JP2013047919A - 装置、方法、及びプログラム - Google Patents

装置、方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013047919A
JP2013047919A JP2011186614A JP2011186614A JP2013047919A JP 2013047919 A JP2013047919 A JP 2013047919A JP 2011186614 A JP2011186614 A JP 2011186614A JP 2011186614 A JP2011186614 A JP 2011186614A JP 2013047919 A JP2013047919 A JP 2013047919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
icon
home screen
screen
smartphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011186614A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuai Suzuki
和愛 鈴木
Hirotatsu Kanayama
紘達 金山
Hisanori Yorifuji
久典 依藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2011186614A priority Critical patent/JP2013047919A/ja
Publication of JP2013047919A publication Critical patent/JP2013047919A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】タッチスクリーンディスプレイを備え、ホーム画面にアイコンが配置される装置における操作性を向上させる。
【解決手段】装置(例えば、スマートフォン)1は、アイコン50が配置されるホーム画面40を表示するタッチスクリーンディスプレイと、アイコン50をホーム画面40の下部領域に優先的に配置するコントローラと、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、装置、方法、及びプログラムに関する。特に、本発明は、タッチスクリーンディスプレイを有する装置、その装置を制御する方法、及びその装置を制御するためのプログラムに関する。
タッチスクリーンディスプレイを備える装置が知られている。タッチスクリーンディスプレイを備える装置には、例えば、スマートフォン及びタブレットが含まれる。タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、タッチスクリーンディスプレイを介して指又はスタイラスペンのジェスチャを検出する。そして、タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、検出したジェスチャに従って動作する。検出したジェスチャに従った動作の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
タッチスクリーンディスプレイを備える装置の基本的な動作は、装置に搭載されるAndroid(登録商標)、BlackBerry(登録商標) OS、iOS、Windows(登録商標) Phone等のOS(Operating System)によって実現される。
国際公開第2008/086302号
タッチスクリーンディスプレイを備える装置の多くは、ホーム画面と呼ばれる画面をタッチスクリーンディスプレイに表示する。ホーム画面には、アイコンが配置される。利用者がアイコンをタップすると、そのアイコンに対応付けられたアプリケーションが起動する。タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、ホーム画面上で配置パターンに基づいてアイコンを配置する。
本発明は、ホーム画面上で配置されるアイコンの操作性を向上させることができる装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る装置は、1つの態様において、アイコンが配置されるホーム画面を表示するタッチスクリーンディスプレイと、前記アイコンを前記ホーム画面の下部領域に優先的に配置するコントローラと、を備える。
本発明に係る方法は、1つの態様において、アイコンが配置されるホーム画面を表示するタッチスクリーンディスプレイを備える装置を制御する方法であって、前記アイコンを前記ホーム画面の下部領域に優先的に配置するステップを含む。
本発明に係るプログラムは、1つの態様において、アイコンが配置されるホーム画面を表示するタッチスクリーンディスプレイを備える装置に、前記アイコンを前記ホーム画面の下部領域に優先的に配置するステップを実行させる。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。 図4は、ホーム画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るスマートフォンの機能を示すブロック図である。 図6は、テーブルに記憶された内容の一例を示す図である。 図7Aは、テンプレート画面の一例を示す図である。 図7Bは、テンプレート画面の一例を示す図である。 図8は、アイコンがホーム画面の下部領域に優先的に配置される制御の第1の例を示す図である。 図9は、第2領域に配置されたアイコンの位置を変えるために利用者がスマートフォンを振っている様子を示す図である。 図10Aは、第2領域に配置されていたアイコンが第1領域に移動する制御の一例を示す図である。 図10Bは、第2領域に配置されていたアイコンが第1領域に移動する制御の他の例を示す図である。 図11は、本実施形態におけるアイコンの配置を変化させる制御の一例を示すフローチャートである。 図12は、境界線および複数の領域を設定する制御の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、アイコンがホーム画面の下部領域に優先的に配置される制御の第2の例を示す図である。 図14は、アイコンがホーム画面の下部領域に優先的に配置される制御の第3の例を示す図である。 図15は、アイコンがホーム画面の下部領域に優先的に配置される制御の第3の例を示す図である。 図16は、アイコンがホーム画面の下部領域に優先的に配置される制御の第4の例を示す図である。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明する。
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ13をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、コネクタ14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号又は図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bが接触を検出する指、又はスタイラスペン等は単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触が行われた位置、接触が行われた時間及び接触が行われた位置に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
タッチは、タッチスクリーン2Bに指が触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。ロングタッチとは、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
リリースは、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをリリースとして判別する。スワイプは、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
タップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。ダブルタップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
ロングタップは、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。ドラッグは、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
フリックは、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する上フリック、指が画面の下方向へ移動する下フリック、指が画面の右方向へ移動する右フリック、指が画面の左方向へ移動する左フリック等を含む。
ピンチインは、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャをピンチインとして判別する。ピンチアウトは、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャをピンチアウトとして判別する。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
図4を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示される画面の例について説明する。図4は、ホーム画面の一例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションの画面は、ディスプレイ2Aに表示される。
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図4に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。それぞれのアイコン50は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対するジェスチャを検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップが検出されると、メールアプリケーションを実行する。
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでもよい。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくてもよい。アイコン50は、所定の規則に従って配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。画像は、例えば、利用者の設定に従って任意の画像が壁紙41として決定される。
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面を表示する場合、ホーム画面の数が複数であっても、選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。
スマートフォン1は、ホーム画面上に、1つ又は複数のロケータを表示する。ロケータの数は、ホーム画面の数と一致する。ロケータは、現在表示されているホーム画面の位置を示す。現在表示されているホーム画面に対応するロケータは、他のロケータと異なる態様で表示される。
図4に示す例では、4つのロケータ51が表示されている。これは、ホーム画面40の数が4つであることを示す。また、図4に示す例では、左から2番目のシンボルが他のシンボルと異なる態様で表示されている。これは、左から2番目のホーム画面が現在表示されていることを示している。
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中に特定のジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、スマートフォン1は、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ左のホーム画面に切り替える。また、スマートフォン1は、左フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ右のホーム画面に切り替える。
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、現在時刻、天気の情報、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示してもよい。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40以外の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限られない。
ここで、ホーム画面40の上下方向について説明する。ホーム画面40の上下方向は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示される文字または画像の上下方向を基準とした方向である。ホーム画面40は、領域42に表示した残量マーク43、電波レベルマーク44が紙面上側を上、紙面下側を下とする向きであるため、紙面上側が画面上方向、紙面下側が下方向となる。このため、ホーム画面40aは、タッチスクリーンディスプレイ2の長手方向において領域42に近い側がホーム画面の上側となり、領域42から遠い側がホーム画面の下側となる。そして、領域42において電波レベルマーク44が表示されている側がホーム画面40の右側であり、領域42において残量マーク43が表示されている側がホーム画面40の左側である。
なお、図4に示したホーム画面40は、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくてもよい。
図5は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、カメラ12及び13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17とを有する。
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタンに対する操作を検出する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、トリプルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタンまたはメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えば、セルラーフォンの通信規格として、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA、CDMA2000、PDC、GSM、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
レシーバ7は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。なお、スマートフォン1は、レシーバ7に加えて、スピーカをさらに有してもよい。スマートフォン1は、レシーバ7に代えて、スピーカをさらに有してもよい。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。また、ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ9は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランドまたはバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに所定の画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、テーブル9D、配置パターンデータベース9Eおよび設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBページを表示するためのWEBブラウジング機能を提供する。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定機能を提供する。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を行う機能が含まれる。なお、制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
テーブル9Dは、アプリケーションと、アプリケーションに関係する種々の項目とが対応付けられたデータである。これらの種々の項目は、アプリケーションに対応するアイコン50の優先度を決定するために用いられる。テーブル9Dの内容およびアイコン50の優先度については、後で詳細に説明する。
配置パターンデータベース9Eは、ホーム画面40を複数の領域に分割する境界線の位置およびその複数の領域においてアイコン50を配置する位置を規定したデータであるテンプレートの情報を複数記憶している。配置パターンデータベース9Eが記憶するテンプレートの数は、特に限定されない。本実施形態の配置パターンデータベース9Eは、第1テンプレートおよび第2テンプレートを記憶している。これらのテンプレートについては、後で詳細に説明する。
コントローラ10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。コントローラ10は、通信ユニット6等の他の構成要素が統合されたSoC(System−on−a−chip)等の集積回路であってもよい。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、ディスプレイ2A及び通信ユニット6等を制御することによって各種機能を実現する。コントローラ10は、タッチスクリーン2B、ボタン3、加速度センサ15等の各種検出部の検出結果に応じて、制御を変更することもある。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を実行する。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト)、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でもよい。コネクタ14に接続される装置には、例えば、外部ストレージ、スピーカ、通信装置が含まれる。
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ17は、スマートフォン1の角度及び角速度を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及びジャイロスコープ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
なお、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。また、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。また、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、コネクタ14に接続される読み取り装置が読み取り可能なCD、DVD、又はBlu−ray等の記憶媒体に記憶されていてもよい。
また、図5に示したスマートフォン1の構成は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図5の例に限定されない。例えば、スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。また、スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてよいし、ボタンを備えなくてもよい。また、図5に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えることとしたが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。また、照度センサ4と近接センサ5とは、1つのセンサから構成されていてもよい。また、図5に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えることとしたが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよいし、位置及び姿勢を検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。
次に、図6を参照して、テーブル9Dについて説明する。図6は、テーブル9Dに記憶された内容の一例を示す図である。図6に示されるように、テーブル9Dには、アプリケーションごとに、そのアプリケーションがダウンロードされた日時、そのアプリケーションが最後に使用された日時、およびそのアプリケーションが直近の1ヶ月間に使用された回数等が記憶されている。
テーブル9Dは、例えば“Browser”アプリケーションに関して、ダウンロードされた日時は、201X年1月3日の8時であることを記憶している。最後に使用された日時は、201X年7月11日の16時であることを記憶している。直近1ヶ月間に使用された回数は、576回であることを記憶している。これらの項目は、アプリケーションが使用される度に更新される。
テーブル9Dは、アプリケーションに関する項目として、上述した項目とは異なる項目を記憶していてもよい。テーブル9Dは、例えば、そのアプリケーションの直前1週間の使用回数、およびそのアプリケーションの作成者の名前等を記憶していてもよい。
また、テーブル9Dは、複数のアプリケーションをまとめた1つのグループに関する各項目の情報を記憶していてもよい。グループの例としては、“Browser”,“Mail”等の通信に関連したアプリケーションをまとめた“Communication”が挙げられる。また、テーブル9Dは、アプリケーションに関する項目として、アプリケーションごとに、そのアプリケーションが属するグループを記憶していてもよい。
次に、図7Aおよび図7Bを参照して、配置パターンデータベース9Eに記憶された第1テンプレートおよび第2テンプレートについて説明する。図7Aおよび図7Bは、それぞれテンプレート画面の一例を示す図である。図7Aおよび図7Bに示すテンプレート画面は、それぞれ、配置パターンデータベース9Eに記憶された第1テンプレートおよび第2テンプレートに基づく画面である。第1テンプレートおよび第2テンプレートは、ホーム画面40を複数の領域に分割する境界線の位置が規定されたデータである。第1テンプレートおよび第2テンプレートは、その複数の領域においてアイコン50が配置される位置が規定されたデータである。
以下、図7Aを参照して、配置パターンデータベース9Eに記憶された第1テンプレートについて説明する。図7Aは、第1テンプレートがディスプレイ2Aに表示された画面であるテンプレート画面91aを表す図である。テンプレート画面91aは、アイコンの配置以外は基本的に、図4に示すホーム画面と同様の構成を有する。テンプレート画面91aは、壁紙41と、領域42と、ロケータ51と、境界線52と、アイコン配置領域53と、を表示している。ここで、テンプレート画面91aは、境界線52およびアイコン配置領域53が第1テンプレートとして記憶されるデータに該当する。第1テンプレートは、壁紙41、領域42およびロケータ51を表示する領域の情報を含んでいてもよい。テンプレート画面91aの上下方向は、上述したホーム画面40の上下方向と同じである。
図7Aに示すテンプレート画面91aは、配置パターンデータベース9Eに記憶されている第1テンプレートを表示している。第1テンプレートは、境界線52と、複数のアイコン配置領域53と、の情報を含んでいる。境界線52は、壁紙41を表示している領域を第1領域55と第2領域56とに分割する線である。つまり、境界線52は、第1領域55と第2領域56との境界を示す線である。境界線52は、緩やかな曲線であり、ホーム画面40aの左下領域と右上領域とを結んでいる。具体的には、境界線52は、一方の端部がホーム画面40aの画面左側の辺と繋がっており、他方の端部がホーム画面40aの画面右側の辺と繋がっている。境界線52は、画面左側の端部が画面右側の端部よりも画面下側であり、画面上側に凸の曲線となる。
第1領域55は、境界線52によって分割された2つの領域のうち、下部領域54を含む画面下側の領域である。第1領域55は、画面右側端部の上下方向の長さが、画面左側端部の上下方向の長さよりも短い。第2領域56は、境界線52によって分割された2つの領域のうち、第1領域55よりも画面上側の領域である。第2領域56は、画面右側端部の上下方向の長さが、画面左側端部の上下方向の長さよりも短い。
アイコン配置領域53は、アイコン50を配置する位置を示す領域であり、四角形の枠として表されている。アイコン配置領域53は、第1領域55および第2領域56のそれぞれ複数配置されている。図7Aに示す複数のアイコン配置領域53は、それぞれ四角形の枠の中に付されている数字が、アイコン50の優先度を表している。アイコン配置領域53は、優先度の数字が小さいほど優先度が高いアイコン50が配置されることを意味する。アイコン50の優先度は、アイコン50に対応付けられたアプリケーションの優先度と同じである。
図7Aに示すように、テンプレート画面91aは、第1領域55に9個のアイコン表示領域53が配置され、第2領域56に3個のアイコン表示領域53が配置されている。また、第1領域55に配置された9個のアイコン配置領域53は、優先度が高いアイコン配置領域53が、境界線52に近い場所に配置されている。そして、第1領域55の境界線52に近い場所からテンプレート画面91aの右下方向に向かうほど、優先度が低いアイコン配置領域53が配置されている。
第2領域56に配置された3個のアイコン配置領域53は、第1領域55に配置されたアイコン配置領域53よりも優先度が低いアイコン配置領域53である。また、第2領域56に配置された3つのアイコン配置領域53は、サイズが、第1領域55に配置された9個のアイコン配置領域53のサイズよりも小さい。
アイコン50の優先度は、アイコン50に対応付けられたアプリケーションの優先度と同じである。アプリケーションの優先度は、上述のテーブル9Dに記憶された種々の項目に基づいて決定される。例えば、スマートフォン1は、上で述べた直近1ヶ月間の使用回数が相対的に多いアプリケーションほど優先度が高いという設定が行えるようになっていてよい。スマートフォン1は、優先度の設定画面等を表示させ、利用者によって入力された優先度の情報に基づいて設定してもよい。また、利用者が設定した優先度と、テーブル9Dに記憶されている項目の情報に基づいた優先度と、を組み合わせて、優先度を決定してもよい。
図7Bは、第2テンプレートがディスプレイ2Aに表示された様子を示す図である。テンプレート画面91bも、テンプレート画面91aと同様にアイコン配置領域53aが第2テンプレートとして記憶されるデータに該当する。図7Bに示すテンプレート画面91bは、上記の図7Aに示すテンプレート画面91aと同様に、壁紙41を表示している領域が境界線52aにより下部領域54を含む第1領域55aとその第1領域55aに比して画面上部側の第2領域56aとに分割される。
境界線52aは、壁紙41の右下領域と左上領域とを結んでいる点がテンプレート画面91aの境界線52と異なる。つまり、境界線52aは、境界線52をテンプレート画面の中央を通りタッチスクリーンディスプレイ2の長手方向に沿った仮想線を対称軸として反転させた形状となる。これにより、第1領域55aは、画面左側端部の上下方向の長さが、画面右側端部の上下方向の長さよりも短い。第2領域56は、画面左側端部の上下方向の長さが、画面右側端部の上下方向の長さよりも短い。
また、図7Bに示すテンプレート画面91bは、壁紙41の表示領域に複数のアイコン配置領域53aを含む。複数のアイコン表示領域53aは、第1領域55aに9個のアイコン表示領域53aが配置され、第2領域56aに3個のアイコン表示領域53aが配置される。第1領域55に配置された9個のアイコン表示領域53aは、付された数字が相対的に小さいアイコン配置領域53ほど、境界線52aに近い場所に配置されている。また、第2領域56aに配置された3個のアイコン表示領域53aは、第1領域55aに配置されたアイコン配置領域53aよりも付された数字が大きいアイコン配置領域53aが配置される。また、各アイコン配置領域53aは、図7Aの各アイコン配置領域53と比較して、テンプレート画面91bの中央を通りタッチスクリーンディスプレイ2の長手方向に沿った仮想線について略対称な位置に配置されている。
利用者の操作に応じて、アイコンがホーム画面の下部領域に優先的に配置される制御の第1の例を示す。なお、以下の実施形態では、アイコンの優先度をアルファベット順とした場合として説明する。つまり、アイコンに対応付けられた名称の一文字目のアルファベットが「A」のアイコンは、アイコンに対応付けられた名称の一文字目のアルファベットが「B」のアイコンよりも優先度が高い設定となる。
図8は、ホーム画面40にアイコン50が自動配置される際に、優先度が相対的に高いアイコン50がホーム画面40の下部領域に配置される処理を示す図である。まず、スマートフォン1は、図8のステップS11に示すように、タッチスクリーンディスプレイ2にホーム画面40を表示している。ホーム画面40は、複数のアイコン50を、ホーム画面の上下方向および左右方向に沿ったマトリックス状に配置している。利用者は、ステップS11に示すように、ホーム画面40が表示されている状態で、利用者の指F1をタッチスクリーンディスプレイ2に接触した状態で矢印AR1の方向に移動させる操作を入力する。
スマートフォン1のコントローラ10は、上記操作が利用者によって入力されると、タッチスクリーンディスプレイ2でホーム画面40上において左下から右上に向かうスワイプを検出する。そして、コントローラ10は、ホーム画面上において左下から右上に向かうスワイプを検出すると、ステップS12に示すように、タッチパネルディスプレイ2にホーム画面40aを表示する。つまりコントローラ10は、ホーム画面内におけるアイコン50の配置パターンを変更し、アイコン50の配置パターンが異なるホーム画面を表示する。
ステップS12に示すホーム画面40aは、アイコン50をその優先度に基づいて、上述した図7Aに示すテンプレート画面91aのアイコン配置領域53の各位置に配置した状態を表している。アイコン50は、第1領域55および第2領域56の双方に配置されている。ステップS12では、ステップS11でホーム画面40の左上に配置されていた“Browser”アイコンが、第1領域55における境界線52に近い位置に配置されている。また、ステップS12では、ステップS11で利用者の指F1の近くにあった“Settings”アイコンが、第2領域56に配置されている。そして、ステップS12では、第2領域56に配置されたアイコン50は、第1領域55に配置されたアイコン50よりも小さく表示されている。
次に、図9、図10Aおよび図10Bを参照し、ホーム画面40におけるアイコン50の配置に関する付加的な制御について説明する。
図9は、図8に示す配置パターンでアイコン50を配置したホーム画面を表示するスマートフォン1を利用者が振っている様子を示す図である。図9に示すように、利用者は、スマートフォン1を図9中、矢印AR2で示す方向に振っている。スマートフォン1のコントローラ10は、加速度センサ15により、利用者がスマートフォン1を振る動作を検出する。コントローラ10は、加速度センサ15で利用者がスマートフォン1を利用者自身に近づく方向に振っていることを検出すると、アイコン50の配置を変更させる。つまり、スマートフォン1は、アイコンの配置パターンが変化したホーム画面を表示する。具体的には、コントローラ10は、スマートフォン1を振る動作の検出前に第2領域56に表示していたアイコン50の少なくとも1つを、第1領域55に表示させる。以下、図10Aおよび図10Bを用いて、アイコン50の配置を変更したホーム画面の一例を説明する。
図10Aに示すホーム画面40bは、図9に示すホーム画面40aで第1領域55に配置されていたアイコン50および第2領域56に配置されていたアイコン50を、全て第1領域55に配置している。また、ホーム画面40bは、図9に示すホーム画面40aで第2領域56に配置していたアイコン50を、第1領域55において境界線52に近い位置に配置している。そして、図10Aに示すホーム画面40bは、図9に示すホーム画面40aと比較して、ホーム画面40aで第2領域56に配置されていたアイコン50のサイズが相対的に大きくなり、かつ、ホーム画面40aで第1領域55に配置されていたアイコン50のサイズは相対的に小さくなっている。
次に、図10Bに示すホーム画面40cは、図9に示すホーム画面40aで第2領域56に配置されていたアイコン50を第1領域55に配置し、かつ、図9に示すホーム画面40aで第1領域55に配置されていたアイコン50を第2領域56に配置している。すなわち、図10Bに示すホーム画面40cは、図9に示すホーム画面40aで第1領域55に配置されていたアイコン50の位置と第2領域に配置されていたアイコン50の位置とが互いに入れ替わっている。図10Bに示すホーム画面40cは、アイコン50の大きさを図9に示すホーム画面40aのアイコン50と同じサイズとする。
次に、図11を参照して、スマートフォン1が利用者の操作によりホーム画面におけるアイコンの配置を制御する処理手順について説明する。図11は、本発明の実施形態に係るスマートフォン1のコントローラ10が行う制御を示すフローチャートである。コントローラ10は、図11に示す処理手順と並行して、ホーム画面40に配置されるアイコン50に関する他の処理手順を実行することがある。
コントローラ10は、ステップS21として、タッチスクリーンディスプレイ2に対して操作がなされたか否かを判断する。コントローラ10は、タッチスクリーンディスプレイ2に対して操作がなされていないと判断すると(ステップS21でNo)、ステップS21に進む。このように、コントローラ10は、ステップS21でタッチスクリーンディスプレイ2に対する何らかの操作を検出するまで、ステップS21の処理を繰り返す。
コントローラ10は、タッチスクリーンディスプレイ2に操作がなされたと判断すると(ステップS21でYes)、ステップS22として、ステップS21で検出された操作が第1の操作であるか否かを判断する。タッチスクリーンディスプレイ2に対する第1の操作とは、例えば、図8に示すような、ホーム画面40に対するスワイプジェスチャである。
コントローラ10は、検出された操作が第1の操作でないと判断した場合(ステップS22でNo)、ステップS23として、検出された操作に応じた動作を行い、そしてステップS21に進む。コントローラ10は、検出された操作が第1の操作であると判断した場合(ステップS22でYes)、ステップS24として、アイコン50をホーム画面40の下部領域54(第1領域55)に優先的に配置する。
次に、コントローラ10は、ステップS25として、スマートフォン1に対して何らかの操作がなされたか否かを判断する。コントローラ20は、スマートフォン1に対して何らかの操作がなされていないと判断すると(ステップS25でNo)、ステップS29に進む。
コントローラ10は、スマートフォン1に何らかの操作がなされたと判断すると(ステップS25でYes)、ステップS26として、ステップS25で検出されたスマートフォン1に対する操作が第2の操作であるか否かを判断する。ここで、スマートフォン1に対する第2の操作とは、例えば、図9に示すような、スマートフォン1を振る動作である。
コントローラ10は、検出された操作が第2の操作でないと判断した場合(ステップS26でNo)、ステップS27として、検出された操作に応じた動作を行い、そしてステップS29に進む。コントローラ10は、検出された操作が第2の操作であると判断した場合(ステップS26でYes)、ステップS28として、図10Aまたは図10Bに示すように、第2領域56に配置されていたアイコン50を第1領域55に移動させ、ステップS29に進む。コントローラ10は、ステップS25でNoと判断した場合、またはステップS27の処理もしくはステップS28の処理を実行した場合、ステップS29として、処理終了か否かを判断する。コントローラ10は、処理終了ではないと判断した場合(ステップS29でNo)、ステップS25に進み、上記処理を繰り返す。一方、コントローラ10は、処理終了であると判断した場合(ステップS29でYes)、本処理を終了する。
以上の構成を有する本実施形態におけるスマートフォン1は、第1テンプレートまたは第2テンプレート等、優先度が相対的に高いアイコン50がホーム画面40の下部領域54に優先的に配置されるテンプレートを記憶している。スマートフォン1は、このテンプレートを用いることで、ストレージ9に記憶された優先度が相対的に高いアイコン50をホーム画面40の下部領域54に優先的に配置することができる。これにより、装置の操作性を向上させることができる。つまり、スマートフォン1は、下部領域54に優先度が高いアイコンを優先的に配置することで、片手で操作する場合に指が届きやすい領域に使用する可能性がより高いアイコンを表示することができる。
また、スマートフォン1のホーム画面40は、下部領域を含む第1領域55と上部領域を含む第2領域56とを有し、コントローラ10は、優先度が相対的に高いアイコン50を第1領域55に優先的に配置する。これにより、装置の操作性がさらに向上する。
また、第1領域55と第2領域56との境界は、ホーム画面40の左右方向の一方の端部が他方の端部よりも下部側に位置し、かつ上部側に膨らむ曲線形状である。これにより、利用者がスマートフォン1を片手で持って操作する場合に指が届きやすい領域が境界となるため、装置の操作性がさらに向上する。
また、スマートフォン1は、第1テンプレートおよび第2テンプレートを用いることで、利用者が片手操作で使用する手が右手、左手のいずれの場合でも、片手で操作する場合に指が届きやすい領域に使用する可能性がより高いアイコンを表示することができる。例えば、利用者がスマートフォン1を右手で持ち、右手の親指でタッチスクリーンディスプレイ2に対して操作を行う場合には、一般的に利用者の右手親指が届きやすい領域はホーム画面の右下領域である。スマートフォン1は、右手で操作が入力される場合は、コントローラ10が図7Aに示すホーム画面のテンプレートを用いてアイコン50を配置することで、優先度が相対的に高いアイコン50が利用者の右手親指で操作しやすい位置に配置される。また、利用者が左手で操作を入力する場合は、コントローラ10が図7Bに示すホーム画面のテンプレートを用いてアイコン50を配置することで、優先度が相対的に高いアイコン50が利用者の左手親指で操作しやすい位置に配置される。これにより、装置の操作性を向上させることができる。なお、配置パターンデータベース9Eに記憶されているテンプレートのうち、どのテンプレートを用いるかは予め利用者が設定してもよいし、コントローラ10が検出した各種情報に基づいて決定してもよい。
また、本実施形態におけるスマートフォン1によれば、第1領域55および第2領域56の双方にアイコン50が配置された状態で利用者がスマートフォン1を振る動作が検出されると、第2領域56に配置されたアイコン50の少なくとも1つが第1領域55に配置される。この制御によって、利用者は、スマートフォン1を振るだけで、ホーム画面40に表示されたアイコンの位置を移動させることができる。より具体的には、利用者が操作を入力する指が届きにくい領域である第2領域にあるアイコンを簡単な操作で第1領域に移動させることができる。これにより、利用者は、第2領域56に配置された優先度の低いアイコン50に対応付けられたアプリケーションも、スマートフォン1を片手で持ったまま簡便な操作で起動させることができる。これにより、装置の操作性をさらに向上させることができる。
なお、図9では、利用者がスマートフォン1の右下部分を持っている。この状態で利用者がスマートフォン1を手前側に振ると、スマートフォン1の左上部分が、スマートフォン1の右下部分を支点として矢印AR2のように動く。このとき、スマートフォン1の厚さ方向から視た図9の矢印は、ホーム画面40aの左上から右下に向かう方向と略一致している。つまり、図9で、スマートフォン1の左上部分の動きを表す3次元ベクトルの平面方向成分は、境界線52が延びる方向と略直角に交わる。つまり、スマートフォン1は、利用者に把持される部分とその対角にある部分とを結ぶ方向と略直角に交わる方向に延びる線をホーム画面の境界線として設定する。これにより、利用者は、スマートフォン1を振ってアイコンを再配置する際に直感的な操作が可能となる。
上記の実施形態のスマートフォン1は、配置パターンデータベース9Eに記憶されるテンプレートで規定されるアイコン配置領域53に基づいてホーム画面40上のアイコン50の配置を決定した。ここで、テンプレートにおける境界線52の位置およびアイコン配置領域53は、利用者によって設定されてもよい。以下、図7A、図7Bおよび図12を参照して、境界線52の位置およびアイコン配置領域53の位置を設定するための処理について説明する。図12は、テンプレートにおける境界線52とアイコン配置領域53を設定するためのフローチャートである。
図12に示すように、スマートフォン1は、テンプレートを設定するための操作を検出したと判定した場合、ステップS31として、利用者の操作によってテンプレート設定モードに遷移する。ステップS31のテンプレートを設定するための操作は、例えば、図4に示す“Settings”アイコンに対するタップである。コントローラ10は、テンプレート設定モードに遷移した場合、図7Aまたは図7Bのようなテンプレート設定画面をタッチスクリーンディスプレイ2に表示させる。
コントローラ10は、ステップS31でテンプレート設定モードに遷移した場合、ステップS32として、第1領域および第2領域を設定する。具体的には、コントローラ10は、利用者により入力されたタッチスクリーンディスプレイ2に表示されたテンプレート設定画面に対する操作に基づいて、境界線52を設定する。例えば、コントローラ10は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されたテンプレート設定画面に対するスワイプを検出すると、そのスワイプの軌跡に基づいて境界線52に設定する。このとき、コントローラ10は、スワイプの軌跡の位置を境界線52としてもよいし、スワイプの軌跡から一定距離画面上側の位置を境界線52としてもよい。コントローラ10は、境界線52を設定した後に、ホーム画面40において境界線52に対して画面下側を第1領域55とし、画面上側の領域を第2領域56として設定する。
コントローラ10は、ステップS32の処理を行ったら、ステップS33として、優先度に応じたアイコン50の配置、すなわちアイコン配置領域53を設定する。例えば、コントローラ10は、テンプレート設定画面に表示されたアイコン配置領域53の四角形の枠に対するタップが検出された順番に、アイコン50の優先度を設定する。つまり、コントローラ10は、タップされた順番に基づいてアイコン配置領域の優先度を設定する。なお、コントローラ10は、アイコン配置領域53の四角形の枠に対するドラッグが検出された場合に、アイコン配置領域の位置を調整してもよい。コントローラ10は、ステップS33の処理を行ったら、本処理を終了する。なお、ステップS32の処理とステップS33の処理は利用者の操作に対応して順番を逆にしてもよい。
図8では、ホーム画面に対するスワイプが行われるとコントローラ10が優先度に応じたアイコン50の配置制御を行う例を示したが、アイコン50の配置の制御はこれに限定されない。以下に、アイコンがホーム画面の下部領域に優先的に配置される制御の第2の例、第3の例、第4の例および第5の例について説明する。
図13を参照して、コントローラ10がホーム画面とは異なる画面に対するスワイプにより優先度に応じたアイコン50の配置を制御する例について説明する。図13は、アイコンがホーム画面の下部領域に優先的に配置される制御の第2の例を示す図である。
まず、スマートフォン1は、図13のステップS41に示すように、タッチスクリーンディスプレイ2にロック画面60を表示している。ここで、ロック画面60は、誤操作で各種動作を起動することを抑制するための画面である。スマートフォン1は、ロック画面60を表示している状態で、設定された解除操作以外の操作が入力された場合、他の画面に移行しない。設定された解除操作が入力された場合、ホーム画面や起動中のアプリケーションの画面に移行する。ロック画面60は、実線61および実線62が表示されている。実線61は緩やかな曲線であり、ロック画面60の下部領域から右上方向に延びている。実線62は緩やかな曲線であり、ロック画面60の下部領域から左上方向に延びている。
コントローラ10は、ステップS41に示すようにロック画面60を表示している状態で、ロック画面の実線61に沿ったスワイプが検出されると、スマートフォン1をアンロックする。そして、コントローラ10は、ステップS42として、図8のステップS12と同様の処理を行う。すなわち、コントローラ10は、ステップS42として、図7Aに示す第1テンプレートに従い、優先度が相対的に高いアイコン50を、ホーム画面40の第1領域55に優先的に配置する。
以上に述べたように、スマートフォン1は、ロックを解除するための操作が行われたことを契機としてアイコン50の配置を制御する。これにより、スリープから復帰する場合等に簡易な操作により優先度に応じてアイコンが配置されるため、装置の操作性が向上する。
なお、ロック画面60に表示される実線61は、利用者が右手でスマートフォンを持ち右手親指で操作をする際に操作を行いやすい位置に表示されている。一方、実線62は、利用者が左手でスマートフォンを持ち左手親指で操作をする際に操作を行いやすい位置に表示されている。コントローラ10は、ステップS41で実線62に沿ったスワイプを検出した場合に、図7Bに示す第2テンプレートに従ってアイコン50を配置してもよい。
図13におけるステップS42では、図8のステップS12と同様に、コントローラ10は第1テンプレートに従ってアイコン50を配置する。ここで、コントローラ10は、ロック解除のためのスワイプジェスチャの軌跡を境界線52に設定してもよい。
スマートフォン1が、図13に示すように、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されるロック画面に対するスワイプが検出されるとアンロックするよう設定されているとする。利用者がスマートフォン1を片手で持ち、指でタッチスクリーンディスプレイ2に対するスワイプジェスチャを行う場合、そのスワイプジェスチャがなされるホーム画面上の領域が利用者の指の届く領域である。よって、スマートフォン1は、ロック解除のためのスワイプジェスチャの軌跡をホーム画面の境界線に設定することで、利用者の指の届きやすい範囲を第1領域55に設定することができる。これにより、装置の操作性がさらに向上する。
次に、図14を参照して、コントローラ10が、スワイプジェスチャと異なる操作によりアイコン50の配置を制御する例について説明する。図14は、アイコンがホーム画面の下部領域に配置される制御の第3の例を示す図である。
スマートフォン10は、図14のステップS51に示すように、タッチスクリーンディスプレイ2に、図8におけるステップS11と同様のホーム画面40を表示している。利用者は、タッチスクリーンディスプレイ2にホーム画面40が表示されている状態で、ステップS51に示すように利用者の指F1でタッチスクリーンディスプレイ2に表示されたアイコンとアイコンとの間の点Pを叩く。
この場合、コントローラ10は、点Pでのタップを検出する。そして、コントローラ10は、点Pでのタップを検出すると、ステップS52として、点Pを通りホーム画面40の左下領域と右下領域とを結ぶ線を境界線52bに設定する。境界線52bは、直線である点で図8のステップS12に示す境界線52と異なる。コントローラ10は、図14のステップS52に示すホーム画面40dをこの境界線52bにより下部側の第1領域55bと上部側の第2領域56bとに分割する。そして、コントローラ10は、アイコン50の大きさと、第1領域55bおよび第2領域56bそれぞれの面積とに応じて、第1領域55bおよび第2領域56bそれぞれに配置するアイコン50の数を決定する。そして、コントローラ10は、優先度が相対的に高いアイコン50を第1領域55bに優先的に配置する。
図14のステップS51およびS52では、コントローラ10は、配置パターンデータベース9Eに記憶されたテンプレートを参照せず、タッチスクリーンディスプレイ2に対するタップジェスチャを検出したときにアイコンを配置する領域を決定してもよい。この場合、スマートフォン1は、ストレージ9にテンプレートを記憶する必要がないため、ストレージ9の記憶容量を有効に活用することができる。
図15は、優先度の高いアイコンがホーム画面の下部領域に配置される制御の第3の例を示す図である。スマートフォン1は、図15のステップS61に示すように、タッチスクリーンディスプレイ2に、図8におけるステップS11と同様のホーム画面40を表示している。利用者は、ステップS11と同様に、ホーム画面40が表示されている状態で、利用者の指F1をタッチスクリーンディスプレイ2に接触した状態で矢印AR1の方向に移動させる。
この場合、コントローラ10は、タッチスクリーンディスプレイ2でホーム画面40上において左下から右上に向かうスワイプを検出する。そして、コントローラ10は、ホーム画面上において左下から右上に向かうスワイプを検出すると、ステップS62に示すように、タッチパネルディスプレイ2にホーム画面40eを表示する。
ステップS62に示すホーム画面40eは、第1領域55及び第2領域56を有していない。ホーム画面40eは、ステップS61でホーム画面40に表示されていた14個のアイコン50を、下部領域に表示している。ホーム画面40eに表示されたアイコン50各々のサイズは、ホーム画面40に表示されたアイコン50各々のサイズに比べて小さい。また、アイコン50同士の位置関係は、ステップS61とS62とで同じである。
図16は、優先度の高いアイコンがホーム画面の下部領域に配置される制御の第4の例を示す図である。スマートフォン1は、図16のステップS71に示すように、タッチスクリーンディスプレイ2に、図8におけるステップS11と同様のホーム画面40を表示している。利用者は、ステップS11と同様に、ホーム画面40が表示されている状態で、利用者の指F1をタッチスクリーンディスプレイ2に接触した状態で矢印AR1の方向に移動させる。
この場合、コントローラ10は、タッチスクリーンディスプレイ2でホーム画面40上において左下から右上に向かうスワイプを検出する。そして、コントローラ10は、ホーム画面上において左下から右上に向かうスワイプを検出すると、ステップS72に示すように、タッチパネルディスプレイ2にホーム画面40fを表示する。
ステップS72に示すホーム画面40fは、第1領域55及び第2領域56を有していない。ホーム画面40fは、ステップS71でホーム画面40に表示されていた14個のアイコン50のうち、4つのアイコン50を、下部領域に表示している。ホーム画面40fに表示されたアイコン50各々のサイズは、ホーム画面40に表示されたアイコン50各々のサイズと同じである。
図15および図16に示すように、スマートフォン1は、ホーム画面40に、互いに区別された第1領域55および第2領域56を有していなくてもよい。この場合も、スマートフォン1は、利用者の操作に応じて、アイコンをホーム画面40の下部領域に優先的に配置すればよい。
本発明を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施例に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施例に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。
例えば、図5に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。
また、上記の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。例えば、添付の請求項に係る装置は、モバイルフォン、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、又はゲーム機等の携帯電子機器であってもよい。また、添付の請求項に係る装置は、デスクトップパソコン、テレビ受像器等の据え置き型の電子機器であってもよい。
また、上述した実施形態に係るスマートフォンが行う制御の例は、それぞれが適宜組み合わせられてよい。
また、上記の実施形態では、アイコンの一例としてアイコンについて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、QWERTYキーに代表されるソフトウェアキーボードのキーがアイコンであるとされてもよい。
また、利用者がスマートフォンを購入した直後等、ホーム画面にアイコンが配置されているが、選択されたテンプレートに基づいてアイコンが配置されたことがない場合が考えられる。この場合、スマートフォンは、複数のテンプレートから選択されたテンプレートに基づいてホーム画面にアイコンを配置してよい。
また、上記の実施形態で、スマートフォンは、複数のテンプレートから選択されたテンプレートに基づいてホーム画面にアイコンを配置した後に、タッチスクリーンディスプレイを介して所定の操作が検出された場合には、アイコンの配置位置を変更することができる。
また、上記の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置が、利用者の操作に応じてアイコンの配置を変更する例を示したが、タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、利用者の操作がない場合でもアイコンの配置を変更してよい。
また、上記の実施形態では、優先度が相対的に高いアイコンがホーム画面の下部領域を含む第1領域に優先的に配置されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、優先度が相対的に高いアイコンがホーム画面の下部領域だけに配置されてもよい。この場合、アイコンは、ホーム画面の第1領域において下部領域を除く領域、およびホーム画面の第2領域に配置されなくともよい。
また、上記の実施形態では、ホーム画面が境界線によって2つの領域(第1領域および第2領域)に分割されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2領域が別の境界線によって分割され、第3領域が設定されてもよい。
また、上記の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイに表示されるホーム画面の上下方向とタッチスクリーンディスプレイの長辺に沿った方向とが略同一方向である。言い換えれば、ホーム画面は上下方向が左右方向よりも長く表示されている。しかしながら、本発明はこれに限定されない。コントローラが加速度センサの検出結果に基づいて装置の姿勢を検出し、ホーム画面を左右方向が上下方向よりも長い状態で表示させてもよい。すなわち、タッチスクリーンディスプレイに表示されるホーム画面の上下方向とタッチスクリーンディスプレイの短辺に沿った方向が略同一方向であってもよい。
また、上記の実施形態では、例えば図8のステップS12においてホーム画面に境界線が表示されているが、本発明はこれに限定されない。コントローラは、優先度に応じてアイコンを配置する際に、ホーム画面に境界線を表示しなくともよい。また、上記実施形態のスマートフォン1は、アイコン配置領域の全てにアイコンを配置した場合として説明したが、これに限定されない。コントローラは、ホーム画面に表示させるアイコンの数がアイコン配置領域の数よりも少ない場合、アイコンを、優先度の高いアイコン配置領域から順に配置し、優先度の低いアイコン配置領域にはアイコンを表示しないようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、コントローラは、図9に示すように、ホーム画面の第2領域にアイコンが表示された状態で装置が振られたことを検出するとそのアイコンを第1領域に表示するが、本発明はこれに限定されない。例えば、コントローラは、タッチスクリーンディスプレイに対するスワイプジェスチャが検出されると第2領域に配置されたアイコンを第1領域に表示してもよい。
また、上記の実施形態では、第1領域および第2領域の双方にアイコンが配置される場合に、第2領域に配置されるアイコンの大きさが第1領域に配置されるアイコンの大きさよりも小さいが、本発明はこれに限定されない。第2領域に配置されるアイコンの大きさが第1領域に配置されるアイコンの大きさよりも大きくてもよい。
また、上記の実施形態では、4つのテンプレートが配置パターンデータベースに記憶されている。しかしながら、本発明はこれに限定されない。配置パターンデータベースに記憶されるテンプレートの数は、2つ以上であればよい。
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9D テーブル
9E 配置パターンデータベース
9Z 設定データ
10 コントローラ
12、13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
20 ハウジング
40 ホーム画面
50 アイコン
52 境界線
54 下部領域
55 第1領域
56 第2領域

Claims (7)

  1. アイコンが配置されるホーム画面を表示するタッチスクリーンディスプレイと、
    前記アイコンを前記ホーム画面の下部領域に優先的に配置するコントローラと、
    を備える装置。
  2. 前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイに対する操作に基づいて、前記アイコンを前記ホーム画面の下部領域に優先的に配置する
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイに対する操作に基づいて前記下部領域を設定する
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記ホーム画面は、前記下部領域を含む第1領域と前記ホーム画面の上部領域を含む第2領域とを有し、
    前記コントローラは、前記アイコンを、前記第1領域と前記第2領域との境界に近い位置に優先的に配置する
    請求項1に記載の装置。
  5. 前記アイコンは、優先度が対応付けられ、
    前記コントローラは、前記アイコンの優先度に応じて当該アイコンを前記下部領域に優先的に配置する
    請求項1に記載の装置。
  6. アイコンが配置されるホーム画面を表示するタッチスクリーンディスプレイを備える装置を制御する方法であって、
    前記アイコンを前記ホーム画面の下部領域に優先的に配置するステップ
    を含む方法。
  7. アイコンが配置されるホーム画面を表示するタッチスクリーンディスプレイを備える装置に、
    前記アイコンを前記ホーム画面の下部領域に優先的に配置するステップ
    を実行させるプログラム。
JP2011186614A 2011-08-29 2011-08-29 装置、方法、及びプログラム Withdrawn JP2013047919A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011186614A JP2013047919A (ja) 2011-08-29 2011-08-29 装置、方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011186614A JP2013047919A (ja) 2011-08-29 2011-08-29 装置、方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013047919A true JP2013047919A (ja) 2013-03-07

Family

ID=48010874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011186614A Withdrawn JP2013047919A (ja) 2011-08-29 2011-08-29 装置、方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013047919A (ja)

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014191619A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Fujitsu Ltd 情報処理装置,情報処理方法,プログラム
WO2014171667A1 (ko) * 2013-04-15 2014-10-23 킴소프트 주식회사 배경화면 인식에 따른 화면 구성요소 자동 배열 방법, 그리고 배경화면 인식에 따른 화면 구성요소 자동 배열을 구현한 사용자단말
JP2016009404A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 富士通株式会社 データ系列選択方法、データ系列選択プログラムおよび携帯端末
WO2016121876A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 京セラ株式会社 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
JP2017068367A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 電子端末、及びその制御方法とプログラム
JP2017068368A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 電子端末、及びその制御方法とプログラム
WO2017221510A1 (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法
WO2019093624A1 (ko) * 2017-11-13 2019-05-16 삼성전자(주) 디스플레이장치 및 디스플레이장치의 제어방법
JP2019120976A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 Dynabook株式会社 システム
JP2019160092A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末装置および携帯端末装置の表示制御方法
JP2019160091A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末装置および携帯端末装置の表示制御方法
JP2020161134A (ja) * 2020-03-17 2020-10-01 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 関連するユースインターフェースオブジェクトの表示
WO2020213480A1 (ja) * 2019-04-15 2020-10-22 株式会社マーベラス 画像表示装置およびその動作制御方法
US11316968B2 (en) 2013-10-30 2022-04-26 Apple Inc. Displaying relevant user interface objects
US11449194B2 (en) 2005-12-30 2022-09-20 Apple Inc. Portable electronic device with interface reconfiguration mode
US11500516B2 (en) 2010-04-07 2022-11-15 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for managing folders
US11586348B2 (en) 2007-01-07 2023-02-21 Apple Inc. Portable multifunction device, method, and graphical user interface supporting user navigations of graphical objects on a touch screen display
US11604559B2 (en) 2007-09-04 2023-03-14 Apple Inc. Editing interface
US11675476B2 (en) 2019-05-05 2023-06-13 Apple Inc. User interfaces for widgets
US11734708B2 (en) 2015-06-05 2023-08-22 Apple Inc. User interface for loyalty accounts and private label accounts
US11733656B2 (en) 2016-06-11 2023-08-22 Apple Inc. Configuring context-specific user interfaces
US11733055B2 (en) 2014-09-02 2023-08-22 Apple Inc. User interactions for a mapping application
US11736602B2 (en) 2006-09-06 2023-08-22 Apple Inc. Portable multifunction device, method, and graphical user interface for configuring and displaying widgets
US11783305B2 (en) 2015-06-05 2023-10-10 Apple Inc. User interface for loyalty accounts and private label accounts for a wearable device
US11809700B2 (en) 2010-04-07 2023-11-07 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for managing folders with multiple pages
US11816325B2 (en) 2016-06-12 2023-11-14 Apple Inc. Application shortcuts for carplay
US11836725B2 (en) 2014-05-29 2023-12-05 Apple Inc. User interface for payments

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11449194B2 (en) 2005-12-30 2022-09-20 Apple Inc. Portable electronic device with interface reconfiguration mode
US11650713B2 (en) 2005-12-30 2023-05-16 Apple Inc. Portable electronic device with interface reconfiguration mode
US11736602B2 (en) 2006-09-06 2023-08-22 Apple Inc. Portable multifunction device, method, and graphical user interface for configuring and displaying widgets
US11586348B2 (en) 2007-01-07 2023-02-21 Apple Inc. Portable multifunction device, method, and graphical user interface supporting user navigations of graphical objects on a touch screen display
US11604559B2 (en) 2007-09-04 2023-03-14 Apple Inc. Editing interface
US11500516B2 (en) 2010-04-07 2022-11-15 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for managing folders
US11809700B2 (en) 2010-04-07 2023-11-07 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for managing folders with multiple pages
JP2014191619A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Fujitsu Ltd 情報処理装置,情報処理方法,プログラム
WO2014171667A1 (ko) * 2013-04-15 2014-10-23 킴소프트 주식회사 배경화면 인식에 따른 화면 구성요소 자동 배열 방법, 그리고 배경화면 인식에 따른 화면 구성요소 자동 배열을 구현한 사용자단말
US11316968B2 (en) 2013-10-30 2022-04-26 Apple Inc. Displaying relevant user interface objects
US11836725B2 (en) 2014-05-29 2023-12-05 Apple Inc. User interface for payments
JP2016009404A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 富士通株式会社 データ系列選択方法、データ系列選択プログラムおよび携帯端末
US11733055B2 (en) 2014-09-02 2023-08-22 Apple Inc. User interactions for a mapping application
JP2016143069A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 京セラ株式会社 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
US10116787B2 (en) 2015-01-29 2018-10-30 Kyocera Corporation Electronic device, control method, and non-transitory storage medium
WO2016121876A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 京セラ株式会社 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
US11783305B2 (en) 2015-06-05 2023-10-10 Apple Inc. User interface for loyalty accounts and private label accounts for a wearable device
US11734708B2 (en) 2015-06-05 2023-08-22 Apple Inc. User interface for loyalty accounts and private label accounts
JP2017068367A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 電子端末、及びその制御方法とプログラム
JP2017068368A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 電子端末、及びその制御方法とプログラム
US11733656B2 (en) 2016-06-11 2023-08-22 Apple Inc. Configuring context-specific user interfaces
US11816325B2 (en) 2016-06-12 2023-11-14 Apple Inc. Application shortcuts for carplay
JPWO2017221510A1 (ja) * 2016-06-23 2018-06-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法
WO2017221510A1 (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法
CN107850980A (zh) * 2016-06-23 2018-03-27 京瓷办公信息系统株式会社 便携式终端装置以及便携式终端装置的控制方法
US20180210616A1 (en) * 2016-06-23 2018-07-26 Kyocera Document Solutions Inc. Mobile terminal device and method for controlling mobile terminal device
US10996824B2 (en) 2017-11-13 2021-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device and method for controlling display device
WO2019093624A1 (ko) * 2017-11-13 2019-05-16 삼성전자(주) 디스플레이장치 및 디스플레이장치의 제어방법
JP2019120976A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 Dynabook株式会社 システム
JP7080636B2 (ja) 2017-12-28 2022-06-06 Dynabook株式会社 システム
JP2019160091A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末装置および携帯端末装置の表示制御方法
JP7087494B2 (ja) 2018-03-15 2022-06-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末装置および携帯端末装置の表示制御方法
JP2019160092A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末装置および携帯端末装置の表示制御方法
WO2020213480A1 (ja) * 2019-04-15 2020-10-22 株式会社マーベラス 画像表示装置およびその動作制御方法
JPWO2020213480A1 (ja) * 2019-04-15 2021-04-30 株式会社マーベラス 画像表示装置およびその動作制御方法
TWI828897B (zh) * 2019-04-15 2024-01-11 日商驚嘆公司 影像顯示裝置及其動作控制方法
US11675476B2 (en) 2019-05-05 2023-06-13 Apple Inc. User interfaces for widgets
JP2020161134A (ja) * 2020-03-17 2020-10-01 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 関連するユースインターフェースオブジェクトの表示
JP7142661B2 (ja) 2020-03-17 2022-09-27 アップル インコーポレイテッド 関連するユースインターフェースオブジェクトの表示

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013047919A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5779064B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5715042B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6194162B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6017891B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5850736B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
JP6110654B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6091829B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013092989A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6058790B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013131193A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5801673B2 (ja) 電子機器、方法、及びプログラム
JP2013092988A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5859932B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5762885B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5753475B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5762935B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5775432B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013065290A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2015106181A (ja) 電子機器、制御方法、及び制御プログラム
JP5959372B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6080355B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
JP6139068B2 (ja) 装置及び方法
JP2013101547A (ja) 装置、方法及びプログラム
JP5848971B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20141104