JP6220307B2 - 陸上型フラップゲート - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、高潮や津波対策として、防潮堤の堤体天端面など、径間の広い開口部に設置される陸上型フラップゲートに関するものである。
例えば防波堤の開口部に設置され、増水時、増水した水が生活空間や地下空間に流れ込まないように、流入しようとする水の浮力を利用して扉体を起立させ、前記開口部を遮断する浮体式フラップゲートがある(例えば特許文献1)。
このような浮体式フラップゲートを、防潮堤の堤体天端面に敷設した場合、非常時のみ必要な高さが得られ、非常時以外は堤体の高さを低くできるので、陸側から海側の見晴らしがよくなって景観を阻害することがなくなる。
しかしながら、防潮堤の堤体天端面に敷設する浮体式フラップゲートの場合、防波堤の開口部に設置する浮体式フラップゲートに比べて、海水の流入を阻止する部分の長さが長くなるので、連結する扉体の数が多くなって、扉体同士の連結箇所が増加する。さらに、浮体式フラップゲートの両側部だけで扉体の起立動作又は倒伏動作に補助力を与えることは難しい。
この扉体同士の連結は、図8に示すように、扉体1の隣接する側面全域にフランジ2を溶接接合し、これらフランジ2の表面に水密ゴム3と押さえ板4を重ね、これら隣接する両扉体1の水密ゴム3と押さえ板4の間に、両扉体1を水密状に連結する止水膜5を介在させて所定の間隔ごとにボルト6とナット7で締付けた構造である。
ところで、前記浮体式フラップゲートは、外観の目視検査のほか、起立開始の浮上確認検査、倒伏状態から起立状態及び起立状態から倒伏状態への動作確認検査を定期的に行う必要がある。
このような起立開始の浮上確認検査、倒伏状態と起立状態間の動作確認検査を行う際、防潮堤の堤体天端面に敷設する浮体式フラップゲートの場合は連結する扉体の数が多くなるので、全ての扉体を一度に点検するのが困難になる。
特に起立開始の浮上確認検査の場合は、隣接する扉体の影響を受けないように、全ての隣接する扉体間の連結を解除して前記点検を行うことになるので、隣接する扉体を水密状に連結する止水膜を取付けている多数のボルトとナットの取外しに多大の手間がかかる。
特開2012−241449号公報
本発明が解決しようとする問題点は、浮体式フラップゲートを防潮堤の堤体天端面に敷設する場合など、径間の長い開口部の浸水対策設備として導入する際、浮体式フラップゲートの両側部だけで扉体の動作に補助力を与えるには、構造上設置幅に制約を生じ、かつ、起立開始の浮上確認検査に多大の手間がかかるという点である。
本発明は、上記問題を解決するために、扉体動作に補助力を与える機構を各扉体の後端側下方に設けることで、径間の長短によらず構築でき、起立開始の浮上確認検査、倒伏状態と起立状態間の動作確認検査を行う際に、隣接する扉体間の連結部分に取付けた止水膜の取外しを不要として、メンテナンスの負担を軽減することを目的としてなされたものである。
本発明は、
後端側を支点として先端側が起立搖動する複数の扉体を一列に並べて連結した陸上型フラップゲートであって、
前記扉体の後端部に一端を取付けたロープの他端にカウンタウエイトを取付ける一方、前記扉体が起立途中又は倒伏途中で前記カウンタウエイトが最下点となり、起立又は倒伏の開始時には起立又は倒伏を補助する一方、起立又は倒伏の完了前には起立又は倒伏の抵抗として作用するように、前記扉体の後端側下方に前記ロープを案内する固定滑車を設置すると共に、
隣接する前記扉体間を水密状に塞ぐ止水膜を、前記扉体の後端側から先端側に向かって幅が漸次拡大する台形状としたことを最も主要な特徴としている。
上記の本発明では、扉体が起立途中又は倒伏途中を分岐点として、カウンタウエイトが、起立又は倒伏の開始時には起立又は倒伏を補助する一方、起立又は倒伏の完了前には起立又は倒伏の抵抗として作用する。従って、起立又は倒伏の開始時には水位への追従性が良くなる一方、起立又は倒伏の完了前には起立又は倒伏の衝撃を緩和できる。
また、本発明では、隣接する扉体間を水密状に塞ぐ止水膜を、扉体の後端側から先端側に向かって幅が漸次拡大する台形状としたので、隣接する扉体とは独立して、扉体の先端側を一定角度起立することを許容する。
従って、起立開始の動作確認を行いたい扉体の後端部に、浮上確認点検用ウエイトを吊り下げるだけで、起立開始の浮上確認検査を行うことができる。
また、それぞれの扉体の後端部に動作確認点検用動滑車を吊下げ、前記動滑車と扉体の後端側下方に設置した可動確認用固定滑車に巻き回したロープをウインチで巻き取ることで、倒伏状態と起立状態間の動作確認を行うことができる。
本発明では、起立又は倒伏の開始時には水位への追従性が良くなるのと共に、起立又は倒伏の完了前には起立又は倒伏の衝撃を緩和できるのに加えて、起立開始の浮上確認を行いたい扉体の後端部に、浮上確認点検用ウエイトを吊り下げるだけで、起立開始の浮上確認を行うことができる。
また、倒伏状態と起立状態間の動作確認検査は、浮上確認点検用ウエイトに代えて、それぞれの扉体の後端部に動作確認点検用動滑車を吊下げ、前記動滑車と可動確認用固定滑車に巻き回したロープをウインチで巻き取るだけで、倒伏状態と起立状態間の動作確認を行うことができる。
また、本発明では、カウンタウエイトや固定滑車を扉体の後端側下方に設置するので、扉体が倒伏状態の場合は、当該扉体の上方にはフラップゲートの構成要素が存在せず、景観を阻害することがない。
本発明の陸上型フラップゲートの概略構成図で、(a)は倒伏状態の扉体を平面側から見た図、(b)は倒伏状態の扉体の側面側から見た図、(c)は倒伏状態の扉体の先端側から見た図、(d)は倒伏状態の扉体の後端側から見た図を示す。 本発明の陸上型フラップゲートの隣接する扉体間同士の水密構成を示した図で、(a)は倒伏状態の扉体の側面側から見た図、(b)は倒伏状態の扉体の先端側から見た斜視図、(c)は止水膜を平面方向から見た図である。 本発明の陸上型フラップゲートにおいて、起立開始の浮上確認検査を行う際の浮上確認点検用ウエイトを吊り下げた状態を示した扉体の後端部側から見た斜視図で、(a)は扉体の後端部1か所に浮上確認点検用ウエイトを1個吊下げた場合の図、(b)は扉体の後端部2か所に浮上確認点検用ウエイトをそれぞれ1個吊下げた場合の図、(c)は扉体の後端部1か所に浮上確認点検用ウエイトを2個吊下げた場合の図である。 本発明の陸上型フラップゲートにおける扉体底部の水密構造及び起立搖動の支点構造の一例を、倒伏状態の扉体の側面側から見た図である。 本発明の陸上型フラップゲートにおいて、倒伏状態と起立状態間の動作確認検査を行う際の状態を示した図で、(a)は倒伏状態の扉体の側面側から見た図、(b)は倒伏状態の扉体の後端側から見た図である。 本発明の陸上型フラップゲートにおける、他端にカウンタウエイトを取付けたロープを案内する固定滑車の他の配置例を示した図で、(a)は倒伏状態の扉体の側面側から見た図、(b)は倒伏状態の扉体の後端側から見た図である。 図6に示した実施例の固定滑車に代えてドラムを使用した場合の図6と同様の図である。 従来のフラップゲートの隣接する扉体間同士の水密構成を扉体の先端側から見た図である。
本発明は、径間の長短に関わらず構築が可能で、起立開始の浮上確認検査、倒伏状態と起立状態間の動作確認検査を行う際に、隣接する扉体間を水密状に塞ぐ止水膜の取外しを不要とするという目的を、扉体の動作を補助する機構を各扉体の後端側下方に設け、かつ、前記止水膜を、扉体の後端側から先端側に向かって幅が漸次拡大する台形状とすることで実現した。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の陸上型フラップゲートの概略構成図である。
図1において、11は例えば防潮堤12の堤体天端面12aに設置される本発明の陸上型フラップゲートであり、高潮や津波の発生時に、防潮堤12を越えて押し寄せてきた海水により起立して、防潮堤12より陸側に海水が流れ込まないようにするものである。なお、図1(a)(b)では、紙面左側が海側、紙面右側が陸側である。
この陸上型フラップゲート11は、図1(a)に示すように、複数の扉体13を一列に並べて連結したもので,図1(b)に想像線で示すように、陸側に位置する後端側を支点13aとして、海側に位置する先端側が起立搖動する。
そして、これらそれぞれの扉体13の例えば後端面2か所にロープ14の一端を取付け、このロープ14の他端を、扉体13の後端部の陸側に設置した、その天井面が倒伏状態の扉体13の表面と略同じ高さとなる支柱15の後端部の陸側の内部空間に設置した例えば2個の固定滑車16a,16bを介してカウンタウエイト17に取付けている。
この際、前記固定滑車16a,16bは、前記扉体13が起立又は倒伏の途中でカウンタウエイト17が最下点となり、起立又は倒伏の開始時には起立又は倒伏を補助する一方、起立は倒伏の完了前には起立又は倒伏の抵抗として作用するような位置に設置する。
このような構成の本発明の陸上型フラップゲート11は、扉体13が倒伏状態の場合は、当該扉体13の上方には陸上型フラップゲート11の構成要素が存在しないので、景観を阻害することがない。
一方、高潮や津波の発生時に、押し寄せてきた海水が防潮堤12を越えて陸側に流れ込もうとした時には、押し寄せてきた海水が扉体13に作用して発生する浮力により、扉体13は無動力かつ人の操作なしに起立する。その起立開始時、前記カウンタウエイト17が降下することで、扉体13の起立を補助する。
水位の増加に伴って扉体13は起立するが、扉体13の起立途中でカウンタウエイト17が最下点の位置となった後は、カウンタウエイト17は上昇するので、カウンタウエイト17が抵抗となって扉体13の起立速度を減速し、起立完了時の衝撃を緩和する。
なお、高潮や津波が引いて水位が低下した場合は、カウンタウエイト17が降下し、扉体13を倒伏方向に引っ張って水位の低下に追従して倒伏するが、カウンタウエイト17が最下点の位置となった後は、カウンタウエイト17は上昇して抵抗となり、扉体13の降伏速度を減速して降伏完了時の衝撃を緩和する。
また、複数の扉体13を一列に並べて連結した本発明の陸上型フラップゲート11では、隣接する扉体13同士は水密状態を維持して連結している。
この連結は、図2(a)(b)に示すように、防潮堤12の堤体天端面12aと堤体の陸側法面12bの上部の、相対する位置で行っている。その連結構造は、扉体13の隣接する側端面及び底面にフランジ18を溶接接合し、これらフランジ18の表面に水密ゴム19を介して止水膜20を配置し、鋼製の押さえ板21で押さえ付けて、ボルト22とナット23で締付けた構造である。そして、本発明では、隣接する扉体13間を水密状に塞ぐ前記止水膜20を、図2(c)に示すように、扉体13の後端側から先端側に向かって幅が漸次拡大する、台形状としたものを採用している。
このように隣接する扉体13間を水密状に塞ぐ止水膜20を、扉体13の後端側から先端側に向かって幅が漸次拡大する台形状となすことで、隣接する扉体13とは独立して、扉体13の先端側が一定角度、例えば3°起立することが許容される。
従って、起立開始の浮上確認検査を行う場合は、図1(d)に示すように、起立開始の浮上確認を行いたい扉体13の後端部に設けた吊下げ部13bに、浮上確認点検用ウエイト24を吊り下げるだけで、隣接する扉体13の連結を解除することなく、起立開始の浮上確認検査を行うことができる。なお、この浮上確認点検用ウエイト24は、人間が持てる程度の10〜20kg程度とする。
この起立開始の浮上確認検査に際し、扉体13の先端側を例えば3°起立できるものであれば、浮上確認点検用ウエイト24は、扉体13の後端部1か所に1個吊下げても(図3(a))、2個吊下げてもよい(図3(c))。また、扉体13の後端部2か所にそれぞれ1個吊下げてもよい(図3(b))。
但し、隣接する扉体13とは独立して、扉体13の先端側が例えば3°を超えて起立し、止水膜20に力が作用しないようにするため、隣接する扉体13の先端面同士を、図1(c)に示すように、例えばチェーン25を用いて緩く連結しておくことが望ましい。この連結手段は、同様の作用効果が得られるものであれば、チェーン25に限るものではない。
一方、扉体13と陸側法面12bとの間の水密は、図4に示すように、扉体13のスキンプレート13cと躯体側の水密金物13d間を水密ゴム26で連結することで水密を確保している。
前記構造で連結した前記水密構造の複数の扉体13は、例えば図4に示すように、扉体13の両側面の、支点13aを中心とする異なる半径位置に、2個のピン13e,13fを設けている。そして、これらピン13e,13fと同一半径の2個の円弧状ガイド孔27a,27bを形成したガイド金物27を、防潮堤12の陸側法面12bに設置して、扉体13の倒伏時、前記ピン13e,13fを円弧状ガイド孔27a,27bで案内するようにしている。この場合、ガイド孔27a,27bの円弧長さは、扉体13の先端側の起立搖動角度に応じて決定する。
このような構造を採用すれば、扉体13の起立搖動の支点13aには回転軸が存在しないので、水密ラインを連続することができる。また、扉体13に作用する水圧荷重は、ピン13e,13fと、扉体13の縦桁13gの端部13gaの2点で支持し、躯体に伝達される。
図5は、倒伏状態と起立状態間の動作確認検査を行うための機構である。この機構は、例えば、扉体13の後端面に設置した前記吊下げ部13bに吊下げる動作確認点検用動滑車28に巻き回したロープ29を案内する可動確認用固定滑車30と、前記ロープ29の巻き取り用ウインチ31を、扉体13の後端側下方に配置したものである。
このような構成の場合、前記浮上確認点検用ウエイト24に代えて、図5(b)に示すように、それぞれの扉体13の後端部に動作確認点検用動滑車28を吊下げ、これら動滑車28と前記可動確認用固定滑車30に巻き回したロープ29をウインチ31で巻き取ることで、倒伏状態と起立状態間の動作確認を行うことができる。
本発明は、前記の例に限るものではなく、各請求項に記載の技術的思想の範疇であれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
例えば、上記実施例では、2個の固定滑車16a,16bで、扉体13が起立又は倒伏の途中でカウンタウエイト17が最下点となり、起立又は倒伏の開始時には起立又は倒伏を補助する一方、起立又は倒伏の完了前には起立又は倒伏の抵抗として作用するようにしている。しかしながら、同様の作用を奏することが可能であれば、図6に示すように1個の固定滑車16でもよい。また、図7に示すように、前記固定滑車16に代えてドラム32を採用してもよい。
また、上記実施例では、浮上確認点検用ウエイト24と動作確認点検用動滑車28を同一の吊下げ部13bに吊下げているが、両者24,28を異なる位置に吊下げるようにしてもよい。
また、前記止水膜20は、隣接する扉体13間を水密状に塞ぐことができるものであれば、伸縮性の有無など、その他の性質については特に限定されない。
11 陸上型フラップゲート
12 防潮堤
13 扉体
13a 支点
13b 吊下げ部
14 ロープ
16a,16b 固定滑車
17 カウンタウエイト
20 止水膜
24 浮上確認点検用ウエイト
28 動作確認点検用動滑車
29 ロープ
30 可動確認用固定滑車
31 ウインチ

Claims (3)

  1. 後端側を支点として先端側が起立搖動する複数の扉体を一列に並べて連結した陸上型フラップゲートであって、
    前記扉体の後端部に一端を取付けたロープの他端にカウンタウエイトを取付ける一方、前記扉体が起立途中又は倒伏途中で前記カウンタウエイトが最下点となり、起立又は倒伏の開始時には起立又は倒伏を補助する一方、起立又は倒伏の完了前には起立又は倒伏の抵抗として作用するように、前記扉体の後端側下方に前記ロープを案内する固定滑車を設置すると共に、
    隣接する前記扉体間を水密状に塞ぐ止水膜を、前記扉体の後端側から先端側に向かって幅が漸次拡大する台形状としたことを特徴とする陸上型フラップゲート。
  2. それぞれの前記扉体の後端部に、起立開始の浮上確認点検用ウエイトの吊下げ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の陸上型フラップゲート。
  3. それぞれの前記扉体の後端部に、倒伏状態と起立状態間の動作確認点検用動滑車の吊下げ部を設けるとともに、前記扉体の後端側下方に、それぞれの扉体に吊下げた前記動滑車に巻き回したロープを案内する可動確認用固定滑車と、前記ロープの巻き取り用ウインチを配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の陸上型フラップゲート。
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