JP6212832B1 - 線条材料の巻き取り機械 - Google Patents

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株式会社タイセイ工業
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Abstract

【課題】 従来から用いられている線条材料を巻き取るための機械は、線条材料を巻き取るための芯が必要であったり、巻き取った線条材料が締まり、抜き取りづらくなるという欠点がある。 解決しようとする問題点は、巻き取った線条材料の抜き取り及び芯部を交換する労力を減らすことと、また線条材料を整理する作業従事者の手間と、それに伴う時間がかかる点である。【解決手段】 本発明の線条材料の巻き取り機械は、手動または動力を用いた回転運動を利用し、巻き取り部を拡大、縮小させることにより、巻き取り部の直径を変化させ、巻き取った線条材料と、巻き取り部との間にゆるみを発生させ、線条材料の抜き取り作業を容易にすることができる。 また、その効果に付随して、連続した線条材料の巻き取り作業が可能になり、作業の時間効率が良くなるという利点がある。【選択図】図1

Description

本発明は、線条材料の巻き取りと整理を容易にする機械に関するものである。
線条材料を巻き取り、整理するもので、一般的なものとして、コードリールや電線、ワイヤーなどを巻き取るケーブルドラム型のものが、主に実用されている。(特許文献1、特許文献2)
また、芯となるドラムを使用しないものとしては、ターンテーブル型のものが実用されている。(特許文献3、特許文献4)
しかし、ケーブルドラム型のものは、芯となるドラムが必要となり、多くの空ドラム、そしてそれを保存する場所が必要となる。
その欠点を克服しているターンテーブル型ではあるが、線条材料にテンションをかけながら、大量に巻き取ると、線条材料が締まり、抜き取りづらくなるという欠点がある。
これら2種類の型では、ともに作業前、作業後の線条材料を整理するために使用されることが多く、何本もの線条材料を連続して巻き取る場合には、それぞれの欠点が手間となり、交換、抜き取り作業に労力と時間が取られることになりやすい。
特開2005-60098 特開2007-99406 実開平6-6356 実開平5-37831
解決しようとする問題点は、巻き取った線条材料の抜き取り及び芯部を交換する労力を減らすことと、また線条材料を整理する作業従事者の手間と、それに伴う時間がかかる点である。
本発明は、巻き取り部の直径を拡大、縮小させる内部機構と、その拡大、縮小を抑える外殻機構を持ち、手動または動力による回転運動により、巻き取り部の直径を稼働させることで、巻き取った線条材料を容易に抜き取りやすくさせることを最も主要な特徴とする。
本発明の線条材料の巻き取り機械は、手動または動力を用いた回転運動を利用し、巻き取り部を拡大、縮小させることにより、巻き取り部の直径を変化させ、巻き取った線条材料と、巻き取り部との間にゆるみを発生させ、線条材料の抜き取り作業をを容易にすることができる。 また、その効果に付随して、連続した線条材料の巻き取り作業が可能になり、作業の時間効率が良くなるという利点がある。
巻き取り機械_全体図 巻き取り機械_内部構造図 巻き取り機械_外殻解体図 巻き取り機械_内部構造解体図 巻き取り機械_内部動作図 巻き取り機械_外殻平面図
この発明の実施の形態を、図面に基づいて具体的に説明するが、本発明の範囲は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。 特段の説明がない限り、同様の作用、効果があるものはすべて含むものである。
図1は本発明の形態を取る、ロープ巻き取り装置の全体図である。 図2は、巻き取り部の拡張、縮小に関わる内部構造である。 図3は内部構造を収める外殻の解体図である。 図4は、内部構造の解体図である。 図5は、巻き取り部の拡大、縮小の動作を現した図である。 図6は、外殻の穴の位置などを示した外殻の平面図である。 図には、部品や動作方向、動作後の位置などについても符号が付帯しているが、後述「符号の説明」欄を参照してほしい。
本発明は、巻き取り部が稼働するように設計された内部構造と、外殻構造が分かれ、内部と外部それぞれが動くことによって、巻き取り部の拡大、縮小の動きをするようになっている。
A , a のような外殻には、外殻と内部フランジ G を通すための穴 g が開けられ、外殻を固定するボルト B を通すための穴となる J と、動力の回転方向を変えた際に使用する穴 J' が開けられている。 また、巻き取り部を出すための穴であり、巻き取り部の動きを制御するための穴 e が開けられている。 外殻を固定するボルト B は巻き取り時の動力の回転方向により、 J か J' を使う。 これは、巻き取り部 E の本数や、巻き取り部用穴 e と可動部との位置関係によって位置、本数が変動する。(図3、図4)
また、外殻で内部構造を殻状に覆うことで、内部構造の動きを制御するとともに、巻き取り部から線条材料がずれ落ちるのを防いでいる。 これは、極力稼働部となる部分を覆い隠すことで、より安全に機械を使用する為の役割を果たしている。
巻き取り機械の内部構造は、動力軸 K と取着された稼働フランジ G に、稼働板 F , f を稼働ピン D でつなぎ、巻き取り部 E を稼働板上下に通しで固定する。 内部だけでは、稼働板が自由に動いてしまうため、線条材料を巻き取ることはできないが、外殻と一緒になることで、巻き取る力が発生する。(図5)
外殻を固定する際、ブッシュ C を取り付け、内部を締め付けないようにする役割と、稼働板 F と f がブッシュにぶつかり、それ以上稼働板が進むのを抑えるストッパーの役割も果たす。 巻き取り時、動力軸 K が I 方向に回転すると仮定すると、それに取着された稼働フランジも I 方向へ回転する。 その際、巻き上げる動力などの力により、巻き取り部を出す穴 e の外周側の部分と固定ボルト B 及びブッシュ C に力がかかり、外殻は稼働フランジと相対的に動き、半自動的に i 方向へと動作する。 稼働板は H の位置で固定され、巻き取り部 E が拡張したまま、線条材料が巻き取られる。(図5)
この巻き取り部 E が固定される作用は、外殻が内部構造自体とは、どこも接続されていないために引き起こされる。 動力軸及び稼働フランジが I 方向へ動くとき、外殻には i 方向 への回転運動が発生する。 この動きによって稼働板が動き、その動きとともに、巻き取り部 E が外殻に穿設された巻き取り部用穴 e に沿い動き、巻き取り部用穴 e の外周側である H の位置か、外殻を固定するボルトに取り付けられたブッシュ C に、半自動的に巻き取り部 E が外殻とぶつかり、 外殻が固定されることになる。(図5、図6)
巻き取られた線条材料を抜き取る際には、動力軸を i 方向に回転させることによって、稼働フランジ G がその動きによって i 方向へ回転し、稼働板が h の位置へと移動する。 それとともに、動力軸の巻き上げる時と反対方向への動きや外力により半自動的に動き、巻き取り部 E は巻き取り部用穴 e の内周側の位置で固定される。 この動作により、巻き取り部 E の直径が、巻き取り時と抜き取り時に差ができるため、 巻き取った線条材料との間にゆるみができ、線条材料が抜き取りやすくなる。
線条材料を使い、整理する様々な場面に適用できると考えられる。 主に、物流、管理する場面や電気工事、配管工事、また海洋養殖業などの線条材料を多く用いる産業での利用が考えられる。
A_外殻外面
a_外殻中面
B_外殻止めボルト
b_外殻止めナット
C_動作正転時のブッシュと外殻止めボルトの取り付け位置
C'_動作反転時のブッシュと外殻止めボルトの取り付け位置
D_稼働ピン
E_巻き取り部
e_巻き取り部用穴
F_稼働板上面 f_稼働板下面(上面と同等品)
G_稼働フランジ
g_稼働フランジ用穴
H_線条材料巻き取り時の稼働板動作位置
h_線条材料抜き取り時の稼働板動作位置
I_右回り動作
i_左回り動作
J_動力右回り時における外殻止め具用穴
J'_動力左回り時における外殻止め具用穴
K_動力軸

Claims (1)

  1. 線条材料を巻き取る装置であって、動力軸 K と取着され、動力軸 K の回転運動で動作する稼働フランジ G と、一対の稼働板 F , f と、稼働板と稼働フランジを取り付けるための稼働ピン D と、稼働板において、稼働ピンが取り付く側とは反対側の一端に取り付けられる線条材料を巻き取る巻き取り部 E と、で構成される内部構造を有していることと、巻き取り部 E と同数の拡縮を制御する為の巻き取り部用穴 e が穿設され、巻き取り部用穴 e を通る巻き取り部 E を備えた内部構造を、殻状に覆う外殻機構を有していることと、を備えている機構および機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7193799B2 (ja) 2018-11-21 2022-12-21 国立大学法人東京工業大学 荷重計測装置および荷重計測方法

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JPS5781262U (ja) * 1980-11-01 1982-05-19
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JPH0614406Y2 (ja) * 1988-09-20 1994-04-13 三明電機株式会社 電磁石用コイルボビン
JP2005060082A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Marine Hydrotec Co Ltd レットライン巻取装置

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