JP6218840B2 - 参照温度における流動流体粘度を取得するメータ電子機器及び方法 - Google Patents
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Description
処理温度におけるプロセス流体の粘度を直接測定することに加えて、流体粘度が温度とともに変化しうるので、精製所における用途では、参照温度における粘度を求める能力が必要とされる。一部の流体の粘度の温度に対する敏感さは他の流体の粘度の温度に対する敏感さよりも高い場合もある。
参照温度粘度を算出する1つの従来の方法では、ASTM D341式に加えて、熱交換器を有する2重粘度計が共に用いられる。2重粘度計は、2つの異なる温度におけるプロセス流体の粘度を測定することにより定数A及びBを求めるようになっている。次いで、これら2つの定数を用いて中間温度における粘度を算出することができる。
従来の2重粘度計及び熱交換器を用いたアプローチは高価である。2重粘度計及び熱交換器のコストならびに設置コストは用途によっては正当化するには高すぎるような場合もある。
本発明の1つの態様では、前もって決められている参照温度における流動流体粘度を取得するためのメータ電子機器は、 通信情報を交換するように構成されるインターフェースと、 前もって決められている参照温度、流体粘度測定値、流体温度測定値、及び前もって決められている流動流体温度の範囲にわたって温度を粘度に関連づけする温度−粘度関係データを格納するように構成される格納システムと、 インターフェース及び格納システムと結合される処理システムとを備えており、 処理システムは、流体温度測定値を取得し、流体粘度測定値を取得し、流体粘度測定値及び温度−粘度関係データを用いて参照温度粘度を生成するように構成されており、 生成される参照温度粘度は前もって決められている参照温度に対応するものである。
好ましくは、流体粘度測定値及び流体温度測定値のうちの一方または両方が振動式センサを用いて取得されるように構成されている。
好ましくは、温度−粘度関係データは多項式である。
好ましくは、温度−粘度関係データは、前もって決められている多項式次数を有する多項式である。
好ましくは、温度−粘度関係データは、数式として格納される関係表現ある。
好ましくは、温度−粘度関係データは、データ構造として格納される関係表現である。
好ましくは、流体粘度測定値及び流体温度測定値のうちの一方または両方が振動式センサを用いて取得される。
好ましくは、温度−粘度関係データは多項式である。
好ましくは、温度−粘度関係データは前もって決められている多項式次数を有する多項式である。
好ましくは、温度−粘度関係データは数式として格納される関係表現である。
好ましくは、温度−粘度関係データはデータ構造として格納される関係表現である。
好ましくは、温度−粘度関係データは曲線適合法を用いて2つ以上の参照流動流体曲線から生成される。
好ましくは、かかる方法は、2つ以上の温度で流動流体の粘度を測定して流動流体について2つ以上の温度−粘度データポイントを作成する予備ステップと、 2つ以上の流動流体を処理し、2つ以上の流動流体ついて複数の温度−粘度データポイントを累積し、2つ以上の流動流体曲線を作成する予備ステップと、 用いられる前もって決められている多項式次数を取得する予備ステップと、2つ以上の参照流動流体曲線、流体温度測定値、前もって決められている参照温度、及び前もって決められている多項式次数から温度−粘度関係データを生成する予備ステップとを有する。
振動式センサ5は配管または導管に取り付けられていてもよい。振動式センサ5は流体を保持するためのタンク、コンテナ、または構造体に取り付けられていてもよい。振動式センサ5は流体の流れを導くためのマニホールドまたは同様の構造体にマウントされていてもよい。
実施形態によっては、振動式センサ5が振動式櫛歯センサ(vibratory tine sensor)である場合もある。それに代えて、他の実施形態では、振動式センサ5は振動式導管センサであってもよい。実施形態によっては、振動式センサ5は振動式密度計5である場合もあるしまたは振動式粘度計5である場合もある。それに代えて、振動式センサ5はコリオリ式質量流量計であってもよい。
それに加えて、メータ電子機器20は、通信路26を用いて情報を受け取るようになっていてもよい。メータ電子機器20は、通信路26を用いて、コマンド、更新情報、動作値、動作値の変更値、プログラム更新情報、プログラム更新情報の変更情報のちの少なくとも1つを受け取るようになっていてもよい。
センサヘッド130は、図示されている実施形態のドライブ回路138、レシーバ回路134及びインターフェース回路136の如き回路部品を有していてもよい。インターフェース回路136は、1つ以上のリード100を介してメータ電子機器20と結合されるようになっていてもよい。いうまでもなく、センサヘッド130の回路部品のうちのいずれかまたは全てがそれに代えてメータ電子機器20に配置されていてもよい。
音叉構造104は、少なくとも一部が流体の中に延びるように構成されている第一の櫛歯(tine、歯)112と第二の櫛歯114とを有している。第一の櫛歯112及び第二の櫛歯114とは、任意の所望の断面形状を持ちうる長尺の要素のことである。第一の櫛歯112及び第二の櫛歯114は、少なくとも部分的に曲げることができるまたは弾力性を有するものであってもよい。
第一の圧電素子122は、少なくとも第一の櫛歯112の一部と接触してもよい。第一の圧電素子122は、ドライブ回路138と電気的に結合されていてもよい。ドライブ回路138は時変ドライブ信号を第一の圧電素子122へ送るようになっている。第一の圧電素子122は、時間変ドライブ信号を受けると拡大及び収縮するようになっていてもよい。その結果、第一の圧電素子122は、交互に、第一の櫛歯112を変形し、横から横へと変位させ、振動を生じさせ(点線を参照)、流体を乱すようになっていてもよい。
レシーバ回路134はインターフェース回路136と結合されていてもよい。インターフェース回路136は、メータ電子機器20の如き外部デバイスと通信するように構成されていてもよい。インターフェース回路136は、電気振動測定信号及び/又は処理の結果得られる値を伝えるように構成されていてもよい。いうまでもなくそれに代えて、メータ電子機器20は、電気振動測定信号を処理し、及び/又は、流体の振動周波数を検出するようになっていてもよい。
ドライブ回路138は、電気振動測定信号からドライブ信号を生成するようになっていてもよいし、また、ドライブ信号を生成するために電気振動測定信号の特性を修正するようになっていてもよい。ドライブ回路138は、電気振動測定信号を修正して流体内に所望の合成周波妨害(resultant frequency disturbance)を生成するようになっていてもよい。ドライブ回路138は、たとえばセンサヘッド130と音叉構造104との間の配線の長さを補償するために及び/又は電気振動測定信号の他の損失を補償するために、電気振動測定信号を修正するようになっていてもよい。
2つの点A及びBは、たとえば、ピークにおける振幅または共振振動周波数の振幅のよりも3dB(デシベル)下回る−3dBの点である。それに代えて、2つの点及びBは、たとえば−45度及び+45度の位相オフセットの如き前もって決められている位相オフセットであってもよい。
グラフのA点及びB点の波周期(すなわち、波周期τA及びτB)を求めることにより、流体の品質係数(Q)を算出することができる。品質係数(Q)は、求められた共振周波数f0をA点とB点との間の差または距離で除算したものであってもよい。
流体の粘度の値は、A点とB点との間の周波数/波周期(τ)の差を流体起因の減衰と関連づけしうる品質係数(Q)から求めることができる。
メータ電子機器20は、インターフェース201と、処理システム203とを有していてもよい。メータ電子機器20は、たとえばピックオフセンサ信号/速度センサ信号及び温度信号の如き第一のセンサ信号及び第二のセンサ信号を流量計組立体10から受け取るようになっていてもよい。メータ電子機器20は、これらの受信信号を処理して流量計組立体10を流れる流動物質の流れ特性を取得するようになっている。たとえば、メータ電子機器20は、センサ信号から位相差、周波数、時間差(Δt)、密度、質量流量、体積流量、粘度などのうちの1つ以上を求めることができる。それに加えて、本発明によれば、他の流量特性を求めることもできる。
それに加えて、インターフェース201は、たとえば通信路26を介してメータ電子機器20と外部デバイスとの間の通信を可能とすることができる。インターフェース201は、いかなる電子通信、光学通信または無線通信を可能とすることもできる。
処理システム203は、メータ電子機器20の操作を実行して、流量計組立体10からの流れ測定結果を処理するようになっている。処理システム203は、1つ以上の処理ルーチンを実行して流れ測定結果を処理することにより、1つ以上の流れ特性を生成するようになっている。
格納システム204は、処理システム204と結合されていてもよいしまたは処理システム203の一部であってもよい。格納システム104は、流量計のパラメータ、データ、ソフトウェアルーチン、定数値及び変数値を格納することができる。
格納システム204は、振動式センサ5により生成される測定結果及び他のデータを格納してもよい。格納システム204は、流体粘度測定値214及び流体温度測定値215を格納してもよい。流体粘度測定値214及び流体温度測定値215がたとえば振動式センサ5により生成されてもよいしまたは取得されてもよい。いうまでもなく、さらなる測定値またはセンサにより生成される値が格納システム204に格納されてもよい。
格納システム204は、処理操作によって生成されるデータを格納してもよい。格納システム204は、たとえば温度−粘度関係データ218を用いて流体粘度測定値214から生成される参照温度粘度227を格納してもよい。いうまでもなく、さらなる生成データを格納システム204に格納してもよい。
それに加えて、実施形態によっては、格納システム204は2つ以上の参照流動流体曲線221及び前もって決められている多項式次数223を格納している場合もある。ここで、処理システム203は、前もって決められている多項式次数223を取得して、2つ以上の参照流動流体曲線221、流体温度測定値215、前もって決められている参照温度211及び前もって決められている多項式次数223から温度―粘度関係データ218を作成するように構成されている。
従って、振動式センサ5は、多重曲線手法を用いて流体温度測定値ではなく参照温度における流体粘度を算出する単一粘度計であってもよい。メータ電子機器20は、前もって定められている一組の参照粘度曲線(すなわち、2つ以上の参照流動流体曲線221)を保持してもよい。
ステップ503では、2つ以上の参照流動流体に対する温度−粘度データポイントが処理されてそれに対応する2つ以上の参照流動流体曲線が生成される。参照流動流体曲線は各参照流動流体について生成される。通常、より多くの参照流動流体を特徴づけしてより多くの参照流動流体曲線を生成することにより、より良好でかつより正確な結果が得られることになる。
図6は、温度−粘度関係データを生成するために用いられうる複数の参照流動流体曲線を示すグラフである。この例では、6つの参照流動流体に対する参照流動流体曲線が示されている。たとえば、これらの複数の参照流動流体曲線は、たとえば上述のステップ501及びステップ502の繰り返しによって生成される曲線であってもよい。これらの曲線の各々は、ある温度範囲のわたる個々の流動流体のセンチストークス(cSt)単位で表されている粘度値を反映している。グラフ中の温度範囲は摂氏30〜100度であるが、いうまでもなく他の温度範囲が用いられてもよい。
実施形態によっては、多項式次数は流量計の設計者によって選択されるようになっている場合もある。あるいは他の実施形態では、多項式次数は流量計の技術者またはオペレータによって選択されるようになっている場合もある。この場合、流量計の技術者またはオペレータは適切な選択をするための知識及び/又は経験を持っている必要がある。他の選択肢では、流量計設計者が多項式次数を選択し(すなわち、デフォルト多項式次数)、その次数を流量計技術者または流量計オペレータが振動式センサ5のフィールドの精度または所望の精度に基づいて修正するようにしてもよい。
しかしながら、実施形態によっては、データセットが過剰に決定(over−determined)されている場合もある。過剰に決定されたシステムでは、当該システムは、未知数よりも式の数の方が多い複数の組の式を生成することができる。過剰決定されたシステムの場合、曲線適合プロセスでは、高い次数の曲線適合プロセスの場合に生じる恐れのあるリンギング影響または他の影響(ringing or other artifacts)を最小限に抑えるために、数学上可能な次元よりも低い次元を用いるようにしてもよい。それに代えてまたはそれに加えて、必要処理時間を短縮するために低い次元を選択するようにしてもよい。
実施形態によっては、流量計の設計者が多項式次数のデフォルト値を設定するようになっている場合もある。それに続く多項式(またはそれと等価なデータ構造)は振動式センサ5内にプログラムとして組み込まれる。しかしながら、実施形態によっては、ユーザは、結果の正確さに基づいて多項式次数のデフォルト値を変更するようになっている場合もある。
ステップ702では、現在の流動流体についての流体粘度が測定される。上述のように、流体粘度測定値は直接測定されてもよいしまたは間接的に取得されてもよい。流体粘度測定値とは、測定温度における流動流体の粘度の測定値を含む。
振動式流量計を用いて行なわれる粘度測定は、ヴァン・クレーフらに付与された米国特許第5,661,232号に開示されており、参照することによりその全体を本明細書に記載加入するものとする。ここでの構成では、2つのコリオリ式質量流量計が流体の流れに対して異なる抵抗を有する2つの異なる流れ部を測定するために用いられる。2つのコリオリ式質量流量計は、2つの異なる流れ部の流速に加えて、2つの質量流量及び2つの密度が測定される。流動流体の粘度は、流動流体の流速、流動流体の質量流量及び流動流体の密度から導出することができるようになっている。
このステップは、前もって決められている参照温度を要求するステップと、呼び戻す(recalling)ステップ、または他の方法で取得するステップを含んでいてもよい。参照温度は、振動式センサ5またはメータ電子機器20の中にプログラムされ、格納されているデフォルト温度または標準温度であってもよい。それに代えて、参照温度は、技術者またはオペレータによって振動式センサ5またはメータ電子機器20の中に入力されてもよい。
実施形態によっては、温度−粘度関係データが多項式である場合もある。その場合、温度測定値及び粘度測定値はこの多項式への入力である。この多項式は、前もって決められている参照温度における参照温度粘度を出力する。
2つ以上の流動流体曲線からなる組から代表曲線を生成するためにいかなる適切な曲線適合技術が用いられてもよい。実施形態によっては、代表曲線を生成するために多項回帰曲線適合技術が用いられる場合もある。
参照温度における粘度は流動流体の質を判断するのに有益な場合がある。また、参照温度における粘度は流動流体の純度を判断するのに有益の場合がある。
この例では、プロセス温度測定値が50度であり、粘度の算出が望まれる所望参照温度が80度である(すなわち前もって決められている参照温度が摂氏80度である)。
y=a3x3+a2x2+a1x+a0 (1)
この例では、x項は入力値、すなわち摂氏50度における粘度測定値である。それに対して、y項は、出力値であり、摂氏80度の参照温度における参照温度粘度である。y項は、参照温度粘度を生成するために上記の式を用いて解が求められる未知数である。この例では、a0項は+6.0863であり、a1項は+0.2307であり、a2項は−0.0002であり、a3項は+7E−08である。
所望ならば、本発明に従って前もって決められている参照温度における流動流体粘度を取得するためのメータ電子機器及び方法は、複数の利点を提供するために上述の実施形態のうちのいずれの実施形態で用いられてもよい。
有利なことには、プロセス流体の粘度範囲または特性に関する当該方法の用途について制限は特にない。さらに詳細にいえば、当該メータ電子機器及び当該方法は、ASTM規格が多くの制約を有する石油または液化炭化水素の混合物に加えて複数の流体を含むことが可能である。
参照温度における粘度測定の結果は、バッチ毎に流体特性が変わってしまう場合であっても、それらの流体特性のより正確な測定を提供することが可能である。参照温度における粘度測定の結果は、周囲の温度に依存しない粘度値を提供することが可能である。また、参照温度における粘度測定の結果は、実質的に標準化された粘度値を提供することが可能である。
Claims (16)
- 前もって決められている参照温度における流動流体粘度を取得するためのメータ電子機器(20)であって、
流量計組立体(10)から信号を受信するように構成されるインターフェース(201)と、
前もって決められている参照温度(211)、流体粘度測定値(214)、流体温度測定値(215)、及び温度−粘度関係データ(218)を格納するように構成される格納システム(204)であって、該温度−粘度関係データ(218)は流体温度測定値(215)における流体粘度測定値(214)を指定された参照温度(211)における参照温度粘度(227)に関連づけするようになっている格納システム(204)と、
前記インターフェース(201)及び前記格納システム(204)と結合される処理システム(203)とを備えており、
前記処理システム(203)が、前記流体温度測定値(215)を取得し、前記流体粘度測定値(214)を取得し、前記流体粘度測定値(214)及び前記温度−粘度関係データ(218)を用いて前記参照温度粘度(227)を生成するように構成されており、生成された前記参照温度粘度(227)が前記前もって決められている参照温度(211)に対応してなり、
前記処理システム(203)が2つ以上の参照流動流体曲線(221)、前記流体温度測定値(215)、前記前もって決められている参照温度(211)から、前記温度−粘度関係データ(218)を作成するように構成されてなり、
前記参照流動流体曲線(221)は2つ以上の流動流体についての温度-粘度関係を反映している、メータ電子機器(20)。 - 前記温度−粘度関係データ(218)が、前もって決められている範囲の流動流体温度にわたって2つ以上の流動流体について温度を粘度に関連づけするように構成されてなる、請求項1に記載のメータ電子機器(20)。
- 前記流体粘度測定値(214)及び前記流体温度測定値(215)のうちの一方または両方が振動式センサ(5)を用いて取得されるように構成されてなる、請求項1に記載のメータ電子機器(20)。
- 前記温度−粘度関係データ(218)が多項式である、請求項1に記載のメータ電子機器(20)。
- 前記温度−粘度関係データ(218)が、数式として格納される関係表現である、請求項1に記載のメータ電子機器(20)。
- 前記温度−粘度関係データ(218)が、データ構造として格納される関係表現である、請求項1に記載のメータ電子機器(20)。
- 前記格納システム(204)が2つ以上の参照流動流体曲線(221)及び前もって決められている多項式次数(223)を格納しており、前記処理システム(203)が 前記前もって決められている多項式次数(223)を取得し、前記前もって決められている多項式次数(223)から前記温度−粘度関係データ(218)を作成するように構成されてなる、請求項1に記載のメータ電子機器(20)。
- 前もって決められている参照温度における流動流体粘度を取得する方法であって、
流体温度測定値を取得するステップと、
流体粘度測定値を取得するステップと、
前記流体粘度測定値を用いて、参照温度粘度と、温度−粘度関係データとを生成するステップであって、該温度−粘度関係データは流体温度測定値における流体粘度測定値を指定された参照温度における参照温度粘度に関連づけするようになっているステップと、を含んでおり、
生成された前記参照温度粘度が前記前もって決められている参照温度に対応しており、
前記温度−粘度関係データは、2つ以上の流動流体曲線、取得された前記流体温度測定値及び前記前もって決められている参照温度から作成され、前記流動流体曲線は2つ以上の流動流体についての温度-粘度関係を反映している方法。 - 前記温度−粘度関係データは、前もって決められている範囲の流動流体温度にわたって2つ以上の流動流体について温度を粘度に関連付けられている、請求項8に記載の方法。
- 前記流体粘度測定値及び前記流体温度測定値のうちの一方または両方が振動式センサを用いて取得される、請求項8に記載の方法。
- 前記温度−粘度関係データが多項式である、請求項8に記載の方法。
- 前記温度−粘度関係データが数式として格納される関係表現である、請求項8に記載の方法。
- 前記温度−粘度関係データがデータ構造として格納される関係表現である、請求項8に記載の方法。
- 前記温度−粘度関係データが、曲線適合法を用いて2つ以上の参照流動流体曲線から生成される、請求項8に記載の方法。
- 用いられる前もって決められている多項式次数を取得する予備ステップと、
前記前もって決められている多項式次数から前記温度−粘度関係データを作成する予備ステップと
をさらに有する、請求項8に記載の方法。 - 2つ以上の温度で流動流体の粘度を測定して該流動流体について2つ以上の温度−粘度データポイントを作成する予備ステップと、
2つ以上の流動流体を処理し、該2つ以上の流動流体ついて複数の温度−粘度データポイントを累積し、2つ以上の流動流体曲線を作成する予備ステップと、
をさらに有する、請求項8に記載の方法。
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