JP6212612B1 - 動画を滑らかに繰り返し再生するシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

動画を滑らかに繰り返し再生するシステム、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 データ容量を増加させずに、再生時にユーザに不自然な印象を与えずに動画を繰り返し再生する。【解決手段】 本明細書に開示されたシステムは、一又は複数のコンピュータプロセッサを備える。当該一又は複数のプロセッサは、所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより、開始フレーム及び終了フレームを含む複数のフレームを有する動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって順方向に再生し、前記動画の順方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記終了フレームから前記開始フレームに向かって逆方向に再生する。【選択図】 図1

Description

本明細書における開示は、動画を滑らかに繰り返し再生するシステム、方法、及びプログラムに関する。より具体的には、本明細書における開示は、商品を紹介するための動画を滑らかに繰り返し再生するシステム、方法、及びプログラムに関する。
電子商取引サイトにおいては、販売商品に関する様々な情報がユーザに提供される。販売商品に関する情報には、例えば商品を紹介又は宣伝するための動画が含まれる。電子商取引における動画を用いた商品の紹介方法は、例えば、特開2014−006841号公報、特許第5789734号明細書、及び特許第5785351号明細書に開示されている。
特開2014−006841号公報 特許第5789734号明細書 特許第5785351号明細書
電子商取引サイトにおいては極めて多種類の商品が販売されるため、データ容量の増加を抑制する観点から、個々の商品を紹介する動画は短時間のものであることが多い。商品情報が表示される商品ページでは、このような短時間の動画が繰り返し再生されることがある。同じ動画の繰り返し再生はループ再生とも呼ばれる。従来、ループ再生の際には、開始フレームから終了フレームまで再生された動画が再び開始フレームから再生されている。終了フレームと開始フレームとの間には、通常、構図やアングルの連続性がないので、再生動画が終了フレームから開始フレームへ移行する際に視聴ユーザは不自然な印象を受ける。また、一つの動画がループ再生されると、短時間に同じ動画が繰り返し再生されるためユーザに飽きられやすくなる。
一方、ループ再生を行わずに長時間の動画を作成すれば、再生された動画が単調なものとなることを避けることができ、また、終了フレームから開始フレームへ移行する際の不自然さもなくなる。しかしながら、動画を長時間化するとその分データ容量が大きくなってしまう。
このように、格納されている動画のデータ容量を増加させず、しかもユーザに不自然な印象を与えずに当該動画を再生させたいという未解決のニーズがある。本発明の一つの目的は、データ容量を増加させず、ユーザに不自然な印象を与えずに動画を繰り返し再生するためのシステム、方法、及びプログラムを提供することである。本発明のこれ以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るシステムは、一又は複数のコンピュータプロセッサを備える。本発明の一実施形態において、当該一又は複数のプロセッサは、所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより、開始フレーム及び終了フレームを含む複数のフレームを有する動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって順方向に再生し、前記動画の順方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記終了フレームから前記開始フレームに向かって逆方向に再生する。
動画を順方向に再生する時の当該動画の最後のフレームと逆方向に再生する時の最初のフレームとは同一であるか時系列的に隣接しているので、動画の順方向への再生の終了後に当該動画を逆方向へ再生することにより、当該動画を繰り返し再生するときにも視聴ユーザは当該再生動画から不自然な印象を受けることがない。つまり、動画を順方向へ再生するときの当該動画の最後のフレームの構図やアングルは、逆方向へ再生するときの当該動画の最初のフレームの構図やアングルとほぼ一致しているか又は連続的であるため、視聴ユーザは、繰り返し再生の開始時点(順方向への再生から逆方向への再生へ切り替えられる時点)においても当該動画が滑らかに再生されていると感じることになる。また、当該実施形態に係るシステムにおいては、ストレージに格納されている動画を、その通常の再生時間(すなわち、当該動画を順方向に再生したときの再生時間)よりも長く再生することができる。具体的には、当該動画は、少なくとも順方向への再生時間と逆方向への再生時間とを加えた長さの時間にわたって再生される。このように、当該実施形態に係るシステムによれば、ストレージに格納される動画のデータ容量を増加させずに、当該動画の再生時間を長くすることができる。
本発明の一実施形態における一又は複数のコンピュータプロセッサは、所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより、前記動画の逆方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって再び順方向に再生する。
当該実施形態に係るシステムによれば、当該動画の再生時間をさらに長くすることができる。また、動画を逆方向へ再生するときの当該動画の最後のフレームの構図やアングルは、順方向へ再生するときの当該動画の最初のフレームの構図やアングルとほぼ一致しているか又は連続的であるため、視聴ユーザは、逆方向への再生から順方向への再生に切り替えられるときにも当該動画が滑らかに再生されていると感じる。
本発明の一実施形態において、当該動画は、所定の商品に関する商品情報と対応づけて当該一又は複数のストレージに格納される。当該実施形態に係るシステムは、電子商取引サイトへ応用することができる。例えば、電子商取引サイトにおいて、本発明の実施形態に係るシステムを用いて販売商品の商品情報をユーザに示すための商品ページに関連づけて当該販売商品を紹介する動画を再生することができる。電子商取引サイトでは多種類の商品が販売されるので、販売される商品を紹介するための動画のデータ容量を抑制することが重要である。本発明の実施形態に係るシステムを電子商取引サイトに応用することにより、商品を紹介するための動画について、そのデータ容量を増加させずに、その滑らかな繰り返し再生が可能となる。
本発明の一実施形態において、前記開始フレーム及び前記終了フレームの少なくとも一方は、前記複数のフレームのうち当該開始フレーム及び当該終了フレーム以外のフレームよりも低い圧縮率で圧縮されている。前記一又は複数のストレージには、このようにして圧縮された動画が格納される。
動画の開始フレームは、当該動画を順方向に再生する際に最初にユーザの目にとまるフレームであり、また、当該動画を逆方向に再生する際には最後に表示されるフレームであるから、当該動画の全フレームのうちで注目を受けやすいフレームである。また、動画の終了フレームは、当該動画を順方向に再生する際には最後に表示されるフレームであり、一方、当該動画を逆方向に再生する際には最初にユーザの目にとまるフレームであるから、開始フレームと同様に、当該動画の全フレームのうちで注目を受けやすいフレームである。そこで、これらの開始フレーム及び終了フレームの少なくとも一方をそれら以外のフレームよりも低い圧縮率で圧縮することにより、ユーザの注目を受けやすいフレームについて圧縮による画像品質の劣化を抑制することができる。
本発明の一実施形態において、前記開始フレーム及び当該開始フレームに後続する一又は複数のフレームを含む開始フレーム群並びに前記終了フレーム及び当該終了フレームに先行する一又は複数のフレームを含む終了フレーム群の少なくとも一方は、前記複数のフレームのうち当該開始フレーム群及び当該終了フレーム群以外のフレームよりも遅い再生速度で再生される。
当該実施形態によれば、視聴ユーザの注目を受けやすい動画の開始前後の部分及び/又は終了前後の部分を他の部分よりも遅い再生速度で再生することができる。これにより、動画は、再生方向の切り替え時(つまり、順方向から逆方向への切り替え時、及び/又は、逆方向から順方向への切り替え時)に、他の時点よりも遅い再生速度で再生される。よって、再生方向の切り替え時に観察される画像内の物体の移動方向の反転を目立たなくすることができる。
本発明の一実施形態において、前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより、前記ソース動画を構成するフレームの中から2つのフレームを前記開始フレーム及び前記終了フレームとして特定する入力を受け付け、当該特定された2つのフレーム及び当該特定された2つのフレームの間にあるフレームを含むように前記動画を生成する。このソース動画は、例えば、前記動画を構成する前記複数のフレームの数よりも多い数のフレームから成る。
当該実施形態に係るシステムによれば、当該システムにおいて順方向及び逆方向に再生可能な動画をソース動画に基づいて簡単に作成することができる。
本発明の一実施形態に係る方法は、一又は複数のプロセッサが所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより実現される方法であって、開始フレーム及び終了フレームを含む複数のフレームを有する動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって順方向に再生する工程と、前記動画の順方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記終了フレームから前記開始フレームに向かって逆方向に再生する工程と、を備える。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、一又は複数のプロセッサに実行されることにより、前記一又は複数のプロセッサに、開始フレーム及び終了フレームを含む複数のフレームを有する動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって順方向に再生する工程と、前記動画の順方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記終了フレームから前記開始フレームに向かって逆方向に再生する工程と、を実行させる。
このように、本発明の実施形態によれば、データ容量を増加させずに、再生時にユーザに不自然な印象を与えない方法で動画を繰り返し再生することができる。
本発明の一実施形態に係るシステムを概略的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおいて用いられる動画データのフレーム構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおける商品ページの表示例である。 本発明の一実施形態に従って再生される動画の表示例を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に従ってソース動画から商品ページにおいて再生される動画データを作成する方法を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に従って動画を再生する方法を示すフロー図である。
以下、図面を適宜参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、複数の図面において同一の又は類似する構成要素には同じ参照符号が付される。
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムを概略的に示すブロック図である。当該システムは、サーバ10、複数のユーザ端末30を含む。これらの装置は、ネットワーク20を介して相互に通信可能に接続されている。図1においては、説明を簡潔にするために、ユーザ端末30が1つのみ図示されているが、図1のシステムは、ユーザの数に応じた数のユーザ端末30を備えることができる。以下、図1のシステムの各構成要素の構成及び機能について説明する。
サーバ10は、電子商取引サービスを提供するためのサーバである。一実施形態において、このサーバ10は、販売対象の商品をユーザ端末30に提示するための商品ページを商品毎に有し、ユーザ端末30からの要求に応じて商品ページをそのユーザ端末30に送信するように構成される。サーバ10はまた、電子商取引サービスを提供する通常サーバにおいて実行される様々な処理を実行することができる。サーバ10が実行可能な処理には、ユーザ端末30からの商品の検索要求に応じて検索を実行し、その検索結果を当該ユーザ端末30に返信する処理、ユーザ端末30から特定の商品についての購入要求を受け付ける処理、購入された商品の決済処理、及び購入された商品の発送のために必要な処理が含まれるがこれらには限られない。
図1には、サーバ10を単一のユニットとして示しているが、サーバ10は、物理的に別体の複数のサーバが集合したものであってもよい。つまり、図1において、サーバ10が備える構成は複数の異なるサーバに分散して備えられていてもよい。また、サーバ10によって実行される機能は、複数のサーバが分散して実行されてもよい。このように、サーバ10は、物理的に単一の構成を有するサーバに限られず、物理的に別体のサーバが集合したものを指すこともできる。
ユーザ端末30は、ユーザがサーバ10の電子商取引サービスを利用するために用いる情報処理装置である。ユーザ端末30は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、電子書籍リーダー、ウェアラブルコンピュータ、ゲーム用コンソール、及びこれら以外の各種情報処理装置である。
サーバ10は、プロセッサ11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、ストレージ15とを備える。これらの各構成要素は、不図示のバスを介して互いに電気的に接続される。プロセッサ11は、ストレージ15から様々なプログラムをメインメモリ12にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ12は、プロセッサ11が実行する命令を格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F13は、例えば、オペレータの入力を受け付けるキーボードやマウス等の情報入力装置と、プロセッサ11の演算結果を出力する液晶ディスプレイ等の情報出力装置とを含む。通信I/F14は、ハードウェア、ファームウェア、又はTCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わせとして実装される。
ストレージ15は、例えば磁気ディスクドライブで構成され、電子商取引サービスの提供に必要な各種データ(例えば、販売対象の商品に関する情報、ユーザに関する情報、及び取引履歴に関する情報)を記憶することができる。ストレージ15は、後述する商品を紹介するための動画(動画データ)を記憶することもできる。一実施形態において、ストレージ15は、販売対象の複数の商品の各々について、各商品の商品情報と対応づけて、当該商品を紹介又は広告するための動画が記憶することができる。ストレージ15に記憶され得る各種データは、サーバ10とは物理的に別体のストレージ(例えばストレージ25)やデータベースサーバに格納されてもよい。図1においては、ストレージ15が単一のユニットとして図示されているが、ストレージ15は複数の物理的に別体のストレージが集合したものであってもよい。つまり、本明細書において、ストレージ15に記憶されるデータは、単一のストレージに記憶されてもよいし、複数のストレージに分散して記憶されてもよい。また、本明細書及び特許請求の範囲において、単に「ストレージ」という場合には、文脈上許される限り、単一のストレージと複数のストレージの集合のいずれを指し示すこともある。
ユーザ端末30は、プロセッサ31と、メインメモリ32と、ユーザI/F33と、通信I/F34と、ストレージ35とを備える。これらの各構成要素は、不図示のバスを介して互いに電気的に接続される。プロセッサ31は、ストレージ35から様々なプログラムをメインメモリ32にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ32は、プロセッサ31が実行する命令を格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F33は、例えば、ユーザの入力を受け付けるタッチパネルスクリーン、キーボード、マウス等の情報入力装置と、プロセッサ31の演算結果やサーバ10から取得したウェブページを表示するディスプレイ等の情報出力装置とを含む。通信I/F34は、ハードウェア、ファームウェア、又はTCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わせとして実装される。
続いて、本発明の一実施形態に係るサーバ10及びユーザ端末30の機能について説明する。本発明の一実施形態に係るサーバ10は、プロセッサ11により様々なコンピュータ読み取り可能な命令セットを実行することにより、以下で説明する各種機能を実現することができる。本発明の一実施形態に係るユーザ端末30は、プロセッサ31により様々なコンピュータ読み取り可能な命令セットを実行することにより、以下で説明する各種機能を実現することができる。
本発明の一実施形態において、サーバ10のプロセッサ11により実行される命令セットには、商品ページ提供モジュール41と、動画生成モジュール42と、が含まれる。
本発明の一実施形態において、ユーザ端末30のプロセッサ31により実行される命令セットには、商品ページ表示モジュール51と、再生モジュール52と、が含まれる。
まず、サーバ10のプロセッサ11により実行される命令セットについて説明する。本発明の一実施形態における商品ページ提供モジュール41は、プロセッサ11によって実行されることにより商品ページをユーザ端末30に提供するように構成される。商品ページ提供モジュール41は、ユーザ端末30から特定の商品についての検索要求を受信した場合には、当該特定の商品に対応する商品ページを当該ユーザ端末30に提供することができる。商品ページ提供モジュール41は、ユーザ端末30を使用するユーザの属性に応じて動的に商品ページを構成し、構成された商品ページを当該ユーザ端末30に提供することができる。
商品ページは、例えば、販売される商品に関する商品情報を含むウェブページである。商品ページには、販売対象の商品に関する様々な情報を含むことができる。商品ページに含まれる商品情報には、例えば、商品の名称、価格、仕様(サイズ、原材料など)、当該商品を紹介するための画像、及び当該商品を紹介するための動画が含まれる。また、商品ページには、所定の機能と対応づけられたボタンが含まれていてもよい。このようなボタンの例は、選択した商品の購入を決定するためのボタンである。商品ページには、単一の商品に関する商品情報が含まれていてもよいし、複数の商品に関する商品情報が含まれていてもよい。
本発明の一実施形態における動画生成モジュール42は、プロセッサ11によって実行されることにより、所定のソース動画から、商品ページにおいて再生される動画用の動画データを生成するように構成される。商品ページにおいて再生される動画用の動画データは、複数のフレームが連結されたひとまとまりのデータであり、例えばストレージ15に格納される。ソース動画としては、例えば、デジタルビデオカメラやそれ以外の撮像装置によって所定の記録フレームレートで撮影された撮影データが用いられる。記録フレームレートは、動画データの記録時(撮影時)に取得される1秒あたりのフレーム数を示す。例えば、30fpsのフレームレートで撮影された撮影データは、一秒あたり30個のフレームを有する。動画生成モジュール42は、撮影データを公知の符号化方式を用いて符号化することで動画データを生成することができる。動画データは、公知の様々なファイル形式、例えば、mpg形式、swf形式、avi形式、及びこれらの以外の公知のファイル形式で保存される。
動画生成モジュール42は、所定フレーム数の撮影データに後述する圧縮を行って、当該圧縮された撮影データを動画データとして保存してもよい。また、動画生成モジュール42は、撮影データに含まれる複数のフレームのうちの一部のフレームのみを商品ページで再生するための動画データとしてストレージ15に格納してもよい。動画生成モジュール42は、商品の販売者から当該商品を撮影することで得られた撮影データ及び当該撮影データのうち動画データとして記憶すべきフレームを指定するフレーム指定情報を受け取り、当該撮影データに含まれる複数のフレームのうち当該フレーム指定情報により特定される情報を当該商品の動画データとしてストレージ15に格納することができる。フレーム指定情報は、例えば、撮影データのうち動画データとして記憶すべき部分に含まれる先頭フレーム及び終端フレームを特定する情報である。動画生成モジュール42は、受け取ったフレーム指定情報に基づいて、撮影データのうち、指定された先頭フレーム、終端フレーム、及びタイムラインにおいてこれらの先頭フレームと終端フレームとの間にあるフレームから成る動画データを作成することができる。
図2は、動画生成モジュール42によって生成された動画データM1のフレーム構成を模式的に示す。動画データM1は、複数のフレームから成る。図2には、F(1)〜F(n)のフレーム番号が付されたn個のフレームから成る動画データM1が例示されている。各フレームは、撮影開始から所定時間経過時に撮影された画像を示す画像データと、各フレームの再生を制御するために用いられる再生制御情報と、を含む。この再生制御情報には、撮影開始からの経過時間を示すタイムコードが含まれる。図2の例では、F(1)〜F(n)は撮影開始時からの経過時間順に並べられており、F(1)が最も早く撮影されたフレームであり、F(n)が最も遅く撮影されたフレームである。動画データM1は、ストレージ15以外のストレージ(例えば、ストレージ25)に格納されてもよい。商品ページ提供モジュール41は、ストレージ15に格納されている動画データM1を読み出して、他の商品情報とともに商品ページを構成し、当該商品ページをユーザ端末30に提供することができる。
本発明の一実施形態において、動画生成モジュール42は、撮影された動画データに対して、フレーム内圧縮及びフレーム間圧縮を行うように構成される。このようにして圧縮された動画データは、例えばストレージ15に格納される。このフレーム内圧縮は、動画データに含まれる複数のフレームの各々に含まれる画像に対して行われる。動画生成モジュール42は、動画データのうち先頭フレーム及び終端フレームの少なくとも一方に対して、それ以外のフレームよりも低い圧縮率でフレーム内圧縮を行うように構成されてもよい。前記一又は複数のストレージには、このようにして圧縮された動画が格納される。例えば、図2に示した動画データM1においては、先頭フレームF(1)(後述するように、この先頭フレームF(1)は開始フレームでもある。)と終端フレームF(n)(後述するように、この終端フレームF(n)は終了フレームでもある。)の少なくとも一方は、この先頭フレームF(1)及び終端フレームF(n)以外のフレーム(フレームF(2)〜フレームF(n−1))よりも低い圧縮率で圧縮されていてもよい。
次に、ユーザ端末30のプロセッサ31により実行される命令セットについて説明する。本発明の一実施形態において、商品ページ表示モジュール51は、ユーザ端末30のプロセッサ31によって実行されることにより、サーバ10へアクセスして、当該サーバ10から商品ページを取得し、取得した商品ページをユーザ端末30のディスプレイに表示するように構成される。図2に、ユーザ端末30のディスプレイに表示された商品ページの表示例を示す。図示のように、商品ページ60は、検索ウインドウ、HELP、ログインなどの電子商取引サイトの基本的なメニューを表示するメニュー表示部61と、販売対象の商品の情報を示す商品情報表示部62,63と、を含む。商品情報表示部62,63の各々には、商品情報を示すテキスト情報が表示される。また、商品情報表示部62,63の各々には、再生された動画を表示するための動画表示部62a,63aが含まれる。動画表示部62a,63aに表示される動画は、例えば、商品の販売者によって作成された商品を紹介または宣伝するための動画である。動画表示部62a,63aの各々には、動画が再生されていないとき(例えば、動画の再生前又は再生後)に、当該動画の先頭フレーム又は終端フレームに対応する静止画が表示されてもよい。例えば、動画表示部62aに図2に示した動画データM1を再生した動画が表示される場合、当該動画表示部62aには、当該動画の再生前には先頭フレームF(1)に対応する静止画が表示され、当該動画の再生後には終端フレームF(n)に対応する静止画が表示される。
再生モジュール52は、ユーザ端末30のプロセッサ31によって実行されることにより、サーバ10から取得された商品ページを解析して該商品ページに関連づけられている(又は埋め込まれている)動画データをサーバ10から取得し、取得した動画データを再生するように構成される。再生モジュール52は、商品ページがユーザ端末30のディスプレイに表示されたときに自動的に動画の再生を開始してもよいし、ユーザの操作に応じて動画の再生を開始してもよい。
再生モジュール52は、取得した動画データをまずそのタイムラインに沿って順方向に再生し、当該動画データの順方向への再生が終了すると当該動画データを逆方向に再生するように構成される。例えば図2に示す動画データM1が取得された場合には、再生モジュール52は、フレームF(1)からF(n)のn個のフレームをそのタイムラインに沿って順方向に、すなわちフレームF(1)からフレームF(n)に向かって再生し、この順方向への再生が終わると、当該動画データM1を逆方向に、すなわちフレームF(n)からフレームF(1)に向かって再生する。本明細書においては、動画データを順方向に再生する際に最初に再生されるフレームを「開始フレーム」といい、最後に再生されるフレームを「終了フレーム」ということがある。例えば、動画データM1については、順方向への再生時にはフレームF(1)が最初に再生されるのでフレームF(1)が開始フレームとなり、フレームF(n)が最後に再生されるのでフレームF(n)が終了フレームとなる。動画データが順方向へ再生される場合には、当該動画データに含まれる各フレームが開始フレームから終了フレームに向かってタイムラインに沿って順に再生され、動画データが逆方向へ再生される場合には、当該動画データに含まれる各フレームが終了フレームから開始フレームに向かってタイムラインを時間経過に逆行する順番で再生される。
再生モジュール52は、動画データを所定の再生フレームレートで再生することができる。この再生フレームレートは、再生区間全体にわたって一定でもよく、可変であってもよい。再生フレームレートが一定の場合、当該再生フレームレートは、例えば記録フレームレートと同じ値に設定される。再生フレームレートは、開始フレームの近傍のフレーム及び終了フレームの近傍のフレームがそれら以外のフレームより遅いレートで再生されるように設定されてもよい。具体的には、開始フレームF(1)及び当該開始フレームF(1)に続く数フレームを開始フレーム群とし、また、終了フレームF(n)及びこの終了フレームF(n)に先行する数フレームを終了フレーム群としたとき、再生モジュール52は、この開始フレーム群及び終了フレーム群の少なくとも一方に含まれるフレームの各々を、当該開始フレーム群及び当該終了フレーム群以外のフレームよりも遅い再生速度で再生するように構成されてもよい。開始フレーム群は、例えば、開始フレームF(1)及びそれに後続するフレームF(2)〜F(5)を含む5つのフレームから成り、終了フレーム群は、例えば、終了フレームF(n)及びそれに先行するフレームF(n−4)〜F(n−1)を含む5つのフレームから成る。ただし、所定の動画の開始フレーム群に含まれるフレームの数及び終了フレーム群に含まれるフレームの数ははいずれも、当該動画の全フレーム数の半数よりも少ない数のフレームから成ることが望ましい。例えば、動画データM1については、開始フレーム群に含まれるフレームの数及び終了フレーム群に含まれるフレームの数ははいずれもn/2個よりも少ない数であることが望ましい。このように設定された再生フレームレートに従って再生される動画は、再生方向の切り替え時(つまり、順方向から逆方向への切り替え時、及び/又は、逆方向から順方向への切り替え時)に、他の時点よりも遅い再生速度で再生される。よって、再生方向の切り替え時に観察される物体の移動方向の反転を目立たなくすることができる。
再生モジュール52は、動画データの逆方向への再生が終了すると、当該動画データを開始フレームから終了フレームに向かって再び順方向に再生するように構成される。以後同様に、順方向への再生と逆方向への再生を交互に繰り返すことができる。再生可能なフレーム数に上限が設定されている場合には、再生済みのフレーム数が当該上限に達したときに当該動画データの再生が中止される。
このような再生順序について、図4を参照してさらに説明する。図4は、本発明の一実施形態に従って再生される動画の表示例を模式的に示す図である。図4は、電子商取引サイトにおいて販売されるポロシャツを紹介するための動画の表示例である。図4においては、動画が再生されたときに順方向及び逆方向への1回の再生がなされる時間単位を一つの再生区間として、各再生区間の開始時点、開始時点から所定時間経過後の時点、及び終了時点において再生されているフレームに対応する画像がそれぞれ示されている。また、再生順序が矢印で示されている。図4の動画を表示するための動画データは、撮影対象のポロシャツに対して、その正面から側面を経由して背面まで撮影装置を移動させて当該ポロシャツを撮影することにより得られたものである(撮影装置に対してポロシャツを移動又は回転させても同じ動画データが得られる)。この撮影は、当該ポロシャツの正面から開始し、背面で終了したものとする。よって、このようにして撮影された動画データの開始フレームは当該ポロシャツを正面から撮影した画像に対応し、終了フレームは、当該ポロシャツを背面から撮影した画像に対応する。
この動画データが順方向に再生されると、図4の再生区間71に示すように、まず正面の画像71aに対応するフレームから再生が開始される。その後、当該ポロシャツの画像は、当該正面の画像71aから上下方向を中心として側面の画像71bまで回転し、さらに背面の画像71cまで回転するように表示される。背面の画像71cが終了フレームに対応するので、この背面の画像71cが表示されると、1回目の順方向の再生は終了し、次に再生区間72に移って第1回目の逆方向の再生が開始される。
当該動画データが逆方向に再生されると、図4の再生区間72に示すように、背面の画像72cに対応するフレームからこの逆方向の再生が開始される。その後、当該ポロシャツの画像は、当該背面の画像72cから上下方向を中心として側面の画像72bまで順方向への再生時とは逆向きに回転し、さらに正面の画像72aまで回転するように表示される。この正面の画像72aが表示されると、1回目の逆方向の再生は終了し、次に再生区間73に移って第2回目の順方向の再生が開始される。
再生区間73においては、正面の画像73aに対応するフレームから再生が開始される。その後、当該ポロシャツの画像は、正面の画像73aから上下方向を中心として側面の画像73bまで回転し、さらに背面の画像73cまで回転するように表示される。この背面の画像73cが表示されると、2回目の順方向の再生は終了する。以下同様に、当該動画は、再生が終了されるまで、順方向の再生と逆方向の再生とが交互に繰り返される。図4の表示例において、正面の画像71a,72a,73aはいずれも開始フレームに対応する同一の画像である。同様に、背面の画像71c,72c,73cはいずれも終了フレームに対応する同一の画像であり、側面の画像71b,72b,73bはいずれも開始フレームと終了フレームとの間にある同一のフレームに対応する同一の画像である。
動画データとして、図2に示した動画データM1が用いられる場合には、上述した再生区間71,72,73におけるフレームの再生順序は、以下のようになる。
F(1)→F(2)→F(3)→・・・→F(n−1)、F(n)→F(n)→F(n−1)→F(n−2)→・・・→F(2)、F(1)→F(1)→F(2)→F(3)→・・・→F(n−1)、F(n)
ここで、最初に登場するF(1)→F(2)→F(3)→・・・→F(n−1)、F(n)が再生区間71におけるフレームの再生順序であり、F(n−1)→F(n−2)→・・・→F(2)、F(1)が再生区間72におけるフレームの再生順序であり、最後に登場するF(1)→F(2)→F(3)→・・・→F(n−1)、F(n)が再生区間73におけるフレームの再生順序である。
上述した実施形態におけるシステムによれば、動画を順方向に再生する時に最後に再生されるフレームと逆方向に再生する時に最初に再生されるフレームとが同一なので、順方向への再生と逆方向への再生の切り替えのときに視聴ユーザに不自然な印象を与えることがない。図4の例で説明すれば、順方向に再生される再生区間71において最後に再生される画像71cに対応するフレーム(フレームF(n))と、逆方向に再生される再生区間72において最初に再生される画像72cに対応するフレーム(フレームF(n))とは同一である。よって、動画の再生方向が順方向から逆方向に切り替えられる時(図4の例では、再生区間71から再生区間72に移行する時)にも再生される動画の構図やアングルが連続的に変化するので、当該動画は同じフレームに対応する画像が繰り返し再生される場合でも構図やアングルの連続性を保ったまま滑らかに再生される。
従来の繰り返し再生(ループ再生)においては、単一の動画データが順方向に繰り返し再生される。このような従来の再生順序では、終了フレームの次に開始フレームが再生されることになるので、画像の構図やアングルが一瞬のうちに大きく変化してしまい、視聴ユーザに不自然な印象を与えてしまう。図4で説明した動画を従来のループ再生の順序で再生すると、再生区間71において最後に背面の画像71cが表示された直後に正面の画像(例えば、画像72a)が表示されることになるので、表示されるポロシャツの画像は、その背面の画像71cから全く構図及びアングルの異なる正面の画像(例えば、画像72a)へ突然変化してしまう。これに対して、本発明の実施形態に係るシステムにおいては、上述のとおり、順方向への再生が終わった画像を次に逆方向に再生するので、画像の突然の変化が発生しない。
また、上述したように開始フレーム群及び終了フレーム群の少なくとも一方をそれ以外の部分よりも遅い再生速度で再生することにより、動画は、再生方向の切り替え時(つまり、順方向から逆方向への切り替え時、及び/又は、逆方向から順方向への切り替え時)に、他の時点よりも遅い再生速度で再生される。よって、再生方向の切り替え時に観察される画像内の物体の移動方向の反転を目立たなくすることができる。図4の例では、再生区間71において、ポロシャツの画像は上下方向に伸びる軸の上から見て当該軸の周りを時計回りに回転するように表示されるが、再生区間72においては当該軸の周りを反時計回りに回転するように表示される。つまり、画像の再生方向の反転によって、再生区間71と再生区間72とでは画像の移動方向(回転方向)が反対になっている。終了フレームに対応する画像71c(及び72c)に先行する数フレームを他の区間よりも遅い再生速度で再生することにより、画像内の物体の移動方向の反転を目立たなくすることができる。
また、上述した実施形態に係るシステムにおいては、一つの動画データについて順方向の再生と逆方向の再生とを交互に繰り返すことにより、ストレージに格納される動画データの容量を増加させずに、当該動画の再生時間を長くすることができる。
上述したように、動画の開始フレームF(1)及び終了フレームF(n)の少なくとも一方は、それ以外のフレームよりも低い圧縮率で圧縮されててもよい。動画の開始フレームF(1)及び終了フレームF(n)は、当該動画の全フレームのうちで注目を受けやすいフレームである。そこで、これらの開始フレームF(1)及び終了フレームF(n)の少なくとも一方をそれら以外のフレームよりも低い圧縮率で圧縮することにより、ユーザの注目を受けやすいフレームについて圧縮による画像品質の劣化を抑制することができる。
次に、図5を参照し、本発明の一実施形態に従ってソース動画から商品ページにおいて再生される動画データを作成する方法について説明する。図5に示すように、まず、ステップS11において、デジタルビデオカメラ等の撮像装置や当該撮像装置によって記録された撮影データを記録する媒体(フラッシュメモリ等)からソース動画が取得される。ソース動画は、複数のフレームを含む。
次に、ステップS12において、S11で取得されたソース動画のうち動画データとして記憶すべきフレームを指定するフレーム指定情報が取得され、当該フレーム指定情報に基づいて、当該撮影データのうち動画データに含めるべきフレームが選択される。具体的には、当該フレーム指定情報によって指定された先頭フレーム、終端フレーム、及びこれらの先頭フレームと終端フレームとの間にあるフレームが動画データ用のフレームとして選択され、この選択されたフレームを含む動画データが生成される。この動画データに対しては、ステップS13において、必要な圧縮処理が行われる。圧縮された動画データは、ステップS14において、所定のストレージに所定の商品のための商品ページと関連づけて格納される。これらのステップS11〜ステップS14の処理は、例えば上述した動画生成モジュール42により実行される。以上のようにして、ソース動画から、商品ページにおいて再生される動画データが作成される。
次に、図6を参照し、本発明の一実施形態に従って動画を再生する方法について説明する。図6に示すように、まず、ステップS21において、一又は複数の商品情報を含む商品ページが取得され、取得された商品ページが所定のディスプレイに表示さえる。このステップS21の処理は、例えば商品ページ表示モジュール51によって実行される。ユーザに表示される商品ページは、図3に例示されている。
次に、ステップS22において、取得した商品ページに関連づけられている動画が、当該商品ページの所定の表示領域において、順方向に再生される。例えば、図3に示されている商品ページが表示されている場合には、当該商品ページに対応付けられている動画が、動画表示部62a,63aにおいて再生される。再生される動画が販売商品の一つであるポロシャツを紹介するための動画である場合、この動画は、図4の再生区間71に示されているように、ポロシャツの正面の画像71aから上下方向を中心として背面の画像71cまで回転するように表示される。この順方向の再生が完了すると処理はステップS23に進む。
ステップS23においては、ステップS22において順方向に再生された動画が逆方向に再生される。この動画は、例えば、図4の再生区間72に示されているように、ポロシャツが背面の画像72cから上下方向を中心として正面の画像72abまで回転するように表示される。この逆方向の再生が完了すると処理はステップS24に進む。
ステップS24では、当該動画の再生を終了するための条件が満たされているか否かが判断される。例えば、連続して再生可能なフレーム数の上限が設定されている場合には、ステップS22及びステップS23で再生されたフレーム数がこの上限に達したか否かが判断される。再生を終了するための条件が満たされていなければ、再度ステップS22に移行して、当該動画が再び順方向に再生される。再生を終了するための条件が満たされていれば、当該動画の再生処理は終了される。このステップS24の処理は、ステップS24の後ではなく、図6の処理中、随時判断されてもよい。上述したステップS22〜ステップS24の処理は、例えば上述した再生モジュール52により実行される。
本発明の実施形態は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で様々な変更が可能である。
また、図1の実施形態において、プロセッサ11で実行される機能の一部又は全部は、発明の趣旨を逸脱しない限り、クライアント端末30のプロセッサ31やそれ以外の装置のプロセッサによって実現されてもよく、プロセッサ31の機能の一部又は全部は、サーバ10のプロセッサ11やそれ以外の装置のプロセッサにより実行されてもよい。
本明細書において説明された処理手順、特にフロー図を用いて説明された処理手順においては、その処理手順を構成する工程(ステップ)の一部を省略すること、その処理手順を構成する工程として明示されていない工程を追加すること、及び/又は当該工程の順序を入れ替えることが可能であり、このような省略、追加、順序の変更がなされた処理手順も本発明の趣旨を逸脱しない限り本発明の範囲に含まれる。
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
10 サーバ
30 ユーザ端末
41 商品ページ提供モジュール
42 動画生成モジュール
51 商品ページ表示モジュール
52 再生モジュール

Claims (8)

  1. 一又は複数のコンピュータプロセッサ、を備え、
    当該一又は複数のプロセッサは、所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより、
    開始フレーム及び終了フレームを含む複数のフレームを有する動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって順方向に再生し、
    前記動画の順方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記終了フレームから前記開始フレームに向かって逆方向に再生し、
    前記開始フレーム及び当該開始フレームに後続する一又は複数のフレームを含む開始フレーム群並びに前記終了フレーム及び当該終了フレームに先行する一又は複数のフレームを含む終了フレーム群の少なくとも一方は、前記複数のフレームのうち当該開始フレーム群及び当該終了フレーム群以外のフレームよりも遅い再生速度で再生される、
    システム。
  2. 前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、前記動画の逆方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって再び順方向に再生する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記動画は、所定の商品に関する商品情報と対応づけて前記一又は複数のストレージに格納されている、請求項1又は請求項2に記載のシステム。
  4. 前記開始フレーム及び前記終了フレームの少なくとも一方は、前記複数のフレームのうち当該開始フレーム及び当該終了フレーム以外のフレームよりも低い圧縮率で圧縮されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、前記動画が再生されていないときに、前記開始フレーム又は前記終了フレームに対応する静止画を表示する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、
    ソース動画を構成するフレームの中から2つのフレームを前記開始フレーム及び前記終了フレームとして特定する入力を受け付け、
    当該特定された2つのフレーム及び当該特定された2つのフレームの間にあるフレームを含むように前記動画を生成する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 一又は複数のプロセッサが所定のコンピュータ読み取り可能な命令を実行することにより実現される方法であって、
    開始フレーム及び終了フレームを含む複数のフレームを有する動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって順方向に再生する工程と、
    前記動画の順方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記終了フレームから前記開始フレームに向かって逆方向に再生する工程と、
    を備え、
    前記開始フレーム及び当該開始フレームに後続する一又は複数のフレームを含む開始フレーム群並びに前記終了フレーム及び当該終了フレームに先行する一又は複数のフレームを含む終了フレーム群の少なくとも一方は、前記複数のフレームのうち当該開始フレーム群及び当該終了フレーム群以外のフレームよりも遅い再生速度で再生される、
    方法。
  8. 一又は複数のプロセッサに実行されることにより、前記一又は複数のプロセッサに、
    開始フレーム及び終了フレームを含む複数のフレームを有する動画を前記開始フレームから前記終了フレームに向かって順方向に再生する工程と、
    前記動画の順方向への再生が終了した場合に、前記動画を前記終了フレームから前記開始フレームに向かって逆方向に再生する工程と、
    を実行させ、
    前記開始フレーム及び当該開始フレームに後続する一又は複数のフレームを含む開始フレーム群並びに前記終了フレーム及び当該終了フレームに先行する一又は複数のフレームを含む終了フレーム群の少なくとも一方は、前記複数のフレームのうち当該開始フレーム群及び当該終了フレーム群以外のフレームよりも遅い再生速度で再生される、
    プログラム。
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