JP6218461B2 - グロープラグの製造方法 - Google Patents
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[態様]
グロープラグの製造方法であって、
金属線によって形成され、螺旋形状の螺旋部と、先端部と、前記螺旋部と前記先端部との間に設けられた曲部と、を含む発熱コイルであって、前記螺旋部を形成する金属線の断面形状が前記螺旋部の径方向よりも前記螺旋部の中心軸方向に長い扁平形状であり、前記曲部は、前記螺旋部から前記先端部に向かって前記金属線を辿る場合に、前記金属線がグロープラグの先端側に対応する側である先端側に向かって曲がる部分であり、前記螺旋部の中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記曲部の少なくとも一部が、前記中心軸からの距離が前記螺旋部の最大半径よりも小さい特定距離の範囲内に配置され、前記先端部は、前記曲部から前記先端側に向かって延びる部分である、前記発熱コイルを準備することと、
前記発熱コイルを収容するための金属チューブであって、前記特定距離と同じ半径を有する孔が設けられた先端を含む部分である孔形成部を備える金属チューブを準備することと、
前記発熱コイルの前記先端部を、前記金属チューブの前記孔に、前記金属チューブの内部から挿入することによって、前記金属チューブの中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記発熱コイルの前記曲部の少なくとも一部が、前記孔と重なる領域内に位置するように、前記発熱コイルを前記金属チューブ内に配置することと、
前記発熱コイルの前記先端部と前記金属チューブの前記孔形成部とを溶接することと、
を含み、
前記曲部は、断面形状が扁平形状である金属線が曲がる部分であって、前記扁平形状の厚さ方向の前記曲部における変化量が45度以下であり、前記厚さ方向と直交する方向に向かって前記金属線が曲がる部分である、
製造方法。
グロープラグの製造方法であって、
金属線によって形成され、螺旋形状の螺旋部と、先端部と、前記螺旋部と前記先端部との間に設けられた曲部と、を含む発熱コイルであって、前記螺旋部を形成する金属線の断面形状が前記螺旋部の径方向よりも前記螺旋部の中心軸方向に長い扁平形状であり、前記曲部は、前記螺旋部から前記先端部に向かって前記金属線を辿る場合に、前記金属線がグロープラグの先端側に対応する側である先端側に向かって曲がる部分であり、前記螺旋部の中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記曲部の少なくとも一部が、前記中心軸からの距離が前記螺旋部の最大半径よりも小さい特定距離の範囲内に配置され、前記先端部は、前記曲部から前記先端側に向かって延びる部分である、前記発熱コイルを準備することと、
前記発熱コイルを収容するための金属チューブであって、前記特定距離と同じ半径を有する孔が設けられた先端を含む部分である孔形成部を備える金属チューブを準備することと、
前記発熱コイルの前記先端部を、前記金属チューブの前記孔に、前記金属チューブの内部から挿入することによって、前記金属チューブの中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記発熱コイルの前記曲部の少なくとも一部が、前記孔と重なる領域内に位置するように、前記発熱コイルを前記金属チューブ内に配置することと、
前記発熱コイルの前記先端部と前記金属チューブの前記孔形成部とを溶接することと、
を含む、製造方法。
適用例1に記載の製造方法であって、
前記発熱コイルは、さらに、前記螺旋部と前記曲部とを接続する接続部を含み、
前記螺旋部の中心軸と直交する面に対する前記接続部の傾きは、前記螺旋部の前記中心軸と直交する前記面に対する前記螺旋部を形成する前記金属線の傾きよりも、小さい、
製造方法。
適用例1または2に記載の製造方法であって、
前記曲部は、断面形状が扁平形状である金属線が曲がる部分であって、前記扁平形状の厚さ方向の前記曲部における変化量が45度以下であり、前記厚さ方向と直交する方向に向かって前記金属線が曲がる部分である、製造方法。
適用例3に記載の製造方法であって、
前記螺旋部の前記中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記曲部と重なる領域の半分以上の部分が、前記発熱コイルの前記先端部と重なる領域に、含まれている、製造方法。
適用例1ないし4のいずれかに記載の製造方法であって、
前記発熱コイルを前記金属チューブ内に配置する際には、前記金属チューブの中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記発熱コイルの前記曲部の全体が、前記孔と重なる領域内に位置するように、前記発熱コイルが前記金属チューブ内に配置される、製造方法。
A1.グロープラグの構成:
本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本発明の一実施例としてのグロープラグを示す説明図である。グロープラグ10は、図示しない内燃機関(例えば、ディーゼルエンジン)の始動補助等のための熱源として機能する。図示されたラインCLは、グロープラグ10の中心軸を示している。以下、中心軸CLのことを「軸線CL」とも呼び、中心軸CLと平行な方向を「軸線方向」とも呼ぶ。図1では、中心軸CLの右側が外観構成を示し、中心軸CLの左側が断面構成を示している。図中の第1方向D1と第2方向D2とは、軸線CLと平行であり、第2方向D2は、第1方向D1と反対の方向である。後述するように、通電によって発熱するヒータ800は、グロープラグ10の第1方向D1側の端部を形成している。以下、このような第1方向D1側を「先端側」とも呼び、第2方向D2側を「後端側」とも呼ぶ。
図2は、グロープラグ10の製造方法のフローチャートである。図2のフローチャートは、ヒータ800の製造方法を、詳細に示している。最初のステップS100では、グロープラグ10の部品が準備される。例えば、ヒータ800の部品として、チューブ810と、発熱コイル820と、制御コイル830と、絶縁粉末840と、パッキン850と、中軸30と、が準備される。
図6は、発熱コイルの別の実施例の概略図である。図4(C)に示す第1実施例との差異は、接続部824と曲部823とが、曲部823aに置換されている点だけである。第2実施例の発熱コイル820aの他の部分の構成は、第1実施例の発熱コイル820の構成と、同じである。共通な部分には、共通な符号を付して、説明を省略する。この発熱コイル820aは、第1実施例の発熱コイル820の代わりに利用可能である。
(1)発熱コイルの構成としては、上記各実施例に構成に限らず、種々の構成を採用可能である。例えば、第2実施例の発熱コイル820aに、図4(C)の第1実施例と同様の接続部824が設けられてもよい。具体的には、図4(C)に示す発熱コイル820の構成のうちの曲部823のみを、金属線をひねりつつ曲げる曲部に置換してもよい。
Claims (4)
- グロープラグの製造方法であって、
金属線によって形成され、螺旋形状の螺旋部と、先端部と、前記螺旋部と前記先端部との間に設けられた曲部と、を含む発熱コイルであって、前記螺旋部を形成する金属線の断面形状が前記螺旋部の径方向よりも前記螺旋部の中心軸方向に長い扁平形状であり、前記曲部は、前記螺旋部から前記先端部に向かって前記金属線を辿る場合に、前記金属線がグロープラグの先端側に対応する側である先端側に向かって曲がる部分であり、前記螺旋部の中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記曲部の少なくとも一部が、前記中心軸からの距離が前記螺旋部の最大半径よりも小さい特定距離の範囲内に配置され、前記先端部は、前記曲部から前記先端側に向かって延びる部分である、前記発熱コイルを準備することと、
前記発熱コイルを収容するための金属チューブであって、前記特定距離と同じ半径を有する孔が設けられた先端を含む部分である孔形成部を備える金属チューブを準備することと、
前記発熱コイルの前記先端部を、前記金属チューブの前記孔に、前記金属チューブの内部から挿入することによって、前記金属チューブの中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記発熱コイルの前記曲部の少なくとも一部が、前記孔と重なる領域内に位置するように、前記発熱コイルを前記金属チューブ内に配置することと、
前記発熱コイルの前記先端部と前記金属チューブの前記孔形成部とを溶接することと、
を含み、
前記曲部は、断面形状が扁平形状である金属線が曲がる部分であって、前記扁平形状の厚さ方向の前記曲部における変化量が45度以下であり、前記厚さ方向と直交する方向に向かって前記金属線が曲がる部分である、
製造方法。 - 請求項1に記載の製造方法であって、
前記発熱コイルは、さらに、前記螺旋部と前記曲部とを接続する接続部を含み、
前記螺旋部の中心軸と直交する面に対する前記接続部の傾きは、前記螺旋部の前記中心軸と直交する前記面に対する前記螺旋部を形成する前記金属線の傾きよりも、小さい、
製造方法。 - 請求項1または2に記載の製造方法であって、
前記螺旋部の前記中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記曲部と重なる領域の半分以上の部分が、前記発熱コイルの前記先端部と重なる領域に、含まれている、製造方法。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の製造方法であって、
前記発熱コイルを前記金属チューブ内に配置する際には、前記金属チューブの中心軸と平行な方向を向いて見た場合に、前記発熱コイルの前記曲部の全体が、前記孔と重なる領域内に位置するように、前記発熱コイルが前記金属チューブ内に配置される、製造方法。
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