JP2005345213A - 粘度値評価管理方法及び粘度計 - Google Patents

粘度値評価管理方法及び粘度計 Download PDF

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Abstract

【課題】
温度管理を行うことなく、短時間で試料の粘度値評価管理を行うことが出来る粘度値評価管理方法及び粘度計を提供すること。
【解決手段】
予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料2の粘度を、複数の異なった試料温度において測定する過程(S110)と、基準試料2の粘度値を試料温度値をパラメータとした関係式に表現する過程(S130)と、粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料3の粘度を、任意の試料温度において測定する過程(S140)と、対象試料3の試料温度値を基準試料2の関係式に代入して基準試料2の粘度値を算出する過程(S150)と、算出された基準試料2の粘度値と、測定された対象試料3の粘度値とを比較する過程(S160)とを有することを特徴とする粘度値評価管理方法である。
【選択図】図2

Description

本発明は、粘度値評価管理方法及び粘度計に関する。
近年、液体の粘度測定は、様々な技術分野において重要となっている。例えば、自動車業界では、車両の運動特性を決定する上で、エンジンオイルやギヤオイルの粘度値評価ないしは管理が不可欠である。また、有機EL、液晶、プラズマを用いたディスプレイ分野でも、材料としてのフォトレジスト液の粘度値が製品品質に大きな影響を及ぼすことが知られている。また最近は、食品業界でも、例えば、ビールの「喉ごし」等のいわゆる食感の数値化を行うため、粘度値評価や管理が行われるようになっている。
このように、粘度値の評価や管理は、各先端技術分野において重要となっているが、液体の粘度値は温度依存性が大きく、一般的な液体では1℃の温度変化で5〜10%の粘度値変化が存在する。
そこで、正確な粘度値評価管理を行うため、従来は、特許文献1に記載されているように、恒温槽中に流体試料を浸漬して、実際の試料温度と試料設定温度との差に基づいて恒温槽温度が試料設定温度になるように制御して、流体試料を設定温度に調整し、試料の粘度測定を行い、当該設定温度においてのみの粘度値評価管理が行われていた。
しかし、このような粘度測定装置には、以下に説明する技術的な課題があった。
特公平6−563536号公報
特許文献1に記載された粘度測定装置は、恒温槽設備を必要とし、しかも、恒温槽設備は、粘度値評価ないしは管理の対象試料毎に必要となるため、同時に何種類もの対象試料の粘度値評価管理を行うことは出来ず、同時に行おうとすると、設置スペース的にも設備のコスト的にも、無駄が多くなる。また、特許文献1に記載された粘度測定装置の場合、試料温度を設定温度に調整するには、約35分もの時間がかかっており、この時間は試料の量と使用される粘度計の試料中に浸漬される測定子の熱容量に比例するものであり、また、精密に温度誤差を減らして粘度測定を行おうとすると、結果として長時間が必要となり、粘度測定作業が大幅に遅れる原因となる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、従来の粘度値評価管理には欠かせない温度管理を行うことなく、短時間で試料の粘度値評価ないしは管理を行うことが出来る粘度値評価管理方法及び粘度計を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明にかかる粘度値評価管理方法は、予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、測定された粘度と試料温度に基づいて、前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係を求めておき、前記粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料について、任意の試料温度と、当該試料温度における粘度を測定する第1の過程と、前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係に基づいて、前記基準試料と前記対象試料の粘度値を、所定の同一温度における粘度値に換算する第2の過程と、前記第2の過程で換算された前記基準試料の粘度値と、前記対象試料の粘度値とを比較する第3の過程とを有するようにした。
また、本発明の粘度計は、機能的には、試料の粘度と試料温度を測定する測定部と、演算部と、比較部とを有する粘度計であって、前記測定部は、予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、更に、前記粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料について、任意の試料温度と、当該試料温度における粘度を測定し、前記演算部は、予め求められた前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係に基づいて、前記基準試料と前記対象試料の粘度値を、所定の同一温度における粘度値に換算する換算部を有し、前記比較部は、前記換算部で換算された前記基準試料の粘度値と、前記対象試料の粘度値とを比較するようにした。
このように構成された粘度値評価管理方法及び粘度計によれば、基準試料の粘度と温度を、複数の異なる試料温度において測定し、当該基準試料の粘度値と試料温度値の関係を予め求めておき、対象試料の粘度を任意の温度で測定し、基準試料の粘度値と試料温度値の関係に基づいて、対象試料と粘度試料の粘度値を、所定の同一試料温度における粘度値に換算するので、同一温度における対象試料と基準試料の粘度値の比較を行うことが出来る。従って、対象試料を恒温槽等の設備を用いて規定温度に設定する必要がなく、つまり、従来の粘度値評価管理には欠かせない対象試料の温度管理を行わずに短時間に、対象試料の粘度値評価管理を行うことが出来る。
また、 前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係は、粘度値を温度値をパラメータとした関係式で表されるものであり、前記第2の過程では、前記基準試料の関係式に、前記第1の過程で測定された試料温度値を代入して、前記対象試料の試料温度における前記基準試料の粘度値を算出してもよい。
また、前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係は、粘度値を温度値をパラメータとした関係式で表されるものであり、前記演算部は、前記基準試料の関係式を算出する関係式算出部を有しており、前記換算部は、前記基準試料の関係式に、前記測定部で測定された前記対象試料の試料温度値を代入して、前記対象試料の試料温度における前記基準試料の粘度値を算出してもよい。
これらの構成によれば、基準試料の関係式が算出されており、基準試料の粘度値が、対象試料の試料温度における粘度値に換算されるので、対象試料の粘度値を換算する手間は省略される。
また、予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、測定された粘度と試料温度に基づいて、前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係を求めておき、前記粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定する第1の過程と、前記第1の過程における測定結果に基づいて、前記対象試料の粘度値と試料温度値の関係を求める第2の過程と、前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係と、前記第2の過程で求められた前記対象試料の粘度値と試料温度値の関係とを比較する第3の過程とを有する粘度値評価管理方法であってもよい。
また、試料の粘度と試料温度を測定する測定部と、演算部と、比較部とを有する粘度計であって、前記測定部は、予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、更に、前記粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、前記演算部は、前記基準試料と前記対象試料のそれぞれについて、粘度値と試料温度値の関係を算出する関係式算出部を有し、前記比較部は、前記関係式算出部で算出された前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係と、前記対象試料の粘度値と試料温度値の関係とを比較する粘度計であってもよい。
これらの構成によれば、基準試料と対象試料のそれぞれについて、試料温度値をパラメータとした粘度値の関係式を求め、関係式同士を比較するので、対象試料の温度管理を行うことなく、対象試料の粘度値評価管理が可能となる。
また、前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係は、粘度値評価ないしは管理の許容範囲の上限と下限を表す粘度値を有する基準試料についてそれぞれ求められてもよい。
また、前記演算部は、粘度値評価ないしは管理の許容範囲の上限と下限を表す粘度値を有する基準試料についてそれぞれ、前記粘度値と試料温度値の関係を求めてもよい。
これらの構成によれば、粘度値評価ないしは管理の許容範囲の上限と下限の粘度値と試料温度値の関係がそれぞれ求められるので、対象試料の粘度値が上限と下限の間に収まっているか否かを即時に把握することが出来る。
また、粘度計が、試料中に浸漬される測定子の熱容量が小さく、同時に試料の量がわずかで済む音叉振動式粘度計であれば、試料温度の安定時間が短く、その結果、短時間での粘度値評価ないしは管理が可能となる。
本発明にかかる粘度値評価管理方法及び粘度計によれば、基準試料の粘度と温度を、複数の異なる試料温度において測定し、当該基準試料の粘度値と試料温度値の関係を予め求めておき、対象試料の粘度を任意の温度で測定し、基準試料の粘度値と試料温度値の関係に基づいて、対象試料と粘度試料の粘度値を、所定の同一試料温度における粘度値に換算するので、同一温度における対象試料と基準試料の粘度値の比較を行うことが出来る。従って、対象試料を恒温槽等の設備を用いて規定温度に設定する必要がなく、つまり、従来の粘度値評価管理には欠かせない対象試料の温度管理を行わずに短時間に、対象試料の粘度値評価管理を行うことが出来る。
更に、対象試料の温度管理を必要としなくなることから、温度管理された部屋、恒温槽等の設備を対象試料毎に用意する必要がなくなり、設備費の削減も可能となる。また、対象試料を規定温度に調整する時間も不要となるので、測定時間の短縮、粘度値評価管理にかかる時間の短縮にも貢献する。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る粘度値評価管理方法及び粘度計の一実施例を示し、粘度計1の機能ブロックを表す構成図である。尚、図1に記載されている機能ブロックが、粘度計1内において、電子部品により主としてハードウェア的に実現されるか、CPUのプログラムにより主としてソフトウェア的に実現されるかは問わない。
図1に示した粘度計1は、操作入力部10と、測定部11と、メモリ12と、演算部13と、比較部14と、表示部15とを有している。
操作入力部10は、以降説明する各部の動作を有効にするために、各部と接続され、操作指示情報を入力する手段であり、例えば、スイッチやボタンやタッチパネルや制御入力端子がこれに相当する。
測定部11は、液体試料の粘度を測定する粘度測定部11aと、当該試料の温度を測定する温度測定部11bとから構成されている。
粘度測定部11aは、例えば、音叉型振動式の粘度計の場合、一対の感応板(金属製薄板状の振動子)を試料中に浸漬し、感応板を電磁振動により逆位相で振動させ、感応板の振幅値がある一定値となるように電流を制御し、この電流値を粘度に換算することにより試料の粘度を測定する。電磁振動は、フォースコイルに供給される電流により磁束を発生させ、磁束の変化によりマグネットを変動させることで得られる。
尚、粘度測定部11aの構成は、上記に示したものに限らず、振動式の他、回転式、毛細管式等の種々の原理を用いて粘度を測定するための一般的な構成であればよい。
温度測定部11bは、温度センサー等、試料中に浸漬されて、試料の温度を測定する手段であればよい。
メモリ12は、測定部11で測定された試料の粘度値と、粘度が測定された時の試料温度値とを対応させて記憶する手段である。つまり、測定部11内では、粘度測定部11aと温度測定部11b間の同期がとれている必要がある。尚、この同期調整は、CPU等の制御部側から測定部11に対して行われてもよい。また、メモリ12に記憶させる試料の試料温度値は、任意に決定することが出来る。
演算部13は、測定部11で測定された結果に基づいて、また、場合によっては、メモリ12に記憶された結果に基づいて、各種の演算を行う手段である。演算部13は詳細には、換算部13aを有している。
換算部13aは、測定部11において測定された基準試料2の粘度値と試料温度値の関係に基づいて、基準試料2の粘度値と対象試料3の粘度値を所定の同一温度における粘度値に換算する手段である。
尚、粘度値と試料温度値の関係には、単に、複数セットの粘度値と試料温度値とが対応付けてメモリに記憶されたり、グラフに表示された状態のものも含まれる。
ここで、基準試料2とは、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する試料であり、例えば、粘度値評価管理規格のベストモードもしくは上限値もしくは下限値となる粘度を有する試料である。
一方、対象試料3とは、粘度値評価ないしは管理の対象となる試料である。対象試料3は、基準試料2と同じ品質が得られるよう、基準試料2と同一の製法、工程、材料によって作製された試料である。
このように、同一製法、工程、材料によって作製された基準試料2と対象試料3であれば、本来的には、同一温度値において同じ粘度値を有するはずである。しかし、実際には、製法、工程、材料の種々のばらつきが要因となって、同じように作製された基準試料2と対象試料3間にも粘度値のばらつきが現われる。しかも、粘度値は、試料温度値の相違によってもばらつくことが知られている。
従って、対象試料3の粘度値評価管理を正当に行うためには、同一の試料温度における基準試料3の粘度値に基づいて、対象試料3の粘度値の妥当性の判断を行うことが必要となるのである。
そのため、測定部11では、予め基準試料2について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、これら試料温度値と粘度値とを対応させて、基準試料2の粘度値と試料温度値の関係としてメモリ12に記憶しておく。更に、測定部11は、対象試料3について、任意の試料温度における粘度値を測定し、換算部13aは、基準試料2の粘度値と試料温度値の関係に基づいて、基準試料2の粘度値と対象試料3の粘度値を、同一試料温度における粘度値に換算する。
尚、演算部13は、基準試料2の粘度値と試料温度値の関係を求めるため、図1に示したように、関係式算出部13bを有していてもよい。関係式算出部13bは、測定部11において、基準試料2について、複数の異なる試料温度における粘度を測定した結果に基づいて、基準試料2の粘度値と試料温度値の関係式、すなわち、基準試料2の粘度値と試料温度値の関係を算出する手段である。
関係式算出部13bは、測定部11が、対象試料3の粘度と試料温度を測定する前に、予め、関係式を算出しておく。また、関係式算出部13bで算出された関係式は、メモリ12に記憶させておいてもよい。
本実施例では、予め関係式算出部13bで、基準試料2の粘度値と試料温度値との関係式を算出しておく。その後、測定部11は、対象試料3について、任意の試料温度と、当該試料温度における粘度を測定する。尚、ここで、任意の試料温度とは、粘度値評価管理を行う際に予め決められた試料温度や、基準試料2について測定された試料温度である必要はなく、例えば、粘度測定時において偶然得られた試料温度でよいから、恒温槽や各種の冷却手段、加熱手段等の設備を必要としない。
換算部13aは、先に算出された関係式に、測定部11で測定された対象試料3の試料温度値を代入することによって、基準試料2の粘度値を、対象試料3の試料温度における粘度値に換算する。つまり、基準試料2と対象試料3を、同一の試料温度における粘度値で表すことが出来る。基準試料2の関係式が算出されているので、基準試料2の粘度値が、対象試料3の試料温度における粘度値に換算され、対象試料3の粘度値を換算する手間は省略される。
比較部14は、換算部13aで所定の同一試料温度における粘度値に換算された基準試料2の粘度値と、対象試料3の粘度値とを比較し、対象試料3の粘度値が妥当かどうかを評価判断する手段である。比較は、例えば、基準試料2の粘度値と対象試料3の粘度値との減算を行ない、その差分が予め規定する数値の範囲内であるか、もしくは、対象試料3の粘度値が基準試料2の粘度値よりも大きいか、小さいか等によって行う。
表示部15は、比較部14における比較結果を表示する手段である。また、表示部15には、比較結果のみならず、基準試料2と対象試料3の粘度値の差、比率等の具体的な数値や、測定部11における測定結果(粘度値、温度値等)や、関係式算出部13bで算出された関係式や、換算部13aで換算された結果(粘度値と試料温度値)を表示してもよい。また、表示部15の制御は、操作入力部10から行ってもよい。
以上の構成により、本発明の粘度計1によれば、対象試料3を恒温槽等の設備を用いて規定温度に設定する必要がなく、つまり、従来の粘度値評価管理には欠かせない対象試料3の温度管理を行わずに、短時間に同一温度同士での粘度値評価を行うことが出来る。
更に、対象試料3の温度管理を必要としなくなることから、温度管理された部屋、恒温槽等の設備を対象試料3毎に用意する必要がなくなり、設備費の削減も可能となる。また、対象試料3を規定温度に調整する時間も不要となるので、測定時間の短縮、粘度値評価管理にかかる時間の短縮にも貢献する。
特に粘度計1が、金属製薄板状の振動子を備えた音叉振動式粘度計である場合には、測定子(振動子)の熱容量が小さく、従来の粘度評価管理においては、試料温度の管理精度が粘度の測定精度に及ぼす影響が大きいものであったが、本発明の粘度計1であれば、試料の温度管理を行いながら粘度を測定する必要がなくなるため、粘度の評価管理にかかる時間が短縮され、かつ、粘度の測定精度が維持される。
また、試料中に浸漬される測定子の熱容量が小さいと同時に試料の量がわずかで済む音叉振動式粘度計であれば、試料温度の安定時間が短く、その結果、短時間での粘度値評価ないしは管理が可能となる。
尚、測定部11において、基準試料2の粘度が、試料温度を略連続的に可変させて複数得られる場合には、関係式算出部13bは、必ずしも粘度値と試料温度値の関係式を求める必要はなく、複数セットの粘度値と試料温度値とをグラフにプロットして、基準試料2の粘度値と試料温度値の関係を求める手段であってもよい。
つまり、この場合、粘度値と試料温度値とを略連続的にグラフにプロットすることによって、関係式を求めなくても、任意の試料温度における粘度値を一目瞭然に把握することが出来、グラフ上に自ずと関係式(粘度値と試料温度値の関係)に相当するものが目に見える状態で表されるので、換算部13aによって、基準試料2の粘度値を、対象試料3の試料温度における粘度値に換算する必要がなくなる。
比較部14では、基準試料2の粘度値と試料温度値がプロットされたグラフ上に、対象試料3の粘度値と任意の試料温度値が交差する点をプロットし、グラフ上から、対象試料3の粘度値の妥当性を判断する。グラフからは、対象試料3の粘度値が、対象試料3の試料温度における基準試料2の粘度値とどの程度異なるのかどうか、規格の範囲外か範囲内かを即時に判断することが出来る。
以下、粘度計1の全体動作について図2のフロー図を参照して説明する。測定部11は、操作入力部10の指示を受けて、基準試料2の粘度を、複数の異なる試料温度において測定し(S110)、これら粘度値と試料温度値とを対応付けてメモリ12に記憶させる(S120)。
尚、複数の試料温度において粘度を測定する方法の一例としては、基準試料2を所定の試料温度まで加熱し、自然冷却するまでの粘度を、連続的もしくは間欠的に測定する方法がある。また、逆に低温から始めて、基準試料2を加熱する過程で、粘度を連続的もしくは間欠的に測定してもよい。また、恒温槽を複数種類の試料温度に設定の上、都度粘度を測定してもよい。尚、その際、試料温度は任意に決めることが出来る。
基準試料2について必要な粘度値と試料温度値のデータセット数はいくつでもよいが、後で、所定温度における粘度値に換算する際の精度を高めるためには、データセット数は出来る限り多いほうがよい。
関係式算出部13bは、メモリ12に記憶された複数セットの粘度値と試料温度値から、基準試料2の粘度値ηを、試料温度値tをパラメータとした時の関係式に表す(S130)。尚、ここでは、最小二乗法により、基準試料2の粘度値の近似式(η=f(t))を算出し、メモリ12に記憶させる。
尚、S110〜S130までの手続きは、予め行われていてもよく、後述するフローの手続きを行う都度行われる必要はない。
測定部11は、操作入力部10の指示を受けて、粘度値評価ないしは管理を行う対象試料3の粘度と、その時の試料温度を測定する(S140)。
換算部13aは、S140で測定された対象試料3の試料温度値を、先に求めた基準試料2の粘度値の関係式(η=f(t))に代入し、当該試料温度における基準試料2の粘度値を算出する(S150)。本実施例では、先に、試料温度値をパラメータとして基準試料2の粘度近似式を求めたので、基準試料2の粘度値を、即時に対象試料3の試料温度における粘度値に換算することが可能となる。
比較部14は、S140で測定された対象試料3の粘度値と、S150で算出された基準試料2の粘度値とを比較する(S160)。尚、ここで比較される粘度値は、同一試料温度におけるものであるので、正当な比較が行われる。
例えば、本実施例の基準試料2が、ベストモードで作製された試料であって、対象試料3の粘度値は、基準試料2の粘度値に対して±5%のばらつきが許容されることになっている場合、S150で算出された基準試料2の粘度値に1.05と0.95をそれぞれ乗算した値と、対象試料3の粘度値とを比較して、対象試料3の粘度値が、当該乗算した値の範囲に収まっていれば、対象試料3の粘度値は、ばらつき規格の許容範囲内で作製された試料である、ということになる。
表示部15は、比較部14における比較の結果、対象試料3の品質可否を、「OK」「NG」等によって表示する(S170)。
尚、対象試料を変更して、当該対象試料の粘度値評価管理を行う場合には、S140〜S170の手順を繰り返せばよい。変更された対象試料と比較される基準試料が、前回の対象試料3との比較に用いられた基準試料2と同一であれば、S110〜S130の手順は、再度繰り返す必要がなく、予め、メモリ12に記憶されている関係式を呼び出して、新たな対象試料の粘度値評価管理を行えばよい。
尚、基準試料2について算出される関係式は、先の実施例のように1種類である必要はなく、複数種類であってもよい。例えば、2種類の基準試料2の粘度を、複数の異なる試料温度において測定し、それぞれを粘度値評価ないしは管理の容範囲の上限、下限とする。ここで、粘度値評価ないしは管理の許容範囲の上限と下限の粘度値を有する基準試料A,Bの粘度値と試料温度値の関係をグラフに表したのが、図3の曲線A,Bである。尚、図3では、試料温度20℃(室温)〜100℃の範囲で連続的に粘度測定を行っており、関係式算出部13bで関係式を算出することは必須ではない。
この場合、測定部11は、対象試料Cの粘度を測定し、その時の試料温度も測定し、図3のグラフ上に、粘度値(例えば、180)と試料温度値(例えば、30)が交差する点Cとして表す。
演算部13は、2種類の基準試料A,Bについての粘度値の関係式に、対象試料Cの試料温度値を代入して、基準試料A,Bの粘度値を、対象試料Cの試料温度における粘度値A(30),B(30)に換算する。
比較部14は、演算部13で換算された粘度値(図3のグラフからA(30)=150,B(30)=100である)と、対象試料Cの粘度値(C=180)とを比較すると、対象試料Cの粘度値は、基準試料Aの粘度値を超えており、規定範囲内の粘度値ではないことが分かる。尚、図3のグラフ上からも、対象試料Cの粘度値は、基準試料A,Bの粘度値曲線の間に収まっておらず、許容範囲外であることが一目瞭然に分かる。
このように、試料温度値をパラメータとして、基準試料2の粘度値の上限近似式と下限近似式の2つの近似式が求められれば、対象試料3の粘度値が基準範囲内であるか否かを即時に把握することが出来る。
次に、本発明の別の実施形態の一例について、説明する。本実施例の粘度計1aは、図1に示した粘度計1の構成から、換算部13aが削除されたものであるから、詳細な構成の説明は省略する。
以下、粘度計1aの全体動作について図4のフロー図を参照して説明する。測定部11は、操作入力部10の指示を受けて、基準試料2の粘度を、複数の異なる試料温度において測定し(S210)、粘度値と試料温度値とを対応付けてメモリ12に記憶させる(S220)。
尚、複数の試料温度において粘度を測定する方法は、実施例1において説明した通りである。
関係式算出部13bは、メモリ12に記憶された複数セットの粘度値と試料温度値から、基準試料2の粘度値ηを、試料温度値tをパラメータとした時の関係式(温度係数)に表し、メモリ12に記憶する(S230)。
尚、S210〜S230までの手続きは、予め行われていてもよく、後述するフローの手続きを行う都度行われる必要はない。
測定部11は、操作入力部10の指示を受けて、粘度値評価ないしは管理を行う対象試料3の粘度と、その時の試料温度を測定する(S235)。尚、対象試料3についても、基準試料2同様、複数の異なる試料温度において粘度を測定し、粘度値と試料温度値とを対応付けてメモリ12に記憶させる(S240)。複数の試料温度において粘度を測定する方法は、基準試料2同様でもよいし、複数のランダムな試料温度において粘度を測定してもよい。いずれにせよ、基準試料3について測定されたのと同一の試料温度について粘度が測定される必要はなく、対象試料3の温度管理は不要である。
関係式算出部13bは、メモリ12に記憶された値から、対象試料3の粘度値ηを試料温度値tをパラメータとした時の関係式(温度係数)に表現する(S250)。
比較部14は、S230で算出された基準試料2の関係式(温度係数)と、S240で算出された対象試料3の関係式(温度係数)とを比較する(S260)。尚、ここで比較される関係式は、いずれも、温度をパラメータとして求められた粘度値に関する関係式であるので、正当な比較が行われる。
例えば、本実施例の基準試料2が、ベストモードで作製された試料であって、対象試料3の温度係数は、基準試料2の温度係数に対して±5%のばらつきが許容されることになっている場合、S230で算出された基準試料2の温度係数に1.05と0.95をそれぞれ乗算した値と、対象試料3の温度係数とを比較して、対象試料3の温度係数が、当該乗算した値の範囲に収まっていれば、対象試料3の粘度値は、ばらつき規格の許容範囲内で作製された試料である、ということになる。
表示部15は、比較部14における比較の結果、対象試料3の品質可否を、「OK」「NG」等によって表示する(S270)。
以上のようなフローによれば、基準試料2と対象試料3のそれぞれについて、試料温度値をパラメータとした粘度値の関係式を求め、関係式同士を比較するので、対象試料3の温度管理を行うことなく、対象試料3の粘度値評価管理が可能となる。
以上、粘度値評価管理方法及び粘度計の実施例につき説明したが、本発明の粘度値評価管理方法及び粘度計は、上記実施例で説明した構成要件の全てを備えた方法及び粘度計に限定されるものではなく、各種の変更及び修正が可能である。又、かかる変更及び修正についても本発明の特許請求の範囲に属することは言うまでもない。
例えば、粘度計は、測定した試料温度と粘度を外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ)に出力し、当該外部機器において、基準試料2の粘度関係式を算出、記憶し、対象試料3との比較を行ない、比較結果の表示までを行うようにしてよい。このような外部機器も、本発明の粘度計に含まれるものとする。
本発明にかかる粘度計の一実施例を示す機能ブロック構成図である。 本発明にかかる粘度値評価管理方法の一実施例を示すフローチャートである。 基準試料と対象試料の粘度値を試料温度値をパラメータとして表したグラフの一例である。 本発明にかかる粘度値評価管理方法の別の一実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
1:粘度計
10:操作入力部
11:測定部
11a:粘度測定部
11b:温度測定部
12:メモリ
13:演算部
13a:換算部
13b:関係式算出部
14:比較部
15:表示部
2:基準試料
3:対象試料

Claims (9)

  1. 予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、測定された粘度と試料温度に基づいて、前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係を求めておき、
    前記粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料について、任意の試料温度と、当該試料温度における粘度を測定する第1の過程と、
    前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係に基づいて、前記基準試料と前記対象試料の粘度値を、所定の同一温度における粘度値に換算する第2の過程と、
    前記第2の過程で換算された前記基準試料の粘度値と、前記対象試料の粘度値とを比較する第3の過程とを
    有することを特徴とする粘度値評価管理方法。
  2. 前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係は、粘度値を温度値をパラメータとした関係式で表されるものであり、
    前記第2の過程では、前記基準試料の関係式に、前記第1の過程で測定された試料温度値を代入して、前記対象試料の試料温度における前記基準試料の粘度値を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の粘度値評価管理方法。
  3. 予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、測定された粘度と試料温度に基づいて、前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係を求めておき、
    前記粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定する第1の過程と、
    前記第1の過程における測定結果に基づいて、前記対象試料の粘度値と試料温度値の関係を求める第2の過程と、
    前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係と、前記第2の過程で求められた前記対象試料の粘度値と試料温度値の関係とを比較する第3の過程とを
    有することを特徴とする粘度値評価管理方法。
  4. 前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係は、粘度値評価ないしは管理の許容範囲の上限と下限を表す粘度値を有する基準試料についてそれぞれ求められる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の粘度値評価管理方法。
  5. 試料の粘度と試料温度を測定する測定部と、演算部と、比較部とを有する粘度計であって、
    前記測定部は、予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、更に、
    前記粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料について、任意の試料温度と、当該試料温度における粘度を測定し、
    前記演算部は、予め求められた前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係に基づいて、前記基準試料と前記対象試料の粘度値を、所定の同一温度における粘度値に換算する換算部を有し、
    前記比較部は、前記換算部で換算された前記基準試料の粘度値と、前記対象試料の粘度値とを比較する
    ことを特徴とする粘度計。
  6. 前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係は、粘度値を温度値をパラメータとした関係式で表されるものであり、
    前記演算部は、前記基準試料の関係式を算出する関係式算出部を有しており、
    前記換算部は、前記基準試料の関係式に、前記測定部で測定された前記対象試料の試料温度値を代入して、前記対象試料の試料温度における前記基準試料の粘度値を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の粘度計。
  7. 試料の粘度と試料温度を測定する測定部と、演算部と、比較部とを有する粘度計であって、
    前記測定部は、予め、粘度値評価ないしは管理の目標となる粘度値を有する基準試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、更に、
    前記粘度値評価ないしは管理の対象となる対象試料について、複数の異なる試料温度における粘度を測定し、
    前記演算部は、前記基準試料と前記対象試料のそれぞれについて、粘度値と試料温度値の関係を算出する関係式算出部を有し、
    前記比較部は、前記関係式算出部で算出された前記基準試料の粘度値と試料温度値の関係と、前記対象試料の粘度値と試料温度値の関係とを比較する
    ことを特徴とする粘度計。
  8. 前記演算部は、粘度値評価ないしは管理の許容範囲の上限と下限を表す粘度値を有する基準試料についてそれぞれ、前記粘度値と試料温度値の関係を求める
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の粘度計。
  9. 前記粘度計は、金属製薄板状の振動子を備えた音叉振動式粘度計である
    ことを特徴とする請求項5から請求項8のいずれかに記載の粘度計。
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