JP6217155B2 - 包装袋 - Google Patents

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本発明は、包装袋に関するものである。
包装袋には、内容物保護性や、加飾性、あるいは、液体内容物の場合その注ぎだし易さなどが求められている。そのため、各種工夫が加えられているものがある。そのような包装袋として、包装袋を二重壁で構成し、内側フィルムと外側フィルムの間に、気体を充填した包装袋があった。
例えば、内容物を外部からの衝撃を緩衝する目的で、表フィルムと裏フィルムとを対向させ、開口部を残して周縁部を接合して形成された緩衝梱包袋において、表フィルム及び裏フィルムは、それぞれ内側フィルムと外側フィルムとが重ねあわされて形成され、内側フィルムと外側フィルムとの間に独立充填室が形成されるようにその周縁部又は該周縁部近傍を巡る部分が接合された緩衝梱包袋がある(特許文献1)。
公知文献を以下に示す。
特開2010−89808号公報
特許文献1の緩衝梱包袋においては、内側フィルムと外側フィルムの間のすべてに気体を封入するので、気体の量が多くなって内容物を収容する空間が狭くなってしまったり、内容物が大きなものであった場合、持ち上げたときに気体が偏って、内容物が下側に寄ってしまったりして十分に機能しないことがあった。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、内容物を収容する空間を十分確保でき、内容物が寄ってしまうことなく、内容物に対して耐衝撃性を有する包装袋を提供することを課題とする。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、表フィルムと裏フィルムを重ね合わせ周縁シール部を設け、該周縁シール部より内側に内容物収納部を設けた包装袋であって、前記表フィルムと裏フィルムがそれぞれ外側フィルムと内側フィルムの積層フィルムからなり、該外側フィルムと内側フィルムの間に接着部に囲まれた未接着部からなる独立充填室が設けられ、前記内容物収納部を囲む前記表フィルムと裏フィルムに、前記独立充填室が部分的にパターン状に設けられており、
前記表フィルムと裏フィルムを貫通してなる気体充填口が設けられていることを特徴とする包装袋である。
本発明の請求項2の発明は、前記気体充填口は、前記独立充填室と連絡路により連通していることを特徴とする請求項1に記載の包装袋である。
本発明の請求項3の発明は、前記気体充填口は、前記周縁シール部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋である。
本発明の包装袋は、独立充填室が、接着部で囲まれたパターン状の未接着部からなっていて、接着部で大きく膨らまないように抑えられているので、内容物を収容する空間を十分確保でき、内容物が寄ってしまうことがなく、そして、内容物に対する耐衝撃性が優れている。
本発明の包装袋の第1の実施形態を模式的な説明図である。(a)平面で示した説明図、(b)(a)におけるA−A線に沿った断面の説明図、(c)(a)におけるB−B線に沿った断面の説明図である。 本発明の包装袋の第2の実施形態を模式的な説明図である。(a)平面で示した説明図、(b)(a)におけるC−C線に沿った断面の説明図、(c)(a)におけるD−D線に沿った断面の説明図である。 本発明の包装袋の第3の実施形態を模式的な説明図である。(a)平面で示した説明図、(b)(a)におけるE−E線に沿った断面の説明図、(c)(a)におけるF−F線に沿った断面の説明図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明を実施するための第1の実施形態につき説明する。
図1は、本発明の包装袋の第1の実施形態を模式的な説明図である。(a)平面で示した説明図、(b)(a)におけるA−A線に沿った断面の説明図、(c)(a)におけるB−B線に沿った断面の説明図である。
第1の実施形態の包装袋100は、表フィルム1と裏フィルム2を重ね合わせ周縁シール部3を設け、周縁シール部3より内側に表フィルム1と裏フィルム2に挟まれた内容物収納部4を設けた四方シールの包装袋である。
表フィルム1と裏フィルム2は、それぞれ、外側フィルム5と内側フィルム6の積層フィルムからなっている。そして、外側フィルム5と内側フィルム6の間に接着部7に囲まれた未接着部からなる独立充填室8が設けられ、独立充填室8は内容物収納部4を囲む表フィルム1と裏フィルム2に設けられている。
本実施形態の包装袋100では、周縁シール部3に表フィルム1と裏フィルム2を貫通してなる気体充填口9が設けられ、気体充填口9は、外側フィルム5と内側フィルム6が未接着になっている連絡路10により、独立充填室8に連通している。
独立充填室8は、接着部7で囲まれた未接着部からなり、縦に細長い複数の長方形状とその間を連通させるような横に細長い長方形状のパターンで設けられ、横に細長い長方形状が、周縁シール部3の連絡路10に接続している。
包装袋100の上方の周縁シール部3には、包装袋100を開封する手段としてノッチ11が設けられている。また、上下の中央付近には、使用後の包装袋100の独立充填室8から気体を抜くために、独立充填室8を容易に手で切断するための易切断機構として、ノッチ12が設けられている。
本実施形態の包装袋100に用いる外側フィルム5には、外面側から基材層とシーラント層の積層フィルムを用いることが出来る。また、内側フィルム6には、シーラントフィルムを用いることが出来る。
外側フィルム5に用いる基材層としては、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどが使用できる。そして、その2軸延伸、あるいは、1軸延伸、未延伸のプラスチックフィルムが好ましく使用できる。その厚さは好ましくは、12〜50μmである。
また、これらのプラスチックフィルムを組み合わせて、基材層を多層にして設けても良い。また、バリア性を向上させるために、アルミニウム箔などの金属箔や、アルミニウムなどの金属蒸着層あるいは、アルミナやシリカなどの無機酸化物蒸着層などのバリア層を設けてもよい。
外側フィルム5に用いるシーラント層には、熱溶融性樹脂が用いられる。ポリプロピレンや、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、あるいは、酸変性ポリエチレンなどが用いられる。これらの未延伸フィルムや押出しラミネーションによる樹脂層として設けることができる。
内側フィルム6に用いるシーラントフィルムには、外側フィルム5に用いるシーラント層に用いる、ポリプロピレンや、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、あるいは、酸変性ポリエチレンなどと熱融着可能な未延伸の樹脂フィルムが用いられる。
この外側フィルム5と内側フィルム6を重ね合わせて熱融着により、接着部7を設けて、接着部7で囲まれた未接着部の独立充填室8を設け、表フィルム1と裏フィルム2を作成する。
この表フィルム1と裏フィルム2を用いて、図1(a)のように製袋し、独立充填室8に気体などを吹き込んで膨らませると、外側フィルム5が内側フィルム6より腰が強く、曲がりにくいので、図1(b)、(c)にあるように、独立充填室8の部分で、外側フィルム5は余り湾曲していないが、それと比較して、内側フィルム6は大きく湾曲して膨らむ。
このようになっているので、内容物は、内側に大きく湾曲した内側フィルム6で押えられて固定され、内容物がどちらかに片寄ってしまうことがなく、内容物に対する耐衝撃性が優れ、また、断熱性も優れている。更には、独立充填室8が接着部7で囲まれた未接着部からなっているので、内容物を収容する空間を十分確保できる。
<第2の実施形態>
以下本発明を実施するための第2の実施形態につき説明する。
図2は、本発明の包装袋の第2の実施形態を模式的な説明図である。(a)平面で示した説明図、(b)(a)におけるC−C線に沿った断面の説明図、(c)(a)におけるD−D線に沿った断面の説明図である。
第2の実施形態の包装袋200は、表フィルム1と裏フィルム2を重ね合わせ、その底部に二つ折りした底フィルム13を、折り部を上にして挟み込み、底フィルム13が挟み込まれた部分は船底型シールになるようにして周縁シール部3を設け、周縁シール部3より内側に表フィルム1と裏フィルム2に挟まれた内容物収納部4を設けたスタンディングパウチ型の包装袋である。
尚、底フィルム13の両端部に半円状の切り欠き部を設けて、切り欠き部の部分では、表フィルム1と裏フィルム2が直接シールされて、底部が開かないようになっている。
表フィルム1と裏フィルム2は、それぞれ、外側フィルム5と内側フィルム6の積層フィルムからなっている。そして、外側フィルム5と内側フィルム6の間に接着部7に囲まれた未接着部からなる独立充填室8が設けられ、独立充填室8は内容物収納部4を囲む表フィルム1と裏フィルム2に設けられている。
本実施形態の包装袋200では、周縁シール部3に表フィルム1と裏フィルム2を貫通してなる気体充填口9が設けられ、気体充填口9は、外側フィルム5と内側フィルム6が未接着になっている連絡路10により、独立充填室8に連通している。
独立充填室8は、接着部7で囲まれた未接着部からなり、縦横に細長い複数の長方形状を組み合わせた格子状のパターンで設けられ、横に細長い長方形状で、周縁シール部3の連絡路10に接続している。
包装袋200の上方の周縁シール部3には、包装袋200を開封する手段としてノッチ11が設けられている。また、上下の中央付近には、使用後の包装袋200の独立充填室8から気体を抜くために、独立充填室8を容易に手で切断するための易切断機構として、ノッチ12が設けられている。
本実施形態の包装袋200に用いる外側フィルム5には、シーラントフィルムを用いることが出来る。また、内側フィルム6には、外面側からシーラント層と基材層とシーラント層とからなるシーラント層で基材層を挟んだ積層フィルムを用いることが出来る。
外側フィルム5に用いるシーラントフィルムにも、熱溶融性樹脂が用いられる。ポリプロピレンや、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、あるいは、酸変性ポリエチレンなどと熱融着可能な未延伸の樹脂フィルムが用いられる。
内側フィルム6に用いる2つシーラント層には、熱溶融性樹脂が用いられる。ポリプロピレンや、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、あるいは、酸変性ポリエチレンなどが用いられる。これらの未延伸フィルムや押出しラミネーションによる樹脂層として設けることができる。
内側フィルム6に用いる2つシーラント層のうち外側フィルム5側のシーラント層には、内側フィルム6に用いるシーラントフィルムと熱融着可能な樹脂が用いられる。
内側フィルム6の基材層としては、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどが使用できる。そして、その2軸延伸、あるいは、1軸延伸、未延伸のプラスチックフィルムが好ましく使用できる。その厚さは好ましくは、12〜50μmである。
また、これらのプラスチックフィルムを組み合わせて、基材層を多層にして設けても良い。また、バリア性を向上させるために、アルミニウム箔などの金属箔や、アルミニウムなどの金属蒸着層、あるいは、アルミナやシリカなどの無機酸化物蒸着層などのバリア層を設けてもよい。
底フィルム13には、内側フィルム6の基材層やシーラント層と同様な基材層とシーラント層を用いた、基材層とシーラント層からなる積層フィルムを使用することができる。また、バリア層を設けてもよい。
この外側フィルム5と内側フィルム6を重ね合わせて熱融着により、接着部7を設けて、接着部7で囲まれた未接着部の独立充填室8を設け、表フィルム1と裏フィルム2を作成する。
この表フィルム1と裏フィルム2を用いて、図2(a)のように製袋し、独立充填室8に気体などを吹き込んで膨らませると、内側フィルム6が外側フィルム5より腰が強く、曲がりにくいので、図2(b)、(c)にあるように、独立充填室8の部分で、内側フィルム6は余り湾曲していないが、それと比較して、外側フィルム5は大きく湾曲して外側に膨らむ。
このようになっているので、内容物は、内側フィルム6で押えられて固定することができ、内容物がどちらかに片寄ってしまうことがなく、外側フィルム5が大きく湾曲して外側に膨らんで内容物を衝撃から守ることができる。また、断熱性も向上する。更には、独立充填室8が接着部7で囲まれた未接着部からなっているので、内容物を収容する空間を十分確保できる。
<第3の実施形態>
以下本発明を実施するための第3の実施形態につき説明する。
図3は、本発明の包装袋の第3の実施形態を模式的な説明図である。(a)平面で示した説明図、(b)(a)におけるE−E線に沿った断面の説明図、(c)(a)におけるF−F線に沿った断面の説明図である。
第3の実施形態の包装袋300は、表フィルム1と裏フィルム2を重ね合わせ、周縁シール部3を設け、周縁シール部3より内側に表フィルム1と裏フィルム2に挟まれた内容物収納部4を設けた4方シールの包装袋である。
表フィルム1と裏フィルム2は、それぞれ、外側フィルム5と内側フィルム6の積層フィルムからなっている。そして、外側フィルム5と内側フィルム6の間に接着部7に囲まれた未接着部からなる独立充填室8が設けられ、独立充填室8は内容物収納部4を囲む表フィルム1と裏フィルム2に設けられている。
本実施形態の包装袋300では、周縁シール部3に表フィルム1と裏フィルム2を貫通してなる気体充填口9が設けられ、気体充填口9は、外側フィルム5と内側フィルム6が未接着になっている連絡路10により、独立充填室8に連通している。
独立充填室8は、接着部7で囲まれた未接着部からなり、本実施形態では、文字「T」を長方形の図形で囲んだパターンになっている。そして、横に細長い長方形状で、周縁シール部3に設けられた連絡路10に接続している。
包装袋300の上方の周縁シール部3には、包装袋300を開封する手段としてノッチ11が設けられている。また、上下の中央付近には、使用後の包装袋300の独立充填室8から気体を抜くために、独立充填室8を容易に手で切断するための易切断機構として、ノッチ12が設けられている。
本実施形態の包装袋300に用いる、表フィルム1や裏フィルム2の外側フィルム5と内側フィルム6には、実施形態2の包装袋200と同様のものを用いることができる。この外側フィルム5と内側フィルム6を重ね合わせて熱融着により、接着部7を設けて、接着部7で囲まれた未接着部の独立充填室8を設け、表フィルム1と裏フィルム2を作成する。
この表フィルム1と裏フィルム2を用いて、図3(a)のように製袋し、独立充填室8に気体などを吹き込んで膨らませると、内側フィルム6が外側フィルム5より腰が強く、曲がりにくいので、図2(b)、(c)にあるように、独立充填室8の部分で、内側フィ
ルム6は余り湾曲していないが、それと比較して、外側フィルム5は大きく湾曲して外側に膨らむ。
このようになっているので、文字や図形のパターンが外側に盛り上がって見える。このため、加飾効果をもたせることができる。また、包装袋200と同様に、内容物は、内側フィルム6で押えられて固定することができ、内容物がどちらかに片寄ってしまうことがなく、湾曲して外側に膨らんだ外側フィルム5により、内容物を衝撃から守ることができる。また、断熱性も向上する。更には、独立充填室8が接着部7で囲まれた未接着部からなっているので、内容物を収容する空間を十分確保できる。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
外側フィルム5として、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート25μmと2軸延伸ナイロンフィルム15μmを貼り合わせて基材層として、更にそのナイロンフィルム面にシーラント層の未延伸低密度ポリエチレンフィルム30μmを貼り合わせた。
この外側フィルム5のポリエチレンフィルム面に、内側フィルム6のシーラントフィルムの未延伸低密度ポリエチレンフィルム30μmを重ね合わせ、熱融着により、接着部7を設けて、接着部7で囲まれた未接着部の独立充填室8を設け、表フィルム1と裏フィルム2を作成した。
この表フィルム1と裏フィルム2を用いて、第1の実施形態の図1(a)のように製袋し、独立充填室8に窒素ガスを吹き込んで膨らませ、実施例1の包装袋を作成した。
この実施例1の包装袋は、独立充填室8の部分で、外側フィルム5が内側フィルム6より腰が強く、曲がりにくいので、外側フィルム5は余り湾曲していないが、それと比較して、内側フィルム6は大きく湾曲して膨らんでいる。
このため、内容物は、内側に大きく湾曲して突出した内側フィルム6で押えられて固定され、内容物がどちらかに片寄ってしまうことがなく、内容物に対する耐衝撃性が優れていた。また、断熱性も優れていた。更には、独立充填室8が接着部7で囲まれた未接着部からなっていて、接着部7で大きく膨らまないように抑えられているので、内容物を収容する空間を十分確保できた。
<実施例2>
内側フィルム6として、外面側からシーラント層の未延伸低密度ポリエチレンフィルム30μmと基材層の2軸延伸ポリエチレンテレフタレート25μmとシーラント層の未延伸低密度ポリエチレンフィルム60μmを積層した。
この内側フィルム6の外面側のシーラント層の未延伸低密度ポリエチレンフィルム30μmの面に、外側フィルム5の未延伸低密度ポリエチレンフィルム30μmを重ね合わせ、熱融着により、接着部7を設けて、接着部7で囲まれた未接着部の独立充填室8を設け、表フィルム1と裏フィルム2を作成した。
この表フィルム1と裏フィルム2を用いて、第2の実施形態の図2(a)のように製袋し、独立充填室8に窒素ガスを吹き込んで膨らませ、実施例2の包装袋を作成した。
この実施例2の包装袋は、内側フィルム6が外側フィルム5より腰が強く、曲がりにく
いので、独立充填室8の部分で、内側フィルム6は余り湾曲していないが、それと比較して、外側フィルム5は大きく湾曲して外側に膨らんでいた。
このようになっているので、内容物は、内側フィルム6で押えられて固定することができ、内容物がどちらかに片寄ってしまうことがなく、外側フィルム5が大きく湾曲して外側に膨らんで内容物を衝撃から守ることができた。また、断熱性も向上した。更には、独立充填室8が接着部7で囲まれた未接着部からなっていて、接着部7で大きく膨らまないように抑えられているので、内容物を収容する空間を十分確保できた。
<実施例3>
内側フィルム6として、外面側からシーラント層の未延伸低密度ポリエチレンフィルム30μmと基材層の2軸延伸ポリエチレンテレフタレート25μmとシーラント層の未延伸低密度ポリエチレンフィルム60μmを積層した。
この内側フィルム6の外面側のシーラント層の未延伸低密度ポリエチレンフィルム30μmの面に、外側フィルム5の未延伸低密度ポリエチレンフィルム30μmを重ね合わせ、熱融着により、接着部7を設けて、接着部7で囲まれた未接着部の独立充填室8を設け、表フィルム1と裏フィルム2を作成した。独立充填室8は、文字「T」を長方形の図形で囲んだパターンになっている。
この表フィルム1と裏フィルム2を用いて、第3の実施形態の図3(a)のように製袋し、独立充填室8に窒素ガスを吹き込んで膨らませ、実施例3の4方シールの包装袋を作成した。
この実施例3の包装袋は、内側フィルム6が外側フィルム5より腰が強く、曲がりにくいので、独立充填室8の部分で、内側フィルム6は余り湾曲していないが、それと比較して、外側フィルム5は大きく湾曲して外側に膨らんでいた。
このようになっているので、文字や図形のパターンが外側に盛り上がって見え、加飾効果をもたせることができる。また、包装袋200と同様に、内容物は、内側フィルム6で押えられて固定することができ、内容物がどちらかに片寄ってしまうことがなく、外側フィルム5が大きく湾曲して外側に膨らんで内容物を衝撃から守ることができた。また、断熱性も向上した。更には、独立充填室8が接着部7で囲まれた未接着部からなっていて、接着部7で大きく膨らまないように抑えられているので、内容物を収容する空間を十分確保できた。
100、200、300・・・包装袋
1・・・表フィルム
2・・・裏フィルム
3・・・周縁シール部
4・・・内容物収納部
5・・・外側フィルム
6・・・内側フィルム
7・・・接着部
8・・・独立充填室
9・・・気体充填口
10・・・連絡路
11、12・・・ノッチ
13・・・底フィルム

Claims (3)

  1. 表フィルムと裏フィルムを重ね合わせ周縁シール部を設け、該周縁シール部より内側に内容物収納部を設けた包装袋であって、前記表フィルムと裏フィルムがそれぞれ外側フィルムと内側フィルムの積層フィルムからなり、該外側フィルムと内側フィルムの間に接着部に囲まれた未接着部からなる独立充填室が設けられ、前記内容物収納部を囲む前記表フィルムと裏フィルムに、前記独立充填室が部分的にパターン状に設けられており、
    前記表フィルムと裏フィルムを貫通してなる気体充填口が設けられていることを特徴とする包装袋。
  2. 前記気体充填口は、前記独立充填室と連絡路により連通していることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記気体充填口は、前記周縁シール部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
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