JP6216124B2 - 介助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、介助装置に関し、特に使用者の起立動作及び着座動作を補助する介助装置に関する。
従来、介助装置としては、例えば、使用者を立位で保持すると共に起立動作及び着座動作を支援する保持部と、立位の使用者が足裏を載せる搭乗部と、路面を移動する移動部とを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、路面側である下肢フレームと、下肢フレームに軸支された上肢フレームと、上肢フレームに配設され使用者を保持する保持部とを備えており、上肢フレームが下肢フレームに対して回動することにより、使用者の起立動作を補助することができる。また、介助装置としては、水平台枠の左右に伸縮する直立杆を立設し、直立杆に設けた機枠に軸支した昇降回動自在腕と、これに軸支され回動する伸縮自在腕を設けたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この装置では、使用者が自力で安全に起立することができる。また、介助装置としては、起立補助及び免荷装置がベースフレームに上下方向に傾動可能に軸着されて後方へ伸びる左右の傾動フレームと、傾動フレームに上下方向に傾動可能に軸着されて後方へ延びる引き上げアームとを備えるものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。この装置では、どのような身長の使用者にも対応して起立の補助と、歩行の免荷とを安全に行うことができる、としている。
特開2011−19571号公報 特開平10−5279号公報 特開2012−125548号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載された介助装置では、軸支された部材が回動することから、例えば、起立動作において保持部が低位置の状態では、部材が前後方向に折れ曲がった構造を有するなど、これに応じて前後方向にクリアランスが必要であった。そして、場所によっては、使用者が起立動作及び着座動作をすることができない場合もあった。このため、装置のコンパクト化を図ることが望まれていた。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、よりコンパクト化を図ることができる介助装置を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の介助装置は、
使用者の起立動作及び着座動作の少なくとも一方を補助する介助装置であって、
前記使用者を支える保持部と、
路面に接する基部と、
前記基部に一端が配設されると共に前記保持部に他端が配設され、該基部と該保持部とを所定方向に伸張及び短縮させる複数の部材を有するスライド機構と、
前記スライド機構を伸張及び短縮させる駆動部と、
を備えたものである。
この介助装置では、所定方向に伸張及び短縮させる複数の部材を有するスライド機構を備え、このスライド機構の一端に路面に接する基部が配設されると共に、スライド機構の他端に使用者を支える保持部が配設されており、駆動部によりこのスライド機構を伸張及び短縮させる。例えば、装置の奥行き方向(前後方向)に折れ曲がる構造を有する場合には、保持部が低位置の状態で、部材が回動することにより前後方向にクリアランスが必要になる。ここでは、使用者の起立動作や着座動作の際にスライド機構の所定方向へのスライドによって使用者を補助するため、このようなクリアランスは不要である。したがって、よりコンパクト化を図ることができる。ここで、「基部に一端が配設」とは、基部にスライド機構の一端が直接又は間接的に配設されていることを含み、例えば、所定の部材を介して基部にスライド機構が配設されていてもよい。また、「保持部に他端が配設」とは、保持部にスライド機構の他端が直接又は間接的に配設されていることを含み、例えば、所定の部材を介して保持部にスライド機構が配設されていてもよい。なお、他の部材も同様である。このとき、前記スライド機構は、前記基部に直接又は間接的に軸支されており、前記保持部を支持した状態で回動するものとしてもよい。また、前記保持部は、前記スライド機構に直接又は間接的に軸支されており、前記使用者の起立動作及び着座動作において該使用者に対して対向するものとしてもよい。
本発明の介助装置20の前方からの斜視図。 本発明の介助装置20の後方からの斜視図。 スライド固定部41を駆動ベルト65に固定する固定部材43の説明図。 スライド上部50を駆動ベルト65に固定する固定部53の説明図。 本発明の介助装置20の構成の概略を示す構成図。 スライド機構40が伸長、短縮する動作の説明図。 起立動作補助ルーチンの一例を示すフローチャート。 使用者が起立する際の介助装置20の動作の説明図。 別の介助装置20Bの一例を示す説明図。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の介助装置20の前方からの斜視図であり、図2は、本発明の介助装置20の後方からの斜視図である。図3は、スライド固定部41を駆動ベルト65に固定する固定部材43の説明図である。図4は、スライド上部50を駆動ベルト65に固定する固定部53の説明図である。図5は、本発明の介助装置20の構成の概略を示す構成図である。介助装置20は、介助装置20を利用する使用者の起立動作及び着座動作の少なくとも一方を補助する装置として構成されている。また、介助装置20は、使用者が歩行する際、使用者を下から支えることによりその歩行動作を補助する装置として構成されている。この介助装置20は、使用者を支える保持部21と、路面に接する基部30と、基部30に一端が配設されると共に保持部21に他端が配設されこの基部30と保持部21とを所定方向に伸張及び短縮させる複数の部材を有するスライド機構40と、スライド機構40を伸張及び短縮させる駆動部60と、装置全体を制御するコントローラ70と(図5参照)、表示画面が表示され使用者又は介護者による各種入力操作が可能な操作パネル72(図5参照)を備えている。
保持部21は、例えば、使用者の起立動作及び着座動作において使用者に対して対向したときに、その両腕(両脇)を下側から支える部材であり、装置前面に向かって略U字形状に形成されている。保持部21は、例えば、使用者に接することを前提とした比較的柔らかい材質で形成されている。この保持部21は、スライド機構40の上端に左右一対となるように固定された支持板22に、第1回動軸24を介して回動可能に配設されている。支持板22には第1回動モータ26が固定されている。第1回動ベルト25は、この第1回動モータ26の回転軸と第1回動軸24とに架け渡されており、第1回動モータ26の駆動により、保持部21を上下に回動させる。
基部30は、4つの車輪により介助装置20を移動可能に支える台座であり、左右の車輪31にそれぞれ接続された走行モータ32を備える。介助装置20は、この2つの走行モータ32を独立して駆動することによって、前後及び左右に移動する。この基部30の上面には、平板状の支持部材33が左右一対となるように垂直に立設されている。スライド機構40は、この支持部材33に第2回動軸34を介してその下端が回動可能に配設されている。基部30の後部には、第2回動モータ36が固定されている。第2回動ベルト35は、この第2回動モータ36の回転軸と第2回動軸34とに架け渡されており、第2回動モータ36の駆動により、スライド機構40の上端側を前後に回動させる。
スライド機構40は、保持部21の位置を変更する機構であり、基部30に配設されているスライド固定部41と、スライド固定部41に支持されスライド固定部41に対してスライドするスライド中間部45と、スライド中間部45に支持されスライド中間部45に対してスライドするスライド上部50とを備えている。スライド固定部41は、縦長の平板を左右に有する部材であり、介助装置20の左右方向に配設された第2回動軸34によって、その下端が軸支されており、スライド機構40の上端を前後方向に回動可能に構成されている。このスライド固定部41には、その内側に直線状のガイド42が設けられている。このガイド42は、スライド機構40を鉛直とすると、スライド中間部45の端部46を上下方向に導くよう形成されている。また、スライド固定部41には、詳しくは後述するが、駆動部60の駆動ベルト65を挟み込むことにより駆動ベルト65とスライド固定部41とを固定する固定部材43がスライド固定部41の上方に形成されている。スライド中間部45は、図3に示すように、左右方向に平面が形成されガイド42に挿入される端部46が形成されている縦長の背板45aと、背板45aの中央に且つ背板45aに対して鉛直方向に形成され複数の円形窓を有する縦長の支柱板45bと、背板45aに対して平行且つ支柱板45bの前方に形成され上下方向にガイドレール48を有する縦長の前方板45cと、を備えている。ガイドレール48は、スライド機構40を鉛直とすると、スライド上部50のガイド受け部52を上下方向に導くよう形成されている。このスライド中間部45にスライド機構40を伸長、短縮させる駆動部60が形成されている(図1,2参照)。スライド上部50は、上端に、左右一対の支持板22を介して保持部21が配設されている縦長の部材である。このスライド上部50には、図4に示すように、駆動部60の駆動ベルト65を挟み込むことにより駆動ベルト65とスライド上部50とを固定する固定部53がスライド上部50の下方側に形成されている。スライド固定部41、スライド中間部45及びスライド上部50は、それぞれほぼ同じ程度の上下方向の長さに形成されており、最短縮時に対して最伸長時には、3倍程度の長さとなるように設計されている。
駆動部60は、スライド機構40を伸縮させる構造の一部である第1ローラ62、第2ローラ64及び駆動ベルト65や、動力源としての駆動モータ66などを備えており、スライド中間部45に配設されている。駆動部60は、スライド中間部45の背板45aにおいて保持部21の配設側(即ち背板45aの上部)に軸支された第1ローラ62と、スライド中間部45の背板45aにおいて基部30の配設側(即ち背板45aの下部)に軸支された第2ローラ64と、第1ローラ62と第2ローラ64とに架け渡された駆動ベルト65と、第1ローラ62を回転駆動する駆動モータ66と、を備えている。また、駆動部60は、駆動モータ66の回転駆動による駆動ベルト65の移動に伴いスライド機構40を伸張及び短縮させる。この駆動部60は、第1ローラ62と第2ローラ64とがスライド中間部45に軸支されており、スライド機構40の短縮状態において、駆動ベルト65の上部固定位置に固定部材43を介してスライド固定部41が配設され、駆動ベルト65の下部固定位置に固定部53を介してスライド上部50が配設されている(後述図6(c)参照)。また、同様に、スライド機構40の伸張状態において、駆動ベルト65の下部固定位置に固定部材43を介してスライド固定部41が配設され、駆動ベルト65の上部固定位置に固定部53を介してスライド上部50が配設されている(後述図6(a)参照)。更に、駆動部60は、介助装置20が使用者に対向する対向方向(即ち介助装置20の前後方向)に第1ローラ62と第2ローラ64とが軸支されており、駆動ベルト65のベルト面が対向方向に平行になるように駆動ベルト65が第1ローラ62と第2ローラ64とに架け渡されている。また、第1ローラ62を回転駆動する駆動モータ66は、第1ローラ62に同軸で配設されている。なお、固定部材43は駆動部60の駆動により上下しないことから、上記上部固定位置及び下部固定位置とは、第1ローラ62及び第2ローラ64を相対的な位置の基準とした際の駆動ベルト65における上下の位置関係を表すものである。
駆動ベルト65は、図3に示すように、スライド固定部41の上方に設けられた固定部材43と留め具44とに挟み込まれてスライド固定部41に固定されている。また、駆動ベルト65は、図4に示すように、スライド上部50の下方において、介助装置20の後方に突出する固定部53により挟み込まれてスライド上部50に固定されている。なお、駆動モータ66は、固定部材43及び固定部53が上下方向に移動する間のみ回転駆動するように回転範囲が制限されている。
コントローラ70は(図5参照)、図示しないCPUを中心とするマイクロプロセッサーとして構成されており、各種処理プログラムなどを記憶したフラッシュメモリーと、一時的にデータを記憶するRAMと、を備えている。このコントローラ70のフラッシュメモリーには、動作プログラムとして、例えば、使用者の起立動作を補助する起立動作補助プログラムや、使用者の着座動作を補助する着座動作補助プログラム、使用者の歩行を補助する歩行補助プログラムなどが格納されている。このコントローラ70は、図5に示すように、走行モータ32、第1回動モータ26、第2回動モータ36、駆動モータ66や操作パネル72などにバス78によって電気的に接続されている。このコントローラ70は、走行モータ32、第1回動モータ26、第2回動モータ36、駆動モータ66を駆動する信号や、操作パネル72を制御する信号を出力したり、操作パネル72に表示データを出力したりする。また、このコントローラ70は、操作パネル72に入力されたデータなどを入力する。なお、コントローラ70は、起立動作補助プログラムを実行すると、使用者の起立動作に応じ、下方に保持部21を配置した状態からスライド機構40を予め定められたパターンで回動し、保持部21を上方に移動させるよう第1回動モータ26、第2回動モータ36及び駆動モータ66などを制御する。また、コントローラ70は、着座動作補助プログラムを実行すると、使用者の着座動作に応じ、上方に保持部21を配置した状態からスライド機構40を予め定められたパターンで回動し、保持部21を下方に移動させるよう第1回動モータ26、第2回動モータ36及び駆動モータ66などを制御する。また、コントローラ70は、歩行補助プログラムを実行すると、使用者の歩行動作に応じ、走行モータ32を制御する。
操作パネル72は、画面を表示する表示部74と、使用者や介護者からの入力操作を受け付ける操作部76とを備えている。表示部74は、液晶ディスプレイとして構成されており、介助装置20の作動モードの選択画面などを画面表示する。なお、作動モードとしては、使用者の起立動作を補助する起立動作補助モードや、使用者の着座動作を補助する着座動作補助モードや、使用者の歩行を補助する歩行補助モードなどが設定されている。操作部76は、カーソルを上下左右に移動させるカーソルキー、入力をキャンセルするキャンセルキー,選択内容を決定する決定キーなどを備えており、使用者の指示をキー入力できるように構成されている。
次に、こうして構成された本実施形態の部品実装システム10の動作、まず、スライド機構40が伸長、短縮する動作について説明する。図6は、スライド機構40が伸長、短縮する動作の説明図であり、図6(a)がスライド機構40の伸張時、図6(b)がスライド機構40の中間時、図6(c)がスライド機構40の短縮時の説明図である。なお、図6には、スライド中間部45を背面側から見た駆動部60の概念図をそれぞれ示した。図6(c)に示すように、例えば、スライド機構40が短縮された状態では、駆動ベルト65の上部固定位置に固定部材43を介してスライド固定部41が配設され、駆動ベルト65の下部固定位置に固定部53を介してスライド上部50が配設されている。そして、駆動部60の駆動モータ66により駆動ベルト65が、図中において反時計回りに回転駆動されると、スライド機構40は、駆動ベルト65の移動に伴い、固定部材43に支持された状態でスライド中間部45が伸張方向にスライドし、下部固定位置にある固定部53が上方に移動すると共にスライド上部50が伸張方向にスライドする(図6(c)〜図6(a))。一方、図6(a)に示すように、スライド機構40が伸張された状態では、駆動ベルト65の下部固定位置に固定部材43を介してスライド固定部41が配設され、駆動ベルト45の上部固定位置に固定部53を介してスライド上部50が配設されている。そして、駆動部60の駆動モータ66により駆動ベルト65が、図中において時計回りに回転駆動されると、スライド機構40は、駆動ベルト65の移動に伴い、固定部材43に支持された状態でスライド中間部45が短縮方向にスライドし、上部固定位置にある固定部53が下方に移動すると共にスライド上部50が短縮方向にスライドする(図6(a)〜図6(c))。このように、駆動源として駆動モータ66のみを用い、駆動ベルト65を用い、コンパクト化を図りつつ、できる限り長いストロークを確保するのである。
次に、介助装置20が実行する使用者の起立動作を補助する起立動作補助動作について説明する。図7は、介助装置20のコントローラ70が実行する起立動作補助ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、コントローラ70に記憶され、使用者又は介護者の起立開始指示により実行される。このルーチンが開始されると、介助装置20のコントローラ70は、走行モータ32を駆動して介助装置20を使用者側へ移動させる(ステップS100)。なお、介助装置20の保持部21近傍には、図示しないカメラ又はセンサが設けられており、このカメラの撮影した画像、又はセンサの示す値に基づいて、介助装置20が使用者へ近づくよう、コントローラ70が走行モータ32を駆動するものとした。次に、使用者の着座している位置まで保持部21を移動させる(ステップS110)。続いて、所定の軌道を描くように、スライド機構40を回動させつつ、保持部21を上方へ移動させるよう第1回動モータ26や第2回動モータ36、駆動モータ66を駆動制御する(ステップS120)。図8は、使用者が起立する際の介助装置20の動作の説明図である。図8に示すように、ここでは、使用者の近くでスライド機構40を一旦伸長したのち、使用者の一旦かがむ姿勢に合わせてスライド機構40を後方に回動しつつ短縮し、使用者の立ち上がる体勢に合わせてスライド機構40を再度伸長させる処理を行うのである。このような介助装置20のスライド機構40の伸長制御により、使用者は無理なく起立することができる。さて、ステップS120のあと、スライド機構40を伸長して使用者の起立位置まで保持部21が来ると、保持部21の移動を停止し(ステップS130)、このルーチンを終了する。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の保持部21が本発明の保持部に相当し、基部30が基部に相当し、スライド機構40がスライド機構に相当し、駆動部60が駆動部に相当する。
以上説明した介助装置20によれば、所定方向(例えば上下方向)に伸張及び短縮させる複数の部材を有するスライド機構40を備え、このスライド機構40の一端側に路面に接する基部30が配設されると共に、スライド機構40の他端側に使用者を支える保持部21が配設されており、駆動部60によりこのスライド機構40を伸張及び短縮させる。例えば、介助装置において、従来のように装置の奥行き方向(前後方向)に折れ曲がる関節付きのアーム部材を有する場合には、保持部21が低位置の状態で、アーム部材が回動することにより、前後方向にクリアランスが必要になる。ここでは、使用者の起立動作や着座動作の際にスライド機構40の所定方向へのスライドによって使用者を補助するため、このようなクリアランスは不要である。したがって、よりコンパクト化を図ることができる。また、介助装置の作動時のクリアランスも考慮した空間もよりコンパクトにすることができる。また、スライド機構40は、基部30側に配設されているスライド固定部41と、スライド固定部41に対してスライドするスライド中間部45と、スライド中間部45に対してスライドするスライド上部50と、を備えているため、比較的容易な構造で、コンパクト化を図ることができる。なお、スライド固定部とスライド中間部とスライド上部とが、本発明の「伸張及び短縮させる複数の部材」に相当する。更に、スライド機構40は、スライド上部50に支持板22を介して保持部21が配設されているため、2段階に伸縮する構造によって、よりコンパクト化を図ることができる。
また、駆動部60は、保持部21の配設側に軸支された第1ローラ62と、基部30の配設側に軸支された第2ローラ64と、第1ローラ62と第2ローラ64とに架け渡された駆動ベルト65と、第1ローラ62及び第2ローラ64の少なくとも一方(ここでは第1ローラ62)を回転駆動する駆動モータ66と、を備えているため、駆動ベルトを用いた構造により、スライド機構をスライドすることができ、比較的簡単な構成によって、よりコンパクト化を図ることができる。更に、スライド機構40は、駆動ベルト65の移動に伴い、スライド中間部45が伸張方向にスライドし、下部固定位置が上方に移動するとスライド上部50が伸張方向にスライドする。このため、駆動ベルト及び1対のローラにより比較的簡単な構成で、スライド中間部45及びスライド上部50の2段を伸縮させることができ、ひいては、よりコンパクト化を図ることができる。また、駆動モータ66の1つでスライドを2段階に伸縮させることができる。更にまた、駆動部60は、介助装置が使用者に対向する対向方向に第1ローラ62と第2ローラ64とが軸支され、駆動ベルト65のベルト面が対向方向に平行になるように駆動ベルト65が架け渡されているため、装置の幅方向に対してコンパクト化を図ることができる。そして、駆動モータ66が同軸で第1ローラ62に配設されているため、例えば、ギア機構などを必要とせず、構成を簡略化して、よりコンパクト化を図ることができる。そしてまた、駆動モータ66により駆動する駆動ベルト65を用いてスライド固定部41とスライド上部50とをスライド中間部45に対してスライドする構造を採用するため、1つの駆動系を用い、できる限り少ない数の部材によってできる限り長いストローク量を稼ぐことができ、構成を簡略化しつつ、効率的にコンパクト化をより図ることができる。そして更にまた、装置の奥行き方向(前後方向)に折れ曲がる構造などに比して、特に装置の前後方向にコンパクト化を図ることができ、例えば、使用者の起立動作又は着座動作時に、使用者の顔の前に不要な構造物などが存在してしまうのをより抑制でき、使用者は起立・着座動作をより行いやすい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、スライド固定部41と、スライド中間部45とスライド上部50とを備えているスライド機構40として説明したが、複数の部材により基部30と保持部21との間を所定方向に伸張及び短縮させるものとすれば特にこれに限定されない。例えば、スライド機構は、基部30側に配設されるスライド固定部と、スライド固定部に支持されスライド固定部に対してスライドするスライド上部と、を備えるものとしてもよい。即ち、スライド機構は、1段階で伸縮するものとしてもよい。あるいは、スライド機構は、スライド固定部と、スライド中間部と、スライド上部と、スライド上部に支持されスライド上部に対してスライドする部材を更に設けてもよい。即ち、3段階以上に伸縮する構造としてもかまわない。こうしても、スライド機構を備えることにより、例えば、装置の奥行き方向(前後方向)に折れ曲がる構造を採用する場合に比して、よりコンパクト化を図ることができる。
上述した実施形態では、介助装置20が使用者に対向する対向方向(前後方向)に第1ローラ62と第2ローラ64とが軸支され、駆動ベルト65のベルト面が対向方向に平行になるように駆動ベルト65が架け渡されているものとしたが、特にこれに限定されず、例えば、第1ローラ62及び第2ローラ64が上記対向方向に垂直な方向に軸支されているものとしてもよい。こうしても、スライド機構40を備えることによって、よりコンパクト化を図ることができる。
上述した実施形態では、第1ローラ62に駆動モータ66が同軸で配設されているものとしたが、特にこれに限定されず、第1ローラ62と駆動モータ66とがギヤ機構を介して噛合しているものとしてもよい。このとき、駆動モータ66の軸方向と第1ローラ62の軸方向とが異なるものとしてもよい。こうしても、ギヤ機構という構成が増えるものの、スライド機構40を備えることにより、よりコンパクト化を図ることができる。また、上述した実施形態では、第1ローラ62を駆動モータ66で駆動するものとしたが、駆動モータ66で第1ローラ62及び第2ローラ64を駆動してもよいし、他の駆動モータで第2ローラ64を駆動してもよい。
上述した実施形態では、第1ローラ62、第2ローラ64、駆動ベルト65及び駆動モータ66を備える駆動部60によりスライド機構40を伸縮させるものとしたが、スライド機構40を伸縮させるものとすれば、特にこれに限定されない。例えば、図9に示すように、伸張短縮するエアシリンダ65B,66Bを有する駆動部60Bを備えている介助装置20Bとしてもよい。図9は、別の介助装置20Bの一例を示す説明図である。この駆動部60Bは、スライド中間部45をスライド固定部41に対してスライドさせる第1アクチュエータとしてのエアシリンダ65Bと、スライド上部50をスライド中間部45に対してスライドさせる第2アクチュエータとしてのエアシリンダ66Bとを備える。エアシリンダ65Bは、その本体がスライド中間部45に固定されると共に、伸縮移動する端部が固定部材43Bを介してスライド固定部41に固定されている。また、エアシリンダ66Bは、その本体がスライド中間部45に固定されると共に、伸縮移動する端部が固定部53Bを介してスライド上部50に固定されている。こうしても、スライド機構40を備えており、スライド機構をスライドさせるエアシリンダーを用いて、よりコンパクト化を図ることができる。ここで、エアシリンダ(駆動源)を1つとすることも可能であるが、この場合、スライド機構40の短縮状態がエアシリンダストロークにより伸張可能な長さの最大になるので、上下方向のコンパクト化の効果が比較的低下する。なお、アクチュエータは、特に限定されず、エアシリンダ以外のものを適宜利用することができる。
20,20B 介助装置、21 保持部、22 支持板、24 第1回動軸、25 第1回動ベルト、26 第1回動モータ、30 基部、31 車輪、32 走行モータ、33 支持部材、34 第2回動軸、35 第2回動ベルト、36 第2回動モータ、40 スライド機構、41 スライド固定部、42 ガイド、43,43B 固定部材、44 留め具、45 スライド中間部、45a 背板、45b 支柱板、45c 前方板、46 端部、48 ガイドレール、50 スライド上部、52 ガイド受け部、53,53B 固定部、60,60B 駆動部、62 第1ローラ、64 第2ローラ、65 駆動ベルト、65B エアシリンダ、66 駆動モータ、66B エアシリンダ、70 コントローラ、72 操作パネル、74 表示部、76 操作部、78 バス。

Claims (9)

  1. 使用者の起立動作及び着座動作の少なくとも一方を補助する介助装置であって、
    前記使用者を支える保持部と、
    路面に接する基部と、
    前記基部に一端が配設されると共に前記保持部に他端が配設され、該基部と該保持部とを所定方向に伸張及び短縮させる複数の部材を有するスライド機構と、
    前記スライド機構を伸張及び短縮させる駆動部と、を備え、
    前記保持部は、前記スライド機構に左右方向に配設された回動軸を介して回動可能に配設されており
    前記駆動部は、前記保持部の配設側に軸支された第1ローラと、前記基部の配設側に軸支された第2ローラと、前記第1ローラと前記第2ローラとに架け渡された駆動ベルトと、前記第1ローラ及び前記第2ローラの少なくとも一方を回転駆動する駆動モータと、を備えており、前記駆動モータの回転駆動による前記駆動ベルトの移動に伴い前記スライド機構を伸張及び短縮させ、
    前記スライド機構は、前記基部に配設されているスライド固定部と、前記スライド固定部に支持され該スライド固定部に対してスライドするスライド中間部と、前記スライド中間部に支持され該スライド中間部に対してスライドするスライド上部と、を備えており、
    前記駆動部は、前記第1ローラと前記第2ローラとが前記スライド中間部に軸支されており、前記駆動ベルトの第1固定位置に前記スライド固定部が配設され、前記駆動ベルトの第2固定位置に前記スライド上部が配設され、
    前記スライド機構は、前記駆動ベルトの移動に伴い、前記スライド中間部が伸張方向にスライドし、前記第2固定位置が上方に移動すると前記スライド上部が伸張方向にスライドする、介助装置。
  2. 記スライド機構は、水平方向に配設された回動軸により下端が軸支され、その上端を前後方向に回動可能に配設されている、請求項1に記載の介助装置。
  3. 前記保持部は、前記スライド機構に水平方向に配設された回動軸を介して回動可能に配設されている、請求項2に記載の介助装置。
  4. 使用者の起立動作及び着座動作の少なくとも一方を補助する介助装置であって、
    前記使用者を支える保持部と、
    路面に接する基部と、
    前記基部に一端が配設されると共に前記保持部に他端が配設され、該基部と該保持部とを所定方向に伸張及び短縮させる複数の部材を有するスライド機構と、
    前記スライド機構を伸張及び短縮させる駆動部と、を備え、
    前記保持部は、前記スライド機構に水平方向に配設された回動軸を介して回動可能に配設されており、
    前記駆動部は、前記保持部の配設側に軸支された第1ローラと、前記基部の配設側に軸支された第2ローラと、前記第1ローラと前記第2ローラとに架け渡された駆動ベルトと、前記第1ローラ及び前記第2ローラの少なくとも一方を回転駆動する駆動モータと、を備えており、前記駆動モータの回転駆動による前記駆動ベルトの移動に伴い前記スライド機構を伸張及び短縮させ、
    前記スライド機構は、前記基部に配設されているスライド固定部と、前記スライド固定部に支持され該スライド固定部に対してスライドするスライド中間部と、前記スライド中間部に支持され該スライド中間部に対してスライドするスライド上部と、を備えており、
    前記駆動部は、前記第1ローラと前記第2ローラとが前記スライド中間部に軸支されており、前記スライド機構の短縮状態において、前記駆動ベルトの上部固定位置に前記スライド固定部が配設され、前記駆動ベルトの下部固定位置に前記スライド上部が配設され、
    前記スライド機構は、前記駆動ベルトの移動に伴い、前記スライド中間部が伸張方向にスライドし、前記下部固定位置が上方に移動すると前記スライド上部が伸張方向にスライドする、介助装置。
  5. 使用者の起立動作及び着座動作の少なくとも一方を補助する介助装置であって、
    前記使用者を支える保持部と、
    路面に接する基部と、
    前記基部に一端が配設されると共に前記保持部に他端が配設され、該基部と該保持部とを所定方向に伸張及び短縮させる複数の部材を有するスライド機構と、
    前記スライド機構を伸張及び短縮させる駆動部と、を備え、
    前記駆動部は、前記保持部の配設側に軸支された第1ローラと、前記基部の配設側に軸支された第2ローラと、前記第1ローラと前記第2ローラとに架け渡された駆動ベルトと、前記第1ローラ及び前記第2ローラの少なくとも一方を回転駆動する駆動モータと、を備えており、前記駆動モータの回転駆動による前記駆動ベルトの移動に伴い前記スライド機構を伸張及び短縮させ、
    前記スライド機構は、前記基部に配設されているスライド固定部と、前記スライド固定部に支持され該スライド固定部に対してスライドするスライド中間部と、前記スライド中間部に支持され該スライド中間部に対してスライドするスライド上部と、を備えており、
    前記駆動部は、前記第1ローラと前記第2ローラとが前記スライド中間部に軸支されており、前記スライド機構の短縮状態において、前記駆動ベルトの上部固定位置に前記スライド固定部が配設され、前記駆動ベルトの下部固定位置に前記スライド上部が配設され、
    前記スライド機構は、前記駆動ベルトの移動に伴い、前記スライド中間部が伸張方向にスライドし、前記下部固定位置が上方に移動すると前記スライド上部が伸張方向にスライドする、介助装置。
  6. 前記駆動部は、前記介助装置が前記使用者に対向する対向方向に前記第1ローラと前記第2ローラとが軸支され、前記駆動ベルトのベルト面が前記対向方向に平行になるように前記駆動ベルトが架け渡されている、請求項4又は5に記載の介助装置。
  7. 前記駆動部は、前記第1ローラ及び前記第2ローラの少なくとも一方に前記駆動モータが同軸で配設されている、請求項4〜6のいずれか1項に記載の介助装置。
  8. 前記スライド機構は、前記基部に配設されているスライド固定部と、前記スライド固定部に支持され該スライド固定部に対してスライドするスライド中間部と、前記スライド中間部に支持され該スライド中間部に対してスライドするスライド上部と、を備え、
    前記基部は、4つの車輪により介助装置を移動可能に支える台座であり、左右の車輪にそれぞれ接続された走行モータを備え、該走行モータを独立して駆動することによって、前後及び左右に移動する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の介助装置。
  9. 前記スライド機構は、前記スライド上部に前記保持部が配設されており
    前記保持部は、前記使用者の起立動作及び着座動作において該使用者に対して対向したときに、その両脇を下側から支える部材である、請求項8に記載の介助装置。
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