JP6207374B2 - 光学系及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学系に関し、例えばデジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、TVカメラ、監視用カメラ等の撮像装置の撮像光学系として好適なものである。
近年、固体撮像素子を用いた撮像装置においては、広画角で画面全体にわたり高性能(高解像力)な撮像光学系が要求されている。広画角な撮像光学系としてはレトロフォーカス型の撮像光学系が知られている(特許文献1)。特許文献1は負の屈折力の前方レンズ系、開口絞り、正の屈折力の後方レンズ系より構成され、撮影画角120度のレトロフォーカス型の単一焦点距離の広角レンズを開示している。
また広画角の撮像光学系として負の屈折力のレンズ群が先行する(最も物体側に位置する)ネガティブリード型のズームレンズが知られている(特許文献2〜4)。特許文献2は、負の屈折力の第1レンズ群(前群)、正の屈折力の第2レンズ群(後群)より成り、双方のレンズ群を移動させてズーミングを行う、広角端での撮影全画角114.7度で、ズーム比1.65程度の広画角のズームレンズを開示している。
この他特許文献2は、負の屈折力の第1レンズ群(前群)、正の屈折力の第2レンズ群と正の屈折力の第3レンズ群よりなる後群より構成されている。そして各レンズ群を移動させてズーミングを行う広角端での撮影全画角114.7度でズーム比1.65程度の広画角のズームレンズを開示している。
特許文献3では、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群からなり、各レンズ群の間隔を変えてズーミングを行う3群ズームレンズを開示している。特許文献4では、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群よりなり、双方のレンズ群間隔を変えてズーミングを行う2群ズームレンズを開示している。
特開2011−227124号公報 特開2007−94174号公報 特開2001−141997号公報 特開2008−065051号公報
一般にレトロフォーカス型の光学系は前方(物体側)に負の屈折力の前群、後方(像側)に正の屈折力の後群を配置した全体として非対称のレンズ構成より成っている。又長いバックフォーカスを確保する為に前群の負の屈折力の絶対値を大きくしなければならない為、諸収差の発生量が多くなる傾向がある。
特に撮影画角が例えば120°を越えるような超広画角の領域をカバーする光学系においては、前方の負の屈折力の前群と開口絞りより後方の正の屈折力の後群より多くの諸収差、特に球面収差が多く発生する。そのため、超広画角の光学系は諸収差をバランス良く良好に補正するのが大変難しいという問題点があった。
一般に、ネガティブリード型の光学系において広画角化を図りつつ、諸収差を良好に補正し、高い光学性能を得るには各レンズ群のレンズ構成、例えば正の屈折力の後群のレンズ構成を適切に設定することが重要になってくる。後群のレンズ構成が不適切であると、広画角化を図りつつ、高い光学性能を得るのが大変困難になってくる。
前述の特許文献1、2の光学系では、非球面レンズを効果的に用いることで、非対称のレンズ構成により発生するコマ収差、歪曲収差等の諸収差を少ないレンズ枚数で良好に補正している。しかしながら非球面レンズを用いても、全波長域においてコマ収差、歪曲収差等を補正するのは困難であり、広画角化を図りつつ画面全域での高画質化を達成することが困難であった。
本発明は、広画角で高い光学性能が得られる光学系及びそれを有する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の光学系がズームレンズよりなるときは、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力を有する前群、開口絞り、正の屈折力を有する後群より構成され、ズーミングに際して前記前群と前記後群の間隔が変化するズームレンズにおいて、
前記後群は物体側に凸面を向けた接合レンズ面を4以上有し、広角端における全系の焦点距離をfw、前記後群に含まれ物体側に凸面を向けた各接合レンズ面の焦点距離の平均値をfsazとするとき、
5.0<|fsaz/fw|<20.0 ・・・(1a)
なる条件式を満足することを特徴としている。
この他、本発明の光学系が単一の焦点距離の撮影レンズよりなるときは、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力を有する前群、開口絞り、正の屈折力を有する後群より構成される光学系において
前記後群は物体側に凸面を向けた接合レンズ面を4以上有し、全系の焦点距離をf、前記後群に含まれ物体側に凸面を向けた各接合レンズ面の焦点距離の平均値をfsaとするとき、
5.0<|fsa/f|<20.0 ・・・(1b)
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、広画角で高い光学性能が得られる光学系が得られる。
本発明の実施例1のズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 (A),(B) 実施例1のズームレンズの広角端と望遠端において無限遠物体に合焦させたときの縦収差図 本発明の実施例2のズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 (A),(B) 実施例2のズームレンズの広角端と望遠端において無限遠物体に合焦させたときの縦収差図 本発明の実施例3の撮影レンズのレンズ断面図 本発明の実施例3の無限遠物体に合焦させたときの収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下、本発明の光学系及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。本発明の光学系は、撮像装置に用いられるレトロフォーカス型の広画角の単一焦点距離の撮影レンズや広画角のズームレンズである。尚、以下の説明において光学系がズームレンズのときは広角端において全系がレトロフォーカス型となっている。
本発明の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の前群、開口絞り、正の屈折力の後群より構成される。本発明の光学系の説明において全系の焦点距離とは、単一焦点距離の撮像レンズにあっては、無限遠物体の合焦時におけるその焦点距離を意味する。また、ズームレンズにあっては、無限遠物体の合焦時における広角端の焦点距離を意味する。
図1は本発明の光学系がズームレンズのときの実施例1の広角端(短焦点距離端)において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図である。図2(A),(B)は実施例1のズームレンズの広角端と望遠端(長焦点距離端)において無限遠物体に合焦させたときの縦収差図である。図3は本発明の光学系がズームレンズのときの実施例2の広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図である。図4(A),(B)は実施例2のズームレンズの広角端と望遠端において無限遠物体に合焦させたときの縦収差図である。
図5は本発明の光学系が単一焦点距離の撮像レンズのときの実施例3の無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図、図6は実施例3の物体距離無限遠のときの収差図である。図7は本発明の光学系を備えるカメラ(撮像装置)の要部概略図である。各実施例の光学系はビデオカメラやデジタルカメラ、そして銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられる。
レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図において、LFは負の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の前群である。LRは正の屈折力の後群である。SPは撮影時の絞り値に応じた撮影光束径を制御する開口径可変の撮影光束径決定部材(以下「開口絞り」と呼ぶ)であり、前群LFと後群LRとの間に配置されている。FP1,FP2は各々フレアーカット絞りである。iは物体側からレンズ群の順番を示し、Liは第iレンズ群である。
図1,図3の実施例1,2のズームレンズにおけるレンズ断面図において矢印は広角端から望遠端へのズーミングに際しての各レンズ群、開口絞り、フレアーカット絞り等の移動軌跡を示している。実施例1,2において広角端と望遠端は各レンズ群が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する感光面が置かれる。
図1の実施例1のズームレンズにおいて、前群LFは負の屈折力の第1レンズ群L1より構成されている。後群LRは正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3より構成されている。ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。具体的には広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印の如く第1レンズ群L1は像側へ凸状の軌跡で移動している。第2レンズ群L2は第1レンズ群L1との間隔を縮小しつつ物体側へ移動している。
第3レンズ群L3は第2レンズ群L2との間隔を増大しつつ物体側へ移動している。第2レンズ群L2と第3レンズ群L3は互いに異なった軌跡で移動している。開口絞りSPは第3レンズ群L3と異なった軌跡で移動している。フレアーカット絞りFP1は独立に(他の要素とは異なった軌跡で)移動している。フレアーカット絞りFP2は第3レンズ群L3と同じ軌跡で(一体的に)移動している。フォーカシングは第2レンズ群L2により行っている。
図3の実施例2のズームレンズにおいて、前群LFは負の屈折力の第1レンズ群L1より構成されている。後群LRは正の屈折力の第2レンズ群L2より構成されている。ズーミングに際して第1レンズ群L1と第2レンズ群L2は互いに異なった軌跡で移動する。具体的には広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印の如く第1レンズ群L1は像側に凸状の軌跡で移動している。第2レンズ群L2は第1レンズ群L1との間隔を縮小しつつ物体側へ移動している。
開口絞りSPは第2レンズ群L2と同じ軌跡で(一体的に)移動している。フレアーカット絞りFP1は独立に移動している。フレアーカット絞りFP2は第2レンズ群L2と一体的に移動している。フォーカシングは第2レンズ群L2の一部の部分レンズ系で行っている。尚、実施例1,2においてフォーカシングはズームレンズ全体又は任意の1つのレンズ群を移動させて行っても良い。
図5の実施例3の単一焦点距離の撮像レンズにおけるレンズ断面図において、前群LFは負の屈折力の前方レンズ系L1より構成されている。後群LRは正の屈折力の後方レンズ系L2より構成されている。
フォーカシングは後方レンズ系L2の一部又は全部の部分レンズ系を移動させて行っている。それぞれの収差図は左から順に、球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差を表わしている。球面収差と倍率色収差を示す図において、実線はd線(587.6nm)、二点鎖線はg線(435.8nm)を表わしている。また、非点収差を示す図において、実線はd線のサジタル方向、破線はd線のメリディオナル方向を表わしている。また歪曲を示す図はd線における歪曲を表わしている。FnoはFナンバー、ωは半画角(度)である。
次に、各実施例の前述した特徴以外の特徴について説明する。本発明の光学系は、最も大きな空気間隔を境に、前群LFと後群LRより構成されている。具体的には物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の前群LF、開口絞りSP、正の屈折力の後群LRより構成されている。
光学系がズームレンズのときは、後群LRは物体側に凸面を向けた接合レンズ面を4以上有している。そして広角端における全系の焦点距離をfw、後群LRに含まれ物体側に凸面を向けた各接合レンズ面の焦点距離の平均値をfsazとする。このとき、
5.0<|fsaz/fw|<20.0 ・・・(1a)
なる条件式を満足している。
次に光学系が単一焦点距離の撮影レンズのときは、後群LRは物体側に凸面を向けた接合レンズ面を4以上有している。そして全系の焦点距離をf、後群LRに含まれ物体側に凸面を向けた各接合レンズ面の焦点距離の平均値をfsaとする。このとき、
5.0<|fsa/f|<20.0 ・・・(1b)
なる条件式を満足している。
条件式(1a)と条件式(1b)は光学系がズームレンズであるか、単一焦点距離の撮影レンズであるかの違いであり、技術的内容は同じである。ここでレンズ面の焦点距離fLとは、レンズ面の光入射側と光出射側の媒質の屈折率を各々N、N’、レンズ面の曲率半径をRとするとき、
1/fL=(N’−N)/R
である。
超広画角レンズを設計する際には、適切な大きさの前玉有効径を維持しつつ、良好なる光学性能を得ることが重要になってくる。レトロフォーカスタイプの光学系において、負の屈折力の前群と正の屈折力の後群のパワーのバランスとバックフォーカスの長短には相対的な因果関係がある。長いバックフォーカスを必要とすることは、レトロ比を大きくすることに等しい。また、著しく大きなレトロ比は、前群の負の屈折力が著しく大きくなることを意味する。
前群と後群の屈折力のバランスが崩れると、光学性能が劣化してくる。特にペッツヴァール和が増大し、コマ収差、像面湾曲、歪曲等の軸外収差が増大し、また結果的に光学系全体が大型化してくる。各実施例の光学系は物体側に凸面を向けた接合レンズ面を4以上有する。
条件式(1a),(1b)はこのときの物体側に凸面を向けた接合レンズ面の焦点距離を適切に設定するものである。条件式(1a),(1b)を満足することで、レトロフォーカスタイプの屈折力配置を維持しつつ、広角端の広画角化を図り、前玉有効径の小型化を容易にしている。
条件式(1a),(1b)の上限を越えると、接合レンズ面の負の屈折力が弱く(負の屈折力の絶対値が小さく)なりすぎ、レトロフォーカスタイプの屈折力配置とするのが難しくなり、撮影画角を広くすることが困難となる。又、色のコマ収差、色の歪曲収差の補正が困難になってくる。下限を越えると、接合レンズ面の負の屈折力が強く(負の屈折力の絶対値が大きく)なりすぎ、色のコマ収差、色の歪曲収差が補正過剰となる。更に好ましくは条件式(1a),(1b)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
7.0<|fsaz/fw|<18.0 ・・・(1aa)
7.0<|fsa/f|<18.0 ・・・(1bb)
各実施例によれば以上の構成をとることにより、撮影画角が120°を超える超広画角でありながら、全系が小型で良好な光学性能を有する光学系が得られる。
各実施例の光学系において、好ましくは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
それによれば各条件式に対応した効果が得られる。
まず光学系がズームレンズのときは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。光学系の広角端におけるレンズ全長をLwとする。ここでレンズ全長とは最も物体側のレンズ面から像面までの距離である。
以上の接合レンズ面は、物体側から像側へ順に、負レンズと正レンズが配置された接合レンズの接合レンズ面である。接合レンズ面を含む接合レンズを構成する負レンズの材料の屈折率の平均値をNnz、接合レンズ面を含む接合レンズを構成する正レンズの材料の屈折率の平均値をNpzとする。前群LFの焦点距離をfLFzとする。後群LRの焦点距離をfLRzとする。このとき、次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
8.0<Lw/fw<20.0 ・・・(2a)
1.0<Nnz/Npz<1.3 ・・・(3a)
1.0<|fLFz/fw|<2.0 ・・・(4a)
2.0<fLRz/fw<5.0 ・・・(5a)
光学系が単一焦点距離の撮影レンズのときは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。光学系のレンズ全長をLとする。
以上の接合レンズ面は、物体側から像側へ順に、負レンズと正レンズが配置された接合レンズの接合レンズ面である。そして接合レンズ面を含む接合レンズを構成する負レンズの材料の屈折率の平均値をNn、接合レンズ面を含む接合レンズを構成する正レンズの材料の屈折率の平均値をNpとする。前群LFの焦点距離をfLFとする。後群LRの焦点距離をfLRとする。このとき、次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
8.0<L/f<20.0 ・・・(2b)
1.0<Nn/Np<1.3 ・・・(3b)
1.0<|fLF/f|<2.0 ・・・(4b)
2.0<fLR/f<5.0 ・・・(5b)
ここで、条件式(2a)と条件式(2b)、条件式(3a)と条件式(3b)、条件式(4a)と条件式(4b)、条件式(5a)と条件式(5b)は、光学系がズームレンズであるか単一焦点距離の撮影レンズであるかの違いであり、技術的内容は同じである。
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。条件式(2a),(2b)は光学系の焦点距離(光学系がズームレンズのときは広角端における焦点距離)に対するレンズ全長との比に関する。条件式(2a),(2b)は、所謂テレ比を適切に設定するものである。条件式(2a),(2b)の上限を超え、レンズ全長が長くなりすぎると、前玉有効径の小型化が困難となる。条件式(2a),(2b)の下限を越え、レンズ全長が短くなりすぎると、ペッツヴァール和が正の方向に大きくなりすぎ、像面湾曲が増大し、これを補正することが困難となる。
条件式(3a),(3b)は接合レンズ面を含む接合レンズを構成する負レンズの材料の屈折率と正レンズの材料の屈折率の比を規定するものである。条件式(3a),(3b)の下限を超えるとペッツヴァール和が増大し、像面湾曲等の軸外収差が増加し、結果的に全系が大型化してくる。条件式(3a),(3b)の上限値を超えると屈折率差が大きくなりすぎて諸収差の補正が困難になる。
条件式(4a),(4b)は前群LFの焦点距離を規定する。条件式(4a),(4b)の上限を超え、前群LFの焦点距離が長くなりすぎると(負の焦点距離の絶対値が大きくなりすぎると)、前玉有効径の小型化が困難となる。また、所定の長さのバックフォーカスを得るのが困難となる。下限を越え、前群LFの焦点距離が短くなりすぎると(負の焦点距離の絶対値が小さくなりすぎると)、像面湾曲、歪曲収差等を補正することが困難となる。
条件式(5a),(5b)は後群LRの焦点距離を規定する。条件式(5a),(5b)の上限を超え、後群LRの焦点距離が長くなりすぎると、前玉有効径の小型化が困難となる。また、所定の長さのバックフォーカスを得るのが困難となる。下限を越え、後群LRの焦点距離が短くなりすぎると、像面湾曲、歪曲収差等を補正することが困難となる。更に好ましくは条件式(2a)乃至(5a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
10.0<Lw/fw<19.0 ・・・(2aa)
1.10<Nnz/Npz<1.20 ・・・(3aa)
1.10<|fLFz/fw|<1.80 ・・・(4aa)
2.40<fLRz/fw<4.20 ・・・(5aa)
又、好ましくは条件式(2b)乃至(5b)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
10.0<L/f<19.0 ・・・(2bb)
1.10<Nn/Np<1.20 ・・・(3bb)
1.10<|fLF/f|<1.80 ・・・(4bb)
2.40<fLR/f<4.20 ・・・(5bb)
以上のように各実施例では、接合レンズを効果的に用いることで、広角端の画角が120°を超える超広画角でありながら、全系が小型で、色のコマ収差、歪曲収差等の諸収差を良好に補正し、画面全域での高画質化の光学系が容易に得られる。
各実施例において、接合レンズ面はそれぞれ物体側から像側へ順に、負レンズと正レンズを接合した接合レンズの接合レンズ面からなるのが良い。上記構成とすることで、光学系をレトロフォーカスタイプの屈折力配置とすることが容易となり、広画角化と、前玉有効径の小型化が容易になる。
次に本発明の光学系を撮影光学系として用いた実施例を図7を用いて説明する。図7において、10は一眼レフカメラ本体、11は本発明による光学系を搭載した交換レンズである。12は交換レンズ11を通して得られる被写体像を記録する銀塩フィルムや被写体像を受光する固体撮像素子(光電変換素子)などの感光面である。13は交換レンズ11からの被写体像を観察するファインダー光学系、14は交換レンズ11からの被写体像を感光面12とファインダー光学系13に切り替えて伝送するための回動するクイックリターンミラーである。
ファインダーで被写体像を観察する場合は、クイックリターンミラー14を介してピント板15に結像した被写体像をペンタプリズム16で正立像としたのち、接眼光学系17で拡大して観察する。撮影時にはクイックリターンミラー14が矢印方向に回動して被写体像は感光面記録手段12に形成される結像して記録される。このように本発明の光学系を一眼レフカメラ交換レンズ等の撮像装置に適用することにより、高い光学性能を有した撮像装置が実現できる。
尚、本発明はクイックリターンミラーのないSLR(Single lens Reflex)カメラにも同様に適用することができる。尚、本発明の光学系はビデオカメラにも同様に適用することができる。以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
次に本発明の各実施例の数値実施例を示す。各数値実施例においてiは物体側からの面の順序を示し、riはレンズ面の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間のレンズ肉厚および空気間隔、ndi、νdiはそれぞれd線に対する材料の屈折率、材料のアッベ数を示す。BFはバックフォーカスであり、最終レンズ面から像面までの距離で示している。レンズ全長は第1レンズ面から像面までの距離である。
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正としRを近軸曲率半径、Kを円錐定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14を各々非球面係数としたとき、
なる式で表している。また[e+X]は[10+X]を意味し、[e−X]は[10−X]を意味している。非球面は面番号の後に*を付加して示す。また、各光学面の間隔dが(可変)となっている部分は、ズーミングに際して変化するものである。また前述の各条件式と数値実施例の関係を表1に示す。
[数値実施例1]

単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 100.402 3.10 1.77250 49.6 83.99
2 32.787 10.70 62.10
3 42.207 3.20 1.58443 59.4 59.67
4* 20.133 10.96 49.61
5 100.037 2.60 1.85000 40.3 46.09
6* 47.753 5.77 36.38
7 313.541 1.30 1.59522 67.7 35.84
8 24.146 7.54 30.95
9 -76.811 1.15 1.43875 94.9 30.84
10 64.103 0.89 30.46
11 39.327 6.40 1.72047 34.7 30.67
12 -123.615 (可変) 29.97
13 ∞ (可変) 17.72
14(絞り) ∞ (可変) 18.91
15 20.914 1.10 2.00100 29.1 20.11
16 15.600 7.47 1.57501 41.5 19.38
17 -34.531 2.04 19.13
18 -26.292 0.90 1.91082 35.3 18.24
19 68.346 2.28 1.80518 25.4 18.57
20 -87.663 (可変) 18.72
21 ∞ 0.00 18.98
22 29.727 0.95 1.88300 40.8 19.07
23 14.164 6.33 1.51742 52.4 18.30
24 -97.092 0.95 1.83481 42.7 18.40
25 117.819 0.15 18.52
26 22.677 6.42 1.49700 81.5 19.06
27 -27.253 0.20 19.64
28 -210.616 1.10 1.88300 40.8 19.59
29 16.507 7.00 1.58313 59.4 19.72
30* -89.025 (可変) 20.89
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.07039e-006 A 6=-3.66524e-009
A 8= 2.14684e-012 A10=-1.59746e-016 A12=-3.49877e-019
A14= 1.41029e-022

第4面
K =-3.08703e+000 A 4= 3.79875e-005 A 6=-6.27286e-008
A 8= 1.29970e-011 A10= 1.49707e-014

第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.15171e-005 A 6=-2.29358e-009
A 8= 2.08815e-010 A10=-7.57344e-013 A12= 1.20672e-015

第30面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.96961e-005 A 6= 3.33943e-008
A 8= 2.90343e-011 A10=-2.00200e-013 A12= 7.23046e-015
各種データ
ズーム比 2.05
広角 中間 望遠
焦点距離 11.33 17.32 23.28
Fナンバー 4.12 4.12 4.12
半画角(度) 62.36 51.32 42.90
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 171.38 162.77 165.23
BF 39.88 52.64 65.40

d12 26.47 7.95 0.51
d13 9.51 6.65 3.80
d14 1.74 1.51 1.29
d20 3.29 3.52 3.74
d30 39.88 52.64 65.40

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -18.23
2 13 ∞
3 14 ∞
4 15 70.93
5 21 56.82
[数値実施例2]

単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 66.540 2.60 1.77250 49.6 69.99
2 25.367 8.07 49.58
3 28.749 2.60 1.58383 59.4 47.72
4* 16.316 10.33 43.43
5 100.001 2.10 1.85400 40.4 40.57
6* 32.421 6.16 30.66
7 189.979 1.30 1.59522 67.7 30.34
8 39.134 5.01 28.64
9 -53.880 1.20 1.43875 94.9 28.51
10 56.561 0.15 28.22
11 36.018 7.45 1.72047 34.7 28.40
12 -99.582 (可変) 27.43
13 ∞ (可変) 16.59
14(絞り) ∞ 1.74 17.77
15 20.662 1.00 2.00100 29.1 19.04
16 15.022 7.90 1.61340 44.3 18.38
17 -32.080 1.45 18.05
18 -26.143 0.90 1.91082 35.3 17.34
19 26.601 3.61 1.85478 24.8 17.60
20 -105.795 3.69 17.76
21 ∞ 0.00 17.86
22 29.922 0.95 1.88300 40.8 17.89
23 14.726 6.00 1.49700 81.5 17.23
24 -106.579 0.14 17.26
25 -86.482 0.95 1.76421 50.4 17.26
26 81.303 0.15 17.35
27 21.584 6.24 1.49700 81.5 19.33
28 -28.319 0.20 19.84
29 -261.504 1.05 1.88300 40.8 19.82
30 19.182 5.48 1.58313 59.4 19.94
31* -103.197 (可変) 20.67
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.42646e-006 A 6=-8.86916e-009
A 8= 1.26766e-011 A10=-9.48216e-015 A12= 3.74162e-018
A14=-2.77582e-022

第4面
K =-1.00193e+000 A 4= 9.47246e-006 A 6=-3.04033e-008
A 8=-9.25956e-011 A10= 1.29892e-013

第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.20599e-005 A 6= 2.45095e-008
A 8= 5.49604e-010 A10=-3.00594e-012 A12= 8.33695e-015

第31面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.69196e-005 A 6= 2.94334e-008
A 8= 8.62945e-010 A10=-6.99775e-012 A12= 3.65541e-014
各種データ
ズーム比 1.88
広角 中間 望遠
焦点距離 12.36 17.82 23.28
Fナンバー 4.12 4.12 4.12
半画角(度) 60.26 50.52 42.90
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 158.46 152.79 155.01
BF 40.01 51.17 62.34

d12 20.62 6.58 0.44
d13 9.40 6.60 3.80
d31 40.01 51.17 62.34


ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -18.23
2 13 ∞
3 14 37.27
[数値実施例3]

単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 63.441 2.20 1.69680 55.5 59.00
2 25.442 5.52 45.91
3 28.300 2.20 1.58313 59.4 42.76
4* 12.904 7.23 37.90
5 50.374 1.70 1.85000 40.3 31.20
6* 24.947 4.05 22.99
7 59.522 0.85 1.59522 67.7 22.32
8 15.341 4.35 19.00
9 -64.807 0.80 1.43875 94.9 18.69
10 31.693 0.20 17.51
11 20.918 10.35 1.72047 34.7 17.21
12 547.908 1.48 12.19
13 ∞ 7.86 10.62
14(絞り) ∞ 0.00 13.07
15 22.443 1.42 2.00100 29.1 13.39
16 14.385 4.86 1.62004 36.3 13.07
17 -20.142 0.17 13.16
18 -20.527 0.80 1.91082 35.3 13.08
19 20.122 3.34 1.84666 23.8 13.46
20 -235.657 2.62 13.79
21 20.587 0.80 1.88300 40.8 14.78
22 12.875 6.84 1.51742 52.4 14.40
23 -13.416 0.80 1.83400 37.2 15.20
24 -160.886 0.15 17.31
25 40.147 6.23 1.49700 81.5 19.53
26 -19.300 0.20 20.70
27 54.325 1.10 1.88300 40.8 21.87
28 15.275 8.45 1.55332 71.7 21.64
29* -48.549 22.86
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.33233e-006 A 6= 1.54429e-009
A 8=-8.67461e-013 A10= 2.56875e-015 A12=-1.67470e-018
A14= 2.74451e-021

第4面
K =-1.68145e+000 A 4=-7.54012e-007 A 6=-6.22445e-008
A 8= 6.75757e-011 A10= 2.02117e-014

第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 7.63671e-005 A 6= 1.39072e-007
A 8= 4.35972e-010 A10=-9.56156e-012 A12= 8.97876e-014

第29面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.00655e-005 A 6=-5.66525e-009
A 8= 3.94520e-010 A10=-2.36003e-012 A12= 5.91161e-015
各種データ

焦点距離 10.30
Fナンバー 2.88
半画角(度) 64.54
像高 21.64
レンズ全長 124.58
BF 38.00

LF 前群 LR 後群 L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群 SP 開口絞り

Claims (19)

  1. 物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力を有する前群、開口絞り、正の屈折力を有する後群より構成され、ズーミングに際して前記前群と前記後群の間隔が変化するズームレンズにおいて、
    前記後群は物体側に凸面を向けた接合レンズ面を4以上有し、広角端における全系の焦点距離をfw、前記後群に含まれ物体側に凸面を向けた各接合レンズ面の焦点距離の平均値をfsazとするとき、
    5.0<|fsaz/fw|<20.0
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ
  2. 前記ズームレンズ広角端におけるレンズ全長をLwとするとき、
    8.0<Lw/fw<20.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ
  3. 前記後群に含まれ物体側に凸面を向けた各接合レンズ面は、負レンズと該負レンズの像側に隣接して配置された正レンズにより構成された接合レンズの接合レンズ面であることを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ
  4. 記接合レンズ面を含む接合レンズを構成する負レンズの材料の屈折率の平均値をNnz、前記接合レンズ面を含む接合レンズを構成する正レンズの材料の屈折率の平均値をNpzとするとき、
    1.0<Nnz/Npz<1.3
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項のズームレンズ
  5. 前記前群の焦点距離をfLFzとするとき、
    1.0<|fLFz/fw|<2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項のズームレンズ
  6. 前記後群の焦点距離をfLRzとするとき、
    2.0<fLRz/fw<5.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項のズームレンズ
  7. 前記前群は負の屈折力を有する第1レンズ群より構成され、前記後群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズ
  8. 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は像側へ凸状の軌跡で移動し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群はいずれも物体側へ移動することを特徴とする請求項7のズームレンズ
  9. 前記前群は負の屈折力を有する第1レンズ群より構成され、前記後群は正の屈折力を有する第2レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第1レンズ群と前記第2レンズ群が移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズ
  10. 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は像側へ凸状の軌跡で移動し、前記第2レンズ群は物体側へ移動することを特徴とする請求項9のズームレンズ
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
  12. 物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力を有する前群、開口絞り、正の屈折力を有する後群より構成される光学系において
    前記後群は物体側に凸面を向けた接合レンズ面を4以上有し、全系の焦点距離をf、前記後群に含まれ物体側に凸面を向けた各接合レンズ面の焦点距離の平均値をfsaとするとき、
    5.0<|fsa/f|<20.0
    なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
  13. 前記光学系のレンズ全長をLとするとき、
    8.0<L/f<20.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項12の光学系。
  14. 前記後群に含まれ物体側に凸面を向けた各接合レンズ面は、負レンズと該負レンズの像側に隣接して配置された正レンズにより構成された接合レンズの接合レンズ面であることを特徴とする請求項12又は13の光学系。
  15. 記接合レンズ面を含む接合レンズを構成する負レンズの材料の屈折率の平均値をNn、前記接合レンズ面を含む接合レンズを構成する正レンズの材料の屈折率の平均値をNpとするとき、
    1.0<Nn/Np<1.3
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項の光学系。
  16. 前記前群の焦点距離をfLFとするとき、
    1.0<|fLF/f|<2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項の光学系。
  17. 前記後群の焦点距離をfLRとするとき、
    2.0<fLR/f<5.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項の光学系。
  18. ォーカシングに際して前記後群の全体又は一部が移動することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項の光学系。
  19. 請求項12乃至18のいずれか1項の光学系と、該光学系によって形成された像を受光する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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