JP5776083B2 - 非常用防護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、津波や洪水などの非常事態に対し安全を確保できるようにした非常用防護装置に関する。
例えば、大地震により大津波が襲来すると、海水だけでなく船舶や家屋さらに車両など様々なものが押し流されてくるため、一般構造の住宅はその殆どが壊滅してしまうことが分かっている。
特開2005−315058
その場合の対策として、例えば、堤防に防護柱を立設して複数の防護柱間にワイヤやメッシュなどを張設しておくことで船舶などを捕捉しそれ以上は陸上へ流入させないようにしている。
しかし、これまでのこうした防護装置は、一般的に高さが一定のものであるため、想定を超える高さの津波がくるとそれを容易に超えてしまい大被害につながってしまう問題がある。それでは防護装置を当初より高くしておけばよい訳であるが、そうすると美観を損なうなどの不都合がある。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、想定を超える津波が来た場合でも押し流されてくる船舶やコンテナなどを捕捉し得るとともに平時は低く環境を損なわないようにすることができる非常用防護装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、津波襲来のおそれのある道路の脇部分である設置基盤に埋め込みにより多数立設配備されたレールポールに添ってガードレールが横架固定されて該ガードレールが津波流に対抗するように構成され、前記設置基盤には、各レールポールに添うようにして基部防護柱が立設されるとともに、この基部防護柱には、下端に蓋を備え上端にフロートを備えた第2防護柱が下端に開けた注水 口を通じての津波流の取込みにより上昇動作するように挿し込まれ、これら第2防護柱の隣り合う間には、ワイヤフロートを線上に備えたワイヤロープが上下複数本離した状態で掛け渡されるとともに、第2防護柱とレールポール側との間には、第2防護柱の上昇を一定高さで止めるストッパが設けられていることを特徴とする
上述したように本発明は、津波襲来のおそれのある道路の脇部分である設置基盤に埋め込みにより多数立設配備されたレールポールに添ってガードレールが横架固定されて該ガードレールが津波流に対抗するように構成され、前記設置基盤には、各レールポールに添うようにして基部防護柱が立設されるとともに、この基部防護柱には、下端に蓋を備え上端にフロートを備えた第2防護柱が下端に開けた注水口を通じての津波流の取込みにより上昇動作するように挿し込まれ、これら第2防護柱の隣り合う間には、ワイヤフロートを線上に備えたワイヤロープが上下複数本離した状態で掛け渡されるとともに、第2防護柱とレールポール側との間には、第2防護柱の上昇を一定高さで止めるストッパが設けられていることを特徴とするので、想定を超える津波が来た場合でも押し流されてくる船舶やコンテナなどを捕捉し得るとともに平時は低く環境を損なわないようにすることができる非常用防護装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す縦断面図。 図1の作動説明図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す平面図。 他の実施形態を示す正面図。 図5のA−A線断面図。 他の実施形態を示す側面図。 他の実施形態を示す側断面図。 他の実施形態を示す側断面図。 図9の作動説明を示す断面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す平面図。 図14の拡大縦断面図。 他の実施形態を示す側断面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す側面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す側断面図。 他の実施形態を示す平面図。 図21の要部拡大正面図。 他の実施形態を示す平面図。 他の提案例を示す平面図。 図24の側断面図。 他の提案例に対する従来例を示す側断面図。 図26の駆動源についての津波対策例を示す拡大断面図。 図26のスカム除去駆動源に対する津波対策例を示す拡大図。 円形沈澱池の駆動源についての津波対策例を示す縦断面図。 これらの制御盤についての津波対策例を示す正面図。
以下、本発明の一実施形態を図1および図2に基づいて説明する。
各実施形態で説明する各案は他の実施形態においても適用することができる。
これらの図において、1は設置基盤で、同基盤1は、津波が襲来してくるおそれのある陸上の道路脇(路肩)部分である。この基盤1には、レールポール2…が道路に添って多数埋め込みにより立設配備されている。これらにはブラケット3…を介してガードレール4が横架固定されている。図1の右側が道路の設けられている側であり、津波Xが例えば、右方向から襲来してくるとガードレール4のみでは低く、従って、道路を通る車両5は右方向からの津波Xによりガードレール4を軽く越えて左側へと次々に流されてゆき、流された先で住宅などの瓦礫とともに住宅などの建造物を水圧の作用のもと破壊させるのである。
そのため、レールポール2のある個所にホルダー6を取付けて基部防護柱7を抱持固定し、この防護柱7を介してさらに細いサイズの第2防護柱8を高伸自在に挿し込むとともに、さらに細いサイズの第3防護柱9を高伸自在に挿し込んである。
そして、第3防護柱8の上端には、フロート10を備え付けて津波の流れで浮上するようにしてある。
したがって、津波流によりフロート10に浮力が作用して第2、第3の防護柱8,9が伸びるので、流されてきた車両5…あるいは船舶などはここで捕捉され、それ以上陸上の奥まで流されることがなく、それにより、住宅などを損壊するおそれがなくなる。
尚、図2の右欄に示すように、防護柱7,8,9を新設する場合は、基部防護柱7をレールポールを兼ねたものとして設けることができる。
図3のように、基部防護柱7に第2防護柱8を挿し込んだものとし、第2防護柱8を介してワイヤロープ12を掛け渡したものにすると、このワイヤロープ12により捕捉効果が高まる。この場合、ワイヤロープ12には右欄図のようにワイヤフロート13を取り付けておくと各第2防護柱8の浮上タイミングが揃いやすくなる。ワイヤフロート13は、ワイヤロープ12の線上を移動調節可能に固定する。ワイヤフロート13の存在は、平時における車両の安全確保につながる。
また、ホルダー6から基部防護柱7を通じるように注水口14を開けておくと、この口14から津波流が入ってその水圧により第2防護柱8が強制的に持ち上がることになる。第2防護柱8の底には水圧を受けるための蓋8aを設ける。この蓋8aには通水口を明けておいて急激な圧力作用をなくすようにしてもよい。第2防護柱8の上端を蓋設しておけば前記蓋8aは省略することがある。
第2防護柱8の上方への抜出しを防止するため、固定側と第2防護柱8側(ワイヤロープ12を含む)との間にワイヤロープやリンクチェーンなどのストッパ16を設ける。
尚、フロート10上にはソーラー発電によるLED照明灯15を設置すれば夜間に津波が襲来したときの助けになる。
図4は付加的な提案例を示し、港湾域の岸壁近傍には、海外向けや国内向けなどの車両19…が多く荷積み待ちとして配列待機するものであるが、それが沿岸であることもあって津波の襲来で流されて車両19のみでなく住宅地など他所にも押し寄せて多大な影響を与えるおそれもあり、そのため、これらの車両19…を、多数の杭20とワイヤロープ21とでなる防護装置で囲み、平時は一定個所に開けた出入り口22を通じて車両19…が出入りできるようにし、作業終了後はシャッター23を閉めておいて津波に対処できるように構成することができる。杭20は、右下欄のように基部防護柱7から第2防護柱8が伸びるもので、フロート10による浮力や水圧口7aからの水圧により作動するものとしてもよい。
図5および図6は他の実施形態を示す。津波流Xが襲ってくると、漁船や積荷コンテナ、沿岸の車両25…や建造物損壊片その他諸々のものが陸地へと流されて来る。また、沿岸の発電所や石油タンクなどにこうした船舶類が襲ってくると大災害を招く。従って、あるところでこれら諸々のものの流れを食い止めなければさらに奥地まで流されて他の住宅や諸設備などを壊滅させる要因となる。
図5および図6はそうした問題を解決するためになされたものであり、26は設置基盤で、地盤やコンクリート面、板面のいずれでもよい。この基盤26には津波Xの想定流れ方向に対抗するように立ち上がる非常用防護装置が設置されている。この装置は、座27上に一対の受板28を備えヒンジ軸29を通すとともに立ち上がりストッパ30を背部に備えたベース31を固定具32により数個所に10ないし30mの間隔を置いて配列固設してある。
このベース31には、金属パイプあるいは太径木質材、樹脂など津波流で自己浮上性のある材料を用いた防護柱33が起倒自在に取り付けられている。各防護柱33の上端には主フロート34が取り付けられ、このフロート34は、単に浮上するのでなく先端に傾斜状の浮上促進面34aを有して津波流Xが作用することで突き上げられるようになっているこのフロート34は、中空状あるいは浮上材質にする。防護柱33それ自体が、例えば、幅広型などにして浮上性能を強力なものに確保できるものである場合、この主フロート34は省略することがある。
防護柱33…には、横通し式のワイヤロープ35…が上下数段にわたって通されている。このワイヤロープ35にはワイヤフロート36が適数個設けられているとともに、基盤26との間に引き止めワイヤ37が掛け渡されている。この引き止めワイヤ37は、仮想線の状態で弛んだ状態にあり、防護柱33が立ち上がると引っ張られてストッパ30とともに防護柱33を立ち上がり状態に維持する。38はワイヤ固定具で、下欄のようにアンカー杭39を使ってもよい。引き止めワイヤ37とストッパ30とはいずれか一方をもって構成することもある。
津波流Xが襲来する前は図6の仮想線のように防護柱33は前倒れ状態にあり、そこに津波流Xがくると、浮上促進面34aに起こし上がる力が作用するとともに防護柱33や主フロート34およびワイヤフロート36などに浮力が作用することによりワイヤロープ付きの防護柱33は揃って立ち上がり、引き止めワイヤ37やストッパ30により起立した状態に保たれる。
これにより、図示のように津波流Xとともに船舶や車両25…などが流されてきてもそれを受け留めることができてそれ以上奥地に流すのを阻止する。尚、ストッパ30を省略するか弾性部材とするかるいは引き止めワイヤ37が張られた状態よりも後の段階で初めてストッパとして効くように設定することによって、引き止めワイヤ37はワイヤロープ35とともに緩衝作用をもって車両25などを受け留める作用を発揮し、車両25などの損傷を少なくするとともにワイヤロープ35を超えることも阻止しさらにワイヤロープ35などの損傷を少なくする効果がある。引き止めワイヤ37はリンクチェーンやロープあるいはリンク状部材であってもよい。また、ワイヤロープ35にはメッシュを掛張することがある。
図7は他の実施形態を示す。この実施形態は、前記と同様の目的をもつがさらに引き波Yが襲ってきた場合の対抗できるようにする目的ももっている。即ち、42は設置基盤、43はベース、44はヒンジ軸、45はストッパ、46は浮上可能なパイプ製などの防護柱、47は折り曲げ板状の浮上促進片、48はワイヤロープ、49は引き止めワイヤを示すもので、こうした防護装置には、反転ストッパ50を備えてある。この反転ストッパ50は、ワイヤロープ48あるいは防護柱46に基部が回転自在に取り付けられ先端は自由になっていて、平時は仮想線のように前に水平に伸びた状態とされるが、津波流Xが作用すると立ち上がる防護柱46に連れて持ち上がり、基盤42内に形成した係合凹部51内にその先端が係合するようになっている。これにより、反転ストッパ50は防護柱46のつっかい棒となって引き波Yが作用しても防護柱46を起立状態に保ち、その結果、引き波Yとともに引き流されてくる住宅や人などがさらに海に流されるのを阻止することができる。係合凹部51は設置基盤42上に突部を設けることでも可能である。
尚、右欄図のように、反転ストッパ50は設置基盤42に先端が突き刺さるタイプのものにしてもよい。防護柱46は、図示のように前傾状態で留まるようにして流れ来るものを抱え込むようにすれば越えにくくなる。
図8は他の実施形態を示す。この実施形態は、津波流Xを作動力として利用して防護装置が高く伸びるようにしたものである。54は設置基盤で、その上には金属パイプ製の基部防護柱プ55が立設されている。この基部防護柱55は、エルボ形に形成され、その一辺が津波流Xのくる側に伸びて杭56で固定されている。基部防護柱55の先端は前向きに拡開状とされて津波流Xが入り込みやすいようになっている。同防護柱55の先端には、フィルター57を備えて水のみが取り込まれるようにしてもよい。
基部防護柱55の立ち上がる部分には、外周にくるように直管状の第2防護柱58が嵌め込まれて上下するようになっている。第2防護柱58は上端が蓋59を備えているので、そこに流入水が作用して浮上する。この第2防護柱58が外側になっているのは、その外周にワイヤロープ60を上下に亘って設けることができるようにするためである。内周に嵌め込むとワイヤロープ60は同防護柱58の上部にしか設けることはできない。61は引き止めワイヤ(リンクチェーンなどでもよい)で、平時は破線のように垂れ落ちているが津波がきて防護柱58が伸びると同時に伸びて緊張し同パイプ58を抜け止めする。尚、62はフロートで、作動の安全確保のために設けるが省略してもよい。また、ワイヤロープ60回りにフロートを付すこともできる。
津波流Xがくると矢印のようにその水流が入り込んで上昇し、第2防護柱58を持ち上げるとともにワイヤロープ60も仮想線のように持ち上げ、これにより、船舶や車両などの流れ来るものをここでストップさせる。基部防護柱55は右欄図のように直管を直交状に溶接したものにして安定化したものにすることができる。尚、この防護装置は引き波のときにも所定の引き止め作用をするようにフィルター57を外しておき内部に泥などが入り込んで第2防護柱58が下がらないように対処することもできる。
図9および図10は他の実施形態を示す。この実施形態は、前記同様の防護目的をもってなされたもので、65は設置基盤で、同基盤65には、座板66を介して基部防護柱67が立設されて補強もされるとともに津波流Xを呑み込むための流入口68もその下端前面に設けられている。この基部防護柱67には、第2防護柱68と第3防護柱69が挿し込み状に設けられ、これらは底蓋70,71を備えることで流入した水の圧力により伸びるようになっている。各防護柱67,68,69を介してワイヤロープ72…が張られている。また、抜け止めするため、各防護柱67,68,69間にリンクチェーンなどのストッパ73…が設けられ、図9のように弛んだ状態と緊張した状態とになるようにされている。
尚、底蓋70には、通水口74が明けられて上側に水圧が作用するようにしてある。津波流Xがくると、流入口68からの水が水圧として第2、第3防護柱68,69に作用して上に伸びて行き、ストッパ73により抜け出ないようにされる。ワイヤロープ72…の間隔は次第に広がってゆき流れ来る車両を図10のように効果的に受け留める。
図11は他の実施形態を示し、同実施形態は、基部防護柱76の下部に取付け用を兼ねる流入口部77を備えてフィルター78も備えることで詰まりなく水のみを伸長のために作用するようになっている。
図12も他の実施形態を示し、同実施形態は、流入部80を四角筒状のものにしてその数個所に流入口81を明けるとともにその舌片82を介して地盤に固定できるようにしたものである。この流入部80上に連通するように基部防護柱83…を立設配備してある。
図13は付加的な提案例を示すもので、津波被災地で残った漁船85…などを仮に湾内に係留する方式を示している。86…は湾に臨む山間に固定して吊り下げられたワイヤロープであり、同ワイヤロープ86…に漁船85…を係留しておくものとする。
図14は上からみた全景を示し、図15はその要部を拡大して縦断面として示すものである。津波流Xは河川88を遡る性質をもつがその際に船舶89…も連れ上げ陸地に多大な災害をもたらす。そこで、その河川入口を図15のような防護装置90で堰き止めようとするものである。尚、平時は防護装置90間や同装置90内を船舶89は通過できるようになっている。
防護装置90は、左右一対の補強材91付き防護柱92,92を備え、これらの間に横向きで上下複数段にわたるワイヤロープ93…を上下させるようにしてある。この上下は津波流Xに連動させるのであり、即ち、防護柱92の海中高さに前向きのステー94を張り出してその基部と先端にそれぞれ中間ホイール95と先端ホイール96とを配備する一方、防護柱92の上端内側には上部ホイール97を備えてこれらを介してワイヤロープ93…付きの索条98の左右一対を掛け回してある。索条98の一端にはバランサ99がまた他端である海面上にはフロート100が取り付けられている。
平時は図15のように海面が低いのでワイヤロープ93は持ち上がった状態にあり、船舶89もその下を通ることができる。一方、津波流Xが襲来してくると、フロート10が持ち上がることによりワイヤロープ93は下がって海面近くまで下がり船舶89などを喰い止める。尚、フロート100は垂直に案内するガイド101を設けたり、斜めに持ち上がるガイド101を設けてもよい。
図16は他の実施形態を示す。同実施形態は、堤防103を津波流Xとともに越えて流れ来る船舶104などが石油処理施設や住宅などを損壊しないように食い止める防護装置を示している。中間、先端各ホイール105,106の他に上部ホイール107を同じく備え、これらに左右一対をなす索条108を掛け渡していてこれらの間にワイヤロープ109…を渡してある。索条108の一端にはバランサ110が他端には受け111上にガイドされる作動体112がつながれている。津波流Xが作用すると作動体112が陸地の方向に押されることでバランサ110に抗して索条108が下がり、ワイヤロープ109も地上近くまで下がることによりここで船舶104などを捕捉することができる。
図17も他の実施形態を示す。同実施形態は、化学プラント工場などの配管114…の側脇にガードレール115を対向端位置して防護するようにしたもので、上面にはメッシュ116を覆ってもよい。
図18は付加的な提案例を示すもので、コンテナ船118に積載のコンテナ119…が津波で荷崩れして漂流しないように網状材120を掛けたものである。
図19も付加的な提案例で、津波流Xにより河川122を遡ってくる船舶123…を河岸に形成した凹所124内に導いてさらに上流や脇に流れないようにするため河川122上に斜め向きの誘導ワイヤ125を張ったものであり、同ワイヤ125にはバネ126を付して緩衝作用をもって受け留めて誘導するようにしてもよい。
図20は他の実施形態を示し、同実施形態は、津波流Xによって流れ来る船舶128…をワイヤロープ129…で捕捉してそれ以上の流れを食い止めるようにしたものにおいて、そのワイヤロープ129…を横からみて左下がりになるように配置することにより船舶128が正立状態から転覆するようにして仮に更なる流れにあっても流されにくいようにしたものである。
図21および図22は他の実施形態を示す。同実施形態は、縦横に市街路131が通されている中に多くの住宅132…が既設されている状況の中で津波流Xにより破壊されないようにしたもので、住宅132のまわりには、基礎133を介して立設した防護杭134…をぐるりに配備したものである。これら防護杭134相互は図21、図22の破線のように連結材135によりつなぐことにより強化することができる。
図23は他の実施形態を示す。同実施形態は、津波流Xにより住宅が損壊されないようにする計画案で、住宅bより住宅a、aが津波側にある場合に、住宅a、a間の流路に住宅bが対面するように配置したことにより矢印Bの直流により住宅bが損壊しやすいものとなるが、矢印C,Cのような迂回流が互いにぶつかり合うことを利用して相殺するようにしたものである。尚、住宅前には、右下欄のように津波流Xが競り上がって津波流X上に戻されて減衰するようにする転回ガード137を配備してもよい。
図24および図25は、先の大津波襲来に伴い流されて損壊被害を招き修復不可能にされたカキ・海苔・真珠などの湾内養殖施設の津波(高潮や台風なども含む)対策例を示すものである。
これらの図において、140は新規あるいは既設の浮設筏で、多数の吊下ロープ141…とカキなどの養殖対象物142…を海中に吊り下げて養殖するように構成されている。この筏140は、複数のフロート143…を外周その他に配備して筏140を浮設するようにしてある。
144はアンカーウエイトで、フロート143の所望のものの海底に埋設固定されたもので、同アンカーウエイト144には、海底から海面を経て上空へ高く伸びるように支柱(あるいは縦ワイヤ)145が立設され、この例では一対をなすように配備されている。この支柱145の海面近くではフロート143の通しパイプ146に通され、フロート143を介して筏140が自在に上下し得るように構成されている。
一方、対向する近くの山147,147の上には、架設用鉄塔148,148が相対するように立設され、それぞれに固定したワイヤアンカー149を介して海上高く固定ワイヤ150が架設されている。
各支柱145の上端には、下端をフロート143につないだ駆動ワイヤ151を経由させるためのシーブ152が取り付けられ、このシーブ152を介して経由する駆動ワイヤ151の一対は、図の左側の架設用鉄塔148に備え付けた遠隔操作可能な巻上げウインチ153に同調的な巻き上げが可能になるように巻き掛けられている。
大津波襲来が通報されると、それを受けて即刻遠隔操作により巻き上げウインチ153が巻き上げ方向に駆動される。これにより、駆動ワイヤ151が巻き上げられてフロート143が支柱145に添いながら筏140全体が持ち上げられ、筏140とともに養殖対象物142…も引き上げられて津波流から守られる。津波流の襲来が完全に治まったあとは、巻き上げウインチ153を操作して駆動ワイヤ151を繰出し、これにより、津波流から守られた筏140および養殖対象物142…は元の下げ状態に戻される。
図26は、現行の浄水設備の様子を示している。この設備は、沈澱池156として流入部157を備えるとともに沈降物が溜まる底壁158の前方一端には掻き寄せ汚泥を回収するためのピット159を備える。沈降汚泥をピット159へ掻き寄せるため汚泥掻寄装置160を構成してある。
汚泥掻寄装置160はモノレール式とも称するもので、池幅の中央を通るようにガイドレール161を固設しておき、その上に走行輪162が転動するようにして前後の走行台車163が設けられている。各走行台車163には、前後にスクレーパ164が回転支持されており、このスクレーパ164は、図示のように垂直な姿勢のときにピット159の方向に汚泥を掻き寄せながら前進し、ピット159を越えたところで水平に持ち上がって反ピット159の方向に非掻寄状態で後退してゆくものである。
池上には正逆に回転駆動される駆動源166が固定され、その軸に設けた駆動スプロケット167に掛け回されたワイヤロープやリンクチェーンなどの駆動条材168に2つのアイドルスプロケット169を介して走行台車163を前後に駆動するようになっている。170は連動アーム、171は連動リンク、172は連結パイプである。また、173はリミットスイッチで、池上にあって駆動条材168に対して連動するように設けられている。
こうした浄水設備に津波が襲来してくると、図26のように池上に低く設置した駆動源166であれば直ぐに水に浸かってしまい緊急停止につながる。リミットスイッチ173についても同様である。174は水密カバーである。
また、図26に示すスカム除去装置175についても同様である。即ち、同装置175は、水面176を境に固定設置したトラフ177と、その前に設けた堰178とを有するとともに、押し下げ部材179を連動させて堰178を押し下げる押し下げアーム180とを有し、同アーム180の端部を持ち上げることで堰178を押し下げて水面176上のスカムを呑み込むようにしてあるが、アーム180を引き上げるワイヤ181を巻き上げるためのホイール182を駆動させるため池上に設けられた駆動装置183も図26のように低くなっていると、同じく津波流に浸かって緊急停止の被害に遭うことになる。
そこで、駆動源166およびリミットスイッチ173側については、図27に示すように、池上に底上げのための架台185を固定し、この架台185の上に駆動源166とリミットスイッチ173とを設置して津波想定高さ以上に高さ設定するとともに、駆動スプロケット167と下方の連動スプロケット(図示省略)との間に連動条材186を掛け渡し、連動スプロケットの図示手前側に第2駆動スプロケット187を配して前記駆動条材168を掛け渡して汚泥掻寄装置160を連動するようにしてある。
また、スカム除去装置175の方は、図28のように、駆動装置183を津波襲来想定高さ以上となるように池上に高く伸びて設置した駆動架台189の上端に取り付けるとともにホイール182と押し下げアーム180との間をワイヤ181にて連動関係としたものである。前記駆動装置183は、電動シリンダタイプのこともある。
尚、図26に示す例では、池底を直線的に往復運動するタイプの汚泥掻寄装置160について述べたが、他のタイプ、例えば、チェーンフライト式その他のすべての汚泥掻寄装置をも対象とする。
図29は円形沈澱池で、同沈澱池には、上部に歩廊191が設置されるとともにセンターウエル192と中央の駆動シャフト193とが設けられ、レーキ194が回転駆動されるようになっているが、駆動シャフト193を駆動するための駆動源195は従来歩廊191上に低く設置されていたため、津波が襲来すると同じく緊急停止につながるおそれがあった。その対策として、架台196を介して駆動源195を高く設置したものである。尚、駆動源195には水密カバー197を設けることがある。
図30は、前記駆動源やスイッチ類などを制御するための制御盤198を密閉フイルム199で包みこむとともに密封手段200で密閉することにより津波流で浸水しないようにしたものである。
7,8,9…防護柱。

Claims (1)

  1. 津波襲来のおそれのある道路の脇部分である設置基盤に埋め込みにより多数立設配備されたレールポールに添ってガードレールが横架固定されて該ガードレールが津波流に対抗するように構成され、前記設置基盤には、各レールポールに添うようにして基部防護柱が立設されるとともに、この基部防護柱には、下端に蓋を備え上端にフロートを備えた第2防護柱が下端に開けた注水口を通じての津波流の取込みにより上昇動作するように挿し込まれ、これら第2防護柱の隣り合う間には、ワイヤフロートを線上に備えたワイヤロープが上下複数本離した状態で掛け渡されるとともに、第2防護柱とレールポール側との間には、第2防護柱の上昇を一定高さで止めるストッパが設けられていることを特徴とする非常用防護装置。
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