JP6216058B2 - 肩筋入れ装置及び肩筋入れ方法 - Google Patents

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Description

本開示は、鶏などの家禽類からなる食鳥屠体を対象とした肩筋入れ装置及び肩筋入れ方法に関する。
一般に、鶏などの家禽類からなる食鳥屠体を解体し、肉部と骨部を分離する解体処理工程は、食鳥屠体を脱羽放血し、内蔵などの除去(中抜き)等の前処理を行い、その後、解体及び脱骨を行っている。この解体・脱骨処理は人手で行うと作業効率が悪いので、自動化が進められている。本出願人は、長年、食鳥屠体の自動脱骨技術の開発に携わってきている。
脚部が分離され、かつ中抜きされて上半身だけとなった食鳥屠体上半身の自動解体・脱骨処理は、脱骨処理の全工程で正しい食鳥屠体の姿勢を保持するため、「コーン」と呼ばれる円錐形の固定冶具に載置固定した状態で、食鳥屠体を複数の処理部に順々に搬送し、解体・脱骨処理を行っている。
前記解体・脱骨処理には、「ガラ」と称される骨格部分から手羽付き胸肉を分離する工程が含まれている。そして、ガラから手羽付き胸肉を歩留まり良く分離するために、前処理として、食鳥屠体の肩甲骨から肉部を分離する肩甲骨筋入れ工程や、胴ガラと上腕骨とを肩関節部で切断する肩筋入れ工程が行われる。
特許文献1には、4軸制御のロボットアームに装着された切断刃を用いて、肩甲骨筋入れ工程を行う手段が開示されている。
特許文献2には、食鳥屠体をキャリアと称される固定冶具に固定した状態で搬送し、搬送路に面して固定配置されたスクレーパで肩甲骨筋入れ工程を行う手段が開示されている。
特許文献3には、食鳥屠体上半身の自動脱骨装置が開示され、図8には、肩関節部と上腕骨頭との間を切断する肩筋入れ工程が開示されている。特許文献3の図1には、肩上部の表皮に切り込みを入れる肩カット部22b(3ステーション)と、肩関節と上腕骨頭の間を切断する肩筋入れ部23w(4ステーション)を設けることが開示されている。
特開2011−125317号公報 特開2013−046632号公報 国際公開WO2004/052107号公報
特許文献1〜3には、食鳥屠体上半身に対する上記肩筋入れ工程を自動化可能にする装置の具体的構成は開示されていない。
本発明の少なくとも一実施形態は、鶏その他家禽類からなる食鳥屠体の肩筋入れ作業を自動化し、かつ低コストで処理効率を向上可能な肩筋入れ装置を実現することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る肩筋入れ装置は、
食鳥屠体の肩関節部を切断する食鳥屠体の肩筋入れ装置であって、
脚部が分離され中抜きされた食鳥屠体を載置固定するための固定冶具と、
前記固定冶具の搬送経路を形成し、前記固定冶具を該搬送経路に沿って搬送するコンベアと、
前記コンベアに該コンベアの搬送方向に沿って複数取り付けられ、脚部が分離され中抜きされた食鳥屠体が載置される載置部が上方に立設された固定冶具と、
前記搬送経路の途中に設けられた第1のカッタと、
前記第1のカッタより搬送方向下流側で前記搬送経路に設けられた第2のカッタと、
を備え、
前記第1のカッタで前記食鳥屠体の前記肩関節部に切れ目を入れ、前記第2のカッタを前記切れ目に挿入して前記肩関節部を切断する。
上記構成(1)によれば、上記コンベアで食鳥屠体を搬送中に食鳥屠体の肩関節部を切断するため、第1のカッタ及び第2のカッタを食鳥屠体の搬送経路の途中に設ければよく、これらカッタの移動手段を必要としない。そのため、装置構成を簡易かつ低コスト化でき、筋入れ作業を低コストで自動化できる。
また、コンベアで搬送される複数の固定冶具に載置した食鳥屠体に対し連続的に肩筋入れ工程を実施でき、処理効率を高めることができる。
また、肩筋入れを2段階で行い、まず、第1のカッタで肩関節部に切れ目を入れ、次に、この切れ目をターゲットとすることで第2のカッタの位置決めが容易になる。
(2)幾つかの実施形態では、前記構成(1)において、
前記固定冶具は、
前記コンベアに対して前記固定治具の基部を中心に前記搬送方向に沿う面内で回動可能に取り付けられ、
水平方向に対する前記固定冶具の角度を搬送方向位置に応じて規定するための傾斜角規定部を備え、食鳥屠体に対するカッタの切り込み部の選定及び切り込み量の調整が可能である。
前記構成(2)によれば、肩筋入れ時に、上記傾斜角規定部によって、水平方向に対する固定冶具の角度を規定することで、第1のカッタ及び第2のカッタに対する固定冶具の相対位置を調整できる。そのため、食鳥屠体に対するカッタの切り込み部の選定及び切り込み量の調整が可能になる。
(3)幾つかの実施形態では、前記構成(2)において、
前記第2のカッタによる肩関節部の切断直後に、前記固定冶具を水平方向へ向けて傾けるように構成される。
前記構成(3)によれば、第2のカッタで肩関節部を切断しつつ、肩関節部の搬送方向下流側に位置する肉部の切断を回避できる。
これによって、解体後に肩関節部下流側にある肉部の商品価値を高めることができる。
(4)幾つかの実施形態では、前記構成(1)〜(3)の何れかにおいて、
前記第1のカッタ及び前記第2のカッタは、
夫々前記搬送方向に沿って前記固定冶具の中心を通る中心線に対して前記搬送方向と交差する方向に対称な位置に配置された一対の刃で構成される。
前記方法(4)によれば、第1のカッタ及び第2のカッタの刃を食鳥屠体の両肩関節部に容易に当てることができる。
(5)幾つかの実施形態では、前記構成(1)〜(4)の何れか1項において、
前記第1のカッタ及び前記第2のカッタは、前記固定冶具の上方で前記固定冶具に向かって下降可能に設けられ、
前記第1のカッタ及び前記第2のカッタを下降させるための第1の駆動部と、
前記固定冶具の搬送方向位置を検出する搬送位置センサと、
前記搬送位置センサで検出した検出値から前記第1のカッタ及び前記第2のカッタの下降タイミングを決定し、前記第1の駆動部を作動させて前記第1のカッタ及び前記第2のカッタを下降させるための制御装置と、を備える。
前記構成(5)によれば、上記搬送位置センサの検出値から第1のカッタ及び第2のカッタの下降タイミングを正確に把握できるため、肩筋入れを誤動作なく行うことができる。
(6)幾つかの実施形態では、前記構成(5)において、
前記第1のカッタ及び前記第2のカッタの夫々を構成する前記一対の刃は、前記中心線に対して前記搬送方向と交差する方向に対称な位置に配置されつつ、前記一対の刃の間隔を調整可能に構成され、
前記一対の刃を前記搬送方向と交差する方向に移動させるための第2の駆動部と、
前記第1のカッタより搬送方向上流側で前記搬送経路に設けられ、前記食鳥屠体の外形を計測するための外形計測部と、を備え、
前記制御装置は、
前記外形計測部で計測した計測値に基づいて前記一対の刃の間隔を決定すると共に、
前記搬送位置センサで検出した検出値及び前記外形計測部で計測した計測値に基づいて第1のカッタ及び前記第2のカッタの下降タイミングを決定するものである。
前記構成(6)によれば、上記外形計測部の計測値に基づいて一対の刃の間隔を調整するため、食鳥屠体の大きさ及び形状に固体差があっても、正確に肩関節部を切断できる。
また、上記搬送位置センサの検出値及び上記外形計測部の計測値に基づいて、第1のカッタ及び第2のカッタの下降タイミングを決定するので、肩筋入れを誤動作なく行うことができる。
(7)幾つかの実施形態では、前記構成(2)〜(6)の何れかにおいて、
前記固定冶具の基部が支軸を介して前記コンベアに回動可能に取り付けられ、
前記傾斜角規定部は、
前記固定冶具に設けられたカムロールと、
前記コンベアに沿って延設され、前記カムロールが係合しながら走行するカムレールとで構成される。
前記構成(7)によれば、上記構成の傾斜角規定部としたことで、傾斜角規定部を簡易かつ低コスト化でき、かつ設定された傾斜角を正確に実現できる。
(8)幾つかの実施形態では、前記構成(6)又は(7)において、
前記外形計測部は、
前記固定冶具の搬送経路に設けられ上下方向に移動自在に支持されて前記食鳥屠体の計測対象部に接触可能な接触子と、
前記接触子の上下位置を検出する上下位置センサと、
前記固定冶具の搬送方向位置を検出する搬送位置センサと、
前記上下位置センサ及び前記搬送位置センサで検出される検出値に基づいて、前記食鳥屠体毎の外形形状を求める外形演算部と、
を備える。
前記構成(8)によれば、上記接触子を食鳥屠体に倣わせて食鳥屠体の外形形状を求めるので、食鳥屠体毎にその外形形状を正確に把握できる。そのため、食鳥屠体の固体差に応じて肩筋入れを正確に行うことができる。また、上記搬送位置センサで固定冶具の搬送方向位置を検出するので、筋入れ位置に来た食鳥屠体に対して第1のカッタ及び第2のカッタの下降タイミングを正確に把握できる。
(9)幾つかの実施形態では、前記構成(6)又は(7)において、
前記外形計測部は、
前記第1のカッタの搬送方向上流側に設けられ、前記食鳥屠体を撮像するための撮像部と、
前記撮像部で撮像した画像から前記食鳥屠体の外形形状を求める画像処理部と、を有する。
前記構成(9)によれば、食鳥屠体の外形形状を上記撮像部で撮影した画像から把握するので、接触子を用いる場合と比べて食鳥屠体全体の外形形状を把握できる。
(10)幾つかの実施形態では、前記構成(5)〜(9)の何れかにおいて、
前記食鳥屠体の前記計測対象部が肩部である。
前記構成(9)によれば、各食鳥屠体の肩部の外形形状を計測することで、食鳥屠体の固体差にかかわらず、各食鳥屠体の肩関節部の位置を正確に把握できる。
(11)本発明の少なくとも一実施形態に係る肩筋入れ方法は、
食鳥屠体の肩関節部を切断する食鳥屠体の肩筋入れ方法であって、
前記食鳥屠体の搬送経路を形成するコンベアに搬送方向に沿って複数取り付けられた固定冶具に、脚部が分離され中抜きされた食鳥屠体を胸部を搬送方向前側又は後側へ向けて載置するワーク位置決め工程と、
前記複数の固定冶具を予め設定された搬送経路に沿って搬送するワーク搬送工程と、
前記複数の固定冶具を搬送経路に沿って搬送しつつ、前記搬送経路の上方に設けられた第1のカッタで前記食鳥屠体の肩関節部に切れ目を入れる切れ目形成工程と、
前記第1のカッタより搬送方向下流側の前記搬送経路の上方に設けられた第2のカッタを前記切れ目に挿入して前記食鳥屠体の前記肩関節部を切断する切断工程と、を含む。
前記方法(11)によれば、食鳥屠体をコンベアで搬送中に食鳥屠体の肩関節部を切断するため、第1のカッタ及び第2のカッタを食鳥屠体の搬送経路の途中に設ければよく、これらカッタの移動手段を必要としない。そのため、大掛かりな装置を必要とせず、低コストで筋入れ作業を自動化できる。
また、搬送される固定冶具に載置した食鳥屠体に対し連続的に肩筋入れ工程を実施でき、処理効率を高めることができる。
また、切断工程を2段階で行い、まず、第1のカッタで肩関節部に切れ目を入れ、次に、この切れ目をターゲットとすることで第2のカッタの位置決めが容易になる。
(12)幾つかの実施形態では、前記方法(11)において、
前記固定冶具は前記固定治具の基部を中心に前記搬送方向に回動可能に取り付けられ、
前記切れ目形成工程及び前記切断工程において、
前記固定冶具を搬送方向に沿う面内で回動させ、前記第1のカッタ又は前記第2のカッタに対する前記固定冶具の相対位置を変える位置調整工程をさらに含む。
前記方法(12)によれば、第1のカッタ及び第2のカッタに対する固定冶具の相対位置を調整することで、食鳥屠体の切り込み部の選定及び切り込み量の調整が可能になる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、食鳥屠体の肩筋入れ作業を低コストで自動化可能であり、かつ処理効率を向上できる。
本発明の肩筋入れ装置及び肩筋入れ方法は、食鳥屠体を解体し脱骨処理する一連の処理工程の中に組み込むことができる。
一実施形態に係る肩筋入れ装置の概略図である。 一実施形態に係る肩筋入れ装置の正面図である。 一実施形態に係る肩筋入れ装置の底面図である。 一実施形態に係る肩筋入れ装置の斜視図である。 一実施形態に係る固定冶具の斜視図である。 一実施形態に係る外形計測部の正面図である。 一実施形態に係る外形計測部の制御系のブロック線図である。 食鳥屠体の外形プロファイルを示す線図である。 一実施形態に係る外形計測部の正面図である。 一実施形態に係る肩筋入れ方法のフロー図である。 固定冶具の動作軌跡を示す説明図である。 食鳥屠体の骨組みを示す説明図である。 (A)〜(D)は食鳥屠体の肩関節部筋入れ工程を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載され又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一つの構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
本発明の少なくとも一実施形態に係る肩筋入れ装置10は、図1に示すように、脚部が分離され中抜きされた食鳥屠体(以下「ワーク」と言う。)を載置固定するため固定冶具20と、固定冶具20の搬送経路を形成し、固定冶具20を該搬送経路に沿って搬送するコンベア12とを備える。
図示された実施形態では、コンベア12は水平方向に配置された無端状のチェーンコンベア12で構成されている。チェーンコンベア12は始端で駆動スプロケット14に巻回され、駆動スプロケット14はモータ16によって駆動される。チェーンコンベア12の終端は従動スプロケット(不図示)に巻回されている。
固定冶具20は、コンベア12に搬送方向に沿って複数取り付けられ、ワークWが載置される載置部20aが上方に立設され、チェーンコンベア12によって例えば一定速度で搬送される。
肩筋入れ装置10は、搬送経路の途中に肩筋入れ部22が設けられている。肩筋入れ部22は、チェーンコンベア12の上方に位置する第1のカッタ24及び第2のカッタ26を有し、第2のカッタ26は第1のカッタ24の搬送方向下流側に位置している。
肩筋入れ装置10の稼動時にチェーンコンベア12が搬送方向に動き、作業員によって固定冶具20の載置部20aにワークWが載置される。ワークWが筋入れ部22に来ると、第1のカッタ24がワークWの肩関節部と上腕骨頭との間に切れ目を入れ、第2のカッタ26でこの切れ目にカッタ刃を挿入し、肩関節部と上腕骨とを切断する。
なお、第1のカッタ24及び第2のカッタ26は、固定冶具20に載置されたワークWと同じ高さに固定して配置されてもよいし、あるいは図示した実施形態のように、ワークWの搬送経路より上方に配置し、ワークWが肩筋入れ部22に到達したタイミングに合わせてワークWに向けて下降されるように構成されてもよい。
図示した実施形態では、肩筋入れ部22の搬送方向上流側には、肩甲骨筋入れ部30が設けられる。肩甲骨筋入れ部30は、鎖骨の外側に挿入される第1のスクレーパ32と、肩甲骨の表面に挿入される第2のスクレーパ34とを有する。これらスクレーパは夫々独自にワークWが下方に来たタイミングで下降し、第1のスクレーパ32は鎖骨に付着した肉部を引き剥がし、第2のスクレーパ34は肩甲骨に付着した肉部を引き剥がす。
肩甲骨筋入れ部30によって、ワークWの解体及び脱骨処理を容易にすることができる。
例示的な実施形態では、図2及び図3に示すように、第1のカッタ24及び第2のカッタ26は、夫々搬送方向に沿って固定冶具20の中心を通る中心線Cに対して搬送方向と交差する方向(即ち、中心線Cに直交する方向であって矢印b方向)に対称な位置に配置された一対の刃24a及び26aで構成される。
図示した実施形態では、一対の刃24a及び26aは丸刃で構成され、夫々モータ24b又は26bで回転する。一対の刃24a及び26aは、ブラケット28a及び搬送方向に延設された一対の支持板28bを介して、支持盤56に結合されている。
なお、図示した実施形態では、相対的に一対の刃26aより一対の刃24aのほうが少し下方に配置されている。
例示的な実施形態では、図4及び図5に示すように、固定冶具20は、チェーンコンベア12に対して前記固定治具の基部20bを中心に搬送方向に沿う面内で回動可能に取り付けられる。そして、水平方向に対する固定冶具20の角度を搬送方向位置に応じて規定するための傾斜角規定部40を備える。
例示的な実施形態では、傾斜角規定部40は、例えば、第2のカッタ26による肩関節部の切断直後に、固定冶具20を搬送方向に沿う面内で水平方向へ向けて傾けるように構成される。これによって、第2のカッタ26で肩関節部を切断しつつ、肩関節部の搬送方向下流側に位置する肉部の切断を回避できる。
図示した実施形態では、固定冶具20を水平方向上流側へ傾けている。
例示的な実施形態では、図4に示すように、傾斜角規定部40は、固定冶具20に設けられたカムロール42と、チェーンコンベア12に搬送方向に沿って延設され、カムロール42が係合しながら走行するカムレール44とで構成される。
固定冶具20の搬送過程でカムロール42の上下方向位置がカムレール44によって規制されることで、固定冶具20は回動中心となる中心軸46を中心に回動する。これによって、肩筋入れ時に、第1のカッタ24及び第2のカッタ26に対する固定冶具20の相対位置を調整でき、第1のカッタ24及び第2のカッタ26によるワークWの切り込み部及び切り込み量を調整できる。
図示した実施形態では、チェーンコンベア12に沿ってその両側にレール41が設けられる。固定冶具20の基部20bに設けられたロール43及び45は、レール41の仮面に接しながら走行する。カムロール42の上下方向の動きによって固定冶具20は中心軸46を中心に回動する。
例示的な実施形態では、第1のカッタ24及び第2のカッタ26は固定冶具20の上方で固定冶具20に向かって下降可能に設けられる。これらカッタは、ワークWが筋入れ部22に来た時、図2に示す第1の駆動部50によって下降され、ワークWの肩関節部を切断した後、元の位置に上昇する。
また、各固定冶具20の搬送方向位置を検出する搬送位置センサが設けられる。図示した実施形態では、この搬送位置センサはモータ16に設けられたエンコーダ18(図1参照)であり、エンコーダ18は搬送経路の規準点(例えば、モータ16の位置)からの各固定冶具20の搬送方向位置を検出する。
さらに、上記搬送位置センサの検出値から第1のカッタ24及び第2のカッタ26の下降タイミングを決定し、第1の駆動部50を作動させて第1のカッタ24及び第2のカッタ26を下降させる制御装置84(図7参照)が設けられる。
図示した実施形態では、第1の駆動部50は、支持盤56に支持盤56と螺合するネジ軸52と、ネジ軸52を回転させるサーボモータ54とを備えている。サーボモータ54でネジ軸52を回転させることで、支持盤56を昇降させる。
例示的な実施形態では、一対の刃24a及び26aは、中心線Cに対して矢印b方向に対称な位置に配置されつつ、前記一対の刃の間隔を調整可能に構成される。図2に示すように、一対の刃24a及び26aを矢印b方向に移動させて間隔を調整する第2の駆動部60を備える。
図示した実施形態では、第2の駆動部60は、支持盤56に水平方向に固定されたスライドレール62を備え、スライドレール62には、一対の支持板28bと一体の滑り台64がスライド自在に嵌合している。スライドレール62の上方で、ネジ軸66及びネジ軸66を回動させるサーボモータ68が支持盤56に固定されている。滑り台64はネジ軸66と螺合したメネジ部64aを有する。
サーボモータ68でネジ軸66を回転させることで、第1のカッタ24及び第2のカッタ26を搬送方向と直交する方向(矢印b方向)にスライドさせる。
例示的な実施形態では、図6に示すように、第1のカッタ24より搬送方向上流側に、肩甲骨筋入れ部30を設ける場合には、肩甲骨筋入れ部30の上流側に、チェーンコンベア12の上方に設けられ、ワークWの外形形状を計測するための外形計測部70を備える。さらに、制御装置84は、外形計測部70で計測した計測値に基づいて一対の刃24a及び26aの間隔を決定すると共に、エンコーダ18で検出した検出値及び外形計測部70で計測した計測値に基づいて、第1のカッタ24及び第2のカッタ26の下降タイミングを決定する。
例示的な実施形態では、外形計測部70Aは、図6及び図7に示すように、固定冶具20の搬送経路に設けられた接触子76と、接触子76の上下位置を検出する上下位置センサ82と、各固定冶具20の搬送方向位置を検出するエンコーダ18と、外形演算部86とを備える。接触子76は上下方向に移動自在に支持されて搬送されるワークWの計測対象部に接触可能であり、外形演算部86は、上下位置センサ82及びエンコーダ18の検出値に基づいて各ワークWの外形形状を演算する。
例示的な実施形態では、ワークWの計測対象部は肩部Sであり、肩部Sの外形形状を計測することで、肩筋入れを正確に行うことができる。
図示した実施形態では、外形計測部70Aは、図6に示すように、固定冶具20の搬送経路の上方に設けられた支持フレーム71に計測ブロック72が取り付けられている。計測ブロック72には支軸74が回動自在に支持されており、支軸74に棒状の接触子76の一端が結合されている。接触子76は支軸74を中心に回動可能に支持される。
計測ブロック72には、エアシリンダ78が設けられ、エアシリンダ78のピストンロッド78aはアーム80を介して支軸74に接続されている。接触子76の他端は、固定冶具20の搬送経路上を接近してくるワークWの肩部Sに接触するように位置決めされている。接触子76がワークWの肩部Sに接触した時、エアシリンダ78の付勢力(弾性力)が接触子76に付加され、これによって、接触子76は肩部Sの表面を倣うことができる。支軸74には支軸74の回転角度を計測する上下位置センサ82が設けられている。
図7は、外形計測部70Aの制御系を示す。制御装置84でモータ16を制御し、固定冶具20の搬送速度を制御する。上下位置センサ82の計測信号は制御装置84に内蔵された外形演算部86に入力される。外形演算部86では、極座標を用い、接触子76の軸方向長さと、ワークWと接触中の接触子76の基準線に対する角度とからワークWとの接触位置を演算する。この演算値に、エンコーダ18から入力された固定冶具20の位置情報を加味してワークWの外形形状(プロファイル)を求める。
こうして求めたワークWの外形形状を表示する表示部(不図示)が筋入れ部22に設けられる。該表示部はワークWの外形形状を表示するディスプレイ88を有している。
図8にディスプレイ78の表示を示す。図中、ラインAは接触子76で計測したワークWの肩部Sの外形形状である。図中、X軸は搬送方向(矢印a方向)の座標軸であり、Z軸は上下方向の座標軸である。図において、例えば、ワークWの外形形状に凹部gがあっても、ワークWの外形形状を明瞭にディスプレイ88に表示できる。
制御装置84は、エンコーダ18の検出値及び外形計測部80で計測したワークWの外形プロファイルから、第2の駆動部60のサーボモータ68を作動させて一対の刃24a及び26aの間隔を調整すると共に、第1のカッタ24及び第2のカッタ26の下降タイミングを決定する。そして、この下降タイミングに基づいて第1の駆動部50のサーボモータ54を作動させ、肩筋入れを行う。
例示的な実施形態では、図9に示すように、外形計測部70Bは、第1のカッタ24の搬送方向上流側に、肩甲骨筋入れ部30を設ける場合には、肩甲骨筋入れ部30の上流側に設けられ、ワークWを撮像するための撮像部90と、撮像部90で撮像した画像からワークWの外形形状を求める画像処理部92とを有する。
図示した実施形態では、撮像部90は、搬送経路の上方に設けられた支持フレーム94に固定されたデジタルカメラ96と、デジタルカメラ96に取り付けられたLED照明98とを有する。
LED照明98でワークWを照射し、デジタルカメラ96でワークWを撮像する。デジタルカメラ96で撮像した画像はコンピュータ、パソコン等で構成される画像処理部92に入力される。
画像処理部92は、撮影した画像に対し、フィルターリング処理、二値化処理又は濃淡処理、ラベリング処理又はエッジ抽出処理等、従来公知の画像処理を行なってワークWの外形プロファイルを演算する。演算した外形プロファイルはディスプレイ92aに表示される。
制御装置100は、演算された外形プロファイルに基づいて、第2の駆動部60のサーボモータ68を作動させて一対の刃24a及び26aの間隔を調整すると共に、第1のカッタ24及び第2のカッタ26の下降タイミングを決定する。そして、この下降タイミングに基づいて第1の駆動部50のサーボモータ54を作動させ、肩筋入れを行う。
図10は、少なくとも一実施形態に係る肩筋入れ工程を示す。まず、ワーク位置決め工程S10では、チェーンコンベア12に取り付けられた各固定冶具20の載置部20aに、ワークWを胸部を搬送方向前側又は後側へ向けて載置する。ワーク搬送工程S12では、ワークWが載置された固定冶具20をチェーンコンベア12によって形成される搬送経路に沿って搬送する。
筋入れ部22では、搬送されてきたワークWに対して、第1のカッタ24でワークWの肩関節部と上腕骨頭との間に切れ目を入れる(切れ目形成工程S16)。次に、この切れ目に第2のカッタ26を挿入し、肩関節部から上腕骨を切断する(切断工程S20)。
例示的な実施形態では、切れ目形成工程S16の前で、固定冶具20を搬送方向に沿う面内で回動させ、第1のカッタ24に対する固定冶具20の相対位置を調整する(位置調整工程S14)。また、切断工程S20の前で、固定冶具20を搬送方向に沿う面内で回動させ、第2のカッタ26に対する固定冶具20の相対位置(上下方向及び搬送方向の相対位置)を調整する(位置調整工程S18)。
このように、第1のカッタ24及び第2のカッタ26に対する固定冶具20の相対位置を調整することで、図11に示すように、ワークWの切り込み部の選定及び切り込み量の調整が可能になる。
図11において、ラインJは肩筋入れ時におけるカムロール42の軌跡を示し、ラインKは固定冶具20の頂部の軌跡を示す。切れ目形成工程S16では、肩関節部と上腕骨頭との間に切れ目が形成されるように、第1のカッタ24に対する固定冶具20の相対位置が決定される。切断工程S20では、第2のカッタ26で肩関節部と上腕骨頭とを切断するように、第2のカッタ26の下方で固定冶具20は上昇し、その直後、固定冶具20は急激に搬送方向上流側に傾くことで、第2のカッタ26から離れる。
図12は、ワークWを胸側正面から視た図であり、ワークWの骨格と肩関節部soの切断位置を模式的に示している。肩関節部soに鎖骨e、烏口骨f及び上腕骨iが接続している。切れ目形成工程S16では一対の刃24aで肩関節部soと上腕骨頭との間に切れ目を入れ、切断工程S20では一対の刃26aで肩関節部soと上腕骨頭とを切断する。
図13は、図1と同様にワークWを側面から視た図であり、肩関節部soに鎖骨e、烏口骨f及び肩甲骨hが接続している。図13は、ワークWの胸部dを搬送方向上流側に向けて固定冶具20に載置した場合を示し、切断工程S20を順を追って示している。図13(C)に示すように、第2のカッタ26による肩関節部soの切断直後に、固定冶具20を搬送方向上流側へ傾ける。これによって、第2のカッタ26で肩関節部soを切断しつつ、肩関節部soの搬送方向下流側に位置する肉部mの切断を回避できる。
幾つかの実施形態によれば、図1に示すように、チェーンコンベア12でワークWを搬送中にワークWの肩関節部soを切断するため、肩筋入れ部22をワークWの搬送経路の途中に設ければよく、肩筋入れ部22を移動させる手段を必要としない。そのため、肩筋入れ部22の構成を簡易かつ低コスト化でき、筋入れ作業を自動化を低コストで実現できる。
また、コンベアで搬送される複数の固定冶具20に載置したワークWに対し連続的に肩筋入れ工程を実施でき、処理効率を高めることができる。
また、肩筋入れを2段階で行い、まず、第1のカッタ24で肩関節部soに切れ目を入れ、次に、この切れ目をターゲットとすることで第2のカッタ26の位置決めが容易になる。
例示的な実施形態によれば、図4及び図5に示すように、肩筋入れ時に、傾斜角規定部40によって、水平方向に対する固定冶具20の角度を規定することで、第1のカッタ24及び第2のカッタ26に対する固定冶具20の相対位置を調整できるため、ワークWの切り込み部の選定及び切り込み量の調整が可能になる。
また、第2のカッタ26による肩関節部soの切断直後に、固定冶具20を搬送方向上流側へ向けて水平方向へ傾けることで、肩関節部soを切断しつつ、肩関節部soの搬送方向下流側に位置する肉部mの切断を回避できる。
これによって、解体後肩関節部から分離した肉部mの商品価値を高めることができる。
例示的な実施形態によれば、図3に示すように、第1のカッタ24及び第2のカッタ26の夫々を構成する一対の刃24a及び26aは、夫々搬送方向に沿って固定冶具20の中心を通る中心線Cに対して搬送方向と直交する方向に対称な位置に配置されるので、これらカッタ刃をワークWの両肩関節部soに容易に当てることができる。
例示的な実施形態によれば、図1に示すように、第1のカッタ24及び第2のカッタ26は固定冶具20の上方で固定冶具20に向かって下降可能に設けられ、エンコーダ18で検出した搬送方向位置から、制御装置84によってこれらカッタの下降タイミングを決定するため、上記カッタの下降タイミングを正確に把握でき、肩筋入れを誤動作なく行うことができる。
例示的な実施形態によれば、図6に示すように、一対の刃24a及び26aは、中心線Cに対して搬送方向と直交する方向に対称な位置に配置されつつ、前記一対の刃の間隔を調整可能に構成され、かつ外形計測部70Aを備え、外形計測部70Aで計測したワークWの外形形状から、制御装置84によって、一対の刃24a及び26aの間隔を決定するので、ワークWの大きさ及び形状に固体差があっても、正確に肩関節部soを切断できる。
また、エンコーダ18の検出値及び外形計測部70Aの計測値に基づいて、制御装置84によって一対の刃24a及び26aの下降タイミングを決定するので、肩筋入れを誤動作なく行うことができる。
例示的な実施形態によれば、図4及び図5に示すように、固定冶具20の基部20bが中心軸46を介してチェーンコンベア12に回動可能に取り付けられ、傾斜角規定部40はカムロール42及びとカムレール44で構成されるので、傾斜角規定部40を簡易かつ低コスト化でき、かつ設定された傾斜角を正確に実現できる。
例示的な実施形態によれば、外形計測部70Aは、接触子66と、上下位置センサ82と、エンコーダ18と、外形演算部86とで構成され、接触子66をワークWに倣わせてワークWの外形形状を求めるので、ワークW毎にその外形形状を正確に把握できる。そのため、ワークWの固体差に応じて肩筋入れを正確に行うことができる。
また、エンコーダ18で固定冶具20の搬送方向位置を検出するので、筋入れ位置に来たワークWに対して第1のカッタ24及び第2のカッタ26の下降タイミングを正確に把握できる。
例示的な実施形態によれば、外形計測部70Bは撮像部90及び画像処理部92を有するので、外形計測部70Aと比べて、ワーク全体の外形形状を把握できる。
例示的な実施形態によれば、ワークWの計測対象部を肩部Sとし、肩部Sの外形形状を計測することで、ワークWの固体差にかかわらず、各ワークWの肩関節部soの位置を正確に把握できる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、鶏その他家禽類からなる食鳥屠体の肩筋入れ作業を低コストで自動化可能であり、かつ処理効率を向上できる。できる。
10 肩筋入れ装置
12 チェーンコンベア
14 駆動スプロケット
16 モータ
18 エンコーダ(搬送位置センサ)
20 固定冶具
20a 載置部
20a 基部
22 肩筋入れ部
24 第1のカッタ
26 第2のカッタ
24a、26a 一対の刃
24b、26b モータ
30 肩甲骨筋入れ部
32 第1のスクレーパ
34 第2のスクレーパ
40 傾斜角規定部
42 カムロール
44 カムレール
46 中心軸
43、45 ロール
50 第1の駆動部
52 ネジ軸
54 サーボモータ
56 支持盤
60 第2の駆動部
62 スライドレール
64 滑り台
66 ネジ軸
68 サーボモータ
70A 外形計測部
72 計測ブロック
74 支軸
76 接触子
78 エアシリンダ
80 アーム
82 上下位置センサ
86 外形演算部
88 ディスプレイ
84 制御装置
70B 外形計測部
90 撮像部
92 画像処理部
92a ディスプレイ
96 デジタルカメラ
98 LED照明
100 制御装置
C 中心線
S 肩部
so 肩関節部
W ワーク
d 胸部

Claims (8)

  1. 食鳥屠体の肩関節部を切断する食鳥屠体の肩筋入れ装置であって、
    脚部が分離され中抜きされた食鳥屠体を載置固定するための固定冶具と、
    前記固定冶具の搬送経路を形成し、前記固定冶具を該搬送経路に沿って搬送するコンベアと、
    前記食鳥屠体の前記肩関節部に切れ目を入れるカッタと、前記切れ目に挿入して前記肩関節部を切断するカッタとが前記搬送経路上に設けられたカッタ群と、
    を備え、
    前記固定冶具は、
    前記コンベアに対して前記固定治具の基部を中心に前記搬送方向に沿う面内で回動可能に取り付けられるとともに、
    水平方向に対する前記固定冶具の角度を搬送方向位置に応じて規定するための傾斜角規定部を備え、前記傾斜角規定部で食鳥屠体に対するカッタの切り込み部の選定及び切り込み量の調整を行い、
    前記切れ目を入れるカッタで、肩関節部の前記選定された切り込み部に切れ目を入れた後、この切れ目をターゲットとして前記肩関節部を切断するカッタを前記切れ目に挿入して肩関節部を切断する
    ことを特徴とする肩筋入れ装置。
  2. 前記傾斜角規定部は、
    前記肩関節部を切断する前記カッタによる肩関節部の切断直後に、前記固定冶具を水平方向へ向けて傾けるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の肩筋入れ装置。
  3. 前記切れ目を入れるカッタと、前記切れ目に挿入して前記肩関節部を切断するカッタとは、
    夫々前記搬送方向に沿って前記固定冶具の中心を通る中心線に対して前記搬送方向と交差する方向に対称な位置に配置された一対の刃で構成されることを特徴とする請求項1又は3に記載の肩筋入れ装置。
  4. 前記切れ目を入れるカッタと、前記切れ目に挿入して前記肩関節部を切断するカッタとは、夫々前記固定冶具の上方で前記固定冶具に向かって下降可能に設けられ、
    前記切れ目を入れるカッタと前記肩関節部を切断するカッタとを夫々下降させるための第1の駆動部と、
    前記固定冶具の搬送方向位置を検出する搬送位置センサと、
    前記搬送位置センサで検出した検出値から前記切れ目を入れるカッタと前記肩関節部を切断するカッタの下降タイミングを決定し、前記第1の駆動部を作動させて前記切れ目を入れるカッタと前記肩関節部を切断するカッタを下降させるための制御装置と、
    を備えることを特徴とする請求項1、3又は4に記載の肩筋入れ装置。
  5. 前記切れ目を入れるカッタと前記肩関節部を切断するカッタの夫々を構成する前記一対の刃は、前記中心線に対して前記搬送方向と交差する方向に対称な位置に配置されつつ、前記一対の刃の間隔を調整可能に構成され、
    前記一対の刃を前記搬送方向と交差する方向に移動させるための第2の駆動部と、
    前記切れ目を入れるカッタより搬送方向上流側で前記搬送経路に設けられ、前記食鳥屠体の外形形状を計測するための外形計測部と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記外形計測部で計測した計測値に基づいて前記一対の刃の間隔を決定すると共に、
    前記搬送位置センサで検出した検出値及び前記外形計測部で計測した計測値に基づいて前記切れ目を入れるカッタ及び前記肩関節部を切断するカッタの下降タイミングを決定するものであることを特徴とする請求項5に記載の肩筋入れ装置。
  6. 前記固定冶具の基部が支軸を介して前記コンベアに回動可能に取り付けられ、
    前記傾斜角規定部は、
    前記固定冶具に設けられたカムロールと、
    前記コンベアに前記搬送方向に沿って延設され、前記カムロールが係合しながら走行するカムレールとで構成されることを特徴とする請求項1又は3乃至6の何れか1項に記載の肩筋入れ装置。
  7. 前記外形計測部は、
    前記切れ目を入れるカッタの搬送方向上流側に設けられ、前記食鳥屠体を撮像するための撮像部と、
    前記撮像部で撮像した画像から前記食鳥屠体の外形形状を求める画像処理部と、を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の肩筋入れ装置。
  8. 食鳥屠体の肩関節部を切断する食鳥屠体の肩筋入れ方法であって、
    前記食鳥屠体の搬送経路を形成するコンベアに搬送方向に沿って複数取り付けられた固定冶具に、脚部が分離され中抜きされた食鳥屠体を胸部を搬送方向前側又は後側へ向けて載置するワーク位置決め工程と、
    前記複数の固定冶具を予め設定された搬送経路に沿って搬送するワーク搬送工程と、
    前記複数の固定冶具を搬送経路に沿って搬送しつつ、前記搬送経路の途中に設けられた切れ目を入れるカッタで前記食鳥屠体の肩関節部に切れ目を入れる切れ目形成工程と、
    前記切れ目を入れるカッタより搬送方向下流側に設けられたカッタを前記切れ目に挿入して前記食鳥屠体の前記肩関節部を切断する切断工程と、
    を含み、
    前記複数の固定冶具を前記搬送経路に沿って搬送しつつ、水平方向に対する前記固定冶具の角度を搬送方向位置に応じて規定する傾斜角規定部により、前記肩関節部の切断直後に、前記固定冶具を水平方向へ向けて傾ける動作を行って、肩関節部の搬送方向下流側に位置する肉部の切断を回避することを特徴とする肩筋入れ方法。
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