JP6215669B2 - 遠隔操作システム - Google Patents

遠隔操作システム Download PDF

Info

Publication number
JP6215669B2
JP6215669B2 JP2013241156A JP2013241156A JP6215669B2 JP 6215669 B2 JP6215669 B2 JP 6215669B2 JP 2013241156 A JP2013241156 A JP 2013241156A JP 2013241156 A JP2013241156 A JP 2013241156A JP 6215669 B2 JP6215669 B2 JP 6215669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion
walking
vertical direction
heel
control system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013241156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015051756A (ja
Inventor
大輔 染田
大輔 染田
誠也 村瀬
誠也 村瀬
長江 敏広
敏広 長江
和洋 武智
和洋 武智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2013241156A priority Critical patent/JP6215669B2/ja
Publication of JP2015051756A publication Critical patent/JP2015051756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6215669B2 publication Critical patent/JP6215669B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、加速度センサによる検出結果を解析してユーザの動作を推定し、その動作に応じて制御対象の遠隔操作を行う遠隔操作システムに関する。
特許文献1には、加速度センサによる検出結果を解析してユーザの歩行状態を推定し、歩行状態に応じて車両環境を整える技術が開示されている。この技術を用いれば、歩行動作をスライドドアの自動オープン制御に反映させることができる。
特開2011−57156号公報
ユーザが無意識に歩いてしまった場合でも、そうした歩行動作がスライドドアの自動オープン制御に反映される。この場合、意図せずスライドドアが開けられることになる。ユーザの意思を確実に反映させるために、自動オープン制御に必要な動作を複雑化すると、通常の使用時に利便性が低下する。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、複雑な動作を必要とせずに、無意識の動作による遠隔操作を低減することが可能な遠隔操作システムを提供することにある。
上記課題を解決する遠隔操作システムは、加速度センサによる検出結果を解析してユーザの動作を推定し、その動作に応じて制御対象の遠隔操作を行う遠隔操作システムにおいて、前記加速度センサの内蔵された携帯機を前記ユーザが所持することを前提に、前記携帯機と前記制御対象との通信が可能なエリアが規定され、前記エリア内で歩行が停止された後、鉛直方向のみの動作が前記加速度センサによって検出されたことを条件に、前記制御対象の遠隔操作を行う制御手段を備え、前記制御手段は、前記エリア内での歩行停止の検出とその後の鉛直方向のみの動作の検出とを遠隔操作の条件とすることで、水平方向の動作を含む歩行動作と切り分けることをその要旨としている。
この構成によれば、携帯機と制御対象との通信が可能なエリア内で歩行を停止した後、鉛直方向のみの動作を行うことで、制御対象の遠隔操作が行われる。この動作は鉛直方向の他に水平方向にも及ぶ歩行動作とは切り分けられ、これにより、無意識の歩行動作による遠隔操作が回避される。また、鉛直方向のみのシンプルな動作を行えばよいので、利便性が低下することもない。したがって、複雑な動作を必要とせずに、無意識の動作による遠隔操作を低減することができる。
上記遠隔操作システムについて、前記鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置での上下運動として規定されることとしてもよい。
この構成によれば、歩行停止位置で上下運動を行うことによって、制御対象の遠隔操作を行うことができる。
上記遠隔操作システムについて、前記鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置で膝を曲げた後、伸ばす動作(屈伸運動)として規定されることとしてもよい。
この構成によれば、歩行停止位置でかかとを地面に着けたまま膝の屈伸運動を行うことによって、制御対象の遠隔操作を行うことができる。かかとを地面に着けたままでの膝の屈伸運動は安定するので、当該運動(ユーザの動作)が加速度センサによって確実に検出され、それが制御対象の遠隔操作に好適に反映される。
上記遠隔操作システムについて、前記鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろす動作として規定されることとしてもよい。
この構成によれば、歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろす動作を行うことによって、制御対象の遠隔操作を行うことができる。
上記遠隔操作システムについて、前記鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろして着地に至る動作として規定されることとしてもよい。
この構成によれば、歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろして着地に至る動作を行うことによって、制御対象の遠隔操作を行うことができる。
上記遠隔操作システムについて、前記携帯機に付与された加速度の大きさが、互いに直交する3軸方向の加速度成分による合成ベクトルによって規定され、前記制御手段は、前記合成ベクトルの時間的な変化を監視して基準値と比較することによってユーザの動作を推定することとしてもよい。
この構成によれば、鉛直方向のみの動作が行われた場合の特徴を予め抽出し、その特徴を基準値に反映させることを前提に、合成ベクトルの時間的な変化を基準値と比較することによって、鉛直方向のみの動作を見極めることができる。これにより、鉛直方向のみの動作を歩行動作と的確に切り分けることができる。
上記遠隔操作システムについて、前記制御手段は、前記携帯機に付与された加速度について鉛直方向のみに着目し、鉛直方向の加速度成分を基準値と比較することによってユーザの動作を推定することとしてもよい。
この構成によれば、歩行動作との切り分けが可能な鉛直方向のみの動作が行われる限り、複雑な動作を必要とせずに、無意識の動作による遠隔操作を低減することができる。
本発明によれば、複雑な動作を必要とせずに、無意識の動作による遠隔操作を低減することができる。
遠隔操作システムの構成を示すブロック図。 スライドドアを自動で開けるために必要な動作を示す斜視図。 基準動作が行われたときの加速度の時間的な変化を示すグラフ。 スライドドアの自動オープン制御について、携帯機と車両の動作を示すシーケンスチャート。 スライドドアを自動で開けるために必要な動作の別例(膝の屈伸運動)を示す斜視図。
以下、遠隔操作システムの一実施の形態について説明する。
図1に示すように、遠隔操作システム1は、ユーザによって所持される携帯機2と、車両に搭載されたセキュリティ装置3とを備えている。遠隔操作システム1は、携帯機2とセキュリティ装置3との間で無線による双方向通信が可能であるとともに、携帯機2を送信側とする単方向通信が可能である。双方向通信ではLF帯の電波とUHF帯の電波が用いられ、単方向通信ではUHF帯の電波が用いられる。
携帯機2は、LF受信回路21、マイコン22、UHF送信回路23、加速度センサ24を備えている。
LF受信回路21は、セキュリティ装置3から送信されたリクエスト信号を受信可能である。リクエスト信号はLF帯の電波として規定される。LF受信回路21は、リクエスト信号を受信すると、その信号を復調する等、リクエスト信号を電気的に処理しつつ受信信号を生成し、この受信信号をマイコン22に出力する。
マイコン22は不揮発性のメモリ22aを備えている。メモリ22aには、携帯機2に固有のIDが記憶されている。マイコン22は、LF受信回路21から受信信号が入力されると、リクエスト信号に応答するために、上記IDを含む原信号を生成し、この原信号をUHF送信回路23に出力する。
UHF送信回路23は、マイコン22から入力された原信号を変調する等、原信号を電気的に処理しつつ応答信号を生成し、この応答信号を送信する。応答信号はUHF帯の電波として規定される。
加速度センサ24は、携帯機2に付与された加速度に応じた検出信号をマイコン22に出力する。マイコン22は、加速度センサ24から入力された検出信号の解析を行ってユーザの動作を推定する。マイコン22は、その動作が予め定められた基準動作と一致したとき、この基準動作に割り当てられた車両動作を要求する操作コードと上記IDとを含む原信号を生成し、この原信号をUHF送信回路23に出力する。この場合、UHF送信回路23は、当該原信号を電気的に処理しつつ、狙いの車両動作を要求する遠隔操作信号をUHF帯の電波として送信する。本例では、車両の近くで立ち止まり、両足のかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろして着地に至る動作が基準動作として規定され、この動作がスライドドアの自動オープン制御に反映される。
セキュリティ装置3は、LF発信機31、UHF受信機32、照合ECU(Electronic Control Unit )33を備えている。
LF発信機31は、照合ECU33から入力された原信号を変調する等、原信号を電気的に処理しつつリクエスト信号を生成し、このリクエスト信号を車両周辺に送信する。LF発信機31は、車室内にリクエスト信号を発信するもの及び車室外にリクエスト信号を発信するものの双方が規定され、後者についてはドア毎に規定される。例えば、運転席のドアに設置されたLF発信機31によるリクエスト信号の送信エリアは、当該ドアから約0.7メートル〜1.0メートルの範囲として規定される。リクエスト信号の送信エリアが、携帯機2とセキュリティ装置3との通信が可能なエリアに相当する。
UHF受信機32は、携帯機2から送信された応答信号や遠隔操作信号を受信可能である。UHF受信機32は、それらの信号を受信すると、各信号を復調する等、当該信号を電気的に処理しつつ受信信号を生成し、この受信信号を照合ECU33に出力する。
照合ECU33は、不揮発性のメモリ33aを備えている。メモリ33aには、自車両に適合する正規の携帯機2のIDが基準IDとして登録されている。照合ECU33は、UHF受信機32から受信信号が入力されると、その受信信号に含まれたIDについて、上記基準IDとの照合を行う。照合ECU33は、IDが照合一致したことを条件に、車両動作を許容する。
例えば、駐車状態にありドアロックが施錠されているとき、照合ECU33は、車室外にリクエスト信号を定期的に発信する。このリクエスト信号の送信エリアに携帯機2が進入すると、携帯機2から応答信号が送信され、この応答信号が照合ECU33で解析される。IDが照合一致したことを条件に、ドアロックの解錠が許容される。
一方、運転席のドアが開けられた後、そのドアが閉められたことを契機に、照合ECU33は、車室内にリクエスト信号を発信する。このリクエスト信号の送信エリアに携帯機2が進入すると、携帯機2から応答信号が送信され、この応答信号が照合ECU33で解析される。IDが照合一致したことを条件に、エンジンの始動が許容される。
他方、運転席のドアのアウトサイドハンドルに設けられたドアロックスイッチが操作されたことを契機に、照合ECU33は、車室外にリクエスト信号を発信する。このリクエスト信号の送信エリアに携帯機2が進入すると、携帯機2から応答信号が送信され、この応答信号が照合ECU33で解析される。IDが照合一致したことを条件に、ドアロックが施錠される。
ところで、照合ECU33は、駐車状態にありドアロックが施錠されているとき、携帯機2の加速度センサ24を起動させるON指令をリクエスト信号に付加する。携帯機2のマイコン22は、リクエスト信号にON指令が含まれているとき、加速度センサ24を起動する。これにより、携帯機2に付与された加速度が検出可能となる。一方、リクエスト信号にON指令が含まれていない場合や携帯機2がリクエスト信号の送信エリア外にある場合には、加速度センサ24の動作が停止される。これにより、携帯機2の消費電流が低減される。
次に、遠隔操作システム1の作用について説明する。
図2に示すように、駐車状態にありドアロックが施錠されていることを前提に、携帯機2を所持したユーザがリクエスト信号の送信エリア内に進入すると、ON指令を受けて加速度センサ24が起動する。このリクエスト信号の送信エリア内でユーザが歩行を停止した後、両足のかかとを浮かせて「トン」と着地する一連の動作を1回行うと、スライドドアが自動的に開けられる。
図3に示すように、基準動作の初期の段階で歩行が停止されているとき、およそ1Gの大きさの加速度が加速度センサ24によって検出される。加速度の大きさは、互いに直交する3軸方向の加速度成分による合成ベクトルによって規定される。X軸方向の加速度成分の大きさをx、Y軸方向の加速度成分の大きさをy、Z軸方向の加速度成分の大きさをzとすると、合成ベクトルの大きさは、xの二乗とyの二乗とzの二乗を加えた値の平方根で表わされる。
歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになる伸び上がりの段階では、踏み込みに伴い加速度が一旦上昇した後、かかとが伸び上がるに連れて下降して0Gに近づく。かかとを下ろす落下の開始された段階で加速度が最小値となった後、上昇する。かかとが地面に着く着地の段階で加速度が最大値となった後、下降し、やがて1G付近で安定する。
こうした加速度の時間的な変化が基準値として携帯機2のメモリ22aに登録されている。マイコン22は、携帯機2に付与された加速度を監視して上記基準値と比較することによってユーザの動作を推定する。これにより、リクエスト信号の送信エリア内でユーザが歩行を停止した後、両足のかかとを浮かせて「トン」と着地する一連の動作を1回行うと、この動作が基準動作と一致するため、スライドドアが自動的に開けられることになる。
図4に示すように、ステップS1において、車両からリクエスト信号が送信され、このリクエスト信号の送信エリアに携帯機2が進入すると、ステップS2において、携帯機2から応答信号が送信される。応答信号の解析が行われ、ステップS3において、IDが照合一致すると、車両動作が許容される。
ステップS4では、リクエスト信号に含まれたON指令を受けて加速度センサ24が起動される。ステップS5において、基準動作に一致するユーザの動作が検出されると、ステップS6において、スライドドアの自動オープン制御を要求する遠隔操作信号が携帯機2から送信される。ステップS7では、携帯機2からの要求を受けてスライドドアの自動オープン制御が実行される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)リクエスト信号の送信エリア内で歩行を停止した後、鉛直方向のみの動作を行うことで、スライドドアの自動オープン制御が行われる。この動作は鉛直方向の他に水平方向にも及ぶ歩行動作とは切り分けられ、これにより、無意識の歩行動作による車両動作が回避される。また、鉛直方向のみのシンプルな動作を行えばよいので、利便性が低下することもない。したがって、複雑な動作を必要とせずに、無意識の動作による車両動作を低減することができる。
(2)鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置での上下運動として規定される。この構成によれば、歩行停止位置で上下運動を行うことによって、狙いの車両動作を行うことができる。
(3)歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろす動作を行った段階でも、すなわち着地に至らない段階でも、歩行動作との切り分けが可能である。当該動作を行うことによって、狙いの車両動作を行うことができる。
(4)歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろして着地に至る動作を行うことによって、高い精度での歩行動作との切り分けが可能となる。したがって、狙いの車両動作を的確に行うことができる。
(5)携帯機2に付与された加速度の大きさが、互いに直交する3軸方向の加速度成分による合成ベクトルによって規定される。この構成によれば、鉛直方向のみの動作が行われた場合の特徴を予め抽出し、その特徴を基準値に反映させることを前提に、合成ベクトルの時間的な変化を基準値と比較することによって、鉛直方向のみの動作を見極めることができる。これにより、鉛直方向のみの動作を歩行動作と的確に切り分けることができる。
尚、上記実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図3に示された加速度の時間的な変化を基準値とする構成に限定されない。上記実施の形態による(3)の効果でも触れたが、着地に至らなくても、それまでの特徴的な加速度情報を用いることで、歩行動作との切り分けが可能である。よって、例えば落下前の加速度情報、すなわち歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになる伸び上がりの動作に伴う特徴的な加速度情報を基準値とする構成を採用してもよい。
・伸び上がりの動作に代えて、屈伸操作や、歩行停止位置で真っ直ぐ上にジャンプする動作を車両制御に反映させる構成を採用してもよい。
以下、歩行停止位置で膝の屈伸運動を行ってスライドドアを自動的に開ける場合について説明する。
図5に示すように、駐車状態にありドアロックが施錠されていることを前提に、携帯機2を所持したユーザがリクエスト信号の送信エリア内に進入すると、ON指令を受けて加速度センサ24が起動する。このリクエスト信号の送信エリア内でユーザが歩行を停止した後、膝を曲げた後、伸ばす動作(屈伸運動)を1回行うと、スライドドアが自動的に開けられる。
この構成によれば、歩行停止位置でかかとを地面に着けたまま膝の屈伸運動を行うことによって、狙いの車両動作を行うことができる。かかとを地面に着けたままでの膝の屈伸運動は安定するので、当該運動(ユーザの動作)が加速度センサ24によって確実に検出され、それが狙いの車両動作に好適に反映される。
・ユーザの動作を検出するにあたり、精度を高めるために、一連の動作を複数回行わせることを前提に、そのうち1回以上基準動作と一致したことを条件に、車両動作が許容される構成を採用してもよい。
・携帯機2に付与された加速度について鉛直方向のみに着目し、鉛直方向の加速度成分を基準値と比較することによってユーザの動作を推定する構成を採用してもよい。この構成でも、歩行動作との切り分けが可能な鉛直方向のみの動作が行われる限り、上記実施の形態と同様の作用効果が得られる。
・鉛直方向のみの動作が反映される車両動作は、スライドドアの自動オープン制御に限定されない。スライドドアを自動で閉める制御、トランクを自動で開ける制御に適用してもよい。或いは、携帯機2の動きを監視しつつ中継器を使った不正行為を防止する機能、応答信号を解析しつつ携帯機2を特定するとともに当該携帯機2のユーザに対しておもてなしをする機能に適用してもよい。或いは、鉛直方向のみの動作によりエンジンの始動を許容してもよい。車両動作にも限定されず、例えば建物のドアやシャッタの開閉制御に適用してもよい。或いは、照明の点灯及び消灯の制御に適用してもよい。
次に、上記実施の形態及び別例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)遠隔操作システムにおいて、鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになる伸び上がりの動作として規定されること。
(ロ)遠隔操作システムにおいて、鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置で真っ直ぐ上にジャンプする動作として規定されること。
1…遠隔操作システム、2…携帯機、3…セキュリティ装置、21…LF受信回路、22…マイコン(制御手段)、22a…メモリ、23…UHF送信回路、24…加速度センサ、31…LF発信機、32…UHF受信機、33…照合ECU(制御手段)、33a…メモリ。

Claims (7)

  1. 加速度センサによる検出結果を解析してユーザの動作を推定し、その動作に応じて制御対象の遠隔操作を行う遠隔操作システムにおいて、
    前記加速度センサの内蔵された携帯機を前記ユーザが所持することを前提に、前記携帯機と前記制御対象との通信が可能なエリアが規定され、
    前記エリア内で歩行が停止された後、鉛直方向のみの動作が前記加速度センサによって検出されたことを条件に、前記制御対象の遠隔操作を行う制御手段を備え
    前記制御手段は、前記エリア内での歩行停止の検出とその後の鉛直方向のみの動作の検出とを遠隔操作の条件とすることで、水平方向の動作を含む歩行動作と切り分ける
    ことを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置での上下運動として規定される
    請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置で膝を曲げた後、伸ばす動作として規定される
    請求項1又は2に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろす動作として規定される
    請求項1又は2に記載の遠隔操作システム。
  5. 前記鉛直方向のみの動作は、歩行停止位置でかかとを上げてつま先だちになった後、かかとを下ろして着地に至る動作として規定される
    請求項1又は2又は4に記載の遠隔操作システム。
  6. 前記携帯機に付与された加速度の大きさが、互いに直交する3軸方向の加速度成分による合成ベクトルによって規定され、
    前記制御手段は、前記合成ベクトルの時間的な変化を監視して基準値と比較することによってユーザの動作を推定する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の遠隔操作システム。
  7. 前記制御手段は、前記携帯機に付与された加速度について鉛直方向のみに着目し、鉛直方向の加速度成分を基準値と比較することによってユーザの動作を推定する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の遠隔操作システム。
JP2013241156A 2013-05-17 2013-11-21 遠隔操作システム Active JP6215669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013241156A JP6215669B2 (ja) 2013-05-17 2013-11-21 遠隔操作システム

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013105286 2013-05-17
JP2013105286 2013-05-17
JP2013163230 2013-08-06
JP2013163230 2013-08-06
JP2013241156A JP6215669B2 (ja) 2013-05-17 2013-11-21 遠隔操作システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015051756A JP2015051756A (ja) 2015-03-19
JP6215669B2 true JP6215669B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=52701112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013241156A Active JP6215669B2 (ja) 2013-05-17 2013-11-21 遠隔操作システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6215669B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020054333A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 ボッシュ株式会社 制御装置及び車両セキュリティシステム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199395A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 車両用通信システム及び付随通信機
JP6444472B1 (ja) 2017-10-19 2018-12-26 株式会社ショーワ 懸架装置及び記録媒体

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3497874B2 (ja) * 1993-09-20 2004-02-16 株式会社シー.シー.エス 歩行機能回復訓練支援装置
JP4649273B2 (ja) * 2005-06-14 2011-03-09 株式会社オートネットワーク技術研究所 車両用施解錠システム
JP2009127244A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Toyota Motor Corp キーレスエントリーシステム、施解錠制御方法、施解錠制御プログラム
JP2012000393A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Emuzu Japan Kk 多機能型訓練器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020054333A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 ボッシュ株式会社 制御装置及び車両セキュリティシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015051756A (ja) 2015-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9478088B2 (en) Smart key system using movement pattern recognition of mobile device and operation method thereof
JP6253120B2 (ja) 車両制御システム
JP5391211B2 (ja) 電子キーシステム
JP5260430B2 (ja) 電子キーシステム
JP6286186B2 (ja) 電子キーシステム
US10614648B2 (en) Method for operating a motor vehicle locking system for a motor vehicle, and central server device for a motor vehicle
JP6215669B2 (ja) 遠隔操作システム
CN107945316B (zh) 门控制系统、控制装置和移动装置
KR101767496B1 (ko) 스마트폰을 이용한 자동 개방 기능을 갖는 디지털 도어락 및 그 제어 방법
WO2019176760A1 (ja) 歩行検知装置及び歩行検知システム
CN110462152A (zh) 车辆通信系统
CN112026710B (zh) 用于机动车的入口控制方法和入口控制系统
JP2011228781A (ja) 受信機
EP2799293B1 (en) Passive entry and passive start system with operator walking detection
JP6200827B2 (ja) スマートエントリシステム
JP2009097241A (ja) 車両用セキュリティシステム
JP2014025223A (ja) 電子キーシステム
JP2014141804A (ja) 電子キーシステム
JP2018107607A (ja) 制御システム及び車載機
JP2015137493A (ja) ドアロック制御用の車載機
JP2015132050A (ja) オートロックシステム
JP2015113575A (ja) 電子キーシステム
JP6148027B2 (ja) 電子キーシステム
WO2019176762A1 (ja) 歩行検知装置及び歩行検知システム
WO2015098480A1 (ja) 車載無線通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6215669

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150