JP6206570B2 - 台紙レスラベル発行装置 - Google Patents
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Description
オイル含浸体としては、例えば、連続気泡発泡体のスポンジ、或いはフェルト、海綿等の多孔性で吸水性を有する弾性含浸体が挙げられる。
また、前記オイル供給手段がオイル含浸体にオイルを供給する「切断手段の作動に連係して」とは、例えば、切断手段の作動回数をカウントし、そのカウント数が予め設定した回数に達した時、オイル供給手段が作動するようにする。そして、その作動は制御部によって制御される。
それにより、切断手段の作動回数が所定回数に達すると、制御部がオイル供給手段を作動させて適量のオイルがオイル含浸体に自動的に供給される。
また、その他、切断手段であるカッターの動作をメカ的に、例えばオイルを収容するタンクへ伝える。そして、例えば、該タンクの直下にオイル含浸体が位置し、該タンクにオイル含浸体と連通可能な弁を有し、前記タンクへ伝えられた動作により、該弁を開放することでごく僅かな定量のオイルがオイル含浸体へ滴下され、オイル含浸体に染み込むようにしてもよい。つまり、この場合は切断手段が動作する毎にごく僅かな量のオイルが、オイル含浸体に供給されることになる。いずれの場合でも、カッターの動作に連係してオイル含浸体にオイルが供給されるようになるので、オペレータがオイル含浸体にオイルを手で注ぐ必要がないのでその手間がなく、また、ゴミや塵等も混入することがない。
また、前記輸送パイプは途中にオイルタンク内のオイルを引き出すポンプを備えている。そのポンプとしては、例えば、チューブポンプが挙げられる。なお、前記のように、例えばオイル含浸体の直上にオイルタンクを備え、該タンクの弁が僅かに開くことでオイル含浸体へオイルが染み込むよう場合は、前記輸送パイプを設けなくてもよい。
また、オイル供給手段からオイル含浸体へのオイルの供給を制御する制御部がエージングモードを備えているので、装置の使用開始時(納品)、及び一定期間使用後にオイル含浸体を交換する場合に、一定量(適量)のオイルをオイル含浸体に確実に供給することができる。
また、オイル含浸体へのオイル供給を、オイル含浸体に沿わせた管路の複数個所から注油するようにしたので、オイル含浸体の全体に亘ってオイルを短時間に略均一に浸み込ませることができる。
図1は台紙レスラベル発行装置Aの概略を示し、ケース1内にロール装填部2が設けられ、そのロール装填部2にセットされる台紙レスラベルロールのラベル用紙の繰り出し方向前方位置に、ラベル用紙の送出手段3と、印字部4と、印字された台紙レスラベル用紙を所定長さに切断する切断手段5が配置され、該切断手段5にはオイル含浸体6が設けられ、更に、前記オイル含浸体6にオイルを供給するオイル供給手段7と、前記切断手段5より前方には切断送出された台紙レスラベルLを一時的に保持するラベル保持部8が設けられている。そして、前記ロール装填部2には台紙レスラベルロール9が回転可能に支持されている。
オイル6bを含浸したスポンジ等の弾性体6aを固定刃5bに取り付ける方法は、接着剤による固定、或いは固定刃5bを収容体に取り付け、その収容体内に弾性体を収容する等、何れでもよい。尚、弾性体6aを固定刃5bに接着によって固定する場合、可動刃5aが弾性体6aに進入する領域は非接着とし、弾性体6aと固定刃5bとの接合部分に可動刃5aがスムーズに侵入するようにする。また、固定刃5bに段差を付けて弾性体6aを接着する場合は、弾性体6aの厚さ内に可動刃5aが進入するため、前記弾性体6aは固定刃5bに全面接着してもよい。
前記チューブポンプ11は、図3(b)、(c)に示すように、弾力性のあるチューブ11aが平面視略U字型の凹部が形成されたベース11bに収容され、その略U字型のチューブ11a内に偏心ロータ11cが配置され、該偏心ロータ11cがDCモータ11dで駆動することで、前記チューブ11aが偏心ロータ11cで圧迫され、その圧迫箇所が偏心ロータ11cの回転で順次周方向に移動することで液体(オイル)が押し出され、同時に圧迫されていない部分が広がり、液体がタンクから吸引される仕組みになっている。
そして、前記偏心ロータ11cの1回転で押し出される液体の容量は一定なので、決まった量を吐出(供給)することができる。
また、ベース11bと偏心ロータ11cとの間に装着されるチューブ11aは、輸送パイプ7bと連続した一体物であっても、或いは輸送パイプ7bと別体構造とし、継手などを介して接続一体化し、オイルタンク7aとオイル含浸体6とを連結してもよい。また、前記チューブポンプ11は、前記ケース1内部を隔壁1’で仕切ったロール装填部2が配置された空間部Sとは反対側の空間部S’側に、本装置の駆動を制御する基板や電装品等と一緒に収容されている。
前記分配管(管路)12は、図2(a)に示すように、オイル含浸体6の横幅と略同じ長さを有した管体で、長さ方向の一方端は閉鎖され、他方端が開口されて前記輸送パイプ7bの開放端が接続されている。また、前記管体の周面には長さ方向に沿って給油孔12aが複数個開設され、オイル含浸体6の略全長に亘ってオイルを一度に供給し得るようになっている。そして、前記分配管(管路)12はオイル含浸体6における可動刃5aの当接側とは反対側の面(図面では下側)に、前記給油孔12aを対向接触させて取り付けられている。また、固定刃5bとオイル含浸体6と分配管(管路)12は上面が開放された箱状の収容体24に収容されている。
その構成は、CPU14、フラッシュメモリ15、RAM16、操作部17、表示部18、通信部19、印字制御部20、印字発行部21、カッター駆動モータ22、オイル供給モータ(DCモータ11d)23を備える。
フラッシュメモリ15は、本台紙レスラベル発行装置Aの制御プログラムや、制御用データ等を記憶する読み出し専用メモリである。
RAM16は、一時的にデータを呼び出して処理する為のワークエリアがあり、その中には、印字データをドットデータに展開するドット展開エリア、ラベルフォーマットファイルから1つのフォーマットデータを呼び出して記憶する呼出フォーマットエリア、商品データを呼び出して記憶する呼出商品エリア等がある。
前記オイル供給手段7の作動を制御する切断手段の作動回数設定ファイルは、可動刃5aの作動回数(カット回数)に応じて供給されるオイル量が設定されている。例えば、作動回数が1000回であればオイルの供給量は1ml、作動回数が5000回であればオイル供給量は5ml等と設定されている。なお、この所定回数により供給されるオイルの供給量はオイル含浸体6の大きさや、使用するオイルの粘性にもよるので必ずしも上記の量には限らず一例に過ぎない。
表示部18は、各種のメニュー画面やデータを表示する液晶ディスプレイである。
通信部19は、ホストコンピュータと通信を行い、データの授受を行う。
印字発行部21は、本実施例ではロール装填部2にセットされたラベルロール9から台紙レスラベル用紙9’を引き出し、選択指定した商品の情報を印字部4で印字するようになっている。
カッター駆動モータ22は、CPU14の指令に基づいて、切断手段5の可動刃5aを駆動させて印字後の台紙レスラベル用紙9’を切断し、台紙レスラベルLを発行する。
オイル供給モータ(DCモータ11d)23は、前記オイル供給手段7のチューブポンプ11を作動させるモータで、CPU14から出力される切断手段5の可動刃5aを駆動させる信号の出力回数をカウントし、その出力回数が予め設定された作動回数に達するとオイル供給モータ(DCモータ11d)23が駆動され、チューブポンプ11の作動で定量のオイルがオイル含浸体6に供給される。尚、オイル供給モータ(DCモータ11d)23が駆動した場合は、記憶している前記可動刃5aを駆動させる信号の出力回数(カウント数)がリセットされてゼロになる。
前記エージングモードのモータが駆動される一定時間は、オイル含浸体6を構成する弾性体6aの大きさやオイルの粘性にもよるが、弾性体全体にオイルを浸み込ませるのに要する時間が予め設定される。これにより、装置の使用開始時(納品時や、製造工場での製品の駆動確認時、或いは、一定期間使用後にオイル含浸体6の交換時)に、使用開始に必要な一定量(弾性体全体にオイルが浸み込む量)のオイルがオイルタンク7aからオイル含浸体6に自動的に供給されるので、ラベル発行において可動刃5aに過剰にオイルが付着されることがなく、従って、切断発行される台紙レスラベルにオイルが付着しすぎることはない。尚、エージングモードで一定量のオイルを供給した後は、前記通常モードに切替える。また、前記通常モード、エージングモードの切り替えは、表示部18のタッチパネルによって選択する。
(1)実施の形態では、切断手段として2枚の刃体(可動刃と固定刃)よりなるせん断作用でラベル用紙を切断する構成を示したがこれに限らず、例えば、回転刃による切断機構でもよい。また、せん断作用を行う2枚の刃体として、正面視略V字形の刃体と直線帯刃の例を示したがこれに限らず、例えば2枚の刃体を正面視略V字形の刃体で構成する、或いは2枚の刃体を直線帯刃で構成する等、何れでもよい。即ち、刃体の形状、切断方式は問わない。
(2)実施の形態では、オイル供給手段のオイルタンクからオイルを供給する手段としてチューブポンプの例を示したがこれに限らず、今日周知の機構を採用することができる。
(3)実施の形態では、台紙レスラベル用紙の上側に可動刃、下側に固定刃が位置する例を示したが、可動刃と固定刃の天地が逆であってもよい。また、この場合、固定刃と共にオイル含浸体が台紙レスラベル用紙の上側に配置されるが、その場合はオイル含浸体に含浸されたオイルは下方に垂れる為、オイル及び弾性体の選択には注意を要する。
(4)実施の形態では、オイル供給手段からオイル含浸体へのオイルの供給方式として吸い上げ方式を示したがこれに限定されず、例えば、圧送方式等でもよい。
(5)実施の形態では、オイル含浸体に含浸させるオイルとしてシリコーンオイルを挙げたがこれに限定されず、オイルの種類は問わないが、特に食品に貼付するラベルや、食品をトレイに詰め包装した包装体に貼付するラベルを発行する場合には、食品添加物であるオイルが食の安全の面からも好ましい。
(6)実施の形態では、オイルタンクから輸送パイプを通じてオイルをオイル含浸体6へ
供給する例で示したが、オイル輸送パイプは用いず、例えばオイル含浸体の直上にオイルタンクを備え、該タンクの弁が僅かに開き、その開いている時間により所定量のオイルがオイル含浸体へ染み込むようにしてもよい。
6…オイル含浸体 7…オイル供給手段
7a…オイルタンク 7b…輸送パイプ
9…台紙レスラベルロール 9’…台紙レスラベル用紙
S…空間部 12…分配管(管路)
12a…給油孔 24…収容体
Claims (3)
- 可動刃と固定刃により台紙レスラベル用紙を切断する切断手段に、台紙レスラベル用紙の粘着剤や紙粉が付着するのを防ぐオイルを塗布するオイル含浸体を備えた台紙レスラベル発行装置において、
前記固定刃と前記オイル含浸体とが、上方が開口された収容体に収容され、該収容体に収容されているオイル含浸体にオイルを供給するオイル供給手段を設け、
前記切断手段の作動に連係して、前記オイル供給手段からオイル含浸体にオイルを供給することを特徴とする台紙レスラベル発行装置。 - 前記収容体は台紙レスラベル用紙の幅方向に略平行な長手方向と該長手方向に略直角な短手方向を有し、前記オイル供給手段は、前記短手方向からオイルを供給するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の台紙レスラベル発行装置。
- サーマルヘッドとプラテンローラとが対向して配置された印字部と、
前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間を台紙レスラベル用紙を搬送する搬送手段とを設け、
前記可動刃は前記台紙レスラベル用紙の印字面側に位置する前記サーマルヘッド側に設けられ、前記固定刃は前記台紙レスラベル用紙の貼付面側に位置する前記プラテンローラ側に設けられ、
前記固定刃に前記オイル含浸体を接して配置し、前記オイル含浸体の先端より前記固定刃の先端が前記台紙レスラベル用紙方向に突出していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の台紙レスラベル発行装置。
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