JP6219108B2 - ゴルフクラブセット - Google Patents
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Description
本願において、慣性モーメントMIは、ヘッド6の慣性モーメントである。この慣性モーメントMIは、シャフト軸線Z1回りの慣性モーメントである。この慣性モーメントMIは、例えば、INERTIA DYNAMICS INC.社製の商品名「MOMENT OF INERTIA MEASURING INSTRUMENT MODEL NO.005−002」により測定することができる。
本願では、MI相違率との文言が用いられる。このMI相違率は、クラブ長さが最も近い2本のクラブの間における、慣性モーメントMIの相違率である。よってこのMI相違率は、「隣接クラブ間でのMI相違率」とも称される。MI相違率の算出では、クラブ長さを基準に、クラブの順序が決定される。例えば、クラブ長さが最も長いクラブの慣性モーメントMIがMI1とされ、クラブ長さが2番目に長いクラブの慣性モーメントMIがMI2とされ、クラブ長さが3番目に長いクラブの慣性モーメントMIがMI3とされる。この場合、隣接クラブ間でのMI相違率(%)は、次のように算出される。
・MI相違率(1)=100×(MI2−MI1)/MI1
・MI相違率(2)=100×(MI3−MI2)/MI2
・MI相違率(1)=100×(MI2−MI1)/MI1
・MI相違率(2)=100×(MI3−MI2)/MI2
・MI相違率(3)=100×(MI4−MI3)/MI3
・MI相違率(4)=100×(MI5−MI4)/MI4
本願では、MI相違量との文言が用いられる。このMI相違量は、クラブ長さが最も近い2本のクラブの間における、慣性モーメントMIの相違量である。上述のMI相違率と同様に、このMI相違量も、隣接するクラブ間での値である。MI相違量の算出では、クラブ長さを基準に、クラブの順序が決定される。例えば、クラブ長さが最も長いクラブの慣性モーメントMIがMI1とされ、クラブ長さが2番目に長いクラブの慣性モーメントMIがMI2とされ、クラブ長さが3番目に長いクラブの慣性モーメントMIがMI3とされる。この場合、隣接クラブ間でのMI相違量(g・cm2)は、次のように算出される。
・MI相違量(1)=MI2−MI1
・MI相違量(2)=MI3−MI2
シャフト孔の中心軸線Z1が水平面Hに対して垂直な平面VP1に含まれ、且つ規定のライ角及びリアルロフト角で水平面H上にヘッドが載置された状態が、基準状態と定義される。上記平面VP1は、基準垂直面と定義される。上記規定のライ角及びリアルロフト角は、例えば、製品のカタログに掲載されている。上述の図3では、基準状態におけるヘッド6が示されている。
トウ−ヒール方向とは、上記基準垂直面VP1と上記水平面Hとの交線の方向であると、定義される。
前後方向とは、上記トウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ上記水平面Hに対して平行な方向であると、定義される。
鉛直方向とは、上記水平面Hに対して垂直な方向である。
フェース面fsにおいて、トウ−ヒール方向の最大幅Wxが決定される(図示省略)。更に、この最大幅Wxにおけるトウ−ヒール方向中央位置Pxが決定される。この位置Pxにおいて、フェース面の鉛直方向中央点Pyが決定される。この点Pyが、フェースセンターFcと定義される。
図4には、投影平面Psが、二点鎖線で示されている。この投影平面Psは、直線LNに対して垂直な平面である。この直線LNは、フェースセンターFcを通り且つフェース面fsに対して垂直な直線である。なお、この直線LNの方向が、フェース法線方向と定義される。
上記投影平面Psへの投影像が、平面視と定義される。なお、投影平面Psへの投影において、その投影の方向は、上記フェース法線方向である。
上記鉛直方向に延びる直線が、上記投影平面Psに投影される。この投影された投影平面Ps上の直線の方向が、上下方向と定義される。この上下方向は、上記投影平面Psに対して平行である。この上下方向に基づいて、上記平面視における「上側」及び「下側」が判断される。この上下方向は、フェース面fsに略平行である。
図3には、ヘッド高さTHが示されている。ヘッド高さTHは、クラウンc6の最大高さである。ヘッド高さTHは、上記基準状態において測定される。ヘッド高さTHは、水平面Hからの高さである。ヘッド高さTHは、上記鉛直方向に沿って測定される。
上記基準状態のヘッドにおいて、上記水平面HからのスイートスポットSSの高さが、スイートスポット高さSHである(図3参照)。このスイートスポット高さSHは、鉛直方向に沿って測定される。なお、スイートスポットSSは、ヘッド重心からフェース面に下ろした垂線とフェース面fsとの交点である。
上記基準状態のヘッドにおいて、ヘッド6の最前方点と上記平面VP1との前後方向距離が、フェースプログレッションFPである。ヘッドの最前方点は、前後方向において最も前方の点である。
前後方向におけるヘッドの最大幅が、ヘッド幅HWとされる(後述の図11参照)。
ヘッド重心と上記基準垂直面VP1との距離が、重心深度DGである。この重心深度DGは、前後方向に沿って測定される。本願において、この重心深度DGは、「シャフト軸線基準の重心深度」とも称される。
(a)ヘッド6の最前方点から前後方向に20mm隔てた位置よりも前方の領域。
(b)リーディングエッジLeから前後方向に11mm隔てた位置よりも後方の領域。
(c)フェースセンターFcからのトウ−ヒール方向距離が、25mm以内である領域。
フェース面は、その周縁が明瞭な稜線等によって目視で特定されうる場合は、その周縁で囲まれた領域として定義される。丸み等によって周縁が明瞭でない場合、ヘッド重心とスイートスポットSSとを結ぶ直線L1(図示されない)を含む多数の平面が想定される。これら平面に沿った断面のそれぞれにおいて、ヘッド外面の曲率半径rが測定される。この曲率半径rは、フェースセンターFcから外方向に向かって連続的に測定される。この連続的な測定において、上記曲率半径rが最初に200mm以下となる地点が、周縁と定義される。この曲率半径rの測定では、フェースライン、パンチマーク等は存在しないと仮定される。
(1)平板にNC加工を行うステップA
(2)上記平板をフェース部材6pの輪郭形状に切り出すステップB
(3)上記ステップA及び上記ステップBがなされた部材を曲げるステップC
・第1厚肉部T1:2.15mm
・第2厚肉部T2:1.7mm以上2.15mm未満
・第3厚肉部T3:1.6mm以上2.15mm未満
・ヒール薄肉部T4:1.5mm
・トウ薄肉部T5:1.6mm
芝生に直接置かれたボールを打球する場合、過大な高さH1は好ましくない。この点を考慮すると、高さH1は、40mm以下が好ましく、38mm以下がより好ましく、36mm以下がより好ましい。厚肉部T1以外の薄い領域は、反発性能を向上させうる。この観点から、高さH1は、29mm以上が好ましく、30mm以上がより好ましく、31mm以上がより好ましく、32mm以上がより好ましい。上述された高さH1の好ましい範囲は、クラブセットに含まれる全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
芝生に直接置かれたボールを打球する場合、打点が下側となりやすい。高さH2が大きくされることで、打点が下側の場合に、反発性能が向上しうる。この観点から、高さH2は、16mm以上が好ましく、17mm以上がより好ましく、18mm以上がより好ましい。高さH2が過大である場合、フェースの強度が低下することがある。この観点から、高さH2は、22mm以下が好ましく、21mm以下がより好ましく、20mm以下が好ましい。上述された高さH2の好ましい範囲は、クラブセットに含まれる全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
打点が下側である場合の反発性能の観点から、H2/H1は、0.55以上が好ましく、0.56以上がより好ましい。フェースの強度を考慮すると、H2/H1は、0.63以下が好ましく、0.60以下がより好ましい。上述された高さH2/H1の好ましい範囲は、クラブセットに含まれる全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
図8において両矢印H3で示されているのは、厚肉部T1よりも下側のフェース高さである。この高さH3は、傾斜厚肉部Tsよりも下側のフェース高さでもある。この高さH3は、厚肉部中央点Ecのトウ−ヒール方向位置において測定される。この高さH3は、上述の平面視において測定される。この高さH3は、上述の上下方向において測定される。
図8において両矢印H4で示されているのは、厚肉部T1よりも上側のフェース高さである。この高さH4は、傾斜厚肉部Tsよりも上側のフェース高さでもある。この高さH4は、厚肉部中央点Ecのトウ−ヒール方向位置において測定される。この高さH4は、上述の平面視において測定される。この高さH4は、上述の上下方向に沿って測定される。
打点が下側である場合の反発性能を確保する観点から、H3/H4は、1.0より大きいのが好ましく、1.1以上がより好ましく、1.2以上がより好ましい。フェース強度を高める観点から、H3/H4は、1.8以下が好ましく、1.7以下がより好ましく、1.6以下がより好ましい。上述された高さH3/H4の好ましい範囲は、クラブセットに含まれる全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
フェース強度を高める観点から、差(H2−H3)は、2mm以上が好ましく、3mm以上がより好ましく、4mm以上がより好ましい。反発性能を高める観点から、差(H2−H3)は、9mm以下が好ましく、8mm以下がより好ましく、7mm以下がより好ましい。上述された差(H2−H3)の好ましい範囲は、クラブセットに含まれる全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
フェース強度の観点から、厚肉部中央点Ecのトウ−ヒール方向位置は、フェースセンターFcに近いのが好ましい。この観点から、点EcとフェースセンターFcとの間のトウ−ヒール方向距離は、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下がより好ましい。この距離はゼロであってもよい。この好ましい距離は、クラブセットに含まれる全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
面積比率Raは、フェース面の全体面積に対する、厚肉部T1の面積の比率である。フェース強度の観点から、この面積比率Raは、5%以上が好ましく、7%以上がより好ましい。反発性能の観点から、この面積比率Raは、20%以下が好ましく、18%以下がより好ましい。この面積比率Raは、上述の平面視において算出される。
図8において直線L2で示されるのは、傾斜厚肉部Tsの最長横断線である。この最長横断線L2は、上述の平面視において定義される。この最長横断線L2は、厚肉部中央点Ecを通り且つ横断長さが最長となるような直線である。傾斜厚肉部Tsの輪郭線と直線との間に2つの交点pt1、pt2が存在しうる(図8参照)。これら2つの交点pt1、pt2間の距離が、上記横断長さである。上記平面視において、水平方向と直線L2との成す角度が、傾斜角度θであると定義される。水平方向とは、上記トウ−ヒール方向に沿った直線を上記投影平面Psに投影して得られる直線の方向である。
フェースプログレッションFPが略一定とされることにより、シャフト軸線に対するフェース面の前後方向位置が略一定となる。よって、クラブ間において、インパクトタイミングが一致しやすい。このため、クラブ間での打球方向性のバラツキが抑制され、セット全体として、打球の方向安定性が向上しうる。本願では、この効果が、インパクトタイミング効果とも称される。
シャフト軸線Z1回りの慣性モーメントMIは、スイング中におけるヘッドの返り(ヘッドのローテーション)に影響する。この慣性モーメントMIが大きく変化すると、ヘッドの返りにバラツキが生じる。このため、クラブ間において、打球方向性のバラツキが生じやすい。MI相違率を抑制することにより、ヘッドの返りにバラツキが生じにくい。よって、セット全体として、打球の方向安定性が向上しうる。
通常、ヘッド重心は、シャフト軸線Z1よりも後方に位置する。上記実施形態でも、セット内の全てのクラブで、ヘッド重心はシャフト軸線Z1よりも後方である。インパクトでは、ヘッド重心がシャフト軸線Z1の延長線上となるようなシャフトのしなりが生じやすい。ここでのシャフト軸線Z1とは、しなっていない部分の軸線を意味する。
上述のセット2と同様のクラブセットが作成された。5つのヘッド6(ヘッド61〜65)が作成された。上述の通り、各ヘッドは、フェース部材6pとヘッド本体6mとを用いて作成された。フェース部材6pの作製では、平板の圧延材が用いられた。フェース部材6pは、圧延材の裏面にCNC加工が施された。次いで、このCNC加工後の材料に、曲げ加工がなされた。CNC加工により、高い精度で、厚み分布が形成された。ヘッド本体6mはロストワックス精密鋳造によって作製された。フェース部材6pとヘッド本体6mとを溶接し、表面研磨を行った。更に、図11に示される塗装が施されて、各ヘッドが得られた。これらのヘッドを、市販のカーボンシャフトの一端部に装着した。これらのシャフトの他端部のそれぞれに、グリップを装着した。クラブ長さは、シャフトの長さによって調整された。このようにして、図2に示されるクラブセットを得た。これは、いわゆるユーティリティ型クラブのセットである。このセットの仕様及び評価結果が、下記の表1に示される。
ヘッド本体の金型を変更し、フェースプログレッションFP等を変更した。下記の表2に示される仕様の他は実施例1と同様にして、比較例1のセットを得た。このセットの仕様及び評価結果が、下記の表2に示される。
上記実施例1は5本のクラブを有する。少なくとも2本のクラブによりクラブセットが構成されうるので、これら5本のうちの少なくとも2本が、他のセットとして認識されうる。すなわち、上記実施例1は、複数のセットを含む。例えば、上記実施例1は、U4、U5及びU6の3本からなるセットを含む。このセットが実施例2とされた。実施例2の仕様及び評価結果が、下記の表3に示される。
上記比較例1は5本のクラブを有する。少なくとも2本のクラブによりクラブセットが構成されうるので、これら5本のうちの少なくとも2本が、他のセットとして認識されうる。すなわち、上記比較例1は、複数のセットを含む。例えば、上記比較例1は、U4、U5及びU6の3本からなるセットを含む。このセットが比較例2とされた。比較例2の仕様及び評価結果が、下記の表4に示される。
実施例1のセットを用いて、重心深度DGを変更した。ヘッド内部に粘着性樹脂(バランスジェル)を配置した。この粘着性樹脂は、高温にすると流動性を有し、室温では流動しない。この粘着性樹脂の位置及びヘッド本体の研磨によって、重心深度DGを調整した。上記以外は実施例1と同様にして、実施例3及び4のセットを得た。実施例3の仕様及び評価結果が、下記の表5に示される。実施例4の仕様及び評価結果が、下記の表6に示される。
実施例1のセットを用いて、重心深度DGを変更した。実施例3及び4と同様に、粘着性樹脂の位置及びヘッド本体の研磨によって、重心深度DGを調整した。上記以外は実施例1と同様にして、比較例3のセットを得た。比較例3の仕様及び評価結果が、下記の表7に示される。
ハンディキャップが10以上20以下である10名のテスターにより、実打評価がなされた。平坦なフェアウェイで、テストが実施された。フェアウェイの芝生にボールを置き、このボールを各ゴルファーが打撃した。ボールとして、ダンロップスポーツ株式会社製の商品名「XXIO XD−AERO」が用いられた。各ゴルファーが各クラブで5球ずつショットした。以下の2つの項目について、評価がなされた。
上記インパクトタイミング効果について、官能評価がなされた。セット内の全クラブにおけるインパクトタイミングの一致性について、1点から5点までの5段階で評価がなされた。インパクトタイミングが一致していると感じられるほど、高い点数とされた。5名のテスターの平均値が、上記表1から7に示される。
各ショットについて、ボールの最終到達点の位置が計測された。全ての番手における全てのショットにおいて、左右ズレ距離が計測された。この左右ズレ距離は、目標方向からのズレの距離である。右にずれても左にずれても、この左右ズレ距離はプラスの値とされた。全ての計測値の平均値が、上記表1から7に示されている。
2a・・・ゴルフクラブセット
4、41〜45・・・ゴルフクラブ
6、61〜65・・・ヘッド
6m・・・ヘッド本体
6p・・・フェース部材
8、81〜85・・・シャフト
10・・・グリップ
s6・・・ソール
f6・・・フェース
c6・・・クラウン
FP・・・フェースプログレッション
Fc・・・フェースセンター
Ec・・・厚肉部中央点
Pa・・・塗装部
Le・・・リーディングエッジ
Claims (5)
- クラブ長さが相違する複数のゴルフクラブを備え、
上記ゴルフクラブのそれぞれが、ヘッドと、シャフトと、グリップとを有しており、
上記クラブのそれぞれにおいて、上記クラブ長さが38.5インチ(978mm)以上42インチ(1067mm)以下であり、
フェースプログレッションが略一定であり、
上記ヘッドのシャフト軸線回りの慣性モーメントがMIとされるとき、隣接クラブ間でのMI相違率が3%以下であり、
上記ヘッドのそれぞれが、フェースを有しており、
上記フェースが、厚肉部を有しており、
上記厚肉部が、厚肉部中央点を有しており、
上記厚肉部中央点の高さがH2とされるとき、クラブ長さが短くなるにつれて高さH2が大きくされているゴルフクラブセット。 - 全ての上記クラブにおいて、ロフト角が17度以上である請求項1に記載のゴルフクラブセット。
- 上記MI相違率が2%以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブセット。
- 上記ヘッドのそれぞれにおいて、ヘッド体積が70cm3以上150cm3以下である請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブセット。
- シャフト軸線基準の重心深度が略一定である請求項1から4のいずれかに記載のゴルフクラブセット。
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