JP6216141B2 - 鋼管矢板同士の接続構造 - Google Patents

鋼管矢板同士の接続構造 Download PDF

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本発明は、鋼管矢板同士の接続構造に関する。
従来、土留め構造等として、鋼管矢板を連結した連続矢板壁が用いられてきた。図7は連続矢板壁101の斜視図を示す。図7に示すように、連続矢板壁101を形成する鋼管矢板103は、鋼管105と、鋼管105に固定された雌継手107aおよび雄継手107bとからなる。雌継手107aは、一対のアングル材をフランジ109aが内向きとなるように配置し、ウェブ111aを鋼管105の外側面に固定して形成される。雄継手107bは、一対のアングル材をフランジ109bが外向きとなるように配置し、ウェブ111bを鋼管105の外側面に固定して形成される。
連続矢板壁101では、雌継手107aと雄継手107bとを係合させて鋼管矢板103同士を連結した後、継手内に止水のためのモルタル等の充填材が充填される。鋼管103の外側面には、モルタルとの付着力を確保するための凹凸が設けられる場合もある。
連続矢板壁101では、充填材による止水を確実にするために、様々な止水構造が提案されてきた。例えば、(1)鋼管105の外側面と雄継手107bのフランジ109bとの間に止水用ホースを設置し、止水用ホースに注水・加圧することによりモルタル充填時の漏れを防止する方法があった(例えば、特許文献1参照)。
また、(2)雌継手107aと雄継手107bとを係合させた継手部の内部にモルタルジャケットを挿入し、モルタルジャケット内にモルタルを充填して充填時の漏れを防止する方法や、(3)雌継手107aのフランジ109aに板バネ等のシール部材を取り付け、雄継手107bのウェブ111bにシール部材を密着させることによってモルタル等の漏れを防止する方法(例えば、特許文献2参照)等もあった。
特開2005−282209号公報 特開2011−1767号公報
しかしながら、(1)や(2)の方法では、雌継手107aのフランジ109aと雄継手107bのフランジ109bとの隙間にモルタルが充填されないため、鋼管矢板103間の引張に対して抵抗することができなかった。また、(2)の方法では、モルタルとの付着力を確保するために鋼管105の外側面に設けた凹凸が、モルタルジャケットの設置によって機能しなくなる問題もあった。(3)の方法では、鋼管矢板103の建て込み時に、雄継手107bが、係合する雌継手107aに設けられた板バネ等を損傷させ、止水機能が失われることが多かった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、鋼管矢板の建て込み時に部材が損傷しても止水性能を維持でき、鋼管矢板間の引張に対して抵抗できる鋼管矢板同士の接続構造を提供することである。
本発明では、第1の鋼管矢板に設けられた第1の継手に固定された挟み込み部材で第2の鋼管矢板に設けられた第2の継手の先端部を挟み込んで継手同士を係合することにより、継手間の隙間を埋め、継手内に充填する充填材の漏れを防止することができる。また、第1の継手と第2の継手がL−L継手である場合、フランジ間の隙間にも充填材を充填することができ、鋼管矢板間の引張に対して抵抗可能となる。
前述した目的を達成するために、本発明は、鋼管矢板同士おおの接続構造であって、第1の鋼管矢板に設けられ、一対のアングル部材が互いに外向きになるように離れて配置される第一の継手と、第2の鋼管矢板に設けられ、一対のアングル部材が互いに内向きとなるように配置された第2の継手と、を具備し、前記第一の継手に、鋼管の軸方向に向かって挟み込み部材が固定され、前記第2の継手の先端部を前記挟み込み部材ではさみつつ、前記第1の継手と前記第2の継手とを係号し、前記挟み込み部材は、変形追随性を有する多孔質材料で形成され、前記挟み込み部材と、前記第一の継手のフランジ部との間に隙間が設けられ、前記挟み込み部材を前記第2の継手の先端部の形状に追随して弾性変形させることにより、前記第2の継手の先端部を前記挟み込み部材で挟み込むことを特徴とする鋼管矢板同士の接続構造である。変形追随性を有する多孔質材料とは例えば、ウレタン、スポンジ等である。
また、本発明は、鋼管矢板同士おおの接続構造であって、第1の鋼管矢板に設けられ、一対のアングル部材が互いに外向きになるように離れて配置される第一の継手と、第2の鋼管矢板に設けられ、一対のアングル部材が互いに内向きとなるように配置された第2の継手と、を具備し、前記第一の継手に、鋼管の軸方向に向かって挟み込み部材が固定され、前記第2の継手の先端部を前記挟み込み部材ではさみつつ、前記第1の継手と前記第2の継手とを係号し、前記挟み込み部材は、毛束部分が弾性変形可能なブラシ状部材であり、前記挟み込み部材と、前記第一の継手のフランジ部との間に隙間が設けられ、前記毛束部分で前記第2の継手の先端部を挟み込むことを特徴とする鋼管矢板同士の接続構造である。毛束部分が弾性変形可能なブラシ状部材とは、例えば、人工芝、ワイヤブラシなどである。
挟み込み部材として、変形追随性を有する多孔質材料や毛束部分が弾性変形可能なブラシ状部材を用いることにより、鋼管矢板の建て込み時に第2の継手が係合する第1の継手に設けられた挟み込み部材を傷つけた場合にも、挟み込み部材で第2の継手の先端部を挟み込む機能が維持される。そのため、充填材を充填する際に継手の止水性を確保することができる。
前記第2の継手の先端部は、下端部または上端部に、角を落とすための切欠き部を有することが望ましい。
切欠き部を形成しておけば、鋼管矢板の建て込み時に挟み込み部材が損傷することを抑制することができる。
本発明によれば、鋼管矢板の建て込み時に部材が損傷しても止水性能を維持でき、鋼管矢板間の引張に対して抵抗できる鋼管矢板同士の接続構造を提供できる。
鋼管矢板1の概要図 連続矢板壁15を構築する方法を示す図 鋼管矢板1同士の接続構造33を示す図 鋼管矢板1a同士の接続構造33aを示す図 他の継手に適用した例を示す図 鋼管矢板1eの上端部45付近の拡大図 連続矢板壁101の斜視図
以下、図面に基づいて、本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。図1は、鋼管矢板1の概要図を示す。図1(a)は、鋼管矢板1の立面図、図1(b)は鋼管矢板1の平面図、図1(c)は、鋼管矢板1の下端部17付近の拡大図である。図1(c)は、鋼管矢板1の下端部17付近を図1(a)に示す矢印Aの方向から見た図である。
図1に示すように、鋼管矢板1は、鋼管3、雌継手5a、雄継手5b等からなる。図1(a)に示すように、雌継手5aは、鋼管3の外側面に、鋼管3の軸方向に設置される。図1(b)に示すように、雌継手5aは、一対のアングル材9aをフランジ13aが内向きとなるように配置し、ウェブ11aを鋼管3の外側面に固定して形成される。図1(c)に示すように、雌継手5aは、アングル材9aの先端部12aの下端部17aに、角を落とすための切欠き部19を有する。
図1(a)に示すように、雄継手5bは、鋼管3の外側面に、鋼管3の軸方向に設置される。図1(b)に示すように、雄継手5bは、一対のアングル材9bをフランジ13bが外向きとなるように配置し、ウェブ11bを鋼管3の外側面に固定して形成される。図1(a)、図1(b)に示すように、雄継手5bは、ウェブ11bに、鋼管3の軸方向に沿って、挟み込み部材であるウレタン7が固定される。ウレタン7は、ウェブ11bの継手外部側の面、すなわち、フランジ13bが突出している側の面に固定される。ウレタン7は、例えば、シリコン系の接着剤を用いて、フランジ13bに地上にて取り付けられる。
図2は、連続矢板壁15を構築する方法を示す図である。連続矢板壁15を構築する際には、図2に示すように、鋼管矢板1を1枚ずつ水中に建て込み、下端部17を水底面21に打ち込んで設置する。このとき、建て込み中の鋼管矢板1の雌継手5aを、先行して建て込んだ鋼管矢板1の雄継手5bに係合する。
図3は、鋼管矢板1同士の接続構造33を示す図である。図3に示すように、鋼管矢板1の雌継手5aを、隣接する鋼管矢板1の雄継手5bに係合する際には、雄継手5bに固定したウレタン7を雌継手5aのフランジ13aの先端部12aの形状に追随して弾性変形させ、ウレタン7で先端部12aを挟み込む。ウレタン7の幅および厚さは、鋼管矢板1が偏心して建て込まれた場合にも、雌継手5aのフランジ13aの先端部12aを挟み込むことができるように設定される。また、雄継手5bにウレタン7を固定する際には、ウレタン7とフランジ13bとの間に隙間23を設けておく。隙間23を設けることにより、フランジ13aの先端部12aを挟み込む際にウレタン7の変形が容易になる。隙間23は、例えば、フランジ13bの肉厚程度とする。
鋼管矢板1を建て込む際、雌継手5aがウレタン7に接触して損傷させる場合があるが、上述したように、雌継手5aのアングル材9aの先端部12aの下端部17aには角を落とすための切欠き部19が設けられているため、ウレタン7が損傷する可能性を低減することができる。なお、ウレタン7は、雌継手5aのフランジ13aの先端部12aを挟み込む機能を維持できれば、損傷しても問題はない。
鋼管矢板1同士の接続構造33では、雌継手5aと雄継手5bとを係合した継手の内部25に充填材が充填される。充填材は、雌継手5aのフランジ13aと雄継手5bのフランジ13bとの間にも充填される。ウレタン7は、水底面21付近からの充填材の漏えいを防ぐため、水底面21よりも0.5m程度下方まで取り付けておくのが望ましい。
このように、第1の実施の形態では、挟み込み部材として変形追随性を有するウレタン7を雄継手5bに固定し、雌継手5aの先端部12aをウレタン7で挟みこんで雌継手5aと雄継手5bとを係合する。これにより、鋼管矢板1の建て込み時に、雌継手5aの先端部12aとの接触によって係合する雄継手5bのウレタン7が損傷した場合でも、雌継手5aと雄継手5bとの隙間を埋め、充填材の漏れを防止することができる。また、フランジ13aとフランジ13bとの隙間にも充填材を充填することができ、鋼管矢板1間の引張に対して抵抗することができる。
第1の実施の形態では、雌継手5aの先端部12aの下端部17aに、角を落とすための切欠き部19を設けることにより、鋼管矢板1の建て込み時にウレタン7が損傷する可能性を少なくすることができる。
なお、第1の実施の形態では、挟み込み部材としてウレタン7を用いたが、スポンジや発泡スチロール等の、他の変形追随性を有する多孔質材料などを用いてもよい。
次に、第2の実施の形態について説明する。図4は、鋼管矢板1a同士の接続構造33aを示す図である。第2の実施の形態で用いる鋼管矢板1aは、第1の実施の形態で用いた鋼管矢板1とほぼ同様の構成であるが、挟み込み部材として、ウレタン7の代わりに、毛束部分28が弾性変形可能なブラシ状部材27が設けられる。ブラシ状部材27は、ウェブ11bの継手外部側の面、すなわち、フランジ13bが突出している側の面に固定される。ブラシ状部材27は、例えば、接着剤等を用いて、フランジ13bに地上にて取り付けられる。ブラシ状部材27は、例えば、人工芝、ワイヤブラシ、プラスチック製のブラシ等とする。
図4に示すように、鋼管矢板1aの雌継手5aを、隣接する鋼管矢板1aの雄継手5bに係合する際には、雄継手5bに固定したブラシ状部材27の毛束部分28を弾性変形させて、雌継手5aのフランジ13aの先端部12aを挟み込む。ブラシ状部材27の幅および毛束部分28の長さは、鋼管矢板1aが偏心して建て込まれた場合にも、雌継手5aのフランジ13aの先端部12aを挟み込むことができるように設定される。また、雄継手5bにブラシ状部材27を固定する際には、ブラシ状部材27とフランジ13bとの間に隙間を設けておく。隙間を設けることにより、フランジ13aの先端部12aを挟み込む際に毛束部分28の変形が容易になる。
鋼管矢板1a同士の接続構造33aでは、雌継手5aと雄継手5bとを係合した継手の内部25に充填材が充填される。充填材は、雌継手5aのフランジ13aと雄継手5bのフランジ13bとの間にも充填される。ブラシ状部材27は、第1の実施の形態のウレタン7と同様に、水底面付近からの充填材の漏えいを防ぐため、水底面よりも0.5m程度下方まで取り付けておくのが望ましい。
このように、第2の実施の形態では、挟み込み部材として毛束部分28が弾性変形可能なブラシ状部材27を雄継手5bに固定し、雌継手5aの先端部12aをブラシ状部材27の毛束部分28で挟みこんで雌継手5aと雄継手5bとを係合する。これにより、鋼管矢板1aの建て込み時に、雌継手5aの先端部12aとの接触によって係合する雄継手5bのブラシ状部材27が損傷した場合でも、雌継手5aと雄継手5bとの隙間を埋め、充填材の漏れを防止することができる。また、フランジ13aとフランジ13bとの隙間にも充填材を充填することができ、鋼管矢板1a間の引張に対して抵抗することができる。
第2の実施の形態においても、雌継手5aの先端部12aの下端部17aに、角を落とすための切欠き部19を設けることにより、鋼管矢板1aの建て込み時にブラシ状部材27が損傷する可能性を少なくすることができる。
なお、第1、第2の実施の形態では、L−L継手について説明したが、本発明の鋼管矢板同士の接続構造は、他の継手にも適用可能である。図5は、他の継手に適用した例を示す図である。
図5(a)は、P−P継手に適用した例を示す図である。図5(a)に示す接続構造33bでは、鋼管3に設けられた第1の継手鋼管29に、鋼管3の軸方向に沿って挟み込み部材であるウレタン31が固定される。そして、第2の継手鋼管29の先端部をウレタン31で挟み込みつつ、第1の継手鋼管29と第2の継手鋼管29とを係合して、鋼管矢板1b同士を連結する。接続構造33bにおいても、ウレタン31で継手鋼管29同士の隙間を埋め、充填材の漏れを防止することができる。
図5(b)は、P−T継手に適用した例を示す図である。図5(b)に示す接続構造33cでは、鋼管3に設けられた第1の継手であるT型鋼35のウェブの両側に、鋼管3の軸方向に沿って挟み込み部材であるウレタン37が固定される。そして、第2の継手である継手鋼管32の先端部をウレタン37で挟み込みつつ、T型鋼35と継手鋼管32とを係合して、鋼管矢板1c同士を連結する。接続構造33cにおいても、ウレタン37でT型鋼35と継手鋼管29との隙間を埋め、充填材の漏れを防止することができる。
図5(c)は、L−T継手に適用した例を示す図である。図5(c)に示す接続構造33dでは、鋼管3に設けられた第1の継手であるT型鋼41のウェブの両側に、鋼管3の軸方向に沿って挟み込み部材であるウレタン43が固定される。そして、第2の継手であるL型鋼39の先端部をウレタン43で挟み込みつつ、T型鋼41とL型鋼39とを係合して、鋼管矢板1d同士を連結する。接続構造33dにおいても、ウレタン43でT型鋼41とL型鋼39との隙間を埋め、充填材の漏れを防止することができる。
第1、第2の実施の形態では、雌継手5aの先端部12aの下端部17aに角を落とすための切欠き部19を設けたが、切欠き部の位置は下端部17aに限らない。図6は、鋼管矢板1eの上端部45付近の拡大図を示す。図6に示す鋼管矢板1eでは、雌継手5aが、アングル材9aの先端部12aの上端部45aに、角を落とすための切欠き部47を有する。図6に示す鋼管矢板1eは、建て込み中の鋼管矢板1eの雄継手5bを、先行して建て込んだ鋼管矢板1eの雌継手5aに係合して連続矢板壁を構築する場合に用いられる。これにより、鋼管矢板1eの建て込み時にウレタンやブラシ状部材等の挟み込み部材が損傷する可能性を少なくすることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a、1b、1c、1d、1e………鋼管矢板
3………鋼管
5a………雌継手
5b………雄継手
7、31、37、43………ウレタン
9a、9b………アングル材
11a、11b………ウェブ
12a………先端部
13a、13b………フランジ
15………連続矢板壁
17、17a………下端部
19、47………切欠き部
21………水底面
23………隙間
25………内部
27………ブラシ状部材
28………毛束部分
29、32………継手鋼管
33、33a、33b、33c、33d………接続構造
35、41………T型鋼
39………L型鋼
45、45a………上端部

Claims (4)

  1. 鋼管矢板同士の接続構造であって、
    第1の鋼管矢板に設けられ、一対のアングル部材が互いに外向きになるように離れて配置される第1の継手と、第2の鋼管矢板に設けられ、一対のアングル部材が互いに内向きとなるように配置された第2の継手と、を具備し、前記第1の継手に、鋼管の軸方向に沿って挟み込み部材が固定され、
    前記第2の継手の先端部を前記挟み込み部材で挟み込みつつ、前記第1の継手と前記第2の継手とを係合し、
    前記挟み込み部材は、変形追随性を有する多孔質材料で形成され、前記挟み込み部材と、前記第1の継手のフランジ部との間に隙間が設けられ、前記挟み込み部材を前記第2の継手の先端部の形状に追随して弾性変形させることにより、前記第2の継手の先端部を前記挟み込み部材で挟み込むことを特徴とする鋼管矢板同士の接続構造。
  2. 鋼管矢板同士の接続構造であって、
    第1の鋼管矢板に設けられ、一対のアングル部材が互いに外向きになるように離れて配置される第1の継手と、第2の鋼管矢板に設けられ、一対のアングル部材が互いに内向きとなるように配置された第2の継手と、を具備し、前記第1の継手に、鋼管の軸方向に沿って挟み込み部材が固定され、
    前記第2の継手の先端部を前記挟み込み部材で挟み込みつつ、前記第1の継手と前記第2の継手とを係合し、
    前記挟み込み部材は、毛束部分が弾性変形可能なブラシ状部材であり、前記挟み込み部材と、前記第一の継手のフランジ部との間に隙間が設けられ、前記毛束部分で前記第2の継手の先端部を前記挟み込み部材で挟み込むことを特徴とする鋼管矢板同士の接続構造。
  3. 前記第2の継手の先端部は、下端部に、角を落とすための切欠き部を有することを特徴とする請求項1または請求項に記載の鋼管矢板同士の接続構造。
  4. 前記第2の継手の先端部は、上端部に、角を落とすための切欠き部を有することを特徴とする請求項1または請求項に記載の鋼管矢板同士の接続構造。
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