JP6210932B2 - 乗客コンベヤの清掃方法、及び乗客コンベヤの清掃装置 - Google Patents

乗客コンベヤの清掃方法、及び乗客コンベヤの清掃装置 Download PDF

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Description

この発明は、乗客コンベヤ(例えばエスカレータ及び動く歩道等)のトラス内を清掃する乗客コンベヤの清掃方法、及び乗客コンベヤの清掃装置に関するものである。
従来、エスカレータのトラスの底部に清掃用マットを設置しておき、作業用ピット側に清掃用マットを引き寄せることにより、清掃用マット上に堆積したごみを回収するエスカレータの清掃方法が提案されている。従来のエスカレータの清掃方法では、循環移動する複数の踏段の一つに清掃用マットを連結して踏段を移動させることにより、作業用ピット側に清掃用マットを引き寄せるようにしている(例えば特許文献1参照)。
特開平7−252081号公報
しかし、踏段を移動させて清掃用マットを作業用ピット側に引き寄せる従来の方法では、清掃用マットを引き寄せて回収する作業とは別に、トラスの底部に清掃用マットを新たに敷く作業を行わなければならず、トラス内の清掃に時間がかかってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、トラス内の清掃にかかる時間の短縮化を図ることができる乗客コンベヤの清掃方法、及び乗客コンベヤの清掃装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベヤの清掃方法は、トラスの底部に敷かれている第1のシートの端部に第2のシートを連結する連結工程、及び連結工程後、第1のシート上に堆積しているごみとともに第1のシートを回収しながら第2のシートを移動させて、第2のシートをトラスの底部に敷くシート替え工程を備えている。
また、この発明に係る乗客コンベヤの清掃装置は、トラスの底部に敷かれている第1のシート上に堆積したごみをトラス内から除去する乗客コンベヤの清掃装置であって、第1のシートに連結された第2のシートを、第1のシートを回収しながら移動させて、第2のシートをトラスの底部に敷くシート回収装置を備え、シート回収装置は、トラスの端部の機械室に隣接する床に配置される支持台と、支持台に支持され、トラス外で第1のシートを巻き取るシート巻き部と、支持台に設けられ、機械室内に挿入された状態で第1のシートを押さえるシート押さえ部とを備えている。
この発明に係る乗客コンベヤの清掃方法、及び乗客コンベヤの清掃装置によれば、ごみが堆積した第1のシートの回収と、新たな第2のシートの敷設とを同時に行うことができ、トラス内の清掃にかかる時間の短縮化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。 図1の第1のシートの端部を示す部分斜視図である。 図1の第1のシートに第2のシートが連結されている状態のエスカレータを示す側面図である。 図3の第1のシートを第2のシートとともにトラスの長手方向下側へ移動させている状態のエスカレータを示す側面図である。 この発明の実施の形態2によるエスカレータの清掃装置をエスカレータに設置している状態を示す側面図である。 図5のシート回収装置及び吸引装置を示す拡大図である。 図6のシート回収装置及び吸引装置を示す斜視図である。 図7のシート押さえ部及び吸引部を示す要部拡大図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。図において、上階1と下階2との間には、水平面に対して傾斜するトラス3が設けられている。トラス3は、長手方向上端部(長手方向一端部)の上面を上階1の床の高さに合わせ、長手方向下端部(長手方向他端部)の上面を下階2の床の高さに合わせた状態で配置されている。
トラス3の長手方向上端部には上部機械室4が設けられ、トラス3の長手方向下端部には下部機械室6が設けられている。これにより、上部機械室4には上階1の床が隣接し、下部機械室6には下階2の床が隣接している。上部機械室4には上部スプロケット5が設けられ、下部機械室6には下部スプロケット7が設けられている。上部スプロケット5は、上部機械室4に設置された図示しない駆動機の駆動力により回転される。
トラス3には、踏段チェーン8によって無端状に連結された複数の踏段9が支持されている。踏段チェーン8は、上部スプロケット5及び下部スプロケット7間に巻き掛けられている。各踏段9は、駆動機の駆動力によって上部スプロケット5が回転することにより、上階1と下階2との間で循環移動される。
また、トラス3上には、トラス3の幅方向両側に配置された一対の欄干10がトラス3の長手方向に沿って設けられている。各欄干10の外周部には、欄干10の周囲を周回移動する無端状の移動手摺11がそれぞれ設けられている。各移動手摺11は、駆動機の駆動力により、上階1と下階2との間で各踏段9と同期して周回移動される。
トラス3内の底部には、トラス3内に入ったごみを受ける清掃用シートとして第1のシート21が敷かれている。第1のシート21は、上部機械室4(トラス3の長手方向上端部)から下部機械室6(トラス3の長手方向下端部)に達するまでトラス3内の底部に連続して敷かれている。また、第1のシート21は、耐火シートである。
ここで、図2は、図1の第1のシート21の端部を示す部分斜視図である。第1のシート21の長さ方向両端部には、連結用の貫通穴211が2つずつ設けられている。貫通穴211は、第1のシート21の左右両側部分にそれぞれ設けられている。各貫通穴211の内周部には、環状の補強具(はとめ)212が取り付けられている。
上部機械室4の底部(トラス3の長手方向上端部の底部)には、複数のフック(突起)12が設けられている。フック12は、トラス3内の幅方向両側に1つずつ設けられている。第1のシート21は、各フック12を各貫通穴211にそれぞれ通して各フック12に掛けられた状態でトラス3内の底部に敷かれている。これにより、第1のシート21は、トラス3の長手方向下端部に向かって滑り落ちないようになっている。トラス3内に清掃用シートとして敷かれている第1のシート21上に堆積したごみは、第1のシート21をごみとともに回収することによりトラス3内から除去することができる。
次に、第1のシート21を回収してトラス3内のごみを除去するエスカレータの清掃方法について説明する。図3は、図1の第1のシート21に第2のシート22が連結されている状態のエスカレータを示す側面図である。トラス3の底部に清掃用シートとして敷かれている第1のシート21を回収するときには、まず、第1のシート21を各フック12から外す。この後、図3に示すように、第1のシート21とは別のシートである使用前の新たな第2のシート22を第1のシート21に連結部23で連結する。第2のシート22は、第1のシート21と同じ構成の耐火シートである。この例では、第1及び第2のシート21,22のそれぞれの連結用の貫通穴に紐を通し、各貫通穴に通した紐を結んで第1のシート21の端部に第2のシート22を連結する(連結工程)。
この後、図4に示すように、下部機械室6で第1のシート21を引いて、第2のシート22とともに第1のシート21を下部機械室6に向かって下方(即ち、トラス3の長手方向下側)へ移動させる。これにより、第2のシート22をトラス3の底部に敷く作業と、第1のシート21を回収する作業とが同時に行われる。このとき、上部機械室4で第2のシート22を繰り出しながら、下部機械室6で第1のシート21を巻くようにする。また、このとき、下部機械室6では、第1のシート21上に堆積したごみとともに第1のシート21を回収する。第1のシート21の回収作業が完了すると、トラス3の底部に敷かれるシートが第1のシート21から第2のシート22に替わり、第2のシート22が清掃用シートとしてトラス3の底部に新たに敷かれる(シート替え工程)。
この後、連結部23での紐を外して第1のシート21を第2のシート22から外し、第1のシート21をトラス3外へ運ぶ。これにより、第1のシート21上に堆積したごみが第1のシート21とともにトラス3内から除去される。また、第2のシート22が下方へ滑り落ちないように、第2のシート22の上端部の貫通穴にフック12を通して、第2のシート22をフック12に掛ける(後処理工程)。このようにして、トラス3内の清掃が完了する。
このようなエスカレータの清掃方法では、トラス3の底部に清掃用シートとして敷かれている第1のシート21に第2のシート22を連結した後、第1のシート21を回収しながら第2のシート22を移動させて、第2のシート22を清掃用シートとしてトラス3の底部に敷くので、第1のシート21上に堆積したごみを第1のシート21とともに回収することができ、トラス3内からごみを容易に除去することができる。また、第1のシート21の回収作業と、第2のシート22の敷設作業とを同時に行うことができ、トラス3内の清掃にかかる時間の短縮化を図ることができる。
また、トラス3の底部に清掃用シートとして敷かれる第1及び第2のシート21,22が耐火シートであるので、例えば煙草の火がトラス3内に入った場合に、清掃用シートとしての第1及び第2のシート21,22が燃えることによる火災事故の発生を防止することができる。
また、第1のシート21を巻いて第1のシート21を回収するので、第1のシート21の取扱いを容易にすることができるとともに、第1のシート21を回収するときのごみの飛散を抑制することができる。
また、第2のシート22を繰り出しながら第1のシート21を回収するので、第1及び第2のシート21,22の移動を容易にすることができ、トラス3内の清掃にかかる時間をさらに短縮化することができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2によるエスカレータの清掃装置をエスカレータに設置している状態を示す側面図である。本実施の形態では、エスカレータの清掃時に、トラス3内に堆積したごみを除去するための清掃装置がエスカレータに設置される。エスカレータの清掃装置は、下階2に設置されたシート回収装置31と、上階1に設置されたシート供給装置32と、シート回収装置31に設けられた吸引装置33とを有している。
図6は、図5のシート回収装置31及び吸引装置33を示す拡大図である。また、図7は、図6のシート回収装置31及び吸引装置33を示す斜視図である。シート回収装置31は、下部機械室6に隣接する下階2の床に配置された支持台312と、支持台312に支持され、第1のシート21をトラス3外で巻き取るシート巻き部311と、支持台312に設けられ、下部機械室6内に挿入された状態で第1のシート21を押さえるシート押さえ部313とを有している。
支持台312は、枠状の土台部312aと、土台部312aに固定され、土台部312aの上方でシート巻き部311を回転自在に支持する一対の軸受台部312bとを有している。土台部312aは、一部を下部機械室6の上方へ突出させた状態で下階2の床に水平に配置されている。各軸受台部312bは、土台部312aのうち、下階2の床に配置される部分に固定されている。
シート巻き部311は、トラス3の幅方向に沿った水平軸線を中心に回転自在な筒状部である。また、シート巻き部311は、下階2の床及び下部機械室6の上方に配置されている。シート巻き部311は、水平軸線を中心とする回転により、下部機械室6の上面よりも高い位置で第1のシート21を巻き取る。この例では、図示しないハンドルがシート巻き部311の側部に取り付けられており、シート巻き部311が手動で回転される。
シート押さえ部313は、土台部312aのうち、下部機械室6の上方へ突出した部分に固定されている。また、シート押さえ部313は、土台部312aの下方に配置された第1の押さえローラ313aと、土台部312aに固定され、第1の押さえローラ313aを回転自在に支持する一対の縦部材313bと、トラス3の長手方向について第1の押さえローラ313aから離して配置された第2の押さえローラ313cと、一対の縦部材313bにそれぞれ固定され、第2の押さえローラ313cを回転自在に支持する一対の横部材313dとを有している。この例では、第2の押さえローラ313cが第1の押さえローラ313aよりもトラス3の長手方向中間部に近い位置に配置されている。
第1の押さえローラ313aは、トラス3の幅方向に沿った軸線を中心に回転自在になっている。また、第1の押さえローラ313aの軸線方向寸法は、第1のシート21の幅方向寸法よりも大きくなっている。
第2の押さえローラ313cは、第1の押さえローラ313aの軸線と平行な軸線を中心に回転自在になっている。また、第2の押さえローラ313cの軸線方向寸法は、第1のシート21の幅方向寸法よりも大きくなっている。
第1及び第2の押さえローラ313a,313cは、下部機械室6の底部から同じ高さ位置で、トラス3の長手方向(第1のシート21が移動する方向)について互いに離して配置されている。第1のシート21は、第1及び第2の押さえローラ313a,313cで上方から押さえられている。また、第1のシート21は、シート巻き部311の回転により、第2の押さえローラ313c、第1の押さえローラ313aの順に押さえられながら移動し、シート巻き部311で巻き取られる。
吸引装置33は、第1のシート21上に堆積したごみを下部機械室6内で吸う複数(この例では、3つ)の吸引部331と、吸引部331でごみを吸うための気流を発生する吸引装置本体332と、吸引装置本体332と各吸引部331とを繋ぎ、各吸引部331で吸ったごみを吸引装置本体332へ導く吸引管333とを有している。
吸引装置本体332は、吸引のための駆動力を発生するモータを有している。また、吸引装置本体332は、土台部312aのうち、下階2の床に配置されている部分に取り付けられている。吸引管333は、この例では曲げ可能なホースになっている。
図8は、図7のシート押さえ部313及び吸引部331を示す要部拡大図である。各吸引部331は、第1の押さえローラ313aと第2の押さえローラ313cとの間に配置されている。また、第1の押さえローラ313aと第2の押さえローラ313cとの間では、各吸引部331が第1のシート21の上方に配置されている。各吸引部331は、吸引口を下に向けて配置されている。これにより、第1のシート21上に堆積したごみは、第1のシート21が第1の押さえローラ313aと第2の押さえローラ313cとの間を移動するときに、各吸引部331に吸引される。また、各吸引部331は、第1及び第2の押さえローラ313a,313cのそれぞれの軸線に沿った方向へ並べられている。さらに、各吸引部331は、図示しない保持具によって横部材313dに保持されている。
シート供給装置32の構成は、シート回収装置31と同様の構成になっている。従って、シート供給装置32は、支持台312と、支持台312に支持されたシート巻き部311と、支持台312に設けられたシート押さえ部313とを有している。
シート供給装置32では、土台部312aの一部を上部機械室4の上方へ突出させた状態で支持台312が上階1の床に水平に配置される。また、シート供給装置32では、上部機械室4内に挿入されたシート押さえ部313の第1及び第2の押さえローラ313a,313cによって第2のシート22が押さえられる。さらに、シート供給装置32では、トラス3外で上部機械室4の上面よりも高い位置にシート巻き部311が配置され、シート巻き部311を手動で回転させることにより、第2のシート22がシート巻き部311から繰り出される。シート巻き部311から繰り出されて上部機械室4内に供給された第2のシート22は、第1の押さえローラ313a、第2の押さえローラ313cの順に押さえられながら移動し、トラス3内の底部をトラス3の長手方向下端部に向けて移動する。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、第1のシート21を回収してトラス3内のごみを除去するエスカレータの清掃方法について説明する。トラス3の底部に清掃用シートとして敷かれている第1のシート21を回収してごみをトラス3内から除去するときには、まず、シート回収装置31及び吸引装置33を下階2に設置するとともに、シート供給装置32を上階1に設置する(清掃装置設置工程)。
この後、シート供給装置32において、使用前の新たな第2のシート22が巻かれたシート巻き部311から第2のシート22を繰り出しながら、上部機械室4内の第1及び第2の押さえローラ313a,313cの下方に通した後、実施の形態1と同様にして、トラス3の底部に清掃用シートとして敷かれている第1のシート21の上端部に第2のシート22の端部を連結部23で連結する(連結工程)。
この後、シート回収装置31において、下部機械室6内で第1のシート21を引きながら、第1及び第2の押さえローラ313a,313cの下方に第1のシート21を通した後、下部機械室6内から上方へ第1のシート21を引き出して、シート巻き部311の外周面に第1のシート21の端部を接続する(シート回収準備工程)。
この後、シート供給装置32のシート巻き部311を回転させて第2のシート22を繰り出しながら、シート回収装置31のシート巻き部311を回転させて第1のシート21を巻き取る。これにより、第2のシート22が移動しながら第1のシート21がシート回収装置31で回収され、第2のシート22をトラス3の底部に敷く作業と、第1のシート21を回収する作業とが同時に行われる。このとき、吸引装置33を駆動させて、第1のシート21上に堆積したごみを各吸引部331で吸いながら、シート回収装置31のシート巻き部311で第1のシート21を巻き取る。これにより、シート回収装置31のシート巻き部311には、ごみが吸引除去された第1のシート21が巻き取られる。第1のシート21の回収作業が完了すると、シート供給装置32から外れた第2のシート22が清掃用シートとしてトラス3の底部に新たに敷かれる(シート替え工程)。
この後、実施の形態1と同様にして第1のシート21を第2のシート22から外し、シート回収装置31のシート巻き部311によって第1のシート21をさらに巻き取ることにより、第1のシート21をトラス3外へ移動させる。また、第2のシート22が下方へ滑り落ちないように、第2のシート22の上端部の貫通穴にフック12を通して、第2のシート22をフック12に掛ける(後処理工程)。このようにして、トラス3内の清掃が完了する。
このようなエスカレータの清掃方法では、第1のシート21上に堆積したごみを吸引装置33で吸いながら第1のシート21を回収するので、トラス3内に堆積したごみをより確実にトラス3外へ除去することができる。また、回収した第1のシート21の清掃も容易にすることができ、第1のシート21の再利用を容易にすることができる。
また、エスカレータの清掃装置では、下部機械室6内に挿入されたシート押さえ部313で第1のシート21を押さえながら、シート巻き部311によってトラス3外で第1のシート21を巻き取るので、作業スペースを容易に確保することができ、第1のシート21の回収作業を容易にすることができる。また、シート押さえ部313によって第1のシート21を押さえるので、トラス3内の機器(例えば踏段9等)との接触を避けて第1のシート21を移動させることができ、第1のシート21の回収作業を効率良く行うことができる。
また、第1のシート21上に堆積したごみを吸う吸引部331が第1の押さえローラ313aと第2の押さえローラ313cとの間に配置されているので、第1のシート21が吸引部331の吸引力によって吸引部331に吸着することを第1及び第2の押さえローラ313a,313cによって防止することができる。これにより、トラス3内の機器との第1のシート21の接触をより確実に避けることができるとともに、第1のシート21上に堆積したごみを吸引装置33で除去しやすくすることができる。
なお、上記の例では、第1のシート21上に堆積したごみを吸引装置33で吸いながら第1のシート21を回収しているが、吸引装置33はなくてもよい。吸引装置33がなくても、第1のシート21上に堆積したごみとともに第1のシート21を回収することによりトラス3内からごみを除去することができる。
また、各上記実施の形態では、シート替え工程において、第2のシート22を繰り出しながら第1のシート21を回収しているが、第2のシート22を繰り出さずに第1のシート21を引いて、第1のシート21を第2のシート22とともに移動させてもよい。
また、各上記実施の形態では、この発明がエスカレータに適用されているが、動く歩道にこの発明を適用してもよい。
3 トラス、6 下部機械室(機械室)、21 第1のシート、22 第2のシート、31 シート回収装置、311 シート巻き部、312 支持台、313 シート押さえ部、313a 第1の押さえローラ、313c 第2の押さえローラ、33 吸引装置、331 吸引部。

Claims (7)

  1. トラスの底部に敷かれている第1のシートの端部に第2のシートを連結する連結工程、及び
    上記連結工程後、上記第1のシート上に堆積しているごみとともに上記第1のシートを回収しながら上記第2のシートを移動させて、上記第2のシートを上記トラスの底部に敷くシート替え工程
    を備え、
    上記シート替え工程では、上記トラスの端部の機械室内に挿入されたシート押さえ部で上記第1のシートを押さえながら、上記トラスの端部の機械室に隣接する床で上記第1のシートを回収する乗客コンベヤの清掃方法。
  2. 上記第1のシート及び上記第2のシートは、耐火シートである請求項1に記載の乗客コンベヤの清掃方法。
  3. 上記シート替え工程では、上記第1のシートを巻くことにより上記第1のシートを回収する請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベヤの清掃方法。
  4. 上記シート替え工程では、上記第2のシートを繰り出しながら、上記第1のシートを回収する請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の乗客コンベヤの清掃方法。
  5. 上記シート替え工程では、上記ごみを吸引装置で吸いながら上記第1のシートを回収する請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の乗客コンベヤの清掃方法。
  6. トラスの底部に敷かれている第1のシート上に堆積したごみを上記トラス内から除去する乗客コンベヤの清掃装置であって、
    上記第1のシートに連結された第2のシートを、上記第1のシートを回収しながら移動させて、上記第2のシートを上記トラスの底部に敷くシート回収装置
    を備え、
    上記シート回収装置は、
    上記トラスの端部の機械室に隣接する床に配置される支持台と、
    上記支持台に支持され、上記トラス外で上記第1のシートを巻き取るシート巻き部と、
    上記支持台に設けられ、上記機械室内に挿入された状態で上記第1のシートを押さえるシート押さえ部と
    を備えている乗客コンベヤの清掃装置。
  7. 上記ごみを吸う吸引部を有する吸引装置
    をさらに備え、
    上記シート押さえ部は、上記第1のシートが移動する方向について互いに離れた位置で上記第1のシートをそれぞれ押さえる第1の押さえローラ及び第2の押さえローラを有し、
    上記吸引部は、上記第1の押さえローラと上記第2の押さえローラとの間に配置されている請求項6に記載の乗客コンベヤの清掃装置。
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