における像高に対する光線の主光線角度(CRA)を示すグラフである。図19に示すようにCRAは20°以下であるため、集光効率の低下(周辺光量低下)、混色特性の劣化による色ムラの発生による画質が低下を抑えることができる。
図20は実施例3の第2面(第1レンズの物体側の面)、図21は実施例3の第3面(第1レンズの像側の面)、図22は実施例3の第14面(第6レンズの像側の面)の非球面形状である。第2面はサグ量Xがh=1.96mmで極値を持ち、第3面はサグ量Xがh=1.43mmで極値を持つ形状となっており、撮像素子周辺部での主光線角度(CRA)を抑えている。
また、本発明は、明細書に記載の実施例に限定されるものではなく、他の実施例・変形例を含むことは、本明細書に記載された実施例や思想から本分野の当業者にとって明らかである。例えば、実質的に屈折力を持たないダミーレンズを更に付与した場合でも本発明の適用範囲内である。又、撮像装置を搭載した携帯端末を例として示したが、デジタルスチルカメラに搭載することもできる。
本発明は、携帯端末やデジタルスチルカメラに好適な撮像レンズを提供できる。
10 撮像レンズ
50 撮像ユニット
51 固体撮像素子
51a 光電変換部
52 基板
53 鏡筒
54 センサカバー
55 アクチュエータ
60 入力部
60 入力キー部
70 タッチパネル
71 アイコン
80 無線通信部
92 記憶部
100 スマートフォン
101 制御部
L1−L6 レンズ
S 開口絞り
CG カバーガラス
F 光学フィルタ

Claims (13)

  1. 撮像素子の撮像面に被写体像を結像させるための撮像レンズであって、物体側より順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、第6レンズの6枚のレンズで構成され、前記第1レンズは負の屈折力を有し、前記第1レンズと前記第2レンズは負の合成屈折力を有し、前記第1レンズの物体側及び前記第6レンズの像側の面の少なくとも一方が非球面であって、前記非球面と光軸との交点以外の光学面上の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であり、
    前記第1レンズは像側に凸のメニスカス形状であり、前記第6レンズは物体側に凸のメニスカス形状であることを特徴とする撮像レンズ。
  2. 前記第1レンズの物体側の面が非球面であり、前記非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第6レンズの像側の面が非球面であり、前記非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像レンズ。
  4. 前記第1レンズの像側の面が非球面であり、前記非球面と光軸との交点以外の位置に非球面サグ量が極値を持つ形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮像レンズ。
  5. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮像レンズ。
    fb/f>0.4 (1)
    ただし、
    fb:バックフォーカス(空気換算距離)(mm)
    f:撮像レンズ全系の合成焦点距離(mm)
  6. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の撮像レンズ。
    d6/f>0.3 (2)
    ただし、
    d6:前記第6レンズと前記撮像素子の撮像面との間の距離(空気換算距離)(mm)
    f:撮像レンズ全系の合成焦点距離(mm)
  7. 前記第2レンズは正の屈折力を有し、前記第3レンズは正の屈折力を有し、前記第4レンズは負の屈折力を有し、前記第5レンズは正の屈折力を有し、前記第6レンズは負の屈折力を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮像レンズ。
  8. 前記第2レンズは負の屈折力を有し、前記第3レンズは正の屈折力を有し、前記第4レンズは負の屈折力を有し、前記第5レンズは正の屈折力を有し、前記第6レンズは負の屈折力を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮像レンズ。
  9. 画角が75度以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の撮像レンズ。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の撮像レンズを、前記撮像レンズを保持する鏡筒に組み付けてなることを特徴とするレンズユニット。
  11. 被写体像を光電変換する撮像素子と、請求項10に記載のレンズユニットを備えたことを特徴とする撮像装置。
  12. 請求項11に記載の撮像装置を備えたことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  13. 請求項11に記載の撮像装置を備えたことを特徴とする携帯端末。
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