JP6210851B2 - 透明導電性シート - Google Patents
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Description
請求項2では前記導電性粒子の平均一次粒子径が、10〜200nmである透明導電性シートである。
請求項3では前記透明導電膜は、前記導電性粒子を83〜88重量%含むことを特徴とする透明導電性シートである。
請求項4では前記透明導電膜のガラス転移温度が、45〜110℃である透明導電性シートである。
請求項5では前記透明導電膜の表面抵抗値が5000〜20000Ω/□である透明導電シートである。
更に請求項6ではヘイズが、0.3〜1.2%以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の透明導電性シートである。
透明導電膜12は、透明導電性粒子と、バインダ樹脂とを含む。透明導電膜の厚さTaを550〜900nmとすることで、調光フィルムなどの電極に用いた場合、必要な表面抵抗値を確保しながら抽出水の伝導率を上昇させることなく、ヘイズや全光線透過率などの光学特性を維持することができる。
上記導電性粒子としては、透明性と導電性を兼ね備えた粒子であれば特に限定されず、例えば、導電性金属酸化物粒子、導電性窒化物粒子などを用いることができる。上記導電性金属酸化物粒子としては、酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化カドミウムなどの金属酸化物粒子が挙げられる。また、酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛及び酸化カドミウムからなる群から選ばれる1種類以上の金属酸化物を主成分として、さらにスズ、アンチモン、アルミニウム、ガリウムがドープされた導電性金属酸化物粒子、例えば、アンチモン含有酸化スズ(ATO)粒子、スズ含有酸化インジウム(ITO)粒子、アルミニウム含有酸化亜鉛(AZO)粒子、ガリウム含有酸化亜鉛(GZO)粒子、ITOをアルミニウム置換した導電性金属酸化物粒子なども使用できる。中でも、透明性、導電性及び化学特性に優れている点から、ITO粒子、ATO粒子が特に好ましい。また、導電性の観点から、上記ITO粒子において、ITO全体に対してスズの添加量は酸化スズ換算で1〜20重量%が好ましい。ITOへのスズの添加により導電性が改善されるが、スズの添加量が1重量%より少ない場合は導電性の改善が乏しい傾向があり、20重量%を超えても導電性向上の効果は少ない傾向がある。
上記バインダ樹脂としては、バインダとして従来公知のアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース系樹脂、熱硬化性樹脂の少なくとも一種を含めることが好ましい。また、バインダ樹脂には重量平均分子量が10万以下のものを用いることが好ましい。分子量が10万以下のものを用いると光学特性が良好となる。さらに、バインダ樹脂にはアニオン系官能基を含む樹脂を含めることが好ましい。このようなアニオン系官能基を含む樹脂を添加すると、いわゆる分散性が向上するためか、光学特性が向上する。アニオン系官能基を含む樹脂としては、例えば、カルボン酸含有アクリル系樹脂、酸含有ポリエステル系樹脂、酸及び塩基含有ポリエステル系樹脂が好ましい。具体的には、三菱レイヨン社製の“ダイヤナールMR−2539”、“MB−2389”、“MB−2660”、“MB−3015”、“BR−52”、“BR−60”、“BR−64”、“BR−77”、“BR−84”、“BR−83”、“BR−87”、“BR−90”、“BR−95”、“BR−106”、“BR−113”(商品名)など、アビシア社製の“ソルスパーズ3000”、“ソルスパーズ20000”、“ソルスパーズ21000”、“ソルスパーズ26000”、“ソルスパーズ32000”、“ソルスパーズ36000”、“ソルスパーズ41000”、“ソルスパーズ43000”、“ソルスパーズ44000”、“ソルスパーズ45000”、“ソルスパーズ56000”(商品名)などが挙げられる。アニオン系官能基を含む樹脂を添加する場合、その添加量は導電性粒子に対し0.1重量%以上が好ましい。上記添加量が0.1重量%以上であれば、分散効果が得られやすいからである。
透明基材11は、透光性を有する材料で形成されていれば特に限定されない。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリオレフィン類、セルローストリアセテートなどのセルロース系樹脂、ナイロン、アラミドなどのアミド系樹脂、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホンエーテルなどのポリエーテル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、芳香族ポリアミド系樹脂、シクロオレフィンポリマー類などの材料からなる、フィルム又はシートを用いることができる。また、ガラス、セラミックスなどを用いてもよい。透明基材11の厚さは、その強度維持のため通常3〜1000μmが好ましく、25〜200μmがより好ましい。
有機物膜の厚さTbを100〜200nmとすることで、調光フィルムなどの電極に用いた場合、抽出水の伝導率上昇を抑制させると共に、ヘイズや全光線透過率などの光学特性を維持することができる。
本願のより好ましい実施形態として、透明導電シートのヘイズが1.2%以下であることが好ましい。ヘイズが高いと、調光フィルムなどの電極に用いた場合、電極が肉眼で見えてしまい意匠性が劣ったり、或いはフィルムを通しての視認性が低下する。ヘイズは小さい方が好ましく、0%が最も好ましい。しかし透明導電膜の厚さや導電性微粒子を使用する場合はその平均一次粒子径の影響を受けるため、下限値は0.3%が好ましい。
透明導電膜の表面抵抗値は5000〜20000Ω/□が好ましく、8000〜15000Ω/□がより好ましい。透明導電膜の表面抵抗値をこの範囲とすることで、最適な表面抵抗値と、ヘイズや全光線透過率等の最適な光学特性を兼ね備えた透明導電シートを得ることができる。表面抵抗値が5000Ω/□より低下すると、表面抵抗値が低くなりすぎるため電流が流れやすくなり、各種機器の誤作動を起こす可能性が大きくなる。表面抵抗値が20000Ω/□より高くなると表面抵抗値が高くなりすぎるため、導電膜としての役割を果たさなくなるため、好ましくない。
<導電性粒子とバインダ樹脂と溶剤とを含む分散溶液>
上記分散溶液において、溶剤を除く固形分の全重量に対する透明導電性粒子の重量含有率は、83〜88重量%が好ましい。この範囲とすることで、乾燥時にバインダ樹脂の収縮により透明導電性粒子の密着を図ることができ、透明導電性粒子どうしの接触を良好に保つことができる。その結果、表面抵抗値の低い塗膜が得られる。
透明導電性粒子の重量含率が88%より高い場合、透明導電性粒子の量が増え、バインダ樹脂の量が少なくなるためヘイズが上昇し、光学特性が低下する。
透明導電性粒子の重量含率が83%より低い場合、透明導電性粒子の量が少なくなるため、表面抵抗値が上昇する。
本発明において重量含有率は、溶剤を除く分散溶液の固形分の全重量に対する各成分の重量の比率を意味し、透明導電膜12に含まれる導電性粒子の重量含有率と一致する。
分散溶液を透明基材11上に塗布して塗膜を形成する方法は特に限定されず、従来の塗布方法を用いることができる。従来の塗布方法としては、例えば、グラビアロール法、マイクログラビアロール法、マイクログラビアコータ法、スリットダイコート法、スプレイ法、スピン法、ナイフ法、キス法、スクイズ法、リバースロール法、ディップ法、バーコート法などが挙げられる。
第1乾燥工程は、温度20〜50℃の条件で行い、その後の第2乾燥工程は、温度90℃以上の環境に1分間以上さらすことにより行う。以上の条件から外れて乾燥処理した場合、表面抵抗値が高かったり、光学特性が劣ったりする場合がある。第2乾燥工程後、塗膜の残存溶剤は、厚さ1μmあたり1mg/m2以下が好ましい。残存溶剤が1mg/m2を超えると、透明導電膜12の表面抵抗値が高くなることがある。
<有機物膜の形成に用いる樹脂溶液>
上記樹脂溶液に用いる樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などの少なくとも一種の樹脂を用いてもよい。また、未硬化の放射線硬化性のモノマー、オリゴマーあるいは樹脂の少なくとも一種を用い、放射線照射により硬化処理して有機物膜13を形成してもよい。
このようにして得られた塗膜は、室温〜100℃の範囲で乾燥させて、有機物膜13を得ることができる。以上のようにして、図1に示す本発明の透明導電性シートの一例を製造することができる。有機物膜13の厚さは、100〜200nmとする。このような厚さサブミクロンの塗膜を均一に形成するには、乾燥を緩慢に行うことが好ましく、温度100℃以下の条件で乾燥することが好ましい。このような条件を外れて乾燥した場合、有機物膜13の均一性が劣り、イオンバリア性が劣るためか、調光フィルムなどに用いた場合、色調、コントラストに変化を生じることがある。
<分散溶液の調製>
先ず、以下の成分の混合物を、分散メディアとして直径0.1mmのジルコニアビーズを用い、ピコミル/浅田鉄工社製のビーズミルを用いて分散処理した。
(1)ITO粒子(平均一次粒子径:20nm、酸化スズ含有率:8重量%) 90.0部
(2)アニオン性官能基を含むバインダ樹脂(三菱レイヨン社製のアクリル系樹脂“ダイヤナールBR−113”、重量平均分子量30000、ガラス転移温度:75℃) 10.0部
(3)溶剤〔組成比:メチルイソブチルケトン/シクロヘキサノン=50/50(重量比)〕 100部
上記にて得られた分散溶液50部に以下の成分の混合物を加え、30分撹拌を行い透明導電膜用塗料A1を調整した。
(3)バインダ樹脂(三菱レイヨン社製のアクリル系樹脂“ダイヤナールBR−83”、重量平均分子量:40000、ガラス転移温度:105℃) 1.0部
(4)溶剤〔メチルイソブチルケトン〕 35.7部
次に、コータとドライヤとを組み合わせた塗布乾燥機によりを用いて、透明導電膜用塗料A1を透明基材(帝人デュポン社製のポリエステルフィルム“KEL86W”、厚み:125μm、ヘイズ:0.9%)に塗布して塗膜を形成し、25℃にて45秒、40℃にて60秒、110℃にて120秒となるよう乾燥を行い、透明基材上に厚さ550nmの透明導電膜を設けた原反を得た。
以下の成分を混合、撹拌して有機物膜用塗料B1を調製した。
(1)放射線硬化性樹脂(ダイセル・オルネクス社製のペンタエリスリトールテトラアクリレート“EBECRYL180”) 2.4部
(2)紫外線重合開始剤(BASFジャパン社製“イルガキュア907”) 0.1部
(3)溶剤(n−プロパノール) 97.5部
上記原反の透明導電膜上に原反の作製と同じ塗布乾燥機を用い、乾燥膜の厚さが110nmとなるように上記有機物膜用塗料B1を塗布し、ドライヤの温度を25℃にて20秒、50℃にて72秒となるよう乾燥を行い、窒素雰囲気で紫外線照射を行って有機物膜を形成して透明導電性シートを得た。紫外線の照射光量は250mJ/cm2とした。
有機物膜の厚さを160nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを650μmに変更し、有機物膜の厚さを120nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを700μmに変更し、有機物膜の厚さを120nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを800μmに変更し、有機物膜の厚さを110nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを800μmに変更し、有機物膜の厚さを200nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを900μmに変更し、有機物膜の厚さを110nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを900μmに変更し、有機物膜の厚さを200nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを500μmに変更し、有機物膜の厚さを100nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを700μmに変更し、有機物膜の厚さを70nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを700μmに変更し、有機物膜の厚さを70nmに変更した以外は、実施例1と同様にして透明導電性シートを作製した。
<分散溶液の調製>
先ず、以下の成分の混合物を、実施例1と同様にして分散処理して分散溶液を得た。得られた分散溶液に含まれる固形分の全重量に対するITO粒子(導電性粒子)の重量含有率は86重量%である。
(1)ITO粒子(平均一次粒子径:20nm、酸化スズ含有率:8重量%) 86.0部
(2)アニオン性官能基を含むバインダ樹脂(三菱レイヨン社製のアクリル系樹脂“ダイヤナールBR−106”、重量平均分子量:60000、ガラス転移温度:50℃) 14.0部
(3)溶剤〔組成比:メチルイソブチルケトン/シクロヘキサノン=80/20(重量比)〕 100部
上記にて得られた分散溶液50部に以下の成分の混合物を加え、30分撹拌を行い透明導電膜用塗料を調整した。
(3)バインダ樹脂(三菱レイヨン社製のアクリル系樹脂“ダイヤナールBR−87”、重量平均分子量:25000、ガラス転移温度:105℃) 0.9部
(4)溶剤〔メチルイソブチルケトン〕 36.33部
上記で得られた分散溶液を用い、表1に示したように乾燥温度を設定し、透明導電膜の厚さを700nmとした以外は、実施例1と同様にして原反を作製した。
以下の成分を混合して有機物膜用塗料B1を調製した。
(1)放射線硬化性樹脂(ダイセル・オルネクス社製のトリメチロールプロパントリ
アクリレート“TMPTA”) 1.2部
(2)放射線硬化性樹脂(ダイセル・オルネクス社製のシリコンアクリレート“EBECRYL350”) 1.2部
(2)紫外線重合開始剤(BASFジャパン社製“イルガキュア184”) 0.12部(3)溶剤(n−プロパノール) 97.48部
上記原反の透明導電膜上に、乾燥膜の厚さが150nmとなるように上記有機物膜用塗料B2を原反の作製と同じ塗布乾燥機を用い、ドライヤの温度を50℃に設定し、搬送速度10m/分で塗布、乾燥し、窒素雰囲気で紫外線照射を行って有機物膜を形成して透明導電性シートを得た。紫外線の照射光量は500mJ/cm2とした。
透明導電膜の厚さを700nmに変更し、有機物膜の厚さを200nmに変更した以外は、実施例9と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを800nmに変更し、有機物膜の厚さを200nmに変更した以外は、実施例9と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを800nmに変更し、有機物膜の厚さを150nmに変更した以外は、実施例9と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを900nmに変更し、有機物膜の厚さを150nmに変更した以外は、実施例9と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを600nmに変更し、有機物膜の厚さを120nmに変更した以外は、実施例9と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを800nmに変更し、有機物膜の厚さを70nmに変更した以外は、実施例9と同様にして透明導電性シートを作製した。
透明導電膜の厚さを800nmに変更し、有機物膜の厚さを250nmに変更した以外は、実施例9と同様にして透明導電性シートを作製した。
全光線透過率及びヘイズを日本電色工業社製のヘイズメーター“NDH2000”を用いて測定し評価した。透明導電性シートから30mm×20mmのサンプルを切り出し、全光線透過率は「JIS K 7361」に準拠し、ヘイズは「JIS K 7165」に準拠し測定した。光源はいずれもD65光源を用いた。
日置電機社製の絶縁抵抗計“DSM−8104”を用いて透明導電性シートの表面抵抗値を測定した。評価試料は、透明導電性シートから30mm×20mmのサンプルを切り出し、マスキングテープを用いてAgペースト(藤倉化成社製“ドータイト”)を30mm辺の両端部に幅5mm塗布した。常温下にて乾燥後、絶縁抵抗計の電極に繋いだワニ口クリップにてサンプル両端のドータイト塗布部を挟み、10Vの電圧を印加し表面抵抗値を測定した。
容量50mLのポリプロピレン製の広口容器(アイボーイ)に15cm×20cmの透明導電性シートを1.5cm×2.0cmに裁断した試験片と超純水5mLとを入れて16時間保存した。そして、保存後、水を分取し、抽出水の伝導率を堀場社製のコンパクト電気伝導率計“B173型”により測定した。用いた超純水の伝導率は0μS/cmであった。抽出水の伝導率が高いほどイオン抽出量が多いことを意味する。
11 透明基材
12 透明導電膜
13 有機物膜
Claims (6)
- 透明基材と、前記透明基材の上に形成された透明導電膜と、前記透明導電膜の上に形成された有機物膜とを含む透明導電性シートであって、
前記透明導電膜は、導電性粒子とバインダ樹脂とを含み、
前記透明導電膜の厚さTaが、550〜900nmであり、
前記有機物膜の厚さTbが、100〜200nmであり、
前記有機物膜は放射線硬化性樹脂を含み、
前記透明導電膜の厚さと、前記有機物膜の厚さの比、Tb/Taが0.1〜0.3 であることを特徴とする透明導電性シート。 - 前記導電性粒子の平均一次粒子径が、10〜200nmである請求項1に記載の透明導電性シート。
- 前記透明導電膜は、前記導電性粒子を83〜88重量%含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の透明導電性シート。
- 前記透明導電膜のガラス転移温度が、45〜110℃である請求項1〜3のいずれか1項に記載の透明導電性シート。
- 前記透明導電膜の表面抵抗値が5000〜20000Ω/□である請求項1〜4のいずれか1項に記載の透明導電性シート。
- ヘイズが、0.3〜1.2%以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の透明導電性シート。
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