JP6216549B2 - カーテン用フック及びフック付カーテン - Google Patents

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本発明は、例えば、リバーシブルカーテン用フックとして好適に用いられるカーテン用フックに関する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、カーテン用フックに関して、「上方」の語は、カーテン用フックがカーテンレールに吊り下げられた状態(図8参照)を基準として、カーテン用フックの上方を意味し、「下方」の語は、カーテン用フックがカーテンレールに吊り下げられた状態(図8参照)を基準として、カーテン用フックの下方を意味するものとする。また、本明細書及び特許請求の範囲において、カーテン用フックに関して、「上」、「下」、「底」等の位置関係に関する語は、前記同様に、カーテン用フックがカーテンレールに吊り下げられた状態を基準として、指称したものである。
カーテン用フックとしては、カーテン上縁に形成されたひだ部に取付けられるフックであって、金属線材の一端を略180度、折り返し部を湾曲膨出させた状態で折り返して、ひだ部の下端に形成された下端開口部に挿通される短尺棒片と、その短尺棒片より長く、ひだ部の上部に形成された上部開口部又は縫目と縫目との間に挿通される長尺棒片とを形成すると共に、長尺棒片の短尺棒片側とは反対側にランナーに掛止する掛止棒片を連設し、短尺棒片の略中間高さ部分を湾曲又は屈曲させることにより長尺棒片に近接させて近接部を形成し、長尺棒片の先端部分を短尺棒片側へ傾斜させて傾斜部としてなるカーテン用フックが公知である(特許文献1参照)。
特開2000−225053号公報
通常、カーテンには、表と裏が存在し、上記従来のカーテン用フックは、カーテンの裏面側(ひだ部が存在しない側)に取り付けて使用される(特許文献1の図3参照)。
ところで、本発明者は、リバーシブルのカーテン(表裏両面を使用できるカーテン)を新たに開発したが、このようなリバーシブルカーテンに上記従来構造のカーテン用フックを使用すると、表面を室内に向けて使用したときはフックは外観されないものの、カーテンを裏返して吊り下げて、裏面を室内に向けて使用したときはフックの殆どの部分が外観されるものとなり、非常に見栄えが悪くなるという問題があった。
本発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、リバーシブルカーテン等に取り付けて使用した際に、カーテンを表裏いずれの面を室内に向けて使用した場合でも、カーテンに取り付けられたフックにより見栄えが損なわれることのないカーテン用フックを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]線材がその長さ方向の中間部で曲がって略2つ折り状に形成され、上方側が開口されてなる第1支持部と、
前記第1支持部を構成する前記線材の一端から延ばされた線材の少なくとも一部が曲がった態様に形成され、略下方に向けて開口する第1凹部を有したフック部と、
前記第1支持部を構成する前記線材の他端から延ばされた線材の少なくとも一部が曲がった態様に形成され、略上方に向けて開口する第2凹部を有した第2支持部と、を備え、
前記第1支持部の2つ折り状の対向する線材同士が離間して配置され、
前記第2支持部における前記第2凹部の最下位置より前記第1支持部側の領域に、前記最下位置より上方に突出する上方突出部が形成されていることを特徴とするカーテン用フック。
[2]前記フック部の最上位置は、前記第1支持部の略上方位置にある前項1に記載のカーテン用フック。
[3]前記線材は、金属製線状部材で形成されている前項1または2に記載のカーテン用フック。
[4]前記線材は、樹脂製線状部材で形成されている前項1または2に記載のカーテン用フック。
[5]前項1〜4のいずれか1項に記載のカーテン用フックと、
カーテン本体部の上端部にひだ部が設けられてなるカーテンであって前記ひだ部の背面側にフック挿入口が設けられてなるカーテンと、を備えたフック付カーテンであって、
前記カーテン用フックの第1支持部及びフック部が、前記フック挿入口を介して前記カーテンのひだ部とカーテン本体部の間に挿入配置されると共に、前記カーテンにおけるフック挿入口の上縁を形成する部分が、前記カーテン用フックの第2支持部の第2凹部で支持された状態で、前記カーテン用フックのフック部が、カーテンレールのランナーに係止されて使用されるものであることを特徴とするフック付カーテン。
[1]の発明では、略下方に向けて開口する第1凹部を有したフック部を備えているから、このカーテン用フックをカーテンレールのランナーに係止することができる。また、線材がその長さ方向の中間部で曲がって略2つ折り状に形成され、上方側が開口されてなる第1支持部を備えていて、該第1支持部の2つ折り状の対向する線材同士が離間して配置されているから、このカーテン用フックを用いてカーテンを吊り下げる操作を行う途中において、フックの第1支持部における線材同士が離間した空間にカーテンの本体部の上縁部を収容することができて、カーテンを仮吊り下げ状態にすることができる。更に、略上方に向けて開口する第2凹部を有した第2支持部を備えているから、カーテンにおけるフック挿入口の上縁を形成する部分を、カーテン用フックの第2支持部の第2凹部で支持することで、このカーテン用フックでカーテンを支持することができる。この時、第2支持部における第2凹部の最下位置より第1支持部側の領域に、該最下位置より上方に突出する上方突出部が形成されているので、第2支持部の第2凹部で支持されたカーテン(フック挿入口の上縁を形成する部分)が第2支持部の第2凹部から脱落することを十分に防止することができる。
上記構成に係るカーテン用フックの第1支持部及びフック部を、フック挿入口を介してカーテンのひだ部とカーテン本体部の間に挿入配置すると共に、カーテンにおけるフック挿入口の上縁を形成する部分を、カーテン用フックの第2支持部の第2凹部で支持した状態で(第2凹部に係合せしめた状態で)、カーテン用フックのフック部を、カーテンレールのランナーに係止してカーテンを吊り下げることにより、カーテンを表裏いずれの面を室内に向けて吊り下げた場合でも、カーテンに取り付けられたフックにより見栄えが損なわれることがないという有利な効果を奏する。即ち、カーテンをひだ部が設けられた側の面を室内に向けてカーテンレールに吊り下げた場合は、カーテン用フックの全体が外観されないので、見栄えがよいし(図8参照)、カーテンをひだ部が設けられた側とは反対側の面を室内に向けてカーテンレールに吊り下げた場合は、カーテン用フックで外観されるのは、第2支持部の一部のみであるから、この場合にも、カーテンに取り付けられたフックにより見栄えが損なわれることがない(図8参照)。
[2]の発明では、フック部の最上位置は、第1支持部の略上方位置に存在するので、カーテンの吊り下げ完了状態において、カーテンの上端部が傾斜することがなく(図8参照)、カーテンの上端部をも含めて全体を鉛直下方に向けて真っ直ぐに吊り下げることができて、吊り下げ完了状態でのカーテンの外観美、見栄えをより向上させることができる。
[3]の発明では、線材は、金属製線状部材で形成されているから、カーテン用フックの強度を向上させることができるし、カーテン用フックの変形等も十分に防止できる。
[4]の発明では、線材は、樹脂製線状部材で形成されているから、カーテン用フックを成形型による樹脂成形等により生産性良く製作することができるし、コストも低減できる。
[5]の発明では、カーテンをひだ部が設けられた側の面を室内に向けてカーテンレールに吊り下げた場合は、カーテン用フックの全体が外観されないので、見栄えがよい(図8参照)。また、カーテンをひだ部が設けられた側とは反対側の面を室内に向けてカーテンレールに吊り下げた場合は、カーテン用フックの第1支持部及びフック部が、カーテンのひだ部とカーテン本体部の間に挿入配置されているので、カーテン用フックの第1支持部及びフック部は外観されることがなく、カーテン用フックで外観されるのは、第2支持部の一部のみであるから、この場合にも、カーテンに取り付けられたフックにより見栄えが損なわれることがない(図8参照)。従って、このフック付カーテンを用いれば、カーテンを表裏いずれの面を室内に向けて吊り下げた場合でも、カーテンに取り付けられたフックにより見栄えが損なわれることがない。
本発明に係るカーテン用フックの一実施形態を示す正面図である。 図1のカーテン用フックの斜視図である。 本発明のカーテン用フックをカーテンのフック挿入口に挿入する直前の状態を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は概略側面図である。 カーテン用フックのフック部の一部をカーテンのフック挿入口に挿入した状態を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は概略側面図である。 カーテンにおけるフック挿入口の上縁部分をカーテン用フックの第1支持部で支持すると共に、カーテン用フックのフック部をカーテンの上縁から上方に突出せしめて、カーテン用フックをカーテンに仮取付した状態を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は概略側面図である。 カーテンに仮取付したカーテン用フックのフック部をカーテンレールのランナーに係止した仮吊り下げ状態を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は概略側面図である。 図6の仮吊り下げ状態において、一方の手で第2支持部を持ち、他方の手でカーテンを持ちカーテンを引き上げることにより、カーテン用フックの第1支持部及びフック部をカーテンのひだ部とカーテン本体部の間に挿入配置しようとする状態を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は概略側面図である。 カーテン用フックの第1支持部及びフック部をカーテンのひだ部と本体部の間に挿入配置すると共に、カーテンにおけるフック挿入口の上縁を形成する部分をカーテン用フックの第2支持部で支持せしめた吊り下げ完了状態を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は概略側面図である。 カーテンを示す斜視図である。
本発明に係るカーテン用フック1の一実施形態を図1、2に示す。前記カーテン用フック1は、第1支持部2と、フック部3と、第2支持部4とを備えてなる。
前記第1支持部2は、金属線材を曲げて略U字状に形成された部分である。即ち、前記第1支持部2は、金属線材がその長さ方向の中間部で曲げられて略2つ折り状に形成されたものであり、上方側が開口された開口部12を有する。前記第1支持部2の2つ折り状の対向する線材同士は離間して配置されている。本発明のフック1を用いてカーテン31を仮吊り下げ状態にする際に、フック1の第1支持部2における前記線材同士が離間した空間にカーテン31の本体部32の上縁部が収容される(図6参照)。図1において、8は、第1支持部2の下端に形成された折り返し底部である。
前記フック部3は、前記第1支持部2を構成する前記線材の一端から延ばされた金属線材の少なくとも一部が外方側に曲げられて形成されたものであり、略下方に向けて開口する凹部13を有する。前記フック部3は、前記第1支持部2を構成する前記金属線材の一端から略上方に向けて突設されている。
本実施形態では、前記フック部3は、前記第1支持部2を構成する前記金属線材の一端から延ばされた金属線材が内方側に(第1支持部2を構成する前記金属線材の他端側に)曲げられた後さらに外方側に(前記他端側とは反対側に向けて)曲げられて形成された略下方に向けて開口する第1凹部13を有し、前記フック部3(第1凹部13)の最上位置は、前記第1支持部2の上方位置にある(図1参照)。即ち、前記フック部3(第1凹部13)の最上位置は、前記第1支持部2を構成する前記金属線材の一端から上に延ばした第1仮想線と、前記第1支持部2を構成する前記金属線材の他端から上に延ばした第2仮想線との間に存在している。
前記第2支持部4は、前記第1支持部2を構成する前記金属線材の他端から延ばされた金属線材の少なくとも一部が外方側の下方に向けて曲げられて脱落防止用上方突出部7が形成された後さらに上方側に向けて曲げられて形成されたものであり、略上方に向けて開口する第2凹部14を有する。前記第2支持部4の最上位置は、前記フック部3の最上位置よりも下方位置にある。また、前記第2支持部4は、前記第1支持部2に対して外方側に形成されている。即ち、前記第1支持部2を構成する前記金属線材の他端から略水平方向の外方に向けて突設されている。
本発明のフック1を用いてカーテン31の吊り下げを完了した状態において、カーテン31におけるフック挿入口34の上縁を形成する部分が、第2支持部4の第2凹部14に挿入配置されて該第2支持部4で支持されるものとなる(図8参照)。
本実施形態では、前記第1支持部2、前記フック部3および前記第2支持部4が、略同一平面に存在する構成が採用されている(図1、2参照)。
次に、上記カーテン用フック1をカーテン31に取り付ける方法の一例を説明する。本実施形態では、フック1の取り付け対象のカーテン31は、リバーシブルカーテンであり、カーテン本体部32の上端部の片面に複数個のひだ部33が互いに間隔をあけて設けられてなる(図9参照)。また、前記カーテン31におけるひだ部33の背面側にフック挿入口34が形成されている(図3参照)。
図3に示すように、カーテン用フック1の第2支持部4を一方の手の指で持ち、他方の手でカーテン31における前記フック挿入口34の近傍部を持つ。
次に、カーテン用フック1のフック部3の一部をカーテン31のフック挿入口34を介してカーテンのひだ部33とカーテン本体部32の間に挿入する(図4参照)。
しかる後、図4に示すように、フック部3を(黒矢印の方向に)押し下げてフック部3の全体をカーテンのひだ部33と本体部32の間に挿入せしめた後、カーテン用フック1を(白抜き矢印方向に)引き上げていくことによって、カーテンの本体部32の上縁部を第1支持部2内の空間(2つ折り状の対向する線材同士が離間した空間)に収容して、カーテン31におけるフック挿入口34の上縁部分を第1支持部2の折り返し底部8で支持すると共に、フック部3をカーテン31の上縁から上方に突出せしめて、カーテン用フック1をカーテン31に仮取付する(図5参照)。
次に、カーテン31に仮取付したカーテン用フック1のフック部3を、壁等に固定されているカーテンレール40のランナー41に取り付ける(引っ掛ける)ことによって、カーテン31を仮吊り下げ状態にする(図6参照)。
次いで、図7に示すように、一方の手で第2支持部4を持ってカーテン用フック1をその位置で保持せしめた状態で、他方の手でカーテン31におけるフック挿入口34の近傍部を持ってカーテン31を引き上げることにより、カーテン用フック1の第1支持部2及びフック部3をカーテン31のひだ部33とカーテン本体部32の間に挿入配置すると共に、カーテン31におけるフック挿入口34の上縁を形成する部分を、カーテン用フック1の第2支持部4の第2凹部14内に挿入配置して該第2支持部4で支持せしめて、カーテン31の吊り下げ作業を完了する(図8参照)。
上記吊り下げ作業完了状態において、カーテン31に対するカーテン用フック1の取り付け態様は、次のとおりである。カーテン用フック1の第1支持部2及びフック部3が、カーテン31のひだ部33とカーテン本体部32の間に挿入配置され、カーテン31におけるフック挿入口34の上縁を形成する部分が、カーテン用フック1の第2支持部4の第2凹部14で支持された状態のフック付きカーテンが構成されている。前記フック付きカーテンのフック部3が、カーテンレール40のランナー41に取り付けられることによって、前記フック付きカーテンが前記カーテンレール40に吊り下げられている。
この時、第2支持部4における第2凹部14の最下位置より第1支持部2側の領域に、該最下位置より上方に突出する上方突出部7が形成されているので、第2支持部4の第2凹部14で支持されたカーテン(フック挿入口の上縁を形成する部分)が、第2支持部4の第2凹部14から脱落することを十分に防止できる。
しかして、カーテン31をひだ部33が設けられた側の面を室内に向けてカーテンレール40に吊り下げた場合は、図8に示すように、カーテン用フック1が外観されないので、見栄えがよい。また、カーテン31をひだ部33が設けられた側とは反対側の面を室内に向けてカーテンレール40に吊り下げた場合は、図8に示すように、カーテン用フック1の第1支持部2及びフック部3は外観されることがなく、カーテン用フック1で外観されるのは、第2支持部4の一部のみであるから、この場合にも、カーテンに取り付けられたフック1により見栄えが損なわれることがない。
上記カーテン用フック1では、フック部3の最上位置は、第1支持部2の上方位置にあるので、上記カーテン31の吊り下げ完了状態において、カーテン31の上端部が傾斜することがなく、カーテン31の上端部をも含めてカーテン全体を鉛直下方に向けて真っ直ぐに吊り下げることができて(図8(B)参照)、吊り下げ完了状態での外観美、見栄えをより向上させることができる。なお、フック部の最上位置が、第1支持部の略上方位置から(水平方向に)離れた位置に存在する場合には、カーテンの吊り下げ完了状態において、カーテンの上端部が傾斜しやすいものとなる。
更に、カーテン31の吊り下げ完了状態において、カーテンレール40のランナー41をカーテン31でほぼ隠すことができるので(図8参照)、吊り下げ完了状態での見栄えをより一層向上させることができる。
なお、前記カーテン用フック1の第2支持部4の最上位置は、前記フック部3の最上位置よりも下方位置にあるのが好ましく、この場合にはカーテン31の吊り下げ完了状態においてフック1が外観される長さがより短くて済むので、見栄えをさらに向上させることができる利点がある(図8参照)。
前記リバーシブルカーテンとしては、特に限定されるものではないが、例えば、表裏両面で色が異なるリバーシブルカーテン、表裏両面で色は同様であるが表裏両面でデザインの異なるリバーシブルカーテン等が挙げられる。
前記実施形態では、カーテン31の各ひだ部33は、3つの山で1つのひだ部が構成されていたが(図9参照)、特にこのような構成に限定されるものではなく、2つの山で1つのひだ部が構成されていてもよいし、4つ以上の山で1つのひだ部が構成されていてもよい。
また、前記実施形態では、カーテン用フック1の第1支持部2の2つ折り状の対向する線材同士は、下端の湾曲状の折り返し底部8の両端からそれぞれ直線状に上方に延ばされて相互に平行状になるように構成されているが(図1参照)、特にこのような構成に限定されるものではなく、カーテン31を仮吊り下げ状態にするときに、第1支持部2における前記線材同士が離間した空間に、カーテン本体部32の上縁部を収容できる構成であればどのような構成であってもよい。
また、カーテン用フック1のフック部3の形状、第2支持部4の形状は、いずれも上記実施形態の形状に限定されるものではない。
また、前記実施形態では、カーテン用フック1を構成する線材としては、金属線材(金属製線状部材)が用いられていたが、カーテン用フック1を構成する線材の素材としては、特にこれに限定されるものではない。カーテン用フック1を構成する線材としては、例えば、樹脂製線状部材が用いられてもよい。
カーテン用フック1を構成する線材として金属線材が用いられる場合には、通常、準備された直線状の金属線材が曲げ加工等されることによって図1に示すような形状に成形されてカーテン用フック1が製作される。一方、カーテン用フック1を構成する線材として樹脂製線状部材が用いられる場合には、通常、所望のカーテン用フックに対応した成形空間(キャビティー等)を有した成形型を用いた樹脂成形等によりカーテン用フック1が製作される。
また、前記実施形態では、カーテン用フック1は、伸縮できるように構成されていないが、カーテン用フック1の少なくとも一部が伸縮可能なように構成されていてもよい。本願の特許請求の範囲に記載の発明は、このような伸縮可能に構成されたカーテン用フックも包含するものである。伸縮可能な構成としては、特に限定されるものではないが、例えば、第1支持部2における折り返し底部8とフック部3とを繋ぐ図1での左側の直線状に上方に延ばされた部分を、折り返し底部8に接合されたパイプ(管状部)と、フック部3に接合された棒状体(パイプ内に挿入可能なもの)とで形成し、前記パイプ内に前記棒状体が挿嵌された構成が挙げられる。必要に応じて、第1支持部2における前記パイプから前記棒状体を上方に引き出していく(伸ばしていく)ことにより、カーテン用フック1の上下方向でのサイズを大きくすることができるし、この状態から第1支持部2における前記パイプ内に前記棒状体を挿入していくことにより、カーテン用フック1の上下方向でのサイズを小さくすることができる。このように、カーテン用フック1は、上下方向にサイズを可変にできるように構成されていてもよい。
なお、上述したカーテン用フック1をカーテン31に取り付ける方法は、その一例を示したものに過ぎず、特にこのような手順、方法に限定されるものではない。
本発明に係るカーテン用フックは、リバーシブルカーテンのフックとして好適に用いられるが、特にこのようなリバーシブルカーテン用に限定されるものではなく、リバーシブルでないカーテン用のフックとしても使用できる。
1…カーテン用フック
2…第1支持部
3…フック部
4…第2支持部
7…脱落防止用上方突出部
8…折り返し底部
12…開口部
13…第1凹部
14…第2凹部
31…カーテン
32…カーテン本体部
33…ひだ部
34…フック挿入口
40…カーテンレール
41…ランナー

Claims (4)

  1. 線材がその長さ方向の中間部で曲がって略2つ折り状に形成され、上方側が開口されてなる第1支持部と、
    前記第1支持部を構成する前記線材の一端から延ばされた線材の少なくとも一部が曲がった態様に形成され、略下方に向けて開口する第1凹部を有したフック部と、
    前記第1支持部を構成する前記線材の他端から延ばされた線材の少なくとも一部が曲がった態様に形成され、略上方に向けて開口する第2凹部を有した第2支持部と、を備え、
    前記第1支持部の2つ折り状の対向する線材同士が離間して配置され、
    前記第2支持部における前記第2凹部の最下位置より前記第1支持部側の領域に、前記最下位置より上方に突出する上方突出部が形成され
    前記フック部の最上位置は、前記第1支持部の略上方位置にあることを特徴とするカーテン用フック。
  2. 前記線材は、金属製線状部材で形成されている請求項1に記載のカーテン用フック。
  3. 前記線材は、樹脂製線状部材で形成されている請求項1に記載のカーテン用フック。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のカーテン用フックと、
    カーテン本体部の上端部にひだ部が設けられてなるカーテンであって前記ひだ部の背面側にフック挿入口が設けられてなるカーテンと、を備えたフック付カーテンであって、
    前記カーテン用フックの第1支持部及びフック部が、前記フック挿入口を介して前記カーテンのひだ部とカーテン本体部の間に挿入配置されると共に、前記カーテンにおけるフック挿入口の上縁を形成する部分が、前記カーテン用フックの第2支持部の第2凹部で支持された状態で、前記カーテン用フックのフック部が、カーテンレールのランナーに係止されて使用されるものであることを特徴とするフック付カーテン。
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