JP6210968B2 - モータ駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータの制御に好適なモータ駆動制御装置に関する。
上位装置から入力される速度指令信号に対応して、モータの回転速度を制御するモータ駆動制御装置が知られている。上位装置から入力される速度指令信号として、PWM信号を適用したものが特許文献1に開示されている。また、速度指令信号として直流信号を適用したものが特許文献2に開示されている。ところで、モータ駆動制御装置の回路はプリント基板上に部品をマウントすることによって製造される。ここで、速度指令信号がPWM信号である場合と、直流信号である場合とでは、回路構成が異なるため、別種類のプリント基板が適用されていた。
特開2007−143265号公報 特開2009−77609号公報
しかし、上述したように、速度指令信号の種類に応じてプリント基板を用意すると、一枚あたりのプリント基板の製造コストが割高になり、管理コストも増大するという問題が生じる。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、製造コストや管理コストを低減できるモータ駆動制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明のモータ駆動制御装置は、モータを回転させるために、モータに駆動電圧を印加するモータ駆動部と、モータ駆動部に対して、供給された電圧変換信号に基づいて、駆動電圧を決定する駆動制御信号を出力する制御部と、外部からの速度制御信号を受信し、電圧変換信号を出力する電圧変換回路とを有し、電圧変換回路は、
少なくとも、第1の速度制御信号を所定の第1の仕様に基づいて変換し第1の電圧変換信号として出力する第1の電圧変換回路と、第2の速度制御信号を所定の第2の仕様に基づいて変換し第2の電圧変換信号として出力する第2の電圧変換回路とのどちらにも対応可能な導体パターンを有して、共通に適用されるプリント基板と、電圧変換回路を構成可能なあらかじめ定められた複数の電子部品からなる電子部品群の中から選択されて、プリント基板に実装され、第1の電圧変換回路または第2の電圧変換回路のどちらかのそれぞれを構成する特定部品群と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、外部からの速度制御信号の様々な仕様のそれぞれに対応した複数の電圧変換回路に対して共通のプリント基板を適用できるから、製造コストや管理コストを低減できる。
本発明の第1実施形態のモータ駆動制御装置のブロック図である。 第1実施形態における電圧変換回路102A,102B,102Cの回路図である。 第1実施形態におけるプリント基板50の平面図である。 第2実施形態における電圧変換回路202A,202B,202Cの回路図である。 第2実施形態におけるプリント基板250の平面図である。
[第1実施形態]
(全体構成)
次に、図1を参照し、本発明の第1実施形態によるモータ駆動制御装置100の詳細を説明する。
モータ駆動制御装置100は、電圧変換回路102と、制御部104と、モータ駆動部106とを有している。電圧変換回路102は、上位装置1から供給された速度制御信号Scの電圧レベルを変換し、電圧変換信号Svとして出力する。制御部104は例えばマイクロコントロールユニット (Micro Control Unit)等から構成されており、電圧変換信号Svに基づいて、モータ2を駆動するためのPWM信号である駆動制御信号Sdを出力する。モータ駆動部106は、駆動制御信号Sdに基づいて電源電圧をスイッチングすることにより駆動電圧を生成し、モータ2を回転させるために該駆動電圧をモータ2に印加する。速度制御信号Scと電圧変換信号Svの仕様は、納入先(上位装置1の製造者)に応じて様々に異なっているが、本実施形態においては、以下に述べる仕様A,B,Cのうち何れかが採用されることとする。ただし、仕様A,B,Cの仕様の数値(周波数範囲、電圧範囲)は具体例であって、これによって、本発明の適用範囲が限定されるものではない。
仕様A:
(1)速度制御信号Scは30[Hz]〜300[kHz]のポジティブPWM信号である。ハイレベル電圧VOHは2.6〜20[V]であり、ロウレベル電圧VOLは−0.2〜0.8[V]である。オープン時には最高速度になること。
(2)電圧変換信号Svは、0[V]で最高速度、5[V]で停止とする。
仕様B:
(1)速度制御信号Scは、0[V]〜10[V]の直流信号であり、10[V]のときに最高速度になる。オープン時には最高速度になること。
(2)電圧変換信号Svは、3.5[V]以上で最高速度、1.5[V]以下で停止とする。
仕様C:
(1)速度制御信号Scは、16[kHz]〜32[kHz]のネガティブPWM信号である。ハイレベル電圧VOHは2.0〜4.0[V]であり、ロウレベル電圧VOLは−0.5〜0.8[V]である。オープン時には最高速度になること。上位装置1に対して電圧を印加してはならない。
(2)電圧変換信号Svは、5[V]で最高速度、0[V]で停止とする。
上記仕様A,B,Cにおいて、「ポジティブPWM」とは、デューティ比が100%で最高速度になるということであり、「ネガティブPWM」とは、デューティ比が0%で最高速度になるということである。「オープン時」とは、上位装置1の接続外れが起こった場合のことをいう。また、制御部104は、電圧変換信号Svとして直流信号およびPWM信号のそれぞれに対応可能なソフトウエアプログラムによって動作する。電圧変換信号SvがPWM信号である場合、仕様中における電圧変換信号Svのレベルは、当該PWM信号の平均値に相当する。
(電圧変換回路102A)
次に、上記各仕様に対応するための電圧変換回路102の構成を図2(a)〜(c)を参照し説明する。これら図2(a)〜(c)に示された電圧変換回路102A,102B,102Cは、各々仕様A,B,Cに対応するものである。
図2(a)に示す電圧変換回路102A(第1の電圧変換回路の一例)において、14[V]の直流電源と接地電位との間には、抵抗器21、ダイオード22、抵抗器26,27が順次直列に接続されている。また、ダイオード22と抵抗器26との接続点は、入力端子10に接続される。抵抗器21,26,27の抵抗値は、例えば、それぞれ数十[kΩ]にすればよい。入力端子10がオープン状態ではない場合は、上位装置1から供給された速度制御信号Scが抵抗器26,27によって分圧され、抵抗器27の端子電圧が、ゲート・ソース間電圧VgsとしてMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)28に印加される。ダイオード22は、速度制御信号Scが14[V]を超えた際に、直流電源に14[V]を超える電圧が印加されないように直流電源を保護する機能を果たす。
一方、入力端子10がオープン状態であるとき、ダイオード22と抵抗器26の接続点の電圧は、14[V]を上述の抵抗値で分圧した値、例えば約9[V]になるようにすると、ハイレベル電圧VOHが速度制御信号Scとして供給されていることと等価である。仕様Aによると、ロウレベル電圧VOLの最高値は0.8[V]であるから、抵抗器26,27で分圧されると、ゲート・ソース間電圧Vgsは0.8[V]未満になる。また、ハイレベル電圧VOHの最低値は2.6[V]であるから、同様に分圧されると、ゲート・ソース間電圧Vgsは2.6[V]未満になる。従って、MOSFET28として、閾値電圧が0.8[V]未満,2.6[V]未満の中央値程度のものを適用すると、MOSFET28はロウレベル電圧VOLに対してオフ状態になり、ハイレベル電圧VOHに対してオン状態になる。
また、MOSFET28のドレイン端子は、抵抗器24の一端に接続され、抵抗器24の他端には5[V]の電圧が印加される。そして、MOSFET28のドレイン電圧は、出力端子12を介して、電圧変換信号Svとして出力される。従って、MOSFET28がオン状態になると電圧変換信号Svは約0[V]になり、MOSFET28がオフ状態になると電圧変換信号Svは約5[V]になる。すなわち、速度制御信号Scのハイレベル電圧VOHに対して電圧変換信号Svは約0[V]、速度制御信号Scのロウレベル電圧VOLに対して電圧変換信号Svは約5[V]になるから、仕様Aが満たされている。コンデンサ23は抵抗器26に並列に接続されている。コンデンサ23は速度制御信号Scのエッジ部分を強調するために設けられている。
ところで、図1に示す制御部104は、モータ駆動制御装置100の製造時において静電気等によって破損しやすく、また、使用時においても、定格値を超える電圧によって容易に破壊される傾向が強い。このため、電圧変換回路102Aにおいては、入力端子10から出力端子12に至るMOSFET28が制御部104の保護素子の機能も果たす。仮に、速度制御信号Scが仕様Aを超える高いレベルになったとしても、これはMOSFET28のゲート・ソース間電圧Vgsが高くなることに過ぎないから、出力端子12を介して制御部104に過大な電圧が印加されることを防止できる。
(電圧変換回路102B)
また、図2(b)に示す電圧変換回路102B(第2の電圧変換回路の一例)において、14[V]の直流電源と接地電位との間には、抵抗器31、ダイオード32、抵抗器36,37が順次直列に接続されている。ダイオード32は、速度制御信号Scが14[V]を超えた際に、直流電源に14[V]を超える電圧が印加されないように直流電源を保護する機能を果たす。また、5[V]の直流電源と、抵抗器36,37の接続点との間には、抵抗器34およびダイオード39が順次直列に接続されている。そして、ダイオード32と抵抗器36との接続点は入力端子10に接続され、抵抗器34とダイオード39との接続点は出力端子12に接続されている。抵抗器31,34,36,37の抵抗値は、例えば、数十[kΩ]程度にすればよい。
ここで、速度制御信号Scが0[V]である状態を検討する。この状態は、ダイオード32と抵抗器36の接続点を接地したという事であるから、5[V]の直流電源と接地電位との間に、抵抗器34と、ダイオード39と、抵抗器36,37の並列回路とを順次接続した状態に等しくなる。ダイオード39の順方向電圧降下を0.6[V]とすると、4.4[V]の電圧が、抵抗器34と、抵抗器36,37の並列回路とで分圧されることになる。これにより、該並列回路における電圧降下を約0.9[V]になるように設定し、これに、ダイオード39の順方向電圧降下(0.6[V])を加えた値、すなわち1.5[V]が、電圧変換信号Svとして、出力端子12から出力される。
次に、速度制御信号Scが10[V]である状態を検討する。抵抗器36を流れる電流をIAとし、抵抗器34を流れる電流をIBとすると、抵抗器37を流れる電流はIA+IBになる。10[V]の電圧降下が抵抗器36,37において生じているため、抵抗器36,37のそれぞれの抵抗値をRA,RBとすると、
10[V]=RA・IA+RB・(IA+IB) …式(1)
が成立する。また、上述のようにダイオード39の順方向電圧降下を0.6[V]とすると、4.4[V]の電圧降下が抵抗器34および抵抗器37において生じていることになるから、
4.4[V]=RA・IB+RB・(IA+IB) …式(2)
が成立する。
式(1),(2)により、電流IAと電流IBが求められる。従って、抵抗器37における電圧降下がRB・(IA+IB)=2.9[V]になるように設定して、ダイオード39の順方向電圧降下(0.6[V])を加えると、電圧変換信号Svは3.5[V]になる。
次に、入力端子10がオープン状態になった場合について検討する。この場合、電流IAは、14[V]の直流電源から抵抗器31、ダイオード32、抵抗器36を流れる電流になる。ここで、ダイオード32の順方向電圧降下を0.6[V]とし、抵抗器31の抵抗値をRCとすると、上述の式(1)に代えて、下式(3)が成立する。
13.4[V]=(RA+RC)・IA+RB・(IA+IB) …式(3)
式(2),(3)により、電流IAと電流IBとが求められる。抵抗器37における電圧降下を3.3[V]になるように設定して、ダイオード39の順方向電圧降下(0.6[V])を加えると、3.9[V]になるから、オープン時には最高速度になり、仕様Bが満たされる。電圧変換回路102Bにおいては、ダイオード39が保護素子としての機能を奏する。速度制御信号Scが仕様Bを超える高レベルになったとしても、その際にはダイオード39が逆方向になるから、出力端子12に過大な電圧が現れることはない。
(電圧変換回路102C)
また、図2(c)に示す電圧変換回路102C(第3の電圧変換回路の一例)において、入力端子10と接地電位との間に抵抗器46,47が直列接続されており、速度制御信号Scの電圧レベルを分圧している。MOSFET48のソース端子は接地されているため、抵抗器47の端子電圧はゲート・ソース間電圧VgsとしてMOSFET48に印加される。抵抗器46,47の抵抗値は、例えば、1〜数十[kΩ]にすればよい。入力端子10がオープン状態ではない場合は、上位装置1から供給された速度制御信号Scが抵抗器46,47によって分圧され、抵抗器47の端子電圧がゲート・ソース間電圧VgsとしてMOSFET48に印加される。
一方、入力端子10がオープン状態であるとき、抵抗器46の電位は0[V]になるから、ロウレベル電圧VOLが速度制御信号Scとして供給されていることと等価である。仕様Cによると、ロウレベル電圧VOLの最高値は0.8[V]であるから、抵抗器46,47で分圧されると、ゲート・ソース間電圧Vgsは0.8[V]未満になる。また、ハイレベル電圧VOHの最低値は2.0[V]であるから、同様に分圧されると、ゲート・ソース間電圧Vgsは2.0[V]未満になる。従って、MOSFET48として、閾値電圧が0.8[V]未満,2.0[V]未満の中央値程度のものを適用すると、MOSFET48はロウレベル電圧VOLに対してオフ状態になり、ハイレベル電圧VOHに対してオン状態になる。
また、MOSFET48のドレイン端子は、抵抗器44の一端に接続され、抵抗器44の他端には5[V]の電圧が印加される。そして、MOSFET48のドレイン電圧は、出力端子12を介して、電圧変換信号Svとして出力される。従って、MOSFET48がオン状態になると電圧変換信号Svは約0[V]になり、MOSFET48がオフ状態になると電圧変換信号Svは約5[V]になる。すなわち、速度制御信号Scのハイレベル電圧VOHに対して電圧変換信号Svは約0[V]、速度制御信号Scのロウレベル電圧VOLに対して電圧変換信号Svは約5[V]になるから、仕様Cが満たされている。また、MOSFET48は、上述した電圧変換回路102AにおけるMOSFET28と同様に、仕様Cを超える高レベルな速度制御信号Scから制御部104を保護する保護素子としての機能も奏する。
(プリント基板の構成)
次に、図3を参照し、上述の電圧変換回路102A,102B,102Cを製造する際、共通して用いられるプリント基板50の構成を説明する。当該プリント基板50は、絶縁体の表面に、導体パターン51〜57を形成してなるものである。また、図3には、抵抗器、ダイオード、コンデンサ、MOSFET等の部品の実装箇所を併記している。部品に複数の符号を付した箇所(例えば、26,46,36の符号を付した抵抗器)は、製造しようとする電圧変換回路102A,102B,102Cに対応する特定部品群が実装されることを示す。
当該プリント基板50を用いて、電圧変換回路102Aを構成する場合は、図2(a)に示した各部品21,22,23,24,26,27,28を、図3に示す位置に実装するとよい。同様に、電圧変換回路102Bを構成する場合は、図2(b)に示した各部品31,32,34,36,37,39を図3に示す位置に実装すればよく、電圧変換回路102Cを構成する場合は、図2(c)に示した各部品44,46,47,48を図3に示す位置に実装すればよい。このように、電圧変換回路102A,102B,102Cは、複数の電子部品からなる電子部品群の中からそれぞれに対応した特定部品群が選択され、これらの電圧変換回路のいずれの回路構成にも対応できる導体パターンを有する、共通に適用されるプリント基板に各電圧変換回路に対応した特定部品群が実装されることにより、それぞれに求められた仕様A,B,Cを満足する電圧変換処理を行うことができる。
以上のように、本実施形態のモータ駆動制御装置100は、
モータ(2)を回転させるために、該モータ(2)に駆動電圧を印加するモータ駆動部(106)と、モータ駆動部(106)に対して、供給された電圧変換信号(Sv)に基づいて、駆動電圧を決定する駆動制御信号(Sd)を出力する制御部(104)と、
外部からの速度制御信号(Sc)を受信し、電圧変換信号(Sv)を出力する電圧変換回路(102)とを有し、
電圧変換回路(102)は、少なくとも、第1の速度制御信号(仕様AのSc)を所定の第1の仕様(仕様A)に基づいて変換し第1の電圧変換信号(仕様AのSv)として出力する第1の電圧変換回路(102A)と、第2の速度制御信号(仕様BのSc)を所定の第2の仕様(仕様B)に基づいて変換し第2の電圧変換信号(仕様BのSv)として出力する第2の電圧変換回路(102B)とのどちらにも対応可能な導体パターン(51〜57)を有して、共通に適用されるプリント基板(50)と、
第1および第2の電圧変換回路(102A,102B)を構成可能なあらかじめ定められた複数の電子部品からなる電子部品群の中から選択されて、プリント基板(50)に実装され、第1の電圧変換回路(102A)または第2の電圧変換回路(102B)のどちらかのそれぞれを構成する特定部品群とを有する。
さらに、モータ駆動制御装置100では、第1の速度制御信号(仕様AのSc)はポジティブPWM信号であり、第2の速度制御信号(仕様BのSc)は直流信号である。
さらに、モータ駆動制御装置100では、プリント基板(50)は、ネガティブPWM信号の第3の速度指令信号(仕様CのSc)の電圧を所定の第3の仕様(仕様C)に基づいて変換し第3の電圧変換信号(仕様CのSv)として出力する第3の電圧変換回路(102C)にも共通に適用されるものであり、電子部品群の中から選択された特定部品群が、第1の電圧変換回路(102A)、第2の電圧変換回路(102B)または第3の電圧変換回路(102C)のうちの何れかを構成するものである。
さらに、モータ駆動制御装置100では、第1の電圧変換回路(102A)、第2の電圧変換回路(102B)および第3の電圧変換回路(102C)は、それぞれ、入力端子(10)と、出力端子(12)と、入力端子(10)に入力された電圧を分圧する分圧回路(26,27,36,37,46,47)と、一端が出力端子(12)に接続され他端に第1の直流電圧(5[V])が印加される第1の抵抗素子(24,44,34)とを有し、
第1の電圧変換回路(102A)および第3の電圧変換回路(102C)は、出力端子(12)と所定の基準電位(接地電位)との間をオン/オフするとともに、制御部(104)を保護する第1のスイッチング素子(28,48)をさらに有する。
さらに、モータ駆動制御装置100では、第1の電圧変換回路(102A)および第2の電圧変換回路(102B)は、第2の抵抗素子(21,31)と第1のダイオード(22,32)とからなる直列回路をさらに有し、直列回路の一端に第2の直流電圧(14[V])が印加され、直列回路の他端が入力端子(10)に接続され、第1のダイオード(22,32)は第2の直流電圧(14[V])を供給する直流電源を保護するものであり、
第2の電圧変換回路(102B)は、出力端子(12)と分圧回路(36,37)の分圧点(36,37の接続点)との間に接続され、制御部(104)を保護する第2のダイオード(39)をさらに有する。
(実施形態の効果)
以上のような構成により、本実施形態による効果は、下記の通りである。
(1)速度制御信号ScがPWM信号(仕様A,C)および直流信号(仕様B)のどちらの種類であっても、共通のプリント基板50を適用できる。
(2)速度制御信号Scが異なる仕様(本例では、「ポジティブPWM信号」である仕様Aと「ネガティブPWM」である仕様C)のPWM信号であっても、共通のプリント基板50を適用できる。
(3)以上のように、仕様A,B,Cに対応する電圧変換回路102A,102B,102Cに対して、共通のプリント基板50を適用することができる(すなわち、外部からの速度制御信号の様々な仕様のそれぞれに対応した複数の電圧変換回路に対して共通のプリント基板を適用できる)ため、製造コスト(検査治具の共通化など)や管理コスト(発注、在庫管理など)を低減できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の全体構成は第1実施形態のもの(図1)と同様であるが、仕様A,B,Cに対して、電圧変換回路102A,102B,102Cに代えて、図4(a)〜(c)に示す電圧変換回路202A,202B,202Cが適用される点で異なっている。以下、各電圧変換回路の構成を説明する。
(電圧変換回路202A)
図4(a)に示す電圧変換回路202Aにおいて、バイポーラ・トランジスタ213のコレクタ端子は5[V]の直流電圧に接続され、エミッタ端子は抵抗器214の一端に接続されている。そして、抵抗器214の他端は接地されている。トランジスタ213のベース端子はダイオード211を介して入力端子10に接続され、コレクタ端子、ベース端子の間には抵抗器212が挿入されている。そして、トランジスタ213のエミッタ端子の電圧は、ストリップ(電線)219、出力端子12を介して電圧変換信号Svとして出力される。
電圧変換回路202Aにおいては、速度制御信号Scがハイレベル電圧VOH(2.6〜20[V])になった場合、または入力端子10がオープン状態になった場合は、トランジスタ213がオン状態になり、電圧変換信号Svは5[V]になる。一方、速度制御信号Scがロウレベル電圧VOL(−0.2〜0.8[V])になった場合、トランジスタ213がオフ状態になり、速度制御信号Scは0[V]になる。これにより、仕様Aが充足される。なお、速度制御信号Scの周波数として100[kHz]以上に対応させる場合には、抵抗器212を数百Ω程度にするとよい。電圧変換回路202Aにおいては、ダイオード211が保護素子としての機能を果たす。すなわち、速度制御信号Scが仕様Aを超える高いレベルになったとしても、ダイオード211が逆方向に接続されていることにより、出力端子12を介して制御部104に過大な電圧が印加されることが防止されている。
(電圧変換回路202B)
次に、図4(b)に示す電圧変換回路202Bにおいて、5[V]の直流電圧と接地電位との間には、抵抗器222、ダイオード221、抵抗器227および抵抗器224が直列に接続されており、抵抗器224にはツェナーダイオード228が並列に接続されている。また、ダイオード221と抵抗器227との接続点は入力端子10に接続されており、抵抗器227と抵抗器224との接続点は、ストリップ229を介して出力端子12に接続されている。ツェナーダイオード228のツェナー電圧は3.5[V]に設定されている。
入力端子10から入力された速度制御信号Scは、抵抗器227,224によって分圧され、速度制御信号Scに比例した電圧変換信号Svが出力端子12から出力される。但し、抵抗器224にはツェナーダイオード228が並列に接続されているため、電圧変換信号Svは5[V]を超えないようになっている。また、入力端子10がオープン状態になると、抵抗器222、ダイオード221、抵抗器227,224によって分圧された電圧が電圧変換信号Svとして出力される。従って、抵抗器222、抵抗器227,224の抵抗値を適切に設定しておくことにより、オープン状態において電圧変換信号Svを3.5[V]にすることができるため、仕様Bが充足される。また、ツェナーダイオード228は、速度制御信号Scが仕様Bを超える高レベルになった際、制御部104を保護する保護素子としての機能を果たす。
(電圧変換回路202C)
次に、図4(c)に示す電圧変換回路202Cにおいて、MOSFET235のドレイン端子と5[V]の直流電圧との間には抵抗器236が挿入されており、MOSFET235のソース端子は接地されている。また、入力端子10と接地電位との間には、抵抗器237,234が直列に挿入されており、これらによって速度制御信号Scが分圧される。そして、抵抗器234の端子電圧はゲート・ソース間電圧VgsとしてMOSFET235に印加される。
電圧変換回路202Cは反転増幅回路を構成しているため、速度制御信号Scがハイレベル電圧VOH(2.0〜4.0[V])になると、MOSFET235がオン状態になり、電圧変換信号Svは約0[V]になる。一方、速度制御信号Scがロウレベル電圧VOL(−0.5〜0.8[V])になった場合、または入力端子10がオープン状態になった場合は、MOSFET235がオフ状態になるため、速度制御信号Scは約5[V]になる。これにより、仕様Cが充足される。電圧変換回路202Cにおいては、第1実施形態のMOSFET28,48(図2(a),(b)参照)と同様に、MOSFET235が制御部104を保護する保護素子としての機能を果たす。
(プリント基板の構成)
次に、図5を参照し、上述の電圧変換回路202A,202B,202Cを製造する際、共通して用いられるプリント基板250の構成を説明する。当該プリント基板250は、絶縁体の表面に、導体パターン251〜256を形成してなるものである。また、図5には、抵抗器、ダイオード、コンデンサ、MOSFET等の部品の実装箇所を併記している。部品に複数の符号を付した箇所(例えば、214,224,234の符号を付した抵抗器)は、製造しようとする電圧変換回路202A,202B,202Cに対応する一の特定部品群が実装されることを示す。
当該プリント基板250を用いて、電圧変換回路202Aを構成する場合は、図4(a)に示した各部品211,212,213,214,219を、図5に示す位置に実装するとよい。同様に、電圧変換回路202Bを構成する場合は、図4(b)に示した各部品221,222,224,227,228,229を図5に示す位置に実装すればよく、電圧変換回路202Cを構成する場合は、図4(c)に示した各部品234,235,236,237を図5に示す位置に実装すればよい。
(実施形態の効果)
以上のように、本実施形態によれば、仕様A,B,Cに対応する電圧変換回路202A,202B,202Cに対して、共通のプリント基板250を適用することができるから、第1実施形態と同様に、製造コストや管理コストを低減できるという効果を奏するものである。さらに、本実施形態においては、電圧変換回路202A,202B,202Cの電源電圧は+5Vの単一電源であるため、電源回路の構成を簡易にすることができ、パターン設計を簡素化することができる。
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
(1)電圧変換回路の構成は、図2(a)〜(c),図4(a)〜(c)に示したものに限定されるわけではなく、仕様の内容等に応じて、適宜変更してもよい。例えば、電源電圧の14[V]、5[V]は、電源回路等の仕様に応じて変更することができる。また、モータ2の種類や相数は用途に応じて様々なものを適用することができる。
(2)電圧変換回路は、構成できる回路構成の数が限定されるものではない。本実施形態の3つ(第1、第2、第3)の電圧変換回路に限定されるものではなく、4つ以上の電圧変換回路が共通に適用できるようにプリント基板を設計することができる。(3)第1実施形態においては第1のスイッチング素子としてMOSFET28,48(図2(a),(c)参照)を適用したが、これらに代えてバイポーラ・トランジスタ、その他のスイッチング素子を適用してもよい。
(4)電圧変換回路102B(図2(b)参照)におけるダイオード39や、電圧変換回路202B(図4(b)参照)におけるツェナーダイオード228は、速度制御信号Scに高いレベルのノイズが重畳している場合や、ユーザー側にて接続間違いが起こった場合に制御部104を保護するために設けたものである。従って、このような状況が生じない場合には、ダイオード39、ツェナーダイオード228を省略することができる。
1 上位装置
2 モータ
10 入力端子
12 出力端子
21 抵抗器(第2の抵抗素子)
26,27,36,37,46,47 抵抗器(分圧回路)
22 ダイオード(第1のダイオード)
23 コンデンサ
24,34,44 抵抗器(第1の抵抗素子)
28,48 MOSFET(第1のスイッチング素子)
31 抵抗器(第2の抵抗素子)
32 ダイオード(第1のダイオード)
39 ダイオード
50 プリント基板
51〜57 導体パターン
100 モータ駆動制御装置
102 電圧変換回路
102A 電圧変換回路(第1の電圧変換回路の一例)
102B 電圧変換回路(第2の電圧変換回路の一例)
102C 電圧変換回路(第3の電圧変換回路の一例)
104 制御部
106 モータ駆動部
202A,202B,202C 電圧変換回路
211,221 ダイオード
212,214,222,224,227,234,236,237 抵抗器
213 バイポーラ・トランジスタ
219,229 ストリップ
235 MOSFET
228 ツェナーダイオード
250 プリント基板
251〜256 導体パターン

Claims (7)

  1. モータを回転させるために、該モータに駆動電圧を印加するモータ駆動部と、
    前記モータ駆動部に対して、供給された電圧変換信号に基づいて、前記駆動電圧を決定する駆動制御信号を出力する制御部と、
    外部からの速度制御信号を受信し、前記電圧変換信号を出力する電圧変換回路と
    を有し、前記電圧変換回路は、
    少なくとも、第1の速度制御信号を所定の第1の仕様に基づいて変換し第1の電圧変換信号として出力する第1の電圧変換回路と、第2の速度制御信号を所定の第2の仕様に基づいて変換し第2の電圧変換信号として出力する第2の電圧変換回路とのどちらにも対応可能な導体パターンを有して、共通に適用されるプリント基板と、
    前記電圧変換回路を構成可能なあらかじめ定められた複数の電子部品からなる電子部品群の中から選択されて、前記プリント基板に実装され、前記第1の電圧変換回路または前記第2の電圧変換回路のどちらかのそれぞれを構成する特定部品群と
    を有することを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 前記第1の速度制御信号はPWM信号であり、
    前記第2の速度制御信号は直流信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記第1の速度制御信号はポジティブPWM信号であり、
    前記プリント基板は、ネガティブPWM信号の第3の速度指令信号の電圧を所定の第3の仕様に基づいて変換し第3の電圧変換信号として出力する第3の電圧変換回路にも共通に適用されるものであり、
    前記電子部品群の中から選択された前記特定部品群は、前記第1の電圧変換回路、前記第2の電圧変換回路または前記第3の電圧変換回路のうち何れかを構成するものである
    ことを特徴とする請求項2記載のモータ駆動制御装置。
  4. 前記第1の電圧変換回路、前記第2の電圧変換回路および前記第3の電圧変換回路は、それぞれ、
    入力端子と、
    出力端子と、
    前記入力端子に入力された電圧を分圧する分圧回路と、
    一端が前記出力端子に接続され他端に第1の直流電圧が印加される第1の抵抗素子と
    を有することを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記第1の電圧変換回路および前記第3の電圧変換回路は、
    前記出力端子と所定の基準電位との間をオン/オフするとともに、前記制御部を保護する第1のスイッチング素子
    をさらに有することを特徴とする請求項4に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 前記第1の電圧変換回路および前記第2の電圧変換回路は、
    第2の抵抗素子と第1のダイオードとからなる直列回路をさらに有し、
    前記直列回路の一端に第2の直流電圧が印加され、前記直列回路の他端が前記入力端子に接続され、前記第1のダイオードは前記第2の直流電圧を供給する直流電源を保護する
    ことを特徴とする請求項4に記載のモータ駆動制御装置。
  7. 前記第2の電圧変換回路は、
    前記出力端子と前記分圧回路の分圧点との間に接続され、前記制御部を保護する第2のダイオード
    をさらに有することを特徴とする請求項4に記載のモータ駆動制御装置。
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