JP6212688B2 - 耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法 - Google Patents

耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6212688B2
JP6212688B2 JP2012059368A JP2012059368A JP6212688B2 JP 6212688 B2 JP6212688 B2 JP 6212688B2 JP 2012059368 A JP2012059368 A JP 2012059368A JP 2012059368 A JP2012059368 A JP 2012059368A JP 6212688 B2 JP6212688 B2 JP 6212688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise resistance
driver
resolver
serial
servo motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012059368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013195081A (ja
Inventor
敏幸 野田
敏幸 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2012059368A priority Critical patent/JP6212688B2/ja
Priority to PCT/JP2013/057317 priority patent/WO2013137419A1/ja
Publication of JP2013195081A publication Critical patent/JP2013195081A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6212688B2 publication Critical patent/JP6212688B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
    • G01D5/20Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/244Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
    • G01D5/24428Error prevention
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/64Analogue/digital converters with intermediate conversion to phase of sinusoidal or similar periodical signals
    • H03M1/645Analogue/digital converters with intermediate conversion to phase of sinusoidal or similar periodical signals for position encoding, e.g. using resolvers or synchros

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

本発明は耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法に係り、特に、従来は一対一の関係で専用に組合せることが必要だったサーボモータとサーボドライバにおいて耐ノイズ性を向上させることができ、かつ組み合わせ方の自由度をも増すことができる耐ノイズ性向上システムに関するものである。
サーボモータ等の回転を検出するセンサであるレゾルバについては、従来からさまざまな技術的提案がなされている。たとえば後掲特許文献1には、簡単な構成で誤差データを取得でき、高分解能の位置検出においても大容量のメモリを必要としない低コストのレゾルバインタフェース装置の提供を目的として、記憶手段に記憶した補正パラメータを使ってレゾルバ2次側電圧を補正する補正手段として、R/D変換手段によりデジタル変換された2次側電圧の振幅を調整する第1振幅調整手段と、それにより振幅調整された2次側電圧の位相を調整する位相調整手段と、そこからの出力の振幅を調整する第2振幅調整手段と、最終的な出力のオフセットを調整するオフセット調整手段とを備えた構成とする技術が開示されている。
また特許文献2には、回転機の高回転時にも補正処理時間に起因した角度検出誤差の発生を防止することを目的として、センサたるレゾルバから出力される回転角信号に基づいて回転角に対応させて複数ビットのカウント値が増減するように構成されたカウンタを含む変換部と、変換部での誤差の補正に用いるデジタルデータを記憶する補正値記憶部を含む制御部とを備え、変換部には補正値記憶部からのデジタルデータに応じてカウント値を補正するように構成された誤差補正回路を含み、これにより補正されたカウント値に基づいて回転機の電気角を求めることで、高速な補正処理の可能な回転角検出装置が開示されている。
特開2007−57316号公報「レゾルバインターフェイス装置」 特開2009−145124号公報「回転角度検出装置」
さて、レゾルバをセンサとするサーボモータとドライバの組合せにおいて、レゾルバは耐環境性に優れるという利点があるが、レゾルバのアナログ信号にノイズがのるとサーボゲインをあげられないなど、制御に支障をきたす場合がある。したがって、耐ノイズ性を向上することができれば、より高性能なサーボを実現することができる。
一方、従来、サーボモータとサーボドライバの組み合わせにおいては、一対一の関係で専用に組合せることが必要だった。図4は、従来のサーボモータとサーボドライバの組み合わせ方を示す概念図である。図示するように、サーボモータ47のセンサとしてレゾルバ48を用いる場合には、レゾルバ48専用のドライバ42が、またサーボモータ57のセンサとしてエンコーダ59を用いる場合には、エンコーダ59専用のドライバ52が、それぞれ必要だった。
つまり、サーボモータのセンサを、たとえば、レゾルバからより高分解能のセンサであるシリアルアブソリュートエンコーダに変更したい場合には、レゾルバ48と専用のドライバ42とをセットで取り外し、エンコーダ59と専用のドライバ52とのセットとして交換することが必要だった。
そこで本発明が解決しようとする課題は、従来は一対一の関係で専用に組合せることが必要だったサーボモータとサーボドライバにおいて、耐ノイズ性を向上させることができ、かつドライバの組み合わせ方の自由度を増すことのできる、耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法を提供することである。
本願発明者は上記課題について検討した結果、耐ノイズ性を向上させるために、発生するノイズが影響を与えるアナログ信号(レゾルバ信号)をデジタル信号に変換して送信すること、特にレゾルバ信号はモータ直近でデジタル信号に変換すること、差動のシリアルインタフェースを搭載するレゾルバ−デジタル変換をし配線を行うことによってさらに耐ノイズ性を向上できること、そして、シリアルインタフェースを使用することによってドライバの受け回路を同じシリアルインタフェースを持つエンコーダの受け回路と共通にすることなどにより課題を解決できることに想到し、本発明に至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で特許請求される発明、もしくは少なくとも開示される発明は、以下の通りである。
(1) センサとしてレゾルバまたはシリアルエンコーダを用いるサーボモータおよびサーボシステム全体における耐ノイズ性を向上させるシステムであって、後記ドライバ外に設けられていてレゾルバ信号とデジタルシリアル信号を変換可能なR/D変換手段と、これに対応するドライバとが接続されて構成されており、該ドライバは、シリアルインタフェースならびに該R/D変換手段との信号授受を対応可能とするソフトウェアを備えていることで、センサとしてレゾルバを用いている場合のサーボモータの耐ノイズ性を向上させることができ、また該ドライバは、該R/D変換手段との信号授受の他にシリアルエンコーダとの信号授受にも対応可能なソフトウェアを備えていることで、該ドライバの受け回路が同じシリアルインタフェースを持つエンコーダの受け回路と共通化されて、別途専用ドライバを用いることなくセンサをシリアルエンコーダに交換可能であり、かつ該R/D変換手段は、ノイズの影響を受けやすいレゾルバ信号をその生成直後に耐ノイズ性の高いデジタルシリアル信号に変換してシリアルエンコーダ程度に耐ノイズ性を高められるよう該レゾルバの直近位置すなわち該レゾルバからの伝送経路の最上流位置になるよう該ドライバに接続され、かかる構成により、レゾルバ搭載サーボモータを接続する場合には該R/D変換手段に、シリアルエンコーダ搭載サーボモータを接続する場合には該ドライバのシリアルインタフェースにそれぞれ接続することで、ドライバを変更せずに接続対象センサをレゾルバ―シリアルエンコーダ間で交換可能であることを特徴とする、耐ノイズ性向上システム。
(2) 前記シリアルインタフェースに耐ノイズ性の高い差動方式のインタフェースを用いることで、より耐ノイズ性を向上させることを特徴とする、(1)に記載の耐ノイズ性向上システム。
(3) 前記R/D変換手段−シリアルインタフェース間の伝送経路に差動方式のケーブルを用いることで、より耐ノイズ性を向上させることを特徴とする、(1)または(2)に記載の耐ノイズ性向上システム。
(4) 前記R/D変換手段は、R/D変換ボードか、またはこれを筐体に収容してなるR/D変換ユニットであることを特徴とする、(1)ないし(3)のいずれかに記載の耐ノイズ性向上システム。
(5) (1)ないし(4)のいずれかに記載の耐ノイズ性向上システムを用いて、センサとしてレゾルバまたはシリアルエンコーダを用いるサーボモータおよびサーボシステム全体における耐ノイズ性を向上させる方法であって、レゾルバ搭載サーボモータを接続する場合は該R/D変換手段に接続し、シリアルエンコーダ搭載サーボモータを接続する場合は該ドライバのシリアルインタフェースに接続することを特徴とする、耐ノイズ性向上方法。
(6) 前記シリアルインタフェースに耐ノイズ性の高い差動方式のインタフェースを用い、また前記R/D変換手段−シリアルインタフェース間の伝送経路に差動方式のケーブルを用いることで、より耐ノイズ性を向上させることを特徴とする、(5)に記載の耐ノイズ性向上方法。
(7) 前記R/D変換手段はR/D変換ボードか、またはこれを筐体に収容してなるR/D変換ユニットであることを特徴とする、(5)または(6)に記載の耐ノイズ性向上方法。
すなわち本発明は、ノイズが影響を与えるアナログ信号(レゾルバ信号)をデジタル信号に変換することで耐ノイズ性を向上させ、差動のシリアルインタフェースによりさらに耐ノイズ性を向上させることを可能とする。それとともに本発明に係るドライバは、受け回路がシリアルエンコーダ(以下、単に「エンコーダ」ともいう。)の受け回路と共通になるため、レゾルバとR/D変換ボードの組合せ、またはエンコーダ単品のいずれをもハード的に接続することができる。なお、レゾルバ、エンコーダ両センサ仕様に対応可能なように、ドライバにはプログラムが備えられる。
なお、R/D変換後のデジタルデータをシリアルインタフェースを介して送ること自体は、上述特許文献にも開示されている。しかしこれら従来技術の課題は、簡単な構成で誤差データを取得できかつ大容量のメモリを必要としない低コストのレゾルバインタフェース装置を提供することや、回転機の高回転時にも補正処理時間に起因した角度検出誤差の発生を防止することである。一方本願発明は、サーボモータとサーボドライバにおいて耐ノイズ性を向上させることができ、かつドライバの組み合わせ方の自由度を増すという課題に対する解決手段として構成されたものである。つまり本発明によれば、耐ノイズ性の向上ができ、さらにドライバを変更せずに異なるセンサのモータを駆動でき、これら従来技術とは相違するものである。
本発明の耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法は上述のように構成されるため、これによれば、従来は一対一の関係で専用に組合せることが必要だったサーボモータとサーボドライバにおいて、耐ノイズ性を向上させることができ、かつ1種類のドライバによって異なる種類のセンサを備えたサーボモータを組み合わせて使用することができ、ドライバの組み合わせ方の自由度を増すことができる。
つまり従来、サーボモータ搭載のセンサを変更しようとするには、そのセンサと対応する専用のドライバも併せて新たに調達しなければならなかったものが、シリアルインタフェースのハードと、R/D変換手段およびエンコーダのいずれにも対応できるソフトウェアを実装する一つのドライバを用意するだけの本発明では、異なる種類のセンサ(耐環境性に優れたレゾルバ、検出精度に優れたシリアルエンコーダ)を搭載したサーボモータであっても、当該ドライバをそのまま組み合わせて使用することが可能になる。したがって、サーボモータに搭載するセンサの変更を容易に行うことができるとともに、サーボモータ−ドライバシステムの管理も簡素化することができる。
本発明の耐ノイズ性向上システムの構成を示す概念図である。 本発明の耐ノイズ性向上システムの別の構成を示す概念図である。 本発明に係るR/D変換ボードの構成例を示すブロック図である。 従来のサーボモータとサーボドライバの組み合わせ方を示す概念図である。
以下、図面により本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の耐ノイズ性向上システムの構成を示す概念図である。図示するように本発明の耐ノイズ性向上システム10は、レゾルバ信号とデジタルシリアル信号とを変換可能なR/D変換手段1と、これに対応するドライバ2とからなるシステムであって、ドライバ2は、シリアルインタフェース3ならびにR/D変換手段との信号授受を対応可能とするソフトウェア4を備えていることを、主たる構成とする。
かかる構成により本耐ノイズ性向上システム10では、センサとしてレゾルバ8を用いるサーボモータ7に対して本システム10が適用されると、R/D変換手段1によってレゾルバ8からのレゾルバ信号は耐ノイズ性の高いデジタルシリアル信号に変換されるため、サーボモータ7およびサーボシステム全体の耐ノイズ性が向上する。一方、ドライバ2からのデジタルシリアル信号は、R/D変換手段1によってレゾルバ信号に変換されてレゾルバ8へと送信される。
本発明耐ノイズ性向上システム10においては、R/D変換手段1を、サーボモータ7の直近位置に設ける構成とすることができる。つまり、R/D変換手段1ができる限りサーボモータ7に近い位置に位置するように、レゾルバ8の直近位置に接続する構成とすることができる。
これにより、環境からのノイズの影響を受けやすいレゾルバ信号は、レゾルバ8において生成した直後に、ノイズの影響を受けにくいデジタルシリアル信号に変換される。つまり、伝送経路の最上流位置にて信号を耐ノイズ性の高いものに変換できるため、サーボモータ7およびサーボシステム全体の耐ノイズ性を効果的に向上させることができる。
なお、ドライバ2に設けるシリアルインタフェース3としては、耐ノイズ性の高い差動方式のインタフェースを用いることが望ましい。また、R/D変換手段1との間の伝送経路においても同様、差動方式のケーブルを用いるなど、システム全体に差動インタフェースを用いることが望ましい。
図2は、本発明の耐ノイズ性向上システムの別の構成を示す概念図である。図示するように本耐ノイズ性向上システム210は、レゾルバ信号とデジタルシリアル信号とを変換可能なR/D変換手段21と、これに対応するドライバ22とからなるシステムであって、ドライバ2は、シリアルインタフェース3ならびにR/D変換手段との信号授受を対応可能とするソフトウェア24を備えるが、当該ソフトウェア24は、R/D変換手段21との信号授受の他にシリアルエンコーダ19との信号授受にも対応可能に構成されていることを、特徴とする。
かかる構成により本耐ノイズ性向上システム210においては、別途専用ドライバを用いることなく、センサをレゾルバ28からシリアルエンコーダ19に交換可能である。つまり、レゾルバ28を搭載したサーボモータ27からシリアルエンコーダ19を搭載したサーボモータ17へと交換する際、別途ドライバを用いることなく、本システム210をそのまま用いて接続することができる。また逆に、シリアルエンコーダ19を搭載したサーボモータ17に本システム210が接続されている状態からレゾルバ28を搭載したサーボモータ27へと交換することも、何ら別途ドライバを用いることなく、本システム210をそのまま用いて接続することができる。
なお図において、ドライバ22とR/D変換手段21との接続、ドライバ22とシリアルエンコーダ19との接続は、同時になされることを意味するものではなく、いずれか一方を必要に応じて接続できる、交換できることを示すものである。
図3は、本発明に係るR/D変換ボードの構成例を示すブロック図である。図示するように本発明に係るR/D変換手段は、R/D変換ボード31とすることができる。つまり、レゾルバ信号−デジタル(シリアル)信号の変換を行うボードである。このR/D変換ボードを使用することで、これまで専用の組合せが必要だったサーボモータとサーボドライバの組合せを、上述のとおり1種類のドライバ32でもって、異なる種類のセンサを備えたサーボモータを組み合わせて使用することができ、ドライバの組み合わせ方の自由度を増すことができる。なお、レゾルバ38搭載のサーボモータの場合はR/D変換ボード31を用いて、一方シリアルエンコーダ(図示せず)搭載のサーボモータの場合は、ドライバ32と直接接続して用いる。
本発明の耐ノイズ性向上システムに係るR/D変換手段は、上述のR/D変換ボードを筐体に収容してなるR/D変換ユニットという、一物品の形態として用いてもよい。R/D変換ユニットとこれに対応するドライバとによって、本システムを構成することができる。本R/D変換ユニット自体もまた、本願発明の範囲内である。
もちろんR/D変換手段は、R/D変換ユニットという形態ではなく、筐体を特に伴わないR/D変換ボードのままのものを用いることとしてもよい。なお、R/D変換ボード自体もまた、本願発明の範囲内である。さらにまた、以上述べた耐ノイズ性向上システムを構成するためのドライバ自体も、本願発明の範囲内である。
図1により、本発明の耐ノイズ性向上方法を説明する。本耐ノイズ性向上方法は、レゾルバ信号とデジタルシリアル信号とを変換可能なR/D変換手段1をレゾルバ8に接続し、シリアルインタフェース3ならびにR/D変換手段1との信号授受を対応可能とするソフトウェア4を備えたドライバ2をR/D変換手段1に接続することにより、レゾルバ8をセンサとするサーボモータ7の耐ノイズ性を向上させるものである。上述のとおりR/D変換手段1としてはR/D変換ボード、またはこれを筐体に収容してなるR/D変換ユニットを用いるものとすることができる。
本発明の耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法によれば、サーボシステムにおいて耐ノイズ性を向上させることができ、かつ1種類のドライバによって異なる種類のセンサを備えたサーボモータを組み合わせて使用することができ、ドライバの組み合わせ方の自由度を増すことができる。したがってFA、特にレゾルバまたはシリアルエンコーダをセンサとするACサーボモータ製造や、これらを使用するあらゆる産業分野、技術分野において産業上利用性が高い発明である。
1、21…R/D変換手段
2、22…ドライバ
3、23…シリアルインタフェース
4、24…ソフトウェア
7、17、27…サーボモータ
8、28…レゾルバ
10、210…耐ノイズ性向上システム
19…シリアルエンコーダ
31…R/D変換ボード
313…R/D変換IC
314…多回転ASIC
315…トランシーバ
316…電源
32…ドライバ
38…レゾルバ
42…レゾルバ専用のドライバ
47、57…サーボモータ
48…レゾルバ
52…エンコーダ専用のドライバ
59…エンコーダ

Claims (7)

  1. センサとしてレゾルバまたはシリアルエンコーダを用いるサーボモータおよびサーボシステム全体における耐ノイズ性を向上させるシステムであって、後記ドライバ外に設けられていてレゾルバ信号とデジタルシリアル信号を変換可能なR/D変換手段と、これに対応するドライバとが接続されて構成されており、該ドライバは、シリアルインタフェースならびに該R/D変換手段との信号授受を対応可能とするソフトウェアを備えていることで、センサとしてレゾルバを用いている場合のサーボモータの耐ノイズ性を向上させることができ、また該ドライバは、該R/D変換手段との信号授受の他にシリアルエンコーダとの信号授受にも対応可能なソフトウェアを備えていることで、該ドライバの受け回路が同じシリアルインタフェースを持つエンコーダの受け回路と共通化されて、別途専用ドライバを用いることなくセンサをシリアルエンコーダに交換可能であり、かつ該R/D変換手段は、ノイズの影響を受けやすいレゾルバ信号をその生成直後に耐ノイズ性の高いデジタルシリアル信号に変換してシリアルエンコーダ程度に耐ノイズ性を高められるよう該レゾルバの直近位置すなわち該レゾルバからの伝送経路の最上流位置になるよう該ドライバに接続され、かかる構成により、レゾルバ搭載サーボモータを接続する場合には該R/D変換手段に、シリアルエンコーダ搭載サーボモータを接続する場合には該ドライバのシリアルインタフェースにそれぞれ接続することで、ドライバを変更せずに接続対象センサをレゾルバ―シリアルエンコーダ間で交換可能であることを特徴とする、耐ノイズ性向上システム。
  2. 前記シリアルインタフェースに耐ノイズ性の高い差動方式のインタフェースを用いることで、より耐ノイズ性を向上させることを特徴とする、請求項1に記載の耐ノイズ性向上システム。
  3. 前記R/D変換手段−シリアルインタフェース間の伝送経路に差動方式のケーブルを用いることで、より耐ノイズ性を向上させることを特徴とする、請求項1または2に記載の耐ノイズ性向上システム。
  4. 前記R/D変換手段は、R/D変換ボードか、またはこれを筐体に収容してなるR/D変換ユニットであることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の耐ノイズ性向上システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の耐ノイズ性向上システムを用いて、センサとしてレゾルバまたはシリアルエンコーダを用いるサーボモータおよびサーボシステム全体における耐ノイズ性を向上させる方法であって、レゾルバ搭載サーボモータを接続する場合は該R/D変換手段に接続し、シリアルエンコーダ搭載サーボモータを接続する場合は該ドライバのシリアルインタフェースに接続することを特徴とする、耐ノイズ性向上方法。
  6. 前記シリアルインタフェースに耐ノイズ性の高い差動方式のインタフェースを用い、また前記R/D変換手段−シリアルインタフェース間の伝送経路に差動方式のケーブルを用いることで、より耐ノイズ性を向上させることを特徴とする、請求項5に記載の耐ノイズ性向上方法。
  7. 前記R/D変換手段はR/D変換ボードか、またはこれを筐体に収容してなるR/D変換ユニットであることを特徴とする、請求項5または6に記載の耐ノイズ性向上方法。
JP2012059368A 2012-03-15 2012-03-15 耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法 Active JP6212688B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059368A JP6212688B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法
PCT/JP2013/057317 WO2013137419A1 (ja) 2012-03-15 2013-03-14 耐ノイズ性向上システム、r/d変換ボード、r/d変換ユニット、ドライバおよび耐ノイズ性向上方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059368A JP6212688B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013195081A JP2013195081A (ja) 2013-09-30
JP6212688B2 true JP6212688B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=49161319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012059368A Active JP6212688B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6212688B2 (ja)
WO (1) WO2013137419A1 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2547623B2 (ja) * 1988-09-01 1996-10-23 横河電機株式会社 ダイレクト・ドライブ・モータシステム
JP2600912B2 (ja) * 1989-07-17 1997-04-16 横河電機株式会社 モータ・ドライブ・システム
JPH09233795A (ja) * 1996-02-22 1997-09-05 Kobe Steel Ltd モータ用位置検出装置
JP2002081961A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Koyo Seiko Co Ltd 回転角度検出装置、ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置
JP4281391B2 (ja) * 2003-03-31 2009-06-17 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転角検出装置及び回転角検出方法
JP4688745B2 (ja) * 2006-07-12 2011-05-25 オリエンタルモーター株式会社 位置検出装置
JP4363428B2 (ja) * 2006-08-31 2009-11-11 株式会社日立製作所 電動ブレーキ装置および自動車
JP2008076078A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Tamagawa Seiki Co Ltd 角度信号補正方法
JP5201589B2 (ja) * 2009-02-25 2013-06-05 多摩川精機株式会社 レゾルバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013195081A (ja) 2013-09-30
WO2013137419A1 (ja) 2013-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5221494B2 (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP6484008B2 (ja) エンコーダ及び回転角度位置算出方法
US20110101899A1 (en) Motor control apparatus
US20110260716A1 (en) Absolute encoder
KR101942130B1 (ko) 다회전 앱솔루트 회전각 검출 장치 및 앱솔루트 회전각을 검출하는 방법
CN111070237B (zh) 一体化关节及一体化关节多传感器控制系统和方法
CN106254055B (zh) 通信系统
CN101924510A (zh) 一种永磁电机转子位置角度的补偿方法
CN107860404B (zh) 旋转编码器及旋转编码器的绝对角度位置检测方法
CN102506905B (zh) 一种高精度绝对式编码器
US20210333774A1 (en) Generic type rotary encoder and servo motor using the same
JP2008116291A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
US20200096365A1 (en) Encoder and encoder control system
KR101655297B1 (ko) 리니어 홀 센서 위치보정장치 및 그 위치보정방법
CN113490830B (zh) 旋转角度计算装置及其校正方法和校正装置、马达控制装置、电动致动器产品和电动助力转向装置
US7969114B2 (en) Motor driving system compatible with different types of encoders
US9134143B2 (en) Absolute position detector with abnormality detection function
JP6212688B2 (ja) 耐ノイズ性向上システム、および耐ノイズ性向上方法
KR20190072833A (ko) 두 개의 위성 기어를 이용하여 절대 조향각을 생성하는 장치 및 방법
JP2009069092A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP2009254066A (ja) ズレ検出装置及びズレ検出方法及び位置検出センサ付電動機の製造方法
JP2012117884A (ja) エンコーダ誤差補正装置
JP2014031145A (ja) パワーステアリング装置
KR101345305B1 (ko) 자극 검출 소자 및 이를 이용한 엔코더
JP2012173258A (ja) トルク測定装置およびこれを搭載したステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150225

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6212688

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250