JP6209977B2 - 素管を製造する製造装置及び製造方法 - Google Patents

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本発明は、素管を製造する製造装置及び製造方法に関する。
素管の製造装置としては、例えば、穿孔機がある。穿孔機は、マンネスマン法による継目無鋼管の製造に利用される。穿孔機は、ビレット(素材)を穿孔圧延して素管を製造する。
穿孔機は、一対の傾斜ロールとプラグとを備える。傾斜ロールは、パスラインに傾斜して配置される。プラグは、一対の傾斜ロールの間であって、且つ、パスライン上に配置される。穿孔機は、傾斜ロールによりビレットを周方向に回転させながらプラグに押し込み、ビレットを穿孔圧延して素管にする。
穿孔機が素管を製造するとき、素管に偏肉が発生する場合がある。その原因としては、例えば、穿孔圧延時のプラグの挙動、ビレットの温度ムラ、ビレットの表面性状、穿孔圧延時のビレットの振動等がある。これらの原因により、穿孔圧延時において、傾斜ロールとプラグとの間隔が変化する。その結果、素管の軸方向において、肉厚にばらつきが生じる。
継目無鋼管の寸法精度を高めるには、偏肉の発生を抑制することが重要である。そのためには、偏肉の発生を監視するとともに、偏肉が発生する原因を突き止める必要がある。
特開昭61−119318号公報には、継目無管の偏肉発生監視方法が開示されている。この偏肉発生監視方法では、傾斜ロールの出側に設けた変位測定器により、穿孔又は圧延中のマンドレルバー及び/又は継目無管までの距離の変位量を測定し、その測定値に基づいて偏肉発生状態を監視する。
特開平4−157005号公報には、継目無管の偏肉発生検知方法が開示されている。この偏肉発生検知方法では、エロンゲータの出側のシェルの振動振幅を、一軸CCDカメラを使用した波長センサで連続的に計測する。計測した振動振幅の信号に基づいて、継目無管1本あたりのシェル振動振幅のピーク値の平均値を演算する。演算した平均値が予め設定されているしきい値を超えるときには、警報を発する。
特開2001−121203号公報には、継目無管の偏肉監視方法が開示されている。この偏肉監視方法では、傾斜ロールの出側で直交配置される2軸CCDカメラを用いて穿孔または圧延された素管の振動状況を連続して測定し、偏肉の発生状況を監視する。
特開昭61−119318号公報 特開平4−157005号公報 特開2001−121203号公報
各公報に記載の方法によれば、素管の振動を監視することはできる。しかしながら、素管に偏肉が発生する原因を突き止めるには十分でない。例えば、偏肉の発生原因として特に重要であると考えられる、穿孔圧延時のプラグの挙動を監視することはできない。
本発明の目的は、素管を製造するときのプラグの挙動を監視できる、素管の製造装置を提供することである。
また、本発明は、素管を製造するときのプラグの挙動を監視できる、プラグの偏倚量を算出する方法を提供することも、目的とする。
本発明の実施の形態による素管の製造装置は、芯金と、プラグと、複数のロールと、加速度センサとを備える。芯金は、パスライン上に配置される。プラグは、芯金の先端であって、且つ、パスライン上に配置され、素管の素材に押し込まれる。複数のロールは、パスラインの周囲に配置され、素材を回転させる。加速度センサは、芯金の先端部内及び/又はプラグ内であって、且つ、パスライン上に配置され、パスラインに垂直な方向の加速度を検出する。
本発明の実施の形態によるプラグの偏倚量を算出する方法は、以下の工程を含む。
(a)パスラインに垂直な方向の加速度を検出する加速度センサを、芯金の先端部内及び/又は芯金の先端に配置されるプラグ内であって、且つ、パスライン上に設ける。
(b)プラグが押し込まれる素管の素材を複数のロールで回転させているときに加速度センサが検出する加速度であって、プラグの中心軸がパスラインと一致するときの加速度と、プラグの中心軸がパスラインと一致しないときの加速度との差分を計算する。
(c)上記差分に基づいて、プラグの偏倚量を計算する。
本発明の実施の形態による素管の製造装置は、素管を製造するときのプラグの挙動を監視できる。
本発明の実施の形態によるプラグの偏倚量を算出する方法によれば、素管を製造するときのプラグの挙動を監視できる。
本発明の実施の形態による穿孔機の構成を示す模式図である。 加速度センサのX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向を示す概念図である。 プラグの中心軸がパスラインと一致しない状態の一例を示す断面図である。 加速度センサが検出する加速度を説明するための概念図である。 プラグがパスラインに対して傾いている場合に加速度センサが検出する加速度を説明するための概念図である。 プラグの偏倚量の相対値と素管の偏倚量の相対値との関係を示すグラフである。
本発明の実施の形態による素管の製造装置は、芯金と、プラグと、複数のロールと、加速度センサとを備える。芯金は、パスライン上に配置される。プラグは、芯金の先端であって、且つ、パスライン上に配置され、素管の素材に押し込まれる。複数のロールは、パスラインの周囲に配置され、素材を回転させる。加速度センサは、芯金の先端部内及び/又はプラグ内であって、且つ、パスライン上に配置され、パスラインに垂直な方向の加速度を検出する。
プラグが素材に押し込まれているとき、素材の中心軸とプラグの中心軸とが一致していないことがある。つまり、素材の中心軸はパスラインと一致しているが、プラグの中心軸はパスラインと一致していないことがある。このとき、素材が回転すると、プラグの中心軸は素材の中心軸を中心にして回転する。つまり、プラグの中心軸は、パスラインの周りを移動する。このようにプラグが動く原因としては、例えば、素材の温度ムラ、素材の表面性状、素材の振動等がある。プラグが動くと、プラグとロールとの間隔が変化する。その結果、素管の軸方向において、肉厚にばらつきが生じる。つまり、プラグの中心軸がパスラインと一致する(プラグがパスライン上に位置する)場合には、素管に偏肉は発生しないが、プラグの中心軸がパスラインと一致しない(プラグがパスライン上からずれた位置にある)場合には、素管に偏肉が発生する。
上記のように、プラグがパスライン上に位置していれば、素管に偏肉は発生しない。つまり、素管において偏肉が発生していない部分では、加速度センサがパスライン上に位置する。加速度センサがパスライン上に位置するとき、加速度センサは重力加速度のみを検出する。
上記のように、プラグがパスライン上からずれると、素管に偏肉が発生する。つまり、素管において偏肉が発生している部分では、加速度センサがパスライン上からずれた位置に存在する。加速度センサがパスライン上からずれた位置にあるとき、加速度センサは、重力加速度だけでなく、遠心力も検出する。この遠心力は、プラグの中心軸が素材の中心軸からずれた状態で、プラグが回転することによって発生する。
つまり、加速度センサがパスライン上に位置するか否かで、加速度センサが検出する加速度が異なる。したがって、加速度センサが検出する加速度を利用すれば、素管を製造するときのプラグの挙動を監視できる。
本発明の実施の形態によるプラグの偏倚量を算出する方法は、以下の工程を含む。
(a)パスラインに垂直な方向の加速度を検出する加速度センサを、芯金の先端部内及び/又は芯金の先端に配置されるプラグ内であって、且つ、パスライン上に設ける。
(b)プラグが押し込まれる素管の素材を複数のロールで回転させているときに加速度センサが検出する加速度であって、プラグの中心軸がパスラインと一致するときの加速度と、プラグの中心軸がパスラインと一致しないときの加速度との差分を計算する。
(c)上記差分に基づいて、プラグの偏倚量を計算する。
上記方法によれば、プラグの挙動を監視できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。図中同一又は相当部分には、同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
[穿孔機]
図1を参照しながら、本発明の実施の形態による素管の製造装置としての穿孔機10について説明する。穿孔機10は、複数のロールとしての一対の傾斜ロール12,12と、プラグ14と、芯金16と、ガイド18と、加速度センサ20とを備える。
一対の傾斜ロール12,12は、パスラインPLの周りに配置される。つまり、一対の傾斜ロール12,12の間に、パスラインPLが位置する。傾斜ロール12は、パスラインPLに対して傾斜して配置される。一対の傾斜ロール12,12は、素材としてのビレット22を周方向に回転し、プラグ14とともに、ビレット22を圧延する。
なお、傾斜ロール12は、コーン型であってもよいし、バレル型であってもよい。図1に示す例では、穿孔機10は、一対の傾斜ロール12,12を備える2ロール式であるが、例えば、パスラインPLの周りに配置された3つ以上の傾斜ロールを備えてもよい。
プラグ14は、一対の傾斜ロール12,12の間であって、且つ、パスラインPL上に配置される。プラグ14は、横断形状が円形状であり、その外径は、プラグ14の先端から後端に向かって大きくなる。要するに、プラグ14の形状は、略砲弾状である。
穿孔機10がビレット22を穿孔圧延するとき、プラグ14は、ビレット22の前端面(つまり、プラグ14と対向する端面)の中央部に押し込まれ、ビレット22を穿孔する。
芯金16は、パスラインPL上に配置され、パスラインPL方向に延びる。芯金16は、プラグ14を所定位置に配置する。芯金16の先端は、プラグ14の後端と結合される。例えば、プラグ14の後端面は軸方向に凹んだ結合部を有し、芯金16の先端部は、当該結合部に挿入され、固定される。
ガイド18は、プラグ14の前方(入側)に配置される。ガイド18は、ビレット22の振動を抑制する。ビレット22の振動とは、例えば、側面視又は平面視でパスラインPLに垂直な方向にビレット22が往復移動することである。
加速度センサ20は、芯金16の先端部16A内であって、且つ、パスラインPL上に配置される。つまり、芯金16は、少なくとも加速度センサ20が配置される部分(先端部16A)において中空構造となっている。
ここで、先端部16Aは、芯金16の軸方向の中心よりも先端側に位置する部分である。好ましくは、先端部16Aは、芯金16の先端から芯金16の軸方向長さの1/3の部分である。さらに好ましくは、先端部16Aは、芯金16の先端から芯金16の軸方向長さの1/5の部分である。
なお、加速度センサ20は、プラグ14内に配置されてもよいし、プラグ14と先端部16Aとの境界部分に配置されてもよい。ここで、プラグ14と芯金16との境界部分に配置されるとは、プラグ14内及び先端部16A内に配置されることをいう。つまり、プラグ14と芯金16との境界部分に配置されるとは、側面視又は平面視で加速度センサ20がプラグ14と芯金16との境界に重なることをいう。
加速度センサ20は、3軸加速度センサである。3軸加速度センサは、1つの検出素子で3次元空間の加速度をX軸方向の加速度成分、Y軸方向の加速度成分及びZ軸方向の加速度成分に分離して検出する。3軸加速度センサは、例えば、ピエゾ抵抗型であってもよいし、静電容量型であってもよいし、圧電型であってもよい。
図2を参照しながら、プラグ14がビレット22を穿孔圧延する前(初期設定)における、3軸加速度センサのX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向と、パスラインPLが延びる方向との関係について説明する。本実施形態において、X軸方向は、パスラインPLが延びる方向に垂直な方向であって、Y軸と垂直な方向に一致している。Y軸方向は、パスラインPLが延びる方向に垂直な方向であって、鉛直方向に一致している。Z軸方向は、パスラインPLが延びる方向に一致している。
[プラグの偏倚量を算出する方法]
続いて、プラグ14の偏倚量を算出する方法について説明する。先ず、芯金16の先端部16A内であって、且つ、パスラインPL上に、加速度センサ20を配置する(配置工程)。続いて、穿孔機10により、加熱炉で加熱されたビレット22を穿孔圧延して素管24にする。このときの加速度を加速度センサ20によって検出する。加速度が変化する場合には、その変化量を算出する(変化量算出工程)。算出した変化量に基づいて、プラグ14の偏倚量を算出する(偏倚量算出工程)。以下、変化量算出工程及び偏倚量算出工程の詳細について説明する。
穿孔機10においては、ビレット22を穿孔圧延して素管24にするときに、ビレット22の中心軸と、プラグ14の中心軸とが一致していないことがある。例えば、図3に示すように、ビレット22の中心軸RAはパスラインPLと一致するが、プラグ14の中心軸RBはパスラインPLと一致しないことがある。このようにプラグ14が動く原因としては、例えば、ビレット22の温度ムラ、ビレット22の表面性状、ビレット22の振動等がある。
プラグ14が動くと、プラグ14と傾斜ロール12との間隔が変化する。その結果、素管24の軸方向において、肉厚にばらつきが生じる。つまり、中心軸RBがパスラインPLと一致する(プラグ14がパスラインPL上に位置する)場合には、素管24に偏肉は発生しないが、中心軸RBがパスラインPLと一致しない(プラグ14がパスラインPL上からずれた位置にある)場合には、素管24に偏肉が発生する。
プラグ14がパスラインPL上に位置する場合、素管24に偏肉は発生しない。つまり、素管24において偏肉が発生していない部分では、加速度センサ20がパスラインPL上に位置する。加速度センサ20がパスラインPL上に位置する場合、図4に示すように、加速度センサ20は重力加速度のみを検出する。つまり、加速度センサ20がパスラインPL上に位置する場合、加速度センサ20が検出する加速度は常に一定である。
プラグ14がパスラインPL上からずれた位置にある場合、素管24に偏肉が発生する。つまり、素管24において偏肉が発生している部分では、加速度センサ20がパスラインPL上からずれた位置に存在する。加速度センサ20がパスラインPL上からずれた位置にある場合、加速度センサ20は、図4に示すように、重力加速度だけでなく、遠心力も検出する。つまり、加速度センサ20がパスラインPL上からずれた位置にある場合、加速度センサ20が検出する加速度は、周期的に変化する。
上述のように、加速度センサ20がパスラインPL上に位置するか否かで、加速度センサ20が検出する加速度は異なる。したがって、加速度センサ20が検出する加速度を監視すれば、プラグ14の動きを監視することができる。
加速度センサ20が検出する加速度の変化は、プラグ14がパスラインPL上に位置する場合の加速度と、プラグ14がパスラインPL上からずれた位置に存在する場合の加速度との差分、つまり、加速度の変化量ΔGを算出することで監視できる。この変化量ΔGを算出する工程が、変化量算出工程である。
変化量ΔGと、プラグ14の偏倚量R1(プラグ14の中心軸RBとパスラインPLとの距離R1)とは、以下の式(1)を満たす関係にある。
ΔG=R1×ω・・・(1)
ここで、ωは、角速度であり、以下の式(2)によって表される。
ω=2πf・・・(2)
ここで、fは、プラグ14の回転周波数である。プラグ14の回転周波数は、例えば、加速度センサ20によって検出された加速度の波形を利用して、フーリエ変換により算出してもよいし、ゼロクロス法により算出してもよい。
ビレット22を穿孔圧延しているとき、プラグ14が傾くことがある。つまり、プラグ14の中心軸RBがパスラインPLに対して傾斜することがある。このとき、加速度センサ20は、図5に示すように、重力加速度のZ軸方向の成分と、Y軸方向の成分とを検出する。中心軸RBのパスラインPLに対する傾斜角度をθとする。プラグ14の傾きを考慮する場合、式(1)は、以下のように書き換えられる。
ΔG=R1×ω/cosθ・・・(1´)
プラグ14がパスラインPLに対して傾いていない場合には、上記式(1)及び(2)を用いて、プラグ14の偏倚量R1を算出し、プラグ14がパスラインPLに対して傾いている場合には、上記式(1´)及び(2)を用いて、プラグ14の偏倚量R1を算出する(偏倚量算出工程)。これにより、穿孔圧延中のプラグ14の動きを監視することができる。
図6は、偏倚量R1の相対値と素管24の偏肉量の相対値との関係を示すグラフである。偏倚量R1の相対値は、算出した偏倚量R1の平均値と、算出した偏倚量R1との差分である。偏肉量の相対値は、以下の方法により算出した。先ず、素管24を適当な長さ(例えば、600mm以下)に切断し、切断された部分ごとに偏肉量を測定した。偏肉量は、軸方向に5mmごとに測定した。偏肉量の測定には、接触式変位計を用いた。具体的には、接触式変位計により、肉厚を軸方向で5mmごとに且つ周方向で8箇所測定し、その最大値と最小値との差分を算出した。この差分を偏肉量とした。上記偏肉量の相対値とは、算出した偏肉量の平均値と、算出した偏肉量との差分である。
図6に示すように、偏倚量R1の相対値と素管24の偏肉量の相対値との間には、略相関関係がある。したがって、穿孔圧延中のプラグ14の動きを監視すれば、素管24における偏肉の発生を監視することができる。穿孔圧延中のプラグ14の動きを参照して、穿孔圧延時の条件を修正することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、上述の実施の形態によって、何等、限定されない。
10:穿孔機(素管の製造装置)、12:傾斜ロール(ロール)、14:プラグ、16:芯金、16A:先端部、20:加速度センサ、22:ビレット(素材)、24:素管、PL:パスライン

Claims (2)

  1. 穿孔圧延により素管を製造する製造装置であって、
    パスライン上に配置され、前記パスライン方向に延びる芯金と、
    前記芯金の先端に固定され、前記パスライン上に配置されプラグと、
    前記パスラインの周囲に配置され、穿孔圧延の際に前記素管の素材を回転させて前記プラグに押し込む複数のロールと、
    前記芯金の先端部内前記プラグ内、及び、前記プラグと前記芯金の先端部との境界部分のいずれかであって、且つ、前記パスライン上に配置され3軸の加速度を検出する加速度センサと
    を備え
    穿孔圧延の際に、
    前記加速度センサは、重力加速度の大きさから、前記加速度センサの傾きを求め、
    前記加速度センサが前記パスライン上からずれた位置にある場合に検出する加速度及び前記傾きから求めた値と、前記加速度センサが前記パスライン上に位置する場合に検出する加速度の値とから、前記プラグの偏倚量を算出し、
    前記偏倚量に基づいて圧延条件を修正する、製造装置。
  2. 穿孔圧延により素管を製造する製造方法であって、
    パスライン上に配置され、前記パスライン方向に延びる芯金と、
    前記芯金の先端に固定され、前記パスライン上に配置されたプラグと、
    前記パスラインの周囲に配置され、穿孔圧延の際に前記素管の素材を回転させて前記プラグに押し込む複数のロールと、
    前記芯金の先端部内、前記プラグ内、及び、前記プラグと前記芯金の先端部との境界部分のいずれかであって、且つ、前記パスライン上に配置された、3軸の加速度を検出する加速度センサと、
    を備えた製造装置を用い、
    穿孔圧延の際に、
    前記加速度センサを用いて、重力加速度の大きさから、前記加速度センサの傾きを求め、
    前記加速度センサが前記パスライン上からずれた位置にある場合に検出する加速度及び前記傾きから求めた値と、前記加速度センサが前記パスライン上に位置する場合に検出する加速度の値とから、前記プラグの偏倚量を算出し、
    前記偏倚量に基づいて圧延条件を修正する、製造方法。
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