JP6218128B1 - 電動パワーステアリング装置のチューニング装置 - Google Patents

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Abstract

電動パワーステアリング装置のチューニングの作業コストを抑制するとともに、操舵補助指令値の演算処理時間を抑制する。操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値との対応関係に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置のチューニング装置であって、操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表される複数の候補点を受け付ける候補点受付部と、複数の候補点を近似する高次多項式を算出する多項式算出部と、高次多項式に基づいて、操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値とにより表される、複数の候補点より多い複数の調整点を算出する調整点算出部と、複数の調整点における隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を算出する一次関数算出部と、複数の一次関数の情報を、対応関係を調整するために出力する調整情報出力部と、を備える。

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置のチューニング装置に関する。
車両用の電動パワーステアリング装置では、ハンドルの操作によりステアリングシャフトに発生する操舵トルクを検出し、その検出結果に基づいて、操舵力を補助するための操舵補助指令値を算出することが行われる(例えば、特許文献1)。
操舵トルクに応じた操舵補助指令値を算出可能とするために、電動パワーステアリング装置には、トルクと操舵補助指令値との対応関係を示す情報であるアシストマップが記憶されている。電動パワーステアリング装置では、操舵フィールを良好なものとするために、アシストマップのチューニングが重要となる。
例えば、図18及び図19は、アシストマップのチューニング手法の一例を示す図である。図18及び図19において、横軸は操舵トルク(Nm)、縦軸は操舵補助指令値(電流:A)である。
図18に示す例では、操舵フィールが好ましい複数の点(操舵トルクと操舵補助指令値との組)が決定されている。そして、隣接する点の間が一次関数で補間され、一次関数のパラメータが、アシストマップとして記憶される。
図19に示す例においても、操舵フィールが好ましい複数の点が決定されている。そして、複数の点を近似する高次多項式が導出され、高次多項式のパラメータが、アシストマップとして記憶される。
特開平10−59203号公報
図18に示すように、隣接する点の間を一次関数で補間する場合、特に低トルク領域において、操舵補助指令値の変化を滑らかなものとするためには、多数の点を決定することが求められる。しかしながら、点の決定は人手で行われるため、チューニングの作業コストが増大してしまう。
他方、図19に示すように、高次多項式を用いる手法では、人手で多数の点を決定する必要はなく、チューニングの作業コストは抑制される。しかしながら、電動パワーステアリング装置において、操舵補助指令値を算出する際には、高次多項式の計算が必要であるため、演算処理時間が増大してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、電動パワーステアリング装置のチューニングの作業コストを抑制するとともに、操舵補助指令値の演算処理時間を抑制することを目的とする。
本発明の一側面に係るチューニング装置は、操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値との対応関係に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置のチューニング装置であって、操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表される複数の候補点を受け付ける候補点受付部と、複数の候補点を近似する高次多項式を算出する多項式算出部と、高次多項式に基づいて、操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値とにより表される、複数の候補点より多い複数の調整点を算出する調整点算出部と、複数の調整点における隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を算出する一次関数算出部と、複数の一次関数の情報を、対応関係を調整するために出力する調整情報出力部と、を備える。
なお、本発明において、「部」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
本発明によれば、電動パワーステアリング装置のチューニングの作業コストを抑制するとともに、操舵補助指令値の演算処理時間を抑制することが可能となる。
電動パワーステアリング装置の一般的な構成及び本発明の一実施形態であるチューニング装置の構成を示す図である。 コントロールユニット30によるモータ20の制御を行うための機能の一例を示すブロック図である。 アシストマップ200の一例であるアシストマップ200Aを示す図である。 チューニング装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。 チューニング装置100の一例であるチューニング装置100A(第1実施形態)において実現される機能(第1実施形態)を示すブロック図である。 候補点の一例を示す図である。 候補点を近似する高次多項式(関数)の一例を示す図である。 調整点の例を示す図である。 調整点の例を示す図である。 図8に示した複数の調整点について、隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を示す図である。 チューニング装置100Aにおける処理の一例を示すフローチャートである。 アシストマップ200の一例であるアシストマップ200Bを示す図である。 チューニング装置100の一例であるチューニング装置100B(第2実施形態)において実現される機能を示すブロック図である。 高次多項式の補正の一例を示す図である。 補正高次多項式の一例を示す図である。 調整点の一例を示す図である。 図14に示した複数の調整点について、隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を示す図である。 チューニング装置100Bにおける処理の一例を示すフローチャートである。 シミュレーションで用いたアシストマップを示す図である。 ハンドル舵角の変化に伴う操舵トルクの変化を、横軸を時間で示したシミュレーション結果である。 ハンドル舵角の変化に伴う操舵トルクの変化を、横軸をハンドル舵角で示したシミュレーション結果である。 アシストマップのチューニング手法の一例を示す図である。 アシストマップのチューニング手法の他の一例を示す図である。
==第1実施形態==
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、電動パワーステアリング装置の一般的な構成及び本発明の一実施形態であるチューニング装置の構成を示す図である。
電動パワーステアリング装置は、ハンドル1、コラム軸2、減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a,4b、ピニオンラック機構5、タイロッド6a,6b、ハブユニット7a,7b、操向車輪8L,8R、トルクセンサ10、イグニションキー11、バッテリ13、舵角センサ14、モータ20、コントロールユニット(ECU)30、CAN(Control Area Network)40、及び非CAN41を備える。
チューニング装置100は、電動パワーステアリング装置のチューニングを行うためのコンピュータである。
図1に示すように、ハンドル1のコラム軸2は、減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a,4b、ピニオンラック機構5、タイロッド6a,6bを経て、さらにハブユニット7a,7bを介して操向車輪8L,8Rに連結されている。また、コラム軸2には、ハンドル1の操舵角θrを検出する舵角センサ14、及び操舵トルクThを検出するトルクセンサ10が設けられている。そして、ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が、減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。電動パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット(ECU)30には、バッテリ13から電力が供給されるとともに、イグニションキー11を経てイグニションキー信号が入力される。コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクThと車速センサ12で検出された車速Vsとに基づいて、操舵補助指令値の演算を行い、モータ20を制御する。
コントロールユニット30には、各種情報を授受するCAN40が接続されている。コントロールユニット30は、CAN40を介して、チューニング装置100と通信を行うことができる。また、コントロールユニット30は、車速Vs等の車両情報をCAN40から受信することもできる。コントロールユニット30には、CAN40とは異なる形式でデータの送受信を行うためのインタフェースである非CAN41を接続することも可能である。
チューニング装置100は、電動パワーステアリング装置における操舵フィール(アシストマップ)をチューニングするための装置である。チューニング装置100は、例えばCAN40を介して、チューニング結果をコントロールユニット30に書き込むことができる。チューニング装置100は、CAN40に常時接続されている必要はなく、チューニング結果をコントロールユニット30に書き込む時だけCAN40に接続されればよい。なお、チューニング装置100がコントロールユニット30と通信を行うためのインタフェースはCAN40に限られず、非CAN41等、任意のインタフェースを利用することができる。
図2は、コントロールユニット30によるモータ20の制御を行うための機能の一例を示すブロック図である。図2に示す各機能は、例えば、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することや、トランジスタ等の回路素子を用いたりすることにより実現される。
図2に示すように、コントロールユニット30は、アシストマップ200、操舵補助指令値演算部201、減算部202、PI(比例−積分)制御部203、PWM(パルス幅変調)制御部204、及びインバータ205を備える。
アシストマップ200は、操舵トルクと操舵補助指令値(電流値)との対応関係を示す情報である。図3は、アシストマップ200の一例であるアシストマップ200Aを示す図である。図3に示すように、アシストマップ200Aは、例えば、低速、中速、及び高速の各速度域における、操舵トルク及び操舵補助指令値の対応関係を示す情報を含む。本実施形態では、対応関係を示す情報は、複数の一次関数のパラメータにより表される。アシストマップ200は、チューニング装置100から更新することが可能である。
操舵補助指令値演算部201は、操舵トルクTh及び車速Vsに基づいて、アシストマップ200を用いて、モータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補助指令値Iref1を算出する。図3に示した例を参照して説明する。例えば、車速Vsが、低速の場合、操舵補助指令値演算部201は、図3に示すMap_L(複数の一次関数の集合により構成される関数)に操舵トルクThを代入することにより、操舵補助指令値Iref1を算出することができる。車速Vsが、中速及び高速の場合も同様に、操舵補助指令値演算部201は、図3に示すMap_M及びMap_Hに基づいて、操舵補助指令値Iref1を算出することができる。また、操舵補助指令値演算部201は、車速Vsが2つの速度域の間にある場合、これら2つの速度域の関数を用いて操舵補助指令値Iref1を算出することができる。例えば、車速Vsが、低速と中速の間の速度である場合、操舵補助指令値演算部201は、Map_L(Th)×α+Map_M(Th)×(1−α)=Iref1とすることができる。なお、αは、0<α<1の値であり、例えば、車速Vsに応じて適宜設定することができる。
操舵補助指令値演算部201により算出された操舵補助指令値Iref1は、減算部202を経て、特性改善のためのPI制御部203に入力される。PI制御部203で特性改善された電圧制御指令値Vrefが、PWM制御部204に入力され、更にインバータ205を介してモータ20がPWM駆動される。モータ20の電流値Imはモータ電流検出器210で検出され、減算部202にフィードバックされる。
図4は、チューニング装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。チューニング装置100は、プロセッサ400、記憶装置401、通信インタフェース(I/F)402、入力インタフェース(I/F)403、及び表示装置404を備える。
プロセッサ400は、記憶装置401に格納されたプログラムを実行することにより、チューニング装置100における各種機能を実現する。
記憶装置401は、プログラムやデータを記憶するためのデバイスであり、メモリやハードディスク等を含む。記憶装置401は、一時的にデータを格納するための揮発性の記憶領域や、恒久的にデータを格納するための不揮発性の記憶領域を含む。
通信I/F402は、チューニング装置100の外部の装置との間でデータの送受信を行うためのインタフェースである。本実施形態では、通信I/F402は、例えばCAN40を介してコントロールユニット30と通信を行うために用いられる。
入力I/F403は、チューニング装置100に様々なデータを入力するためのインタフェースである。入力I/F403は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等を含む。本実施形態では、入力I/F403は、ユーザが、操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表される候補点(後述)を入力するために用いられる。
表示装置404は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置404は、チューニング装置100の外部に設けられてもよい。また、表示装置404は、タッチパネル等による入力I/F403の機能を兼ね備えてもよい。
図5は、チューニング装置100の一例であるチューニング装置100Aにおいて実現される機能(第1実施形態)を示すブロック図である。チューニング装置100Aは、候補点受付部500、候補点記憶部501、多項式算出部502、多項式記憶部503、調整点算出部504、調整点記憶部505、一次関数算出部506、調整情報記憶部507、及び調整情報出力部508を備える。図5に示す各部は、例えば、記憶装置401の記憶領域を用いたり、記憶装置401に格納されたプログラムをプロセッサ400が実行したりすることにより実現することができる。
候補点受付部500は、操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表される候補点をユーザから受け付け、当該候補点の情報を候補点記憶部501に格納する。図6は、候補点の一例を示す図である。図6において、候補点は白丸で表されている。図6に示す例では、候補点受付部500は、ある速度域における4つの候補点(座標値)を受け付けている。なお、候補点受付部500が受け付ける候補点の数は、3つ以上の任意の数とすることができる。また、候補点受付部500は、複数の速度域の各々について、候補点を受け付けることができる。
多項式算出部502は、候補点受付部500により受け付けられた複数の候補点を近似する高次多項式(二次以上)を最小二乗法やスプライン補間により算出し、算出した高次多項式の情報(例えば、高次多項式の係数等)を多項式記憶部503に格納する。なお、複数の速度域の各々について候補点が受け付けられた場合、高次多項式も、複数の速度域の各々について算出される。図7は、候補点を近似する高次多項式(関数)の一例を示す図である。図7に示すように、高次多項式は、例えば、原点(操舵トルク=0,操舵補助指令値=0)を通る関数とすることができる。また、高次多項式は、例えば、原点における勾配をゼロとすることができる。
調整点算出部504は、多項式算出部502により算出された高次多項式に基づいて、操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値とにより表される調整点を算出し、算出した調整点の情報を調整点記憶部505に格納する。なお、複数の速度域の各々について高次多項式が算出された場合、調整点も、複数の速度域の各々について算出される。
図8A及び図8Bは、調整点の例を示す図である。図8A及び図8Bにおいて、調整点は黒丸で表されている。図8A及び図8Bに示す例では、調整点算出部504は、7つの調整点(座標値)を算出している。即ち、調整点算出部504は、操舵トルクの特定の値X0〜X7の各々について、高次多項式に基づいて、操舵補助指令値Y0〜Y7を算出する。また、図8A及び図8Bに示すように、操舵補助指令値には、速度域ごとに上限値を設定することができる。そして、調整点算出部504は、高次多項式と上限値(Y=上限値の直線)との交点(図8A及び図8Bの例では(X6,Y6))を調整点の1つとすることができる。また、調整点算出部504は、当該交点より操舵トルクが大きく操舵補助指令値が上限値である点(図8A及び図8Bの例では(X7,Y7))を調整点とすることができる。なお、調整点算出部504が算出する調整点の数は、候補点の数より多い任意の数とすることができる。
また、調整点算出部504は、高次多項式において曲率が比較的大きい区間における調整点の数が比較的多くなるように、調整点を算出することができる。例えば、図8Aに示す例では、曲率が比較的大きい(操舵トルクが比較的小さい)区間(第2の区間)では、4つの調整点が算出され、曲率が比較的小さい(操舵トルクが比較的大きい)区間(第1の区間)では、3つの調整点が算出されている。
また、調整点算出部504は、高次多項式の曲率が大きくなるにしたがって調整点間における操舵トルクの差が小さくなるように複数の調整点を算出することができる。例えば、図8Bに示す例では、曲率が比較的小さい区間では、調整点間における操舵トルクの差が比較的大きいTr2であるのに対して、曲率が比較的大きい区間では、調整点間における操舵トルクの差が比較的小さいTr1となっている。なお、高次多項式の曲率は、例えば2階微分により算出することができる。また、微分は、近接する2点間の差分によって算出されてもよい。
なお、調整点算出部504は、高次多項式において曲率が比較的大きい区間における調整点の数が比較的多くなるように、かつ、高次多項式の曲率が大きくなるにしたがって調整点間における操舵トルクの差が小さくなるように、複数の調整点を算出することができる。
一次関数算出部506は、調整点算出部504により算出された調整点における隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を算出し、算出された一次関数の情報(例えば、一次関数の係数等)を、アシストマップ200を調整するための調整情報として、調整情報記憶部507に格納する。複数の速度域の各々について調整点が算出された場合、一次関数も、複数の速度域の各々について算出される。図9は、図8に示した複数の調整点について、隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を示す図である。
調整情報出力部508は、一次関数算出部506により算出された一次関数の情報を、アシストマップ200(操舵トルクと操舵補助指令値との対応関係)を調整するために出力する。調整情報出力部508は、例えば、CAN40を介して、調整情報をコントロールユニット30に書き込むことにより、アシストマップ200を調整する。
図10は、チューニング装置100Aにおける処理の一例を示すフローチャートである。 まず、候補点受付部500は、操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表されるM個の候補点をユーザから受け付ける(S1001)。多項式算出部502は、M個の候補点を近似する高次多項式を算出する(S1002)。調整点算出部504は、算出された高次多項式に基づいて、操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値とにより表されるN個(N>M)の調整点を算出する(S1003)。一次関数算出部506は、N個の調整点における隣接する2点間を結ぶN−1個の一次関数を算出する(S1004)。そして、調整情報出力部508は、N−1個の一次関数の情報を、アシストマップ200における対応関係を調整するために出力する(S1005)。なお、前述したように、チューニング装置100Aでは、複数の速度域の各々において、図10に示す処理を実行することができる。この場合、調整情報の出力は、速度域ごとに行われてもよいし、複数の速度域についてまとめて行われてもよい。
以上、本発明の第1実施形態について説明した。チューニング装置100Aでは、比較的少ないM個の候補点をユーザから受け付け、当該M個の候補点を近似する高次多項式が最小二乗法やスプライン補間により算出され、算出された高次多項式に基づいて、比較的多いN個(N>M)の調整点が算出される。そして、チューニング装置100Aでは、N個の調整点における隣接する2点間を結ぶN−1個の一次関数が算出され、N−1個の一次関数の情報が、アシストマップ200に書き込まれる。従って、図18に示したように比較的多くの点を人手で決定する場合と比較して、チューニングの作業コストを抑制することができる。また、操舵補助指令値の算出時に参照される情報は、一次関数の情報であるため、図19に示したように高次多項式の情報をそのまま参照する場合と比較して、操舵補助指令値の演算処理時間を抑制することができる。
また、チューニング装置100Aでは、図8に例示したように、高次多項式の曲率が比較的大きい領域における調整点の個数を、高次多項式の曲率が比較的小さい領域における調整点の個数よりも多くすることができる。これにより、図9に例示したように、一次関数による補間を行った場合における操舵補助指令値の変化を滑らかにし、操舵フィールを良好なものとすることができる。
また、チューニング装置100Aでは、最小二乗法又はスプライン補間によって高次多項式の算出を行うことにより、図8に例示したように、特に操舵トルクの低い領域における操舵補助指令値の変化が緩やかになり、操舵フィールを良好なものとすることができる。
==第2実施形態==
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同等の構成には同等の符号を付して詳細な説明を省略する。
図11は、アシストマップ200の一例であるアシストマップ200Bを示す図である。アシストマップ200Bは、図3に示したアシストマップ200Aと比較すると、上限値近傍における操舵補助指令値の変化が滑らかである点が異なっている。
図12は、チューニング装置100の一例であるチューニング装置100B(第2実施形態)において実現される機能を示すブロック図である。チューニング装置100Bは、図5に示したチューニング装置100Aが備える構成に加えて、多項式補正部1200をさらに備えている。
多項式補正部1200は、操舵補助指令値を所定の上限値で制限するとともに、当該所定の上限値近傍において、操舵トルクに対する操舵補助指令値の変化率が漸次的に減少するように高次多項式を補正して補正高次多項式を算出する。そして、多項式補正部1200は、算出した補正高次多項式の情報(例えば、補正高次多項式の係数等)を多項式記憶部503に格納する。
図13Aは、高次多項式の補正の一例を示す図である。図13Aに示すように、多項式補正部1200は、高次多項式と上限値の直線との交点Xを求める。そして、多項式補正部1200は、交点Xより操舵トルクが低い領域における高次多項式の点Aと、交点Xより操舵トルクが高い領域における直線の点Bを求める。図13Aに示すように、点Aの操舵トルクは交点Xの操舵トルクよりもCaだけ低く、点Bの操舵トルクは交点Xの操舵トルクよりもCbだけ高い。なお、Ca,Cbの値は、予め定められていてもよいし、例えば交点Xにおける高次多項式の傾き等に基づいて動的に算出されてもよい。点A,Bが求まると、多項式補正部1200は、点Aから点Bに向かって、操舵トルクに対する操舵補助指令値の変化率(傾き)が漸次的に減少するように、点A及び点B間の補正曲線(例えば三次曲線)を算出する。なお、多項式補正部1200は、点Aにおいて、高次多項式の傾きと補正曲線の傾きとが等しくなるように補正曲線を算出することができる。また、多項式補正部503は、点Bにおける傾きがゼロとなるように補正曲線を算出することができる。
図13Bは、補正高次多項式の一例を示す図である。図13Bに示すように、補正高次多項式は、操舵トルクが点Aより低い領域では高次多項式、操舵トルクが点Aと点Bの間では補正曲線、操舵トルクが点Bより高い領域では上限値の直線により構成される。
調整点算出部504は、多項式補正部1200により算出された補正高次多項式に基づいて、操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値とにより表される調整点を算出し、算出した調整点の情報を調整点記憶部505に格納する。なお、複数の速度域の各々について高次多項式が算出された場合、調整点も、複数の速度域の各々について算出される。
図14は、調整点の一例を示す図である。図14において、調整点は黒丸で表されている。図14に示す例では、調整点算出部504は、11個の調整点(座標値)を算出している。即ち、調整点算出部504は、操舵トルクの特定の値X0〜X10の各々について、補正高次多項式に基づいて、操舵補助指令値Y0〜Y10を算出する。なお、調整点算出部504が算出する調整点の数は、候補点の数より多い任意の数とすることができる。図15は、図14に示した複数の調整点について、隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を示す図である。
また、調整点算出部504は、図8A及び図8Bに示した例と同様に、補正高次多項式において曲率が比較的大きい区間における調整点の数が比較的多くなるように、及び/又は、高次多項式の曲率が大きくなるにしたがって調整点間における操舵トルクの差が小さくなるように、調整点を算出することができる。
図16は、チューニング装置100Bにおける処理の一例を示すフローチャートである。まず、候補点受付部500は、操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表されるM個の候補点をユーザから受け付ける(S1601)。多項式算出部502は、M個の候補点を近似する高次多項式を最小二乗法により算出する(S1602)。多項式補正部1200は、操舵補助指令値を所定の上限値で制限するとともに、当該所定の上限値近傍において、操舵トルクに対する操舵補助指令値の変化率が漸次的に減少するように高次多項式を補正して補正高次多項式を算出する(S1603)。調整点算出部504は、算出された補正高次多項式に基づいて、操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値とにより表されるN個(N>M)の調整点を算出する(S1604)。一次関数算出部506は、N個の調整点における隣接する2点間を結ぶN−1個の一次関数を算出する(S1605)。そして、調整情報出力部508は、N−1個の一次関数の情報を、アシストマップ200における対応関係を調整するために出力する(S1606)。なお、前述したように、チューニング装置100では、複数の速度域の各々において、図16に示す処理を実行することができる。この場合、調整情報の出力は、速度域ごとに行われてもよいし、複数の速度域についてまとめて行われてもよい。
図17A〜図17Cを参照して、高次多項式の補正による効果を検証するためのシミュレーション結果を説明する。
図17Aは、シミュレーションで用いたアシストマップを示す図である。図17Aに示すように、シミュレーションでは、高次多項式の代わりに傾き20(A/Nm)の直線が用いられている。また、操舵補助指令値の上限値は80(A)、傾き20の直線と上限値の直線との交点Xの操舵トルクは5(Nm)、交点Xより操舵トルクが低い領域における点Aの座標は(4(Nm),60(A))、交点Xより操舵トルクが高い領域における点Bの座標は(7(Nm),80(A))であり、点A及び点B間の補正曲線は三次曲線である。
図17Bは、ハンドル舵角の変化に伴う操舵トルクの変化を、横軸を時間で示したシミュレーション結果である。また、図17Cは、ハンドル舵角の変化に伴う操舵トルクの変化を、横軸をハンドル舵角で示したシミュレーション結果である。本シミュレーションでは、ハンドル舵角を図17Bに破線で示すように変化させた場合の操舵トルクの変化を検出した。図17B及び図17Cに示すように、補正なしの場合、ハンドル舵角320度付近において操舵トルクが大きく変化している。他方、補正ありの場合、補正なしの場合と比較して、ハンドル舵角320度付近における操舵トルクの変化が緩やかになっている。このシミュレーション結果から明らかなように、操舵補助指令値の上限値近傍において、操舵トルクに対する操舵補助指令値の変化率が漸次的に減少するように高次多項式を補正することにより、ハンドル舵角の変化に伴う操舵トルクの変化を緩やかにすることが可能であることがわかる。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。チューニング装置100Bでは、比較的少ないM個の候補点をユーザから受け付け、当該M個の候補点を近似する高次多項式が最小二乗法やスプライン補間により算出される。さらに、操舵補助指令値の上限値近傍において、操舵トルクに対する操舵補助指令値の変化率が漸次的に減少するように補正高次多項式が算出される。そして、算出された補正高次多項式に基づいて、比較的多いN個(N>M)の調整点が算出される。そして、チューニング装置100Bでは、N個の調整点における隣接する2点間を結ぶN−1個の一次関数が算出され、N−1個の一次関数の情報が、アシストマップ200に書き込まれる。
これにより、図18に示したように比較的多くの点を人手で決定する場合と比較して、チューニングの作業コストを抑制することができる。また、操舵補助指令値の算出時に参照される情報は、一次関数の情報であるため、図19に示したように高次多項式の情報をそのまま参照する場合と比較して、操舵補助指令値の演算処理時間を抑制することができる。また、チューニング装置100Bにおいては、補正高次多項式に基づいて一次関数が算出されるため、一次関数又は高次多項式と操舵補助指令値の上限値との交点の前後における操舵補助指令値の変化率(傾き)の急激な変化が抑制され、操舵フィールを向上させることができる。
なお、本実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1 ハンドル1
2 コラム軸2
3 減速ギア3
4a,4b ユニバーサルジョイント
5 ピニオンラック機構
6a,6b タイロッド
7a,7b ハブユニット
8L,8R 操向車輪
10 トルクセンサ
11 イグニションキー
13 バッテリ
14 舵角センサ
20 モータ20
30 コントロールユニット(ECU)
40 CAN
41 非CAN
100 チューニング装置
200 アシストマップ200
201 操舵補助指令値演算部
202 減算部202
203 PI制御部
204 PWM制御部204
205 インバータ
210 モータ電流検出器
400 プロセッサ
401 記憶装置
402 通信インタフェース
403 入力インタフェース
404 表示装置
500 候補点受付部
501 候補点記憶部
502 多項式算出部
503 多項式記憶部
504 調整点算出部
505 調整点記憶部
506 一次関数算出部
507 調整情報記憶部
508 調整情報出力部
1200 多項式補正部

Claims (9)

  1. 操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値との対応関係に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置のチューニング装置であって、
    前記操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表される複数の候補点を受け付ける候補点受付部と、
    前記複数の候補点を近似する高次多項式を算出する多項式算出部と、
    前記高次多項式に基づいて、前記操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた前記操舵補助指令値とにより表される、前記複数の候補点より多い複数の調整点を算出する調整点算出部と、
    前記複数の調整点における隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を算出する一次関数算出部と、
    前記複数の一次関数の情報を、前記対応関係を調整するために出力する調整情報出力部と、
    を備えるチューニング装置。
  2. 請求項1に記載のチューニング装置であって、
    前記多項式算出部は、最小二乗法又はスプライン補間によって前記高次多項式を算出する、
    チューニング装置。
  3. 請求項1又は2に記載のチューニング装置であって、
    前記調整点算出部は、
    前記高次多項式において第1の曲率を有する第1の区間から、第1の数の前記調整点を算出し、
    前記高次多項式において前記第1の曲率より大きい第2の曲率を有する第2の区間から、第1の数より多い第2の数の前記調整点を算出する、
    チューニング装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のチューニング装置であって、
    前記調整点算出部は、前記高次多項式の曲率が大きくなるにしたがって調整点間における操舵トルクの差が小さくなるように前記調整点を算出する、
    チューニング装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のチューニング装置であって、
    前記操舵補助指令値を所定の上限値で制限するとともに、当該所定の上限値近傍において、前記操舵トルクに対する前記操舵補助指令値の変化率が漸次的に減少するように前記高次多項式を補正して補正高次多項式を算出する多項式補正部をさらに備え、
    前記調整点算出部は、前記補正高次多項式に基づいて、前記調整点を算出する、
    チューニング装置。
  6. 請求項5に記載のチューニング装置であって、
    前記多項式補正部は、
    前記高次多項式と前記所定の上限値の直線との交点より前記操舵トルクが低い領域における前記高次多項式の点から、前記交点より前記操舵トルクが高い領域における前記直線の点に向かって、前記操舵トルクに対する前記操舵補助指令値の変化率が漸次的に減少するように前記補正高次多項式を算出する、
    チューニング装置。
  7. 請求項6に記載のチューニング装置であって、
    前記多項式補正部は、
    前記交点より前記操舵トルクが低い領域における前記高次多項式の点における前記高次多項式の傾きに基づいて、前記操舵トルクに対する前記操舵補助指令値の変化率が漸次的に減少するように前記補正高次多項式を算出する、
    チューニング装置。
  8. 操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値との対応関係に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置のチューニング方法であって、
    チューニング装置が、
    前記操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表される複数の候補点を受け付け、
    前記複数の候補点を近似する高次多項式を算出し、
    前記高次多項式に基づいて、前記操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた前記操舵補助指令値とにより表される、前記複数の候補点より多い複数の調整点を算出し、
    前記複数の調整点における隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を算出し、
    前記複数の一次関数の情報を、前記対応関係を調整するために出力する、
    を備えるチューニング方法。
  9. 操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値との対応関係に基づいて操舵補助を行う電動パワーステアリング装置のチューニング装置に、
    前記操舵トルクと当該操舵トルクに応じた操舵補助指令値の候補値とにより表される複数の候補点を受け付ける候補点受付部と、
    前記複数の候補点を近似する高次多項式を算出する多項式算出部と、
    前記高次多項式に基づいて、前記操舵トルクと、当該操舵トルクに応じた前記操舵補助指令値とにより表される、前記複数の候補点より多い複数の調整点を算出する調整点算出部と、
    前記複数の調整点における隣接する2点間を結ぶ複数の一次関数を算出する一次関数算出部と、
    前記複数の一次関数の情報を、前記対応関係を調整するために出力する調整情報出力部と、
    を実現させるためのプログラム。
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