JP6209580B2 - 紫外線障害低減剤、紫外線障害低減剤の製造方法、培地用添加剤、微生物希釈液用添加剤、培地、微生物希釈液、外用剤および化粧品 - Google Patents
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Description
紫外線による生命体の障害を抑制する方法としては、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤を用い、紫外線を細胞内に到達する前にカットする方法が従来から用いられている。しかし、紫外線吸収剤等の殆どは、紫外線をカットするだけで、それ自体は生命体に対して作用を示さない。このため、紫外線吸収剤等だけでは、紫外線による生命体の障害を十分に抑えることができず、紫外線に対する細胞内での反応を抑制または除去することを目的として、他の多種類の成分が併用されるのが一般的である。このため、紫外線障害を抑制する製剤は製法が煩雑で、このことがコスト高の一因になっていた。
[2] 前記組成物が鶏冠であることを特徴とする[1]に記載の紫外線障害低減剤。
[3] 前記プロテアーゼ分解物が、分子量が380〜5000の低分子ヒアルロン酸を含有することを特徴とする[1]または[2]に記載の紫外線障害低減剤。
[4] 前記分子量が380〜5000の低分子ヒアルロン酸の含有量が、紫外線障害低減剤の全量に対して10質量%以上であることを特徴とする[1]〜[3]のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
[5] 分子量が1520〜5000の低分子ヒアルロン酸の含有量が、分子量が380〜5000の低分子ヒアルロン酸の全量に対して60質量%以上であることを特徴とする[3]または[4]に記載の紫外線障害低減剤。
[6] N−アセチルグルコサミンの含有量が、紫外線障害低減剤の全量に対して0.01質量%以下であることを特徴とする[1]〜[5]のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
[7] 総遊離アミノ酸量が紫外線障害低減剤の全量に対して2質量%以上であり、且つ、総蛋白質量が紫外線障害低減剤の全量に対して2質量%以上であることを特徴とする[1]〜[6]のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
[8] 前記遊離アミノ酸が、イソロイシン、β−アミノイソ酪酸、アラニン、タウリン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、シスチンおよびチロシンから選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする[7]に記載の紫外線障害低減剤。
[9] 前記プロテアーゼ分解物の凍結乾燥物を粉砕して得た粉砕物を含むことを特徴とする[1]〜[8]のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
[10] 前記障害が微生物の増殖障害であることを特徴とする[1]〜[9]のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
[11] 前記微生物が乳酸菌であることを特徴とする[10]に記載の紫外線障害低減剤。
[13] 前記組成物が鶏冠であり、前記酵素処理工程の前に、前記鶏冠を1辺0.5cm角以上に小片化する工程を有することを特徴とする12に記載の紫外線障害低減剤の製造方法。
[14] 前記酵素処理工程の後に、前記酵素処理工程で得たプロテアーゼ分解物を、凍結乾燥した後、粉砕して粉砕物を得る工程を有する[12]または[13]に記載の紫外線障害低減剤の製造方法。
[16] [1]〜[11]のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤からなることを特徴とする微生物希釈液用添加剤。
[17] [15]に記載の培地用添加剤を含有することを特徴とする培地。
[18] [16]に記載の微生物希釈液用添加剤を含有することを特徴とする微生物希釈液。
[19] [1]〜[9]のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤からなることを特徴とする外用剤。
[20] 化粧品であることを特徴とする[19]に記載の外用剤。
本発明の紫外線障害低減剤は、ヒアルロン酸と蛋白質とを含有する組成物のプロテアーゼ分解物を含有する点に特徴がある。
プロテアーゼ分解物に含まれる蛋白質の分解物としては、未分解の蛋白質よりも低分子量の蛋白質、ペプチド、遊離アミノ酸を挙げることができ、これらが混在していてもよい。
また、プロテアーゼ分解物は、遊離アミノ酸を含有することが好ましい。プロテアーゼ分解物が含有する遊離アミノ酸は、蛋白質の分解物としての遊離アミノ酸であってもよいし、プロテアーゼ添加前の組成物に遊離アミノ酸として元々含まれていたものであってもよい。遊離アミノ酸の種類は、組成物の成分によっても異なるが、例えば組成物が鶏冠であるプロテアーゼ分解物では、比較的含有率が多いアミノ酸としてイソロイシン、β−アミノイソ酪酸、アラニン、タウリン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、シスチン、チロシン等を挙げることができ、この他にも、多種類のアミノ酸を含む。
本明細書中において「総蛋白質量」とは、Lowry法により求めた総蛋白質含量のことをいい、「総遊離アミノ酸量」とは、Ninhydrin法により求めた遊離アミノ酸の総量のことをいう。
本明細書中において「N−アセチルグルコサミン量」とはMorgan-Elson法により求めたN−アセチルグルコサミン含量のことをいう。
低分子ヒアルロン酸の分子量と質量比率は、ポリエチレングリコールを分子量マーカーに用いる高速液体クロマトグラフィにより分析することができる。
このため、本発明の紫外線障害低減剤は、微生物を利用する各種分野、例えば発酵食品、医薬品および工業材料の製造、環境浄化、微生物農法等の分野において、微生物の培地や希釈液に添加する添加剤として効果的に用いることができる。すなわち、これらの分野で本発明の紫外線障害低減剤を用いると、紫外線無照射条件下および紫外線照射条件下のいずれにおいても微生物を活発に増殖させることができ、微生物による工程を効率よく行うことが可能になる。特に紫外線照射条件下での微生物増殖促進作用により、培養施設の遮光設備を不要にでき、設備の簡易化にも貢献し得る。
すなわち、本発明の紫外線障害低減剤を微生物の培地または微生物用希釈液に添加する場合、その添加量は、それぞれの全量に対する質量比率で0.1質量%以上であることが好ましく、0.2質量%以上であることがより好ましく、0.2〜1.0質量%であることがさらに好ましい。また、プロテアーゼ分解物としての添加量は、凍結乾燥物量で0.03質量%以上であることが好ましく、0.05質量%以上であることがより好ましく、0.05〜0.25質量%であることがさらに好ましい。
本発明の紫外線障害低減剤を化粧品または外用薬として、皮膚に塗布する場合、その塗布量は0.5g〜5.0g/10cm2であることが好ましく、使用回数は1〜4回/日程度が適当である。
本発明の紫外線障害低減剤を内服薬として経口投与する場合、その投与量は80〜2000mg/成人標準体重/日であることが好ましく、1日に2〜3回に分けて投与することが適当である。
次に、本発明の紫外線障害低減剤の製造方法について説明する。
本発明の紫外線障害低減剤の製造方法は、ヒアルロン酸と蛋白質とを含有する組成物をプロテアーゼで分解する酵素処理工程を含むことを特徴とする。
本発明の紫外線障害低減剤の製造方法は、さらに必要に応じて、この他の工程を有していてもよい。例えば、組成物が鶏冠である場合には、酵素処理工程の前に、鶏冠を小片化する小片化工程を有していてもよい。また、酵素処理工程の後に、プロテアーゼ分解物を濾過する濾過工程、濾過したプロテアーゼ分解物を乾燥した後、粉砕する製粉工程を有していてよい。以下において、本発明の紫外線障害低減剤の製造方法を詳細に説明する。
上記のように、本発明の紫外線障害低減剤は、生体に対して良好な作用を示すとともに、紫外線による障害を低減する作用を有することから、微生物の培地や希釈液に添加する添加剤として好適に用いることができる。培地は、液体(ブイヨン)培地、半流動培地、固形(寒天)培地のいずれであってもよく、その組成も特に制限されない。また、希釈液についても、生理食塩水等、微生物の希釈液として通常用いられているものの、いずれにも適用可能である。
また、本発明の紫外線障害低減剤は、ヒト等の動物に投与する外用剤や内服剤としても効果的に用いることができる。本発明の紫外線障害低減剤が外用剤である場合、外用医薬であってもよいし、化粧品であってもよい。化粧品である場合、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンスなどの基礎化粧料、口紅、ファンデーション、リキッドファンデーション、メイクアッププレスドパウダー、おしろい、アイシャドーなどのメイクアップ化粧料等の態様で好適に用いることができる。
本発明の紫外線障害低減剤は、その用途に応じて、上記プロテアーゼ分解物や賦形剤以外にも、さまざまな成分を含有させることができる。例えば、ビタミン、野菜粉末、ミネラル、酵母エキス、着色剤、増粘剤などを必要に応じて含有させることができる。これらの成分の種類は特に制限されず、含有量は目的とする機能を十分に発揮させることができる範囲内で適宜調節することができる。
また、紫外線障害低減剤である化粧品には、化粧品に通常用いられる配合成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、色素、香料等を必要に応じて適宜配合することもできる。
(1)水分含有量の測定
水分含有量は、紫外線障害低減剤の1gを105℃で3時問加熱乾燥し、精密天秤で恒量を求め定量した。
全窒素はAOAC法に基づくセミミクロケルダール法によって定量した。
総遊離アミノ酸量はNinhydrin法によって定量した。定量には標準アミノ酸としてロイシンの検量線を作成し使用した。また、遊離アミノ酸の組成は、生体分析用カラムを装着したアミノ酸自動分析機(日立社製、L-8500型)を用いて分析した。この分析には、紫外線障害低減剤の50mgを蒸留水に溶解し、ロータリーエバポレーダー(60℃)で減圧乾固させた後、0.02N塩酸5mLで溶出し、ろ紙でろ過したのち、滅菌フィルターでろ過したろ液50μLを分析試料として使用した。
総タンバク質量はLawry法によって決定した。標準検量線の作成には牛血清アルブミンを使用した。
N−アセチル−D−グルコサミン含有量はMorgan-Elson法で定量した。
2−ニトロフェニルヒドラジンカップリング法による比色定量法で分析した。標準検量の作成には鶏冠由来ヒアルロン酸ナトリウム(和光純薬社製、HARC)およびstreptococcus zooepidemicus由来のヒアルロン酸ナトリウム(和光純薬社製、HASZ)を用いた。
示差屈折計(Shimazu社製、RID-10A型)を装着した高速液体クロマトグラフィー(Shimazu社製)によってヒアルロン酸の分子量を推定した。カラムとしてTSKgel G-2,500PWXL(7.8mmID×30cm)を用い、水を移動相として流速1ml/minで分析を行った。分子量マーカーには分子量400、1000、2000、6000の4種のポリエチレングリコール(Aldrich社製)を用いた。また、各低分子ヒアルロン酸の構成重量比は、紫外線障害低減剤とデキストリンのみのサンプルを高速液体クラマトグラフィにより分析し、紫外線障害低減剤で現れたピークのピーク面積からデキストリンのピーク面積を差し引くことにより求めた。
採取したてのニワトリの鶏冠1kgを約1cm角に切断して小片化し、100℃で蒸きょうを行うことにより加熱殺菌した。この小片状の鶏冠にプロテアーゼを中心とした食物由来の酵素類を添加して45℃で 1.5時間反応させた後、攪拌して均質化した。その後、濾過して粗大な固形成分を除去し、液状のプロテアーゼ分解物を得た。このプロテアーゼ分解物は、pH6.5、Brix値6.20、固形分濃度5.91質量%であった。このプロテアーゼ分解物を、凍結乾燥して粉砕した後、3倍等量(質量比)のデキストリンを添加することにより、粉末状の紫外線障害低減剤を製造した。
製造した紫外線障害低減剤について、上記の方法により成分分析を行った。測定された一般成分の含有率を表1に示し、遊離アミノ酸の組成を表2に示し、低分子ヒアルロン酸の分子量の分析結果を表3に示す。なお、表1〜3中の「%」は「質量%」を表す。
また、表3に示すように、紫外線障害低減剤に含まれる低分子ヒアルロン酸は、推定分子量5000、1520、1140、760および380の5種類からなることがわかった。また、ヒアルロン酸の繰り返し単位1つの分子量を約400とすると、各低分子ヒアルロン酸の繰り返し単位数は、分子量の大きい順に、13〜14、4、3、2および1であり、質量比率は、33%、47%、10%、6%および4%であった。よって、低分子ヒアルロン酸の主要成分は、分子量1520程度の4分子成分と分子量5000程度の13〜14分子成分の2成分であることがわかった。なお、紫外線障害低減剤における、分子量380〜5000の低分子ヒアルロン酸の含有率は、紫外線障害低減剤の全量に対して13.4質量%であった。
製造した紫外線障害低減剤について、乳酸菌(Lactobacillus bulgaricus、Tetragencoccus halophilus、Enterococcus nirae、Streptococcus thermophilus)に対する作用を評価した。
表4に示す組成のGYP寒天培地を調製するための培地調製用液を調製し、121℃で15分間高圧蒸気滅菌した後、プラスチック製の滅菌ペトリ皿に分注し、固化させて複数のGYP寒天培地を得た。
図1および図2に示すように、紫外線無照射条件で培養を行った系および紫外線照射後に培養を行った系のいずれにおいても、菌希釈液に紫外線障害低減剤を添加した乳酸菌の方が、菌希釈液に紫外線障害低減剤を添加していない乳酸菌に比べてコロニー数が多く、本発明の紫外線障害低減剤が微生物増殖促進作用を示すことを確認することができた。また、図1と図2を比較すると、特に紫外線障害低減剤を菌希釈液に添加していない乳酸菌において、紫外線照射後に培養を行った系で、紫外線無照射条件で培養を行った系よりもコロニー数が少なくなっており、紫外線照射による増殖障害が認められた。しかし、紫外線照射後に培養を行った系では、菌希釈液に紫外線障害剤を添加した乳酸菌において、菌希釈液に紫外線障害低減剤を添加していない乳酸菌に比べてコロニー数が顕著に増大している。この紫外線障害低減剤によるコロニー数の増大の程度は、紫外線無照射条件で培養を行った系での紫外線障害低減剤によるコロニー数の増大の程度を大きく上回っている。このことから、本発明の紫外線障害低減剤に、紫外線による障害を顕著に抑制する作用があることを確認することができた。
なお、紫外線障害低減剤の代わりにデキストリンを菌希釈液に添加して同様の培養試験を行ったが、菌希釈液に紫外線障害低減剤を添加していない系との有意差は認められなかった。
上記表4に示す組成のGYP寒天培地調製用の液を複数本調製し、それぞれ、紫外線障害低減剤を0g、0.2g、0.5g、または1.0g添加して、無添加区、0.2%添加区、0.5%添加区、1.0%添加区を得た。各GYP寒天培地調製用の液を、121℃で15分間高圧蒸気滅菌した後、プラスチック製の滅菌ペトリ皿に分注し、固化させて複数のGYP寒天培地を得た。
次に、121℃で10分間高圧蒸気滅菌した生理食塩水を、それぞれ4本の容器に分注して4種類の乳酸菌を別々に加え、菌液を調製した。各菌液を、上記の各GYP寒天培地上に100μLずつ分注して均一に拡げ、紫外線を照射せずに24℃で120時間培養するか、クリーンベンチ内で紫外線を0〜10分間(0,1,3,5,10分間)照射した後、24℃で120時間培養した。紫外線の照射は、評価1の紫外線照射と同様の条件で行った。各乳酸菌について、同様の条件で3回培養を行い、それぞれについて培養後のコロニー数を計測し、平均値を算出した。紫外線無照射条件下で培養を行った乳酸菌の平均コロニー数を図3に示し、紫外線を照射した後に培養を行った乳酸菌の平均コロニー数を図4に示す。
図3および図4に示すように、(評価2)においても、上記の(評価1)と同じ傾向の結果が得られた。すなわち、紫外線障害低減剤を添加した培地の方が、紫外線障害低減剤を添加していない培地に比べてコロニー数が多く、本発明の紫外線障害低減剤が微生物増殖促進作用を示すことを確認することができた。また、紫外線照射後に培養を行った系では、紫外線障害剤を添加した培地において、紫外線障害低減剤を添加していない培地に比べてコロニー数が顕著に増大しおり、このコロニー数の増大の程度は、紫外線無照射条件で培養を行った系でのコロニー数の増大の程度を大きく上回っている。このことから、本発明の紫外線障害低減剤に、紫外線による障害を顕著に抑制する作用があることを確認することができた。
なお、紫外線障害低減剤の代わりにデキストリンを培地に添加して同様の培養試験を行ったが、培地に紫外線障害低減剤を添加していない系との有意差は認められなかった。
Claims (19)
- 蒸した鶏冠のプロテアーゼ分解物を含有することを特徴とする紫外線障害低減剤。
- 前記プロテアーゼ分解物が、分子量が380〜5000の低分子ヒアルロン酸を含有することを特徴とする請求項1に記載の紫外線障害低減剤。
- 前記分子量が380〜5000の低分子ヒアルロン酸の含有量が、紫外線障害低減剤の全量に対して10質量%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の紫外線障害低減剤。
- 分子量が1520〜5000の低分子ヒアルロン酸の割合が、分子量が380〜5000の低分子ヒアルロン酸全量の60質量%以上であることを特徴とする請求項2または3に記載の紫外線障害低減剤。
- N−アセチルグルコサミンの含有量が、紫外線障害低減剤の全量に対して0.01質量%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
- 総遊離アミノ酸量が紫外線障害低減剤の全量に対する質量比で2質量%以上であり、且つ、総蛋白質量が紫外線障害低減剤の全量に対する質量比で2質量%以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
- 前記遊離アミノ酸が、イソロイシン、β−アミノイソ酪酸、アラニン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、シスチンおよびチロシンから選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項6に記載の紫外線障害低減剤。
- 前記プロテアーゼ分解物の凍結乾燥物を粉砕して得た粉砕物を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
- 前記障害が微生物の増殖障害であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤。
- 前記微生物が乳酸菌であることを特徴とする請求項9に記載の紫外線障害低減剤。
- 蒸した鶏冠をプロテアーゼで分解する酵素処理工程を含むことを特徴とする紫外線障害低減剤の製造方法。
- 前記酵素処理工程の前に、前記鶏冠を1辺0.5cm角以上に小片化する工程を有することを特徴とする請求項11に記載の紫外線障害低減剤の製造方法。
- 前記酵素処理工程の後に、前記酵素処理工程で得たプロテアーゼ分解物を、凍結乾燥した後、粉砕して粉砕物を得る工程を有することを特徴とする請求項11または12に記載の紫外線障害低減剤の製造方法。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤からなることを特徴とする培地用添加剤。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤からなることを特徴とする微生物希釈液用添加剤。
- 請求項14に記載の培地用添加剤を含有することを特徴とする培地。
- 請求項15に記載の微生物希釈液用添加剤を含有することを特徴とする微生物希釈液。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の紫外線障害低減剤からなることを特徴とする外用剤。
- 化粧品であることを特徴とする請求項18に記載の外用剤。
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