JP6221293B2 - 情報処理装置,情報処理方法,プログラム - Google Patents

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Description

本発明は,情報処理装置,情報処理方法,プログラムに関する。
持ち運び可能(携帯可能とも呼ぶ)な情報処理装置が様々提案されている。かかる情報処理装置として,例えば,タブレット型のコンピュータや,スマートフォン(Smart Phone)がある。
かかる情報処理装置は,表示装置を備え,表示装置の表示面に複数の操作子を表示し,表示された操作子に対する利用者の指の操作や,指示物(ポインティングデバイスとも呼ぶ)の操作を検出する。そして,かかる情報処理装置は,操作された操作子に対応する処理を実行する。かかる操作子としては,例えば,アイコン(Icon)がある。
なお,他にも,表示面に対する利用者の操作を検出し,操作の内容に応じて,画面をスクロールさせる装置が提案されている(例えば,特許文献1参照)。また,他にも,操作パネルに対する利用者の操作を検出し,操作の内容に応じて各種処理を実行する装置が提案されている(例えば,特許文献2参照)。
特開2012-141978号公報 特表2009-532770号公報
かかる情報処理装置の形状は,例えば板状であり,その大きさは,利用者が片手で保持可能である。ここで,利用者が,かかる情報処理装置を片手で保持する場合を想定する。この場合,利用者は,かかる情報処理装置の表示面を自分に向け,情報処理装置の下側角部を利き手の親指と人差し指で挟み込むように保持する。
利用者が右利きの場合,利用者は,情報処理装置の右下角部を右手の親指と人差し指で挟み込むように保持する。そして,利用者は右手の親指を,表示面に表示されている操作子に触れて,情報処理装置を操作する。なお,右手の中指,薬指は,人差し指と協同して情報処理装置の底面を支える。この底面は,表示面とは逆の面である。
このように利用者が情報処理装置を片手で保持し操作している場合において,別の手で情報処理装置を操作できない状況が発生することがある。例えば,利用者が,混雑した交通機関(例えば,バス,電車)を利用しているときに,片手でつり革や手摺りなどを持ち自分の体を支えている場合や,別の手で荷物などを持っている場合には,利用者は,別の手で情報処理装置を操作できない。
このように,利用者が情報処理装置を片手のみで操作しなければならない場合,この片手親指だけでは,表示面に表示されている全ての操作子を操作できないことがある。例えば,利用者は,片手親指が届かない場所に表示されている操作子をこの片手親指で操作することができない。
特に,近年では,表示面の表示面積が大きくなる傾向にある。そのため,片手親指で操作することができない範囲が拡大している。
一側面では,本発明は,表示された操作子を片手で容易に操作することを目的とする。
一態様の情報処理装置は,表示装置と,前記表示装置に複数の操作子を表示し,前記表示装置の表示面における第1の領域に対する操作に応答して,前記表示面における第2の領域に,前記複数の操作子の中の所定の数の操作子を表示し,前記第2の領域に表示された操作子に対する操作に応答して,前記操作された操作子に対応する処理を実行する制御部とを備える。
一態様によれば,表示された操作子を片手で容易に操作することができる。
図1は,利用者が情報処理装置を片手で保持している状態を模式的に示す図の一例である。 図2は,情報処理装置100の表示面101に初期操作画面が表示されている状態の一例を示す図である。 図3は,情報処理装置100のハードウェアブロック図の一例である。 図4は,アイコン管理テーブルT1の一例を示す図である。 図5は,親指操作用アイコン画面の表示処理の流れを説明するフロー図の一例である。 図6は,図5のステップS4の処理を詳細に説明するフロー図の一例である。 図7は,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2の内容を模式的に示した図である。 図8は,図2の表示面101に親指操作用アイコン画面が表示された状態の一例を示す図である。 図9は,親指操作用アイコン画面の表示変更操作の一例を説明する図である。 図10は,図2で説明したトップ画面をスクロール表示して表示面101に2つ目のトップ画面を表示している状態の一例を示す図である。 図11は,アイコン管理テーブルT1aの一例を示す図である。 図12は,図5のステップS4の処理を詳細に説明するフロー図の他の例である。 図13は,図8の状態において利用者が親指操作用アイコン画面GD1を5周なぞった場合に,表示面101に親指操作用アイコン画面が表示された状態の一例を示す図である。 図14は,正方形の親指操作用アイコン画面の一例を示す図である。 図15は,親指操作用アイコン画面GD1に表示する列単位,行列単位のアイコンを説明する図である。 図16は,図2の表示面101に親指操作用アイコン画面が表示された状態の他の例を示す図である。
[第1の実施の形態]
(情報処理装置)
図1は,利用者が情報処理装置を片手で保持している状態を模式的に示す図の一例である。情報処理装置100の形状は,長方形状の板状である。情報処理装置100は,表示面101に各種画像を表示する。筐体102は,情報処理装置100の表示装置や,各種電子部品(図示しない)などを収容し,表示面101を露出する形状を有する。以下の図の説明において,同じ要素には同一の符号を適宜付し,一度した説明を省略する。
表示面101の大きさは,例えば,3〜10インチである。そのため,情報処理装置100は,利用者が片手で保持可能である。情報処理装置100の利用者が,情報処理装置100を片手で保持し操作する場合を想定する。以下の説明において,この片手とは特に断りがなければ,利用者の右手を例示している。利用者は,矢印AR1で示す情報処理装置100の右下角部を右手RHの親指THと人差し指IFで挟み込むように保持する。さらに,利用者は,人差し指IFと共に右手の中指,薬指で,情報処理装置100の底面を支える。
このように利用者が情報処理装置100を片手で保持可能でも,情報処理装置100,換言すれば表示面101の面積が大きくなればなるほど,片手親指で操作することができない範囲が拡大する。
(トップ画面)
図2は,情報処理装置100の表示面101に初期操作画面が表示されている状態の一例を示す図である。情報処理装置100は,例えば利用者による電源スイッチのオン操作に応答して,初期操作画面を表示面101に表示する。この初期操作画面は,利用者が頻繁に使用するアプリケーション(アプリとも呼ぶ)のアイコンや,データファイルのアイコンを表示する画面であり,ディスクトップ(Desktop)画面や,トップ画面とも呼ばれる。以下,初期操作画面をトップ画面と適宜記す。
情報処理装置100は,例えば,M列,N行(M,Nは1以上の整数)のマトリクス状である,M×N個のアイコンを表示面101に表示する。図2の例では,M,Nは共に4であり,4行,4列のマトリクス状に配置された16(4×4)個のアイコンを表示面101に表示する。なお,情報処理装置100は,M×N個未満のアイコンを表示しても良い。
図2では,情報処理装置100は,図面上から数えて,1行目に,アイコンI_1_1,アイコンI_1_2,アイコンI_1_3,アイコンI_1_4を表示し,2行目に,アイコンI_2_1,アイコンI_2_2,アイコンI_2_3,アイコンI_2_4を表示する。さらに,情報処理装置100は,3行目に,アイコンI_3_1,アイコンI_3_2,アイコンI_3_3,アイコンI_3_4を表示し,4行目に,アイコンI_4_1,アイコンI_4_2,アイコンI_4_3,アイコンI_4_4を表示する。
また,情報処理装置100は,アイコンの下側に,このアイコンの説明用の文字列を表示する。図2において,アイコンI_1_1〜アイコンI_1_4の下側に表示されている符号A_1_1〜A_1_4で示す部分が,それぞれ,アイコンI_1_1〜アイコンI_1_4の説明用の文字列を模式的に示している。アイコンI_2_1〜アイコンI_2_4の下側に表示されている符号A_2_1〜A_2_4で示す部分が,それぞれ,アイコンI_2_1〜アイコンI_2_4の説明用の文字列を模式的に示している。アイコンI_3_1〜アイコンI_3_4の下側に表示されている符号A_3_1〜A_3_4で示す部分が,それぞれ,アイコンI_3_1〜アイコンI_3_4の説明用の文字列を模式的に示している。アイコンI_4_1〜アイコンI_4_4の下側に表示されている符号A_4_1〜A_4_4で示す部分が,それぞれ,アイコンI_4_1〜アイコンI_4_4の説明用の文字列を模式的に示している。
表示面101に表示されているアイコンI_1_1は,例えば,ブラウザ起動用のアイコンである。アイコンI_1_1には,ブラウザの起動処理が対応している(割り当てられているとも呼ぶ)。そして,符号A_1_1で示す部分には,このブラウザの名前が表示される。
利用者が,表示面101が表示するアイコンを指で触れて選択すると,情報処理装置100は選択されたアイコンに対応する処理を実行する。前記アイコンに対応する処理としては,例えば,前記アイコンに対応するアプリケーションを起動する処理がある。
さて,利用者が,図2で説明したトップ画面を表示している情報処理装置100を,図1で説明したように右手で保持している場合,その親指THが届く範囲を符号R1の点線で示す。以下,この範囲を親指操作可能領域R1と適宜記す。このように,利用者が,情報処理装置100を右手で保持している場合,親指操作可能領域R1外に表示されているアイコンを親指THで触れることができない。例えば,利用者は,アイコンI_1_1〜アイコンI_1_4,アイコンI_2_1〜アイコンI_2_4,アイコンI_3_1,アイコンI_4_1を親指THで触れることができない。
そこで,利用者が,片手で情報処理装置100を保持し操作している場合であっても,その片手の指で,表示面101に表示された全ての操作子を操作できるユーザインターフェイス画面を情報処理装置100に表示する。この操作子は,例えばアイコンである。なお,図2の符号P0は,表示面101の原点座標を示し,符号Ptは,利用者の親指の接触位置座標を示す。図2の符号R1'で示す破線は,利用者が,図2で説明したトップ画面を表示している情報処理装置100を,左手で保持している場合,その親指THが届く範囲を示す。この符号P0,Pt,R1'については後記する。
(ハードウェアブロック図)
図3は,情報処理装置100のハードウェアブロック図の一例である。情報処理装置100は,バスBを介して相互に接続された,CPU(Central Processing Unit)11と,メモリ12と,記憶装置13と,通信装置14と,音声入出力装置15と,タッチ検出装置16と,感圧検出装置17と,記録媒体読み取り装置18と,表示装置19とを備える。
CPU11は,情報処理装置100の全体を制御するコンピュータである。コンピュータは,制御部の一例である。メモリ12は,各種制御情報や,CPU11が実行する各種情報処理において演算されたデータなどを記憶する。CPU11は,制御プログラム121,GUIプログラム122,アプリ群123,アイコン管理テーブルT1を記憶装置13から読み出し,メモリ12に展開する。
制御プログラム121は,情報処理装置100を制御するプログラムであり,例えば,オペレーティングシステム(OS:Operating System)や,デバイスドライバ(Device Driver)である。GUI(Graphical User Interface,グラフィカルユーザインタフェース)プログラム122は,表示面101にアイコンを表示し,さらに,このアイコンが操作された場合,このアイコンに対応するアプリケーションを起動する。アプリ群123は,複数のアプリケーションであり,例えば,ブラウザ用のアプリ,電子メール用のアプリ,各種サービスを提供するサーバにアクセスするアプリ,会計アプリ,文書作成アプリ,表計算アプリである。なお,各種サービスを提供するサーバとは,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS:Social Networking Service)を提供するサーバや,動画配信,音楽配信を行うサーバである。なお,アイコン管理テーブルT1,アイコン記憶領域T2については,図4,図7で説明する。
記憶装置13は,各種記憶装置,例えば,不揮発性メモリや,ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)などの磁気記憶装置である。記憶装置13は,制御プログラム121,GUIプログラム122,アプリ群123,アイコン管理テーブルT1を記憶する。また,記憶装置13は,親指操作可能領域R1の4隅を特定する4つの座標を記憶する。他にも,アイコンを識別する符号と共に,このアイコンの画像データを記憶する。なお,記憶装置13は,親指操作可能領域R1'の4隅を特定する4つの座標を記憶してもよい。
通信装置14は,例えば無線通信機能を備え,アンテナATを介して信号を送受信する。音声入出力装置15は,音声を出力するスピーカや,音声を入力するマイクロフォンを備える。
タッチ検出装置16は,例えば,表示装置19の表示面101側に設けられ,利用者が表示面101の所望の位置を触れる(タッチとも呼ぶ)と,利用者がこの表示面101に触れた位置を示す座標を出力する。タッチ検出装置16は,表示装置19の表示面101に対する利用者の操作を検出する検出装置の一例である。なお,タッチ検出装置16の動作方式としては,例えば,静電容量方式や,抵抗膜方式がある。
感圧検出装置17は,例えば,表示面101側に設けられ,利用者が表示面101の所望の位置を触れると,利用者がこの表示面101に触れた際に加えられる圧力の値を出力する。
記録媒体読み取り装置18は,記録媒体M1に記録されたデータを読み取る装置である。記録媒体M1は,例えば,CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc),USB(Universal Serial Bus)メモリなどの可搬型記録媒体である。なお,予め,制御プログラム121,GUIプログラム122,アプリ群123を記録媒体M1に記録してもよい。
表示装置19は,各種画像を表示する表示パネルや,表示パネルの表示素子を駆動する駆動素子を備えている。この表示パネルは,例えば,液晶パネルや,有機EL(Electro Luminescence)パネルなどである。
(アイコン管理テーブル)
図4は,アイコン管理テーブルT1の一例を示す図である。アイコン管理テーブルT1は,トップ画面内のアイコンに関する情報を管理するテーブルである。GUIプログラム122は,このアイコン管理テーブルに基づき,表示面101にトップ画面を表示する。
アイコン管理テーブルT1は,最上行にアイコンの配置列を示す符号を記憶する配置列欄と,最左列にアイコンの配置行を示す符号を記憶する配置行欄とを有する。配置行欄の行と,配置列欄の列とが交わる部分(セルとも呼ぶ)には,この行とこの列との交差部に配置されるアイコンを示す符号を記憶する。この交差部に配置されるアイコンを示す符号は,このアイコンを識別する識別子でもある。
アイコン管理テーブルT1の配置列欄は,トップ画面に表示されるアイコンの配置列を示す符号CL1〜符号CL4を記憶する。配置列CL1〜配置列CL4は,図2における1列〜4列のアイコン配置列を示す。アイコン管理テーブルT1の配置行欄は,トップ画面に表示されるアイコンの配置行を示す符号RW1〜符号RW4を記憶する。配置行RW1〜配置行RW4は,図2における1行〜4行のアイコン配置行を示す。
そして,各セルは,図2で示した各アイコンを識別する符号を記憶する。例えば,配置列CL1と配置行RW1とが交わる部分のセルには,図2における1行1列のアイコンI_1_1を識別する符号I_1_1を記憶する。換言すれば,この配置行欄と配置列欄との交差部が,この交差部に記憶されている符号により識別されるアイコンの,トップ画面における表示位置を示している。例えば,符号I_1_1により識別されるアイコンI_1_1の,図2におけるトップ画面の表示位置は,1行1列目の場所である。
GUIプログラム122は,利用者によるトップ画面へのアイコン登録指示に応答して,アイコン管理テーブルT1を作成する。具体的には,利用者が,アイコンをトップ画面に表示するためのアイコン登録用画面(図示しない)の表示を情報処理装置100に指示する。アイコン登録用画面には,トップ画面に表示するアイコンが表示される。
情報処理装置100のGUIプログラム122は,この指示に応答して,アイコン登録用画面を表示面101に表示する。そして,利用者は,アイコン登録用画面において,トップ画面に表示したいアイコンを選択し,さらに,トップ画面におけるこのアイコンの表示位置を指定し,トップ画面へのアイコン登録をGUIプログラム122に指示する。
GUIプログラム122は,利用者が選択したアイコンを識別する符号(識別子とも呼ぶ)を,このアイコンの表示位置に対応させてアイコン管理テーブルT1に記憶する。例えば,利用者が,アイコン登録用画面において,アイコンI_1_1(図2参照)を選択し,トップ画面におけるアイコンI_1_1の表示位置をトップ画面左上角部に指定する。このトップ画面左上角部は,図2において,1行1列目の位置であるとする。
すると,GUIプログラム122は,トップ画面左上角部に対応する,アイコン管理テーブルT1における1行1列のセルに,アイコンI_1_1の識別符号I_1_1を記憶しても良い。
なお,図4において図示はしないが,アイコン管理テーブルT1は,アイコンを識別する符号と共に,図2の表示面101におけるこのアイコンが表示される座標(以下,表示座標と適宜記す)を記憶する。
GUIプログラム122は,トップ画面を表示する場合,アイコン管理テーブルT1のアイコンを識別する符号に対応して記憶装置13が記憶しているアイコンの画像データを読み出しメモリ12に展開する。そして,GUIプログラム122は,このアイコンの画像データに基づき,このアイコンをこのアイコンの表示座標に表示する。
(親指操作用アイコン画面の表示処理)
本実施の形態における親指操作用アイコン画面の表示処理について詳細に説明する。ここで,親指操作用アイコン画面は,例えば図8の親指操作用アイコン画面D1である。なお,親指操作用アイコン画面は,親指操作用のランチャーとも呼ばれる。
図5は,親指操作用アイコン画面の表示処理の流れを説明するフロー図の一例である。ここで,利用者が,図2における表示面101に対して親指で接触操作を行う。なお,各ステップの具体的な内容については後記する。
ステップS1:GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面を起動する操作が実行されたか判定する。GUIプログラム122が,前記した操作が実行されたと判定した場合(ステップS1/YES),ステップS2に移る。
ステップS2:GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面を親指操作可能領域R1内に表示する。なお,親指操作用アイコン画面については,図7,図8で詳細に説明する。
ステップS3:GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面の表示変更操作を検出したか判定する。GUIプログラム122が,前記した表示変更操作を検出した場合(ステップS3/YES),ステップS4に移る。なお,表示変更操作については,図9で詳細に説明する。
ステップS4:GUIプログラム122は,ステップS3の表示変更操作に対応する,親指操作用アイコン画面の表示変更処理を実行する。なお,親指操作用アイコン画面の表示変更処理については,図6,図9で詳細に説明する。
ステップS5:GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面に表示されているアイコンを選択する操作を検出したか判定する。GUIプログラム122が,前記した選択操作を検出した場合(ステップS5/YES),ステップS6に移る。
ステップS6:GUIプログラム122は,選択されたアイコンに対応するアプリケーションを起動する。
なお,ステップS1において,GUIプログラム122が,前記した操作が実行されたと判定しない場合(ステップS1/NO),GUIプログラム122は,親指の接触位置に応じた処理を実行する。ステップS3において,GUIプログラム122が前記した表示変更操作を検出しない場合(ステップS3/NO),ステップS5に移る。ステップS5において,GUIプログラム122が,前記した選択操作を検出しない場合(ステップS5/NO),ステップS3に戻る。
図6は,図5のステップS4の処理を詳細に説明するフロー図の一例である。
ステップS41:GUIプログラム122は,図5のステップS3における表示変更操作の内容を検出する。
ステップS42:GUIプログラム122は,ステップS41で検出した表示変更操作の内容と,アイコン管理テーブルの内容とに基づき,親指操作用アイコン画面に表示するアイコンを特定し,特定したアイコンを親指操作用アイコン画面に表示する。
(親指操作用アイコン画面の表示処理の具体例)
利用者が,図2における表示面101に対して親指で接触操作を行うと,タッチ検出装置16は,親指の接触位置座標Ptを検出し,GUIプログラム122に出力する。図2において,親指の接触位置座標Ptは,例えば表示面101の左下角部における座標P0を原点とする座標である。
GUIプログラム122は,親指の接触位置座標Ptが,図2の親指操作可能領域R1内であって,アイコンが表示されていない領域内の場合に,親指操作用アイコン画面を起動する操作が実行されたと判定する(ステップS1/YES)。なお,GUIプログラム122は,記憶装置13が記憶する親指操作可能領域R1の4隅を特定する4つの座標を記憶装置13から読み出す。GUIプログラム122は,この4つの座標と,親指操作可能領域R1のアイコンが表示されている座標に基づき,前記したステップS1の判定を実行する。
前記したアイコンが表示されていない領域とは,図2の例では,親指操作可能領域R1において,アイコンI_3_2〜アイコンI_3_4,アイコンI_4_2〜アイコンI_4_4が表示されていない領域である。図2における親指の接触位置座標Ptの場合,親指の接触位置座標Ptは図2の親指操作可能領域R1内であって,アイコンが表示されていない領域内である。この場合,GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面を起動する操作が実行されたと判定する(ステップS1/YES)。
なお,図2の親指操作可能領域R1に1つもアイコンが表示されていない場合,GUIプログラム122は,親指の接触位置座標Ptが,図2の親指操作可能領域R1内の場合に,親指操作用アイコン画面を起動する操作が実行されたと判定する。
GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面を親指操作可能領域R1内に表示する(ステップS2)。具体的には,GUIプログラム122は,図4の最上行,最左列,さらに,符号RW1で示す行を複製し,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2に記憶する。この場合,GUIプログラム122は,最上行,最左列と共に,符号RW1で示す1行目の内容である,符号I_1_1,I_1_2,I_1_3,I_1_4をアイコン記憶領域T2に記憶する。
図7は,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2の内容を模式的に示した図である。メモリ12は,図7に示すように,図4の最上行,最左列と共に,符号RW1で示す1行目の内容を記憶する。
次いで,GUIプログラム122は,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2に基づき,親指操作可能領域R1に親指操作用アイコン画面を表示する。
図8は,図2の表示面101に親指操作用アイコン画面が表示された状態の一例を示す図である。親指操作用アイコン画面GD1は,円CR1の内周部分と円CR2の外周部分との間におけるドーナツ形状の部分である。GUIプログラム122は,図8に示すように,親指操作用アイコン画面GD1に,アイコン記憶領域T2に記憶されている符号I_1_1,I_1_2,I_1_3,I_1_4により識別されるアイコンが等間隔で表示される位置の座標を決定し,メモリ12に記憶する。そして,GUIプログラム122は,決定した座標に基づき,アイコンI_1_1,I_1_2,I_1_3,I_1_4を等間隔で表示する。図8では,GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面GD1における0時方向,3時方向,6時方向,9時方向に,アイコンI_1_1,I_1_2,I_1_3,I_1_4を表示する。なお,0時方向は図8の図面上側,3時方向は図8の図面右側,6時方向は図8の図面下側,9時方向は図8の図面左側である。
さて,利用者が実行したい処理が対応するアイコンが,親指操作用アイコン画面GD1に表示されている場合,利用者は,親指でそのアイコンを選択する操作を実行する。この選択操作とは,例えば,親指で,そのアイコンを所定の時間(例えば,1秒)以上継続して触れる操作(長押しとも呼ぶ)や,そのアイコンを所定の時間(例えば,0.5秒)内に,2回触れる操作(ダブルタッチとも呼ぶ)である。
GUIプログラム122は,タッチ検出装置16が出力する接触座標と,メモリ12が記憶する前記決定した座標に基づき,この選択操作を検出すると(ステップS3/NO,ステップS5/YES),選択されたアイコンに対応するアプリケーションを起動する(ステップS6)。
例えば,図8の状態において,利用者が,親指操作用アイコン画面GD1に表示されているアイコンI_1_1〜アイコンI_1_4の中のアイコンI_1_1を選択する操作を実行する。すると,GUIプログラム122は,アイコンI_1_1の選択操作を検出する。そして,GUIプログラム122は,トップ画面を消去し,アイコンI_1_1に対応するアプリケーション(例えば,ブラウザ)を起動し,表示面101に表示する(図示しない)。
なお,利用者が表示面101を指で触れると,感圧検出装置17はこの表示面101に触れた際に加えられる圧力の値をGUIプログラム122に出力する。そこで,GUIプログラム122は,利用者が親指でそのアイコンを選択する操作を実行すると,感圧検出装置17が出力したこの操作時の圧力の値が所定の値以上の場合,選択操作が実行されたと判定しても良い。
利用者の選択操作の対象となるアイコンが,親指操作用アイコン画面GD1に表示されていない場合,利用者は,親指操作用アイコン画面GD1の表示変更操作を実行する。
図9は,親指操作用アイコン画面の表示変更操作の一例を説明する図である。図9においては,表示変更操作の説明のため,図8の親指操作用アイコン画面GD1におけるアイコンI_1_1〜アイコンI_1_4の表示を省略している。
親指操作用アイコン画面の表示変更操作とは,例えば,矢印AR2で示すように,利用者が,親指(図示しない)で円形状の親指操作用アイコン画面GD1に触れながら親指操作用アイコン画面GD1を時計回りに1周以上なぞる操作である。なお,このなぞる操作においては,GUIプログラム122がアイコンの選択操作における長押しと誤検知しないように,利用者は,1つのアイコンの表示領域に所定の時間(例えば,1秒)以上,継続して触れないようにする。
GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面GD1の表示変更操作を検出すると(ステップS3/YES),表示変更操作に対応する,親指操作用アイコン画面GD1の表示変更処理を実行する(ステップS4)。具体的には,GUIプログラム122は,ステップS41,ステップS42の処理を実行する。なお,前記した表示変更操作を検出する手法としては,例えば,タッチ検出装置16が出力した複数の座標が,所定の時間(例えば,1秒)内に,円CR2の中心を基準として円状の軌跡を形成したことを検出することにより行う手法がある。
さて,GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面GD1の表示変更処理を実行するにあたり,表示変更操作の内容を検出する(ステップS41)。図8,図9の例では,GUIプログラム122は,利用者が指で親指操作用アイコン画面GD1を時計回りに何周なぞったかを検出する。ここで,GUIプログラム122は,利用者が指で親指操作用アイコン画面GD1を時計回りにNc(Ncは1以上の整数)周なぞったと検出する。なお,GUIプログラム122は,検出したNcをメモリ12に記憶する。
次いで,GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面に表示するアイコンを特定し,特定したアイコンを親指操作用アイコン画面に表示する(ステップS42)。
具体的には,GUIプログラム122は,NcがN未満の場合,図4のアイコン管理テーブルT1において,Nc+1行目の内容を複製し,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2に記憶する。一方,GUIプログラム122は,NcがN以上の場合,NcをNで除算し剰余に1を加算した値(以下,この加算後の値をMODaと記す)を算出する。そして,GUIプログラム122は,図4のアイコン管理テーブルT1において,MODa行目の内容を複製し,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2に記憶する。前記で説明した行を数える場合,アイコンを識別する符号を記憶する行についてのみ考慮する。すなわち,図4のアイコン管理テーブルT1の最上行については,前記行を数える場合には考慮しない。換言すれば,アイコンを識別する符号を記憶する行の一番上から行数を数える。
図2,図4の例では,Nは4である。例えば,Ncが2の場合(NcがN未満),GUIプログラム122は,図4のアイコン管理テーブルT1において,符号RW3で示す3(2+1)行目の内容である,符号I_3_1,I_3_2,I_3_3,I_3_4を複製し,アイコン記憶領域T2に記憶する。一方,例えば,Ncが5の場合(NcがN以上),MODaは2である。従って,GUIプログラム122は,図4のアイコン管理テーブルT1において,符号RW2で示す2行目の内容である,符号I_2_1,I_2_2,I_2_3,I_2_4を複製し,アイコン記憶領域T2に記憶する。
GUIプログラム122は,図8で説明したように,親指操作用アイコン画面GD1に,アイコン記憶領域T2に記憶されている符号(例えばI_2_1,I_2_2,I_2_3,I_2_4)により識別されるアイコンを等間隔で表示する。
なお,親指操作用アイコン画面の表示変更操作を,図9において,例えば,利用者が,親指(図示しない)で円形状の親指操作用アイコン画面GD1に触れながら親指操作用アイコン画面GD1を反時計回りに1周以上なぞる操作としてもよい。
この場合,利用者が反時計回りに1週,2週,3週,4週,5週…となぞると,GUIプログラム122は,図4のアイコン管理テーブルT1において,4,3,2,1,4…行目の内容を複製し,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2に記憶する。そして,GUIプログラム122は,図8で説明したように,親指操作用アイコン画面GD1に,アイコン記憶領域T2に記憶されている符号により識別されるアイコンを等間隔で表示する。
以上説明したように,GUIプログラム122は,表示装置109に複数のアイコンを表示する(図2参照)。この複数のアイコンは,例えば,図2における16個のアイコンである。GUIプログラム122は,表示装置109の表示面101における第1の領域に対する利用者の操作に応答して,第2の領域に,複数のアイコンの中の所定の数のアイコンを表示する。
この第1の領域は,図2の親指操作可能領域R1内であって,アイコンが表示されていない領域である。そして,第2の領域は,例えば,親指操作可能領域R1の何れかを含む領域であり,好ましくは,親指操作可能領域R1と同じ領域,または,親指操作可能領域R1内の領域である。第2の領域は,例えば,図8の親指操作用アイコン画面GD1が表示される領域である。
前記所定の数は,図8の例では4であり,前記所定の数のアイコンは,アイコンI_1_1〜アイコンI_1_4である。
第2の領域に前記した所定の数のアイコンを表示する場合,GUIプログラム122は,例えば,第2の領域に円状のアイコン表示領域を表示する。円状のアイコン表示領域は,例えば,図8の符号GD1で示す領域である。そして,GUIプログラム122は,符号GD1で示す円状のアイコン表示領域の内周部に沿って所定の数のアイコンを表示する。図8の例では,GUIプログラム122は,前記内周部に沿って,所定数のアイコンであるアイコンI_1_1〜アイコンI_1_4を表示する。この内周部は,例えば,円CR1の内周部分でもある。
GUIプログラム122は,第2の領域に対して行われたアイコンの表示変更操作に応答して,第2の領域に表示された所定の数のアイコンを,前記した複数のアイコンの中のアイコンであって,当該所定の数のアイコン以外のアイコンに変更する。ここで,GUIプログラム122は,内周部に沿う表示面101に対する接触操作をアイコンの表示変更操作と判定する。図9の例では,GUIプログラム122は,例えば,図9で説明した親指操作用アイコン画面の表示変更操作を検出した場合に,アイコンの表示変更操作と判定する。
なお,当該所定の数のアイコン以外のアイコンとは,GUIプログラム122が,利用者が指で親指操作用アイコン画面GD1を時計回りに1周なぞったと検出した場合,アイコンI_2_1,I_2_2,I_2_3,I_2_4である。
情報処理装置100は,第2の領域に前記した所定の数のアイコンを表示するため,表示装置109に表示するアイコンを識別する識別子を,アイコンの表示位置と対応して行列状に記憶するテーブルを備える。このテーブルは,例えば,図4や,後記する図11に示すアイコン管理テーブルである。
GUIプログラム122は,このテーブルの識別子に基づき,複数のアイコンを行列状に表示する。GUIプログラム122は,第1の領域に対する操作に応答して,このテーブルにおいて相互に隣接する所定の数の識別子を特定する。そして,GUIプログラム122は,特定した識別子により識別される所定の数のアイコンを表示面101における第2の領域に表示する。例えば,GUIプログラム122は,例えば,図4の符号RW1で示す1行目の4つの識別子I_1_1〜I_1_4を特定する。なお,図4のアイコン管理テーブルT1において,識別子I_1_1と識別子I_1_2とは相互に隣接し,識別子I_1_2と識別子I_1_3とは相互に隣接し,識別子I_1_3と識別子I_1_4とは相互に隣接している。
そして,GUIプログラム122は,図8に示したように,特定した識別子により識別される所定の数のアイコンI_1_1〜I_1_4を表示面101における第2の領域に表示する。
GUIプログラム122は,第2の領域に対して行われたアイコンの表示変更操作に応答して,テーブルにおいて,直前に特定された識別子とは異なる所定の数の識別子を特定する。前記の例では,直前に特定された識別子は,4つの識別子I_1_1〜I_1_4である。この場合,例えば,GUIプログラム122は,直前に特定された識別子とは異なる所定の数の識別子として,図4の符号RW2で示す2行目の4つの識別子I_2_1〜I_2_4を特定する。そして,GUIプログラム122は,特定した識別子により識別される所定の数のアイコンを表示面101における第2の領域に表示する。
最後に,GUIプログラム122は,第2の領域に表示されたアイコンに対する利用者の操作に応答して,操作されたアイコンに対応する処理を実行する。
なお,利用者の利き手が左手の場合,利用者は,情報処理装置100の左下角部を左手の親指と人差し指で挟み込むように保持する。さらに,利用者は,左手の人差し指と共に左手の中指,薬指で,情報処理装置100の底面を支える。この場合,親指操作可能領域は,図2の符号R1'で示す破線の領域となる。利用者は,予め,自分の利き手が右手か左手かを情報処理装置100に入力する。GUIプログラム122は,利き手が右手である旨が入力された場合,親指操作可能領域を図2の符号R1で示す点線の領域と見なす。一方,GUIプログラム122は,利き手が左手である旨が入力された場合,親指操作可能領域を図2の符号R1'で示す破線の領域と見なす。
本実施の形態の情報処理装置によれば,利用者が片手で情報処理装置を保持している状態において,この片手の親指が届く範囲である親指操作可能領域に,トップ画面に表示されるアイコンとして登録されているアイコンを表示する親指操作用アイコン画面が表示される。そのため,利用者は,片手で情報処理装置を保持している状態において,この片手の親指で親指操作用アイコン画面のアイコンを容易に操作することができる。そして,この操作により,操作されたアイコンに対応する処理が実行される。その結果,利用者の利便性が向上する。
そして,本実施の形態の情報処理装置によれば,利用者による親指操作用アイコン画面の表示変更操作により,トップ画面に表示されるアイコンとして登録されている全てのアイコンを親指操作用アイコン画面に順次表示できる。そのため,トップ画面に表示されている全てのアイコンに対する選択操作が可能になる。その結果,利用者の利便性が向上する。
[トップ画面の切り換え]
さて,トップ画面に表示されるアイコンとして登録されているアイコンの数が,1つのトップ画面に表示できる最大のアイコンの数を超える場合がある。この場合,複数のトップ画面をスクロール表示し,各トップ画面にアイコンを表示する。例えば,トップ画面に表示されるアイコンとして登録されているアイコンの数が32個であり,1つのトップ画面に表示できる最大のアイコンの数が16個である場合を想定する。この場合,情報処理装置は,2つのトップ画面をスクロール表示して,各トップ画面に16個のアイコンを表示する。以下,複数のトップ画面にアイコンを表示する場合において,親指操作用アイコン画面表示を表示する情報処理装置について説明する。
(トップ画面)
図10は,図2で説明したトップ画面をスクロール表示して表示面101に2つ目のトップ画面を表示している状態の一例を示す図である。前記した条件下で,32個のアイコンを表示する場合,2つ目のトップ画面に,さらに16個のアイコンを表示する。
図10では,GUIプログラム122は,図面上から数えて,1行目に,アイコンI_5_1,アイコンI_5_2,アイコンI_5_3,アイコンI_5_4を表示し,2行目に,アイコンI_6_1,アイコンI_6_2,アイコンI_6_3,アイコンI_6_4を表示する。さらに,GUIプログラム122は,3行目に,アイコンI_7_1,アイコンI_7_2,アイコンI_7_3,アイコンI_7_4を表示し,4行目に,アイコンI_8_1,アイコンI_8_2,アイコンI_8_3,アイコンI_8_4を表示する。
なお,図10において,アイコンI_5_1〜アイコンI_5_4の下側に表示されている符号A_5_1〜A_5_4で示す部分が,それぞれ,アイコンI_5_1〜アイコンI_5_4の説明用の文字列を模式的に示している。アイコンI_6_1〜アイコンI_6_4の下側に表示されている符号A_6_1〜A_6_4で示す部分が,それぞれ,アイコンI_6_1〜アイコンI_6_4の説明用の文字列を模式的に示している。アイコンI_7_1〜アイコンI_7_4の下側に表示されている符号A_7_1〜A_7_4で示す部分が,それぞれ,アイコンI_7_1〜アイコンI_7_4の説明用の文字列を模式的に示している。アイコンI_8_1〜アイコンI_8_4の下側に表示されている符号A_8_1〜A_8_4で示す部分が,それぞれ,アイコンI_8_1〜アイコンI_8_4の説明用の文字列を模式的に示している。
(アイコン管理テーブル)
図11は,アイコン管理テーブルT1aの一例を示す図である。アイコン管理テーブルT1aは,図4のアイコン管理テーブルT1に加えて,符号RW5〜符号RW8に示す行を記憶する。アイコン管理テーブルT1aの配置行欄は,第1のトップ画面に表示されるアイコンの配置行を示す符号RW1〜符号RW4に加えて,第1のトップ画面の次のトップ画面である第2のトップ画面に表示されるアイコンの配置行を示す符号RW5〜符号RW8を記憶する。第1のトップ画面は,例えば図2の表示面101に表示されている画面であり,第2のトップ画面は,例えば図10の表示面101に表示されている画面である。
配置行RW5〜配置行RW8は,図10における1行〜4行のアイコン配置行を示す。そして,各セルは,図10で示した各アイコンを識別する符号を記憶する。配置列CL1〜配置列CL4と配置行RW5〜配置行RW8とが交わる部分は,図10で示した各アイコンを識別する符号を記憶する。例えば,配置列CL1と配置行RW5とが交わる部分のセルには,図10における1行1列のアイコンI_5_1を識別する符号I_5_1を記憶する。
(親指操作用アイコン画面の表示処理)
本実施の形態における親指操作用アイコン画面の表示処理について,図5,図12を参照して,詳細に説明する。
情報処理装置100のメモリ12は,図11のアイコン管理テーブルT1aを記憶し,さらに,図2に示したトップ画面を表示面101に表示しているとする。そして,図5で説明したステップS1〜ステップS3の処理が順次実行され,ステップS4の処理,すなわち,図12の処理が実行される。
図12は,図5のステップS4の処理を詳細に説明するフロー図の他の例である。図12のフロー図は,図6のフロー図において,ステップS41とステップS42との間に,ステップS41aとステップS41bとを挿入したものである。換言すれば,ステップS41の後に,ステップS41a,ステップS41b,ステップS42が順次実行されることになる。なお,ステップS41,ステップS42の処理は,図6で詳細に説明したので,その説明を省略する。
ステップS41a:GUIプログラム122は,ステップS41で検出した表示変更操作の内容と,図11のアイコン管理テーブルT1aとに基づき,現在表示しているトップ画面を他のトップ画面に切り換えるか判定する。切り換えると判定した場合(ステップS41a/YES),ステップS41bに移る。
ステップS41b:GUIプログラム122は,ステップS41で検出した表示変更操作の内容と,図11のアイコン管理テーブルT1aに基づき,他のトップ画面に表示するアイコンを特定し,特定したアイコンをトップ画面に表示する。なお,現在表示しているトップ画面を他のトップ画面に切り換えないと判定した場合(ステップS41/NO),ステップS42に移る。
(親指操作用アイコン画面の表示処理の具体例)
親指操作用アイコン画面の表示処理の具体例を説明するにあたり,図5のステップS1〜ステップS3の処理が実行されているとする。その結果,情報処理装置100のGUIプログラム122は,図8で説明した親指操作用アイコン画面GD1を表示面101に表示する。そして,図12のステップS41に移る。
GUIプログラム122は,ステップS3で検出した表示変更操作に対応する,親指操作用アイコン画面の表示変更処理を実行する(ステップS4)。GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面の表示変更処理を実行するにあたり,表示変更操作の内容を検出する(図12のステップS41)。図8,図9の例では,GUIプログラム122は,利用者が親指で親指操作用アイコン画面GD1を時計回りに何周なぞったかを検出する。ここで,GUIプログラム122は,利用者が親指で親指操作用アイコン画面GD1を時計回りにNc周なぞったと検出する。
次いで,GUIプログラム122は,ステップS41で検出した表示変更操作の内容と,図11のアイコン管理テーブルT1aとに基づき,現在表示しているトップ画面を他のトップ画面に切り換えるか判定する。具体的には,まず,GUIプログラム122は,1つのトップ画面に表示できるアイコンの最大行数を特定する。この最大行数は,本実施の形態ではNである。
そして,GUIプログラム122は,メモリ12が記憶するアイコン管理テーブル(例えば,図11のアイコン管理テーブルT1a)が記憶するアイコンの最大行数を特定する。以下,このアイコン管理テーブルが記憶するアイコンの最大行数をNtとする。
GUIプログラム122は,後記する第1の場合,現在表示しているトップ画面を他のトップ画面に切り換えないと判定する(ステップS41a/NO)。一方,GUIプログラム122は,後記する第2の場合,現在表示しているトップ画面を他のトップ画面に切り換えると判定する(ステップS41a/YES)。
ここで,第1の場合とは,Nc(利用者が親指操作用アイコン画面GD1を時計回りになぞった周の数)がN未満の場合,または,NcがN以上,かつ,NcをNtで除算し剰余に1を加算した値(以下,この加算後の値をMODbと記す)がN未満の場合である。第2の場合とは,NcがN以上であり,または,MODbがN以上の場合である。
図2,図10,図11の例の場合,GUIプログラム122は,1つのトップ画面に表示できるアイコンの最大行数を4(Nは4)と特定し,図11のアイコン管理テーブルT1aが記憶するアイコンの最大行数を8(Ntは8)と特定する。
そして,GUIプログラム122は,第1の場合(例えば,Ncが2の場合や,Ncが10の場合),現在表示しているトップ画面を他のトップ画面に切り換えないと判定し(ステップS41a/NO),図2で説明したトップ画面を表示したままにする。一方,GUIプログラム122は,第2の場合(例えば,Ncが6の場合や,Ncが13の場合),現在表示しているトップ画面を他のトップ画面に切り換えると判定する(ステップS41a/YES)。
そして,GUIプログラム122は,ステップS41で検出した表示変更操作の内容と,図11のアイコン管理テーブルT1aに基づき,他のトップ画面に表示するアイコンを特定し,特定したアイコンをトップ画面に表示する(ステップS41b)。具体的には,GUIプログラム122は,第2の場合には,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,配置列CL1〜配置列CL4と,配置行RW5〜配置行RW8とが交わる部分に記憶されている識別符号により識別されるアイコンを,他のトップ画面に表示する。換言すれば,GUIプログラム122は,配置列CL1〜配置列CL4と,配置行RW5〜配置行RW8とに対応するように,前記したアイコンを表示面101に表示する。この表示状態は,図10に示したアイコンの表示状態である。
次いで,GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面に表示するアイコンを特定し,特定したアイコンを親指操作用アイコン画面GD1に表示する(ステップS42)。
具体的には,GUIプログラム122は,NcがNt(アイコン管理テーブルT1aが記憶するアイコンの最大行数)未満の場合,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,Nc+1行目の内容を複製し,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2に記憶する。一方,GUIプログラム122は,NcがNt以上の場合,MODb(NcをNtで除算し剰余に1を加算した値)を算出する。そして,GUIプログラム122は,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,MODb行目の内容を複製し,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2に記憶する。
図2,図11の例では,Ntは8である。例えば,Ncが2の場合(NcがNt未満),GUIプログラム122は,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,符号RW3で示す3(2+1)行目の内容である,符号I_3_1,I_3_2,I_3_3,I_3_4を複製し,アイコン記憶領域T2に記憶する。また,Ncが5の場合(NcがNt未満),GUIプログラム122は,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,符号RW6で示す6(5+1)行目の内容である,符号I_6_1,I_6_2,I_6_3,I_6_4を複製し,アイコン記憶領域T2に記憶する。また,例えば,Ncが9の場合(NcがNt以上),MODbは2である。従って,GUIプログラム122は,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,符号RW2で示す2行目の内容である,符号I_2_1,I_2_2,I_2_3,I_2_4を複製し,アイコン記憶領域T2に記憶する。
なお,前記で説明した行を数える場合,アイコンを識別する符号を記憶する行についてのみ考慮する。すなわち,図11のアイコン管理テーブルT1aの最上行については,前記行を数える場合には考慮しない。換言すれば,アイコンを識別する符号を記憶する行の一番上から行数を数える。
GUIプログラム122は,図8で説明したように,親指操作用アイコン画面GD1に,アイコン記憶領域T2に記憶されている符号(例えばI_6_1,I_6_2,I_6_3,I_6_4)により識別されるアイコンを等間隔で表示する。
図13は,図8の状態において利用者が親指操作用アイコン画面GD1を5周なぞった場合に,表示面101に親指操作用アイコン画面が表示された状態の一例を示す図である。GUIプログラム122は,この場合,利用者が親指操作用アイコン画面GD1を5周なぞったと検出する(Ncは5)。すると,前記したように,GUIプログラム122は,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,符号RW6で示す6(5+1)行目の内容である,符号I_6_1,I_6_2,I_6_3,I_6_4を複製し,アイコン記憶領域T2に記憶する。GUIプログラム122は,図13に示すように,親指操作用アイコン画面GD1に,アイコン記憶領域T2に記憶されている符号により識別されるアイコンI_6_1,I_6_2,I_6_3,I_6_4を等間隔で表示する。
以上説明したように,GUIプログラム122は,内周部を1周する接触操作の回数を検出し,回数が所定の回数(例えば,4回)を超えた場合に,表示装置109に表示された前記した複数のアイコンを他の複数のアイコンに変更,すなわちトップ画面を変更する。
本実施の形態によれば,トップ画面に表示されるアイコンとして登録されているアイコンの数が,1つのトップ画面に表示できる最大のアイコンの数を超える場合でも,親指操作用アイコン画面表示を実行することができる。また,この場合であっても,本実施の形態の情報処理装置によれば,利用者による親指操作用アイコン画面の表示変更操作により,トップ画面に表示されるアイコンとして登録されているアイコンを親指操作用アイコン画面に表示できる。
なお,親指操作用アイコン画面の表示変更操作を,図9において,例えば,利用者が,親指(図示しない)で円形状の親指操作用アイコン画面GD1に触れながら親指操作用アイコン画面GD1を反時計回りに1周以上なぞる操作としてもよい。
この場合,利用者が反時計回りに1週,2週,3週,4週,5週…となぞると,GUIプログラム122は,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,8,7,6,5,4…行目の内容を複製し,メモリ12の親指操作用のアイコン記憶領域T2に記憶する。そして,GUIプログラム122は,図8で説明したように,親指操作用アイコン画面GD1に,アイコン記憶領域T2に記憶されている符号により識別されるアイコンを等間隔で表示する。
利用者が反時計回りに1週なぞると,GUIプログラム122は,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,5行目〜8行目の識別子により識別されるアイコンをトップ画面に表示する。利用者が反時計回りに5週なぞると,GUIプログラム122は,図11のアイコン管理テーブルT1aにおいて,1行目〜4行目の識別子により識別されるアイコンをトップ画面に表示する。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では,親指操作用アイコン画面GD1は,図8,図9,図13で説明したように,ドーナツ形状の画面である。この他にも,親指操作用アイコン画面として,様々な形状を採用することができる。例えば,親指操作用アイコン画面の形状として4角形がある。
GUIプログラム122は,第2の領域(第1の実施の形態参照)に四角形のアイコン表示領域を表示し,四角形のアイコン表示領域の内側の辺部に沿って所定の数のアイコンを表示する。そして,GUIプログラム122は,四角形の何れか1辺に沿う表示面101に対する接触操作をアイコンの表示変更操作と判定する。また,GUIプログラム122は,この1辺に沿う接触操作の回数を検出し,回数が所定の回数(例えば4回)を超えた場合に,トップ画面の切り換えとして,表示装置109に表示された複数のアイコンを他の複数のアイコンに変更する。
図14は,正方形の親指操作用アイコン画面の一例を示す図である。GUIプログラム122は,図14に示すように,正方形の親指操作用アイコン画面GD2に,アイコン記憶領域T2に記憶されている符号(例えばI_1_1,I_1_2,I_1_3,I_1_4)により識別されるアイコンを等間隔で表示する。図14では,GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面GD2の辺部に沿って,アイコンI_1_1,I_1_2,I_1_3,I_1_4を表示する。GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面GD2の上辺部にはアイコンI_1_1,I_1_4を表示し,右辺部にはアイコンI_1_1,I_1_2を表示する。GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面GD2の下辺部にはアイコンI_1_2,I_1_3を表示し,左辺部にはアイコンI_1_4,I_1_3を表示する。
図14に示した正方形の親指操作用アイコン画面GD2の場合,利用者が,親指を正方形の親指操作用アイコン画面GD2に接触させ,この親指を,正方形の親指操作用アイコン画面GD2の横方向(矢印AR3参照)に移動させる操作を実行する。なお,この親指を,正方形の親指操作用アイコン画面GD2の縦方向に移動させる操作を実行してもよい。すると,GUIプログラム122は,Nx回の前記指の移動操作を,第1の実施の形態で説明した,親指操作用アイコン画面GD1を時計回りにNx周なぞった操作と判定し(ステップS2,ステップS3参照),ステップS4以降の処理を実行する。
このように,親指操作用アイコン画面の形状を異ならせることにより,利用者の嗜好に合わせた親指操作用アイコン画面を利用者に提供することができる。
[その他の実施の形態]
さて,第1,第2の実施において,情報処理装置100は,表示面101に表示されるアイコン,換言すれば,アイコン管理テーブルT1,T1aが記憶する識別符号により識別されるアイコンの中から,親指操作用アイコン画面に表示するアイコンを行単位で選択した。その他にも,情報処理装置100は,表示面101に表示されるアイコンの中から,親指操作用アイコン画面に表示するアイコンを列単位,行列単位で選択しても良い。そして,情報処理装置100は,選択した行単位のアイコン,行列単位のアイコンを親指操作用アイコン画面GD1に表示する。
図15は,親指操作用アイコン画面GD1に表示する列単位,行列単位のアイコンを説明する図である。
第1,第2の実施の形態では,情報処理装置100は,符号R2で示す行単位のアイコンを親指操作用アイコン画面GD1に表示していた。他にも,情報処理装置100は,符号R3で示す列単位のアイコンを親指操作用アイコン画面GD1に表示してもよい。また,情報処理装置100は,符号R4で示す行列単位(ブロック単位とも呼ぶ)のアイコンを親指操作用アイコン画面GD1に表示してもよい。この行列単位は,例えば2行2列の行列で示される4つのアイコンI_1_1,アイコンI_2_1,アイコンI_1_2,アイコンI_2_2である。
このように,親指操作用アイコン画面に表示するアイコンを選択する単位を変化させることにより,利用者の嗜好に合わせて親指操作用アイコン画面の内容を変化することができる。
第1の実施の形態で説明したように,図2で説明したトップ画面をスクロール表示して表示面101に2つ目のトップ画面を表示する場合,図8の状態から,利用者は,親指操作用アイコン画面GD1を時計回りに4周以上なぞる操作を行う必要がある。しかし,利用者にとってこの操作は煩雑である。そこで,利用者が煩雑な操作をすることなく,表示面101に2つ目のトップ画面を表示する処理について説明する。
図16は,図2の表示面101に親指操作用アイコン画面が表示された状態の他の例を示す図である。GUIプログラム122は,図16に示すように,円CR2の内側にトップ画面の切り換えボタンBT1を表示する。利用者が切り換えボタンBT1を操作すると,GUIプログラム122は,利用者が親指操作用アイコン画面GD1を時計回りに4周なぞる操作を実行したと判定する。そして,GUIプログラム122は,利用者が親指操作用アイコン画面GD1を時計回りに4周なぞる操作に基づく処理を実行する。この場合,GUIプログラム122は,図10に示すように,表示面101にトップ画面を表示すると共に,アイコンI_5_1〜アイコンI_5_4が等間隔に表示された親指操作用アイコン画面GD1を表示する(図示を省略)。
なお,GUIプログラム122は,例えば図8に示す親指操作用アイコン画面GD1を表示している状態において,トップ画面のアイコンが操作された場合,この操作されたアイコンに対応するアプリケーションを起動してもよい。
また,GUIプログラム122は,親指操作用アイコン画面GD1のアイコンが表示されていない部分がダブルタッチされた場合,親指操作用アイコン画面GD1を消去して,トップ画面のみを表示してもよい。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
表示装置と,
前記表示装置に複数の操作子を表示し,前記表示装置の表示面における第1の領域に対する操作に応答して,前記表示面における第2の領域に,前記複数の操作子の中の所定の数の操作子を表示し,前記第2の領域に表示された操作子に対する操作に応答して,前記操作された操作子に対応する処理を実行する制御部とを
備えたことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
付記1において,
前記制御部は,前記第2の領域に対して行われた操作子の表示変更操作に応答して,前記第2の領域に表示された前記所定の数の操作子を,前記複数の操作子の中の操作子であって,当該所定の数の操作子以外の操作子に変更する
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記3)
付記1において,
さらに,前記表示装置に表示する操作子を識別する識別子を,前記操作子の表示位置と対応して行列状に記憶するテーブルを備え,
前記制御部は,前記テーブルの前記識別子に基づき,前記複数の操作子を行列状に表示し,前記第1の領域に対する操作に応答して,前記テーブルにおいて相互に隣接する前記所定の数の識別子を特定し,特定した識別子により識別される前記所定の数の操作子を前記表示面における第2の領域に表示する
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記4)
付記3において,
前記制御部は,前記第2の領域に対して行われた操作子の表示変更操作に応答して,前記テーブルにおいて,直前に特定された識別子とは異なる,前記所定の数の識別子を特定し,特定した識別子により識別される前記所定の数の操作子を前記表示面における第2の領域に表示する
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記5)
付記2において,
前記制御部は,前記第2の領域に円状の操作子表示領域を表示し,前記円状の操作子表示領域の内周部に沿って前記所定の数の操作子を表示し,前記内周部に沿う前記表示面に対する接触操作を前記操作子の表示変更操作と判定する
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記6)
付記2において,
前記制御部は,前記第2の領域に四角形の操作子表示領域を表示し,前記四角形の操作子表示領域の内側の辺部に沿って前記所定の数の操作子を表示し,前記四角形の何れか1辺に沿う前記表示面に対する接触操作を前記操作子の表示変更操作と判定する
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記7)
付記5において,
前記制御部は,前記内周部を1周する前記接触操作の回数を検出し,前記回数が所定の回数を超えた場合に,前記表示装置に表示された複数の操作子を他の複数の操作子に変更する
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記8)
付記6において,
前記制御部は,前記1辺に沿う前記接触操作の回数を検出し,前記回数が所定の回数を超えた場合に,前記表示装置に表示された複数の操作子を他の複数の操作子に変更する
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記9)
情報処理装置で実行される情報処理方法であって,
前記情報処理装置は,
表示装置に複数の操作子を表示し,
前記表示装置の表示面における第1の領域に対する操作に応答して,前記表示面における第2の領域に,前記複数の操作子の中の所定の数の操作子を表示し,
前記第2の領域に表示された操作子に対する操作に応答して,前記操作された操作子に対応する処理を実行する
ことを特徴とする情報処理方法。
(付記10)
表示装置に複数の操作子を表示し,
前記表示装置の表示面における第1の領域に対する操作に応答して,前記表示面における第2の領域に,前記複数の操作子の中の所定の数の操作子を表示し,
前記第2の領域に表示された操作子に対する操作に応答して,前記操作された操作子に対応する処理を実行する
処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とするプログラム。
100…情報処理装置,101…表示面,102…筐体,11…CPU,12…メモリ,121…GUIプログラム,121…制御プログラム,123…アプリ群,13…記憶装置,14…通信装置,15…音声入出力装置,16…タッチ検出装置,17…感圧検出装置,18…記録媒体読み取り装置,19…表示装置。

Claims (9)

  1. 片手で保持可能で前記片手で操作可能な情報処理装置であって、
    表示装置と,
    前記表示装置の表示面に複数の操作子を表示し,所定の操作に応答して,前記表示面における、前記複数の操作子の少なくとも一部と重なる第2の領域に,前記複数の操作子の中の所定の数の操作子を表示し,前記第2の領域に表示された操作子に対する操作に応答して,前記操作された操作子に対応する処理を実行する制御部とを
    備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1において,
    前記制御部は,前記第2の領域に対して行われた操作子の表示変更操作に応答して,前記第2の領域に表示された前記所定の数の操作子を,前記複数の操作子の中の操作子であって,当該所定の数の操作子以外の操作子に変更する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1において,
    前記制御部は,前記複数の操作子を行列状に表示し,前記所定の操作に応答して,前記行列状に表示された複数の操作子のうち相互に隣接する前記所定の数の操作子を前記第2の領域に表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項3において,
    前記制御部は,前記第2の領域に対して行われた操作子の表示変更操作に応答して,直前に表示された所定の数の操作子とは異なる前記所定の数の操作子を前記第2の領域に表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記第2の領域は、前記情報処理装置を保持した前記片手の指が届く範囲内の領域である請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の領域は、前記表示面より小さい一部の領域で前記複数の操作子の一部の操作子が表示される領域である請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の領域は、前記表示面における円状の領域である請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 片手で保持可能で前記片手で操作可能な情報処理装置で実行される情報処理方法であって,
    前記情報処理装置は,
    表示装置の表示面に複数の操作子を表示し,
    所定の操作に応答して,前記表示面における、前記複数の操作子の少なくとも一部と重なる第2の領域に,前記複数の操作子の中の所定の数の操作子を表示し,
    前記第2の領域に表示された操作子に対する操作に応答して,前記操作された操作子に対応する処理を実行する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. 表示装置の表示面に複数の操作子を表示し,
    所定の操作に応答して,前記表示面における、前記複数の操作子の少なくとも一部と重なる第2の領域に,前記複数の操作子の中の所定の数の操作子を表示し,
    前記第2の領域に表示された操作子に対する操作に応答して,前記操作された操作子に対応する処理を実行する
    処理を片手で保持可能で前記片手で操作可能な情報処理装置に実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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