JP6209749B2 - 非水性貼付剤 - Google Patents
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Description
ポリイソブチレン(商品名「ハイモール6H」日鉱日石社製):5質量%
水素添加ロジンエステル(商品名「パインクリスタルKE−311」荒川化学社製):12質量%
テルペン樹脂(商品名「YSレジン1150N」ヤスハラケミカル社製):10質量%
リドカイン:7質量%
1,3−ブチレングリコール(ダイセル化学工業社製):1.5質量%
オレイン酸(「精製オレイン酸」日油社製」):2質量%
流動パラフィン(商品名「ハイコール」カネダ社製):43.8質量%
軽質無水ケイ酸(商品名「サイリシア350」富士シリシア化学社製):0.5質量%
ジブチルヒドロキシトルエン(商品名「BHT」本州化学工業社製):0.2質量%
上記配合の材料による製造方法は、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体、ポリイソブチレン、水素添加ロジンエステル、テルペン樹脂、軽質無水ケイ酸、ジブチルヒドロキシトルエンおよび流動パラフィンを溶解ミキサーに入れ、150°Cで加熱溶解した後、リドカイン、1,3−ブチレングリコール、オレイン酸を80°Cで別途混合溶解した液を投入し、均一になるまで140°Cで加熱混合して膏体液とした。この膏体液を、シリコン処理したポリエステル製のフィルムに、膏体重量が140g/m2になるように展膏し、ポリエステルからなる織布を貼り合わせて冷却した後、約14cm×10cmの長方形に裁断した。この製剤は、リドカインと溶解剤の配合比率は質量比で、リドカイン1に対して溶解剤は0.5となる。
ポリイソブチレン(商品名「ハイモール6H」日鉱日石社製):10質量%
テルペン樹脂(商品名「YSレジン1150N」ヤスハラケミカル社製):20質量%
流動パラフィン(商品名「ハイコール」カネダ社製):48.3質量%
イソステアリン酸(高級アルコール工業社製):1.5質量%
リドカイン:3質量%
1,3−ブチレングリコール(ダイセル化学工業社製):1.5質量%
軽質無水ケイ酸(商品名「サイリシア350」富士シリシア化学社製):0.5質量%
ジブチルヒドロキシトルエン(商品名「BHT」本州化学工業社製):0.2質量%
上記配合の材料による製造方法は、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体、ポリイソブチレン、テルペン樹脂、軽質無水ケイ酸、ジブチルヒドロキシトルエンおよび流動パラフィンを溶解ミキサーに入れ、150°Cで加熱溶解した後、イソステアリン酸、リドカイン、1,3−ブチレングリコールを80°Cで別途混合溶解した液を投入し、均一になるまで140°Cで加熱混合して膏体液とした。この膏体液を、シリコン処理したポリエステル製のフィルムに、膏体重量が140g/m2になるように展膏してポリエステルからなる織布を貼り合わせて冷却した後、約14cm×10cmの長方形に裁断した。この製剤は、リドカインと溶解剤の配合比率は質量比で、リドカイン1に対して溶解剤は1となる。
ポリイソブチレン(商品名「ハイモール6H」日鉱日石社製):10質量%
テルペン樹脂(商品名「YSレジン1150N」ヤスハラケミカル社製):20質量%
流動パラフィン(商品名「ハイコール」カネダ社製):46.9質量%
イソステアリン酸(高級アルコール工業社製):1.8質量%
ジプロピレングリコール(日油社製):0.5質量%
リドカイン:2質量%
軽質無水ケイ酸(商品名「サイリシア350」富士シリシア化学社製):0.5質量%
ジブチルヒドロキシトルエン(商品名「BHT」本州化学工業社製):0.3質量%
上記配合の材料による製造方法は、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体、ポリイソブチレン、テルペン樹脂、軽質無水ケイ酸、ジブチルヒドロキシトルエンおよび流動パラフィンを溶解ミキサーに入れ、150°Cで加熱溶解した後、イソステアリン酸、リドカイン、ジプロピレングリコールを80°Cで別途混合溶解した液を投入し、均一になるまで140°Cで加熱混合して膏体液とした。この膏体液を、シリコン処理したポリエステル製のフィルムに、膏体重量が140g/m2になるように展膏してポリエステルからなる不織布を貼り合わせて冷却した後、約14cm×10cmの長方形に裁断した。この製剤は、リドカインと溶解剤の配合比率は質量比で、リドカイン1に対して溶解剤は1.15となる。
ポリイソブチレン(商品名「ハイモール6H」日鉱日石社製):8質量%
水素添加ロジンエステル(商品名「パインクリスタルKE−311」荒川化学社製):20質量%
流動パラフィン(商品名「ハイコール」カネダ社製):48.2質量%
イソステアリン酸(高級アルコール工業社製):1.5質量%
リドカイン:0.5質量%
1,3−ブチレングリコール(ダイセル化学工業社製):1質量%
軽質無水ケイ酸(商品名「サイリシア350」富士シリシア化学社製):0.5質量%
ジブチルヒドロキシトルエン(商品名「BHT」本州化学工業社製):0.3質量%
上記配合の材料による製造方法は、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体、ポリイソブチレン、水素添加ロジンエステル、軽質無水ケイ酸、ジブチルヒドロキシトルエンおよび流動パラフィンを溶解ミキサーに入れ、150°Cで加熱溶解した後、イソステアリン酸、リドカイン、1,3−ブチレングリコールを80°Cで別途混合溶解した液を投入し、均一になるまで140°Cで加熱混合して膏体液とした。この膏体液を、シリコン処理したポリエステル製のフィルムに、膏体重量が160g/m2になるように展膏してポリエステルからなる不織布を貼り合わせて冷却した後、約14cm×10cmの長方形に裁断した。この製剤は、リドカインと溶解剤の配合比率は質量比で、リドカイン1に対して溶解剤は5となる。
ポリイソブチレン(商品名「ハイモール6H」日鉱日石社製):5質量%
水素添加ロジンエステル(商品名「パインクリスタルKE−311」荒川化学社製):12質量%
テルペン樹脂(商品名「YSレジン1150N」ヤスハラケミカル社製):10質量%
流動パラフィン(商品名「ハイコール」カネダ社製):38.1質量%
イソステアリン酸(高級アルコール工業社製):2.1質量%
リドカイン:7質量%
ジプロピレングリコール(日油社製):7質量%
軽質無水ケイ酸(商品名「サイリシア350」富士シリシア化学社製):0.5質量%
ジブチルヒドロキシトルエン(商品名「BHT」本州化学工業社製):0.3質量%
上記配合の材料による製造方法は、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体、ポリイソブチレン、水素添加ロジンエステル、軽質無水ケイ酸、ジブチルヒドロキシトルエンおよび流動パラフィンを溶解ミキサーに入れ、150°Cで加熱溶解した後、イソステアリン酸、リドカイン、ジプロピレングリコールを80°Cで別途混合溶解した液を投入し、均一になるまで140°Cで加熱混合して膏体液とした。上記膏体液を、シリコン処理したポリエステル製のフィルムに、膏体重量が100g/m2になるように展膏してポリエステルからなる不織布を貼り合わせて冷却した後、約14cm×10cmの長方形に裁断した。この製剤は、リドカインと溶解剤の配合比率は質量比で、リドカイン1に対して溶解剤は1.3となる。
ポリイソブチレン(商品名「ハイモール6H」日鉱日石社製):8質量%
テルペン樹脂(商品名「YSレジン1150N」ヤスハラケミカル社製):20質量%
流動パラフィン(商品名「ハイコール」カネダ社製):49.165質量%
イソステアリン酸(高級アルコール工業社製):1.4質量%
リドカイン:0.7質量%
ジプロピレングリコール(日油社製):0.035質量%
軽質無水ケイ酸(商品名「サイリシア350」富士シリシア化学社製):0.5質量%
ジブチルヒドロキシトルエン(商品名「BHT」本州化学工業社製):0.2質量%
上記配合の材料による製造方法は、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体、ポリイソブチレン、テルペン樹脂、軽質無水ケイ酸、ジブチルヒドロキシトルエンおよび流動パラフィンを溶解ミキサーに入れ、150°Cで加熱溶解した後、イソステアリン酸、リドカイン、ジプロピレングリコールを80°Cで別途混合溶解した液を投入し、均一になるまで140°Cで加熱混合して膏体液とした。この膏体液を、シリコン処理したポリエステル製のフィルムに、膏体重量が150g/m2になるように展膏してポリエステルからなる不織布を貼り合わせて冷却した後、約14cm×10cmの長方形に裁断した。この製剤は、リドカインと溶解剤の配合比率は質量比で、リドカイン1に対して溶解剤は2.05となる。
スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体(商品名「クレイトンD1161」ジェイエスアール クレイトン エラストマー社製):20質量%
ポリイソブチレン(商品名「ハイモール6H」日鉱日石社製):5質量%
水素添加ロジンエステル(商品名「パインクリスタルKE−311」荒川化学社製):15質量%
テルペン樹脂(商品名「YSレジン1150N」ヤスハラケミカル社製):5質量%
流動パラフィン(商品名「ハイコール」カネダ社製):48.2質量%
ポリソルベート80(日油社製):4質量%
リドカイン:2質量%
軽質無水ケイ酸(商品名「サイリシア350」富士シリシア化学社製):0.5質量%
ジブチルヒドロキシトルエン(商品名「BHT」本州化学工業社製):0.3質量%
上記配合の材料による製造方法は、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体、ポリイソプレン、水素添加ロジンエステル、テルペン樹脂、軽質無水ケイ酸、ジブチルヒドロキシトルエンおよび流動パラフィンを溶解ミキサーに入れ、150°Cで加熱溶解した後、ポリソルベート80、リドカインを80°Cで別途混合溶解した液を投入し、均一になるまで140°Cで加熱混合して膏体液とした。この膏体液を、シリコン処理したポリエステル製のフィルムに、膏体重量が140g/m2になるように展膏してポリエステルからなる不織布を貼り合わせて冷却した後、約14cm×10cmの長方形に裁断した。
スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体(商品名「クレイトンD1161」ジェイエスアール クレイトン エラストマー社製):15質量%
ポリイソブチレン(商品名「ハイモール6H」日鉱日石社製):10質量%
テルペン樹脂(商品名「YSレジン1150N」ヤスハラケミカル社製):20質量%
流動パラフィン(商品名「ハイコール」カネダ社製):51.3質量%
リドカイン:3質量%
軽質無水ケイ酸(商品名「サイリシア350」富士シリシア化学社製):0.5質量%
ジブチルヒドロキシトルエン(商品名「BHT」本州化学工業社製):0.2質量%
上記配合の材料による製造方法は、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体、ポリイソブチレン、テルペン樹脂、軽質無水ケイ酸、ジブチルヒドロキシトルエンおよび流動パラフィンを溶解ミキサーに入れ、150°Cで加熱溶解した後、リドカインを投入し、均一になるまで140°Cで加熱混合して膏体液とした。この膏体液を、シリコン処理したポリエステル製のフィルムに、膏体重量が140g/m2になるように展膏してポリエステルからなる不織布を貼り合わせて冷却した後、約14cm×10cmの長方形に裁断した。
医薬品製造指針に記載の試験法に基づいて、ボールタック粘着力試験を行った。表2に示すように、実施例1〜実施例6(以下本発明品という。)は良好な粘着力を示した。それに対し、比較例1は約半分の値を示した。比較例2は溶解剤を使用していないため、粘着力には問題はない。
図1に示すように、人皮膚に4時間、8時間および12時間の貼付を行い、それぞれ経過時間毎に製剤をはがして製剤中に残存している薬剤を測定し、貼付前の薬剤量を100%とした場合の薬剤残存率を算出した。
血中濃度試験
人皮膚に12時間貼付後、製剤をはがし、製剤貼付中の4時間、8時間および12時間と、製剤をはがした後の24時間経過後に、血液を採取し、リドカインの血中濃度を測定した。その結果を図2のグラフに示す。
Claims (3)
- 基材中にリドカインを0.5〜7質量%含有させ、溶解剤として有機酸であるオレイン酸と多価アルコールであるジプロピレングリコールおよび/または1,3-ブチレングリコールを含有し、リドカインと溶解剤の配合比率を、リドカイン1質量%に対して溶解剤を0.5〜5質量%とし、かつリドカインの膏体中の配合量を0.1〜1mg/cm2として、リドカインが溶解剤中に確実に溶解され、人皮膚への貼付時にリドカインの皮膚への放出が12時間継続することを特徴とする非水性貼付剤。
- 12時間貼付後の膏体中のリドカインの放出率を10%以上確保できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の非水性貼付剤。
- 膏体質量が60〜200g/m 2であることを特徴とする請求項1記載の非水性貼付剤。
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